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レッスルエンジェルス
1名無しさん:2007/04/07(土) 17:34:04
レッスルエンジェルスのリョナを愉しむスレです。

試合で相手をフルボッコにしたり、
サディスティックに嬲ったり、
相手の関節を外しまくって動けない相手をエロエロにいたぶる…

そんな小説やレポ、妄想なんかを皆が待ってる!
グロ過ぎちゃうと引かれるので、プロレス(格闘技)の範疇でいきましょう。

旧シリーズ、SURVIVORなどは問いません。
無論、妄想設定歓迎です。

関連スレ
【2ch2 リョナ板】レッスルエンジェル(4/15まで)
http://bbs.2ch2.net/test/read.cgi/ryonani/1081180951

【エロパロ】レッスルエンジェルスのエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1175389210/

○保管庫
http://waero.h.fc2.com/

2名無しさん:2007/04/07(土) 21:10:45
乙です。

3名無しさん:2007/04/08(日) 00:58:54
1乙
ついに「ス」が付いたんだな…

44C:2007/04/08(日) 11:11:02
わたくしめがスを付けなかったばかりにスンマセン。

5名無しさん:2007/04/08(日) 18:40:14
さいたま地下プロレスには超期待だな!

6名無しさん:2007/04/09(月) 22:48:27
アメリカマット界の異端児クール・E・デンジャラスゾーン率いる狂気の団体ECWW。
ここまで苦難の連続だった武藤めぐみの米国遠征だが、未だ帰国命令はないまま次の試合の日を迎えてしまった。
プライドに賭けてもこれ以上の敗北は許されないめぐみの前に、第三の刺客が現れる。

『次に入場しますはイタリア・シチリア島出身!』
入場ゲートの奥からのそりと姿を見せたのは身長2メートルにもなろうかという大女だった。
イタリア国旗を掲げてリングサイドまでやって来た大女に気圧されまいと懸命に身構えるめぐみ。
「そんなにビビりなさんな、お嬢ちゃんよ。アンタと戦うのはあたいじゃないぜ」
「?」
「こっちだ!」
なんと大女の巨大な頭の横からもう一人の女が顔を突き出してきた。
大女の背中からリングに降り立ったのはイタリアの三色旗をイメージした
緑のシャツ・赤パンツ・白のリストバンドで固めた、レスラーと呼ぶにはあまりに小柄な女。
『“純潔イタリア人軍団”リーダー、リトル・シシリー!同行しますはビッグ・シシリー!』
ECWWマットを彩る凸凹チームが今回の相手であった。

試合の流れは圧倒的にめぐみの物だった。
対戦相手のリトルは背丈がめぐみの肩にも届かないほどの貧弱な体格で、
攻撃をもらうたびに細い身体を痙攣させて苦痛にもだえる。
頼みの相棒ビッグを介入させようとするも冷静に周囲に目を配るめぐみは付け入る隙を与えない。

「どうした、三下!」
めぐみは体格差を生かしてリトルをコーナーに押し込むと、エルボースマッシュを連発で打ちこんでいく。
(わたしも舐められたものね。こんなくだらない相手をぶつけてくるなんて)
これまでこの遠征では良いところが無かっためぐみだが、それはあくまで凶器や特殊ルールといったイレギュラーな
要素によるもの。実力ではインディー団体の無名選手たちに劣るわけはないという自信はあった。
だが、めぐみを支えてきたその自信が彼女を取り返しのつかない落とし穴に嵌めることになる。

7名無しさん:2007/04/09(月) 22:52:04
痛めつけたリトルをロープに振り、返ってきたところにケブラドーラ・コンヒーロ(風車式背骨折り)を狙う。
相手の背中を粉砕する一撃を見舞うその時、めぐみは一瞬リングサイドに目をやった。
(介入は、してこないわね)
わずかに意識が目の前の対戦相手から逸れた瞬間だった。
めぐみの膝に叩き付けられようとしていたリトルが空中で体勢を入れ換え、左腕を掴んで押さえ込む。

バキバキッ!!
「ああっ…?ぎゃあアァァァッ!!」
電光石火の脇固め。タップする暇も与えず極めきった一閃で簡単に左肩が悲鳴をあげる。
必死で逃れようとするめぐみの体をコントロールし、流れるようにチキンウイングフェイスロックへ移行。
破壊された肩をさらに痛めつけながら顔面を締め上げる拷問技だ。
「あああ………いだいぃぃぃ……」
「アタシがチビだから油断したか?もう勝ったと思ったか?お国じゃずいぶんヌルい戦いをしてきたらしいな」
「あんたなんかに……あんたたちなんかに……」
苦痛に苛まれながら呪詛を吐くめぐみを解放すると、リトルは低い背を反らせて傲然と見下ろした。
「チャンスをやるよ。もう一度かかってきな」
「ぐぐ……うああああっ!!」
痛む肩をかばいながら、めぐみは突っ込んだ。腕が使えない以上、全体重をかけてぶつかっていくしか攻撃の方法はない。
迎撃するリトルのラリアットをかわし、ロープの反動をつけてシャイニングウィザードへ…

「本当に人が好いんだな、アンタは」「あたいが居るのを忘れるなよ~」
リングサイドからロープ越しにめぐみを羽交い締めにしたのはビッグ・シシリーだ。めぐみの体にぶら下がるようにして
フルネルソンに極めているので二人分の体重とともに硬いロープが背中へ食い込んでいく。
「相手の油断につけこんで反撃だって?そんな美味い話があるわけないだろ」
身動きできないめぐみの腹に、走り込んできたリトルのドロップキックが突き刺さる!

「おげぇぇぇっ……」
吐瀉物を撒き散らしながらリングにくず折れ嗚咽するめぐみ。
その目はもはや光を失っていた。

「シシリアン・スライス!」
非情な追い打ちのギロチン式フェイスバスターが決まり、
自分の嘔吐したものに顔面を突っ込んでめぐみは意識を手放した…

86:2007/04/09(月) 22:57:37
リョナ板の方へ投下しようとも思ったんですが、どうにも繋がりにくいんで
こんな駄文ですが新スレ一番乗りをさせてもらうことにしました。
ここがこれまでのスレにも増して盛り上がっていくといいですね。

9名無しさん:2007/04/09(月) 23:22:45
一番乗り乙。
ryona板は繋がりにくいね。まぁ昔からだが。
もうこっちでいいんじゃね?




なんつーか絵師とSS職人のコラボきぼんうわ9k青;えへおはえ28あ;ふじこあ・

10名無しさん:2007/04/10(火) 01:34:40
GJ!
たまらんわぁ

11名無しさん:2007/04/14(土) 18:17:59
VIPの皆様方へ

いつも当団体の興行へ脚を運んでいただき、誠にありがとうございます。
興行場所の移転もほぼ完了いたしましたため、次回の興行を行います。

現在、前回敗北したマイティ祐希子選手の対戦相手の調整中です。
対戦相手の候補は下記をご参照ください。
 ○真壁那月
 ○グレース・ハン
 ○葛城早苗
 ○村上千秋&村上千春
     他

【スケジュール】
 4月15日 対戦相手決定(24:00〆切)
 4月18日 勝者投票券購入〆切(24:00〆切)
 4月21日 興行予定(都合により多少前後する場合があります)


※前回敗北したマイティ祐希子選手は引き続き参戦が確定しております。
 また、興行前日のスパーは興行時にダイジェストで放送予定です。

さいたま地下プロレス
----------------------------------------------------------

投票先
http://vote2.ziyu.net/html/saita.html

12名無しさん:2007/04/14(土) 18:50:33
早速投票したぜ!(*゚∀゚)=3
早くもwktk

13名無しさん:2007/04/15(日) 15:35:04
締め切りは今夜か。
この分で行くとゆっこはハンデキャップマッチを課せられそうだね。
wktk

14名無しさん:2007/04/16(月) 00:34:09
今回の対戦相手は村上姉妹に決まった様だな。
オッズ待ちだな

15名無しさん:2007/04/16(月) 01:50:32
VIPの皆様方へ

いつも当団体の興行へ脚を運んでいただき、誠にありがとうございます。
前回敗北したマイティ祐希子選手の対戦相手が決定いたしました。

 マイティ祐希子  vs  村上千秋&村上千春
      2.2倍            4.2倍

※村上千秋/村上千春は単体では持ち味が出ず、
 マイティ祐希子選手とでは試合にならないため、
 今回は特例としてハンディキャップマッチとなります。


【スケジュール】
 4月18日 勝者投票券購入〆切(24:00〆切)
 4月21日 興行予定(都合により多少前後する場合があります)

※あの新日本女子プロレスのマイティ祐希子選手(現NJWP王者)が負け残りで参戦です。
 掛け金は1口10,000円となっており、
 勝者を当てた方にはオッズ相当の配当が還元されます。
 尚、敗者は次回興行も参加予定です。
 皆様奮って御投票ならびに御観覧ください。
 心よりお待ちしております。


【告知】
 前日に行われる公開スパーではマイティ祐希子選手が
 村上千秋&村上千春組にめったうちにされます。
 その様子は試合前にダイジェストで放映し、
 売店にて1本100,000円にて販売いたします。
 村上姉妹にKOされるマイティ祐希子選手が見られるのはこれが最初で最後!?


さいたま地下プロレス
----------------------------------------------------------

勝者投票券購入所
http://vote2.ziyu.net/html/saita.html

16名無しさん:2007/04/16(月) 02:41:53
さっそく勝者投票券購入したぜ。
公開スパー映像の予約を頼む。

17名無しさん:2007/04/17(火) 14:03:16
村上姉妹の同士討ちの演技で祐希子が優勢に立ち、油断したところを逆襲の合体関節という展開も期待できる

18名無しさん:2007/04/17(火) 14:53:46
うっかり負けてしまい、次回興行で重戦車みたいな外人タッグに制裁される双子も見てみたいんだぜ

19名無しさん:2007/04/18(水) 01:00:27
村上姉妹が先行してるね。
ゆっこは負け地獄続行かな?(*゚∀゚)=3

20名無しさん:2007/04/18(水) 03:02:11
戦闘不能もしくは意識の喪失を持って決着となるので、
丸め込みでの勝利を含め、試合で勝って勝負で惨敗という展開はほぼありません。
すみませんがその点はご了承ください。

21名無しさん:2007/04/18(水) 03:18:05
逆に、カウント取りに行った祐希子が3カウントを聞いて(村上片割れの罠)油断したところを攻めるとか><

22名無しさん:2007/04/18(水) 08:42:35
コメントがなんか似てるなー。

23名無しさん:2007/04/18(水) 14:50:11
若干、組織票の匂いもするなw

24名無しさん:2007/04/18(水) 19:05:02
対戦相手投票より票数が多いなw

25名無しさん:2007/04/19(木) 00:14:40
VIPの皆様方へ

勝者投票券をお買い上げいただき、
まことにありがとうございました。
勝者投票券は、4月18日 24時をもって締め切らせていただきました。

尚、興行は4月21日予定となっております。
お誘いあわせの上、是非ご観覧ください。

さいたま地下プロレス

26名無しさん:2007/04/19(木) 00:45:08
ゆっこが負けるようで安心しました。

27名無しさん:2007/04/19(木) 01:26:29
wktkしながら待ってる

28名無しさん:2007/04/19(木) 02:18:14
ゆっこが勝つ時は、格下や悪役相手ではなく、正統派の次世代スターだと思うんだ。
つまり、当面スランプで頼むw

29名無しさん:2007/04/19(木) 19:42:48
>ダブル関節技やらツープラトン攻撃で責めまくって
>首四の字+足四の字とか キャメルクラッチ+逆えび固めとか、関節のツープラトン
>負傷したゆっこを更にフルボッコ
>村上姉妹の同士討ちの演技で祐希子が優勢に立ち、油断したところを逆襲の合体関節という展開
>カウント取りに行った祐希子が3カウントを聞いて(村上片割れの罠)油断したところを攻める

祐希子、相当屈辱の展開にwktk(*゚∀゚)=3

30名無しさん:2007/04/21(土) 00:30:11
いよいよ今日か。
wktk

31名無しさん:2007/04/22(日) 02:07:30
延期かな?
誰も文句言わないので伸びるときは言ってくれると嬉しいかも

321/3:2007/04/22(日) 04:43:39
ドォッ!!
 「うぐふうっ!! ぅぅふ…ううぅふぐううぅぅぅ……」
観客のいない試合会場。そこに鈍い打撃音と女の呻き声が響く。
ラバー製のアイマスクで視界を奪われ、両手を鎖で後ろ手に固定され、
口から血と胃液の交じった涎をだらしなく垂れ流す…。
 『炎の女帝と言われたお前も、こうなっちまえばただの肉人形じゃねーか』
ドボオッ!!
 「うううううっ!!! うおげ………。ぅううお…ぅぅうぐ…うげ………」
攻撃を防御することすらできず、腹につま先が埋まり、
胃液を吐き出しながら膝から崩れ落ち、相手の足元に傅くように蹲る。
 『今日の24時まであと3時間あるな。 まだまだ楽しめそうだ。うらぁっ!!』
 「あがああっ! がはっ!! あぐぁっ!!!」
そして目の前に転がるサッカーボールを蹴り飛ばすように顔面が蹴り上げられ、
大きく仰け反りながら身体を反転させて仰向けに転がされる。
もう分からない…。これまで何度意識を奪われたか……この地獄は何時間続いているのか…。
しかし一番分からないことは、相手のスタミナの底…。
あたしはマイティ祐希子。無抵抗とはいえあたしをここまで責めつづけているのに
なんで責め疲れしてない…?
 『まだ休むには早いだろ。 …なんせまだ3時間あるんだからな』
今度は倒れた祐希子の身体を引き起こし、背後に回ると高く抱え上げてバックドロップっ!!
 「っぅがうっ!! っぅああ……っ!!」
祐希子の口から唾液が飛び散る…。
既に祐希子は脂汗で水着をぐっしょり濡らし、
口からだらしなく垂れ流される涎でベタベタに汚れ、
いつやったか記憶に残っていない失禁で股間をグズグズに濡らしていた…。
 『おらぁっ!!次はジャーマンだっ!!』
グシャァッ!!


…………………………………。
…………………。
……また意識をなくしてた…記憶がとんでる……。
 「ぅ………ぁ……」
 『これだけやっても生きてるんだからすげーな。さすがに疲れてきたしそろそろ時間も近づいてる。
  これが最後のプレゼントだ。』
祐希子の身体がうつぶせに転がされると、尻を高く突き上げるような体勢をとらされ…
 『涎とか鼻水だけじゃなくてオシッコも出すなんて汚ねーヤツだな。
  ついでだから全部出せばいーんじゃねーの?あと出してないのはここだけだしよ。』
祐希子の尻にあてがわれた"それ"は肛門に突き刺さり……
 「いぃぎ……やめ…やめろぉおおっ!!! いやああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
…………………………………
…………………

332/3:2007/04/22(日) 04:44:22
本日の対戦
 マイティ祐希子  vs  村上千秋&村上千春
      2.2倍            4.2倍

前日行われたスパーでボロボロにされる姿が映し出される会場に設置された巨大モニタを背に、
ラバー製のアイマスクをつけ、後ろ手に手錠を嵌められたまま
鎖につながれた首輪を引かれて花道を入場する祐希子。
その口はリングギャグを噛まされ、だらしなくダラダラと涎を垂らし胸元に涎の染みを作っていた。
その染みは前回の敗北から今日までの屈辱的な扱いを示すとともに、
猿轡が入場のデモンストレーションではないことを証明する。
祐希子の拘束具が取り外されると、昨日の疑問は解消された。
目の前に立っていたのは村上千春と村上千秋。
…二人だった。二人は交互に祐希子に手を下し、交互に休んでいたのだ。
”マイティ祐希子、村上千春、村上千秋の入場です!
 ルールの確認をいたします。戦闘不能もしくは意識の喪失により決着とします。
 凶器攻撃、反則いずれも無制限、3カウント、ギブアップ、ロープブレイクは無効です。
 また、敗者は次回の興行開催の前日に対戦相手の技受けダミーとして
 反撃禁止のスパーの相手を務めることになります。
 昨日の生贄はマイティ祐希子。巨大モニタに映る映像をご確認ください。
 尚、この映像は試合後に販売いたします。どうぞお買い求めください。
 それでは試合開始です。”
即座に試合開始のゴングが鳴ると、祐希子を取り囲む二人。
 祐希子「昨日のお礼はさせてもらうわよっ!」
先に動いたのは祐希子。千秋に組み付き、両脚の間に手を入れボディスラム!
しかしその間に祐希子の真後ろに回った千春が、祐希子の股間を掬い上げるように下から蹴り上げるっ!
 千秋 『ううあっ!!』
 祐希子「いぎあっ!! っぐぅっっ!!」
すぐに向き直り千春をソバットで吹き飛ばす祐希子。
重心が高くなった祐希子に背後から飛び掛り、フェイスクラッシャーで祐希子の顔面をリングに叩きつける千秋。
 千春 『っぐぁっ!!』
 祐希子「がはっ!! あが…っ!!」
決して二人で組み付かず、祐希子が片方を相手にしている間にもう片方が確実に祐希子にダメージを与える。
息の合った攻撃で肉を切らせて骨を絶つ二人。
前日の拷問の影響もあり、確実にダメージが蓄積していく祐希子が捕まるのにそう時間はかからなかった。
倒された祐希子の上に馬乗りになりマウントパンチを叩き込む千秋。
押さえ込まれて動きの止まった祐希子の両脚に脚4の字固めをかける千春。
 祐希子「ううぁああ!!! おがっ!! ううぁあああ脚がああっがはっ!!!」
地力に勝る祐希子が千秋を振り落とす…が、千春を振り切る前に今度は千秋の首4の字固めが決まる。
顔を赤く染め、スタミナが奪われていく祐希子。
 千秋 『……スリーパーに弱いってのはほんとだな。千春見ろよこの顔。』
 祐希子「うげえぇ……がは……ぁ……あぐぅ…………かは…」
 千春 『おめーバカか。ほんとに苦しんでると思ってんのか? 演技じゃねーの?』
首を絞めあげられ、悲鳴をあげられない祐希子の脚をこれでもかとばかりに痛めつけると、
続けて祐希子の両脚を抱え逆エビ固めに入る千春。
そしてひっくり返された祐希子の上にまたがり、祐希子の両手を脚で固定しキャメルクラッチをかける千秋。
 祐希子「ぁぉお………ぁ……がぁ……うぐ…ぐぐう……」
頭と足先が届きそうなほど反りあげられ、くぐもった呻き声を上げる祐希子。
千春が逆エビ固めを解くと、千秋は祐希子の顔をそのぶん反らして無防備な上半身を晒させると、
千春が鳩尾につま先をめり込ませるトゥキックっ!
 祐希子「ふげえええぇっ!!! ぅおげえええ…っ!!」
さらにロープに走り、反動を利用して飛び出すと、祐希子のゆがんだ顔面にドロップキックっ!
キャメルクラッチを解き、祐希子を無理矢理立たせ、千秋のジャーマンスープレックスっ!
マングリ固めで固定された祐希子の股間に千春の電気あんまが炸裂っ!!

342/3:2007/04/22(日) 04:44:56
流れるような連携で祐希子に自由を赦さない二人と、常にどちらかに捕まった状態が続く祐希子。
さらに千秋が祐希子を引き起こし羽交い絞めにすると、千春がロープに走る。
 祐希子「ぅぅぅ…この二人を何とか分断しないと……」
 千春 『おらああぁっ!!ぶっ飛ばしてやるっ!』
羽交い絞めにされた祐希子の首めがけて千春のラリアットっ!
しかし紙一重で祐希子が羽交い絞めから脱出し、千春のラリアットは千秋の首に炸裂し、
もんどりうって場外に弾き飛ばされる千秋。
 祐希子「こんどはこっちの番っ!」
ようやく二人を分断した祐希子は千春にドロップキック、さらにバックドロップでリングに倒し
場外で千秋がダウンしているのを確認すると、反対のロープに走って反動をつけ、
トップロープを飛び越えてプランチャー!!
しかし祐希子が飛ぶと同時に千秋は横転してプランチャーを避け、
その下から折りたたまれたパイプイスが現れる。
グシャァッ!!
 祐希子「ぁああああああーーーーーーーーっ!!」
回避策も無くそのままイスに身体ごと突っ込み、胸を抑えてもんどりうつ祐希子。
そしてコーナーに上った千春が祐希子の腹めがけてコーナーからのフットスタンプ。
腹を抑えて蹲る祐希子だが、それすらも赦さないとばかりに千春がカベルナリアで身体を固定すると、
胸と股間を目の前の観客席に見せつけるように固定された祐希子の腹に千秋のキックが容赦なく炸裂し、
フットスタンプのダメージで力の入らない腹筋では防ぎきれず、たまらず胃液を噴き出す祐希子。
 千秋 『おらぁあっ!! どうしたあっ!! やわらかいサンドバッグだなおらあああっ!!』
 祐希子「ぐうおおおおっ!! ううぐっ!!! っげうえええ……ううぐえええぇぇぇ…っ!!」
千秋はパイプイスをばら撒きはじめ、千春は祐希子を引き起こし祐希子の頭を両脚に挟みこむ。
そのまま振り上げると、千秋も手伝ってパイプイスの上にダブルパワーボムっ!
意識の飛びかけた祐希子をようやくリングに押し込み、千春が祐希子に組み付く。
…その瞬間祐希子が身体を入れ替え、スクールボーイで丸め込み、千春をフォールする。
千秋はまだ場外。どこからかカウントが聞こえ…
 『1…………2………………………3っ!!』
祐希子のフォール勝ち。千春のフォールを解き、立ち上がろうとする祐希子に…
 千秋 『って、そんなわけあるかぁっ!』
パイプイスが脳天に炸裂!
座面が吹き飛び、突き破られたパイプイスが祐希子の胸に引っかかり、上腕を固定。
千春が祐希子を肩車で担ぎ、千秋がコーナーに上り…ダブルインパクト!
千春&千秋『これで終わりだあぁっ!!』
千秋のラリアットが祐希子の首を刈り取り、
そして千春の崩れJOサイクロンが祐希子を真っ逆さまにリングに叩きつける。
 祐希子「あぐぐうぅぅぅぅぅっ!!」
意識が吹っ飛び、大の字になってリングに沈む祐希子。

会場には勝敗を告げるゴングが響き渡った。

35名無しさん:2007/04/22(日) 04:50:29
すみません1日遅れになりました。
というか、前回の反省からもともと日曜日にかきあげるつもりでスケジュールを立てたのですが、
日曜日は4/22だということに今気づきましたびっくりです。
公開スパーは売店で売ってるので購入した体で、
レポ形式などで適当に好きな攻撃とかフォローしてくださって結構です。

36名無しさん:2007/04/22(日) 14:12:02
GJだ!!!
たまらなくGJだと言ってしまう。

37名無しさん:2007/04/22(日) 21:51:11
千秋『って、そんな訳あるかぁっ!』
に笑った。
ゆっこがどんどん惨めになってくよ???
もう行き着く先は肉便器だな。

38名無しさん:2007/04/23(月) 00:59:04
肉便器はエロパロにおまかせして、リョナ板ではリョナるのが良いと思う

39名無しさん:2007/04/24(火) 01:41:14
何だこのスレは…。
素晴らしいとしか言いようがない!
まさにサンキュー!

40名無しさん:2007/04/24(火) 02:54:55
シメグルで「得意分野で遅れをとる」というのを眼にして
飛び技で痛めつけられるゆっことか妄想
大股開きに固定されて繰り返し股間にダイビングニードロップ決められるとか

41名無しさん:2007/04/24(火) 03:23:20
>>40
いいねー。
飛びつきに行ったところを股間に迎撃攻撃とかw

42名無しさん:2007/04/24(火) 03:40:00
その構図は、育ったむとめにムーンサルトプレスよりも難易度の高い
シューティングスタープレスを覚えさせて既に実現済みだっ!

43名無しさん:2007/04/24(火) 13:24:00
>>42
その辺の詳細をSSで頼む

44名無しさん:2007/04/25(水) 06:54:45
ちょっと大味になってきた?前のネチネチ描写も好きでした。

45名無しさん:2007/04/26(木) 16:34:22
しまった・・・ちょっと見ないうちに、新スレになってたのか。
前スレ保存してないのに・・・

46名無しさん:2007/04/26(木) 17:14:45
>>45
http://bbslog.aspire.client.jp/ryonani/
ここで探せばおk。

ついでに、なにか妄想投下しないか?

47名無しさん:2007/04/28(土) 01:58:24
SS投下スレじゃないんだからそんなにねだるのも…。
とりあえず自分もネタ投下どぞー。

48名無しさん:2007/04/29(日) 12:10:11
まとめの記念絵良いね
モーガン×ゆっこの妄想練ってくる

49名無しさん:2007/05/01(火) 09:56:40
>>48
今見た。まとめの中の人がリョナよりのリクするとは思わなかったわw

50名無しさん:2007/05/03(木) 10:24:25
ロープまで 私を乗せて さあお行き

今週の川柳はこれが一番よかった。

51名無しさん:2007/05/03(木) 14:28:31
さいたま地下プロレスの次戦はまだかね?

52名無しさん:2007/05/04(金) 01:27:58
俺もそろそろ地下プロレス分補給したい

53名無しさん:2007/05/05(土) 17:38:22
次の対戦相手は菊地か来島さんあたりを希望したい。

54名無しさん:2007/05/05(土) 20:28:41
そろそろ新キャラ勢がいいな

55名無しさん:2007/05/07(月) 00:57:41
ぼくは>>48さんの妄想をごちになりたいです

56名無しさん:2007/05/10(木) 23:28:57
菊池ネタだと
●菊池VSデスピナ○
ジュニアチャンプの菊池が王座奪還を狙うデスピナにボロボロにされる。

○菊池VSゆっこ●
菊池が7番勝負ですっかり弱くなってしまったゆっこに失望してトドメを刺す。

とか見たい。

57名無しさん:2007/05/13(日) 12:45:40
IWWF世界ジュニアヘビー級タイトルマッチ
●菊池VSデスピナ○
(43分19秒 ギブアップ)

試合開始12分、場外に追い込まれたデスピナの苦しまぎれの一撃が惨劇の始まりだった。

デスピナとはベルトをめぐって何度も戦っている菊池は、デスピナの癖を熟知しており、
試合序盤は、デスピナにつけいる隙を見せなかった。

絶えかねたデスピナは場外に脱出。
菊地はブランチャー追撃し、二人とも客席にもつれこんだ。
先に立ち上がったのは菊地だったが、バカ真面目な菊地は、巻き込んだ観客に「ゴメンナサイ!」と謝ろうとしたそのとき、
尻もちをついた姿勢のデスピナが苦しまぎれにつかんだ椅子で菊地の右膝を殴打。
「ぎゃあああああ」と膝を抱えて転げる菊地にさらに椅子で殴りかかる。
1激、2激、3激目で、カウンターのキックでふっとデスピナ。
「卑怯モノぉ、アンタなんかに負けない!」怒りに燃える菊池。
だが、デスピナはすばやく起きあがり、お返しとばかりに菊池の腹に鋭いトウキックを食らわせる。
「ゲホォ・・・」
菊池の動きがとまった隙に椅子を拾い上げ、今度は椅子で菊池の右膝をはさみこみ体重をかけてジワジワと痛めつける。
「うあああああああああああ、やめろぉぉぉぉ、ああああああああ」頭を抱えてもがく菊池。
「ホラホラホラ、どうしたキクチ?」残忍な笑みを浮かべるデスピナ。
「こぉおぉぉん、なああああああああ、ひっきょぉおおおなあああああああ・・・」
「ああ?、聞こえない・・・よっと」トドメとばかりに椅子ごと、フットスタンプ。
「ぎゃあああああああああ」この瞬間、菊池の右膝は完全に破壊された。

あとは、一方的な展開だった。
グッタリした菊池をリングに押し上げ、ドランゴンスクリューから、片エビ固めに決める。
「ヘイ、キクチィ、ギブ?、ギブぅ?」
「ノォオオ、アンタああああなんかニャギャアアアアアアアア」菊池の闘志はまだ燃え尽きていない。
こうなるともはや意地の比べあいだ。
タップしない菊池にごうを煮やしたデスピナは菊池の右足をひきづりコーナーへ、
ロープに大股開きにすると、腹、膝、股間、尻にストンピングの嵐、
「そうかよ、だったら、許してくださいって言わせてやる。」
だが、「ゲホ、アゥ、アアアアん、グエ、ギャアアア、アン!」菊池の叫びに妙な響きが混ざりだした?
「アレ?・・・・・、へへぇ・・・」股間のしみに気づいたデスピナは
「アンタを、天国にイカせてやるよっ!」
「え?、アアアアアアアアアン、アンッ、アアアン、イヤアアッ、アン」股間と尻に集中攻撃を浴びせる。
「この変態。アハハハハハハハ、感じてんのかい!? キクチィ!」
「ちがっ、やん、あん、あふ、へんっ、タアアアあああああああああ、だめぇえ」
「ほらほらほらほらほら、イケイケイケイケ」
ぷしゃあああああああああ、股間で何かがはじける音がした。
「うああああん、も、もぉ、ゆるじてぇえええええええ、」菊池が燃え尽きた音だった。

カンカンカンカン!終了のゴングが鳴り響いた。
だが、惨劇はまだ終わらない。

「ああ?、聞こえねぇ」顎をつかんで頬をなめ回す。
「うああああ、ゆるじてぇ、くださぁぁい、デズビナさぁぁ、まっぁぁあんっ!、んっ?ちゅば?、なぁぁんぃぃ?」
菊池の口に指を突っ込んでなぶり、唾液でドロドロになった手をそろえて妖艶に笑いながら
「ダァメ、イっちゃいな」
菊池のヴァギナにフィストファック!
・・・「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

菊池はタイトルと処女を失った。

58名無しさん:2007/05/13(日) 12:53:08
56=57です。
菊池祭のきっかけになればと、自分で書いてみました。初作品なので、誤字やら行間とりわすれとかあって、読みにくいかも。
スマソ。
誰か、後に続いてくだされ。

59名無しさん:2007/05/13(日) 14:22:52
>>58
GJ。
いい嬲りだw

60名無しさん:2007/05/17(木) 16:10:17
さ、さいたま地下プロレスはまだか!?

61名無しさん:2007/05/17(木) 22:54:53
俺も密かに第2弾を期待してる

>>58
遅くなったけどGJです!

62名無しさん:2007/05/26(土) 04:10:16
『エース・マイティ祐希子、IWWF王座に挑戦!』

シリーズ最終戦のビックマッチ、マイティ祐希子のIWWF王座挑戦が発表された。

今シリーズから提携により参戦した来たIWWF勢。
ベテラン勢の故障や衰えも目立ち始め、急場の凌ぎや若手の育成が目的での提携である。
チャンピオンであるクリス・モーガンは来日する事は無かったが、タッグチャンピオンの片方はシリーズ参戦。
もう一人も最終戦に合わせて来日するという事になった。
そして、団体対抗という形を取ってのシリーズ興行に打って出たのだった。

ところが、団体の思惑を超えてIWWF勢は強敵だった。
団体ベテラン勢はIWWFトップ勢に勝てず、若手同士なら同格と思われていた若手勢は手も足も出なかった。
台所の苦しい団体としては、圧倒的な力の差を見せられ、IWWFに離れなれるというのは致命的だ。
どうにかしなくてはならないが、どうしたらいいのか…そんな空気が団体の首脳部を包んでいた。

世界でもトップクラスの実力団体であるIWWFに負け続きの団体ではあったが、
その中で唯一、気を吐いていたのがマイティ祐希子だった。

タッグマッチ・シックスメンながら、互角以上の試合を見せていたのである。
そこで団体は、当初予定していたタッグ王座よりも、可能性があるシングル王座への変更を捻じ込んだのだった。

確かに他の所属選手が勝ち星を上げられない中、祐希子の奮戦は特筆に価していた。
黒星だらけの団体の中で、シングル・タッグ含めて唯一黒星をつけていなかった。
タッグではパートナーを必死にフォローし、タイムアップとなった。
ジュニア王者にはシングルで格の違いを見せつけての勝利を飾った。
コンテンダーと目される選手からもシングルで30分を超える激闘の末、ピンフォールを奪った。
チャンピオンタッグではないにしろ、タッグ王者からもフォールを奪って勝利した。

そういった展開を持って、シリーズ最終戦にIWWFチャンピオンである、クリス・モーガンを引っ張り出したのだった。
IWWFからすれば東洋の島国団体に舐められてたまるかと言う面子を。
団体からすれば、瀬戸際の勝負である。
ここで祐希子が勝利すれば知名度も上がりIWWFを捕まえておける、負ければ後の無い大勝負である。

団体の運命、首脳部の思惑、ファンの願い…全てを背負って祐希子はタイトルマッチに臨んだ。
……しかし―――

63名無しさん:2007/05/26(土) 04:10:48
しかし、試合は圧倒的な展開へと向かっていっていた。

開始直後の力比べ。
必死に踏ん張る祐希子をよそに、飄々と押しつぶすモーガン。
高速で叩きつけるボディスラムを見舞うと、祐希子の腰が跳ね上がるほどのギロチンドロップを喉元に叩きつける。
祐希子は立ち上がり際に反撃のドロップキックを放つも、倒れない。
ならばと、ロープに走ってのフライングニールキックを見舞うも、立ち上がるよりも先にモーガンが立っていた。

序盤から既にチャンピオンと新人が試合をしているかの様な空気が会場を包む。
―――このままでは…
―――あの祐希子でもチャンピオンには勝てないのか…
諦めにも似た空気が漂っていた。

一方、祐希子は―――
完全に、モーガンに呑まれていた。
次の手をどう打っていいのかわからない。
チャンピオンの攻撃力がここまで圧倒的だとは思いもしなかった。
それでも、負けるわけにはいかない。
団体の命運を賭けているこの勝負、石に齧りついてでも勝たなくてはならない。
祐希子は死力を振り絞り、エルボーを放った―――

64名無しさん:2007/05/26(土) 04:11:20
結論から言えば、力差は圧倒的だったと言わざるを得ない。
祐希子のエルボーは、モーガンの胸元に叩き込まれたが、グラつかせることも無かった。
逆に受けたビンタ一発で意識を飛ばしかけた祐希子に、モーガンは祐希子の鳩尾をクローで掴む。

「うべぇっ! ぐぉええええぇぇぇ!! ぶぇええええ!!!」

圧倒的な握力に、無様な悲鳴と胃液を撒き散らし悶える祐希子。
そんな祐希子を冷酷に見下すモーガンは、そのまま祐希子を担ぎ上げ、コーナーに投げ飛ばす。

鈍い衝突音と共に「ブツッ、ビリィィィッ!」という、何かが裂ける音がする。
祐希子のコスチュームの左胸部分が何かに引っかかり、裂け破れてしまったのだ。
しかし、当の祐希子はそれどころではない。
ストマッククローで悶絶してたところを投げ飛ばされ、受身も取れず強かに頭を打ったため意識が朦朧としている。
立ち上がるのも一苦労といった状態だ。

そんな祐希子を無理矢理立たせ、腹部にトゥキック、ビンタと叩き込み、磔にして対角線に下がるモーガン。
そのまま走り込んでのボディーアタックに、祐希子は完全にグロッキー状態になってしまう。
それでもモーガンは祐希子に止めを刺す。
リング中央に引きずり、無理矢理起こして至近距離からのラリアット一閃。
弧を描いて吹き飛ぶ祐希子。
倒れ、ビクンビクンと無様に痙攣する祐希子にモーガンが近づく。
会場の全てが祐希子の完全フォール負けという、3秒後の未来を想像した―――

65名無しさん:2007/05/26(土) 04:11:50
ゴツンッ!

「がはぁっ!」

ガツンッ!

「ぎひぃっ!」

ゴスッ!

「ぎゃひぃっ!」

がんっ!

「ひぎぃぃぃっ!」

まるで餅つきの様に祐希子の体を持ち上げ、股間を膝へ叩きつけるモーガン。
叩きつけられる度に揺れる剥き出しの胸からは、汗が飛び散る。
目からは大粒の涙が溢れm叩きつけられる度に失神に向かって白目を剥きかける。
四肢はもはや完全に力が抜けている。
叩きつけられる度に跳ねる様は、まさしくマリオネットの様でもある。
最早、かすれた悲鳴しか上げられない口からは、飛び散った涎にまみれている。
幾度となく叩きつけられた鼠頚部はクロッチが変色し、汗とは違う液体で濡れている。
祐希子が逆転する可能性―――それは、もう完全に潰えた。

そして、モーガンは祐希子の体を一際高く抱え上げ―――

「っっっっっ!!!!!!!!!!!!!!」

悲鳴なぞ上げる事も叶わなかった。
逃げ場の無い衝撃は全て祐希子の全身に伝わり、全身を駆け巡る。
解放された祐希子は一歩、二歩と前に進み……

「あ…へぇ…」

完全に白目を剥き、前のめりに倒れこんだ。
鼻水も垂らし、突き出した舌でリングを舐め、突き出した尻からは黄色い液体を垂れ流し水溜りを作っていた。

祐希子の、完膚なきまでの惨敗に、会場からは声もなく、空しく試合終了のゴングが鳴り響くのだった。

66名無しさん:2007/05/26(土) 04:12:30
以上、>>48で言ってた妄想練ったヤツ投下

67名無しさん:2007/05/27(日) 00:28:24
男はやっぱりアトミックドロップ

68名無しさん:2007/05/27(日) 15:06:31
 ∧_∧
( ;´∀`) GJ!僕の股間も大変なことになってます。
人 Y /
( ヽ し
(_)_)

69名無しさん:2007/05/29(火) 23:23:58
最高

70名無しさん:2007/06/07(木) 13:34:17
レッスルエンジェルスサバイバーキャラクターファンブック買った人いない?

71名無しさん:2007/06/08(金) 00:17:58
>>66
GJっス!
抜いた回数が2桁いったでよww

72名無しさん:2007/06/18(月) 03:02:23
むとめ放浪編 とか
ゆっこ嬲り とか
南嬲り とか
さいたま地下プロレス とか

続き新作期待age

73名無しさん:2007/06/19(火) 09:47:59
まとめサイトに絵師さんからの感想きてたお

74名無しさん:2007/06/26(火) 21:11:44
妄想ネタでもいい、きてくれー!

75名無しさん:2007/06/27(水) 20:54:44
コピペだけど
ビューティ市ヶ谷&南利美組 対 マッキー上戸&ラッキー内田組
観客は一瞬にして静まり返った。何故ならばリング上にいる2組のタッグが殺気を放ちすぎている。まるでこれからするのが試合ではなくお互いの存在をかけた殺し合いをするのかという風なぐらいに。

事の起こりは数週間前、雑誌のインタビューを受けたマッキー上戸とラッキー内田。
最後にこの記者がいらないことを言った。曰く「お2人とビューティ市ヶ谷と南利美ってキャラかぶりすぎですよね」と、これで2人に火がついてしまった。それは彼女たちも常々思っていたことだった。戦うスタイルどころかお互いの容姿まで似通っている、その結果比べられることが多い。
「あんな旧時代の年増と一緒にするな」とか「もう、彼女たちは時代遅れ」「ってか、こっちのほうが2cm胸でかい!!」などなどの罵詈雑言留まるところを知らない。
さらに悪かったのがその記者がそのまま記事にしてしまったのをビューティ市ヶ谷が見つけ、怒髪天をつき南をも巻き込んで今回の試合を無理矢理成立させたのだった。当初は
「リングは実力の世界だから」とあまり関心のなかった南利美だったが「南さんの関節技って、男らしいってゆうか悪く言えば見てて華がないんですよね。その点、私は・・・」
(by ラッキー内田)という記事を見て俄然やる気をだしていた。
そして今日に至る。
ビューティ市ヶ谷は白いドレスのような、南利美は紫の落ち着いたワンピースのようなコスチューム。対するマッキー上戸とラッキー内田は基本は同じだが、それぞれ炎と氷をイメージしたものになっていた。

ゴングが鳴る。

ビューティ市ヶ谷とマッキー上戸、南利美とラッキー内田、力と力・わざと技のぶつかり合いが始まった。最初こそ若さゆえの勢いかマッキー上戸とラッキー内田が圧倒していた。だが、ビューティ市ヶ谷達には最初から真っ向勝負で決着をつける気はさほどなかった、それならばわざわざ裏興行で戦う必要はない。今回の戦いの目的は生意気な口を叩いた2人をとことん辱める事実力の差と恐怖を植えつけ、それでも立ち向かってくるのならば今度は表で叩き潰せばいいと思い相手の技を受けるもののダメージは最小限に抑えていた。
一方、年若い2人も内心は同じようなもので早々に終わりにしてその後にゆっくり痛ぶってやろうと思っていた。

今までの経験の差か、次第に戦況はビューティ市ヶ谷側に傾き始めた。そして、ラッキー内田が南利美によってリング外へ連れ出され、マッキー上戸はビューティ市ヶ谷の必殺技「ビューティーボム」を連続で食らわされ、意識を飛ばした・・・。

「や・・・て、う、・・ウッ、あ、・・・めてはぁ・・・ん・・んんっん」
「ここを・・・ルそうな顔して・・・に濡らすな・・・」
「私の関・・に華がないってど・・・と?・・・明して」
「・ゃあぁぁぁ、痛い、いたいぃ、やめてぇ・・・ぁん、あんっ」
(・・・なに?・・・だれ・・・が)
途絶えた意識の中、最初は誰かが泣き叫んでいる、うるさいと感じる程度だった。徐々に沈んでいた意識が戻ってくるにしたがって、それが滅多に苦痛の声を上げないパートナー、ラッキー内田だとわかると霧が晴れるように覚醒した。
「・・・っっつ、お前らあああああああああああ!?」
目覚めてみたのは相棒の凄惨な姿だった。場外で南利美にはキャメルクラッチを極められ、しかも胸をはだけさせられていた。しかも2人がかりだったのだろう、その胸には叩かれ赤くはれ上がっていた。その片割れ、ビューティ市ヶ谷はラッキー内田のアナルに自分の指を突っ込んでいる真っ最中だった。すぐにでも飛び出して止めさせようとしたが体が自由に動かない、見ればロープに両手足とも縛られて磔のようにされてしまっていた、しかも全裸で。
「い、いやぁああああああああああああーーーーーーーーーーっ!!!」
どれだけの時間、衆人環視のもとにこの裸体をさらしていたのだろう。あまりの事に我を忘れ、悲鳴を上げ自分の体を隠すためにうずくまろうとしたが、当然不可能だった。
「あらあら、やっとお目覚めですの?私、待ちくたびれましたわ」

76名無しさん:2007/06/27(水) 20:55:28
コピペ続き
いつの間に来たのか、横にはビューティ市ヶ谷が立っていた。
「なん・・・こん・・な・・・ひど・・」
呂律が上手く回らない。そんなマッキー上戸をビューティ市ヶ谷は面白そうに見つめる。
「酷い?よくもそんなことがいえますわね。あなた達も私たちに同じような事をなさるおつもりだったのでしょう?それにこんな事になってるのは貴女のせいなのですわよ?」
唐突にそんなことを言われマッキー上戸は見返す。
「おーほほほっ、だってそうでしょう?この試合は、ギブアップか相手をイかせるのが勝利条件。ところが試合権利のある貴女がお寝んねしてしまったから、だから私達仕方なくあの娘と試合していたんですのよ?」
なにが、だからなのだろう?・・・仕方ない?嬉々として相棒を苛め抜く2人の姿が浮かんだ。だが自分が失神してしまったためにこんな事になってしまったのも事実。うなだれる、悔やんでも悔やみきれない。
「試合はまだ続行中ですわよ?」
そして、観客の方にツンと突き出していた乳首をつねられる
「まぁ、これが私より2cm大きいとおっしゃられたお胸ですの?」
乳首をひねられ伸ばされる。そこへ今度はねじれを加える。
「ひぃ、いた・・い、ね、ねじるなぁ・はひぃ・あぁ、あ・・さわるなぁ」
パシンっ、パシン、パシンっ、パシンと尻を叩かれる
「ひぃあぐぅッ、あぐぅッ・・・・痛いッ!」
そのあともパシンっ、パシン、パシンっ、パシンパシン、パシンっ、パシン・・・・・・。
「やめて、う、あっ、ウッ、あ、やめて、はひぃ・あぁやめて、お願い、ギブアップするからぁ」
パシ、手が止まる。これで、これで終わったのだ、自分もラッキー内田も解放される。そう思った。返ってきたのは不審を咎める声。
「なにを言ってますの?貴女はロープに寄りかかっているだけでしょう。それなのにギブアップとは意味がわかりませんわ」
そしてまた再開されるしりへの平手打ち、パシンっ、パシン、パシンっ。そして、次第に高まってくるある感情。
「くぅう・・・はぁあ・・・んぅん・・ぐぅぅっ!ひぃぐぅうっ!だ、だめぇ・・それ以上だ、だめぇ」
尿道から外へ排出されようとする水分、即ちおしっこが膀胱を圧迫していた。
(あぁ、だめ、漏れるぅ、でちゃうでちゃうでちゃうぅぅぅぅぅ)あわや、お漏らしかと思われた時、ビューティ市ヶ谷の指が挿入され出口が押さえられる。
「ひぃいいーッ! あぐぅッ・・抜いて、抜いてぇださせてぇ」
「おーほほほほほほっ、自分からお漏らししたいだなんて、とんだ変態ですわね。でも条件がありますわ、イくって言いながらだしなさい」
「そんなぁ、そんなことでき・・・ない」
出したい・・出来ない・・最後の理性で抵抗する・・・いや、人としての意地だった。
「おーほほほほほほっ、強情な。我慢しても苦しいのは貴女だというのに・・・ひぃっ」
ビューティ市ヶ谷突然すごい力で押され、指が穴から外れる。(だせるだせるだせるぅ)と思ったのもつかの間、別の指が入れられる。新たに指を入れている人物、その人こそラッキー内田だった。責めていた南はぺたんと腰を抜かしており、どかされたビューティ市ヶ谷も呆然としている。(ラッキー・・・助かった・・)
「・・・・・・るの」
「ふぇ、なひィを・・・」
「あんたがイくっていいながら出せばそれで終わるの!!!」
次の瞬間、尿道からおしっこがすごい勢いで飛び出す。
「ひっ!いゃっいやぁひぃぃいいいいいいいで出るーーーーっでてるっーーーだしちゃってるうーーー」
マッキー上戸が仰け反りながら歓喜の声を絞り出す。そのおしっこを真正面から浴びながら、ゴクゴクとのみくだしラッキー内田はクリトリスを弄る。
「違うっ!!!あんたが言うのはイくだっ!!!とっととイけイけイけっ!!」
「はぁぅぅぅ、い、いゃ、いやぁああああああああああああ、おしっこイっちゃてるですぅぅううう!!!ぎぼぎいーーーーーーーっクリトリスいじっでおぢっご、おっじご、じながらイくのぎぼぢいいですうううううううううううう、でてるうううううううう」

77名無しさん:2007/06/27(水) 23:25:34
なぜコピペ・・・。

78名無しさん:2007/06/28(木) 00:24:47
コピペって…無許可は駄目なんじゃね?

79名無しさん:2007/06/28(木) 01:33:31
コピペ元は知らんが・・・この面子なら南に堕ちて欲しかった

80さいたま地下プロレス:2007/06/28(木) 01:52:51
VIPの皆様方へ

いつも当団体の興行へ脚を運んでいただき、誠にありがとうございます。

現在、2連敗中のマイティ祐希子選手の対戦相手の調整を行っておりますが、
今回は対戦相手の調整が難航しております。
候補に上がっていない選手についても柔軟に検討中のため、
調整がついた選手を優先して試合への運びとなります。
現在の対戦相手の候補は下記をご参照ください。
 ○マッキー上戸
 ○ラッキー内田
 ○富沢 レイ
 ○石川 涼美
 ○近藤 真琴
 ○優香
     他

【スケジュール】
 7月01日 対戦相手決定(24:00〆切)
 7月04日 勝者投票券購入〆切(24:00〆切)
 7月08日 興行予定(都合により多少前後する場合があります)


※前回敗北したマイティ祐希子選手は引き続き参戦が確定しております。
 尚、興行前日のスパーの放送は未定です。

さいたま地下プロレス
----------------------------------------------------------

投票先
http://vote2.ziyu.net/html/saita.html

81名無しさん:2007/06/28(木) 02:30:13
さいたま地下プロレスキタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!

82名無しさん:2007/07/02(月) 00:13:22
まさかの龍子ママンか…新規で追加されたの見たときはそれもありかなとは思った俺富沢派。

83名無しさん:2007/07/02(月) 01:55:00
龍子かー。
ちょっと意外だったかな? コメントないしw
龍子相手だとリアルに負ける場合もあるし、祐希子絶対不利だよなw

84さいたま地下プロレス:2007/07/02(月) 02:04:09
VIPの皆様方へ

いつも当団体の興行へ脚を運んでいただき、誠にありがとうございます。
2連敗中のマイティ祐希子選手の対戦相手が決定いたしました。

 マイティ祐希子  vs  サンダー龍子
      2.0倍            2.5倍

 出場選手はまさかの2連敗で新日本女子の興行を長期欠場中のマイティ祐希子選手。
 祐希子不在の新日本女子に殴りこみをかけ、アジアヘビーベルトを奪い、
 すぐさま返上したWARSエースのサンダー龍子。
 アジアヘビータイトルマッチなど前座だ!
 真の頂上決戦の火蓋がここに切って落とされた!

【スケジュール】
 7月04日 勝者投票券購入〆切(24:00〆切)
 7月08日 興行予定(都合により多少前後する場合があります)
 
※富沢選手と調整を進めておりましたが、
 紹介されたサンダー龍子選手と話がまとまりました。
 掛け金は1口10,000円となっており、
 勝者を当てた方にはオッズ相当の配当が還元されます。
 尚、敗者は次回興行も参加予定です。
 皆様奮って御投票ならびに御観覧ください。
 心よりお待ちしております。

さいたま地下プロレス
----------------------------------------------------------

勝者投票券購入所
http://vote2.ziyu.net/html/saita.html

85名無しさん:2007/07/02(月) 02:05:33
くっ…またsage忘れた…。

86名無しさん:2007/07/02(月) 02:15:25
あげてくれたおかげでこのスレに気付いたんだぜ
投票してきた

87名無しさん:2007/07/02(月) 04:24:09
ぬお、何故か既に投票した扱いになってる…
投票してない筈なんだが、無意識に投票してしまったのだろうか?w

龍子がボロボロの祐希子を圧倒した挙句、スタンディングスリーパーで絞首刑葬を期待

88名無しさん:2007/07/02(月) 04:43:04
半失神状態の祐希子に
プラズマサンダーボム3連発

89名無しさん:2007/07/02(月) 09:33:14
俺も投票済み扱いになってるわ・・・。

90さいたま地下プロレス:2007/07/02(月) 21:29:03
利用させて戴いている投票システムは、
前回の投票からxx時間経過するまで次の投票が出来ない機能を備えています。
その投票無効時間の設定を前回の投票から100時間としていたため、
投票できないという結果になっているようです。
(そういう自分も投票できませんでした(;´Д`))

投票データを全削除するタイミングでリセットされるだろうと思っていたのですが、
実際はそのタイミングでリセットされない仕様らしいです。
仕様誤解で混乱を招いてしまい、すみませんでした。

とりあえず同じ内容の投票所を追加しておきましたので、
投票できなかったひとはこちらに投票してください。
(結果が出たときに両者のIPを確認して、
 同一IPの票はカウントを除外した結果を報告します。)
http://vote2.ziyu.net/html/saita3.html

91名無しさん:2007/07/03(火) 04:03:37
逆さ磔にした祐希子の股間めがけて
ジャンピングエルボーなんてのを希望!

92名無しさん:2007/07/03(火) 18:37:05
昔何かで、場外でダウンしている祐希子を実況席の机にパワーボムで叩き付けて
机を真っ二つに破壊、失神KOさせるっていうのを見たことがあるんだけど
今回の試合でそれを再現してくれるとうれしいかも。

93名無しさん:2007/07/03(火) 19:41:07
心が折れるまで一方的にグーパンチと逆水平だけを浴びせ、格の違いを思い知らせる。
しかるのちに無抵抗になった祐希子を大技で介錯。

94名無しさん:2007/07/04(水) 01:16:29
>>92
そのコミック、持ってるわ。最終的には、リターンマッチでゆっこが龍子に同じ事やり返してたな。

若干キャライメージがオリジナルと違うかなーって箇所もないではないが、リョナも含めて結構気に入っている。
タイトルはまんま「レッスルエンジェルス」、著者は江口賢一、徳間書店刊。
古本屋で見つけたら即買いをオヌヌメする。

9592:2007/07/04(水) 19:11:01
>>94
情報ありがとう。
今度暇ができたら古本屋巡りしてみます。

96名無しさん:2007/07/04(水) 19:21:56
今晩が締め切りか
このままいくと龍子の圧勝だな

ゆっこの暗黒は続く(・∀・)

97名無しさん:2007/07/04(水) 21:33:06
券販売所が二カ所あってパニクって二つに投票した首が回らないモレ

結果次第では首が飛ぶぜ

98名無しさん:2007/07/04(水) 23:54:57
二箇所あったんかい(;・∀・)

99さいたま地下プロレス:2007/07/05(木) 00:29:29
VIPの皆様方へ

勝者投票券をお買い上げいただき、
まことにありがとうございました。
勝者投票券は、7月4日 24時をもって締め切らせていただきました。

尚、興行は7月8日予定となっております。
お誘いあわせの上、是非ご観覧ください。

さいたま地下プロレス
----------------------------------------------
最終結果
設定ミスの影響で投票が2箇所に分かれたため一部に混乱がありましたが、
とりあえず同一IPを除外した投票結果を反映しました。
祐希子も途中いい勝負をしたのですが、
終盤で龍子票に飲み込まれるように一気に圧倒され、
終わってみればほぼダブルスコアでKOでした。
http://vote2.ziyu.net/html/saita.html

100名無しさん:2007/07/05(木) 01:25:49
この票差が既に一種のリョナという…w
wktkして待ってるぜ!

101名無しさん:2007/07/05(木) 20:29:45
祐希子の負けで決定みたいですね。
楽しみに待ってます。

102名無しさん:2007/07/08(日) 00:34:52
今晩? 日曜の夜?
wktkがとまんねぇぜ(*゚∀゚)=3

103さいたま地下プロレス:2007/07/08(日) 00:47:59
壁|△゚)今試合中だそうですよ。まだ先になるので、とりあえず寝て朝昼晩御飯食べてください。

104名無しさん:2007/07/08(日) 01:23:53
日曜深夜か(*゚∀゚)=3

105さいたま地下プロレス:2007/07/08(日) 16:08:40
本日の対戦
 マイティ祐希子  vs  サンダー龍子
      2.0倍            2.5倍


ラバー製のアイマスクをつけ、後ろ手に手錠を嵌められたまま
鎖につながれた首輪を引かれて花道を入場する祐希子。
祐希子がリングに上がり、拘束具を外されると、
続けて、WARSの興行の最終戦で聞きなれた入場曲が流れはじめる。
会場中のスポットライトを一身に集め、入場する選手…。
……反逆の女神、サンダー龍子。
威風堂々と、リングにいる祐希子だけを見つめて歩を進める龍子。
”炎の戦士・マイティ祐希子、そして反逆の女神・サンダー龍子の入場です!
 ルールの確認をいたします。戦闘不能もしくは意識の喪失により決着とします。
 凶器攻撃、反則いずれも無制限、3カウント、ギブアップ、ロープブレイクは無効です。
 それでは試合開始です。”

試合は祐希子が主導権を握っていた。
スピードで龍子を翻弄し、宙を舞い、手数で龍子を攻めて主導権を掴む祐希子、
手数では劣るものの、破壊力のあるパワーで祐希子の攻め手を潰し、致命傷を避ける龍子……。
祐希子のドロップキック!そしてフェイスクラッシャー、さらに龍子の立ち上がり際に重ねてミサイルキックっ!!
しかしそれは龍子が避け、祐希子がリングに叩き付けられるっ!
リングに落下した祐希子の髪に手を伸ばして引き起こす龍子。
しかし祐希子の背後にまわってその手を離した瞬間、カンガルーキックで龍子の顔面を蹴り飛ばすっ!
すぐさま立ち上がり、ソバット、そしてロープに走ってフライングニールキックで龍子をロープ際まで弾き飛ばす。
祐希子の空中殺法が冴え渡り、祐希子がロープに走ったかと思うと、
その反動を利用した強烈なドロップキックで、今度は龍子を場外に弾き飛ばす!
祐希子の猛攻はまだ止まらない。場外でなんとか立ち上がった龍子めがけて宇宙人プランチャー!
祐希子のこの技を食らって立ち上がった人間はそうはいない。
ここまで主導権を握られながらも、祐希子の攻撃を受けきるタフさと驚異的なスタミナで
ここまで試合を保ってきた龍子だったが、もはやこれまで。
「ぐあぁあっ!! ああがああぁああぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁっ!!!」
断末魔のような声が響く会場。



「がはぁあっ!!うがぁっ…!! げぐうぅ…。 おうげええぇぇ…。」
マットが敷かれただけの場外の床に這いつくばるマイティ祐希子。
そしてそれを見下ろす私。 みんな何を驚いている…。
以前も同じことをやった記憶がある……場外に落ちた私に向かってプランチャーを放つ祐希子。
それをラリアットで返した。ただそれだけだ。
あの時も、まわりには《女にはできない》《強引な返し技》《ありえない》と、
はやしたてられたが、なんら難しいことはない。
ただ空中の相手にラリアットを叩き込んで目いっぱい振り切ってやればいい。
普段のラリアットと何も代わらない。ただ相手が空中にいる。それだけだ。
…なのになぜ信じられないという顔で見上げてる?私にはお前の跳躍力のほうが信じられない。
まあいい。私はお前を叩き潰しに来たんだ。わざわざこんなところまでな。
祐希子の髪を掴み強引に引き起こし、自分の両脚の間に頭を押し込む。
『今までの猛攻はなかなか効いた…しかし私は耐え切った。 …お前は耐え切れるか?』
そういうと、祐希子の身体を腰から引っ張り上げ…祐希子を真っ逆さまに持ち上げると、
そのまま客席の前の場外をゆっくりと歩いていく。真っ逆さまにした祐希子を見せびらかしているのか…
コーナーポスト下まで移動すると、祐希子を抱えたままジャンプし…。
コーナーポスト下の、マットすら敷いていない剥き出しのコンクリートの床めがけて
祐希子の頭を垂直に突き立てるジャンピングパイルドライバーっ!
ゴシャッ!!! 「ぎゃふ…っ!」
さらに祐希子を引き起こし、コーナーの鉄柱に祐希子の頭をたたきつける!
目を泳がせながら口の端から唾液をたらしながらコンクリートの床を舐めるように倒れる祐希子。
ここまでスピードを生かした猛攻で主導権を握ってきたが、
頭部への3連打を浴び、祐希子の動きは止まった。
それでも龍子は手を止めない。
ドフッ!! ドムッ!! ズムゥッ!!「ぐえっ!!! っげぇぁっ!! ごふっ!!! ぁげ……。」
がら空きの脇腹にトゥキックを叩き込むと、たまらず小さく丸まる祐希子。
龍子の荒々しくパワフルな攻撃は祐希子から一気に体力を奪っていく。

106さいたま地下プロレス:2007/07/08(日) 16:11:28
身体が動かない…。龍子のやつ…もうちょっと手加減しなさいよね……。
頭部への3連打を浴び、さらにトゥキックの嵐に晒された祐希子は
ガンガン痛む頭と内臓を直接抉られたような激しい鈍痛に支配され、動けなくなっていた。
手数でリードして主導権を握っていた祐希子。龍子のパワーの乗った攻撃を極力避けてここまで試合を続けてきた。
しかし試合を決定付け、勝利への王手となるはずだったプランチャーは、
まさに強烈なラリアットを受け、かつて1度受けたことのあるまさにありえないカウンターで叩き落され、
さらに落差のあるプランチャーのダメージは自分自身に跳ね返る。
龍子は器用な選手とはいえない。あんな芸当が2度もできるはずが無い。
しかし、実際は逆だった。不器用だからこそ、龍子には同じことだった。
プランチャーで降りかかってくるあたしが、ただ立っているあたしと同じ。
小器用な選手なら、逆に不可能なことを実行できる選手。
あたしはこのカウンターを受けたときにそれに気づかなければいけなかった。
無造作にリングに押し込まれるあたしの身体。
動けないあたしを無理矢理引き起こす龍子。そしてそのままコーナーに投げ飛ばされ、
「がっは!」
背中からコーナーにたたきつけられると、すぐさま龍子の腕が迫り、
首が切断されるような強烈な串刺し式ラリアットっ!!!
「げおあっ!!」
反動であたしの身体が浮き上がる…。さらに対角コーナーに投げつけられ…。 ドフゥゥッ!!!
「ぐうぅぇええぇ……っ!!!」
串刺し式のスピアーがあたしの腹に突き刺さる。なによ…このバカぢから……胃が割れる…。
腹筋に力を入れたところで、龍子のパワーの乗った技を止めることは出来ず、
先ほどトゥキックを受け、抉られたようなダメージを負う内臓に、そのダメージは直接叩き込まれる。
脚が体重を支えきれず、崩れ落ちていく…。
ダメだ。崩れ落ちるな…っ!立て………立て…っ!!これ以上龍子の攻撃を受けたら……。
しかし身体が言うことを効かない…。完全にその場にへたりこんだあたしの顔面に… バシィィッ!
「あがぁああ!!!」
龍子の鋭いキックが叩き込まれ、顔面が弾け飛ぶ…。
一緒に意識も弾け飛びそうになったが、軽い脳震盪を起こしただけで踏みとどまった。
いや…あとから考えれば…これは最悪の結果だった…。
この一撃であたしは…炎の戦士から動かないサンドバッグに変わっていた。
コーナーに崩れ落ちたあたしの顎を、龍子の右脚が抑え、屈辱的に仰け反らせる…。
『どうした?これで終わりか? …まぁ無理も無い。相手が私なんだからな。』
「うううぅぅ……。ううぁ……。………っくぅぅぅっ!!」
グイグイと脚を押し込む龍子。 それにあわせてくぐもった声で呻き声を上げるあたし。
無理矢理引き起こされ、コーナーポストに逆さ吊りにされると、龍子の蹴りやボディブローが容赦なく叩き込まれる…。
「ぐええ! ぐげ! おご…っ!! ふぐうっ!! げぶ! おげえ!!! がはぁっ! うぶぅ…。」
胃液が逆流し、口から溢れたその瞬間……。 ドボッ!!!龍子のボディブローがあたしの胃を直撃…。
「っうげぇ…おええええぇぇぇ……!! っげおうぅぅ……うぶ…ぉぶえぇぇぇ…!!!」
内臓が痙攣をはじめ、口からゲロを噴き出してしまう。
止められない。止められるはずが無い。
今のあたしが一番嫌うのは腹への攻撃。それを相手が狙わないはずが無い。
ドォッ!! ドボッ!! ボスッ!!
「っげうえ!! ごぼ…。げえぇう!! ふうぅぐっ!! ほぐぁっ!! ふぐぅうううう!!!」
苦しみに顔を歪め、身体を捩って悲鳴に近い呻き声をあげるあたしの腹を、尚も打ち続ける龍子。
しかしそれもここまでだ。脳震盪から解放され始め、身体が動くようになってきている。
逆さ吊りから逃げたとして…このダメージで試合を出来るだろうか…。
いや、それは逃げてから考えよう…。今はこの状況を打破することが先決だ。
攻撃の合間の隙を突いて、逆さ吊りの身体をささえる脚を解こうとした瞬間、
『もう動けるのか? 思ったより早かったな。』
気づかれたっ!急いで脚を解こうとするが、一足早く龍子が右脚を大きく振り上げ…ゴスッ!!
「いぃぎゃぁああああぁぁぁぁぁーーーーーーっ!」
逆さ吊りのまま大きく開いた股間に龍子の踵落としが埋まった。

107さいたま地下プロレス:2007/07/08(日) 16:12:07
リングに崩れ落ち、股間を抑えるあたしの首根っこを掴んで引き起こす龍子。
!? 引き起こすだけじゃない…両足が宙に浮かぶネックハンギングツリー…!
「ぐえ……!? がは…!あ…っがふ…!!」
龍子の腕が伸びきり、あたしは木につるされた絞首刑囚にされた。
こんな隙だらけの技、普段なら軽く返せるはずなのだが…股間に受けた踵落としで腰砕けになっていて逃げられない…。
伸びきった腕でゆっさゆっさとわざと揺らしながらリングを丸く回る…。
「ぇが……げ……ぐ………ぁ!……げええぇ…」
涎と泡を吹きながら絞首刑にされるあたしの顔が巨大モニタに映し出され、龍子に賭けた観客が歓声をあげる。
それに引き換え、あたしに賭けた観客の悲鳴はまばら…。
落とせコールが響く中、ついに意識は彼方へ旅立とうとしていた…。
その瞬間、急に首にかかる負担が弱くなった…と思ったら……ドガァアァアアアァ!!
「っうぐうぅぅ!!」
そのまま喉輪落としで後頭部からリングにたたきつけられ、身体が大きくリバウンドする…。
大の字になって倒れるあたしの目に天井のライトの光が徐々に映りこんでくる。
…今、視界も飛んでいたのか。本当にオチる寸前だったようだ。
再び引き起こされる身体。今度は龍子の両手があたしの両手ごと巻き込んで腰に回される。
「ぁがあ……が…ぎぃぃぃぃいぃぃああぁあぁぁあ!!! がはっ!! くぅふ……くぅぅふ…」
ゴキゴキ……ゴキッ
ベアハッグに捉えられたあたしの背骨が鈍い音を立てる…。
龍子の腕で絞られる内臓、そして龍子の胸で身体を反らされる背骨…。
龍子の腕の中で肺と内臓を押しつぶされ、細い呼吸音を上げるあたしの身体が高く持ち上げられる。
フロントスープレックス…っ! 両手の自由の無いまま可能な限りの受身を取ろうとしたが、
今度は身体が真下に振り下ろされ……マンハッタンドロップの衝撃が股間から脳天にまで突き抜ける!
「ぎゃうぅううぅぅぅぅっ!!!」
痙攣し始めた手足…。半失神で涎を垂らしてリングに這いつくばるあたし…
そこからは怒涛のラッシュだった。
DDT、ノーザンライトボム、タイガードライバー、デスバレーボム…
まだ終わらない。…が、もう覚えていない。
何度か意識が飛んでいるものの、龍子が手を止めないものだから試合が終わらない。
『お前のいない新女を潰すのは簡単だったよ。アジアヘビーも伝統とか言って勿体つけた割には
 あっさりあたしのものになった。 いらないから返したけどな。 ……でも買いかぶりすぎてたようだな。
 これじゃお前が居ても結果は変わらなかった。 ……これで終わりだ。』
龍子の言葉を聞いて、はらわたが煮え繰り返る…。しかし身体が動かない。
龍子の両脚に頭を挟まれると、勢い良く真上に振り上げられ…… ドガァァッ!!
「ぐううぅぅぅ!!!!!」
無抵抗のこの身体が必殺技のプラズマサンダーボムで真下に後頭部から叩きつけられ、
ゴム人形のようにリバウンドする。 再び振り上げられ…… ズダアアァァンっ!!!
「っがはあああぁぁぁぁーーーーーーーっ!!!!」
受身を取ることも出来ないほど疲弊したその身体に再び振り下ろされるプラズマサンダーボム。
もう龍子の姿どころか、どっちが上でどっちが下なのかすらも分からない。 グシャアァァッ!!!
「っふぎゃうっ!!!」
……………………………………………………………。
………………………………………………。
……………………………。


プラズマサンダーボムを食らいマングリ返しのまま失神した祐希子と、
勝ち名乗りを上げ、祐希子には興味を失ったかのように颯爽とリングを去る龍子。
相手が悪かった。今日の対戦相手がもし別の選手だったら、今日の勢いなら負けることは無かっただろう。
龍子相手に中盤まで主導権を握っていた。
終盤に怒涛の攻撃を食らい、飲み込まれるように圧倒されたのは、相手が龍子だったからに他ならない…。

108さいたま地下プロレス:2007/07/08(日) 16:17:06
以前ネチネチ描写してくれってレスがあったのでちょっと進行遅くしてみました。
途中でダレてきたので、途中から龍子視点と祐希子視点で書いて見ました。
龍子の一人称は後で調べようと思ったまますっかり忘れてたので違ってるかもしれません。
推敲もしないままアップしたので読みづらいところがあるかもしれませんが、
それは長くなって面倒になったわけではありません。ありません。ありませんってば。

109名無しさん:2007/07/08(日) 19:30:14
GJだよGJ。
GJったらGJなのっ!(*゚∀゚)=3

110名無しさん:2007/07/08(日) 20:02:25
素晴らしすぎる!!
ゴハン100杯はいける!!!

111名無しさん:2007/07/09(月) 00:12:31
>>108
個人的には1人称視点より客観的な視点のほうが好みかな。
ちょっと状況が解かりにくい部分があったし。
けどそれを差し引いても超GJ!

112名無しさん:2007/07/14(土) 15:11:08
まとめに小川フルボッコ絵キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!

113名無しさん:2007/07/21(土) 20:47:35
実況視点で書いてみてるが、案外難しいな

114名無しさん:2007/07/22(日) 23:00:02
>>113
wktkしながら待ってます

115名無しさん:2007/07/27(金) 19:52:43
続編製作決定キタ!

116名無しさん:2007/07/27(金) 22:33:53
続編キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆

117名無しさん:2007/07/29(日) 02:55:00
サバイバー2、KO勝ちとか出来る様になったらいいな

118名無しさん:2007/07/29(日) 11:32:10
関節技のクリティカルみたいに試合が突然終わっちゃうという理由で嫌がるひともいそう。
ON/OFFできるか、もしくは隠しパラメータでもいいから
キャラごとにKO発生率と関節クリティカル率がほしい。

119名無しさん:2007/08/01(水) 01:50:49
折角の新作なので技絵は描き直して欲しいかな。
今の技絵はグッと来るものがないので。

120名無しさん:2007/08/03(金) 12:39:26
サバイバー2、個人的には新システムよりも…プランチャーとか復活させて欲しいな。
あと、スーファミ版の経営モードみたいに自由度の高い(育成面とかね)モードもプラスして用意して欲しいかも。
恐らくバランス崩さない為に育成に制限みたいのを設けたかもしれないが・・・
好きなキャラをトップレスラーに出来ない(するのが難しい)のはなんかやっててやる気が・・・

121さいたま地下プロレス:2007/08/06(月) 00:28:37
VIPの皆様方へ

いつも当団体の興行へ脚を運んでいただき、誠にありがとうございます。

現在、3連敗中のマイティ祐希子選手の対戦相手の調整を行っており、
前回、交渉が進んでいた選手を中心に交渉を進めております。
しかしながら、現在候補をしぼりきれておりません。
そこで今回は2名を選別して試合を行い、
その結果に沿ってマイティ祐希子選手との試合を行うことといたしました。
現在の対戦相手の候補は下記をご参照ください。
 ○富沢 レイ
 ○石川 涼美
 ○結城 千種
 ○フレイア 鏡
     他

【スケジュール】
 8月08日  対戦相手決定(24:00〆切)
 8月10日  勝者投票券購入〆切(24:00〆切)
 8月12日  興行①予定(投票1位の選手vs投票2位の選手)
 8月15日  勝者投票券購入〆切(24:00〆切)
 8月16日(?) 興行②予定(マイティ祐希子vs興行①の選手)
       ※(興行は都合により多少前後する場合があります)


※前回敗北したマイティ祐希子選手は引き続き参戦が確定しております。
 尚、興行前日のスパーの放送は未定です。

さいたま地下プロレス
----------------------------------------------------------
※前回の投票の上位選手をリストアップしましたが、
 それ以外の選手も、お好みで追加してください。
 勝者が祐希子と試合するのか、敗者が祐希子と試合をするのかを
 決めかねていますので、どちらがいいかコメントいただけると助かります。

投票先
http://vote2.ziyu.net/html/saita.html

122名無しさん:2007/08/06(月) 01:01:56
さいたま地下プロレス待ってたよ!!

123名無しさん:2007/08/06(月) 02:09:01
超期待やぁ

124名無しさん:2007/08/06(月) 04:46:09
富沢のコメントで「勝者が祐希子と試合するのがいいかな」って書いたんだけど、
負けた鬱憤を祐希子で晴らすっていう展開もいいかなと思った。

125名無しさん:2007/08/06(月) 12:17:13
本当に祐希子さんは嬲られ姫ですね。

126名無しさん:2007/08/07(火) 00:08:54
このままいくと鏡さんとレイの対決かな?
鏡さんがレイに負けるとは思えないけど
レイと祐希子の再対決も見たいので
敗者が祐希子と試合をする方に一票

127名無しさん:2007/08/07(火) 02:02:56
じゃあ、引き分けて結局二人とも祐希子と試合するに一票。

128名無しさん:2007/08/07(火) 03:28:35
>>127
それは新しいな

129名無しさん:2007/08/08(水) 15:15:13
公式の外人絵師当てクイズの正解って
ttp://foolsart.web.fc2.com/
↑この人かな。
応募しようと思ったら締め切られてた・・・

130さいたま地下プロレス:2007/08/09(木) 02:07:37
VIPの皆様方へ

いつも当団体の興行へ脚を運んでいただき、誠にありがとうございます。
出場選手が決定いたしました。

 富沢 レイ  vs  フレイア 鏡
      6.0倍            4.2倍

 出場選手はマイティ祐希子選手を王者から引きずり落とした張本人。
 南とのタイトルマッチを控え、再びマイティ祐希子を倒して
 打倒南に弾みをつけたい富沢レイ。
 そして美貌の裏に隠されたサディズムで
 幾多ものトップレスラーの悲鳴とタップをその手中に収めてきた銀狼、フレイヤ鏡。
 その赤い瞳が見据えるのは、ついに射程内に捉えた最高の獲物マイティ祐希子。
 目の前に横たわる元王者の血肉を狙い、毒サソリ対毒サソリの殺し合いが始まる!

【スケジュール】
 8月08日  対戦相手決定(24:00〆切)
 8月10日  勝者投票券購入〆切(24:00〆切)
 8月12日  興行①予定(投票1位の選手vs投票2位の選手)
 8月13日  勝者投票券購入〆切(24:00〆切)
 8月16日(?) 興行②予定(マイティ祐希子vs興行①の選手)
       ※(興行は都合により多少前後する場合があります)
 
※掛け金は1口10,000円となっており、
 勝者を当てた方にはオッズ相当の配当が還元されます。
 尚、この試合の勝者が次回興行でマイティ祐希子と試合を行います。
 皆様奮って御投票ならびに御観覧ください。
 心よりお待ちしております。

さいたま地下プロレス
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○結局勝者がマイティ祐希子との試合を行うことにしました。
○マイティ祐希子戦の勝者投票券購入〆切を
 8月15日から8月13日へ変更しました。
 本来であれば流れ的には興行①の後で投票開始をするべきですが、
 都合により、1試合目投票終了後の8月11日から投票開始します。

勝者投票券購入所
http://vote2.ziyu.net/html/saita.html

131名無しさん:2007/08/09(木) 06:50:01
勝者と試合か…
これはどっちに入れるか迷うな。

132さいたま地下プロレス:2007/08/11(土) 00:54:59
VIPの皆様方へ

勝者投票券をお買い上げいただき、
まことにありがとうございました。
勝者投票券は、8月10日 24時をもって締め切らせていただきました。

【スケジュール】
 8月12日  興行①予定(投票1位の選手vs投票2位の選手)
 8月13日  勝者投票券購入〆切(24:00〆切)
 8月16日(?) 興行②予定(マイティ祐希子vs興行①の選手)
       ※(興行は都合により多少前後する場合があります)

興行は8月12日予定となっております。
お誘いあわせの上、是非ご観覧ください。

さいたま地下プロレス
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最終結果
富沢が先手を取るものの、常に鏡が2倍以上のリードを保ち、
富沢に付け入る隙すらも見せることなく圧勝。
格の違いを見せつけた。

興行が行われる8月12日に改めて告知しますが、
既にマイティ祐希子選手と興行①の勝者との試合の
勝者投票券を販売しております。
8月13日までとなりますので、ご注意ください。

http://vote2.ziyu.net/html/saita.html

133さいたま地下プロレス:2007/08/12(日) 04:25:55
本日の対戦
 富沢 レイ  vs  フレイア 鏡
    6.0倍        4.2倍


「全国からお集まりのVIPの皆様こんばんは。
 本日もさいたま地下プロレスに足を運んでいただき、ありがとうございます。
 本日は富沢レイ選手対フレイア鏡選手の一戦です。
 実況はわたくしファウルチップ福沢。解説はおなじみ竹内ポン介さんです。
 よろしくおねがいします。」
『よろしくおねがいします。』
「富沢レイ選手対フレイア鏡選手ということですけれども、
 この試合の見所はどういったになりますか?」
『やはり、両選手とも関節技が得意ですから、関節技の応酬が楽しみですね。』
「そうですね。関節技といいますと一般的には地味な試合になりがちなんですが…」
『はい。しかしこのリングでは、必ずしもそうだとは限りません。』
「そうなんですよねー。 さて、ここでルールの確認をいたします。
 試合は戦闘不能もしくは意識の喪失により決着とします。
 凶器攻撃、反則いずれも無制限、3カウント、ギブアップ、ロープブレイクは無効です。
 さて、このリングで関節技が地味ではないと申し上げましたのは、
 このルールによるところが大きいですね竹内さん。」
『そうですね。言い換えるなら勝つことよりも、相手を倒すことに長けた選手に有利です』
「さて!ここで富沢レイ選手の入場です! 富沢選手も以前とは顔つきがかわりましたね。」
『そうですね。マイティ祐希子選手に勝って自信が着いたようですし、
 南利美選手とのタイトルマッチも控えています。同期の永原・金井は既にベルトを巻いていますので
 数歩遅れていますが、そろそろベルトが欲しくなっているんでしょうね。』
「続けてフレイア鏡選手の入場です! いやー。貫禄のある選手ですねー。」
『そうですねー。デビュー当時は見掛け倒しといわれたこともありましたが、
 数年後に一気に才能が開花しました。 それに加えてあの風格です。
 その雰囲気で相手を飲み込んでしまえば、その試合はもう鏡の独壇場です。』
「しかし、両者ともいま最もノッている選手ですから、どちらが勝っても不思議ではありません。」

134さいたま地下プロレス:2007/08/12(日) 04:27:36
「さて…。 両者準備が出来た模様です。 さぁっ!試合開始です!
 まず先手を取ったのは富沢!アームホイップで転がし、スリーパーホールドへつなげます。
 意外とあっさり捕まえましたね。」
『両者とも様子見しているようですね。』
「しかしこのリングでは試合開始3分で試合が決することも珍しくありませんっ!鏡大丈夫かーっ!?」
『鏡、苦しそうな顔ですが、まだどこか余裕がありますねー。』
「富沢の腕が鏡の首に食い込んでいきますっ! っと、しかし鏡がこれを振りほどくっ!
 すぐに向き直って富沢にタックルっ!」
『富沢反応遅れましたね。』
「うつぶせになった富沢の右脚に飛びつき…裏アキレス腱固めっ! 富沢が悲鳴を上げるっ!
 しかし引き剥がすっ! 富沢の蹴りが鏡の顔に当たりました。」
『今のは富沢危なかったですね。 すぐには立ち上がれないでしょう。』
「あーっとスリーパー! スリーパーホールドっ! 脚を抑える富沢の首に鏡の腕が絡みつくっ!
 竹内さん入ってるんじゃないですか!?早くしないとオチてしまうんじゃ」
『いえ、それは無いでしょう。頚動脈は締めてないですね。』
「!! 富沢が目を剥きながらもがくっ! あーっ!これは苦しいっ!!富沢苦しいっ!!
 富沢の顔がどんどん赤く染まっていきます!」
『鏡のほうが数枚上手ですねー。 相手の苦しむ顔を見るのが好きだそうですからねー。
 本当にうれしそうな顔してますよー。』
「ここで富沢がエルボーっ!鏡の脇腹にヒットっ! 鏡が脇腹を抑えて崩れ落ちるっ!
 富沢、咳き込みながら鏡の脚を掴み……膝十字固めだっ! 鏡の脚が開いていきますっ!」
『今度はきれいに捉えましたねー。 さっきの仕返しですかねー?』
「鏡の膝関節が軋む音が聞こえますっ! 両脚を小刻みに揺らして膝をさらにいためつけていきます!」
『いえ。そんな技じゃないですよー? これは祐希子戦で出した技ですけど…
 これはまずいですねー。祐希子には効きましたけど相手が鏡ではむしろ逆効果なんじゃないかなー。』
「?? そうなんですか? おっと?富沢が別の技に以降しようとしたようですが、
 その隙をついて鏡が上手く逃げました。
 両者向かい合って……富沢ミドルキックっ!! しかし鏡がキャッチ! そしてドラゴンスクリューっ!」
『今のは不用意でしたねー。』
「そのまま流れるように四の字固めに捉える鏡! 今度は鏡が脚を小さく揺らしてダメージを与えるっ!
 富沢ダメージが大きい!上半身を大きく揺らして声を上げる富沢!!」
『よりによって鏡にあんな技を出すからですよー。』
「一旦富沢をひっくり返し…ボーアンドアローーーーっ!! 富沢の身体が腰から反りあがるっ!」
『今度は普通の技ですね。 しかしこれだけ反らされてしまうと身動きできませんねー。』

135さいたま地下プロレス:2007/08/12(日) 04:29:46
「リングから富沢の呻き声が響く! …しかし鏡が富沢を解放。
 そして続けて富沢の脚を首に巻きつけてストレッチマフラーっ!
 富沢動けないっ!リング中央でクギ付けにされたまま鏡の手から逃げられないっ!」
『今の富沢は決して弱くは無いんですけどねー。』
「鏡、攻撃の手を緩めませんっ! 富沢の上にまたがり、両手を脚にかけ…キャメルクラッチだあぁぁっ!
 富沢が再びエビ反りに固定されるっ!」
『鏡は容赦ありませんねー。富沢これはたまりません。』
「鏡が富沢の顔をさらに反らせ、顔を覗き込む……っと、ここで富沢、たまらずギブアップっ!
 富沢、ほとんどなにもできないままギブアップだっ!
 しかし残念ながらこのリングでギブアップはなんの効力ももちません!」
『しかし…試合は転機を迎えましたよ。 ほら。』
「鏡、手を緩めませんっ! …いや、緩めないというより……変わりました。」
『あからさまですねー。キャメルクラッチのまま手を富沢の胸を捉えていますよー。』
「戦意喪失した富沢を乱暴に引き起こし…拷問コブラツイストーっ!!
 しかもその右手は富沢の股間に伸びていますっ!」
『最初に仕掛けたのは富沢ですからねー。文句は言えないですねー。』
「富沢逃げられないっ!富沢逃げられないぃぃぃぃっ!!!」
『鏡の手を止められませんねー。 だんだん汗染みが広がってきてますねー』
「なるほど。汗染みですか。
 リングに富沢のあえぎ…もとい悲鳴とともに、汗染みがひろがっております!」
『あー。富沢だめですねー。』
「富沢耐え切れませんっ!痙攣っ!汗が噴き出し、痙攣を起こしていますっ!」
『富沢はまだ意識がありますよ。』
「鏡が拘束を解くと富沢がその場に崩れ落ちるっ! …鏡の勝利っ!鏡の…! っ!?」
『あ!?鏡はまだやる気ですか?』
「し…試合はまだ終わりません。 富沢の両脚を抱え…サソリ固めっ!
 鏡の必殺技、そして富沢の必殺技でもあるサソリ固めが決まったああぁぁっ!!」
『また手が富沢の股間に伸びてますねー。』
「痙攣する富沢にさらなる追い討ちっ! 富沢の悲鳴が会場中に響きますっ!
 富沢万事休すっ!! あああああっ! 失神っ! 富沢が失神っ!!
 富沢が…涎を垂らしながら白目を剥いて失神っ!」
『サソリ固めの決まり具合は完璧でした。
 サソリ固めが鏡の得意技とはいえ、自分の得意技でもありますからねー。 屈辱でしょうねー。』
「富沢敗退ーーっ! 次回興行ではフレイア鏡がマイティ祐希子と試合を行います。
 さて。本日の試合は実況ファウルチップ福沢。解説は竹内ポン介さんでした。
 どうもありがとうございました。」
『はい。どうもありがとうございました。』

136さいたま地下プロレス:2007/08/12(日) 04:32:10
VIPの皆様方へ

いつも当団体の興行へ脚を運んでいただき、誠にありがとうございます。
次回興行の出場選手が決定いたしました。

 マイティ祐希子  vs  フレイア 鏡
     3.7倍         2.4倍

 3連敗中のかつての絶対王者マイティ祐希子と、
 そのマイティ祐希子と手玉にとった富沢レイを軽く捻り潰したフレイア鏡との一戦。
 ドロ沼の連敗地獄から抜け出したいマイティ祐希子と、
 ついにマイティ祐希子の尻尾を掴んだフレイア鏡。
 モチベーションは両者とも最高潮!

【スケジュール】
 8月13日  勝者投票券購入〆切(24:00〆切)
 8月16日(?) 興行②予定(マイティ祐希子vs興行①の選手)
       ※(興行は都合により多少前後する場合があります)
 
※掛け金は1口10,000円となっており、
 勝者を当てた方にはオッズ相当の配当が還元されます。
 尚、この試合の勝者が次回興行でマイティ祐希子と試合を行います。
 皆様奮って御投票ならびに御観覧ください。
 心よりお待ちしております。

さいたま地下プロレス
----------------------------------------------------------
○祐希子との試合ばかりになって食傷気味になり始めてるようなので、
 勝敗にかかわらず祐希子との試合はこの試合で一旦締めようと思います。
○実況視点で…っていう書き込みがあったのでせっかくなので実験してみました。
 レポと同じように、読み手の想像力で補ってもらうところが多いですが、
 とりあえず補足としては、「」で囲まれたセリフは実況福沢で、
 『』で囲まれたセリフは解説竹内です。


勝者投票券購入所
http://vote2.ziyu.net/html/saita.html

137名無しさん:2007/08/12(日) 06:23:55
GJ!!
次の試合もwktk

138名無しさん:2007/08/12(日) 07:55:56
GJ。実況視点からっていうのも新鮮でいいね。
今度の試合で祐希子もしばらくお預けみたいだし、オーソドックスな文体で鏡さんの言葉責めが見たいかな。

139名無しさん:2007/08/12(日) 19:43:05
ゆっこを完全破壊でもしない限り、退場は納得いかないなw
徹底的に頼むぜ!(*゚∀゚)=3

wktk

140名無しさん:2007/08/12(日) 23:52:21
せっかく地下プロなんだし物理的な破壊も希望したいな

141名無しさん:2007/08/13(月) 00:55:54
ゆっこは最後も負けで終わりそうかな。
でもあんまりやり過ぎないで下さいね。グロ過ぎると引いちゃうので。

142さいたま地下プロレス:2007/08/14(火) 01:36:19
VIPの皆様方へ

勝者投票券をお買い上げいただき、
まことにありがとうございました。
勝者投票券は、8月13日 24時をもって締め切らせていただきました。

【スケジュール】
 8月16日(?) 興行②予定(マイティ祐希子vs興行①の選手)
       ※(興行は都合により多少前後する場合があります)

興行は8月16日予定となっております。
お誘いあわせの上、是非ご観覧ください。

さいたま地下プロレス
----------------------------------------------
○祐希子との試合ばかりになって食傷気味になり始めてるようなので、
 勝敗にかかわらず祐希子との試合はこの試合で一旦締めようと思います。
 
ttp://vote2.ziyu.net/html/saita.html

143名無しさん:2007/08/14(火) 01:59:49
ゆっこの決定的な大惨敗が見れそうだ
ネチネチとゆっこを破壊していってくれ!(*゚∀゚)=3

144さいたま地下プロレス:2007/08/15(水) 17:32:55
確認しますが、ここはリョナ板ですよね?

珍しく前倒しです。
いつもはあとがきを書くのですが、今日は前書きでお願いします。
鏡の口調はなんとか似せようと思ったのですが、
細かく把握できなかったため、所々おかしいところがあります。

途中、エロルートとグロルートがあるので、お好みに合わせて分岐してください。
特にグロルートのほうは属性のない方は見ないでください。
エロルートもグロルートもそれほど細かい描写はしていないので、
ライトエロ・ライトグロくらいだと思っていますが責任持ちません。
試合自体も長めにしてあるので、試合だけ読んでもらうのを推奨します。

推奨NGワード:エロ注意 ・ グロ注意

145さいたま地下プロレス:2007/08/15(水) 17:34:32
 マイティ祐希子  vs  フレイア 鏡
     3.7倍         2.4倍


暗くなった会場に祐希子の入場曲が流れ、会場の扉が開きマイティ祐希子が入場してくる。
首輪も何もなければ、祐希子を拘束してリングに無理矢理連れて行く男も居ない。
それでも祐希子はあたりまえのようにリングに上がり、
ワンピース水着の上に羽織ったジャケットの襟を直してコーナーにもたれかかる。
続けて鏡の入場曲が流れ、フレイア鏡が入場してくる。
長い銀髪をたなびかせ、リングに上がるフレイア鏡。
”炎の戦士・マイティ祐希子、そして銀狼フレイア鏡の入場です!
 ルールの確認をいたします。戦闘不能もしくは意識の喪失により決着とします。
 凶器攻撃、反則いずれも無制限、3カウント、ギブアップ、ロープブレイクは無効です。
 それでは試合開始です。”


先に仕掛けたのはマイティ祐希子。
ゴングと同時に飛び出しドロップキック。倒れた鏡にセントーン。
気迫溢れる祐希子の攻撃が鏡に立て続けに叩き込まれていく…。
……今日の祐希子は気合が入っていた。
発表されたオッズ表を見ると、フレイア鏡よりも高い倍率が書かれていた。
「フレイア鏡…? どこの団体に所属しているのか忘れたけど名前は聞いたことあるわ。
 伸び悩んでいた時期を越えて、最近ようやく頭角をあらわしてきたって言う話は聞いていたけど、
 ……あたしがそんな選手に負けるとでも言うの?」
確かに7番勝負で負け越して以降、海外武者修行でもほとんど勝利できず、
特に地下プロレス来てからは魅せ場すらないまま敗北した試合もあった。
しかしサンダー龍子戦では最終的に敗北したものの、中盤まで試合をリードし互角以上に渡り合ってきた。
その次の試合なのに、ようやく頭角をあらわしてきた程度の選手に負けると予想されていることに納得できなかった。
スピードを生かし、鏡に反撃のチャンスすら与えないまま試合を進める祐希子。
そう。ここで求められるのは勝利。プロレスである必要はない。
従って相手の技は一切受ける必要も無い。
リング上を駆け回り空を舞う。そして鏡を投げ再び空を舞う。 祐希子の独壇場だった。
「さぁっ!!こんなものじゃ終わらないわよっ! 立ち上がりなさいっ!」
立ち上がった鏡を投げようと、手を伸ばした瞬間それは起こった。
「あぐ…っ!?」
伸ばした右手が掴まれたかと思うと、その手を軸にして祐希子の首に鏡が飛びついた。
その左脚は祐希子の右脇をくぐり、右脚は祐希子の左肩口を捉え、
そのまま鏡の体重をのせて祐希子をリングに引き込んだ。
「あ……が…… っぅぅぅ……っぐ……っ!!」
祐希子の首に両脚が絡みつき、下からの三角締めが極まっていた。
『ようやく捕まえましたわ。 さっきからちょこまかちょこまかと鬱陶しいったらありませんわ。
 でも、捕まえてしまえば私のものですわ。貴女の弱点は全て抑えてあります。
 さぁ……その顔が苦悶にゆがむところを見せていただきますわ…。』
「ぁがっ!!? ぅくふ…………っ!!」
祐希子の呼吸が細くなり、頚動脈が絞められる…。
細い呻き声を上げながら顔を歪め、鏡の脚から頭を抜こうともがく祐希子。
しかしリング上のスーパースターとも呼ばれる鏡の長い足が祐希子の首をガッチリ捉えて離さない。
『ふふふ…その声…その顔……。なかなか良いですわ。
 でも……ここはまだそれほどでもない…。 富沢さんからしっかり教えてもらいましたわ。
 ……ここが……好きだってことは知ってますの。』

146さいたま地下プロレス:2007/08/15(水) 17:35:37
一瞬脚を緩め身体を少し捻り、再び絞める……。
「げぇぁっ! …っ!!! ぁ………っ!!! っ~~~~っ!!!」
一瞬の呻き声の後、祐希子の口から言葉が消えた。
口から舌を出して目を硬く閉じた祐希子は、まるで硬直したように動かなくなる…。
気管と頚動脈を絞められてしまった祐希子は、反射的に動きをとめてしまう。
動かなければ逃げられないことは分かっていても…。
『動きが止まっていますわよ? ……頚動脈は…やめて差し上げますわ。』
「ぇぁ……」
頚動脈に血流が戻り、再びゆっくりともがき始める祐希子。
しかしすぐに動きは緩慢になり、ゆがんだ顔はさらに歪んでいく
『少し緩めて差し上げましょう…? もっとその顔を見せていただきたいですわ。』
「くふぅ……………ぁ…げぅ…………ぅぅぅ………」
一流の選手とフルタイムで試合を行える祐希子。そのスタミナがみるみるうちに殺ぎ落とされていく。
下から絡みつかれた三角締め。最初は両脚で身体を支え左手で引き剥がそうとしていたが、
やがて崩れ落ちるように両膝をつき、
左手もリングにつき、引き剥がすのではなく身体の支えへと変わった。
「かはぁ…………………ぁ……………………くはぁ…………」
舌を突き出して涎を垂らす顔を、鏡の両脚の間から覗かせる祐希子。
『ダメですわ…。貴女はもっと強い。そう思っていたからわざわざこんな所まで来たというのに…。
 その貴女がこのていたらくでは私は何をしに来たのだかわかりませんわ。』
鏡は三角締めを解いて立ち上がり、祐希子の両脚を脇に挟むと逆エビ固めで祐希子の身体を折りまげる。
「うぅぅぅああっ…ぁああぁぁぁぁぁああぁぁああぁ…………」
祐希子の身体が腰を中心に折り曲げられ、肩幅に開いた股間が反りあがる。
『なかなか良いドテですわね。あそこの観客さんもそっちの観客さんも、みなさん貴女のここを凝視していますわ。
 もっとよく見えるようにして差し上げましょう。』
そのまま軽く立ち上がって祐希子を垂直に引き上げると、再び腰を落とす。
「ぅああっ!!! あがああああーーーーーっ!!!!」
今度は祐希子の頭の上に座るように腰を落とし、祐希子の身体が今度は肺を支点にして2つに折れ曲がる。
さらに腰を支点にして両脚が折れ、コの字型に逆エビ反り固めに固められた祐希子は鏡の尻の下で悲鳴をあげる!
『こうすればどの席の殿方にも、貴女の魅惑的なドテを良く見ていただけますわ。
 ……ところで、もう少し静かにして戴けませんこと? まだまだ”貴女のショー”は始まったばかりですわ。』
祐希子の股間がモニタに映され、会場中から下卑た野次が浴びせられる。
一通り痛めつけたところで祐希子を解放し、祐希子を引き起こす鏡。
しかし、引き起こされた祐希子がその手を振り払い、鏡の脇腹へミドルキックっ!
続けて鏡の首裏めがけて延髄斬りをたたきこんでロープに走る。
「こおのぉおぉぉっ!!」
鏡が体勢を立て直すタイミングにあわせ、再びその首めがけてラリアットっ!
しかしラリアットを避け、祐希子の腕に自らの腕を絡めて捌く鏡。そのまま背後に回りこみ肩固めが極まる。
「おうおおおぉぉぉぁぁぁああぁぁああっ!!!」
『まだまだ元気みたいですわね。 いつまで続くか楽しみですわ。』
再び絞められる祐希子の首。しかし呼吸は奪われているものの、今度はかかりかたが甘い。
首を傾け腰を落とせば今より呼吸を確保できる。そうして逃げていけばいずれ脱出できる。
溜まらず身体を捻り腰を落としていく祐希子。呼吸の確保に成功。
しかしそれに気づいたのか鏡は再び絞めあげる。祐希子も再び身体を入れなおす。
……そうこうしているうちに、やがてリングに腰を落とす祐希子。

147さいたま地下プロレス:2007/08/15(水) 17:36:39
その瞬間、鏡が身体を入れ替え腕ひしぎ逆十字の体勢に入る。
「っくぅっ!!」
しかし腕が伸びきらないように耐える祐希子。
一瞬の間の後、鏡が祐希子の首を挟むように足を入れ替えたかと思うと、
一気にクルックヘッドシザーズに捕らえる。
リングに這いつくばり、腕をとられ首を絞められる…。
「ぎう……。ぅが……………。ぁ………」
『ふふふ……貴女は本当におもしろいですわ。』
鏡の体重が首に圧し掛かり、くぐもった呻き声を上げる祐希子。
脚を広げロープに逃れようと身体を進める…が、鏡が手を離したかと思うと祐希子の右脚を捕らえ、
続けて両脚で祐希子の右脚の付け根を抑える膝十字固め。
「ぃぎぃぃあぁあぁあぁぁあああぁっぁあぁぁっああああぁあぁぁぁぁあっ!!」
『いい悲鳴ですわ。この膝が壊れたら…こんどはどんな悲鳴を聞かせていただけるのかしら』
腰を振って膝を痛めつけていく鏡。
続けて身体を入れなおし鏡の両脚は祐希子の左足を捕らえ、祐希子の両脚を限界まで左右に開く
『また殿方にじっくり見ていただけてよろしかったですわね。』
「っくぅぅっ!! この…離しなさいっぅあぁ!!」
執拗に祐希子の股間を広げ、わざわざモニタに祐希子の股間が映るまで次の技へ移行しない鏡。
観客は気づいていた。これは祐希子の開脚恥辱ショーだと…。
鏡は祐希子を離さない。続けてローリングクレイドル。
大股開きのまま祐希子の身体が制御を失った飛行機のように上下に錐揉みし、
やがて大股開きのまま真っ逆さまにされてリングに固定される。
目が回って平衡感覚を無くした祐希子をうつ伏せにすると、
祐希子の右脚と鏡の右脚を、祐希子の左足を鏡の左足に絡ませる。そして両手で祐希子の顎を捕らえ…
「っぁぁぁうあぁぁぁあ!!! ぅうぅぅぅぐうぐぐぐぐぅぅぅぅぅ………っ!!」
祐希子は両脚を固定され、鏡の両膝で腰を固定され、さらに顎が真上を向くように反り上げられるキャメルクラッチ!
『その顔…その声……。ゾクゾクしますわ…。こんなに小さく折りたたまれた気分はいかがですか?』
「うごあぁあぁぁぁぁ……っくぅぅぅぅっ!!ぅぉあぁ…」
祐希子は焦っていた。鏡の攻撃の隙を突いて反撃に出たものの切り返されてしまい、
再び鏡の関節技地獄に嵌められている。
鏡の関節技は確実に祐希子の身体を蝕み、スタミナを殺ぎ落としていく…。
早くこの手を引き剥がさなければいけない。
鏡の腕を引き剥がそうと両手を伸ばす…が、その両手を鏡に掴まれてしまう。
『正面の殿方…カメラの用意は出来まして? …それでは参りますわよっ!』
「ぅぁああああーーーっ!!!!!!!」
四肢を絡め取られた祐希子の身体が真後ろに傾いていき…ロメロスペシャルが完成っ!
祐希子の胸が上を向き、両脚が大きく開き股間を真上に突き出した形で固定されてしまう。
正面からはカメラのフラッシュが焚かれ、
モニタには祐希子の股間メインにして、その先の胸、顔を1フレームに収めた映像が映し出される…。
『祐希子さん。 貴女、今とても輝いてますわ。 早くプライドをかなぐり捨てて屈服なさい。』
「おあぁぁああ……ぅがぁああぁぁぁ………。だ…だれが……そんなこと……」
「そうですの?それでは仕方ありませんわね。」
祐希子の左腕を思い切り引っ張ると、その隙に祐希子の右腕を祐希子の首にまわし、
今度はその右腕を思い切り引っ張って、その隙に祐希子の左腕も祐希子の首にまわし、一気に両手を引っ張る!
『いかがですか?自分の腕に首を絞められた感想は?』
「ぐえっ!? ぁがが………ぅぅぐぅぅあ…っ!! ぐうぅぅっ!! この…程度……耐えて…」
『不満ですの? 確かに少し緩いようですわね。』

148さいたま地下プロレス:2007/08/15(水) 17:38:15
不意に両手を解放する鏡。そしてすぐさま祐希子の首に手をまわし…スリーパーを仕掛ける。
「ぇぐっ!!」
『それでは私がきちんと絞めて差し上げますわ』
「がぁは……うぅうぅぅぅぅぅううううぅぅぅ………」
『だんだんおとなしくなってきましたわね。聞き分けの良い娘は好きですわ…』
祐希子は見た目以上に疲弊していた。
最後の反撃以降、既に十数分もの間鏡の関節技の餌食にされているのだから無理は無い。
まったく反撃できない状況は精神的にも苦しく、集中力も散漫になっていく…。
『聞き分けの良い貴女に…これは私からのささやかなプレゼントですわ。』
祐希子の膝を床につけ、祐希子の頭をグイッと引っ張ると、ドラゴンカベルナリアが完成する。
「ぐあぁあああぁああぁあぁぁぁあああぁああ………!!!」
『いかがですか? いいえ。必ず気に入っていただけるはずですわ。』
身体を上下に大きく揺らす鏡。
「あぐうっ! ……ぅぅぅぅぐうあっ! ……ぅぅぃがああ!!!」
それにあわせて悲鳴をあげる祐希子。口の端に泡を噴きながら拷問に耐え、反撃のチャンスをうかがう祐希子。
必ず反撃のチャンスはある。技と技の繋ぎ目に……。必ず…っ!
しかし祐希子の身体が自由になる瞬間は訪れない。
常に身体の一部が拘束され、逃れることが出来ない祐希子。
かまわず次の技に移行する鏡。両脚の拘束を解いてその両脚で祐希子の胴を思いっきり締め上げる
胴締めドラゴンスリーパーをかける。
「ううぅぐうあぁああぁ……ぐふ……っぐふうぅぅぅ……」
『あぁ…その弱弱しい声……。ゾクゾクいたしますわ……。
 貴女は死ぬときどんな夢を見ているのでしょう…?
 そろそろ…息の根を止めて差し上げます…。』
祐希子はもう限界に来ていた。
手足はぐったりとリングに伸び、虚ろな目で鏡の腕の中で呻き声を上げることしか出来ない。
もともと絞め技は祐希子の弱点だった。しかし富沢に敗北して以降その弱点は徹底的に分析され、
その結果本人すら自覚していなかった弱点が洗い出され、丸裸にされていった…。
最近では試合のたびにスリーパーで苦しめられ、ことごとく惨敗を喫した。
決して祐希子が弱くなったわけではない。ただ弱点が露呈しただけ。
そしてその弱点に対する耐性があまりに無さすぎただけ。
そして…それを克服することは祐希子にとって不可能だっただけ。
「…………ィブ…………ギ……ィ………………ブ………」
リングを叩き、ギブアップを宣言する祐希子。
ついに鏡の手から再び逃れることは出来なかった。
『わかりましたわ。 ドラゴンスリーパーでは物足りないのでしたら…』
祐希子の首にまわした腕をはずして胴締めスリーパーに移行し、尚も絞め続ける。
「ごぶっ……ごふぅ………グブゥ………ぅ………」
祐希子の口から泡が溢れ、黒目が上瞼に吸い込まれ、ガックリと鏡の腕に沈んでいった。

≪鏡の行動≫
1.許す→END
2.陵辱→>>149
3.壊す→>>150

149さいたま地下プロレス(エロ注意):2007/08/15(水) 17:39:30
≪陵辱(エロ注意)≫
鏡の腕の中に沈んだマイティ祐希子。
鏡は祐希子の右脚を左脇に抱えて祐希子の身体をひっくり返し、逆エビ固めにする。
『次は…どんな声を聞かせていただけるのかしら…?』
一旦大きく絞り上げ、祐希子の意識を取り戻させると
大きく開いたその股間に指を這わせる。
『ふふふ……あぁ……美味しそう……。』
「んく……や…やめな…さい……っ」
祐希子の言葉に耳を傾ける様子もなく、人差し指と中指の腹で股間を激しくこね始める。
「んは…っ!? ……ぃっ……はっ……っぅあっ!!」
『はぁ……柔らかい…乱暴にしたら壊れてしまいそうですわ……。
 ……でも……富沢さん情報によりますと…乱暴されるほうがお好みだそうですわね?』
「!?」
『…祐希子が失神KOされた技は、膝十字固め、コブラツイスト、アキレス腱固めにドラゴンスリーパー、
 それにグラウンド卍固めにWARスペシャルでしたか? ……ふふふ。
 でも…私はそんな回りくどいことはいたしませんわ。』
祐希子のジャケットを乱暴に引っ張り、祐希子の両手を後ろで固定すると、
あお向けにした祐希子の両脚を脇に抱え、右脚を祐希子の股間にあてがい、激しく前後にたたきつける!
「ひいぃぃいぃぃいいぃぃ!! ひいぃぃぎいいいいぃぃぃいいぃぃいいいいぃっ!!」
鏡の踵が祐希子の股間を下から突き上げるように強烈にたたきつける。
祐希子の悲鳴が会場中に響く。 ……いや、この声は聞き覚えがある…。
初めて富沢に敗れた試合で祐希子が上げた悲鳴に酷似している。
乱暴に…強烈に…そして富沢に勝るテクニックで突き上げられる祐希子。
みるみるうちに股間に染みが広がり、湿った淫靡な音がなり始め…
『祐希子…この湿った音が聞こえまして?
 リングでこんなに乱暴にされて感じるなんて、とんだ変態ですわね。
 女帝と謳われたあのマイティ祐希子がこんなド変態だったなんて思いもよりませんでしたわ。
 女帝どころかレスラーの資格もありません。ましてこんな衆人環視のなかでイッてしまう者など、
 人としての資格もありませんっ!ただのド変態ですわっ! さぁっ!イッておしまいっ!ド変態っ!』
「ひぃはああぁぁぁーーーーっ!!! んあああっ!!あああっ!!ああぅっ!!んはああ!!」
ものの数分で祐希子の下には水溜りが出来ていった……。
股間からだらだらと液を垂れ流しながらも、鏡から逃げようと身体をうつ伏せにし、
這うようにしてその場を離れようとする祐希子。
しかし這いつくばった祐希子の上に座って両脇の下に脚をくぐらせ、身体を反転させ…
ジャパニーズレッグロールクラッチ!鏡に組み敷かれ、その股間を鏡の目の前に晒す祐希子。
『逃げようとするその根性が気に入りませんわ。』
目の前に晒された祐希子の股間に指を入れ、荒々しく中を掻き乱す。
「ひぐぅぅぅっ!! あぅぅっ!! はぅあっ!!! いいぃぃぅうぅっ!!」
『こっちの穴の味も見てさしあげますわ。』
祐希子の尻にも指が挿入される。
祐希子に抵抗は出来ない。両手は背後で固定された状態。
完全にひっくり返された状態で上から鏡に取り押さえられている。祐希子に残された選択肢は何一つ無かった。
双穴に差し込まれた指が祐希子の中を抉る…。それをただ受け入れるより他に無かった。
「ううあぁああぁぁあっ!! やめええぇぇぇぁあぁぁぁあああっ!!!!」
『祐希子…絶頂の彼方に沈むまで終わりませんわ。』
「はぐぅぅぅっ!! やぁぁぁ…っ!!やめっ…っ!! いぃぃぃっ!!いぃくぅぅぅぅぅっ!!!!」
鏡の目の前で絶頂を迎え、潮を噴く祐希子。
この後、さらに2度の強制絶頂を迎え、ついに祐希子はその意識を失った……。

≪鏡の行動≫
1.許す→END
2.壊す→>>150

150さいたま地下プロレス(グロ注意):2007/08/15(水) 17:40:46
≪壊す(グロ注意)≫
『起きなさい。祐希子。』
「はぁ…はぁ……はぁ………。 っぅ……ぅぅ…」
『祐希子…貴女にはまだ一つやらなければならないことが残されていますわ。
 ……今日の入場ですが、拘束もされずSPもいなかったことに気づきまして?』
「? ……それが…?」
『おかしいと思いませんでした?このリングでは負けたものは拘束されて出てくるのが常だそうですわ。
 なぜ今日は拘束されていないのか…。挙句、SPすらいらっしゃいません。
 なぜ選手に逃げられるかもしれないリスクを犯すのでしょう? おかしいと思いませんこと?』
祐希子は、拘束されていないことやSPがいないことはもちろん気づいていた。
しかしそれが何を意味するのか、鏡が何を言っているのか、理解できなかった。
『私が勝った場合、祐希子を壊すように命ぜられています。
 本来、他人の命令に従うことなどまっぴらなのですが……
 私が実行しなくても他の人が実行するのであれば、結果は同じこと。』
面倒そうに説明する鏡の言葉はいくらか説明が足りていない。
『……面倒ですわ。要するにお払い箱ですわ。 祐希子、貴女はもう不要です。
 誰にも勝てない選手が賭博の対象になれるはずがありません。賭けが成り立たちませんわ。
 今日の試合は勝ち負けなど最初から関係ありませんでしたの。
 だからスクラップにされて捨てられるのです。 スクラップにするのは…私の役目ですわっ!!!』
グシャァッ!!
「あぎゃぁっ!!! あが…っ!!あが…が…っ!!」
勢いのついた踵に祐希子の顔面が踏み抜かれ、鼻血を噴きながら悶絶する。
冷徹な目で祐希子を見つめながら左足を手にかけ、膝十字固めをかける鏡。
『まずは左脚……。 覚悟は…よろしくってっ!!』
グキィッ!!
「ぎぃぃぃぃぁああああああああああっ!!!」
祐希子の膝から下があらぬ方向を向く。 祐希子の悲鳴を無視してアキレス腱固め。
『次は右脚……。 ふぅっっ!』
ブチィッ!!
「いあああああああっ!!!」
祐希子をうつ伏せにひっくり返し、その両手を背中側で掴んで引き起こし、サーフボードストレッチ。
『面倒ですから両方いただきますわよ。 フゥッ!!はあぁっ!!やぁっ!!』
ゴキッ!! ゴキイィッ!! 祐希子の背中を乱暴に蹴り付け、両肩を破壊する……
「あがあああああっ!! いいぃがああああああっ!!!」
『もうダルマですわ。次は首……と言いたいところですが、それはさすがに死んでしまうでしょうから…』
踵を返し、コーナーに上る鏡。コーナーから高く飛び上がり、祐希子の右胸に膝を落とすっ!
ボキ……
「がは…っ!! がっはっ…… はが……は…が………」
『このくらいで良いでしょう。 苦しそうですわね。
 安心なさい。肋骨が肺に刺さっただけですわ。
 それでは……私も暇じゃありませんので、そろそろおいとまいたしますわ。ごきげんよう。』

祐希子は地獄を味わったさいたま地下プロレスから、晴れて脱出することができた。
しかしそれは自らの手で成し遂げた脱出ではなかった…。

……翌日、さいたま市内のコンビニから警察に通報があった。
川口駅近くのコンビニのダストボックスから、ゴミ袋に小さく詰め込まれた瀕死の女が発見された。
しかし、翌日捜査は打ち切られ、町は元の平穏さを取り戻していた…。

151名無しさん:2007/08/16(木) 03:47:33
超GJ!!!
いつもより長めの描写で超興奮した!!!
次回からの新展開にも期待!!!

152名無しさん:2007/08/16(木) 06:27:33
堪能させていただきました。GJ!
ただ、壊すルートはもっとネチネチじっくりやって欲しかったと思いましたわ
鏡的に

153名無しさん:2007/08/16(木) 06:33:20
体中の間接を外されて芋虫みたいにのたうちまわるゆっことか

154名無しさん:2007/08/16(木) 12:25:00
1粒で2度おいしい♪ 1粒で2度おいしい♪
エロもグロも楽しめてまさに祐希子の最期を飾るにふさわしい試合でした。
でも再起不能というほどでも無さそう?なのでいつか復活してまたフルボッコにされる勇士を見たいものです。

155さいたま地下プロレス:2007/08/16(木) 19:35:54
板違いなのは承知しておりますが、
この板を見ることができる2chブラウザをご存知ありませんこと?
以前はギコナビも使っておりましたが、今はLive2chしか使っておりませんの。
しかし移転してからというもの、
この板をIEでしか見ることが出来ませんので、いいかげん不便ですわ。
Live2chかギコナビでこの板を見る方法か、
この板を見ることの出来る2chブラウザをご存知でしたら教えてくださいまし。

SSに限らず、いろんな人の妄想とかでこのスレが繁栄していくといいですね。
レッスル系でリョナ寄りのSS書きの人や絵描きの人って少ないんですかね?
とりあえず適当に置いておくので次回の要望とかありましたら適当にどうぞー。
ttp://vote2.ziyu.net/html/saita.html

156名無しさん:2007/08/16(木) 20:15:29
私は
http://janestyle.s11.xrea.com/
コレ使ってる。

157さいたま地下プロレス:2007/08/16(木) 23:03:55
>>156
ありがとうございます。
便利っぽいのでちょっと試してみます。

158名無しさん:2007/08/17(金) 12:15:44
>>145-150
遅ればせながら超GJ

そして俺の中では精神の臨界点を突破しちゃったゆっこが
ジェラルド・ゴルドーばりの残虐ファイターと化し復讐を開始するストーリーが展開中なんだぜ

159名無しさん:2007/08/17(金) 23:23:53
愛のキャラに『生物災害』ってのが追加されてる…
どんなキャラだろ?リョナ的に。

160名無しさん:2007/08/24(金) 01:26:16
おまいらが鯖2に望むリョナ的要素はなんかある?

161名無しさん:2007/08/24(金) 20:20:20
>>160
実現可能そうなところでは失神KOかな。
Vシリーズでは出来たらしいけど。

162名無しさん:2007/08/25(土) 01:14:37
>160 161
あと、10カウントルールか?

あと、殺戮兵器の寿零と神田幸子が同世代でボクシング出身だが、神田がボクシングを断念した理由が寿零にフルボッコされて六角姐さんみたいに視力失ったってのを考えたのだがどうYO?

163名無しさん:2007/08/25(土) 01:34:53
>>162
詳細に頼む

164名無しさん:2007/08/25(土) 18:52:52
強烈な技が決まったときに、
稀に動けなくなって相手の技を受けるしかなくなるターンが欲しい。

165名無しさん:2007/08/27(月) 23:12:49
>163
すまん、仕事忙しくて当分無理、誰かタスケテー!(T△T
あと、個人的には後編プレイしてからじゃないと、いまいち寿のキャラが理解できてないのでー
スマソm(_ _)m

166名無しさん:2007/08/28(火) 02:47:15
>>165
頑張って!(´;ω;`)
ボツボツと出来そうだったら書いてくれると嬉しいかな
無理スンナよ!

167名無しさん:2007/09/05(水) 00:38:39
ユーザー参加企画第4弾に応募すべくリョナっぽいセリフを考えてるが、全然思い浮かばないぜ!!
我ながら文才が無いな…

168名無しさん:2007/09/05(水) 21:04:03
語尾に「リョナ」付ければいいじゃない

Ex「本官は小悪魔リョナよ」

169名無しさん:2007/09/06(木) 00:11:20
入 場:試合開始のゴングがレクイエム…。貴女に捧げる最期の唄…。
必 殺:天国か地獄…好きなほうを選びなさい。貴女に残された自由はそれだけだから。
勝 利:生きていられるだけで幸せだと思いなさい。次の試合はその幸せも奪ってあげる。
その他:安心なさい。殺したりなんてしないわ。…貴女が勝手に死ぬだけよ。

んー微妙。

170名無しさん:2007/09/06(木) 20:37:30
こんなところでガララ巡査ネタを見るとは思わなんだ

171名無しさん:2007/09/09(日) 05:00:00
まだストーリーアプリに未登場の愛のキャラクターの台詞も投稿出来るんだよね
勝手にキャラを想像できる分、逆にそっちの方が考えやすいかも
>>169の台詞はSA-KIとかに合いそうな気がする

172名無しさん:2007/09/09(日) 18:42:17
キャラのウィークポイントとか募集すればいいのに。
祐希子は腹筋が薄くてお腹への打撃が苦手とか
武藤はパワーボムで失神KOしやすいとか…

タダでさえ背景の弱いサバイバーからのキャラに厚みを出すためという名目でやろうぜ。

173名無しさん:2007/09/09(日) 19:18:24
>>172
祐希子がスリーパーに弱いとか、流れが素敵だよね

174名無しさん:2007/09/09(日) 23:51:13
>>173
だよね。
ゲームに直接関係してこなくてもいいから、
そういう設定があるといろいろ妄想できていいよね。
みんなは誰がどんな弱点を持っているとかの自分設定とかってある?
オレはやっぱり祐希子がスリーパーと膝蹴りに弱いと思ってる。
ラリアットで一回転したり、パワーボムやジャーマンで潰されても意外と粘るけど
スリーパーや膝蹴りでは動きが鈍って反撃不能になってやられるイメージで。

175名無しさん:2007/09/12(水) 08:08:45
菊池はパワー系且つラフファイト(グリズリーとか)に弱いという妄想

176名無しさん:2007/09/16(日) 09:04:20
サンダー龍子は膝に爆弾を抱えていて脚への打撃や飛び技(低空ドロップキックなど)に弱い。

脚にダメージを受けると得意のパワーボムも出せずに新人にも嬲られてしまうと言う妄想

177名無しさん:2007/09/16(日) 10:53:34
弱点設定考えた事ある…やっぱ、強い中にどこか脆い所があるとグッとくるよね。

俺が持ってるイメージは
武藤は得意の飛び技・足技を殺す為に足を責められて悲鳴をあげるとか考えてたけど
>>172みたいにパワーボムを切り返せる技(フランケンシュタイナー等)が優れている分、食らった時の反動で失神しやすいとかイイかなあと思った。
結城は実は腹が弱いとか。悶絶してディフェンスの優秀さや粘り強さが発揮出来なくなるみたいな…
サバイバーや愛のコスチューム見てもなんか責めたくなるしw
永原は腰責められてジャーマンの切れが鈍るみたいな。苦しそうに腰押さえる姿とか絵になるかな~と。
キューティー金井とかは徹底してヒール系(ラフ&凶器?)に弱い。(これは妄想というか事実に近い感が)

と、長々失礼しました(汗)

178名無しさん:2007/09/16(日) 16:07:00
南さんの耐性一覧(5段階)
投げ・・・B
打撃・・・C
間接・・・A
凶器・・・D
エロ・・・E

179名無しさん:2007/09/17(月) 00:27:00
こう考えると弱点設定て考えれば考えるほど興奮してくるなwww

石川は膝十時とかアンクルロックとかに弱そう

180名無しさん:2007/09/17(月) 22:08:19
弱点っていうわけじゃないけど、市ヶ谷は俊敏な動きについていくのが苦手。
祐希子との試合で後手に回ることが多いのはそれが理由で、
動きの機敏な菊池やフットワークのいい神田を苦手にしている。
自慢のダイナマイトバディが唯一仇になるのがこのタイプ。…という妄想。

181名無しさん:2007/09/19(水) 15:28:16
しかし、菊池もバワー系が苦手だから相性悪い同士で実力通りの結果にw

182名無しさん:2007/09/20(木) 00:00:13
掴まえられれば市ヶ谷有利…逃げ切って翻弄できれば菊池に嬲られる市ヶ谷様

183名無しさん:2007/09/21(金) 01:29:54
弱点設定の流れで市ヶ谷が自慢の巨乳と小柄な真壁那月のスピードに翻弄されて蜂の一刺しのような痛烈な膝蹴りでダウンさせられる…みたいな展開を考えたんだけれど…

文才なさ過ぎorz
先人は凄ス…

184名無しさん:2007/09/21(金) 01:45:43
>>183
まぁ、試しに投下してみなよ過疎気味なんだしwww

185名無しさん:2007/09/21(金) 02:14:45
文才なんか関係ない。
自分はSSを書くときはほぼ丸1日かかるんだ。

186名無しさん:2007/09/21(金) 04:22:09
うっそん
俺なんかレポ物でも数日かかったな

大筋が決まっても装飾に拘ったり推敲したりもあるけどw

187名無しさん:2007/09/24(月) 16:25:46
ビューティ市ヶ谷      V S      マイティ祐希子×
○小川ひかる  (ドラゴンスリーパー失神KO) 菊池理宇


序盤は祐希子と菊池がスピード殺法で市ヶ谷、小川を翻弄。
小川は場外に転げ落ち、市ヶ谷は辛うじて立っているもののスタミナが切れたのか
息が荒くなりつつある。
試合開始15分、祐希子は後輩菊池に花を持たせるため、主導権を譲った。
菊池「まかせてください、祐希子さん!」
軽妙なロープワークで市ヶ谷を翻弄する菊池。
市ヶ谷「くぅっ、小娘がチョロチョロと生意気ですわ」
菊池「いきますよー」
ロープを使っての619が炸裂。
市ヶ谷「ぐぅ」
思わず、尻もちをつく市ヶ谷。さらに追い討ちをかけるべく、菊池のダイビングボディプレスが!

「げぼぉ、ぐぇぇぇぇ!」
市ヶ谷の膝迎撃を食らい、腹を抱えて、転げまわっていたのは菊池だった。

市ヶ谷「捕まえましたわ、ふふふふふふふ」
左手一本のアイアンクローで菊池を軽々と吊るしあげる市ヶ谷。
市ヶ谷「今までの、借り、利子をつけて返して差し上げますわよ」
菊池「ぐぼぉ、げはぁ、あああ、いやあぁ!」
がら空きのボディに市ヶ谷の拳が何発も突き刺さり、そのたびにビクッ、ビクッと痙攣する菊池。
体制を入れ替え、ベアハッグに持ち込む市ヶ谷。豊満な胸を見せつけるようにゆっさゆっさと揺さぶりをかけ、菊池を追い込む。
市ヶ谷「ほらほらほらほら、さっきまでの威勢はどこにいきましたの?」
菊池「たす、げてぇ、ゆぎこ、ざぁあああ!」
涎と胃液と涙と汗を垂れ流し、助けを懇願する菊池。
祐希子「市ヶ谷、やめろー」
後輩の悲鳴にたまらず、カットに向かう、祐希子。だが、菊池の惨状に気をとられ、場外から背後に迫る小川の姿には気がつかなかった。

188名無しさん:2007/09/24(月) 16:28:31
祐希子「ぐああぁ」
背後からの、ドロップキックがもろに入り、転倒する祐希子。
追い討ちをかけるように、ストレッチプラムに持ち込む小川。
小川「関節の悲鳴を聞きなさい!」
市ヶ谷「ついでに、後輩の悲鳴も聞かせて差し上げてよ!」
祐希子「ぐあああああ、菊池ぃ、菊池を、はなせぇぇ!」
菊池「あぅ、ご、めん、なざあい、ゆぎご、ざ・・・・あう」
グロッキーとなった菊池を祐希子の足もとに無造作に投げつける市ヶ谷。
市ヶ谷「ほら、話して差し上げたわよ。それじゃあ、次は貴女の番ですわよっ!」
動けない祐希子の無防備なボディに食い込む蹴りの連打
祐希子「ぐああ。げぇ。ああ、ぉえ、げぼぉおおお、ぁうぇ」
市ヶ谷「貴女の相手も疲れましたわ、そろそろ終わりにして差し上げますわ・・・小川」
市ヶ谷の合図にあわせて、体勢を入れ替え、ドラゴンスリーパーに切り替える。
祐希子「ぐぅぅぅぇ。ガハッ」
苦しむ祐希子を見ながら、ふと気づく市ヶ谷
菊池「ぁぁ、ゆ・・き・・・こさん、に・・げて」
祐希子を助けようとしているのか足もとにしがみ付く菊池。それを汚物を見るような眼で一瞥し、無造作に抱え上げる市ヶ谷
市ヶ谷「あら、よく考えたら権利はあの小娘のものでしたわね。私としたことがうっかりですわ!」
そして、高く抱えあげ、ビューティーボム! 
菊池「がぁぁぁあああああああああああ!」
祐希子「ぐぼぁぁぁああああああああああああああ!」
菊池の後頭部が祐希子の無防備な腹に突きささる。
そして、だらりと垂れた菊池の手と、祐希子の手がふれあい、祐希子のに権利は委譲され、
衝撃でチョーク気味に入ったスリーパーが祐希子の意識を刈り取った。

カンカンカン!

市ヶ谷と小川が勝利アピールをするなか、祐希子と菊池は抱き合うようにお互いの吐瀉物の水たまりに埋もれていた。

189名無しさん:2007/09/24(月) 16:32:13
174、175、180、182に感謝。
一気に書き上げたので誤字脱字、句読点ミスは見逃してくだされ。

190名無しさん:2007/09/24(月) 18:29:54
>>189
GJ!
悲鳴は下品なくらいがいいw

191名無しさん:2007/09/24(月) 18:55:58
>>189
GJですヽ(^◇^*)/
ゆっこと菊池は世界一の嬲られペアですねヽ( ´¬`)ノ

192名無しさん:2007/09/24(月) 21:59:07
>>189
GJ!
最後の1手を決められずに逆転されるところとか、上手いです。

実際、ゆっこ菊池ペアは極カードばかり場に残って飛カードを使い切って息切れし始める。
逆に市ヶ谷小川ペアはお互いの弱点をある程度補えるから、手詰まりになりにくい。

193名無しさん:2007/09/26(水) 03:27:04
5対5のキャプテンフォールマッチとか、凄くここ向けの展開期待出来ないか?

194名無しさん:2007/09/26(水) 23:30:54
たとえばどんな感じ?
オレには人数が多すぎて収集つかないイメージしか湧かないw

195名無しさん:2007/09/27(木) 01:46:15
>>194

   正規軍           反乱軍
C マイティ祐希子     ビューティー市ヶ谷 C
  ボンバー来島      南利美
  武藤めぐみ   VS   サンダー龍子
  結城千種         石川涼美
  菊池理宇         小川ひかる

みたいな感じで
来島→ちだね→菊池→むとめ→ゆっこ
の順で嬲り落としてく

来島は南・小川の合体関節地獄に失神KO

ちだねはキャメルクラッチ&腹部トーキック連打に嘔吐失神KO

菊池はパワーボム地獄で失神KO

むとめはドラスク地獄に両脚を完全破壊寸前され失禁ギブアップ

一人残ったゆっこはフルボッコ
最終的に市ヶ谷にスリーパー、両腕に腕十字両脚に膝十時でギブアップする事すら出来ずにゴング


とか
最終的に一人残りになればより長く多く嬲られる様が見られるわけだが

196名無しさん:2007/09/27(木) 22:15:54
>>195
いいね。
5対1でフルボッコにされる祐希子を想像しただけでたまらんもんがある。

197名無しさん:2007/09/27(木) 22:24:38
>最終的に市ヶ谷にスリーパー

その体勢なら首四の字とかもっと屈辱的なようで萌える…

198名無しさん:2007/09/27(木) 22:37:52
>>195
よくめぐちぐを受け側に入れてくれた! 虐め方もナイスw
思わず妄想が膨らんだ・・・ありがとう。

199名無しさん:2007/09/27(木) 23:15:02
ちょっと中途半端だけど妄想力が続く限り書いてみた。
めぐちぐですまん orz
このスレではゆっこが人気あるようだけど、どうしてもめぐちぐが一番好きなんだ…。

ここの趣向に合うかどうかわからないけど、見てくれると嬉しい。

200名無しさん:2007/09/27(木) 23:16:57
ビューティー市ヶ谷が石川 涼美に指示、結城 千種を自軍コーナーに近い位置でキャメルクラッチの体勢に捉えさせる。
「ぐ…くく…」
スープレックスプリンセスの異名をとる彼女の、しなやかに鍛えられた体が石川のパワーで極限まで反らされる。
いまや千種の体はふとももからつまさきがマットに接しているのみで、顔はキャメルクラッチをかける石川の前にあるほど反り伸ばされていた。
千種の腹部を包む黄緑色のコスチューム…その柔らかい生地の上には可愛らしいへその形さえ浮かび上がっている。
今千種の前に立っている市ヶ谷とて、千種の力は十分に認めている。キャメルクラッチで千種に大きなダメージを与えられるとは思っていない。
彼女の目当ては今目の前に無防備に晒されている千種の腹部にあった。
試合序盤で市ヶ谷が千種に仕掛けたストマッククロー。市ヶ谷としてはただの繋ぎ技として仕掛けたのだが、
特別力を込めたわけではないにも拘らず指が食い込んでいった柔らかい感触、予想外の呻き声。それが市ヶ谷のサディスティックな部分に火をつけていた。
「結城 千種!あなたがいくら弱点を隠そうとも、このビューティー市ヶ谷には最初からわかっていましたわ!!」
この試合で偶然発見した、憶測とも言えるような物を根拠に市ヶ谷が大口を叩く。
「この試合であなたが二度と私に逆らえないように調教して差し上げますわ。覚悟なさい!」
どすぅっ!!
「きゃふぅッ!!」
だが、それは当たっていた。市ヶ谷の放ったトーキックは千種の反った腹につまさきを深々と埋めこみ、鈴の音を思わせるような悲鳴をあげさせた。千種は目を見開き、口をぱくぱくさせながら体を痙攣させる。
美しくも力強いスープレックスを作り出す強靭でしなやかな首と背中。投げ抜く際にしっかりと固定する為に鍛えられた腕。めぐみには劣るが及第点以上のスピード・跳躍力を持つ足。ディフェンス、受身の上手さ。
そして武藤めぐみとのタッグでも見せる・・・千種の持ち味とも言える最後まで諦めない精神力、粘り強さ。
そんな彼女に体が小さいという事以外の弱点があるなどと誰が考えただろう。その盲点とも言える部分がまさに、体の小さい結城 千種が昇り詰める為に隠し続けたもっとも弱い部分だった。
「どう!?これで!私に逆らう気は!無くなりまして!!?」「うッ!!ぶぱッ!ごぼっ!!ごぶあぁッ!!!」
市ヶ谷は狂ったようにつまさきで千種の腹を狙い続ける。千種はかなり早い段階で嘔吐を繰り返すようになり、気を失いかけていた。
「うぅ…もうヤダ……たすけて、めぐみ助けて…」
千種がタッグパートナーである武藤めぐみに助けを求め、視線を送る。その目に映ったのは・・・

201名無しさん:2007/09/27(木) 23:19:27
「ぐ…あぁあああああああっ!!」
小川ひかるにドラゴンスクリューを食らい、天を突くような高い悲鳴を発しながら、長い足を抱え込んでマットにのたうちまわるめぐみの姿だった。
今までに見た事も無いような千種の弱々しい姿に、自軍の誰よりも早く救出に向かっていた武藤。しかしそれを上回る早さで阻止せんが為にエプロンサイドから飛び出した小川に捕まっていたのだ。
小川はめぐみを無理矢理立たせ、彼女の引きずる、ほっそりした白い足を取って再度ドラゴンスクリューを放つ。
ギュルッ・ダンッ!・「い゛ぎゃああああああああああああああああっ!!!」
めぐみの足が捻じ切れてしまったのではないかと思うくらい、捻られる。
ルーズサブミッションなのではないかと思えるくらい関節の柔らかいめぐみでも、やはりこれだけ捻られれば膝関節への大ダメージは免れない。
綺麗な声の無様な悲鳴をあげ、同じようにマットに転がる。気の強いめぐみからは想像出来ない姿だ。
さらに小川は普段見せない、4の字固めに素早く入る。
バンッ!バンッ!バンッ!「がああっ!!いたいっ!いだい゛い゛い゛い゛ッ!!!」
更に絞め上げながら小川が後受身を取るようにマットを叩くと、めぐみは両手で頭を抱えるように押さえて頭を振って悶絶する。
めぐみとて飛び技だけが能ではないが、飛び技こそが持ち味であり最大の武器である彼女…膝を殺されては天才姫も形無しだ。
よく見るとめぐみの赤いコスチュームのスカート部分・・・股座の所の赤色がじわあっと広がるように濃くなり始めた。
痛みの余り失禁してしまったようだ。
片方はおしっこにまみれ、片方は胃液と涎にまみれ。
これがマイティ祐希子の正統後継者と言われ、新女で3本指にも入る名コンビ・・・その二人の姿だろうか。
「あちらはあちらでお楽しみのようですわ。さて、私もあなただけに構っているわけにはいきませんの。私のファンは一般人に留まらず、今このリングにいる人間を含めたレスラーにもいるのですから。」
電波な事を息も絶え絶えの千種に言い放ち、市ヶ谷はまるでこれからサッカーボールを蹴る前動作のように、足を後に大きく振り上げる。
「そろそろあなたはおやすみの時間ですわ!」

202名無しさん:2007/09/27(木) 23:23:59
ここまで。・・・よく考えたら、菊池へのパワーボムが飛ばされてた。
ごめん>>195 人(´Д`;)

203名無しさん:2007/09/27(木) 23:33:53
ゆっこVS菊池
信頼している相手に裏切られなぶられる展開が好きかも。

最近負け続けのゆっこは、GMから命令で菊池に対してリョナ試合を強制させられる。
試合では普段のゆっこではあり得ない凶器や性器への攻撃を敢行する。
なにも知らない菊池はされるがままいたぶられ、徐々にゆっこへの不信が募っていく。
終盤、ゆっこはあろう事かフレイヤ鏡やライラ神威をリングに呼び込みフルボッコ。ボロボロになった菊池をコーナーに磔にし、失禁KOに追い込む。
遺恨発生
試合後控え室で落ち込む菊池に対し、GMは言葉巧みにゆっこへの復讐を持ちかける。
という妄想試合。

204名無しさん:2007/09/28(金) 00:37:42
>>202
GJ!
ちだねがフルボッコされるのは初めてかな?すごく新鮮でよかったよ!
この流れでめぐちぐが標的にされるSSが増えるといいな。

>>203
遺恨試合で菊池にフルボッコにされるゆっこをみたい!

205名無しさん:2007/09/28(金) 21:30:06
「あぁ…あぁう…………くあぁぁぁぁっっ…!!」
コーナーに追い詰められ、両腕をトップロープに絡められて身動きのできない菊池理宇のくぐもった悲鳴が響く。対戦相手の振り上げた足が首を踏みつけにして菊池の顔を仰け反らせていく。顔を歪める菊池の表情は苦痛と屈辱よりも、信じられないというように自分を攻め立てる相手の顔を見つめ…
「ゆ…祐希子、さんっ、どう、して……どうしてこん、な…や、め…かふぁぁっ!!」
 その相手、新女の元トップレスラー、マイティ祐希子は菊池の顔を見ないままぐいぐいと首を削いでいく。
「あっ、が……ぐうぅぅっっ!」
 長時間の呼吸責めに耐えかね、菊池の膝がカクカク笑う。ここまでの流れで力の入らない脚では体重を支えきれず、祐希子が足を離すとそのままコーナーポストに寄りかかり腰を突いてしまう。
「はぁっ…はぁっ……えげえぇぇっ!!」
 ようやく息苦しさから解放された菊池。しかし、試合はまだ終わらない。いや…開始からすでに15分、すでに試合という体を為していなかった。
 低空ドロップキックを無防備な腹に受けてその場にうずくまり体を震わせる菊池。フレッシュ・ファイターとして正規軍の特攻隊長を勤め果敢に格上レスラーに挑んで行ったが、今日の相手は分が悪い。
 元は新女のトップレスラー、しかし、幾多のレスラー達に嬲られその地位から引き摺り落とされてしまったとはいえ、足をまだ攻められていないマイティ祐希子を前にしてはどうしても一歩を譲ってしまう。

 そう、菊池は祐希子の脚を一度も狙っていない。

 富沢レイに始まり、関節の巧者達の容赦ない膝狙いの極め技、サンダー龍子を筆頭にするパワーファイター達の強烈なラフ攻撃。それらに絶えず晒されてきた祐希子の脚は、常に爆弾を抱えた状態となっている。かつてのチャンプに苦渋を舐めさせられた強豪達はこれ幸いと弱点を攻め立て、今や格下レスラー達の攻撃を受けただけでも、動きは止まってしまう。渡辺智美、小早川志保…そして榎本綾。今まで何かと構って面倒を見て育ててきた後輩達が、牙を剥いた瞬間だった。
 普通に試合をすれば歯牙にもかからない後輩達は、しかし徹底的に祐希子の脚を壊しにかかった。
智美のたどたどしいアキレス腱固めにいたぶられ屈辱のギブアップを喫し、志保の繰り出した脚への連続ドロップキックで動きの止まった祐希子はそのままフェイスクラッシャーで顔面からリングに叩きつけられ、初めこそ大先輩に遠慮して動きのぎこちなかった綾ですら、最後はヒップアタックで押し倒した祐希子の顔を尻で押し潰し、負け犬となったかつてのチャンピオンを蹂躙しながら恍惚の笑みを浮かべるまでになった。
…マイティ祐希子。最強の代名詞であったその名前も今は陵辱の対象でしかない。

 その中で、唯一の例外がいた。

 祐希子を師と慕う、神風ファイター、菊池理宇。

 あらゆるレスラーが祐希子を嬲る中、菊池だけはそれをよしとしなかった。
 逆に、ライラ神威や村上姉妹など、ヒール軍団が祐希子を嬲り者にした時には自らの身も顧みずに救出に向かい、見事生還を果たした。ぼろぼろになった祐希子と抱き合い、生涯の師弟だと宣言した。

 その、祐希子が…
 菊池が師と仰ぐ、マイティ祐希子が今、目の前に立ちはだかっている。

 このマッチメイクに異論を挟む者はいなかった。『師弟の絆を確かめ合う一戦』このキャッチコピーに菊池は異を唱えずに承諾し、祐希子も拒絶しなかった。いや…できなかった。

206名無しさん:2007/09/28(金) 21:31:22
 試合前にアナウンサーがコールしたキャッチコピー。しかし、会場広しと言えども、それを額面通りに受け取っていたのは菊池くらいだけであっただろう。
 試合は空中戦から始まった。相手が誰であろうと容赦なく、しかし姑息なことはせずに正面から向かっていく特攻ファイターの菊池と、墜ちたとはいえ新女のトップとして長期政権に君臨していたマイティ祐希子。ふたりの飛翔戦士の技が華麗に炸裂するたびに会場からは大きなどよめきが沸き…菊池は充実感に満たされていた。菊池としてはこの一戦で祐希子がまだ死んでいない…まだ、一戦でトップを狙える、そうアピールする狙いがあった。
 祐希子もまた、久々に惜しみなく出せる跳び技を堪能していた。今までの試合では本領を発揮するまでもなく、最強武器である脚を狙われ、地に這わされてきた。――今日はその心配は、ない。心ゆくまで菊池と技を競い合える。

――そんな甘い夢想を打ち砕いたのは、会場の片隅に銀髪のレスラーの姿を祐希子が見つけてしまった瞬間だった。
 試合5分。ドロップキックの撃ち合い。相打ち気味に二人がリングに倒れ、先に立ち上がったのは祐希子。ここまでの流れでは菊池が立ち上がるのを待って二人のドロップキック合戦が繰り広げられてきた。菊池も当然そのつもりで立ち上がろうとするが…

「えぶげえぇぇ!! …あ、げ…げほっっげほっっ!!」
バシィッと肌を撃つ音が響き、胸を押さえ菊池が咳き込む。正面からサッカーボールキックで菊池の鳩尾を蹴りつけた祐希子は、震える腕を掲げ、場内に宣言する。
「お……お遊びはもう終わりだああぁぁぁっ!!!」
 ドゥオオオと沸く会場の中で唯一、菊池だけが耳を疑った。今までのやりとりは、遊びだった、と。
「ゆ…祐希子、さん。……ぁ、そっか…私が手を抜いていると思ってたんですねっ? よぉし…なら、こっちも本気を出すぞおぉっ!!」
 ようやく立ち上がりながら祐希子の言葉を自分の良いように解釈する菊池。会場の中でその前向きな心を嘲笑う一団がいることを彼女は知らない。

 ここから試合はターニングを迎える。それまで通り自分の得意とする飛び技で攻めかかっていく菊池に対して、祐希子のファイトスタイルは一変する。
 いや、豹変と言った方が良いのかもしれない。祐希子はラフ攻撃に徹し、ことごとく菊池の飛び技を潰しにかかった。
 ドロップキックを受け止めずにスカされ、リングに無様に倒れてしまう菊池。これまでになかった祐希子の戦い方に驚き、不審の表情を浮かべながら立ち上がろうとするが、髪を掴まれ祐希子に引き起こされてしまう。
 「祐希子さん…どうしたん……ふげえぇぇっ!!」
 「…おしゃべりをしてる暇は、ないっ、わよっ!!」
 飛び技に必要な身軽さを確保するために、必要最低限に抑えられた腹の筋肉。それが膝蹴りに貫かれる。目を大きく見開き、倒れようとする菊池の髪を掴んだまま、祐希子は右…左…また右、と膝蹴りの連打で攻め立てていく。
 「お…ごおぉっっ!! げぶぁっ!! ぁ…ぶうぅぅぅ!!」
 ダウンすることすら許されないまま師匠の膝蹴りに囚われてしまう菊池。ようやく祐希子が膝を降ろすと、その場に腹を押さえたまま蹲る。
 「は、ぁっ……お、おなか、が…」
 ぐに…押さえた腹筋は歪んだような柔らかい感触だけを伝える。菊池のボディをさんざんに壊した祐希子は、愛弟子を遠目に見ながらロープへと背中を預ける。そして、一気に駆け寄り…
 「くぁぅぅ…ゆ、祐希子さんは…ぁっ!? おごおおぉぉぅぅぅっ!!!」
 ゴキイィィッ!!!
 弾みをつけながら駆け寄った祐希子の膝が、菊池の顔を正面から抉る。
 「うぶぐあぁぁっ!!! あぎいいぃぃっっ!!」
 堪らずにその場で顔を押さえ悶絶する菊池を横目に祐希子は視線を会場へと向ける。その視線に答えるように銀髪の女が首をゆっくりと立てに振り…右手を掲げると親指だけを立てた拳を、勢いよく下げた。

207名無しさん:2007/09/28(金) 21:32:29
 微かにそれを見て青ざめる祐希子。だが、彼女は無様な姿で転がり回る菊池の脚を掴むと、リングを引きずり回す。引き摺りながら時折膝の裏に叩き込まれるキック。パアァンンッ! バシイイィィッ!と肉を撃つ音が響くたびに菊池の口からは「ひぎゃあぁぁっ!」だの「ぐうぅぅっっ!」だのと言う悲鳴が漏れる。
 どんな相手にも屈さずに立ち向かっていった神風ファイター、その矜持を崩したのは他でもない敬愛するマイティ祐希子だった。

 リングを引き回される間に菊池は、会場の観客がこの展開を楽しんでいることを察する。自分が悲鳴を上げるたびにフラッシュが炊かれ、自分が悲鳴を上げてのたうち回る姿を写していく。それを知ってか知らずか祐希子はカメラマンの目の前で足を止め、自分に蹴りを打ち込んでくるのだ。

 リングを一周する頃には、菊池の脚はパンパンに腫れ上がってしまう。そんな菊池を引き摺り、祐希子はコーナーへと近寄っていく。
 「ぅっ…ま、まさか…」
 ムーンサルト。コーナーから舞い、相手を叩き潰す祐希子の必殺技を受けることになるのかと、蒼白になりながらも、期待に胸が高鳴ってしまい…菊池は複雑な心境へと落ちてしまう。
 だが、現実はもっとシンプルで、そして低俗だった。
 掴んだ菊池の脚をサードロープに引っかける祐希子。ロープがしなり、揺れた一瞬だけ菊池に揺れた瞳を向け…
 「なに……あげえぁえぁあああ!!!」
 これ以上はない、と言う悲鳴をあげてフレッシュファイターがのたうつ。ロープに支えられ空中に浮いた脚…そこに祐希子がダブルフットスタンプを仕掛けたのだ。
 ゴギュリィィッ!!
 それだけで骨がイッてしまったのではないかと錯覚するほどの激痛。脚を押さえながら菊池の眼から涙が溢れ落ちる。痛みと、不審に…

 「ああぁぅぅぅっっ…ど、どう、して…祐希子さん…なんで…いぎゃあぁぁぁぁっっっ!!!」
 菊池の涙ながらの声は、悲鳴へと置き換わる。ロープに手の届く位置でありながら祐希子が仕掛けたのはスタンディングでのヒールホールド。関節技は得意でない祐希子だが、相手が格下となれば、極めるのは絶やすい。
 ミチミチミチィィィィッ…しっかりと極めた腕に菊池の脚の軋む感触が伝わる。
 「ひぎいぃぃぃっっ!! やめてぇぇっっ!! やめて、やめてぇぇぇ…おっ、折れ…折れちゃううぅぅぅっっ!!」
 「…安心しなさい。そう簡単に壊れたりなんかしないものよ」
 俯きながらも弟子の脚を極める祐希子。菊池の泣き顔を激写しようとカメラマン達がリングサイドに群がる。
 『10分経過…』
 時間の経過を伝えるアナウンスとともに、祐希子は脚を放り出す。
 「ぅっ……うう…あ、脚が…私の、脚が…」
 ロープを掴もうにも一向に祐希子は技を解こうとせずに、反則も取られない。脱出不可能な状態で痛めつけられた右足にはすでに感覚というものは残っていなかった。
 そして祐希子は逆の、左足を掴んでリングの中央に引き摺っていく。
 「ぅ、ああぁぁっ!! 祐希子さんんっ!! 止めてっ! 止めてくださいっっ!! 止めてくださいっっ!!」
 ここに至って菊池は祐希子の様子が変だと認識するが…リングの真ん中で足を掴む祐希子は、そのまま左足を巻き込んで自分から倒れ込む!!!
 「えぎあああああああ!!!」
 背中をマットにつけたまま、ドラゴンスクリューが炸裂し、菊池の脚を噛み砕いていく。一撃で左足を粉砕され、ひくひくと痙攣する菊池…祐希子は足を掴んだまま再び立ち上がる。
 「ぁ…ぇ? ま、まさか…そんな、こと…しないですよね?」
 恐怖に震える菊池の声には、今まであった祐希子への信頼の響きはない。怯えた表情はそれまで自分に笑いかけていたのと同じ顔とはとうてい思えず…軽く目を伏せながら二発目のドラゴンスクリューが左足をねじ曲げる!!!
 「ゆ、きこさ……えあげあああああああ!!!」
 両脚を奪われた。…涙を止めどなく流しながら半失神に陥った菊池は祐希子によってコーナーポストに寄りかからせられ、更に攻め立てられる。

208名無しさん:2007/09/28(金) 21:33:34
「あぁ…あぁう…………くあぁぁぁぁっっ…!!」
 両腕をトップロープに絡められて身動きのできない菊池理宇のくぐもった悲鳴が響く。祐希子が振り上げた足が首を踏みつけにして菊池の顔を仰け反らせていく。顔を歪める菊池の表情は苦痛と屈辱よりも、信じられないというように自分を攻め立てる相手の顔を見つめ…
 「どう、して……どうしてこん、な…や、め…かふぁぁっ!!」
 祐希子は菊池の顔を見ないままぐいぐいと首を削いでいく。
 「あっ、が……ぐうぅぅっっ!」
 長時間の呼吸責めに耐えかね、菊池の膝がカクカク笑う。ここまでの流れで力の入らない脚では体重を支えきれず、祐希子が足を離すとそのままコーナーポストに寄りかかり腰を突いてしまう。
 「はぁっ…はぁっ……えげえぇぇっ!!」
 祐希子の低空ドロップに、今の菊池の半壊した腹筋が耐えられるはずもなく、うずくまりながら口元から涎を垂れ流した。

209名無しさん:2007/09/28(金) 21:34:40
ここまでです。

お目汚し失礼しました

210名無しさん:2007/09/28(金) 21:53:33
GJ!っす。
最近はいい波が来ているようでうれしい。

211名無しさん:2007/09/28(金) 22:11:28
>202
GJ めぐちぐはリョナ向きだなぁ

>209
GJ 菊池イイね 是非続き頼む

212名無しさん:2007/09/28(金) 22:44:13
どんなに強いといわれているレスラーでも格上相手にボコられた時期があるハズ!?例えば、
石川涼美(4年目)VSサンダー龍子(1年目)
持ち前の才能で入団1年目にして2年目、3年目のレスラーからも勝ち星を取るサンダー龍子。
調子に乗った龍子は団体内トップクラスの石川涼美に挑戦する。運営側からは龍子の横暴さを非難する声も上がったが、石川は社長とのある取引によりこれを受ける。
試合は石川涼美のおっとりした性格が災いしてか、龍子ペースで進みカウント2.8までとられる場面があった。しかし、攻め疲れからか徐々に龍子の攻撃が精彩を欠くようになり、遂には石川涼美の反撃を許してしまう。
ラリアートを喰らって場外に落とされる龍子。それを追い場外に降りた石川涼美は龍子が立ち直る前にパイルドライバーを敢行。ぐったりとなった龍子を放すことなく抱え上げながらリング周囲を歩き、時々パイルドライバーを行いダメージを与える。
そして放送席の前に来たところで、もはやグロッキー状態の龍子に向かい社長が石川涼美と行った取引「サンダー龍子制裁マッチ」だったことを発表。それを知り「も、もう・・・ゆるし・・てぇ」となる龍子に「あらあら、うふふ」と笑みを絶やさず、しかし放送席の机に向かってパワーボム。
失神した龍子を引きずってリングへ戻り3カウントという妄想試合。
その後しばらく、龍子は調子に乗っていても石川涼美が来るとガクガクブルブルだったという。

お目汚し失礼しました&強いサンダー龍子好きな人ごめんなさい。

213名無しさん:2007/09/28(金) 23:16:20
アイドルレスラーが実はSで格上をフルボッコって展開はどうか?

QTとか藤島とかは結構豹変したら怖そうだ。

「やだぁ、こんなのでダウンしちゃうんですかぁ?」とか云いつつ、腹にストンピング連打とか?

214名無しさん:2007/09/29(土) 00:04:47
藤島は何故か豹変するのが似合うがする
というかそんなSS昔あったな

215名無しさん:2007/09/29(土) 00:33:34
>>202>>209>>212
みんなGJだよ!!
ここもしばらく投稿が無かったけど急に充実してきたなぁ。是非続きが読みたいです。

216名無しさん:2007/09/29(土) 02:28:16
この師弟対決はかなりくるものがあるね。菊池の復讐戦も期待。
あと個人的には途中に出てくる小早川や榎本にボコられる祐希子のくだりも詳しく見てみたかったり。

217名無しさん:2007/09/29(土) 04:24:31
なにこのGJの嵐(*゚∀゚)=3

>>202
195だけど問題なくGJ(*゚∀゚)=3
めぐちぐも大いに期待w

>>209
まだいけるって!(*゚∀゚)=3
この流れにも大いに期待できる

>>212
そして石川が引退して王者時代の龍子に新人のミネルヴァが(ry

みんなGJの嵐!(*゚∀゚)=3

>>214
まとめの名無しさん枠にある、龍子/レポ 藤島が龍子に勝った試合(テレカ参照)
と、ゆっこ7番の1試合目だな

218名無しさん:2007/09/29(土) 04:43:52
【リョナ板的選手弱点表】
ゆっこ:スリーパー系統、エロ技
菊池 :パワー系
ちだね:腹部(体質的に腹筋が弱い)
むとめ:関節攻撃(注意①)

他、ナイスな設定求む


注意①
基本的にむとめは関節の稼動範囲が広いのでサブミッションには強い
しかし、耐えれる範囲を超えると途端に脆くなる傾向にある

219名無しさん:2007/09/29(土) 04:59:46
>>218
真壁:身長が低いため得意の打撃技が生かしきれない。
杉浦:予想外の事態になると混乱して動きが悪くなる。
   視力が悪く近づかないと攻撃できない。(保科も同様)
近藤:打撃以外の技に対する耐性が皆無。
真鍋:体重が軽く、パワー技で吹き飛ばされる。

220名無しさん:2007/09/29(土) 07:09:34
朝だから自分の中の妄想力が低いorz

杉浦 美月VSマリア・クロフォード
両者とも関節技使いのため、試合はいたって地味なものに。お互いにスリーパーホールドやアキレス腱固めなどでダメージを蓄積していく。
試合中盤、杉浦 美月の裏拳がはいり、怯んだマリア・クロフォードに相羽直伝のジャーマンスープレックスが炸裂。フォールを取りに行くがカウント2・5。
髪をつかんで立ち上がらせようとした瞬間、マリアの口から杉浦 美月に毒霧が吹きかけられる。視界を奪われあわてる杉浦 美月にすかさず詰め寄り、危険な角度でのデスバレーボム。
リング上で大の字になりやや危険な痙攣を繰り返す杉浦 美月を引き起こしつつ『よくも無様な姿をさらさせてくれたな?これからは私の実験の時間、いやファイティング・コンピューター、お前の解体の時間だ』とささやくマリア。
何とか距離をとろうとするも、再びデスバレーボムでリングにダウン。今度はうつぶせにされ、両手をロックされてのキャメルクラッチを決められる杉浦 美月。口に手を当てられ封じられているためギブを宣告できずに「ぅぅぅっっ…あぁっっ…」とくぐもった悲鳴を上げるしか出来ず、目がやや白目を向いている。
そして杉浦 美月の反応が鈍くなると、マリアはさらに隠し持っていた凶器で杉浦 美月の額を切り裂こうとするが、あまりの試合展開に耐えられなくなった相羽とノエル白石の乱入で無効試合になった。

221名無しさん:2007/09/29(土) 16:48:59
>>218
ミミ吉原:飛び技、空手の世界にはなかったので対応しづらい
ブレード上原:関節技、特に吊り天井固めやカベルナリア等辱め系のものに弱い。
ライラ神威:動きの早い攻撃、飛技が苦手。なんでも力で解決しようとするため自爆が多い。
      可愛いものに弱い・・・。榎本とか辻とか(注①)
榎本 綾:関節技、決まった瞬間即ギブアップ

      
      (注①)公式の立ち絵見るとライラがめちゃ内股なのに気がついた、きっと実生活は少女趣味なんだ。立ち方の問題?

222名無しさん:2007/09/30(日) 01:55:57
>>212
今回みたいに強キャラがボコボコにされるシチュエーションが個人的には一番好き。もっとやって欲しいな。

>>220
かなり好みの試合展開ですごく興奮したよ。こういうレポ形式で投稿がたくさんあるとうれしい。

223名無しさん:2007/09/30(日) 07:32:17
気に入って貰えたみたいでありがとう。
杉浦 美月VSソフィア・リチャーズ
試合は基本的な身体能力や、技の手数から杉浦 美月が圧倒。ソフィア・リチャーズも、エルボーなどの打撃と杉浦 美月が視力が悪く近づかないと攻撃できないのを利用し、
飛び技などで撹乱するが得意と自称する関節技をなかなか決められず攻めあぐねてしまう。時々動きの重くなるソフィアに対しまずは、杉浦 美月はドラゴンスクリューやアキレス腱固めで足殺しを狙う。
ソフィアももう片方の足で蹴るなど抵抗するが離してもらえず、ロープににじり寄っていくだけで精一杯。無様に負けるよりは卑怯な手を使ってでもなんとか勝ちたいソフィアは、
コスチュームに仕込んであったスタンガンを杉浦 美月を押し当てる。普段あまり聞けない悲鳴を上げて、足を抱えてリングを転げまわる杉浦 美月。彼女に災難があったとすればソフィアがよく取り説も読まずに
スタンガンの設定が必要以上に強くなっていたことだろうか。やった当人もその威力にビビリながらも「だからいったじゃない!?私が勝つに決まってるでしょ!!」と周囲にアピール。攻められた足を庇いつつ
まだダメージが回復しないを杉浦 美月にストンピングを行いながら、コーナー下へ引きずってくる。そしてコーナーをよじよじと上りながら観客に再びアピールするソフィアに対し観客席は一気に騒がしくなる。
どうやら見よう見まねでムーンサルトプレスを行うつもりだったのだと皆が気づいた時にはコーナーに立ったはいいが踏ん切りがきかず、挙句の果て足を滑らせ下にいた杉浦 美月の腹部にヒップドロップを喰らわせてしまっていた。
自分のお尻の下で白目をむき「っがは、うおごお・・・おぉぉぅぅぅっ!!!」と悶え嘔吐する杉浦 美月に焦り、リング中央まで引っぱり「レ、レ、レフェリー、は、早くカウントとりなさいよね」と涙目のソフィア。
結果フォール勝ちしたソフィアだったがその後しばらく白目を向いた杉浦 美月襲われる夢を見たとか見ないとか・・・というという妄想試合。

224名無しさん:2007/09/30(日) 09:16:13
改行とか失敗してる。失礼しました。

225名無しさん:2007/09/30(日) 17:03:28
>>203 の続き考えてみました

マイティ祐希子VSボンバー来島
以前の試合で、マイティ祐希子が愛弟子の菊池利宇に対して行った行為に対して、怒り心頭のボンバー来島はマイティ祐希子に一騎打ちを申し込む。
しかし全盛期の祐希子ならいざ知らず、今のボロボロの体ではとても互角に闘う事は出来ない。怖気づく祐希子に、フレイヤ鏡は控え室でボンバー来島を村上姉妹やサキュバス真鍋に襲撃させることを提案し試合を受けさせる。
試合当日、なかなか姿を現さない来島にざわつく会場。唯一事情を知る祐希子とそのセコンドについたフレイヤ鏡だけが落ち着いていた。しばらくすると会場がより一層ざわついた。だがそこにある光景はフレイヤ鏡が思い描いていた、村上姉妹らによって引きずってこられるボンバー来島の姿ではなく、来島ともう一人-こちらは頭からすっぽりとフードを被っているため誰かは分からない-が、だらしなく失神した村上姉妹を引きずってくる姿だった。怯え、フレイヤ鏡に不安を訴える祐希子だが状況が分からないのは同じだった。
(何故、襲撃がばれたんですの?誰かがリークした?でもいったい誰が、私に逆らう者が軍団の中にいるとは思えませんし・・・・!っあの小娘)
必死に頭を働かすフレイヤ鏡は、この襲撃に参加していなければならない人物がひとり足りていないことに気がつく。即ちサキュバス真鍋、彼女はあろうことかフレイヤ鏡の天敵であるビューティー市ヶ谷の横に座り、札束を渡されピラピラさせながらニヤニヤと笑顔を浮かべていた。
(・・・私たちを売った、そういう事ですのね。まぁいいです。小娘は後で折檻のうえ私財没収するとして。ビューティー市ヶ谷、こりもせず私の邪魔をするとは)
フレイヤ鏡とビューティー市ヶ谷の間には、以前からマイティ祐希子をめぐっての軋轢が何度もあった。
曰く「おーーーほっほっほっほっほ、祐希子をイヂめていいのは私だけなのだから、裏街道まっしぐらの犬っころは手を出さないでもらえますかしら?」
結果、苛立ったので衆人の前でこれ以上ないほど壊したはずだったが、しぶとく残って邪魔をしてくれるらしい。今回はボンバー来島に組し、サキュバス真鍋を金の力で買収し先手を打ったということだろう。だがボンバー来島程度の野猿、事前準備がなくても何とかなるだろうと高を括る。
ボンバー来島ともう一人がリングに上がり、ボンバー来島が「お前たちの卑怯な計画は、全部お見通しなんだよ」云々というマイクパフォーマンスが終わったところで、レフェリーから試合の変更が告げられた。
「マイティ祐希子VS菊池利宇」

226名無しさん:2007/09/30(日) 17:04:39
告げられた瞬間、もう一人がフードを降ろすそこから現れたものを見て祐希子が「ひっ!!」と短く悲鳴を上げる。レフェリーに告げられた通り、間違いなくコスチュームもトレードマークの鉢巻もその人物が菊池利宇だと告げていた。ただ一点違うのは「瞳」だった。以前のような愛くるしい闘志に満ちた瞳ではなく、相手をただ倒すべきものとしか捕らえていない瞳。
フレイヤ鏡の脳裏には(まるで、以前の「殺戮兵器 寿零」のような瞳、ゾクゾクしますわね、ヒールにほしいですわ)という考えがよぎる。しかし、菊池の変化について考えすぎていたのが仇となった。
突然、飛び掛ってきたボンバー来島に組み敷かれゴロゴロとリング下に落ちてしまう。
カァアアアアアン!!
そしてゴングは鳴らされた。
「祐希子さん?どうしたんですか?」
しばらく菊池利宇の瞳に射すくめられ動けずにいたのだが、その声で我に返るマイティ祐希子。
正面にはいつもと変わらぬ、菊池利宇の姿があった。その瞳も先ほどとは違い、強い意志を持った神風ファイターとしての瞳だった。マイティ祐希子が知っている菊池利宇そのものだった。
溢れ出す涙
「ヒック、うぇ、ヒッっ、ヒック・・・」
(あ、謝ろう、菊池にちゃ、ちゃんと謝らなきゃ、酷い事してごめんって)
唐突にリング上で少女のように泣き出した祐希子に駆け寄る菊池。
「ちょ・ちょっと・・駄目ですよ、祐希子さんまだ泣いたら・・・」
「だ、で、でも、ごめ、わた、私、菊池にあんなひどいこ・・・」
「だって、祐希子さんは私にぼろぼろにされてから泣いて謝ってくれる予定なんですから、まだ泣かないでくださいね、っと」
「ふぇ・・・」
そして、突きこまれる右腕。
どごっ!!
祐希子の腹筋に叩き込まれるボディーブロー。その衝撃に耐えかねて蹲り嘔吐してしまう。
「ぐげぁぁぁああああ!な、なんでぇぇぇぇっ!!」
引き起こされ2発3発と叩き込まれる。殴られては嘔吐し蹲っては引き起こされる。
「やめへぇ・・ぼ・・う・・おな・・こわれ・・」
しばらくすると反応が薄くなってきた祐希子を横たえると、またしても腹部に向かって今度はニードロップを落とす。
「ほらほら、しっかり、起きてくださいよ。私にあんな事したのに、これぐらいで、失神するなんて、許さないですからね!」
「あ、げ…げあっっげほっっ!!だ・・だめぇ・・お…ごおぉっっ!!」
だんっ!!だんっ!!だんっ!!だんっ!!だんっ!!だんっ!!だんっ!!だんっ!!
小気味よく、菊池のひざ爆弾は祐希子の腹部へ投下されていき次第に赤紫に染まってくる。
「ひど・・ひどいよ・・げふっ・・ごほっ・・こんなのォォォォ・・やめてぇぇぇ」
「やめてぇぇぇ・・・じゃないです。祐希子さん、私が止めて下さいって言っても止めてくれなかったじゃないですか、お返しですよ」
ぐったりして動けない祐希子を見下ろしながら足側へ移動し、ある一点に目が止まる。
「へぇ、市ヶ谷さんから聞いてまさかとは思ったんですけど、祐希子さんて攻められると感じてぬらしちゃうって本当だったんですね」
突然、そんなことを言われ顔を赤らめる祐希子。何とか確認される前に距離をとりたいがダメージの蓄積された体がそれを許さない。菊池の指がアソコを軽くなで上げる。

227名無しさん:2007/09/30(日) 17:05:54
くちゅくちゅ・・・
「ひううゥ・・・や、やめ」
敏感な部分にさわられ甘い声を漏らしてしまう。押し殺したと思ったが菊池にはしっかりと聞こえていたらしく、さらに激しく触れてくる。
「ふふ、安心してください。もっとよくしてあげますから」
くちゅくちゅ・・・くちゅくちゅ・・くちゅくぢゅ・・・ぐちゅ・・・ぐぢゅ
「ひううゥ・・・あっああっ・・や、やめ、くゥ・・だぁ・・もう、しあ・・いなの・・に」
バシンっ!!
身悶えしたとき反射的に脚が上がり、菊池の顔に蹴ってしまう。手を止め顔をおさえる。
「・・・ったいなぁ。私はただ祐希子さんと一緒に気持ちいいことしてただけなのに。一緒にいたいだけ・・・ああ、でもこれ試合でしたよね。そっか、じゃあちょっと痛いかもしれないですけど我慢してくれますよね」
「・・はぁはぁ、い・・いったいなにを・・」
息も絶え絶えに引きずられていく先を見て背筋が凍る。そして祐希子の足をサードロープに引っ掛け
「ま、まさか。やめてっ、お願い菊池やめて許してっ!!」
「ダメですよー。前の試合で祐希子さんが私にしてくれた技ですよ。うまく出来るか見ててくださいね?」
「だめだめだめだめだめだめだめだってばぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」
そんな懇願もむなしく菊池はダブルフットスタンプを仕掛けたのだ。
ゴキンっっ!!
「もう一回っ」
べキンっ
菊池のときとは違い、明らかに骨の折れる音。無理もないもともと祐希子の脚は菊池と違って散々責められ続けていた。耐えられる道理はなかった。
「あああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!あ、私の、脚が・・。お願い、お願いィ菊池・・何でもするから言うこと聞くから謝るから・・許してぇぇ」
壮絶な痛みに悶える祐希子。祐希子を後ろから抱え込むようにしてその言葉にうなずく菊池・・・そして
「でもこれ、試合ですから」
首に回していた腕に力を込める。祐希子がもっとも苦手とする業、スリーパーホールド。
急に呼吸が出来なくなり、魚のようにパクパクと口をあけて喘ぐしか出来ない。耳元で菊池が何か言っているがもう意味も理解できない。
(でも、終わったらきっと菊池はやさしくしてくれる、いたいことなんてしないんだろうなぁ・・・・ずっといっしょそうでしょ?りゆ)
祐希子の意識は安息を求め、暗闇の中へ落ちていった・・・。
                            Bad End

228名無しさん:2007/09/30(日) 17:08:52
(注 まずはつたない文章にお付き合いいただいた方、ありがとうございました。
世間で大人気のNice boatを見て慄き、グランラガン最終回の20年後のキャラクターたちに鬱になっていたらこんな事になってしまいました。ただこれだとあまりにもあんまりな展開なので以下幾つかのEndを書いてみました。ただ完全に自己満足のものなのであまり期待しないでください)

(でも、終わったらきっと菊池はやさしくしてくれる、いたいことなんてしないんだろうなぁ・・・・そうでしょ?りゆ)
祐希子の意識は休息を求め、暗闇の中へ落ちていった・・・。
ごんっ!!「ぐうゥゥゥゥゥっ!!」
急にリングに頭をたたきつけられ覚醒する意識。目の前に広がっていたのは、銀色の獣に襲われている菊池。「がはっ、しぶと・・・くまだ・・いたんです・・ね?ぐうゥっ、来島さんはどうし・・たん」菊池の後ろからスリーパーホールドを決めているのは、試合開始直後にボンバー来島によってリング下へ落とされたフレイヤ鏡。
「今は気持ちよーく、おねんねなさってますわ。あんな野猿ごときで私の足止めが出来ると思うのが間違いですわ」そうは言いつつもフレイヤ鏡の額からは大量の血が流れ出ている。
「貴方たちごときに祐希子は渡しませんわ」
「ゆ・・き・・・こさ・・ん」菊池の手が何かを掴むように上がり、しばらくして力なく下がった。それをじっと見つめる祐希子にフレイヤ鏡は手を差し出し問いかける。
「祐希子、いい機会だから聞いておきますわ。貴方はどうしたいのかしら、このままここに残る?
それとも私と一緒に来て、これまで以上に痛い思いをします?」
祐希子の答えは決まっている。闇で失ったものは闇の中でしか取り返せない。だから以前の『マイティ祐希子』という自分を取り返すには、どんなに甚振られ、弄られ、辱められようとフレイヤ鏡たちについていき、いずれはその喉元を噛み砕く。それしかない。フレイヤ鏡の手を力強く握り返す。その見つめ返す瞳に何を感じたのか祐希子の顔に近づき、唇を強引に奪うフレイヤ鏡。
フレイヤ鏡END
祐希子の意識は休息を求め、暗闇の中へ落ちていった・・・。
・・こ・・さ・・・ん・・・ゆ・・さ・・ん・・ゆき・・ゆ・・さ・・・・さん
誰かが自分を呼んでいるのが分かる。ただ今は眠らせておいて欲しかった。しかしその意識に反して声はいまだに自分を呼び続ける、強く、強く。
「祐希子さん、祐希子さん、しっかりしてください、祐希子さん」「ふぇ!?」
状況の把握が出来ずに一瞬戸惑う。ここは確かジムの医務室。頭にはなぜか包帯。隣にはこちらを覗き込んでくる菊池。さっきまでとはまるで違う雰囲気。さっきまでのは夢?それともこっちのが夢なのか?「あっつつつ、頭が痛いわ」
「あああぁ、ダメですよ。頭から落ちたんですから安静にしていてください」
「頭から・・・落ちた?」
菊池から事情を聞くと、どうやら自分は新技の開発と称し練習しているときに強く頭を打ち意識不明になっていたらしい・・・半日程度らしいが。
「途中からすっごいうなされてるし、わたしすっごい心配したんですからね?これからはあんな無茶しないで下さいね」うなされていたという事はあれが夢で、こっちが現実ということでいいのかな。がみがみと母親のように文句をつけてくる菊池だったが、皆に知らせてくると言って席を立った。私ももう一眠りしようと思ったが出掛けの菊池の一言が気になっていた。
「祐希子さん、これからもずっと一緒ですよ。それとご馳走様でした」
さっきから下半身に違和感を感じると思い、布団をはぐとなぜか履いていなかった。
そしてなぜかアソコの部分だけシーツが湿っていた。
                                菊池利宇END

「という本を今度の冬コミで出そうと思うんだけどどうかしら?」
「短い付き合いだったな~」
「なむ~」
その後ろには頬を引きつらせた祐希子と、真っ赤になった菊池利宇が・・・・
                               3バカEND

229名無しさん:2007/09/30(日) 17:15:09
225~228です。
お目汚し失礼しました。もし楽しんでいただけたら幸いです
      ∧,,,∧
     (・ω・` ) 正直スマンカッタ・・・
     / y/ ヽ
 ━(m)二フ⊂[_ノ
     (ノノノ l l l )
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

230正規軍vs反乱軍 5:5:2007/09/30(日) 19:08:22
>>225~228
夢オチワラタwその前の状態も記憶があやふやになってる所だったのが上手い繋ぎw
夢オチだとグロ禁止ってとこに引っかからない限り度を越えた酷い事もできるのかなと思ってみたり…
色々なやり方あるなあ・・・

祐希子vs菊池の人も、石川涼美(4年目)VSサンダー龍子(1年目)の人もレポの人のも見させてもらってます。
やられ書くのが上手いなあ・・・

とりあえず、>>215の「是非続きが読みたいです。」の言葉が自分にもかかっているかわからないけど(笑)、
>>195の案、最後までやらせてもらいたい気持ちになったので投下します。
>>195、ひょっとしたら気に入らない&想像と違う 所があるかもしれんけどよろしくお願いしたい…。

あと、終わったら
>>213
>アイドルレスラーが実はSで格上をフルボッコって展開はどうか?
>
>QTとか藤島とかは結構豹変したら怖そうだ。
に挑戦したい気になってるんだが…自分でよろしければ書かせてもらっていいだろうか、>>213。(´・ω・`)

231正規軍vs反乱軍 5:5:2007/09/30(日) 19:10:15
大きく振り上げられた市ヶ谷の足が下降を始め、千種の反らされたノーガードの腹に迫る。
「たすけ……やだ、おなか……いやあああぁっ!!!」“どぱんッ!!!”“ぐちッ”「!!!ぶぐええぇッ!!!……………………こぽっ…」
押し込むように思い切り捻じ込まれた市ヶ谷のつまさきは、黄緑色の生地に集中線のような皺を作りながら千種の柔らかい腹に目を疑うような埋まりを見せた。
千種の体がビクビクビクッ!と痙攣し、口から大量の液体が噴出する。へその奥で異様な音を響かせた千種の体は両腕を重力に任せるように垂れ下がらせ完全に脱力した。
「あら。あらあら・・・」
ここで石川がようやくキャメルクラッチを解き、意識を手放した千種の上半身が頭からマットに倒れこむ。
“ゴトンッ”・・・じわ・・・
痙攣を繰り返すうつ伏せの千種の頭辺りから赤くくすんだ半透明の液体、そして股の下からも透明な液体がゆっくり広がっていく。
「弱いですわねえ~~。」「ふん、祐希子界隈の連中ならこの程度ですわ。…早くこの汚いのを片付けてしまいなさい」
気絶した千種を二人で見下ろしながら、市ヶ谷がセコンドに千種を運び出すように命じる。と、その時。
「やあぁぁ!」
ニュートラルコーナー最上段から弾丸のように飛び出す人影。二人が声のする方向に振り向く。
マイティ祐希子の愛弟子、『神風ファイター』菊池 理宇だ。
その名に恥じないスピードの乗った力強いミサイルキックで長い距離を一気に縮め市ヶ谷を狙う・・・が、
「ふん…」・ぱぁんっ!・だんっ!!
ベテランの市ヶ谷は突然の奇襲を半身で軽々とかわした上に、平手で菊池の血色の良いほっぺたを張って叩き落した。
「っ?……??」
叩きつけられるようにマットに落ちた菊池は一瞬何が起こったのか理解できずぺたん座りで片手を床につき、もう片方の手でじんじんと痛む頬を押さえる。
頬を思いっきり引っ叩かれたという事に反射的に涙が出てしまったらしく、菊池は涙をぽろぽろとマットに落としながら呆然としていた。
「まったく…立て続けに小さいのが相手だとやる気が起きませんわね。」ぐいっ・・・「あああぁッ!!」
座り込んでいた菊池を市ヶ谷が片手で髪を鷲掴みにして引き起こす。身長差が大きい為、菊池はつまさき立ちになり両手で自分の髪を掴む手を押さえながら泣き叫ぶ。
「祐希子の弟子は本当に生意気で手を焼かせてくれますわ…まあ、今日は厄介なのをまとめて教育し直す良い機会ですわね。」「よ…くも、結城を……がはぁっ!!」
髪を掴みながら顔を寄せ凄む市ヶ谷、それに対し自分の後輩を嬲った事に対し不満の意を露にする菊池。だが菊池の発言を遮るように腹に膝蹴りが入る。
「…貴女の信条は『当たって砕けろ』でしたわね…文字通り砕いて差し上げますわ!!」
腹を押さえて呻く菊池を、トップロープとセカンドロープの間から場外に投げ捨てる。
「市ヶ谷、お前はもう試合の権利が無い!反則を取るぞ!!」「うるさいですわね!!今出て行く所ですわ!」
千種を嬲る前に市ヶ谷は石川とのタッチを成立させていた。今、権利があるのはリング上で手持ちぶたさになっている石川なのだ。
リング上、ロープ際でレフェリーと市ヶ谷がもめている間にリング下では菊池が頭を振ってよろよろと立ち上がる。
「うぅ…」“ドカッ!”「ぎゃうッ!」
その菊池を後から蹴りつける者がいた。『クレイジードラゴン』サンダー龍子だった。
龍子は放送席前に菊池を連れて行くと、青い鉄柵の向こう…放送席の机の上めがけて菊池の体を無造作に投げ込む。
“ガシャンッ!!”「きゃう!!」
机の上の機材があらかた飛ばされ、机の上には大の字の菊池の体が横たわる。
更に龍子が鉄柵を越えてその机の上に乗ると、強引に引き起こしてパワーボムの体勢に入る。

232正規軍vs反乱軍 5:5:2007/09/30(日) 19:11:33
「ウオオオオオオオオオオォォ!!」“ドキャアッ!!!”
思い切り咆哮し自分の肩より高く菊池の体を振り上げ、そのまま机の真ん中に鋭角に突き刺した。
「うおわぁっ!!………出たー!新女マット初登場の際にもマイティ祐希子に見舞いKOさせた、クレイジードラゴンのプラズマサンダーパワーボム!!いやはや、私も思わず………」
真っ二つに折れた机の上で泡を吹きながら気絶している菊池の周りで実況とゲスト解説、観客が騒ぎ立てる。
「………貴方はこの世界の市ヶ谷に向かって…な、何をやってますの、サンダー龍子!!それはわたくしの獲物ですわ!」
レフェリーともめていた市ヶ谷が放送席周辺での騒ぎに気付き、握り拳を作ってリングの上からロープ越しに龍子を問い詰める。
「あんたとは利害が一致したから組んでるだけだよ。部下になったつもりはない、好きにやらせてもらう。」「ぬぁんですってえぇ~~!?」
下から龍子が臆する事無く市ヶ谷を指差して返答すると市ヶ谷は歯軋りしながら怒り狂った。
だが義理堅い龍子、新女のマットに上がる為のコネになってくれた市ヶ谷に対し…折れた机の上から菊池を引っ張り上げて場外マットの上に放り捨てる。
市ヶ谷が菊池を場外に投げ捨てた時の状態に戻してからエプロンに戻り、せめてもの恩義を見せる。
「ふんっ…」
市ヶ谷がそれに気付き、ようやくレフェリーとの口喧嘩も止めてリングから場外に身を移す。
と、今度は市ヶ谷が菊池の体を引き起こし始める。
「ほら、起きなさい!!私の番が控えてますのよ!!」“ぱんっ!ぱんっ!”「ぅ…ぐ、ぁ……っ」
頬を往復で張ると小さく呻きながらようやく菊池が目を覚ます。目を覚ましたのを確認すると、即座にパワーボムの体勢に入る。
「まったく、どいつもこいつも……………生意気なんですから!!!」「あああああぁぁあぁ!!」
市ヶ谷が思い切りぶっこ抜くと、菊池の体と市ヶ谷の体が縦一直線になるほど菊池を振り上げ、そのまま場外マットの上にしたたかに叩き付ける。
“ずばぁんッ!!!”「ぎゃぷっ…!」
まるで溜まったストレスを全て菊池に叩き込むようなビューティーボムに、大の字になった菊池の小さな体がガクガクと激しく痙攣し始めた。
ジュニアの菊池が、ヘビー級でもトップクラスの必殺技を食らったのだから当然の話。
しかもマットが敷いてあるとは言ってもマットの下はコンクリートの固さ…ショックが床に吸収されにくいため、リングの上で食らうよりも体にダメージ残る。
場外でなくても本来はどちらか一発だけでもくらえばピンフォールは確実だろう。それを立て続けに場外で二発も食らい、尚且つまだ試合が決まっていない。
菊池にとっては災難以外なんでもなかった。
市ヶ谷が虫の息になった菊池の体を抱え上げ、サードロープの下からリングに転がすように投げ入れる。
ごろん、と転がされたすぐ傍には、石川の足があった。ようやく出番が回ってきた石川は菊池の体を三度起こそうと試みる。
「う~ん……なんだか、私も同じ技で決めないといけないような気がしてきましたわ~。」
当然、そんな事は無い。が、先の強烈な二発のパワーボムを見て流れを汲んで綺麗に決めたいという気になった石川は脱力している菊池をパワーボムの体勢に強引にとらえる。
「…ぅ…う。う!?うわああぁ!!やだ、もうやだあ!!許してえええええ!!!」

233正規軍vs反乱軍 5:5:2007/09/30(日) 19:12:41
荒っぽく体を動かされ、既に石川のふとももに頭を挟まれ胴体をロックされている状態の菊池が覚醒すると、泣き喚きながらディフェンスを取り、パワーボムを拒む。
「あら…でもやらないと試合が決まりませんわ~~。もう少し我慢してくださいね~。」「ぃやだあぁぁ!!たすけてぇ、だずげでぇ゛ゆ゛き゛こ゛ざ ぁ ん゛ッ!!!」
菊池が師匠の祐希子に助けを求めて暴れる。が・・・祐希子は入場の際、反乱軍の奇襲で龍子と石川の合体パワーボムを通路で食らって以降、気絶したまま。助けに応じられる状況ではない。
祐希子のベストパートナーである強力な一発を持つボンバー来島も、直後に
南 利美のサザンクロスアームロックと小川ひかるのアキレス腱固めの合体関節技で失神KOを喫している。助けに来てくれる仲間は誰も居ない。
石川は必死に抵抗する小さい上に軽い菊池の体を引っこ抜いて振り上げる。
「びぁあぁあぁあぁああああッ!!」
頂点まで達した所で菊池は暴れまくった。が、石川のパワーの前では全て無意味に終わった。
“ゴバンッ!!”「ぎゃひッ!!!」
見よう見真似、何の変哲も無いパワーボムも石川のパワーでやれば十分な決め技の威力となった。
頭と背面が青いマットに容赦なく叩きつけられ、潰されたような悲鳴を上げると菊池は首が座らない状態で白目を向いて涎を垂らしながら失神し、そのままエビ固めにホールドされる。
ようやく技を披露する事が出来た石川が、なにやら騒ぎ立てる審判にフォールのサインを送る。
「どうしましたの?フォールですわ~~。」「違う!今正規軍で試合の権利があるのは武藤めぐみだ!!」
菊池は千種を助けようとカットに入っただけで試合の権利は元々無かったのだ。言われた石川はしゅんとしてエビ固めを解き、呟く
「そうだったのですかぁ~、うっかりしてましたわ……では、後でもう一度やらないといけないのですね…。」
「バカを言うな!!菊池がこれ以上試合続行できる状態か!レフェリーストップ、菊池 理宇は失格!」
レフェリーが白目を向いて痙攣し続ける菊池を見るに見かねて的確な判断をくだす。
「なんだかやる気が無くなってしまいましたわ~。市ヶ谷さんお願いします。」
石川がしょんぼりしたまま自軍コーナーに帰っていき、市ヶ谷とタッチする。龍子は「何で私にタッチしないんだ」という感じでふてくされる。
出てきた市ヶ谷はリングの、小川ひかるが4の字でとらえられている武藤めぐみに歩み寄る。
「い゛ぃ゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛!!!」「あら…まだやってましたの?」「ワン、ツー、スリー、フォー……」
今まで忙しかったレフェリーがようやく小川に警告の反則カウントをとり、4の字が開放される。

234正規軍vs反乱軍 5:5:2007/09/30(日) 19:16:02
今回ここまで・・・来島飛ばして申し訳ない。゚・(ノ∀`)・゚。気付いた時はもう無理だった。。。
あと、前回コメくれた人ありがとう。見てくれて嬉しかったっす(・ω・)
作品書いてる他の人も、見させてもらって色々妄想浮かばせてもらってますw

235正規軍vs反乱軍 5:5:2007/09/30(日) 19:23:31
追記失礼 orz
今回のラストあたり
「小川ひかるが4の字でとらえられている武藤めぐみに」
          ↓
「小川ひかるが4の字でとらえている武藤めぐみに」

でした。失礼。゚・(ノД`)・゚。

236名無しさん:2007/09/30(日) 20:40:36
皆さん、乙です!!

237名無しさん:2007/09/30(日) 20:56:23
213=189です。
キクチスキーとして、板が菊池祭りっぽくなってきてやっと時代が来たぜ!
って感じですw

>229
GJ 菊池がゆっこをなぶるとわ、なんて恐ろしい娘!?�堯福陰◆院�
同人エンドも含めて最高です。

〉234
菊池って泣き叫んだり、助けを呼んでジタバタする姿が似合うよねぇ、GJです。

〉230
是非たのむ、てかお願いします。

菊池ってパラメーターで関節技に弱いし、小柄だからパワーに弱いし、
馬鹿真面目だから反則技に弱いし、貧乳だから巨乳に弱いし、
その割に、声はでかくて元気だけは人一倍だから実にリョナ向きだと思うがどうか?

238名無しさん:2007/09/30(日) 21:01:35
超加速にワクワクがとまらねぇぞ!(*゚∀゚)=3

>>229
GJ!!
その落とし方は発想になかったwww

とりあえず、冬コミのサークル番号が確定したら教えてくれ

>>234
195としてGJを言わせてくれ!w

239名無しさん:2007/10/01(月) 00:53:03
早速続きがきてる!!!

>>229
菊池にやられるゆっこ超最高!!あと3バカENDも最高です!!来島さんVSゆっこも見てみたいです。

>>234
入れ代り立ち代りパワーボムをくらう菊池超最高!!ゆっこは5人がかりで時間をかけてフルボッコにして欲しいです。

240正規軍vs反乱軍 5:5:2007/10/01(月) 02:41:29
コメントくれた人ありがとうです(´∀`)

>>237
  >貧乳だから巨乳に弱いし
何故か笑ってしまったw
許可ありがとうですm(_ _)m
丁度良い時に菊池部分の投下タイミングだったみたいで、ちょっと嬉しくなりました♪
菊池は元気娘だから押さえつけられて泣きながら暴れる姿が似合うのは確か・・・と思いますw
小柄と馬鹿真面目って部分はちだねと同じかも・・・(あっ、両方黄緑)
声と言えばちだねはサバイバーでは逆に出力低そうな声に感じた部分が・・・なんか微妙に>>218の選手弱点表に関連してると思った(ぇ)
ちだねはしおらしくなった時が一番ツボですね「うぅ…もうヤダ…」は個人的に名台詞w
という事で、個人的次回シリーズは

藤島 瞳 & キューティー金井 のカリスマアイドルコンビ
    vs
結城 千種 & 菊池 理宇 の緑の実力派アイドルコンビ(ぉ)

を予定してます。うーん、菊池の相方はやっぱゆっこ、ちだねの相方にはむとめ
を連れて来たい気持ちもあったけど板的なニューフェイスも押してみます…

と、今更だけど>>218 >>219 >>221 GJっす!w

>>239
ゆっこ虐めは実は既に構想練れていたり…間違いなく一番時間が掛かりますw
満足できるネタかどうかわからんけど頑張る(・ω・)

241正規軍vs反乱軍 5:5:2007/10/01(月) 02:46:49
書き忘れ…連コメ失礼。
>>195
ありがとうと言わせてくれ!w

242名無しさん:2007/10/01(月) 03:33:31
全員あわせてGJすぐる。
スポーツと文学の秋が炸裂だぜ。

243名無しさん:2007/10/01(月) 03:37:52
>>242
それでこの連発だったのか!!!(な、なんだってー!?
その発想はなかったwwwww

俺も何か色々妄想沸いてきたぞ!(*゚∀゚)=3

244名無しさん:2007/10/01(月) 06:19:18
>>229です
コメントくれた人本当にありがとうございます。
なんか菊池弄り祭りがきそうな予感。

245名無しさん:2007/10/01(月) 21:05:40
60分一本勝負 マイティ祐希子vs渡辺智美

 遙かに実力とキャリアに差がある後輩との対戦に新女のトップレスラーだったマイティ祐希子は不満と憤りを隠せない。だが、この試合が今の祐希子への団体からの評価だった。対角線のコーナーでは観客からの声援に手を振り笑顔で応える渡辺智美。実力はないが、ルックスとパフォーマンスで人気を得ているアイドルレスラーというのがもっぱらの評判だった。レフェリーに促されてリングの中央に歩み寄り、ボディチェックを受けながら睨み付ける祐希子に向かって渡辺は不適に笑い返す。
 「んふふ…イイんですかぁ? そんな体で試合に出てきちゃってぇ…早いうちに引退しちゃった方が良いですよぉ?」
 「…余計なお世話よ。あんたこそチャラチャラしてると怪我をするわよ?」
 「怪我をするのは、センパイの方だと思いますよぉ? あは☆ もうしちゃってるんでしたっけぇ?」
 意味ありげに膝を見る渡辺から離れコーナーへと戻る祐希子。背中を見送りながら渡辺はにんまりと笑い…そしてゴング。

 ゴングと同時に両者勢いよくコーナーから走り出す。接近して得意とする関節技に持ち込もうとする渡辺に対して祐希子は跳び技を駆使して近寄らせようとしない。ドロップキックで渡辺を倒し、起き上がりを狙ってロープへと自分から走り、反動をつけたローリングソバット。祐希子得意の跳び技であるが精彩を欠いた展開で試合は始まった。
 若手相手に自分の土俵で流れを持って行こうとする祐希子に対して会場からはブーイングが投げられる。大げさとも言える動作で倒れながら悲鳴を上げる渡辺には声援がかけられ、会場内は徐々に祐希子アウェーの状態に。やりにくさを感じたのか、渡辺を引き起こすと組み付き、ブレーンバスターの体勢に入る。
 「ふふふ…分かったでしょ~? もうセンパイの時代じゃないってことですよぉ?」
 「うるさ…あがぁっ!?」
 軽口を受け流して投げを打とうとする祐希子がガクリと膝を突く。渡辺のブーツが祐希子の脚を踏みつけ、体重をかけて踏みにじったのだ。
 「あはぁ☆ ごめんなさ~い♪」
 足を押さえて悶える祐希子の目の前できゃらきゃらと笑いながら悠々とバックに回り
 「じゃ…お返し、イキますねぇ♪」
 「こっ、こんな卑怯な…ふぐあぁっ!!」
 背後から抱きつくように腕を回してスリーパーホールドが極まる。渡辺の腕力は大したことはないが、ただスリーパーを掛けるだけでなく、より深く食い込ませ、いわゆるチョークスリーパーで締め上げている。むろん反則だが…。
 「え、げ……れ、レフェリー…チョー……クッ……チョークッ!!」
 「マイティ! ギブアップか?」
 自分を締め上げる腕を叩きながら反則をアピールする祐希子に対してレフェリーは何もアクションを起こそうとせずに、ギブアップの意志だけを尋ねてくる。
 「ノーチョーク、だってぇ♪ んふ、センパイ、あたしのスリーパーで落ちちゃいますかぁ?」
 「ぐえぇ………え、げ…ぐ、ぞ…ぉ」

246名無しさん:2007/10/01(月) 21:06:52
 力ずくで引き剥がそうと試みるも首の窪みにしっかりと食い込んだ腕は容易には外れず、仕方なしに祐希子はロープへと脱出の道を求める。背中に渡辺を背負いながらじりじりと這いずる祐希子。その間にもスリーパーは祐希子の呼吸とスタミナをそぎ落としていき、ようやくロープに手が届いた時には肩で息をしなければならないほどになっていた。
 「はっ……はぁっ………ろ、ロープよ。さっさと、離れなさい…」
 「はぁい、お疲れさまでした♪」
 「ぇ…あぐぁっ!!」
 息絶え絶えに喘ぐ祐希子の背中から離れると渡辺は髪を掴んで祐希子の首に腕を回し、ヘアホイップでリングの中央の方へと投げる。ロープから距離が離れたことを確かめると右足を両腕に抱え
 「じゃ、……いっくよぉ~♪」
 コンサートの開始を告げるアイドルのようにアピールをすると会場が声援に揺れ、ステップオーバーして片エビ固めをかける。
 「ぁっ……ぐくああぁぅぅあぁぁぁっ!!」
 後輩の下に敷かれながら足と腰にかかる痛みに耐えきれず、リングに擦りついた祐希子の口から悲鳴が漏れる。
 「ギブアップしたくなったらぁ、いつでも言ってくださいねぇ? センパイ? ふふ、練習嫌いのあたしでもぉ、今のセンパイをギブさせることなんか簡単にできるんですからねぇ?」
 「ギィ……あぐぅ…っ、だ…れが、ぁっっ…あぁああああああっっ!!!」
 渡辺が一際体を反らすとしゃちほこのように祐希子の体が曲がり悲鳴が大きくなっていく。腰がギシギシと軋み、ロープに這いずることもできない。
 たっぷりと祐希子の脚を痛めつけると渡辺は片エビ固めをリリースする。俯せのまま立ち上がることもできない祐希子の姿からは彼女が新女のトップレスラーだったことは到底伺えない。
 ズリ、ズリと中央へと祐希子を引き摺りながら渡辺は楽しそうに目を輝かせる。
 「ねぇ~、センパイ♪ 今日は私の練習にとことんまでつきあって貰いますからね♪」

 それからはまさに祐希子は渡辺のスパーリングパートナー、いやただ技をかけられるだけの人形扱いされる。関節技を得意とすると言っても他のカテゴリーよりも少し上手いという程度であり、バリエーションも少なく、関節技という特性上、本気で練習を積むというわけにも行かない渡辺にとってこの機会は
 『絶好のチャンス♪』
 と言うことになる。ここぞとばかりに手加減なしに技をかけるたびに祐希子の悲鳴が会場に響いていく。
 膝十字固めで更に脚殺しを続けると次には上半身に狙いを定め、アームロック、脇固めと続けて腕の力も奪っていく。技をかけるたびに祐希子にギブアップを尋ねるが、それを拒絶されても気を悪くした風もなく、むしろ嬉しそうに瀕死の祐希子をいたぶり続ける。息絶え絶えになった祐希子を引き起こすと背後に腕を取ってチキンウィングアームロックで肘を軋ませ、そのままの流れでフェイスロックをかけチキンウイングフェイスロックへ。密着した祐希子がくぐもった声で呻く様を堪能すると俯せに倒しキャメルクラッチを仕掛ける。かつてのチャンピオンが若手レスラーに良いように嬲られる姿に会場からは祐希子が悶える姿を写そうとひっきりなしにシャッター音が響く。

247名無しさん:2007/10/01(月) 21:08:17
 「っぁぁぇうあぁぁ…くっ、そぉ…ぁっ…いぎあぁぁぁぁ!!」
 「ふふぅぅん? どうしたのかなぁ、祐希子センパぁイ?」
 脚を絡ませた渡辺が余裕の表情で微笑んだまま祐希子にアキレス腱固めをかけていく。これも慣れた技ではないため、南など巧者の技を凌いできた祐希子にしてみればものの数ではない…はずだったが
 「ぎぃぃあ…あく、ぅぁぁっっっ…ひぐ、ぅっ…こ、こんな…生ぬるい、技…ぁっ」
 四肢を徹底的に関節技でいたぶられた今の祐希子にしてみれば真綿で首を絞められているに等しい。強烈な技であれば一瞬でギブアップする覚悟も決まるものを、微妙なかかり具合ではその決心も鈍ってしまう。、しかし確実に渡辺の関節技は脚を蝕ばんでいく。脚の感覚は痛み以外とっくに失っているが、このへらへら笑った後輩にギブアップしたくない――その気持ちが祐希子に屈服を拒ませる。
 「でもぉ、辛そうですよぉ? ふふ、脚なんかとぉっくに動かなくなってるんじゃないかなぁ? ね~ぇっ?」
 「ひっ、ぎああぁぁぁぁああ!!」
 したり顔で締め上げる渡辺に、苦痛に歪んでしまう顔を激しく左右に振る祐希子。震えながら見上げるスクリーンには【00:55:00】の表示。
 『後、5分…5分耐えれば…』
 60分一本勝負のこの試合、見栄えは悪くとも、ドローに持ち込める。この苦痛から逃げられる。その一心で祐希子は懸命にギブアップを拒み続ける。
 「もぅ~…あきらめが悪いなぁ~。さっさとギブしちゃえば……ぁ~! センパイ、時間切れ狙ってますねぇ? ダッサァ♪」
 祐希子の意図を見破り、けらけらと笑う渡辺を睨み、今の祐希子には耐えることしかできない。今口を開けば悲鳴が溢れだし、それは積もれば祐希子の心を砕く言葉へと変わってしまう…
 「でもぉ……んふふ、残念でしたぁ☆」
 「ぇ…?」
 『ぁー…コミッショナーから観客の皆様に申し上げます。ただいまの試合、60分の時間制限でございますが…両者のたっての希望がありまして…無制限一本勝負へと変更させていただきます!!』
 「なっ…いぎゃああああああぁぁぁ!!!」
 リング下からの急遽の試合形式変更に抗議しようと口を開きかけるが…それを見計らったかのように渡辺がこれまでとは比べものにならない負荷を踵にかけてくる。
 「ふふふ~ん。さ、センパイ…たぁっぷりいじめてア・ゲ・ル♪」
 バンバンとリングを叩き、頭を抱えて藻掻く祐希子の耳に渡辺の声は届かない。頼みの綱のスクリーンの表示が『無制限』に切り替わった瞬間。
 それまで耐えていた心の糸がぷっつりと切れた。
 「ギッ…ギブアップウゥゥッ!! ギブ…ああぁぁぁっ!! ぃぎぃぃあぁあぁあぁあぁっぁあぁぁっああ!!!」
 一際長い悲鳴で叫びながら糸の切れた人形のようにガクリと倒れる祐希子。ゴングが鳴る中、渡辺は悠々と技を解くと以前は良くまとわりついていた先輩を格下レスラーを見る目つきで見下ろし、さんざんもてあそんだ脚を最後にググッと踏みにじる。
 「つまんないの~。せっかくまだ試したい技がいっぱいあったのにぃ……ま、いっかぁ。……みんな~応援ありがとぉ~~♪」
 ゴングが鳴り響く中、観客に向かって腕を振る渡辺。その脚の下で祐希子は気を失いながら止めどなく涙を流し続けた。

248名無しさん:2007/10/01(月) 21:10:04
209です。
再びのお目汚しすいません。
更に菊池弄りじゃないし…
需要はないかなと思ったりもしたんですが、もやもやとしたものをぺーっと吐き出したくて。
今はちょっと、反省してる…

249名無しさん:2007/10/01(月) 22:03:51
すごくいいよ!
妄想を文字化できる人がうらやましいよ
俺なんて、俺なんて
(*´Д`)=з

250名無しさん:2007/10/01(月) 23:29:02
>242
上手いね!
山田くーん、242くんに座布団一枚!

>248
GJ!
菊池祭りじゃなくたっていいじゃない、次々とSSが生まれる流れをつなげていこうぜ!

>249
ガンガレ~

251名無しさん:2007/10/01(月) 23:46:36
普段は2人とも仲がよいが、間にサンダー龍子を挟むとその関係はやや複雑になる。サンダー龍子をめぐっての関係は影では「元カノと今カノ」争いと揶揄されている。それを聞くとサンダー龍子は「あー、私って彼氏ポジションなんだ」と複雑な顔をする。
小川ひかるVS石川涼美
かつて、サンダー龍子を支えた女と現在サンダー龍子とともに闘う女の対決。
耐久性のない小川ひかるにとって、いくらおっとりしている石川涼美でもその一撃は重い。
関節技を主流としているため、どうしても相手に近寄らなければならないが一度捕まったらズルズルとパワー技地獄に引き込まれてしまう。仕方がないので飛び技で相手の体力を削り、背後から近寄ってはスリーパーを仕掛ける作戦に出る。
試合中盤ようやくふらついて来た石川涼美に、小川ひかるはショルダータックルで相手を倒し、寝技で責めようとする。しかし、石川涼美は飛んできた小川ひかるをしっかりキャッチすると、すかさずベアハッグで責める。先ほどのふらつきが
こちらを誘う罠だったことに気がつくが、ときすでに遅くベアハッグのままリングを一周され、体力を大幅に削られリングに叩き付けられる。なかなか立ち上がれない小川ひかるを抱え上げ、アルゼンチンバックブリーカーで再び背骨を責める。
しばらくして石川涼美は小川ひかるを持ち上げたまま1周、2周、3周と回転し始め、投げ飛ばすエアプレーンスピンを仕掛ける。いやな角度で投げ出され、リング上をバウンドする小川ひかる、ピクリとも動かない。一方、石川涼美も投げ捨てた反動でバランスを崩し後頭部を強打、まんぐりがえしの状態でのびていた。
レフリーが両者KOを告げようとした瞬間、小川ひかるが立ち上がりふらつきながらも石川涼美をフォールする。だが会場に響く歓声を受けて、石川涼美も復活。跳ね除けた小川ひかるをパワーボムで叩き付けると、レフリーがカウントをとる前に再びパワーボムで叩き付ける。
3回目のパワーボムのあと、再び仕掛けようとする石川涼美に小川ひかるが失神していることを告げ試合終了。翌日、社長からの依頼でブライダルフェアのイベント写真撮影の依頼をこなすサンダー龍子と石川涼美と小川ひかる。本来なら試合の勝者が龍子と新婦と新郎の役で写真に納まるはずだったが、試合後の小川ひかるの落ち込みようを見かねて業者側に新婦をもう1人と社長が頼み込んだ。
その結果、新婦二人に挟まれる新郎の写真が出来上がった。帰り道2人はこりもせず、今日はどちらが龍子の部屋に泊まるかで笑顔でいがみ合っている。だがこの結果だけは龍子ももう分かっている。何回も繰り返されていることだから・・・結局2人とも龍子の部屋に止まり、朝まで龍子を可愛がっていくのだ、ベッドの上で・・・。

252名無しさん:2007/10/02(火) 00:05:42
小川ひかるVS石川涼美 アフター(エロ)
「おーい、ひかる?涼美ー?来たぞって。アレ?」
結局仕事の後にサンダー龍子の予想通り、龍子の部屋に泊まりに来た2人。普段だったら試合のこと、後輩のこと、これからのことを酒を飲みながら話すのだが今日に限っては違っていた。
前回の試合の結果に不満が残るのか小川ひかるが練習に付き合ってほしいと言い出し、石川涼美もそれなら自分もと賛同する。
サンダー龍子ほど、古参かつ一流の選手ともなれば自主練のためにジムの合鍵を預けられている。
いつもならば渋るところだが、幸いシーズンが先日終わりこれから数日は休みのため、それもいいだろうと同意する。
それならば準備があるからとそそくさと出て行った2人を見送り、龍子も適当に荷物をまとめ更衣室で着替えてジム内に入ってみたのだが
「なんだー、何処いったんだあの2人は?」
ずいぶんと前に出て行ったはずなのだが、ジムには誰もいなかった。ジムに明かりがついていることや更衣室に荷物があったことから来ていることは確かだ。別の場所にいるのかと思い移動しようとすると、不意に後ろから
「ひかる?涼美ー?どこだー・・・んぐっ!?」
顔をつかまれ、強引に唇を奪われる。相手の舌と龍子の舌が絡み合い、
ぴちゃっ、ちゅるっ・・・くちゅ、ちゅる・・・っこくん、と何かを飲み込まされる。瞬間相手の力が緩んだので跳ね飛ば、誰なのかを確認する。
「あいたたぁ~。酷いですよぅ、龍子さぁん」
跳ね飛ばされたときに頭でも打ったのか、そこに転んでいたのは
「涼美っ!?いったい何のつも・・うぁ・・くちゅ!?」
倒れていた相手が涼美だったことに気を取られた瞬間、再び奪われる唇。
ぴちゃっ、ちゅるっ・・・くちゅ、ちゅる・・んぁ・っこくん。
唾液と一緒に送り込まれる何か。相手は役目が終わると顔を離し、笑みを浮かべる。
龍子は口元をぬぐいながら、もう1人にどういうつもりなのかを問う。
「ひかるっ!!これは何の真似だっ。事と次第によっては・・・ひぅぅぅぅ」
いつの間にか立ち直っていた涼美に背筋をツーーーっとなで上げられ、力が抜け座り込んでしまう。
(なんで・・・これだけで・・・こんなぁ・・・)
座り込んだ瞬間、股間からじわっと溢れてきた液がコスチュームのその部分をさらに黒く染め上げる。
「これの効果はばっちりみたいですね」
「そうですねぇ、ああ可愛らしすぎですぅ。龍子さん」
なにやら錠剤の入った小瓶を取り出し、満足げなひかると涼美。
「なんだ・・・それ・・くぅ、くす・・りか?」
さっきから背筋をゾクゾクッと駆け上がる、少しでも気を抜けば簡単にイってしまいそうな快感の波に晒される。
「ええ、そうなんですよぉ。こないだ来たぁヒューイット財団のお嬢さんのメイドさん、えっと
ファントムローズ1号さんだか2号さんから頂いたんですよぉ?媚薬っていうんですかぁ。」
「なんでも好きな人ともっと仲良くなれる薬らしいですよ。メイドさんともご愛用とか。」
(・・・ぃっ・・・はっ・・っぅあっ!!っっまったく、余計なことを・・・っあ・・あた・・まが、くらくらする・・・ぃっ)
2人の話が続く間にも薬の効果がまわっていき、息も絶え絶えに座ってもいられなくなり横倒しになってしまう。そんな龍子を興味深げに眺めるひかると涼美。
「今日はいつも私たちが龍子さんに癒してもらってるので、たっぷり可愛がってあげます」
「楽しみですねぇ~。それじゃひかるちゃん準備お願い~」
なにやら準備があるらしくリングへ駆け上がるひかる。そして身動きできない龍子をお姫様抱っこで抱え上げる涼美。うきうきとリングへ近寄っていく。
「お客さまぁ、ごあんな~い!」
「ちょ・・凉美、ま・・・って、だ・・・め・・だ」
(そん・・な、こんな・・・振動でっ・・・うそ・・っだ)
プシっ!!シャァァァァァァァァっ
3人しかいない部屋の中でその音はひときわ高く響いた。恐る恐る様子を伺う龍子。2人とも微笑んでいるがどこかそこの知れない笑顔だ。
「うふふ、龍子さんてばぁ、そんなに抱っこされて歩かれる時の振動がぁ気持ちよかったんですか?」
「いや、ち・・ちがうんだ、す、ずみ・・これはちが・・ああぅっ!!んはああ!!・・・だ、ダメだ涼美、足踏みさ・・れたら・・振動が、ずんずん来て・・・ま、また、イっひぃいいいい~!?」
ダンっダンっダダンっ!!ダンっダンっダダンっ!!
リング上では、ひかるが恨めしげに見ていた。
そして懇願にも耳を貸さず足踏みを次第に強くしていく揺らしていく凉美は、
「いいですよぉ~、たぁっぷり気持ちよくなってくださいねぇ」
「だ・・ぐぅぅぅっ!!も・・うやぁぁぁ・・・っ!!やめ・・・っ!!ま、た・・いぃぃぃっ!!いぃくぅぅっ!!」
結局、龍子が失神をむかえるまで許さなかった・・・・

253名無しさん:2007/10/02(火) 00:08:33
『あっ・・・!ひ、ゃぁぁあああああああああああっ!?』
(う、なん、・・・・なんだ)
うっすらと目を開け周囲の状況を確認しようとする龍子。
(たしか、ジムに来て2人に変な薬を飲まされて抱っこされて・・)
イったことを思い出し火照る頬を押さえようとするが、ジャラジャラと聞きなれない音がし、顔を上げる。
(なっ、なんだこれは!!)
自分はリング中央に寝かされて、コスチュームは着せられていたものの胸ははだけていた。四肢をコーナーから伸びた手錠つきの鎖でつながれており、長さがギリギリの為、自由に動かせるのは首ぐらいだった。
「あ・・・ああぁ、あっあ・・あああぁぁ、りゅ、りゅうこさん、起きましたね」
「こ、この薬・・ああぁ、あっあ、す・・・っごいで、すぅ。まさ、か一錠で・・・こ、こんな敏感にされ、れるな・・ってぇぇぇ」
龍子の脚側では、凉美とひかるがお互いの股間をあわせ、激しく前後にたたいていた。龍子が気を失っている頃からしていたらしく、2人の足元には淫らな水溜りが出来ていた。
(だったらそれを2錠飲まされた私はどうなるんだっ)思った瞬間、忘れていた感覚が戻ってくる。
「あ、あ、ああああっ!んぎぃいい・・・いっひぃいいいぃいい!」
一瞬で絶頂に上り詰めるが
「な、なんで、イったばかりなのにま、またいっくふうううう!」
そんな龍子をみてどこかうつろな目で、アソコからは蜜をとろとろと流しだす2人。そして近づき絡み合う3人。

「おっきいな・・龍子さんのおなかぁ・・・もっともっとおおきくしたぁい、カンチョウでおおきくしたぁいのぉぉ」
「龍子さんのおなかぁのなかでぇ・・・タプタプっていってるのォ、ぎゅっーーってぎゅっーーしてもいいですよねぇ、ぎゅっーーっってしちゃいますよぉ」
「ひぁ、だめっお、お尻・・・ひぃぃいいん・・こ、これ以上入れられたら、だめぇぇ。
・・・・ひいぃぃぎいいいいぃぃぃ!?!?おっすのもだめぇ・・・だ、ひあ、ひあぁなんぁだ・・・でるぅでぇぇぇる・・・・でちゃうのぁぁぁぁぁぁぁ」

「あ、あ、ああああっ、飲んでぇ・・飲んで下さい。いっぱいぃぃ、ふああぁぁ」
龍子の顔の上に立ち、たらたらと愛液をかけるひかり。
(ごほっ・・がほァお・・、がぼっ・・溺れる、ひかりの愛液で溺れてしまうぅぅうう)

「はあぃぃいい、可愛いですよう。龍子さんのお・豆・さ・ん。ムキムキして、コリコリしてぇ、いっぱいシコシコしてぇ・・・あげちゃいます」
「や、やめェ・・・い、いやぁ・だ・・ッン、くはぁ・・そぉ、そこ、凉美、さわったらぁ、そんなにクリクリしちゃだめぇぇぇぇ」
「うふふ、少ししただけで、そんなに・・・なっちゃ・・うなんてぇ、ほぅ~ら、もっと強くぅしごいて上げますよう」
「はァぅぅぅ、だ、だめぇ・・だ、お豆そん・・なに強くしごかれたらぁァァぁ」

「あああっ!!あああっ!!ああぅっ!!はああ!!見ててぇ・・・ください、龍子・・さん。私と涼美がイきまくっちゃ・・・うところ・・見ててぇぇぇぇ」
「ひはぁあああああああああああ!!!!」
「ずるいぃぃぃぃ、2人だ、けなん・・・てずるいぃぃぃぃっ。まぜて・・お願いだから
まぜてぇぇぇぇっ!!わたしももっとイっきぃいいいいたいんだぁぁぁ」

『「はぐぅぅぅっ!! やぁぁぁ…っ!!いひっ…っ!!さんにんでぇぇぇぇ!!いぃくぅぅぅぅぅっ!!!!」』


朝、時計は9時半を指している。
むっつり顔の龍子に鎖を外しつつ、おどおどとうろたえる2人。薬が抜けての第一声は
「なんで、こんなことをした」
抑揚のない声に怯えながらも、言葉を絞り出す。
「だって龍子さん、なんか最近に苛ついてるみたいで」「それでいて、どこか上の空でしたしぃ」
『最近、ご無沙汰だったし欲求不満なのかな~って』
「そこだけ声を合わせない!」
たしかに思い当たる節はある。それを周囲に悟られてしまうとは自分もまだ未熟だと実感する。
それに「たしかに欲求不満だったのかもな、よっと」
掛け声とともに上半身をおこし、2人に腕を回しを抱き寄せ、昨晩されたように唇を奪う。
呆然とする2人を前に問う
「イきまくる準備は万端か?」

254名無しさん:2007/10/02(火) 00:09:46
実は先ほどからジムの中庭側の窓からずっとみていた外の面々がいた。
「今ので何回目だ、霧子君」
「今のところ龍子さんが10回、石川さんが7回、小川さんが8回ですね。あ、また小川さんがイったので9回目ですね。あと社長、何まじまじと見てるんですか?
変態なんですか変態なんですねわかりました貴方に裁判を受ける権利はありませんあるのは自分で掘った深い穴に自ら埋まるのと高度4千メートルからパラシュート無しで飛び降りてギネスブックに載り損ねるのと
氷山の一角で凍って将来人間じゃない何かに発見される未来と人間という種族から飛び出す実験を受けるかのいずれかからお選びください」
「冷静だな。霧子君」
「恐縮です。社長」

「ゆ、ゆ、ゆ、ゆき、祐希子さん、わた、私たちも、ふ、2人の愛を確かめましょうっ!!」
「ちょ、菊池、落ち着いてっ!!何さっきから私を茂みの中に引きずり込もうとしてるの、まっ・ちょ・・い、いつもより力強いし・・恵理並じゃない・・
の・だ、だれか、(ガシッ)・・ヘルプミー・・・・・っくひぁああぁぁぁあ――――!」
「は、離して祐希子、私を巻き込まないでっ!!折るわよ、あんたたち2人まとめて、ボキボキに折る・・・(ガシッ)・・ああああぁぁあぁっ!」
「いいかげん離しなさい、利美・・・とカレー女、そ、そんなことして全世界の私のファンが黙っては、いやああああぁぁあぁっ!淫獣に、鉢巻しめた緑色の淫獣に汚されますわーーーーーっ」

「ねぇねぇ、六角おねえちゃん、さっきから中の三人が言ってる(自主規制)とか、(自主規制)して(自主規制)とか、(自主規制)欲しいのォォォ、とかってなぁに?」
「ん~~、綾はまだ知らなくていいことだよ~(なでなで)」

「(カメラで撮影中)ひひひっ、これでサキュバスコレクションがまた増えるぞ、これをアソコとアソコとアソコに卸して、
さらにオークションでこのDVD限定生写真つきで出品すればさらにぼろ儲け間違いなし、ウマーーーー」

そんな外の状況を知る由もなく、3人の狂宴はその日の夕方まで続いた。

255名無しさん:2007/10/02(火) 01:23:33
>>248
GJです!!
需要ありまくりです!!
大技で攻めるのも好きだけど今回みたいに小技でねちねち攻めるのも屈辱的ですごくいいです!!

>>251-254
GJです!!
大技での失神KOたまらないです!!アフターエロはエロパロスレも真っ青なエロさですね。

256名無しさん:2007/10/02(火) 01:40:10
●菊池理宇 V S メイデン桜崎○
(練習試合 38分20秒 失神KO)
(メイド・イン・ヘブン)

「ご無沙汰しておりました、お嬢様」
「えっ?! ・・・ええと、よろしくお願いします桜崎さん!」
「ふふふふふ、こちらこそ、ヨロシクお願いしますわ、菊池お嬢様」
合同興行の打ち合わせのため東女を訪れた菊池を待っていたのはメイデン桜崎。
噂には聞いていたが、オフでもメイド然とした態度をとる桜崎に戸惑う菊池。
しかし、社長やソニックなど主要なメンバーは昼食をとりに出掛けたまま、相変わらずの気まぐれでどこかに出かけてしまい、当分かえってくる気配がない。
最初は、桜崎がメイド喫茶風に入れてくれた紅茶を飲んだりしていたのだが、一向にかえって繰る気配がない。
そこで、二人はせっかくだからとスパーリングをすることになった。

試合開始当初は、スピードに勝る菊池が主導権を握る。
グラウンドに持ち込もうとする桜崎を避け、カウンター気味に空中殺法を決める菊池だったが、
「あ・・・、あれ? ぁ熱い・・」
急に体が異様に火照り、動きを止める菊池。
「あら、どうかいたしましたか? お嬢様っ!」
待ちに待ったチャンスが来たとドラゴンスクリューを決める桜崎。
「ぐっ、やぁぁぁぁぁああ! あぁ、な・・・んっか、変っ!」
襲ってきたのは痛みではなかった。
試合前に飲んだ紅茶、その中にRIKKAからもらった媚薬が仕込んであった。
既に菊池の体は痛みすら快楽に変わる全身性感帯になっていた。
「ああっ、ああっ、イタっ イッ、イイッ!」
追い討ちをかけるよう撃ち込まれるストンピング。
「お嬢様? もしかして蹴られて感じてるんですか?」
「ちっ、ちがっ、うぅぅぅぅぅぇぇぁぁぁああああ!」
「だって、お嬢様、お腹を踏みつけられて喘いでいらっしゃるじゃないですか?立派な変態ですわね」
嗤いながら、アキレス腱固めを決める。
「いやぁぁ、へんっ、たいじゃあ、なぁぁぁぁぁぁい、イイィッ、イイッンぅぅぅう!」
「あらあら、ならなんでお嬢様のお股は大洪水なんですか?」
更にきつくキメながら、つま先が菊池の股間を触れるか触れないか微妙なタッチで擦る。
「だってぇ、ああっ、それっ、いいぃ、やぁぁぁぁぁ!」
「どっちなんですか?、イイの? 厭なの? はっきりおっしゃって下さい。変態お嬢様」
「ぃっ、ぃぃ、ぃぃいぃ」」
経験豊富な年上の絶妙なテクニックに未成熟な菊池は陥落しつつあった。
「この体制だとよく聞こえませんわねぇ」
「ぃぃ、ゃぁ・・めなぁぃでぇぇええええええええええああああああああ!」
体制を入れ替え、必殺技メイド・イン・ヘブンに持ち込む。ただし、片手のみでホールドし、完全にはキメない。
「ぁああ、そこぉぉお、いじらないでぇええええええええええ」
その代りに空いた片手で、小ぶりな胸や、柔らかい腹、今や大洪水となった股間を嬲っていく。
「あらあらあら、リングでお漏らしですか?お嬢様ぁ」
「ごめんなぁさぁぁい、だって、だってぇ、気持ちいいのぉぉぉお!」

そんな寸止めの凌辱が数十分にわたり続き
「あぁぁぁぁぁ、あっ、あっ、あああああああー。ああー!」
菊池は喘ぎとも叫びともつかない声を挙げ、何度となく昇りつめていた。
「だらないないお嬢様ですわね、お仕置きです」
どこからともなく、バイブを取り出す桜崎。
「らめぇ、そこだめぇぇぇええええええええええ、おおああああああああああおおぉぉぉう!」
アナルにバイブを突っ込まれ気絶する菊池。
「菊池だけに、ケツでいっちゃえ、バァカ」
メイドの仮面を捨て、カエルのように無様に痙攣する菊池を見下す。


そして、帰ってきたソニックたちが見たのは道場脇でティーブレイクをしている桜崎のみ
「あれ? サクちゃん、りゅーちゃんはどーしたのら?」
「菊池お嬢様ですか? そんな方はいらっしゃいませんよ」
冷笑を浮かべながらテーブルクロスを上げる桜崎
「ここにいるのは、淫乱なメス犬だけですよ?」
テーブルの下では、アナルからしっぽバイブを垂らして桜崎の靴をなめる菊池が喘いでいた。

257名無しさん:2007/10/02(火) 01:48:39
256でつ。
うーん、リョナというよりエロパロ板風味になってしまった。
お目汚しスマソ。

〉251-254
って、自分が書いてる間に、媚薬ネタ被ったぁぁぁ、しかも上手いぃぃぃ!
やるな、負けたぜ! GJ! Orz

258名無しさん:2007/10/02(火) 05:44:19
>>251-254なのですよ。
お早うございますなのですよ。
256

259名無しさん:2007/10/02(火) 06:42:48
>>251-254なのですよ 手が滑って間違えた、ゴメン。

>>248 正統派ゆっこ虐め オッキした。
>>256 メイドの言葉責め最高っ!!

後幾つか自分なりのリョナシチュ考えてみた
フレイヤ鏡VSローズ・ヒューイット
序盤はフレイヤ鏡が関節技と言葉責めで優勢だが、ファントムローズ1号2号の乱入で形勢逆転。
前と後ろから責められ、最終的にローズに服従のキスを強制させられ、連続パワー技で失神KO

ブレード上原VS杉浦美月
当初は飛び技だけで杉浦を圧倒。だが精神的に脆いのを理由に隙をつかれ、カベルナリアや
カンパーナやロメロ等の相手を辱める系の間接技を決められて、恥ずかしさでイってしまう。

パンサー理沙子VSオーガ朝比奈
パンサー理沙子の実力的には、まったく余裕の相手だったが試合前にいれられた浣腸が
次第に効き始め腹部を庇って、闘っていることを見抜かれてしまう。攻めを腹部に集中する
オーガ朝比奈にフォールを懇願するが聞いてもらえるはずもなく、最後にはベアハッグで
抱き絞られ浣腸液を噴出しながら失神。

相羽和希VSライラ神威
相羽がジャーマンをうてないように、徹底的に腰を痛めつけるライラ神威。
ラフファイトになれていない相羽はされるがまま、腰を痛めつけられた後は
手足などを弄られ、股間を何度もコーナーに叩きつけられイってしまう。

橘みずきVS氷室紫月
「正義の味方」を目指す橘は氷室紫月の策略により一転、橘に対する大ブーイングの中で戦う事になる
気丈にも己を信じて戦う橘だったが、同類の藤原和美にまで軽蔑されたことにより心が折れてしまう。
仕舞いには、間接技でオトして欲しいと氷室に懇願するようになってしまった。

ダークスターカオスVSその他大勢
カオスの覆面の下が超美少女だと分かった瞬間、今までカオスに弄られ敗れていった者、カオスの強さに憧れていた者たちが
カオスを自分のペットにするために一斉に襲い掛かる。

って感じかなあ・・・

260名無しさん:2007/10/03(水) 01:53:53
>>257
愛のキャラは初めてだよね?この調子でどんどん新キャラが出てくるといいな。
それにしてもエロいね。
>>259
エロいっ!エロ過ぎだよ!!

261名無しさん:2007/10/03(水) 03:48:02
ブリジット『所詮、小国のトップレスラーね。 私の敵では無かったわっ!』
ドガァッ!!
祐希子「っうごええぇっ!!!」
ドボォッ!!
祐希子「ふごぁっ!!! …げぁ……うううぅぐうぅぅぅぅぅぅぅ……」
リングの上で高笑いを交えつつ、身体を翻して蹴りを放つ美女。ブリジット・ウォン。
コーナーに磔にされたまま、その蹴りを無防備に食らいつづけ胃液を噴き出す女。マイティ祐希子。
マイティ祐希子は既に死んだ魚の目になっており、リング下では試合終了を示すゴングが鳴り響いている。
今月から提携を組んだTWWAを詳しくリサーチしていなかったことを、いまさら後悔しても仕方ない。
ジェナメガライトを引きずり出すために組んだブリジットウォンとの試合で、
まさかトップレスラーのマイティ祐希子がボロ雑巾にされるとは予想していなかった。
それどころか、ブリジットウォンはマイティ祐希子が戦意を失っても攻撃の手をゆるめず、
セコンドについていた若手選手はTWWAの若手に押さえ込まれてしまい、マイティ祐希子を救出できず
その結果、祐希子のKOで試合が決したにもかかわらず、サンドバッグにされていた。
ブリジットウォンが身体を翻し、長い髪が美しく円を描いたかと思うと…
ドフッ!!
祐希子「げえええぇぇぇっ!! ぉおえええっ!!!!!」
次の瞬間、内臓を打ち抜く音と共に祐希子の濁った悲鳴が会場に轟き、口から吐き出された胃液がリングにこぼれる。

菊池「やめなさいっ! 今すぐ祐希子さんから離れなさいっ! わたしが相手よっ!」
ようやくTWWAの若手を振り払い、リングに上がったのは菊池理宇。
しかしリングに上がった菊池を待っていたのはブリジットの容赦ない蹴りの嵐だった。
ブリジットウォンにとびかかる菊池の手を直前でかわし、身体を反転させ…ドガァッ!!
菊池「ううぅぐ!!!」
ブリジットウォンのソバットが菊池の腹を抉る。 ……直前までの何度も見たシーンの再現だった。

この試合、祐希子は苦手の関節技には1度も捕らえられていないのにボロボロにされてしまった。
祐希子が放つ飛び技が紙一重でかわされたかと思うと、返す刀で強烈な蹴りが抉りこまれる。
飛び技を放ったばかりの無防備なその身体を貫かれる祐希子。
何度立ち上がり何度詰め寄ろうと、そのたびに強力なカウンターを打たれてリングに這いつくばる祐希子。

今や祐希子はコーナーに磔にされ、標的は菊池へと変わった。
しかし菊池も祐希子の二の舞…。玉砕覚悟の突撃を身上とする菊池は、まっすぐブリジットウォンに立ち向かっていき、
ドロップキックやフライングニールキック、延髄斬りにミサイルキック……菊池が持つ飛び技を全て繰り出す。
そしてそれをことごとく迎撃するブリジットウォン。ソバット、トラースキック、踵落とし、ハイキック。
そして回し蹴り……たまらずリングに這いつくばり悶絶する菊池。
菊池も祐希子も、なぜ攻撃が全て迎撃されるのか理解できなかった。
ブリジットウォンの長い髪と長い手足が距離の感覚を狂わせる。
そして攻撃をかわす動作…身体の軸をずらし髪を振り上げながら回転をはじめる。
遠心力で広がる髪の長さと、ずれた軸の分目測が狂わされ、間合いのずれた祐希子や菊池の攻撃は無力化していた。
そしてそこから間髪いれずに繰り出されるカウンターは、ブリジットの得意な間合いで放たれる…。

262名無しさん:2007/10/03(水) 03:49:05
リングから菊池の悲鳴が響く。
菊池「うがああぁぁ!!!」
菊池「ふぐううう!!」
菊池「げはぁっ!!!! あが……。がぁは……っ!!」
菊池「ごふ!! ぐえええぇ!!」
脇腹、鳩尾、側頭部、胃…体中のありとあらゆる場所がブリジットの的になり、サンドバッグにされる菊池。
菊池の限界はすぐにやってきた。祐希子ですら打ち砕かれた相手に、菊池が太刀打ちできるはずもなかった。
脚をガクガクと震わせながら立ち上がる菊池。
再びサンドバッグにされると誰もが思ったが、ブリジットと菊地の間に祐希子が割って入る。
菊池「祐希子さん…! 大丈夫ですか?」
祐希子「菊池…大丈夫? あんたは早く降りなさい。 いいから早くっ!」
祐希子を助けようとする菊池と、菊池を助けようとする祐希子。
ブリジット『二人まとめて…相手してやるわっ!! フゥッ!!』
そして構わず祐希子の腹をけりぬくブリジット。
ドゴォッ!!
祐希子「ごふぅ!!」
菊池「いぐぅぅ!!」
腹を中心に身体を真っ二つに折り曲げながらコーナーへ吹き飛ばされる祐希子と、
それに巻き込まれるようにコーナーと祐希子の間にサンドイッチにされる菊池。
ダメージで再びコーナーにもたれかかるように磔にされる祐希子と、コーナーと祐希子に挟まれ身動きの取れない菊池。
再び始まるブリジットの猛攻。強烈な蹴りを受け、再び胃液を吐きはじめる祐希子と、
蹴りの衝撃と祐希子の体重に押しつぶされる菊池。
背後の菊池を守ろうとする祐希子と、祐希子のダメージを少しでも受け止めようとする菊池の交錯する思いが、
二人を地獄のコーナーに釘付けにさせ、二人がブリジットのサンドバッグにされてしまう…。
祐希子「ぐえげっ!! ぉがえええぇえぇぇぇ…っ!」
菊池「ううぐうぅ!!! ぐえ…ぉおえぇえ…っ!!」
やがて祐希子が力尽き、嘔吐しながら崩れ落ちていく…。
祐希子のガードがなくなった菊池の腹に、ブリジットのトドメの一撃が決まり、
菊池も嘔吐しながら祐希子の上に折り重なる……。

× マイティ祐希子 (踵  落  と  し→KO) ブリジットウォン ○
× マイティ祐希子 (後ろまわし蹴り →KO) ブリジットウォン ○
× 菊 池 理 宇 (  前  蹴  り  →KO) ブリジットウォン ○

263名無しさん:2007/10/03(水) 03:55:31
なんか祐希子と菊池が流行ってるようなので乗っかってみましたよ。
普段スピードで撹乱して相手を翻弄するスピード型の二人が翻弄される姿とか、
師弟愛がマイナスに働いて脚を引っ張る姿とか
そんなのを増やしてみた。そのかわりリョナ要素少なめ。
適当に補間してください。

>>259
エロパロスレのほうが喜ばれそうな予感w

264名無しさん:2007/10/03(水) 07:06:06
エロリョナは一日一時間!
>>259です。
>>260 エロって本当にイイよね!
>>263 祐希子と菊池は世界共通の弄られキャラです、GJ。
   
  >エロパロスレのほうが喜ばれそうな予感w
   リング上で弄られるからこそのレッスル、戦う女と女が絡み合うからこそのレッスル!
   私は    この   スレが   大好きです。
   ・・・・・・向こうは話の展開が、自分の妄想の斜め45度を行くから苦手かも。

   あと、書き上げていた「秘書 井上霧子VS氷室紫月」を誤って消してしまってがっかり。
   仕方がないから、以前やってた、今はもう放置してるブログに上げてたものをちまちま修正して落としてく。

265名無しさん:2007/10/03(水) 07:11:12
菊池理宇VS村上千秋
「ふっ」
「っくぅ」
先制したのは村上千秋だった。アームホイップで菊池理宇を投げ飛ばし、リングに転がす。
(やばい、こられる・・・!?)すぐにラフ攻撃からのイかせ技に来るかと思い、警戒した菊池理宇だったが以外にも相手はその場から動かず、ニヤニヤとこちらを見ていた。
(っく・・・、余裕でいられるのも今のうちよ)すぐさま立ち上がり相手をロープに振る。返ってきたところにローリングソバットを叩き込む。
「ぁぁがっ」
仰向けに倒れた村上千秋に関節を極めようと脚側に立つ。
しかし、村上千秋が腕を掴み、それを引きながら自分の両足で 菊池理宇の首から胴体を絞めてきた。
(さ、三角締め・・・!?)
「くぁぁ、くぅう、はぁ・・・うぅ」
「菊池さん、相手を目の前にして考えすぎですよ。ほら、ギブですか、ほらほらっ」
ゆさゆさと揺さぶられ、横からはレフリーが菊池理宇にギブかを聞いてくる。
「ノォーーー、ノオーーっ、く、くぅ・・うう、ぁ、ぁ・・あぅ」
(だ、だめ・・・い、いしきが・・・)
頚動脈を絞められ意識が朦朧としてくる菊池理宇だったが突然、技を解かれ放り出される。
(えっ・・どうして・・)
ごほごほと咳き込み、まだ立ち上がることが出来ない。
どごっ、ばしっ、だんっ
「ほらほら、失神されても勝ちにはならないんですから。とっとと立ってください」
「ぐぅ、っくあ・・っくそぉ」
言葉とは裏腹ににストンピングしてくる村上千秋から、やっとの事で菊池理宇はロープに逃れ、逃れた先で自分の股に違和感を感じる。コスチュームの隙間から、たらたらと液が流れていた。
(そんな・・私、なんで。っく、早く試合を終わらせよう!!)
村上千秋は珍しく観客の声援に答えこちらに背を向けている。背後から近づき胴体を両腕でフックし、ジャーマンスープレックスで相手の後頭部をマットに突き刺す。
「くがあぁぁ」
村上千秋の苦痛の悲鳴が聞こえた。だがまだ離さないさらにもう1発、また1発。
計3発のジャーマンスープレックスをくらい村上千秋は大の字に倒れふす。
その首に左腕を巻きつけ右肘を掴む事によって腕を固定し頚動脈を締めつける。
「ぁぁぁあ、こ・・のはな・・せ、ああぁぁ」
「さっさとギブしなさい、村上っ!!」
「だ、れがするかぁぁぁあ」
さらに強く締め上げると村上千秋の息がどんどん荒くなる。
「き・・くちさん・・」
「なにギブなのっ!?」
「もう、ま、またが・・ぬれぬれ・・ですよ?」
言われて顔が熱くなるその隙を突かれて、逃れられた。両者とも一端、距離をとる。
(なんで・・・なんで、こんな・・・)見れば確かに先ほどよりも多くの量の愛液がその黄緑のコスチュームを深緑に変えて、股を濡らしていた。
自然と股を摺り寄せてしまう。
(なにも、なにもされてないのに・・・)動揺する菊池理宇に嘲笑の混じった声が届く。
「あはははははっ。冗談だったのに、ほんとに濡らしてるなんて。ただのプロレス技でも感じちゃうなんて、菊池さんエロい体ですね!?」
「ち、違う、これはぁ、あっ、はぁあ、あぁぁん、く、村上ぃ!!」
これは村上千秋に何かをされたに違いない、そう考えようとしたが試合は自分が優勢だったし、特に有効打をもらった覚えもなかった。
た。それでも菊池理宇は村上千秋に走り寄り、「フランケンシュタイナー」頭を両足で
挟み込むように飛びつき、自分の体を反らせる事によって、その反動で相手を半回転頭頂部からマットに突き刺す・・・はずだった。
しかし村上千秋に踏みとどまれ、足を持たれたまま捕まってしまう。
「ええっ、っちょ・・・」
こうなっては離してもらうしか逃げようはない。なんとか逃げようともがく菊池理宇。
「ふふ、もう少し我慢してようと思ったけどもう無理だ。菊池、無様な姿をさらせ!!」
口調が荒々しいものになり、頭を村上千秋の股下に挟まれ、背中越しに自分の胴体を両腕でフックされる。
(パ、パイルドライバー!?うそ、だめぇええええ)
「あぁ、いやぁ、いやぁぁぁぁぁぁ」
だんっ!!!
叩きつけても村上千秋は体を離さなかった。それどころか顔が臀部に擦り付けられ、そしてじゅるじゅるという音が聞こえてきた。
「んぐぅ・・じゅる・・んぐぐ・・じゅる・・ふっすごい、まるで洪水だぞ」
上から嫌らしい音とともに見下ろされる、しかし菊池理宇は未だ、太股に顔を押させつけられたままなのでその痴態から顔をそらす事も出来ない。
「本当はお前からくるまで待とうと思ってたんだが・・はぁあ・・っじゅるじゅ・・」
「ち、ちが、それぇちがう、ちがうぅぅぅぅぅ、はぁあ、あぁぁん、すすうなぁ・・・」
意味のない否定を繰り返す。

266名無しさん:2007/10/03(水) 07:13:22
「んぐぅ・・じゅる・・んぐぐぁはぁ、はぁ・じゅる・んっ。何が違うものか、苛められたくてしょうがなかったんだろう?
 自分でこんなに濡らしてまで。んぐぐぁはぁ、はぁ・じゅる・吸っても吸ってももれてくるぞ。
 それにここもほら、こんなに膨らんでる、ここの名前はなんていうんだ?」
コスチュームの上からでも菊池理宇のクリトリスがわかり、村上千秋はそれを舌でこね回す。
「しら、しらなぁ・・・い、いやぁああーーーーっ、こねっ・・こねくりィ・・まわ・っすなぁぁ」
「知らないはずないだろうっ!?聞いているんだ、答えろっ」
クリトリスをさらに激しく、弄り吸い付く。
「く、クリト・・・リスぅ。やめて、う、あっ、ウッ、あ、やめてもうやめてぇ―っ!」
「ふふ、そうか、やめてしまっていいのか・・・」
ピタっ。 まだ囚われたままだが責めは止まる。
「はぁう、あっん、ぁんんぅ、はぁうっ、くっ、あっ、ぁぅ、くぅうっ」
菊池理宇の甘い吐息だけが響く。(からだが、からだが熱い・・・がまんできないィ・・弄らないと・狂うぅぅ)
のろのろと上げた腕でおま○こを弄ろうとするが、その度に村上千秋の手に振り払われる。
「どうした、やめてほしいんじゃなかったのか?ほらっ」
秘所を指で軽くなぞられる。
「ひぃいっ、くぁう、あひいいっ」
「ふふっ」
戒めから解き放たれ、菊池理宇は熱に浮かされたようにふらふらとしながらも必死で
コーナーまで歩き座り込んで自分の体の振るえを押さえようと抱く。

267名無しさん:2007/10/03(水) 07:14:22
(とまってぇ、・・・私の体とまってぇ)
ガクガクとする、奥歯がガチガチと触れ合わない。本当はもうイきたい、グチャグチャにしてほしい。(だめぇ・・だめぇだめだめ)。
追ってコーナーまでやってきた村上千秋がうずくまる菊池理宇の顔を踏みにじる。
「ははははっ、本当に無様だなっ!!毎日毎日、愛しのゆっこさんに慰めてもらってるのかよっ!?」
「あひぃいいイ、やめて、う、あっ、ウッ、あ、やめてぇ」
だがそんな哀願にも聞く耳持たず、菊池理宇をトップロープにまたがらせ、その背を押して走り出す。
「ヒィィーーやぁーーーいャーー!!焼ける、わたしのおま○こ焼けちゃうーーーーーーっ」
短い髪をふりったくって悶える菊池理宇。次のコーナーについたらまた担ぎ上げられ、跨らせられる。もう菊池理宇に抵抗する力は残されていない。
「ほらほら、きもちいいだろう?」
「ひっ!ぁっ!ぁっ!ひぃっ!止めて!あぅっ、ひっ!ぁっ!はぁぅっ!いっ!いゃぁぁああああああ」
その暴行はリングを1周どころか3周して止まる。
その間、菊池理宇の口から嬌声はやむことなく、目もうつろになっていた。
「あははははっ、何回イけば気が済むんだよ?見ろ、お前の汁でリングがぐちょぐちょだぞ、この変態っ!!」
髪をつかんでリング中央まで投げ飛ばす。そして菊池理宇を仰向けにし自分は、足側にまわる。
「なにぃ・・なんなのぉ・・・もぉ・・・」
ぐったりとした菊池理宇の問いを無視し、
「でもそんな変態に付き合うのもさ、飽きちゃったんだよ。だからさ・よ・う・な・らっ!!」
狙いは性器、飛び上がり踵が重力に従い、めり込む。
ドゴオンっ!!!! 
「あ、あああっ、ひっ、ぃあああああああああああーーーーーーー、あぅっ、ぁっあつ、だ、だめ、いやぁぁあああああ、イッちゃうっいっぁああああああああああああああああ」
菊池理宇は見事なイきっぷりをみせ、気絶した。
そんな菊池理宇をしばらく見下ろし、村上千秋は何処から取り出したのか黒い首輪をつけ、ずるずるとひっぱり村上千春への土産にしたという。

268名無しさん:2007/10/03(水) 21:41:54
>263
>265-267

朝から連続GJ、うっかり仕事の合間にみてしまって、日中仕事が手につかなかったぜ。

〉264
たしかに、エロパロスレは予想の斜め上を突っ走ってますねぇー。
俺もリョナ板の方が好き。

さて、次の話のネタを考えるか

269名無しさん:2007/10/04(木) 00:23:45
>>263
GJ!
王道的なリョナ展開ですごく興奮したよ。
二人まとめて一方的にボコられる姿に萌え。

>>265-267
GJ!
素晴しいエロリョナだね。
菊池はいじめられるのが良く似合う。

270名無しさん:2007/10/05(金) 05:49:34
「はう!あうっ、き、ひぃっ・・・。お、お願い、めぐみにはてをださ・・ないで・・」
「そんなこと私に言われても困ります。決めるのはあの方なのですから。貴方はおとなし気持ちよくなってればいいんです・・・・・・お嬢様。」
「いや、いや、いやゃぁぁあああああああああああっ!?」

千種が寮に帰っていない。寮長であるグリズリー山本から、相方である武藤めぐみに何か心当りはないかと相談されてから数日後の夜のこと。
めぐみ自身もめぼしい場所を探してくたくたになって帰ってきた時、ドアの下に手紙が差し込まれいるのに気がつく。中を見ると、結城千種は預かったという旨の文章とどこか山奥の倉庫を移した写真とそこまでの行き方、さらには持ってくるもののメモまで入っていた。
首謀者らしき人物の名前も・・・。

「意外だね、まさかあんたみたいな人がこんな真似するなんて」
「くすくすくす。いやですわ、めぐみお嬢様。私、好きでこんな事しているわけではありません。ただ、これを成功させれば・・はぁ・・奥様から・・くぅ・・素敵なご褒美が貰えるの・・・でぇッくぅぅ」
言いながら自分の胸と股間に手を当て、まさぐり始める桜崎。
(ちっ、桜崎も堕とされてたのか・・だとすると・・黒幕は・。でも、私は千種さえ返してもらえれば)
「あんたの自慰なんて見る暇はないの。とっとと千種を返しなさい。そしたら今回のこと一切忘れてやってもいいわ」
「あ・やっ・・・んふ・・・ふぁ!お、お優しいですね、めぐみィ・・お嬢様、で・・・もっ、千種お嬢様がそれを望まれているかど・・うかっぁぁぁぁぁ」
つー、と桜崎の股間から愛液の糸が垂れてくる。
「ちょ、どういうことよ。千種がのぞまないって、勝手に1人で言ってるんじゃないわよ」
「はぁ・・・はぁ・・、失礼しました、めぐみお嬢様。確かに1人でイってしまいました。
 ですがこれをご覧頂けば、納得していただけるかと」
ぱちんっ!!
倉庫の扉が開いていくと、中の熱せられた空気に混じって女の嬌声が聞こえてくる。
「なんて事を・・・・っ」
絶句、言葉が出てこない、目の前の光景を見たくない。
さして広くない倉庫の中にはリングがひとつだけ置かれていた。そして、その上では数人の水着姿の覆面の女たちが1人の少女の群がっていた。腕をなめられ、指をしゃぶられ、股間を押し付けられ、踏みつけられ、乳房に噛み付かれ・・・・。
その度に少女は泣き喚き、口から涎は垂れ、声を上げ喘ぎ、目からは涙を流す。
紫がかった髪、可愛らしい髪留め、黄緑を基調としたセーラー服のようなコスチューム。いつもいとおしいと感じる、そのどれもが女たちによって汚されている。
「千種ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
駆け寄ろうとして、桜崎に腕を極められる。
「はい、ストォォップ」
「くそ、離せ、はなっせぇ・・千種ぁぁぁっ、千種ぁぁぁぁぁ」
その呼びかけにもリング上の少女、結城千種はガラス玉のような目をむけ
「ど・・めぐ・・う・・うっ、くんっひゃぁっ!、あ、ひぃぁっ!! や、やめてっ、舌はいっちゃ…だめ…あ、あぁ…にげ…いいィ・・きもちィの・・・!」
と喘ぐばかり。

271名無しさん:2007/10/05(金) 05:51:46
「さて、めぐみお嬢様にはいくつかのルールを決めた上で、私の指定する相手と闘っていただき
見事勝ち抜けたなら千種お嬢様共々解放というゲームをしてもあります。でよろしいですか?」
ここまでしておいて敗北したらあっさりと開放してくれるというのか、いぶかしみながらも
「何が目的なのか知らないけどっ、どうせ拒否権はないんでしょ!とっとと話しなさい」
「コホン、では。試合時間は15分、その間めぐみお嬢様には一切の反撃をしないでいただきます」
「なっ、その間中弄られてろって言うの!冗談じゃな・・・」
あの得体の知れない連中にずっと・・・千種のように。却下しようとしためぐみを遮り
「納得していただけないなら、このまま千種お嬢様を見捨てて、帰って頂いて結構です」
その一声とともに一際大きい千種の嬌声が響き渡る。
「・・・!!わかった、やる!やるからっ!!」
「真に美しい友情。この桜崎、感激です。・・・・それでは最後に15分耐え切ればめぐみお嬢様の勝ち。
失神または絶頂を迎えられた場合、「ギブ」という単語を言った場合は、これすべて敗北とさせていただきます。
ふふっ、ただ我慢してればいいだけですので楽な試合でございましょう。
さて納得していただけたならば、あちらに更衣室をご用意してありますので・・・」
持ってきた荷物を引きずりながら一言。
「後悔させてやる、この似非メイド」
「ほめ言葉でございます、めぐみお嬢様」

リング上は綺麗に片付けられていた。覆面の女たちも今は千種に手を出しておらず、千種も倉庫の片隅でぐったりとなっていた。
コスチュームに着替えてリングに上がり、千種のほうを向いて固く心に誓う。
「ではまず第一試合目、武藤めぐみVSぅぅ・・・」
レフリーよろしく対戦表を読み上げている。
(我慢・・・我慢するだけ、いつもの試合に比べたら楽なはず、どんなやつが来たって・・・)
「フレイヤ鏡っ!!」
愕然とするめぐみの前で女の1人が、顔を覆っていた覆面を脱ぐ。
「はぁ、やっと取れましたわ。このマスクあつくてあつくて堪りませんでしたわ」
そこから現れたのはフレイヤ鏡の顔だった。だが彼女は何年か前に引退したはず、なんでこんなところにという思いが渦巻く。
初戦の相手としても最悪だった。現役時代めぐみは彼女に並々ならぬ苦手意識を持っていたのだ。
「あら、久しぶりなのに挨拶は無しなのかしら?そんな失礼な子はまた飛べなくしてしまいましてよ?」
「いつまでもあの頃のことをねちねちとっ!!」
入団当時しばらくして、めぐみはフレイヤ鏡に目をつけられある試合で徹底的に足をいたぶられた。
その試合では痛みで自分で立つことが出来なくなり、検査を行った結果長期入院をする羽目になった。
それがトラウマになったのか以降は、フレイヤ鏡から関節技を決められるたびにあっさりとギブしてしまうという悪習慣がついてしまっていた。

272名無しさん:2007/10/05(金) 06:14:31
「ふふっ、でも今日はギブすることはできませんわよね?大事な大事な恋人が掛かっていますから、さあさあ技をかけやすいように寝転がってくださいな」
「くっ、好き勝手なことばかりいって・・・」
悪態をつきながらごろんと寝転がる。上からフレイヤ鏡に見下ろされ、屈辱の表情を浮かべるめぐみの足を持ちながら
「それでは遠慮なく、サソリ固め!!」
仰向けになっているめぐみの足首を交差させ、その間に自分の右足を通す。そしてうつ伏せに返しめぐみの体を反るそうに締め上げる。
基本的にむとめは関節の稼動範囲が広い、それ故に関節技には強いという自負があった。
(大丈夫、あのフレイヤ鏡ならじわじわといたぶってくるはず・・・まだたえら・・・れ!?)
「あぃぎぃぃあぁあぁあぁあぁっぁあぁぁっ!!」
しかし耐えれる範囲を超えると途端に脆くなる傾向にある見破ったのはフレイヤ鏡だった。
頭を振り、顔をリングにこすりつけながら悶えるめぐみ。目と口が大きく開かれる。
「ほらぁほらぁ、どうですの?じわじわといたぶられるとでも思ってましたの?貴方の弱点は知ってますもの。
どう?いきなり全力でされる気分は?こんなに折り曲げられる気分は!
ギブしてもいいんですのよギブしちゃいなさいな、ほらぁ!!!」
「いひぃぃぃイイいいっ、し、しない。ぜったィにィ・・・あああああぁぁあぁ・・・するもんかぁ・・・」
「イイっ!!イイですわ!!やっぱり人を関節技で弄るのって最高ですわぁ!!!」
「だめだめだめだめだめぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ。あっがぁぁあああぁぁあ!!」

7分後
「ふふん、なかなかしぶとくて私さらに興奮しますわ」
「あとぉ・・・はん、ぐぅ、たえ・れ・・あひぁぁあああぁぁあ」
ギブしないめぐみに苛立ちを覚え始めるフレイヤ鏡と、息も絶え絶えで涙などで顔をぐちゃぐちゃにするめぐみ。
「レフリー、助っ人の参戦を希望しますわ」
「許可します。明日香お嬢様」
(き、きいてないっ!!きいてないわ、すけっとなんて、こ、これ以上攻められたら)
「ぎいでっ・・・なぃ、ずけっどぉなんてぇ・・・わたひィきいでなひィィ・・・」
心ではしっかりと抗議しているつもりでも、口に出すととたんに涙声の情け内もになってしまう。
「これは大変失礼いたしました。私伝えるのをすっかり忘れてしまっていたようで・・・。
それでは追加ルール、対戦相手の方は誰か一人に助っ人を頼むことが出来るということでお願いします、めぐみお嬢様」
「ずる・・い、そんなのぉ、ずるいよぉ・・・」
(折れるな、折れるな!わたしの心、あと数分我慢すれば、あと・・・)
ぎゅりぎゅりぎゅり・・・・
無抵抗を押し付けられているたまロープにも移動できず、手持ち無沙汰だった両手が踏みにじられる。
「ひッぎゃぁあぁあああああぁあ、て、ふんでぇぇえええ」
「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃーん。いつも元気な悪魔っ娘、真鍋つかさでーーーーす!!
 うっわ、めぐみん、すごい顔。きゃははははっ」
フレイヤ鏡に応じてやってきたのは後輩の真鍋つかさだった。やはり先程からいたらしく、片手には覆面を持っていた。
「で、かがみん?来たはいいけど、わたしはなにすればいいの?」
「あら、私もあまり考えていませんでしたわ」
「ぶーーぶーーっ!!なにそれ、ちょーつまんない。もういいよ。勝手にやるから」
踏んでいた手から降りると、めぐみの上半身側にまたがり両腕を首の前で組ませてから思い切り引き寄せる。めぐみの腕が自身の首を締め付ける
「くふぅ・・・ぁが・・・げぅ・・ぐぅぅぅ・・・いき・・がぁ・・・でき・・・」
「まぁまぁまぁ、なんて素敵なんでしょうこの悪魔っ娘は。それではどちらが先にめぐみを失神させられるか競争ですわ」
「おーーー、いい考え!さっすが!じゃあ、まずは私からね!そらっ」
「~~~~~~っ!!!げぅ・・ぐぅぅぅ・・・いき、させ・・・てぇ」
「まだまだ甘いですわ。関節技というのはこうやって・・・」
「くうぅぅぅああっ・・・ひぁあぁぁああぁ・・・」
「ちっがーーーーう!だからもっとこう・・・」
「げぅ・・ぐぅ」
「いいえ、ち・」
「あぁ・・」
めぐみにとって唯一の救い。それは意識がなくなる前に、しっかりこの一方的な試合を終わらす声を聞いたこと。
(か・・・った。ち・・・ぐさ)
勝ったということは、次にはもっとひどい仕打ちが待ち受けていること。
だが今は、今だけは最高の相棒を守れたことを誇りに思いながら、武藤めぐみの意識は落ちていった。

273名無しさん:2007/10/05(金) 06:15:38
皆がめぐみの試合に集中する中、部屋の片隅で放置されている結城千種に近づき、話しかける影が1つ。
「でもぉ、それじゃ・・・めぐ・・を・みす・・・てて」
「今のうちに逃げましょう。このままじゃ、2人ともダメにされちゃいますぅ。それにめぐみちゃんも千種ちゃんが人質だから手を出せないだけでぇ・・・」
だるいだるいだるいだるい・無理無理無理無理・・その思いだけが頭を支配する中、必死に彼女に言葉を絞り出す。
石川凉美。彼女だけは皆が、千種を愛している時も一歩離れて、その行為が終わるといつも介抱してくれていた。彼女を信じたい、逃げたい、でもめぐみを見捨ててはいけない。
千種の頭に新たな葛藤が宿った時
「い・・しかわ・・さん。う、うしろ・・・」
「えっ?」
石川凉美が後ろから髪をつかまれ引きずり倒される。
「脱走の相談とは!?まったくこの雌牛お嬢様はっ!!一度、私たちを裏切るとどうなるか教えなければならないみたいですね!!」
千種から引き離した石川凉美の胸を踏みつける。
「ひィっ・・・ごめ・・ごめんなさいっ!!あや、謝りますから・・酷い事しないでぇ」
「酷い事ぉ?私が凉美お嬢様に酷い事するはずがないじゃありませんか。ただそのしまりのない脂肪の塊にお仕置きするだけですからぁぁっ!!」
ぎゅりりりりりりっ、びゅるるるるっ、ぎりゅうううっっ
石川凉美の乳房を思いっきり踏みにじると、その度にミルクが噴出し床を汚す。甘ったるい匂いに支配される室内。
「はぁぉぉぉぉぅぅぅぅっ・・・・はぉ、あおおおおおおおお・・。胸ぇ・グリッって・でちゃってるのぉぉぉぉぉ・・・」
「あっははははは、無様!無様ですよ!凉美お嬢様。そんなにぴゅーぴゅー噴出しちゃって。雌牛でもそんなに節操なく出しませんよ?」
そんな2人の様子を千種は、まんぐり返しの状態のまま見ていた。体は倦怠感に侵され、身動き一つとれない。
(これから・・めぐ・み・・・・どう・・・なるんだろう・・・わたした・・ち)
今は失神し動かないめぐみに問いかけ、千種の意識もまた闇へ落ちていった。

274名無しさん:2007/10/05(金) 20:53:28
うああ・・・しばらく見てない内に新作ラッシュ!><
皆さん、乙です!!
エロがあったり、格下一人に格上がボロボロにされてたり・・・

そして個人的に待っていた、めぐちぐがっw
めぐみが王子様的役割、千種がお姫様的役割って性格考えるとなんかちょっとハマって見えました(笑)

ともあれ、皆さんGJ!!

275名無しさん:2007/10/06(土) 16:21:25
乙!いい流れさ~

276名無しさん:2007/10/06(土) 22:19:52
素晴らしきGJの嵐!(*゚∀゚)=3

各職人さん頑張って下され!
続き/新作、期待しまくりですよ(*´д`*)

277名無しさん:2007/10/07(日) 10:08:47
今一番勢いのあるのはリョナ板!
そしてこっそりゆっこの腹ボコ&ゲロ噴き希望とか言ってみるテスト。

278名無しさん:2007/10/07(日) 13:42:12
投下する
>>277 ゆっこの腹ボコ&ゲロ噴きじゃなくてごめん。

渡辺知美VSキューティー金井
キューティー金井には悪いが、渡辺知美は負けるはずがないと思っていた。
実際試合が始まってからロープにふってドロップキックの嵐を見舞っている時も、
「きゃあっ」とか「いたい~っ」と叫んぶばかりで、関節技で締め上げたときはもう涙ぐんでいた。一方的に攻撃してるのも、
弱いものイジメしているようで気分が悪い。
(こういう試合の後はクラブに行って夜通し踊るのに限る)と、
早々にギブアップを取って終わらそうと考え、今もリング中央で悶え半べそをかいているキューティー金井に近寄る。
「悪いけど、極めさしてもらうよ」
「ぐすっぐすっ、えっ、ぃやあーーー、い、痛い、はずしてぇはずしてーーーーー」
渡辺知美の必殺技「コブラツイスト」中堅選手はこの技ぐらいではギブアップはなかなか取れないが、キューティー金井程度であれば事足りる。
キューティー金井の体が必死に堪えているのを感じる。
「ほら、さっさとギブする、ほらっほら」
さらにきつく極める。いつもの試合だったら大抵この辺でギブするのだが今日は違っていた。
「金井、ギブアップ?」
審判の問いに対しても
「ノーー、ノォーーーっ、アアゥァ、い、痛いーーーーー!!」
痛いんだったらさっさとギブしろと心の中で毒づく。なぜ今日はこんなにも粘るのか。
(だったら・・・)いつもと同じ展開だが相手の顔を引き寄せ、大きく開いている口に吸い付く。ギブしないというのならイかせるしかない。
最初は目を白黒させていたキューティー金井だが、舌が出し入れされるにしたがってその動きに応じてくるようになる。
お互いの舌を絡ませあい、唾液を送り込む。
次第に舌の動きもなされるがままになる。
決まったと思った時、キューティー金井の口から、渡辺知美の喉奥へと何か異物が送り込まれた。
慌てて技をとき、咳き込む。
「ごほっ、ごほっうえ、い、いったいなにを」
技から解き放たれたキューティー金井はさっきまでの様子が嘘のように悠然と立っていた。
「いったい、ごほっ、なにのませたの?」
「私のファンの人がくれたの」
体に力が入らなり、リング中央でうずくまってしまう。
「ふふっ、とーーーっても気持ちよくなるお薬なんだって。せっかくだから試してみようと思って。智美ちゃん、いっつも私のこと気持ちよくさせるから今日は私がお返ししてあげる」

279名無しさん:2007/10/07(日) 13:43:21
何となくだが状況が分かってきた、つまりは媚薬の類を飲まされたのだ。渡辺知美はレフリーに告げるが、試合続行を告げてきた。この団体は反則・凶器なんでもありだからだ。
渡辺知美は遂にはうつぶせになりながらも、ロープへ逃れようとする。だが背後からじっとりとした目で見られている。そして
「どっこいっくの?」
「あひいィいいいいいいっ」
背中にキューティー金井が覆いかぶさり、コスチュームの下の乳房を触ってくる。肌と肌が触れ合うだけで入れられたように感じてしまう。
「すっごーい!!智美ちゃんのおっぱいびんびんしてるよ?いやらしーんだ!」
「ち、ちが、これは金井が、く、くすりなん、あぁぁぅはぁのまぅぅぅっぁっぁっ」
否定の言葉を述べようとした瞬間、両方の乳首がこりっと潰される。耳の後ろに吐息を感じた瞬間、口の中にしゃぶられ耳穴に舌と唾液を送り込まれる。
「ちがくないよ~、智美ちゃんはやらしいんだ、そのやらしい体でいっつも私の事いじめてたんだ」
「ちが、本当に、ちがう、これは金井のくすりのせぃ・・・だから」
渡辺智美は必死に否定した、「お前こそやらしいだろう」といってやろうと思ったが
「おふぁえこ・・そ、やらひ・・だ」
既に呂律も回らない。全身が性感帯になってしまったようだ。
「じゃあ、皆に智美ちゃんのえっちぃおっぱいをみてもらいましょ~」
両腕をつかまれ渡辺智美の上半身が反り返り、胸がぷるんと飛び出る。キャメルクラッチの体勢だ。
「はーい、皆さん智美ちゃんのおっぱいどうですかー、やらしいでしょうこんなにぷにぷにしてて」
キューティー金井の声に会場がいっせいにどよめく。
「すごいよねー、何食べてたらこんなになるんだろう。悔しいから潰しちゃえ、えいっ!」
「キッひぃいいイイい!!」
渡辺智美は感じていた。自分に向けられた、観客のぎらついた眼に晒されて(こんな大勢の前でいっちゃうんだ・・ううん・・・いかされるんだ・・もう・・・きもちいいかも・・・・)
「イくイくイくっ!!私、もうイっちゃうう!!!」
突然キューティー金井の下で渡辺智美が絶頂。あまりの衝撃に背中から振り落とされる。
かんかんかんかん・・・ゴングが鳴らされた。
「あたたた、でも私の勝ちだよ。知美ちゃ・・・ん?」
眼の焦点が合っていない、口からは涎が垂れてアヘ顔になってしまう。
「わたし・・・イっちゃった?」
キューティー金井に問う渡辺智美。コクコクうなずくキューティー金井に一歩一歩近づく。さっきまで体を包んでいた倦怠感は綺麗さっぱり無くなった、調子がいい。
「やだな~智美ちゃん、その握りこぶしが怖いよ」
(い、痛い・・・。あれってもしかして自分で飲んでイって元気になる薬だったりして~)
「泣かすっ!!!!」
その後、セコンドにとめられるまでキューティー金井は関節技のオンパレードを食らった。

280名無しさん:2007/10/08(月) 22:07:29
最弱のエロ逆襲とは新しいな(*゚∀゚)=3

嬲りとエロの絶妙なマッチングしたこのスレは間違いなく良スレ(*゚∀゚)=3
職人GJ!

281名無しさん:2007/10/10(水) 10:15:30
南利美・フレイヤ鏡 組VSグリズリー山本・ガルム小鳥遊 組
間接技の女神対巨漢のヒール対決に会場は盛り上がる。阿吽の呼吸で動くヒール組に対し南利美とフレイヤ鏡の連携はバラバラだった。特にフレイヤ鏡が南利美のタッチ要請を拒む事やあえてカットをしないなどサディスティックな部分が目立つ。しかし、消耗しきった南利美を見て渋々ながらタッチに応じる。
入れ替わりに外へでて、ぐったりとする南利美だったが背後から忍び寄っていたガルム小鳥遊にリング下へ引き摺り下ろされる。場外でろくに反撃できずに散々に小突き回され、遂には机へのパワーボムを喰らう。意識朦朧とする南利美を、隠していた手錠で柵に繋いでからリングへ復帰。
リング上ではフレイヤ鏡がグリズリー山本に足四の字固めを決めていたが、ガルム小鳥遊の乱入に隙を付かれひっくり返されてしまう。
関節技の痛みに悶えるフレイヤ鏡だったが、グリズリー山本の重量を返すこともロープへ這うことも出来ない。
さらにはガルム小鳥遊のストンピングによって、残り少ない体力を減らされていく。反応が薄くなったところでフレイヤ鏡を解放すると、動けないのを尻目にコーナーへ上り始める2人。会場中がまさかと思った瞬間フレイヤ鏡の体に超重弾が落下し、体が折れるのではないかと思うくらい反り返る。そして、場外の南利美を再びリング内へ。
もう動けないであろうフレイヤ鏡の上で南利美を大きく持ち上げると、パワーボムで叩き付ける。その衝撃でピクリともしなくなった2人をみて、レフリーストップが入った。

282名無しさん:2007/10/10(水) 19:25:29
>>281
超GJ!!
パワー技で完全失神させるパターンはもろに好み。
むちゃくちゃ興奮したよ。

283281:2007/10/10(水) 22:05:02
>>282
あざっす!
失神もそうだけど、相手に徹底的に叩き潰されるのは良いです。








最近試合の流れを考えるために某動画が一杯見れるサイトで「日本の女子プロレス」
を見てたりするのですが、なぜあんな頻繁にフォールを取りに行くのか。
ドロップキック3、4発でフォールとか正直萎える。

284名無しさん:2007/10/11(木) 19:39:44
唐突に閃いたんだが

グロッキー状態の千種の腹ににむとめをパイルドライバーで突き刺すとか

萌えない?(*´д`*)

285名無しさん:2007/10/11(木) 23:21:47
>>240
続き期待して待機中。

286名無しさん:2007/10/12(金) 04:41:06
媚薬とは板ならではの凶器攻撃GJっす!w
次回予定でキューティー金井登場ですが・・・自分のはひとつの形だと思って生暖かく見守ってくださると光栄です(苦笑)

>>281
巨漢vsスレンダーの黄金パターンGJ!><
しかし何だろう、グリズリーとガルムって試合後に大丈夫かどうか控え室に尋ねにきそうな感じがしたとか妄想が変な方向に行ってしまった事をお許しくださいw
(ケチをつけるとかじゃなく、なんか微笑ましい光景が自分の脳内に浮かんできて幸せな気分になってしまっただけですので(><;)(ぉ)ごめんなさい;)
>日本の女子プロレス
フォール返しで反らせる為…とか…(ぉ)
なんか異様な程フォールにいくのはすごいわかる、アイドルレスラーだった府川がひたすらボディスラムからフォールのパターンで30分時間切れ引き分けだったのはすごい萎えました_| ̄|○|||
日本の女子プロのああいう所がすごい嫌いです;; 最近は見た目重視系が増えて一般人みたいな技術の人も多くなったし・・・キャットファイトと変わらないようになったら嫌だなあと思います(汗)

>>284
な、なんて物を・・・!妄想がいっきに湧いたw ε―(´Д`*)
ワンシーンだけっぽいんで、もし誰も書かなかったら5:5マッチ終わった後のアイドル対決の前に書いて見たいです。自分でよろしければですが(笑)

>>285
5:5書いてる者です、ありがとうです。
武藤めぐみ終了~祐希子リングイン の部分が明日(今夜?)投下できそうなんでよろしくお願いします(><
それにしても>>276の人といい、ここには良い人多くて居心地良い・・・それに甘えないよう頑張ります。
変なトコに拘りつつ リョナ9:エロ1 っぽい自分ですが皆さんよろしくお願いします

287名無しさん:2007/10/12(金) 06:07:55
>>286
自分も5対5の続きを期待してました。
気長に待つので無理せずに頑張って下さい。

288281:2007/10/12(金) 06:51:00
>>286
そうですねグリズリーとガルム、略してグリガル。2人とも心配して見にきそうですねw。
特にガルムさんはグリズリーさんと一緒だと
「私は、ヒールなんだからな。なんだよ!?しかたなかったんだよっ!!
 ・・・・・・・・・・その、わるかったよ・・大丈夫か?」
などとツンツンツンデレな心配をしてくれそうです。
>フォール返しで反らせる為
返答感謝です。それにしたってフォール返し過ぎでしょう。やっぱりここ一番だけでフォールして欲しいものです。
だからこそフォール返しの凄さもでると思うんですけどね。

カンナ神威VSライラ神威
勢いはあるが大振りなライラのパワー技を的確に捌きつつ、脇固めアキレス腱固めなどで四肢にダメージを残していくカンナ。
動きが止まったところで止めの鍵固め。
苦痛に絶叫するライラだったが、腕を技を極めているカンナ持ち上げリングに叩き付ける。
痛む腕をさすりながら、リングに倒れているカンナに近寄ると眼前で大量の毒霧を吹きかける。
対応できないカンナを尻目に、セコンドから首輪を受け取ったライラはそれをカンナにつけてリング状を引き摺りまわす。
歩みが止まるとその度にサッカーボールキックやストンピングでいたぶる。
しばらくして、ぐったりとするカンナにフォールを取りにいくライラ。
一瞬の隙を突いてスリーパーフォールド、ライラの首が折れんばかりに締め付ける。
だが、ライラは苦しいながらもそのまま立ち上がると、背後のコーナーへもうダッシュ。
カンナを自分とコーナーとの間にサンドイッチする。
3,4回叩きつけたところで腕がはずれ蹲るカンナ。
ライラはそのカンナを背後から抱え上げると、思いっきり膝に股間を撃ちつけるアトミックドロップ。
何度も股間を打ち据えられるうちに、普段聞かせない悲鳴を叫びながら、最終的に失禁KOされるカンナ。


・・・話しかわって私も5対5の続きを期待してました。露払いのつもりで以下投下。

289名無しさん:2007/10/12(金) 14:42:30
>>284だけど、>>286よろしく!(*゚∀゚)=3

290名無しさん:2007/10/13(土) 01:39:00
5vs5wktk

291名無しさん:2007/10/13(土) 06:10:36
5:5、ごめんなさいアップ送れます_| ̄|○|||
今日帰ってきたらすぐ仕上げる…。゚・(ノД`)・゚。

とりあえず確実に出来た所まで

292名無しさん:2007/10/13(土) 06:11:43
4の字から開放された武藤めぐみが起き上がってくるのを市ヶ谷は仁王立ちで待っていた。
めぐみは市ヶ谷を睨み付けながら痛む足を引きずって必死に立ち上がろうとする。
「ぐ…う……ぐ……!」「………………」
が、何を思ったか市ヶ谷は武藤が立ち上がるとほぼ同時に踵を返して自軍コーナーに戻る。
そして今エプロンに戻ったばかりの小川ひかるにタッチを求めた。
「え……?」「貴方に差し上げますわ。さっきの技をもう一回やって決めなさい。ここでヘビーのトップクラスを倒せれば貴方の株が上がりましてよ?」
どういう気紛れか、市ヶ谷は小川ひかるに勝ち星をひとつ譲ろうと考えたのだ。
意外な展開に小川は驚き、躊躇する。ずっとジュニアヘビー級でやってきた彼女にはまだヘビー級に自分の技が通用するか確たる自信が生まれていない・・・それが迷いを生み出していた。
「ひかる、やるんだ。WARSのジュニアヘビー、小川ひかるの力を見せてやれ!」 「は…はい……」
サンダー龍子が激を飛ばす。ずっと自分の旗の下で戦ってきた小川・・・龍子としても弟子の小川に少しでも大きくなって欲しいという愛情から自然に出てきた言葉だったのだろう。
小川はその言葉に後押しされ、おずおずと市ヶ谷の手を叩き再びリングインする。
一方のめぐみにしてみては心外とも言える展開だった。一流レスラーのビューティー市ヶ谷が自分に背を向けて、
格下・・・しかもジュニアの小川ひかるにタッチを求めたのだから。
「馬鹿にして…!私なら、自分が相手をしなくてもジュニアクラスで十分だっていうの?」
怒り心頭のめぐみがエプロンサイドに戻ろうとする市ヶ谷に照準を定め、痛む足に鞭打ち一気に駆ける。
「はっ…!」 “…どっ!” 「ぐぅッ…!?」
だが、市ヶ谷に走り込むめぐみをタックル気味の体当たりで止め、さっきドラゴンスクリューで痛めつけていた足とは逆の足を取り、再度ドラゴンスクリューを仕掛ける。
「はっ!」 “ギュルッ” “ダンッ!” 「ぐあああああああああああああああぁっ!!」
三度、めぐみが長い足を抱くように押さえマットを転げまわる。
小川はのたうちまわるめぐみの後に回り、抱き起こしてバックドロップホールドの体勢に入った。
「フッ!!」 “ばぁんッ!!” 「ぐふっ!」
「 ワン! ツー!  」 「…ああぁーッ!!」
だが、めぐみはカウント3寸前でキックアウト。小川は間髪入れずスモールパッケージホールド。
「 ワン! ツー!    」 「くああッ!!」
絶好のタイミングの、切れ味鋭い丸め込みだったがめぐみは意地で跳ね返す。

293パンサー理沙子VSダークスターカオス1:2007/10/13(土) 12:29:41
| \
|Д`) ダレモイナイ・・
|⊂  オイテイクナラ
|   イマノウチ ノゾマレテナイカモシレナイケドオイテクヨ

パンサー理沙子VSダークスターカオス
カオスの太ももめがけて低く突進し、タックルで押し倒そうとする。腰を落としてタックルを受け止めようとするカオス。あわよくばそのまま上からパワーで潰してしまうつもりだった。
上から体を重ねてくるカオスを、下から強引に立ち上がって持ち上げる。そのまま後ろに倒れ、水車落としでマットに叩き付けたパンサー理沙子。くぐもった呻き声を上げるカオス。
パンサー理沙子は素早く立ち上がり右肘を高々と掲げてから、背面式で落とすエルボードロップで追撃する。そして足側へ回ると右足を首の後ろに回し立ち上がり、マフラーホールドで攻め続ける。
ロープににじり寄るカオスとブレイクされる前になるべくダメージを与えておこうと、技を維持し続けるパンサー理沙子。しばらくしてカオスがロープに辿り着くがパンサー理沙子は、レフリーから反則カウント4取られるまで離そうとしなかった。
お互い一旦距離を取るが、カオスの雰囲気が殺気の混じったものに変わる。たじろいだ隙にカオスに距離を詰められ、足を取られると咄嗟に反応できず、尻餅をつくようにマットに倒されてしまうパンサー理沙子。
足を抱え込んでの狙いはジャイアントスイング。そう思うより先にパンサー理沙子の体が宙に浮き、ジャイアントスイングで振り回され、天井がぐるぐると回る。
力任せに回転を続けるカオスと悲鳴を上げながら振り回されるパンサー理沙子。ゆうに20回転以上回した後、思い切りパンサー理沙子を放り捨てる。そのままリングをバウンドしながら場外へ落ちたパンサー理沙子を、やや足元がおぼつかないが追いかけるカオス。
場外マットとの上に横たわるパンサー理沙子目掛けてのカオスの全体重を乗せたフットスタンプが、腹部へと突き刺さる。カオスは腹部を押さえながらもがき苦しむパンサー理沙子の髪の毛を掴んで起こすと、腕を取って、助走をつけながら場外鉄柵へと叩きつけていく。
鉄柵にからみつくようにというかしがみつくように、鉄柵の裾に顔をしかめて倒れこむ。
そのパンサー理沙子を尻目に、客からパイプイスを奪い取ると、鉄柵の裾に倒れこんでいるその頭へと振り下ろす。その衝撃に額が流血する様子を満足げに見つめるカオス、割れた額をリングシューズの底でグリグリを踏みにじる。
絶叫するパンサー理沙子を無理やりに起すと、前かがみにさせ、その腰に腕を回し一気にリフトアップさせる。そしてそのまま振り下ろすように本部の折りたたみ机にパンサー理沙子をパワーボムで叩きつける。あまりの衝撃に机が粉々に割れる。
机の破片が散乱する中に、流血のパンサー理沙子が倒れこんでいる。
髪をつかんで引き起こすと無理やりリングインさせる。パンサー理沙子の血みどろの顔を掴むと上を向かせると、そのままトップロープに目のあたりをえげつなく擦り付けていく。
息もたえだった口から再び絶叫が放たれる。じっくりとリングを一周してから解放したカオスは最後の仕上げとばかりに舌なめずりをし、全力を持ってパワーボムで叩きつけ、3カウントが入った。

294オーガ朝比奈VS相羽和希:2007/10/13(土) 14:05:04
|
|○○
|ω・○ ダッ、
|○○ ダレモ イナイ…
とノ  リョナリョナ スルナラ
|`J  イマノウチ!!
ゴングが鳴る前に胸元を蹴りつけられてしまう相羽和希。胸元を押さえながらオーガ朝比奈に向かってタックルを仕掛けるが背中に覆い被さられてしまい、正面からリングに突っ伏し、その上にのしかかられてしまう。
相羽和希の足や腰を痛めつけておけば大分楽とばかりに、逆えびを狙うオーガ朝比奈。足を掴まれ腰が弓なりに反り返る相羽和希。苦悶の声を押し殺しながら、特長く極められれば腰にダメージが溜まってしまう。力ずくでロープに向かって這い寄り、腕を伸ばす。
その様子を見てオーガ朝比奈は、軽く腰を揺さぶってからあっさりと技を解いて距離を取って構える。相羽和希も腰に手を当てながら立ち上がると、ロープに向かって走ると反動をつけて相手の胸元を狙いドロップキックを放つ。
悲鳴を上げ倒れこんだオーガ朝比奈に素早く組み付き、肩と股間を捕まえ抱え上げてボディスラムでリングに叩きつける。さらに引き起こし腰に腕を回し、逆さに持ち上げようとする相羽和希に、これ以上投げられては敵わないと相羽和希の股間を軽く擽ってから、腹部を殴りつける。
そのまま股間を掴みながら、ボディスラム。だが、抱え上げた時点でバランスを崩し後頭部からマットに落とす形になる。頭を苛む痛みを覚えながら何とか片膝立ちに立ち上がったところへ後ろから、オーガ朝比奈に髪の毛を掴まれ、そのまま背中にキック・・・1度では効かないだろうと思ったのだろう、続け様に2度、3度と蹴り付けられる。
そのままスリーパーで締め上げられる相羽和希。両足をバタつかせながら首元を指差しながらチョークをアピールしていく。オーガ朝比奈はレフリーに注意される前に離すと、いまだに首元を押さえ咳き込む相羽和希を立たせようとするが、逆に相羽和希が素早く首を腕力でロックして締め付けると、そのまま後ろに倒れ込む。
オーガ朝比奈の頭をリングに叩きつけるDDTでダウンさせると傍らに立ち、その場で飛び上がってのセントーン。突然の抵抗に防御も出来ないまま、完璧に決められてしまう。倒れたオーガ朝比奈に覆いかぶさりフォールを取りに行くが、わずかな力の差で返されてしまう。
なんとか追撃を防ぎながら立ち上がると、相羽和希の髪を掴んで強引に引っ張りながらロープ際にまで連れて行く。ややおびえた表情の相羽和希に満足しながら、首をロープの中段に、押し付ける。そのまま背中に乗って、体重で首にロープをめりこませる。
背中に馬乗りになったオーガ朝比奈の体重で首がロープに食い込んでいき、更に上からの加重が枷となって逃げ場を封じられてしまう。持続型の苦しみが襲いかかり、涙が目尻に浮かび苦悶にもがく。
ギシッギシッと揺さぶられるたびに首を削がれる苦しみ・・このままでは呼吸を完全にふさがれてしまう。
酸欠状態で力のでない腕でロープを掴み、首を引き抜こうとするが・・乗馬のように首にしっかりと跨っているため容易には振り落とせない。相羽和希の腕を掴むと、そのまま、持ち上げるようにして抵抗できないように腕を外させる。
絶望の表情でロープを掴む腕が引き剥がされ、ねじられていくのを伺う。支えを失った首がより深くロープを食い込ませていく。首だけでオーガ朝比奈の自重を支えることを強いられる。目尻に溜まった涙が筋となり涎が垂れ、呼吸するすべを失い、失神の縁へと追いやられていく。
恍惚にも似た酸欠状態のなか、相羽和希の股間から勢良く小水が噴出する。
汚れるのを嫌ってオーガ朝比奈が離れると、ずるっと相羽和希がリングへ撒き散らした自分の小水の中へ倒れこむ。
慌ててレフリーが近寄り試合続行不可能が告げられた。

295名無しさん:2007/10/13(土) 15:23:42
おぉ、またもや大量に投稿がヽ(・∀・)ノ
皆さんGJです!!!

296名無しさん:2007/10/13(土) 19:28:40
(*゚∀゚)=3

297マイティ祐希子VSボンバー来島:2007/10/13(土) 21:24:18
取り合えず、今夜はこいつを投下して後は5:5の方のご帰還をPC前で正座して待ちます

ゴングを合図に予想の裏切るドロップキックで先制するボンバー来島。往年の相方の行動に意表をつかれながらも、なんとかガードする祐希子。しかし体格の差からか完全には相殺できず。
顔を苦痛にゆがませながらも、ドロップキックの反撃を試みるが避けられてしまい不安定に着地した。膝立ちで腹部を片手で抑える祐希子。
ボンバー来島は間合いを詰め、祐希子に近づくと、祐希子の腹目掛けての膝蹴り。苦悶の表情をみせ蹲る祐希子に再び膝を打ち込む。
次々にめり込むボンバー来島の膝に、飛び技主体の祐希子に腹部が耐えられるはずもなく痙攣を繰り返す。
やや意識朦朧とする祐希子の身体を、コーナーポストにもたれかけさせる。そして、コーナーとサンドイッチにするような、低い位置からのショルダータックル。
喰らった祐希子はたまらず一気に肺の中の空気を吐き出し、涎を飛ばしてそのままコーナーに再びグッタリともたれかかる。
祐希子をコーナーから引き離すと腹部攻めの仕上げとばかりに片膝立ちの姿勢で膝の上に祐希子の背中を乗せ、両腕をお腹目掛けて振り下ろす。
いやいやと頭を振る祐希子に何度も拳を振り下ろすボンバー来島、次第に祐希子の涎にやや酸っぱい匂いが混じり始める。
そのまま祐希子をリングに転がすと、ボンバー来島はコーナーへ登り祐希子十八番ムーンサルトプレスで腹部を狙いながら宙を舞った。
ボンバー来島の全体重を受けた祐希子は一旦息をつめ、次の瞬間大量の黄色い胃液を吐き出す・・。
苦しむ祐希子を抱え挙げるとアルゼンチンバックブリーカーでそのままリングを歩き回る。
徹底的に腹部のみを攻撃された祐希子は、ボンバー来島の背で仰向けになりながら、涎と胃液の入り混じったものを吐き出しながら失神してしまう。

298正規軍vs反乱軍 5:5:2007/10/14(日) 06:02:54
なんかもう、すごい遅くなってしまってすみません_| ̄|○|||
予定の部分、投下です。

>>281
>>297
こんな自分の作品を待っていると言ってくださった方々ありがとです(ノД`)

299正規軍vs反乱軍 5:5:2007/10/14(日) 06:05:01
(……どうして?)
小川は驚きを隠せなかった。
小川も今日の対戦に備え、武藤めぐみの試合もTVやその他の映像で研究はしてきている。
その限りでは、武藤めぐみはここまで無茶をするような選手ではないという印象が強かったからだ。
めぐみは千種と違って、ビッグマッチ以外では過度な負荷がかかる試合や怪我の可能性がある時は比較的試合を諦める時が多い。
これは試合で手を抜く事とは違い、常に自身をベストコンディションに持っていく為の彼女のプロ根性がそうさせている。
ゴスロリを思わせるような赤いコスチュームも、会社と、会社側の考える自分というレスラーに対しての利益になるからと割り切って着用しているのだ。
千種との違いをひとつ挙げるとすれば、このプロ根性の質の違いだろう。
もうひとつ言うとするなら、受身の上手い千種はしつこいくらいに練習を繰り返し怪我の可能性を最小限に押さえる。めぐみは練習に加え常に自分の体に細心の注意を払い、怪我を未然に防ぐ。
だからこそ、めぐみが今この場でこんな無茶をするのは考えられないのだ。
既に新女正規軍のメンバーは3人が脱落、祐希子は通路で失神していていつ復帰できるか分からない、完全に孤立した状態だ。尚且つ、今のめぐみは飛び技が出来るかどうか怪しい程に足を痛めつけられている。
よほどの奇跡が起こらない限り勝機は皆無に等しい。リスクだけが残ったこの試合を続行するのは危険が大きすぎる。
「何をチンタラやっていますの!!」 「え…!?」
小川が持てる技の全てを持ってめぐみを仕留めようと奮闘していた所を、市ヶ谷が怒鳴り散らす。
「小手先の技なんかしなくても、もうさっきの技だけで十分ですわ!」 「…?」 「足を破壊してしまいなさい!!」 「 !! 」
突然の命令に小川が固まる。『足を壊せ』それは小川ひかるの今までの試合からもわかる通り無理な話だ。
冷酷に関節を攻めるスタイルとは裏腹に、ひかるは常に相手や興行の事に気を遣い、怪我をしないよういつもギリギリの範囲で関節技を使用してきていた。
逆に言うとそれは彼女の技術の高さを証明しているのだが・・・しかしその甲斐あってか、会社やレスラー仲間、後輩からの彼女の評価は意外に高い。
そしてそれはサンダー龍子の考える小川ひかるが一皮剥けられない理由に直結している部分でもあった。本当の意味での『気迫』が生み出せない、これはレスラーにとって良い事とは言えないからである。
彼女は良い意味でも悪い意味でも極端に優等生なのだ。
「ひかる、やれ!!……勝ちたくはないのかッ!!」 「龍子さん…!」
再び、龍子から激が飛ぶ。数瞬迷う小川・・・だが意を決したように、息を整えながら蹲っているめぐみを引き起こそうとする。
そして引き起こす体勢のまま小声でめぐみに話しかけた。
「武藤…、貴女達の勝ち目はもう無いです……ギブアップして」
「敵の言う言葉なんて聞くわけ無いじゃない。千種の腹を蹴りまくって虐めてくれたお返しもしなきゃいけないしね。…壊せるものなら、壊せばいいじゃない」
「そんな……!」
既にまともに立てるかどうかさえ怪しいように映る目の前のめぐみに、市ヶ谷達と同じ事を言われ再びひかるが躊躇する。その躊躇するひかるを睨め付けながらめぐみが続け様に言い放つ。
「千種もおっとりしてて優しい子だけどあんたのは最低ね。リングの上じゃ優しい子じゃダメ……そんな根性なら、プロレスラーなんて辞めちゃいなさいよ……!!」 「…っ!!」
小川がその言葉に激しい衝撃を受け、再び固まる。その時、何時の間に近寄っていたのか小川の横に立つ人影があった。
「貴女がやらないなら、私がやるわ」 「南さん…!」
女子プロレス界きっての関節技のエキスパート、『関節のヴィーナス』こと南 利美だった。
どうやら小川の態度に業を煮やして割って入ってきたようだ。今の状態で南が本気で関節技を仕掛けたら・・・と思うと小川は居ても立ってもいられなかった。自分がやらなければと。
「いいえ、私がやります。やらせてください」 「そう。」
その時、突如めぐみが立ち上がりソバットを放った。
「はぁッ!!」 “ドッ!!” 「はぐッ!」
小川の口から涎の飛沫が飛ぶ。

300正規軍vs反乱軍 5:5:2007/10/14(日) 06:10:06
足のダメージの為、いつもの打点の高い華麗なローリングソバットではなく飛ばずに放たれた後廻し蹴りは小川の腹に直撃・・・だが。
「うっ……ぐう!」 “がしっ”
「はぁッ!」“ギュルッ”“ダンッ!”「いッぎいぃ!!がああああぁいぎゃあぁああああ!!」
自分のお腹にめり込んだ足を取り、そのままドラゴンスクリューに持っていく。
本来なら今のソバットは小川からダウンを奪っていたかもしれないが、めぐみの足にダメージが蓄積されている為すぐに反撃に移れたようだ。
南はその間に自軍コーナーに戻る・・・と、エプロンサイドに戻る前に市ヶ谷と南が何やら耳打ちするように話をしていた。
(やらなければ…私は、レスラーなんだから)
小川が腹をさすりながら立ち上がり、めぐみに止めを刺す為にめぐみを起こそうとする。
「あ…ああぁ…っ」
だが気の強いめぐみもここまで痛めつけられ、さすがに足を抱えて弱々しく呻くのみで立ち上がれそうにない。
小川が一瞬動きを止めていると、つい先程エプロンサイドに戻ったとばかり思っていた南が再び小川の横に来て、倒れているめぐみの足を取る。
「な、何を…?」「武藤くらい関節が柔らかさと技術を持った人間ならそうそう簡単に壊せないわ。例えば、私が相手をしたとしてもね」
小川はここまで聞いても南の意図がわからなかった。
「二人でやるのよ貴女はそっちの足、私はこっち。同時に仕掛ける。逆回転で仕掛ければダブルドラゴンスクリューも可能でしょ?」
片足だけならまだ力の逃げ場を作れるが、仰向けになっている相手の両足を同時にドラゴンスクリュー。
関節技を知らない人間でもどれだけの効果が出るかわかるというものだ。
「や…やってみなさいよ……私はそんなに簡単に壊れないんだから。私は……必ず………」
めぐみは最後まで強気の姿勢を崩さなかった・・・そのめぐみの姿を見て小川はまた決心が揺らぎ始めていた。
しかしめぐみの言葉と小川の迷いを断ち切るかのように市ヶ谷が叫ぶ。
「終わりになさい!!」
その声に叩かれ、小川は意を決して逆回転のドラゴンスクリューを放つ。
“ギュルルッ”“ダダンッ!!” “『ボクンッ』”
南と同時に、仰向けに寝るめぐみの両足を外側に捻るように体重をかけて引いた。
関節の外れる音が鈍く響き、直後に武藤の高い絶叫が空気を引き裂く。
「ぎゃああああああああああああああああああああぁあぁああぁぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁ……!!!」
ビリビリと自分の体を揺さぶる悲鳴に小川はまるで目の前で大型の猛獣の咆哮を聴いたような感覚を覚え、座りながらめぐみの姿を凝視していた。
膝は壊れるに至らなかったものの、二人の体重を思い切り外側に掛けられ・・・めぐみの股関節は脱臼してしまった。
“ばしゃあぁっ…”
限界を大きく超えて開かれた股関節・・・激痛からか、はたまた過度の激痛がめぐみにもたらした別の刺激が
彼女の股の中心から体液を噴き出すように溢れさせ、惜し気もなくマットに滴り続ける。
小川の瞳には、異常な股の開きを見せつつ白目を向き、絶えずビクン!ビクン!と痙攣しているめぐみの姿が焼き付けられていた。
その時、会場の全員・・・通路でマイティ祐希子を開放しているセコンドやリングドクターまでもが振り向くような武藤めぐみの断末魔は、
かつての・・・いや、今なお別の意味で新女の象徴であるそのマイティ祐希子の覚醒をもたらした。

301正規軍vs反乱軍 5:5:2007/10/14(日) 06:11:45

「う……う、ぐ………っ」 「祐希子さん、祐希子さん!」「祐希子さん……起きられますか?」
セコンドの永原ちづる、富沢レイが祐希子の目覚めに気付き声をかける。
祐希子は頭を振るように、ゆっくりとしなやかな肢体を起こし始めた。
膝を立てる所までに至った時、彼女の横を担架が通った。担架の上には股から雫を垂れさせ失神している武藤めぐみの姿。
祐希子はそれを見た衝撃でようやく完全に意識を取り戻した。
ハッとして体と視線をリングに向ける。
リングへ続く通路の鉄柵が遠近法のように描く二つの青い斜線。
その先にある痛いくらいまばゆいスポットライトの光。そこにさらされている自分の敵である5人の女子レスラー。
セコンドとリングドクターの言葉を黙殺し、彼女はそこへ向かって歩を進めた。
この時の彼女の心中は誰も知らない。
唐突に会場に起こるマイティ祐希子へのコール。
元祖・美形実力派レスラー、パンサー理沙子。その後継者であるマイティ祐希子。
パンサー理沙子が国内のみならず世界に強く知らしめた日本女子プロレス。
その幅を更に広め、様々な宿敵、難敵を下し更に格上げさせ、第二次女子プロレスブームを引き起こしたマイティ祐希子。
タイトルマッチをはじめ対抗戦などのビッグマッチで彼女を後押ししてくれた彼女へのコール。
今も自分に向けられているコール。
彼女は知っていた。かつて自分に送られていたそれとは違うという事を。
相手にとってもファンにとっても今やマイティ祐希子は陵辱の対象でしかないのだという事を。
リングが近づく。
放送席の壊れた机。
リングのマットには千種が吐いた血まじりの涎ともらしたおしっこ。めぐみから絞り出たおしっこと愛液。
彼女はエプロンサイドまで登り、ロープに手をかける。
無二の相棒・ボンバー来島を関節地獄に陥れ、愛弟子・菊池 理宇が叩きつけられたリング。
マイティ祐希子は、そのスポットライトに照らされたキャンバスへとジャンプインする――――

302名無しさん:2007/10/14(日) 10:11:11
>>293-294
>>297
>>298
みんなすごくいいよ!超GJだよ!!

303名無しさん:2007/10/14(日) 11:19:32
すごくいい!!最近の流れは昔の過疎ぶりが嘘みたいだなw
>>293-294
>>297 GJだよ!!

>>298 5:5もいよいよ大本命。小川や石川には、マイティ祐希子の圧勝。
   龍子・南・市ヶ谷に本格的に弄られるという流れ・・・・もいいカナと夢の中で叫んでみる。

304名無しさん:2007/10/14(日) 20:33:38
昔は一週間くらい書き込みが無いとか珍しくなかったよね。今の流れは本当にうれしいかな。
過疎期を支えてくれた地下プロレスさんの投稿にも期待。

305名無しさん:2007/10/15(月) 11:16:48
>>297取りあえず他スレを荒らすのはやめような。

306名無しさん:2007/10/15(月) 12:56:29
>>305
>>297が何をしたのか知りなくはないけど、他スレに失礼な事をした事は分かった。
同じスレを見ている者として謝る。ごめん。

307名無しさん:2007/10/15(月) 16:46:27
WRASで年末に行われている正規軍対革命軍の決戦。普段なら正規軍のリーダーはサンダー龍子が務めるところだが運悪く前のシーズンで負傷してしまい欠場。
代わりに腹心の石川涼美が正規軍の大将を務めていた。勝ち抜き戦のこの試合、当初は正規軍がパワーで勝り革命軍の大将である斉藤彰子を引きずり出すことに成功。
しかし、そこから斉藤の反撃が始まり正規軍の選手をあっというまにKO。お互いに一歩も引けない大将同士の戦いとなったのだった。
まずは、間合いを計ってから斉藤の鋭いローキック。接近戦ではパワーで劣るので無理をせずに、足を狙う。フェイントでいれたミドルキックが腹部に当たり、痛そうにおさえる石川。
蹲ったところを素早い動きで捕らえられてコーナーにボディを叩きつけられる。そしてコーナーに背中をつけたとこに、斉藤の重い膝蹴りが腹部にめりこむ。そのまま石川に密着するとボディに左右のボディブローを打っていく。コーナーを背にしながら一発打ち込まれる度に、可愛い悲鳴と涎を飛ばしてしまう石川。
打撃の威力がお尻まで達し、コスチュームの裾の布地を軽く持ち上げるほど。ついにダウンし膝からマットに崩れ落ち、四つんばいになる石川を上から見下ろす斉藤。
ある種の余裕なのか石川が立ち上がるのをじっくり待っている斉藤、だが低位置からの攻撃を想像していなかったのが仇となった。石川に足を捕まれタックルされてしりもちをつく斉藤だが、冷静に密着状態ではクリーンヒットしないのは分かっているが、下から打撃を打ち込まみ離れる隙を作ろうとする。
石川は体に走る痛みに耐え、少しでも有利な体勢になる為に上から体重をかけ、少しずつ体を密着させるさらに動きを封じていく。そして、斉藤の腰に腕を回すと引き絞りながら立ち上がる。
突然ベアハッグで抱え込まれ圧迫感に耐えかねてか、斉藤の口が開いたままになる・・・苦しげな吐息を漏らし、お尻を左右に振ってもがくが状況はほとんど変わらない。斉藤の両手が動き石川の腕に手をかけ、強引に引き剥がそうとする。なんと石川の腕が、強引に抉じ開けられていく
・・・斉藤の火事場の馬鹿力なのか石川の怪力に抗いうるパワーが、ベアハッグを力任せに・・・。
その現象に最初は驚いていた石川だったが、やがて面白そうに目を細めるとベアハッグで抱えあげた状態からさらに斉藤を10cmほど高く抱え、自分の肩の位置に相手の腰が来るようにし、さらに力を込めて絞り上げる。近づいた斉藤の左胸に自ら顔をにうずめる。
サラシのコスチュームの上から乳首を嘗め回し、啄ばみ始める。自然と斉藤の手の力が抜け、真っ二つと言っても過言ではないほどに折れ曲がる体。
空気を貪るように口を開閉させる様が痛々しいが、口の端からはたらたらと涎が流れ出ており、斉藤自身何が何だか分からずにただ甘い痛みに叫び続けるのみとなってしまっていた。
やがて締め続けることよりも愛撫に意識を集中し、丁寧に丁寧に斉藤の左乳首を嘗め回していく石川。今度は右の乳首を愛撫し始める。
斉藤が反応し始めたことで少し締めを厳しくしさらに舌を動かす速度を若干速めの刺激も強めての愛撫ベアハッグ。そうして斉藤がひときわ大きい嬌声を響かすと、リングに解放する。

308名無しさん:2007/10/15(月) 16:48:25
ぐったりと横たわった斉藤彰子の体をつま先で転がしてリング中央に寄せていく。既に意識が朦朧としている斉藤。石川涼美のその強烈なパワーと愛撫に翻弄され、リング中央で大の字になっていた。
満身創痍の斉藤を見つめ、その場で高く飛び上がるとギロチンドロップでふくよかで鍛え上げられた太腿を喉元に突き刺していく。
強烈な一撃にその身体が一気に跳ね上がってしまう斉藤・・・石川の強烈なギロチンドロップをまともに喰らい、既にグロッキー状態である。
髪の毛ではなく斉藤の大きく上下する胸を優しく揉みながら掴み、体を持ち上げるとわざわざ自分の体に寄りかからせる。胸が揉まれ痛みを覚え、一瞬だが意識がはっきりとする斉藤。
胸を石川によって握られ、その屈辱と激痛に表情をゆがめていたが次第に、赤く惚けた表情になってくる。石川は目の前の斉藤の顔を掴むと自分の豊満な胸にうずめこむ。もう斉藤は自分自身で立っていることすら出来ずに膝立ちの状態でなすすべは無い。
石川のその大きなバストに顔を挟みこまれ、視界と酸素を奪われてしまう斉藤・・・苦悶の声を漏らしながら必死に抵抗していく。だが挟み込まれた頭を優しく撫でられ、サラシの上から胸の先端をクリクリと捏ねられるたび、徐々にその動きも弱々しくなっていく。
胸に斉藤を挟んだまま前に倒れこみ、マットとバストで顔面をサンドイッチする。もちろん顔面だけでなく、体全体が石川の肉体によって悲鳴さえも圧殺されてしまう。
その強烈なボディプレスに抵抗する事も出来ない斉藤・・・徐々に薄れゆく意識の中、その耳には恍惚とした口調でカウントを数える石川の声が聞こえてくる。
3カウントを数えると石川がゆっくりと立ち上がると、やっと解放される斉藤・・・・官能と苦悶に表情を歪ましながら、その身体をビクビクッと痙攣させ、石川の足元で白目を剥きながら失神してしまう。

309名無しさん:2007/10/15(月) 16:51:58
おかしな雰囲気になりませんよーに

低い構えを取りながら、右回りにリング内を回りながらジリジリと間合いを詰めていく。
そして、右手をあげて、力比べを求める霧島レイラ。警戒しながらも右手を上げ、一気に霧島の右手と組ませる。そして自分の左手も上げるマッキー上戸。
しかし自衛官志望ということもあったのか、パワーでは霧島のほうに分があるようで両手での力比べの状態から手を返して、マッキーの手を絞りながら一歩一歩ロープ際まで押し込んでいく霧島。
そして、ロープまで押し込むと手を離し、ロープを背にした状態のマッキーの胸元に鋭いエルボーを打ち込んでいく。
マッキーも負けじと右エルボーで反撃。霧島が距離をとったところで、右のローキック続いて左と連続で決めていく。
狙いすましたマッキーのローキックが霧島の右足に連続ヒット、たまらずマットに膝をついてしまう。
しかしそれ以上の追撃を許さずローキックを受けた足を軽く振りながら、マッキーとの間合いを詰めていく。懐に潜り込むと、腕を捕らえて巻き込むように投げるアームホイップ。
マッキーが立ち上がったところを同じように、ドンとこれを3回投げ飛ばす。
3回目で、受身を取った反動で前周りで距離をとって立ち上がるマッキー。
再び左右のローキックで霧島が距離をおいたところで、一気に加速し、バックを取る。早くもジャーマンの体勢の会場が沸きあがるが、バックを取りにきたマッキーの顔面にエルボーを連打し脱出。
顔を抑えるマッキーの髪の毛を鷲掴みにすると、そのボディに腕を回し逆さまに持ち上げてパイルドライバーで落そうとする霧島。
落とされまいと必死に暴れるマッキーの頭を膝で2,3度蹴りつけると、両膝で頭を挟み込むとパイルドライバーが決まる。
霧島が手を放してしばらくしてからマッキーの体がドウンと音を立ててマットに倒れこむ。
意識はあるものの、なかなか起き上がれないマッキーの体を無理やりに起こすと、股間から腕を通して抱えあげると、基本技ボディスラムでマットへと叩きつけて行く。
再び髪を鷲摑みにして起き上がらせると、グロッキー気味のマッキーを押さえ、そのお腹に強烈な二ーリフト。膝が次々に腹部に突き刺さり、口から漏れたものがリングを汚していく。
しかし、朦朧とする意識の中、膝蹴りの足を腹部に食い込んだ瞬間にキャッチし、そのまま霧島の頭を抱え込み、起死回生のフィッシャーマンスープレックス。
ドウッと投げ飛ばされる霧島と力尽きたようにリングに大の字になるマッキー。両者ともなかなか立てずにいると、レフリーがカウントを取り始める。
先に立ったのは霧島。ふらふらとしながらもマッキーを抱き上げるとベアハッグで絞り上げる。
さらに、身体を反らせる事でマッキーの身体を自分の身体の上に乗せ、踏ん張りを効かなくする霧島。有効では有るが、その分体力を消耗する……汗を流して必死に支える。
マッキーもなんとかロープに触れようと手を伸ばすが、その度にゆさゆさと揺すられ、か細い悲鳴を上げる。
しばらくしてマッキーの目がとろんとなり表情もどこか虚ろになり、先ほどまで伸ばされていた腕も重力に従いダランと下がるのみ。レフリーが駆け寄り意識の確認をするが、失神しているのがわかり慌ててゴングの要請をする。

310名無しさん:2007/10/16(火) 21:51:45
GJ続きで嬉しいぜ!(*゚∀゚)=3

唐突に「あすなろタッグトーナメント」なんてのが思いついた
トップ級と新人~2年目くらいのタッグでトーナメントですよ

トップ級選手の方には新人をフォールする権利がないとか、そういうルールすれば
色々な展開が見れそうじゃないか?

若手同士で力の差が出てフルボッコとか
ベテランがKO状態に追い込んだ若手を後輩新人が嬲り尽くすとか
新人がフルボッコにされてベテランが何とか救出して戦うも、2vs1で嬲られる、若手に無様に仕留められるとか

うん、いいと思わないか?(*゚∀゚)=3
どういうタッグがいいんだろうかと皆の妄想を聞きたいw

311名無しさん:2007/10/16(火) 22:02:00
そんなもん1人でなんとか頑張るけどやられるベテランは理沙子

312名無しさん:2007/10/17(水) 00:39:37
ベテランて、こういう場合は祐希子とか南とかのトップ所を指すんじゃね?
つーか、サバイバーの年齢層が低いから妄想するにも設定困るよなwww

313名無しさん:2007/10/17(水) 01:23:52
5:5にwktkがとまらねぇぜ!(*゚∀゚)=3

314名無しさん:2007/10/17(水) 07:00:33
>>310
ベテランっていうと祐希子か南、理沙子や龍子がいるけど、組ませる新人となると
想像がしにくいかな。サバイバーて新人感だしてる選手ってあんまりいない気がする。

315名無しさん:2007/10/17(水) 20:45:42
>>314
あー、そういわれると難しいなぁ
何かいいネタはないものか

連載の続き待ち(`・ω・´)

316名無しさん:2007/10/17(水) 20:52:23
>>308 >>309
WARS等、他団体やサバイバー新キャラなど用いたあたりGJ!
ベアハッグ重視も需要ありそうで幅広がりますね~。
この板の旧ファンからするとやっぱりマイティ祐希子を求めてる人が多いんじゃないかと思うけど、自分としては他キャラもどんどん見たいので嬉しいっす♪

>>310
めぐちぐが色んな意味で最強の自分としてはぱっと見困ったルール。゚゚・(ノ∀`)・゚゚。
ハッ・・・でも、めぐちぐの対決がタッグで実現して微妙な気持の空回りが書く事が出来るかも・・・(ぉ
冗談はさておき、辻 香澄と相羽 和希なんかはかなり新人臭くて人気あるからいいんじゃないだろうかと言ってみる。
そこにS要素を加えて市ヶ谷や芝田 美紀など(考えてみればこの二人は同系統)のベテランを連れてくるとか・・・
何にせよ、今は5:5だけを考えなければ・・・_| ̄|○、;'.・ エロロロロロロ
5:5以外にも以前に宣言したふたつも書きたいし・・・くう、筆が遅くて申し訳ないです(汗)
まとまった時間もなかなかないのでゆっくり待って頂けると嬉しいです。゚゚・(ノ∀`)・゚゚。


所で、前回の武藤終了~祐希子リングインの部分で
パンサー理沙子が世界をって部分ですが史実ではパンサー理沙子は世界に出てませんでしたね_| ̄|○|||
何を血迷ったのかあんなウソ文章を作ってしまいすみません(汗)
キャラクターファンブックの理沙子の説明文の所に「世界トップクラスの相手でも一撃でKOしてしまう」という文章があったので
変な記憶の改竄をしてしまったようです・・・
このスレを見ている方々はどう思うかわかりませんが、極力、出来る限り原作に忠実な部分・・・とくにおおまかな歴史の部分は沿っていきたいというのがあるので
変な改変をしてしまう時もあると思いますが自分はそういう方向でやっていきたいと思います。

317名無しさん:2007/10/17(水) 21:32:24
>>310゚・(ノ∀`)・゚゚。ゴメン、へこます事書いて。
取り合えず、自分なりに解釈して
ベテラン選手は新人選手をフォール及びギブアップさせることは出来ない。
新人が相手の新人選手またはベテラン選手をフォールまたはギブアップさせた場合のみ試合終了。
リング内には必ず両チームの1名いなければならない。いない場合にはタッチがなくても強制的にリングに入らなければならない。
というルールの下考えてみた。以下その妄想。

団体内ベテラン・新人タッグ
パンサー理沙子(ベテラン)・相羽和希(新人)VSフレイヤ鏡(ベテラン)・伊達遥(新人)
ベテランと新人のタッグで行う試合。
試合序盤は新人の相羽和希と伊達遥の対決。
お互いにこの大舞台に緊張しているのかプレッシャーをかけるように、リングを回りながらじわじわと間合いを詰めていく。
「・・・・いくよ・・・・和希・・・」
「わかったよ、遙ちゃん」
リング中央で、一旦2人の動きが止まる。右手を前に出し、手が合わさると同時に、腕を捻って和希のバックに回る。腕を捻り上げられ、バックを取られてしまう和希。とっさにエルボーを放とうとするが、右腕をコントロールされているため遥を捕らえるには至らない。
「早っ……くぅっ!」
後ろから少しずつ圧力をかけ、和希の上半身を下げさせてヘッドロックへの移行を狙う。打撃技を警戒していた和希だが、遥の予想以上の圧力とテクニックに抗えず、そのままヘッドロックに持ち込まれてしまった。相手のこめかみをしっかりと押さえ、両腕で締め上げる遥。
「くっそぉ、こんなの・・・」
「・・・・・・恥ずかしい」
自分のお尻が四方の客席に向けられ顔を赤くし、抜け出そうと身もだえする和希を押さえつける遥の顔もなぜかやや赤い。
しばらくして高く飛び上がってのドロップキック。またも基本技であるが、華麗で美しい胸元を弾かれ、マットに倒される。そこへ、新人とは思えない華麗なハイキック。空気を切る音と共に振り上げられた足が和希の胸を狙う。
「あううううううっ!」
辛うじて左腕でブロックするが、それでも胸が大きく左右に揺れる。右方向に吹き飛ばされ、ロープまで後退する和希・・・遥、今度はそれに駆け寄ってエルボー。肘を振りぬくような一撃かわす場所が限定されており、ガードも間に合わない。胸に直撃し、背後のロープに両腕を預ける。持ち上げられる膨らみと同じく、両足もマットから少し持ち上がった。
「まだまだ・・・・これから・・・・」
「あんっ、あっ、あんっ、あんっ、ああん・・・」
ロープに磔になった和希の胸を揺さぶるように、逆水平チョップの連打をしかける。
5連続で受け、その度に悶える和希。磔になった腕を外させると、そのまま反対側のロープに振る、そして跳ね返ってきたところをさらに追撃しようとする遥。
「はあっ!」
「・・・・くうっ・・」
返ってきた和希のカウンターのヒップアタック。お尻の圧力は、圧倒的。受け止めることもできず、マットに倒される遥。やっとの事で一撃返した和希だが、やはりダメージが大きいのかよろよろとしながらパンサー理沙しへタッチ。頑張ったという様に肩を叩きリングインする理沙子。
そして倒れていた遥の右手を取り、ロープを背負わせる。和希が先程やられた逆水平チョップのお返しをするつもりだ。
「やっ!やっ!やっやっやっ!」
辱めた借りを返すつもりなのか、先ほどと同じように胸めがけ、5連続の逆水平を叩き込む。
「んっ・・そのくらい・・・」
顔を赤くしながらぐっと耐える遥、恥ずかしいが、それを押さえ込む。
「そう?ならこれはどうかしらっ!!」
理沙子の身体が遥に絡みつく……コブラツイストを極められてしまい、痛みに顔を歪める。
「はぁ、はぁ……んっ、くぅぅ・・・」
「どう!?ほらほら!?」
締め付けては緩め、また締め上げる。コブラの痛みに耐え、逃れようと身を捩る遥だがロープになかなか触らしてもらえない。コブラを外されると今度はリングの上でマウントポジションを取られ、顔ではなくまたしても胸めがけての往復ビンタ。一発目のビンタで、零子の頬が赤く染まってしまう。角度も威力も、屈辱を与えるのに申し分のないもの・・・理沙子らしからぬ戦い方に会場がどよめく。それとも、これはフレイヤ鏡への挑発なのか。

318名無しさん:2007/10/17(水) 21:33:54
「あんっ・・・あんっ!あんっ!ああ・・・きゃん!ああん・・・」
さらにビンタの連打で、胸が魅力的に揺れ動く。マウント状態なのでどうしても顔の防御を優先してしまい、胸をガードできない。
「まだまだ、これからよっ!」
「あう・・・・・・えっ・・・」
マウント状態のまま遥の上を移動し、顔の上に尻が来た時点で思い切り腰を下ろす。
「・・・むぐぅぅっ!!!」
そのまま、腰をグラインドさせて顏にお尻を擦り付ける理沙子。天性の才能が有るのか、絶妙の触感と相俟って強烈なフェイスシットになる。思わぬ攻撃に驚きの声をあげる遥・・理沙子の尻に顔面を磨り潰されてしまうよな錯覚を覚えバタバタと悶える・・・。
そして耳に聞こえたのはレフェリーのカウントかと思いきや・・・カウントを取りに来ないレフリーへの抗議とレフリーのルール説明だった。どうやら理沙子はルールを失念していたらしい。とっさに理沙子を振り落としたものの、ぐったりとし胸を上下させる遥。理沙子は横たわったままの体をつま先で転がして鏡のいるコーナに寄せる。
そして、さっさとタッチしろとばかりに睨む理沙子とロープ越しにその視線を受ける鏡。目線だけは外さずに遥からタッチを受ける。リングインした瞬間、鏡の綺麗な銀髪を鷲摑みリング中央へ、ヘアホイップで投げ飛ばす。
「んんっ・・あぁぁぁっ!!!!」
「次、いくわよっ!!」
鏡が投げられたダメージから立ち直る前に素早く駆け寄り、側に回ると、四の字固めを極めにいく。
「あっ!?あああああああああっ!」
反応が遅れ、がっちりと足四の字を極められ、苦悶の表情を見せる鏡。頭を左右に振り、両手をマットについて上半身を持ち上げ、右手を理沙子の足にかけようとする。
「こ、これくらい何でもな・・・あああぁっ・・・あっ、ああ!?」
「もうちょっと、たのしみましょ?」
理沙子は身体をそらしてひっくり返されまいとしながら、足裏をそっと股間に押し当てる。瞬間、股間への軽い刺激がせっかく起こした上半身を、官能でマットに戻してしまう鏡。
どこか妖艶な笑みを浮かべて、技を解く理沙子。そのまま、腕を取って起き上がらせる。
「ふふっ、それじゃあ次は・・・・」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・次は貴女の番ですわよ、理沙子」
後ろから腰をフックし、持ち上げて・・・
「例えば・・・こんなのは、どうですの?」
「えっ、何をす・・・えっ、ちょ、だっ……きゃあああんっ!」
膝に尻を打ち付けるアトミックドロップを仕掛ける。尻を思い切り膝に叩き付けられると、突き上げて来る衝撃に悲鳴を上げる。
「ふふっ・・・素敵な悲鳴です。それ、もう一回ッですわ♪」
そう言ってその理沙子の身体をもう一度持ち上げると、先ほど相方が敷き潰されたその尻を集中的に責めあげる鏡・・・2回目のアトミックドロップをしかけ、恍惚とした笑みを浮かべていく。
「ひぐぅぅぅっ!!も、もう、やめ・・・」
ビクンッ、と身体を仰け反らせて悶絶する理沙子。今度はアトミックドロップ・・・ではなく裏投げでその身体をマットに叩きつけられると、鏡に素早くその顔面にヒップドロップを打ち込まれてしまう。
「あぅっ、あっ……むぐぅぅっ!あむぐぅぅっ・・・・」
「ふっ・・・伊達のお返しですわ、たっぷりと味わってくださいませ」
腰を揺さぶってフェイスシットホールドを決めていく鏡・・・理沙子を見下しながらカウントを取っていく
なんとか肩を上げてフォールを返す理沙子。だが、フェイスシットまでははね除けられない。この技でフォールを取る気がないように息継ぎをさせられては、何回も顔を顏を潰され続ける。
「ふふっ・・・ほらほぉら、フェイスシットって言うのはこういう風に攻めるんですのよ。苦しい?ギブアップですの??」
「んうっ、んっ、んん~!」
もがいてもあがいても、ブリッジしても暴れても、まるで鏡のお尻が顏に吸い付いたかのように離れない屈辱に必死にもがく理沙子。酸欠になりかけるなか、苦肉の策で跨っている鏡の両足に爪を立てる。
「ひぎっ!!」
突然の痛みの体勢が崩れたのを利用し、鏡の尻から脱出する理沙子。無様に四つんばいになり、這いながらも体力回復のためコーナーへたどり着き、和希とタッチ。
「そう、まずは貴女から血祭りに上げないといけませんの?」

319名無しさん:2007/10/17(水) 21:35:04
「ひっ!?」
爪を立てられた鏡の、鬼気迫る様子に怯える和希。そんなことにお構いなく、自分と和希の距離を縮めると後ろに回り込み・・・スリーパーホールドで締め付ける。
「あっ・・・・・しまっ・・んぐぐぐ・・・・」
後ろを取った鏡にスリーパーを極められつつも、バックに向かってもがきながら肘を振る。しかし完全に身体を密着させれば、肘などまともに威力を発揮しない。豊かな膨らみを和希の背中に押し付けながら、締め付ける。
「ダメですわね……ふふふ、このまま堕としてもいいかしら?」
パワーでも技術でも完全に鏡が上、どうにかしようとするが締め上げる腕をこじ開けようとするのが精一杯。そんな和希の奮闘を他所に身体を後ろに倒して、胴締めスリーパーで締め付けにかかる
「んぐぐぐぐぐっ・・・・あっ・・・・」
体を絞める足をどうにかすべく、肘を鏡の太腿にぐりぐりとねじこんでいく和希。
「くぅ・・痛いですわね・・・2人ともヒトの足をなんだと思ってるのかしら」
両手でこちらの腕に手をかけないと、このまま締め落としてしまうぞとばかりにスリーパーを強めるフレイア。先ほど、理沙子にされた仕返しも若干あるように思える。まだそれ程場数を踏んでいない和希にとって今までにない苦しさに、声を思わず上げてしまい言葉にできない恐怖が芽生え始める。
「そういえば、私ではフォールもギブも取れませんでしたわね。それに、これだけで終わらせるのも面白く有りませんわね」
「ん、この・・・くらいでっ、負けないっ」接近戦は危険すぎる、それに理沙子がある程度回復するまでは自分が時間を稼がなければならないと考えた和希。ひとまずロープ近くを中心に展回し、体勢を建て直そうとゆっくりと起き上がる。
「さ、次はどうなさいます?」
軽い手招きで挑発する鏡。すっかり威圧されじりじりとロープ際へ後退するが、意を決して自らロープへ飛びドロップキック、しかし
「ふふ、慣れない事はする物では有りませんわよ?」
少し嘲笑うように言って、予め考えていたのか、ドロップキックをひょいとかるく受け流す。あまりにも意外な出来事に思わず受身をとりそこねてしうまう和希。
「あら、受け身は基礎でしてよ?それに失敗するなんて・・・練習不足ですわねこのままサソリで決めるか・・・逆エビでゆっくりと嬲るか。どちらがよろしい?」
呆れたように言うと、和希の足を取る。我に返るとすでに両足を取られた状態にあったが、逆エビであれサソリであれ受けるわけには行かない。しかし見下ろす鏡が答えの拒絶を許さない。
「どちらが良いかと聞いているのですが・・・質問には答えて頂かないと」
心なしか足を持つ手が強まった鏡に、震えるながらも必死に考えをめぐらす。もし今、鏡の十八番であるサソリ固めを喰らってしまっては、この後の試合展開には必ず差し支える。逆えび固めならば、すぐにロープに逃げらればまだ希望はある。そう考え、ゴクっと唾を飲み答える。
「ぎゃ・・・ぎゃくえ・び・・」
「そう残念でしたわね、私天邪鬼ですの。だ・か・ら・・・・」
いいながら、和希の足の間に足を差し込む。和希の顔が絶望にゆがむ。
「さそり固めですわっ!!」
「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁ・・・・いやぁぁぁぁぁぁっ・・・やめっ・・・やめてぇぇぇぇぇ」
試合が始まって以降初めての絶叫が響き渡る。マットをばしばしと叩いて痛がる和希、目からは涙がこぼれはじめる。
「あああああっ・・・・・ぎゃあぁぁぁぁ・・・ぎぶ、ギブしま・・・きゃああああああっ!」
「いいですのよ?好きなだけギブしても。認められませんけどね!!」
ルール上ベテラン選手は新人選手をフォール及びギブアップさせることは出来ない。そのルールを逆手にとって徹底的に弄る鏡。怪しく微笑むと今度は腰を左右に振りさらに腰を落とす。相手を弄ぶ事が目的なので極めとしては壊さないようにポイントを外しはするが新人が受けるには十分すぎるほど危険な状態で絞り上げる。
腰の位置を固定しロープまであす2-3cmまでは逃げられるような状態で絞り続ける。
「りざこさあぁあぁん、たす・・たすけ・・・・あぎいいいいいっ!!!!
必死に手を伸ばす和希、理沙子もレフリーに見咎められないくらいギリギリまで手を伸ばすが計算されつくしたサソリは、ギリギリまで希望を与えながらも逃げる事を許さない。
そしてわざとロープ寸前に迫らせておきながら自らわざを解くとキャメルクラッチに変更、ロープまでの距離はあいかわらず数cmなのだが今度は両腕もがっちり極め、手がロープ側に出ない体制にしてしまう。

320名無しさん:2007/10/17(水) 21:43:51
「ひっ・・・そ・・そんな・・・たす・・・・ギ・・・・ギブア・あ・・・・ぐ・・・ぐええ・え・・・・・ごぷう・・・・も・・・もう・・・・だ・・りさ・・・駄目ぇ・ぇ・・ぇ・・・」
理沙子の目の前で限界ギリギリまで和希を追い込むと、興味をなくしたように自ら技を解き、背を向けてすたすたと自軍コーナーへと戻っていく鏡。
「かがみぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!」
なりふりかまわず和希とタッチした理沙子。隙だらけの鏡に掴みかかっていく・・・誘われているとも知らずに・・・・。

そんなこんなで>>314でした。ゴメンナサイ、力尽きました。設定を生かせてるかどうかも不安。
誤字脱字は見逃してくれたらうれしいです。

>>316 相羽和希は永遠の新人だと思っています。

321名無しさん:2007/10/19(金) 01:46:38
>>320
そんないいところで力尽きんでくれwwwww
妄想だけだとどうしても停滞しちゃうから5:5さん達や>>314さんみたくSS化してくれると嬉しいね

お互い嬉しい循環は止めたくないので思いついた妄想を垂れ流してみる。


南の付き人である富沢が、遊びでかけた南への催眠術が全く想像しなかったレベルまで浸透
面白いように言う事を聞く南を見てある事を思いつく富沢

後日、南vs富沢のシングルマッチが組まれる事に

開始から膠着状態が続くが、明らかに南の様子がおかしい
やる事なす事、全て富沢に読まれているのである
そのせいか、圧倒的な力量差があるにもかかわらず終始南は後手に回り続けている
「何故?」という疑問が膨らみ続け、動きにも隙が出来てくる
その隙を突かれ、富沢の関節技が決まる
外そうとする方法も読まれ対処され、逃げようとしても読まれて逃げ道を塞がれる
南も付き人にギブアップする訳には行かず、必死に脱出しようとするが叶わない
それが繰り返し繰り返し、技を変え形を変え…南は富沢の関節地獄に嬲られ続けた

全て富沢が催眠で仕組んだシナリオ通りに進み…

白目を剥き、失神失禁で無様な姿を晒す南を富沢は見下ろすのだった…



などという、某エロゲプレイ直後の妄想だった

322名無しさん:2007/10/19(金) 14:44:07
>>321
なんだそのアイデア天才だな!

試合展開一から十まで仕組むってのは難しそうだけど、催眠術で強い選手に恐怖心を植え付けて、試合で立ち竦んでいる隙を狙って弱い選手がボッコボコにする展開とかいいな

323名無しさん:2007/10/19(金) 22:13:19
今晩も色々きてくれー!

324名無しさん:2007/10/19(金) 22:50:16
>>321 >>322
こんなかんじか・・・
部屋の中には富沢と金井の2人だけ。金井は先ほどから富沢の取り溜めた深夜アニメに見入っており、一方の富沢は副業である同人活動に勤しんでいた。
「はぁぁぁぁぁぁ・・・・・・」
「んっ?どうしたの、レイちゃん。そんな溜め息なんてついて~」
「いやさ、今度の試合がさ、南さんとなんだよね。気が重いなって」
「あははは、南さん本気強いからね~、レイちゃんいつもコテンパンだし!!」
「うっさいわ、このかわいこぶりっこめ!!・・・・ん?今見てるのってコードギ○スなんだ・・・」
「そうだよ~。いいよね、こんなギ○スみたいな力あったら。もしあったら私は・・・・」
「あるわけないじゃん、ギ○スなんて人を言いなりにできる魔法みたいなの・・・・・・・」
(ってまてよ、ギ○ス、魔法みたいな力、服従、人を言いなり、自分の自由に・・・そうか!!アレだ)
不意に言葉を切った富沢を不思議そうに見つめる金井。次の瞬間、猛烈な勢いで本棚をあさり始める富沢。
「どったの、レイちゃん?って、いたい、いたたたた、本、本投げないで~」
「ふふっ・・・ふふうふふふうふふふふ、あった、あったわ。コレさえうまく使えれば・・・・南さんは私に勝てないって暗示をかけることができれば・・・・」
一冊の本を抱えて不気味に笑う富沢。その本の表紙には
『絶対にかかる催眠術』
「んぐっ・・・ノー・・・ノォー」
(こんな・・・こんな馬鹿なこと・・・)
締められながらも声をあげてタップしないことをアピールする南、必要以上にもがき、いたずらにスタミナをロスしていく
「ふふっ・・・どうしたんですか?南さん♪」
そのままスリーパーをかけつつも、胴締めに持っていく富沢、その太股がその南の腹部に巻きつき、思いっきり絞め上げていく。
「ふふふっ・・・ほらほらっ!!」
「んぐっ・・・ああんっ・・・」
スリーパーに気を取られていたところにしっかりと富沢の足が南の腹部を絞り上げる。なんとかなスリーパーに来た手をどかそうとがむしゃらに動く。だが、もがけばもがくほどスタミナを消費してしまう。
その素人選手のような様子に観客もレフェリーも呆然とする。思えばこの日の南の動き葉は精彩を欠いていた。試合開始直後から富沢を見るや否や、棒立ちになり隙だらけになる、関節技をかけられては死に物狂いでロープに逃げる。常に防戦一方の南。普段からは想像も付かない姿だった。
「ほら、起きて下さいよっ!」
自ら技を離して、その髪の毛を鷲摑みにし上半身を引き上げる。
「んんんぐぐぐぐ・・・ああぁぁんっ・・・・」
まるでアイドルレスラーのような普段の試合とはちょっと違った色っぽい声を上げる南。
上半身だけ引き起こされ、サーフボードストレッチ。両腕を捕まられて、背中を踏みつけ絞られる。
「くぅん、と、・・・みざ・・・わ・・ぎぃひぁんんんんっ」
(なんで・・・さっきから体が思うように動かないの!?)
歯を食いしばり、徐々に顔を上げていく南。両腕に筋肉が盛り上がり、ゆっくりと首をひねって背後の富沢を睨みつける 。
「へぇ~、まだそんな目ができるんですね」
徐々に足の位置を上に上げていって上半身を押し込んでいき、最後には腕へのダメージを度外視して、後頭部の踏みつけ。
「うぎいぃぃ……んっ、くふううう……いやぁ・・・んんんっ」
(何時もなら富沢の技なんてすぐに返せるにに・・・くぅ・・私、こんな恥ずかしい声を)
「さぁて、お次は♪」
サーフボードから、フルネルソンへ。南の背中に胸を押し付け締め上げる。体重もかけて動きを潰しにかかり、両肩が極まる。
「あく・・・う、ふぅ、くっ・・・」
肩を絞られたまま、南の胸がのけぞらされていく。こうも押さえつけられては、腰の位置を変えることも出来ない。胸が反り返り、肺の中身を押し出されていく。
「ん・・・カハッ・・・」
(く、苦しい・・・息が)

325名無しさん:2007/10/19(金) 22:51:28
南の顔が、酸欠で桃色に変わっていく。
「・・・ギブアップしてもいいんですよ♪南さん?」
(んっふっふっふ、どうやらアレの効果はばっちりだったみたいね)
普段は自分がやられる側なので今の南の肉体の反応が心地よい。ゾクゾクッと気持ちを高ぶらせながらさらにフルネルソンの感触を楽しむ。
「あふぅ・・・っは、これくらいで、ギブなんて・・・随分見縊られたものね」
(か、体さえ満足に動ければ・・・こんな屈辱)
「そうですかぁ?じゃあ、ギブしたくなったら遠慮なく言ってくださいね。・・・・言えればの話ですけど」
既に息が上がり気味の南を技から解放すると、髪をつかんでリングに顔から叩きつける荒っぽいフェイスクラッシャー。うつ伏せになった南の背中にお尻を落として馬乗りになると、片手でリリィのあごを抑えさらにもう一方の手の指をリリィの鼻の頭に押し付けるようにかける。そのまま上半身を後ろにそり返す豚鼻のキャメルクラッチ。拷問技であるとともに屈辱の技でさらに追い詰めていく。
「ああっ、あぁ、ふがっ・・こんな・・あんっ!う・・・あっ・」
南の顔が、富沢の手によって歪められる。両手を相手の腕にかけ、何とか止めさせようとするが
「皆、こんな顔の南さんめったに見られないよ~」
両手をつかまれながらもなお体をそらし上げ、さらに挑発的な言葉を投げかけていく。
「ああっ、あぁ、ふがっ・・・」
屈辱的な姿勢を強制させられながらもじりじりとロープに近づく南、だがその動きを富沢に悟られてしまいリング中央まで引き戻されてしまう。
「あぁあぁあぁあぁあぁっ!!」
(あと少し、あと少しでロープだったのにぃ・・・)
意志とは関係なく動かない体、そして後輩に散々に弄られる自分の姿に、南の心も限界に達しようとしていた。
「まだ、ギブしないなんて。さっすが南さん、しぶといな~」
感心した口調で話すが、行動はもう次に移っている。リング中央まで持ってきた南の両足を抱えると、自分の足を支点にクロスさせ、足4の字に極めていく。
「でも、もう結構きついんじゃないですか?早くギブしちゃったほーがいいですよ!?」
両腕を立て、グイグイと足に力を入れていく。さらに上半身を起こすと、足4の字に極めている南の膝のあたりにナックルパンチを打ち込んではさらに厳しく渾身の力で極めていく。
「ぎゃぅ!・・・・・ぅあああああああっ」
(ダメ、・・・もうダメ・・・違う、まだあきらめ・・・・でも・・・もう)
膝に打ち込まれる硬い衝撃。膝がガンッと響く感覚に、上半身を左右にくねらせて喘いでしまう。心の中ではもうギブアップして楽になってしまいたいと言う気持ちと、まだ戦い抜くという気持ちがせめぎあっていた。汗と悲鳴を周囲に撒き散らしながらも、体を左右に動かし、四の字を裏返すタイミングを狙っていく。
「しつこいですね!!いい加減ギブしちゃってください!!」
なかなかギブアップしない南にだんだんイライラしてきた富沢。ふたたび上半身を起こすと、南の太ももに爪を立てひっかく。
「ひあううぅぅぅぅぅ・・・・・・!んあっ!はぁ、はぁ・・ぅあああああああっ」
(痛いぃぃい、もうダメ・・・あきらめ・・・・でも、後輩にギブなんてぇ・・)

326名無しさん:2007/10/19(金) 22:52:31
柔らかい太ももに爪をたてられ、くねらせていた上半身がマットに倒される!突き刺さる痛みに口をぱくぱくさせ、胸を艶かしく上下させる南・・・
「そ、そろそろ本当に決めちゃいますからねっ!?」
(うっわ、うわ~、これがあの南さん、なんかもう可愛らし過ぎる。はぁはぁ・・・)
なにやら脳内でエンジンが掛かってしまった富沢。足を抜き技を外すと、鼻息荒くストレッチプラムを仕掛けていく。頭部、左腕、両足、そして股関節・・・確実に、そしてがっちりとロックされ、
「ぁ・・・きゃあああああああっ!あああああぁん・・・!」
(あ・なに・・今、どうなって・・・るの・・・?)
もはや何をされているのかも把握できず、聞こえてくる悲鳴もどこか他人事のように感じる。
「か、可愛いですよ。南さんってそんな表情もするんですね・・・・ゾクゾクします」
(こわしたい・・・はあぁぁ、もうこわしてしまいたい)
ぎりっ、と引き絞られる苦痛で意識を戻されたときには、悶絶するしかなかった。動かせるのは右腕と、意思とは関係なく上下に揺らされる双つの膨らみのみ。
「あん、あんっ、あんっ、あん・・・ああああっ!だめ、ぇ・・・」
「ほら、見てください。皆見てますよ、南さんの恥ずかしい格好・・・」
南の蕩けそうな瞳が、観客の見えやすい方向に向けられる。徐々にぐったりしていく南。手足はすでに脱力しきっており、極められていない右腕すらも力を失っている・・・
「んんぅぅぅうぅ・・ぉおぉぉおぉぉぉぉぉお・・・・・・」
(あ・・・だめ、もう・・・意識が・・・)
苦痛と快感を伴ない、股間からはちろちろと熱い液体を垂れ流しながら南の意識が闇に落ちていった

327名無しさん:2007/10/20(土) 15:30:30
>>325
> 片手でリリィのあごを抑えさらにもう一方の手の指をリリィの鼻の頭に押し付けるように
……リリィって誰やねん

328名無しさん:2007/10/20(土) 16:20:43
>>327
リリイ・スナイパー?

329324~326:2007/10/20(土) 17:01:01
>>327
自分の他に考えてた妄想のやつとごっちゃになってた。
勢いで書いてたから推敲してなかったよ。ごめん
勢いで書くのはよくないな。

>>328
正解。
リリィとコリィが、試合中仲間割れして・・というのを考えてた。

やっぱSSは難しい・・・のでただの妄想読み手に戻ります。他の職人さんたちの活躍を祈って。

330名無しさん:2007/10/20(土) 20:03:30
>>329
そんな事言わず、書ける時には書いてくれよ
いい仕事してたぜ?
誤字はアレだけどw

新作リョナ分が欲しいぜw

331名無しさん:2007/10/20(土) 21:06:12
>>329
誤字はアレだけど、でもそんなの関係ねぇ!!

SSとかレポとかどんどんカモン

>>310読んでふと思ったけど、
SSとかレポの登場人物って大抵1Pキャラだけど、皆の中で2Pキャラの位置づけってどんな感じなのか聞きたい。
俺は1Pキャラの双子の妹で新人選手だと思って妄想してたんだが・・・。
特殊な妄想の類なのか?

332名無しさん:2007/10/20(土) 21:21:00
>>331
ほら、いきなり2P言われても…って感じもあるw
「正史」的な意味合いでいけば「存在しない」わけだし
なので、1Pキャラの妹みたいな扱いで考えてもいいんじゃないかな?

その設定を生かして何か投下してくれるというのだね?(*゚∀゚)=3

333名無しさん:2007/10/20(土) 23:30:54
「ぅ…ん……。 もう朝か…。」
ベッドから体を起こし、いつもどおり髪形を整える新咲祐希子。
「ん…? …………ま、いっか。」
鏡を見たときに感じた違和感…。しかし細かいことをあまり気にしない大らかさは新咲祐希子の持ち味だ。
朝食の用意をし、いつもどおりカレーを口に運ぶ。
「あれー?カレー5杯でお腹いっぱいになっちゃった。 …ま、美味しかったからお昼にまた食べよっと。」
……しかしいつもより早く満腹になったこともあまり気にせず道場に向かう新咲祐希子。
いつもどおりの練習、ロードワーク…。いつもより早く息があがり、休憩を挟む。
休憩の間に次の興行の予定に目をやる新咲祐希子。
「次はタイトルマッチだっけ…相手はだれだったかな。WARSの龍子か。
 ……あれ?あれ?なんで市ヶ谷と龍子の試合がメインイベントなの? あれ?なんで市ヶ谷がベルト持ってんの?
 え?あたしは?あたしは?? ……えーーーーっ!?」
社長室に飛び込み社長に文句を言いはじめるものの、社長は祐希子をなだめ説明をはじめる。
『だいたい何をそんなに怒ってるんだ?最後から数えても3試合目じゃないか。
 相手は菊池だし、お前に華を持たせるには充分の相手だと思うが何が不満なんだ?』
「だからおかしいって言ってるんじゃないですか!なんであたしがメインイベントじゃないんですか?
 そもそも、なんであたしが持ってるベルトなのに市ヶ谷と龍子がタイトルマッチなんですか?」
『は?ちょっとまて。 お前今日はちょっとおかしいぞ? お前が持ってるのはジュニアのベルトだろ?
 ……いいか? お前は入団当初はそこそこ勢いがあったさ。だからこっちも目をかけてやっていた。
 しかし、少し遅れて入ってきた同期のハイブリッド南には差をつけられて、
 後輩のジャスティス越後との差も詰まってる。
 それどころか、2年も後輩のスイレン草薙にはこないだコテンパンにされてたじゃないか。
 スイレン草薙はまだデビュー2年目だぞ?
 会社としては、4年目でトップもはれないお前よりも草薙をもっと売り出したいんだよ。』
「ちょっと待ってください!あたしが草薙にコテンパンにされた? 社長何言ってるんですか?
 夢でも見てるんじゃないですか? あたしはマイティ祐希子ですよ? あたしが草薙に負けるはず…」
『おまえこそ夢でも見てんじゃないのか? マイティ祐希子ってなんだ? 笑わせるな!
 お前のリングネームは新咲祐希子だ。 トップの市ヶ谷を倒すのは南にまかせとけ。
 …お前には華もない。だから黄色いコスチュームを着させて少しでも目立たせようとしてるんだ。
 お。そうだいい事を思いついた。
 お前その茶色の髪の毛を染めないか?真っ赤にでもしたらきっと目立つぞ。はっはっは。
 そうだなぁ…お前がここまで噛み付いてくるとは思いもしなかったが、
 久々に同期の南と試合させても面白いか。』
「……南に勝ったら、市ヶ谷と試合させてもらうわよ。もちろんベルト付きでね」
『南に勝ったら考えてやるよ。』

334名無しさん:2007/10/20(土) 23:34:25
なにこのワクワクする前振り
wktwkwktwk

335名無しさん:2007/10/20(土) 23:43:08
…作ってみたのは導入だけだったりw

よくあるパラレル入れ替わりネタです。
資質Sのマイティ祐希子がパラレル世界で資質A生活。
周りは先輩市ヶ谷・龍子、同期南、後輩草薙が資質S。

ちなみに資質Aの新咲祐希子が現実世界で資質Sライフ。
周りは後輩カンナ・むとめ・ちだねしか資質Sがいないから
自分の活躍ぶりに舞い上がってるはずw

336名無しさん:2007/10/20(土) 23:54:24
>>335
そういわず書いてくれw
もう、俺は楽しみで仕方ないんだwww

337名無しさん:2007/10/21(日) 06:52:27
試合開始からドラゴンスクリューで捻った足を掴んで立ち上がると自分の足を絡ませていく南利美。そしてアキレス腱固めへ。スタンディングで極めながら菊池理宇の踵を締め上げていく
「これ以上痛い目に遭いたくなかったら、さっさとギブしなさい」
「あっ・・・くっ、この程度でっ!」
苦悶に顏を歪めながらも、拒絶する菊池。リング中央のため、ロープブレイクするにも距離は遠い。関節技を極められれば、自力で引き剥がすしかない。あいた足で南を蹴り付け、なんとか離させようとする。
「この程度で何?まだそんな口がきけるなら・・・ぐうっ」
今のうちに足を殺しておこうと腰を捻り極め続けていくがもう片足に蹴りつけられ、足を離し後ろに下がる。
「ふぅ、まったく師匠と一緒で足癖の悪い・・・」
素早く立ち上がる菊池。軽く足を動かしダメージが無視出来る範囲である事を確かめる
(まだ・・・・まだ大丈夫!)
確認が終わると同時に間合いをつめ、ローキックを放っていく菊池。南もとっさに膝で衝撃を吸収しようとするが痛みに顔をしかめる。その隙を逃さず、今度はミドルと見せかけ、軌道を変えて再びローキック。南は足下をすくわれ、その場にダウンしてしまう。
「南さん。さっきの・・・お返しですっ!!」
ダウンした南の足を取り、裏アキレス腱固め。足をねじ曲げ、痛めつけようとする。見よう見まねの関節技だがしっかりと極まってしまっている。
「し、しまっ・・・ああぁぁっっ!!」
足を掴まれ捻られると過渡に走る激痛と、菊池に関節技をかけられてしまったという屈辱に身悶えながらばたばたと体をくねらせる。
「えっと・・・「これ以上痛い目に遭いたくなかったら、さっさとギブしなさい」でしたっけ、南さん、どうですか?」
しっかりと足を捻って痛めつけながら、南を見下ろす。
「くっ・・確、かに・そんな・・ああぁぁっ・・・いったわね」
なんとか逃げようとするもがっちりと極められた裏アキレス腱固めは南の脚を痛めつける。
「ノ、ノーよ!!誰が・・そんな、っ貴女ごときに」
「そうですか。では私も伊達に関節技をかけられているわけじゃないとこ、見てくださいね?」
南の背中をグッと踏みつけながら、足を引き寄せれば、逆片エビの要素も加わり言うまでもないが、逃げるのはより難しくなる。ギシィィッ・・背中を押さえつけられ腰が弓なりになると頭を両腕で抱え左右に振り乱し、苦痛を耐えるしかなくなる。
「ぅっ・・ああうぅぅっ・・・くあああぁぁっ!!」
「さっすが、関節技の女神。これでも、ギブしないんですね?じゃあ、次いきますよ」
しばらくそうして南を痛めつけ、ギブアップが奪えないと悟ると技を解き、腕を取って引き起こす。
「は、っ・・はっ・・・・まだ、終わって・・ないわ」
立ち上がらせられると菊池を睨み上げ固めた拳をボディに叩きつける。
「えっ、何を言って・・・・んっ、げほっっっ!!」
強烈なボディへのパンチ苦悶の表情を浮かべお腹を押さえ後ずさる菊池、苦しげに呻きながら前のめりになってしまう。
「ついでに、これも・・・あげるわ」
蹌踉めきながら菊池に組み付き首に腕を回し、引き込みながら後ろに倒れそのままリングに頭をめり込ますような強烈なDDT。形の良いお尻を突き上げるような体勢で身体を硬直させる。
そして硬直した菊池の背後に回り、またも首に腕を回して今度はそのまま締め上げる。シンプルなスリーパーだが体を相手に密着させ逃げにくくさせる。
「くっ・・・んぐっ・・うげぇぇぇっ」
南の腕と首の間に指を差し込み、なんとかスリーパーの締め付けを弱めようとする菊池。覆い被さるように身体を密着させて来る南をなんとかはね除けようと、激しく身を捩る
「さぁ、ギブアップなさいっ!!でないと、このまま落とすわよっ」
間接技の女神の本領発揮か、締め上げた菊池の首を揺さぶり、胴に両脚を絡みつかせていく。
「はっ、いつも祐希子の陰に隠れているような貴女が、本気で私に勝てるとでも思ってたのかしら?
なめられたものね」
完全に身体をこちらに預けて来た南に対し、彼女をしがみつかせたまま立ち上がろうとする菊池。そうでもしないと、この胴締めスリーパーから逃げられそうにない
「ぐぅぅぅ・・・ま、けない・・・ぜ・・ったい・・・。ゆぎ・・・さんにも、みなみ・・・さんにも」
「まだそんな世迷い事がいえるの?・・・・なっ!!」
スリーパーを維持して首を攻め続けるが、菊池が立ち上がるとしがみついた格好でそのまま持ち上げられてしまう。
「まける・・・・もんかあぁあぁあぁあぁ!!」

338名無しさん:2007/10/21(日) 06:55:00
掠れた声を上げながら立ち上がり、そのまま後ろに倒れ込んで背中とリングで南の身体を挟み撃ちにしてしまう。
「ふぐ、ううぅぅっっ!!」
おんぶされた状態で背後に倒れ込まれサンドイッチにされてしまった南、首から腕を放し大の字に倒れてしまう。
「はぁ、はぁ・・・」
すぐに追撃したいところだが、ここは一旦間合いを離して呼吸を整える菊池。すぐに攻めかかってこないことに内心ほっとしながら身を起こす南だが、次の瞬間
「このぉぉぉぉっ!!」
一気に間合いを詰めるとダンッ、と強く床を蹴り、ジャンピングニーパットで菊池の顎を狙う。
「ひあああああああああああああっ!!」
意識朦朧としていた菊池はもろに喰らってしまい、尻餅をつく。さらに序盤の痛みの残る足を掴まれるとさぁっと顔が青ざめ、逃れようともがく。
「さすがは、祐希子の愛弟子といったところかしら?でも・・・・所詮この程度って事ね」
狙いは膝十字による追い打ち・・・徹底して足狙いを試みる。関節をねじ曲げられる激痛に体が跳ね上がり、悶えながら足で南の体を蹴りつけ離れようとする菊池。
「くぁぅぅ・・・あ、ぎ、ぃぃっっ!!ひぎあぁぁぁっっ!!」
蹴りにも怯まずに極められ続ける関節技に悶え身を捩り呻きを漏らす。痛みに顔を歪めながらそれでも蹴りを加えていく。
「往生際の悪い・・・」
しだいに蹴りが厳しくなり、仕方なく技を解く。だが確かな手応えを感じ、見下ろす南。
「このままトドメでも良いけど、私に勝てるなんて二度と考えないようにしようかしら」
倒れた菊池の腹に馬乗りになりつつ、とその胸に指を置くと置いた指を動かして胸をなぞり、その先端を探し当てると、水着の上から軽く刺激する。
「だ、め、・・・っく、ぅっっ」
指だけではなく手のひら全体で乳房を包み込み、捏ね回すように揉みしだく。菊池の柔らかい胸が南の指を受け入れ、動きにあわせて形を変えていく。
「い・・・やぁ、ひっく、いやぁ・・・いや・・だぁ・・・」
胸に走る甘美な刺激を止めさせようと手首を掴むが、お構いなしに乳肉に食い込んでくる指が動くたびに全身が震えてしまい甘い声が漏れてしまう。
「いやぁ?ふふっ、本当は祐希子ともこういう事してるんでしょ?知ってるのよ」
「ちがぁ、それ・・・ちがぁ・・・くひぃい・・!!ふぁ・・ん、ぁぁ・・ん、っ!」
抗議しようとした瞬間、南が菊池の唇にを舌をいれ、咥内にのばしていこうとする。菊池はなんとかその舌を押し返そうとするが、逆に南の舌に絡みつかれ力が抜けるまで締め上げられた。
「ふふぉ・・ん・・ん、っく・・・」
菊池の悩ましげな声に満足そうに目を細めると、舌の動きに強弱をつけ、しなやかな動きで咥内を擦って粘膜を丹念に舌先で愛撫していく。咥内を舌で堪能した後は、今度は自分の唾液を菊池に注いでいく。菊池は頭を振って拒否するが、がっしりとその頭を抱え込み流し込まれた涎を、こくっこくっと嚥下させられていく。
そして体を揺らして胸を擦りあわせ、ゆっくりと舌を引き抜き唾液に濡れる唇を啄み、頬へとキスを滑らせていく。両肩をリングに押しつけ、耳に吐息を吹きかけ耳朶に歯を立てる。
「ふああっ・・・んっ・・・やめっ・・・ぁ、あっ・・・」
目を潤ませ、口の端から唾液を零す乳首を擦られ、その形の良い胸をぷるんと揺らす菊池。
「ギブしてもいいのよ、できるものならね?」

339名無しさん:2007/10/21(日) 06:56:54
南の言葉に菊池の蕩けさせられた瞳に理性が戻るが、耳に唾液の音が響き生暖かい感触を捩じ込まれると再び蕩けさせられてしまう。開かされた水着の股間はすでにぐっしょりと濡れて水たまりを作り始めていた。
「貴女は祐希子なんかには、もったいない。これからは私が貴女を愛して支配してあげる」
仰向けになったままの顔の上に、股間を近づける南。その股間から自然と愛液が溢れ、菊池の顔へと滴り落ちて行く。自分でも己の股間に指を這わせて弄り、愛液を落として行く。
「ほら、見て・・は、く・・・私のココ・・はぁ」
「んっ、ふぅぅぅっ・・ふぶぅぅっ、ぐぅぅぅぅっ」
何とか顔を背けて唇をきつく結び南の愛液から逃れようとするが、どんどん顔が愛液に汚されていく。その様子をうっとりと見、腰を振って押し付け、顔を尻肉に敷き擦り潰していく。
「ぐくぅぅぅっ・・こんっ、なの・・やっ・ぶ、ふ・・・んむぅ」
再び菊池の喉が窒息を拒むために、今度はたらたらと垂れてくる液体を飲み込む。
「いはぁ・・もう・・・いらなィ・・ゆふぃ・・ふぁすけ・・・ゆきふぉ・・・いやぁ・・ぴちゃぴちゃ・・・・
たらさいでぇ・・なふぁしこま・・んくぅ・・ふぁいでぇ」
「ふふ・・まだ足りないわよね。もっと・・・もっと、虐めてあげるわ」
体を下方へとずらし髪を掴んで菊池の上半身を起こすと、向かい合った状態で脇の下に体をくぐらせ、上半身だけコブラツイストで締め上げる。その股間に感じる水気に笑い声を漏らすと股間のコスチュームをずらし手を伸ばす。
ぴちゃ・・くちゅ・・ぴちゃ・・・
「ほらぁ、菊池のココ、こんなに大洪水よ・・・。聞こえる?くちゅくちゅ・・音をさせて・・・。厭らしい女のアソコも大きくなってるわよ?」
「あああっ!!ああぅっ!!んはああ!!」

340名無しさん:2007/10/21(日) 06:58:06
「軽くさわられただけでそんなに?ほぉら、クリも指で摘んでシコシコしてあげなきゃ可哀想よねぇ」
「うくっ、うっ、くんっ!ふぅぁああ・・・ひゃぅぅぅっ」
コブラツイストの痛みと股間を撫でられ、クリを扱かれ潰される快感に悶える菊池。しばらくしてもう抵抗する力がないと見て取ったのか技を外し、菊池をそのままコーナーへ運び両手両足をロープに絡ませて身動きできないようにした。南の目の前で股間を大きく広げた姿になってしまう菊池。
「ふふ、穴のほうもバクバク閉じたり開いたりして・・・指、いれたらどうなっちゃうのかしら」
「ひぃうっ・・・あ、頭のなかぁ痺れて・・・だめぇ・・・それだめぇ、うきゅぅぅぅっ、くぅ、あ、あぁぅ」
指が穴のすぐ手前まで迫る。本人の拒否の意志とは反対に、菊池の股間は南の指を蜜をこぼしながら待ち構えていた。
「ダメっ、絶対にそれだけは・・・・・それだけはあぁああああっ!!」
ジュプチュ、湿った音をさせて指が菊池の穴に潜り込む。ぐ!!!と指がねじ込まれると身をピンと反らし、菊池の体が硬直・・・
「いれちゃった・・・凄いわ、菊池の中。ドロドロですっごく熱いのね」
今まで冷静に責めていた南の口調が、だんだん熱を帯びてくる。そのまま指を前後左右に動かし、中を壮絶なほどかき回し、ひっかく。
「こっちの穴は・・どうなのかしら?」
「そ・・・そんな、まだ・・だめ、いやぁ・・おねが・・・いしま・す・・・おしりはぁぁぁぁぁっ・・」
菊池の懇願むなしく後ろの穴に、南の指が強くねじ込まれる。指が踊るたびに痙攣を起こしながら体を捩らせて・・・
「ひっぎィイイイイ・・・い、いたい・・・ぬいてぇ・・ぬいてぇぇぇ」
「ぬいてぇ?そんなこといっても貴女のお尻、私の指きゅうきゅう絞めて。ふふ、噛み千切られそうだわ」
人差し指がずん、と沈むと苦しげな悲鳴に、僅かに甘い色の混じる悲鳴を上げる。沈んだ指が奥まで達し、グググと曲がるとコリコリと内側から引っかかれる。上体を反らし、乳房を振り乱して悶える菊池
「だめ、だめっいったのにぃぃぃ・・・うごかさな・・・ひい、バタバタしないでぇ・・ひ、ひっかいたらぁ・・・だめぇっ・・・もう、だめぇっだめぇっ、おしっこ、でるのぉぉぉ!?」
その言葉を聞き、ぐいっ!!と前の穴、つまり尿道にいれていた指をもっと奥に押入れられ、入り口をピッチリと塞ぎ放尿はせき止められてしまう。尿意が尿管の中を逆行して、ぐるぐると渦巻く感触に、狂ったように頭を振る。
「出させてえええっ!お願いッ、お願いッします・・オシッコ、オシッコオォォォォ!」
まるで尿と愛液を泡立てていくかのように股間の中をクチュクチュと音をたて激しく責める南。
しばらく悶える菊池を見て満足したのか
「いいわ、果てなさいっ!!」
「ああっ、だせる・・でる、でるのぉぉぉ・・・おしっこでちゃうぅぅぅぅぅ、ィくィくィくィく・・・イっくぅぅぅぅぅぅぅっ!!」
その言葉とともに入れていた指を一気に引っこ抜く南!悲鳴を上げに、思い切り愛蜜を吹き、同時に、失禁まで晒して意識を失う菊池。
「あ・・・あぁ・・・・」
ロープから手足を外され、口からは幾重もの涎の糸がかかっただらしない顔で、自分の噴き出したものの中へ倒れこむのだった。

341名無しさん:2007/10/21(日) 21:28:10
>>333 パラレルネタ期待
>>337  エロGJ!

職人への刺激になるかどうか判らないがリョナに使えそうな試合形式を調べてみた。
ブルロープ・マッチ 両選手の片手に荒縄(ブルロープ)で繋いだ状態で試合をする。 ロープの中央にはカウベル(鐘)が付いており、当然凶器としても使用可。
          なおロープで繋がれてるため使用できる技が限られている。

金網デスマッチ リングの四方(まれに上空も)を金網で包囲する形式

有刺鉄線デスマッチ ロープの上に有刺鉄線を巻く。この方が、ノーロープ時よりロープの弾力がある分とげが深く刺さるという。

TLC戦 ラダー・マッチに公認凶器として組み立て机、パイプ椅子を付加したものである。

アイアンマン・マッチ 制限時間内(多くの場合60分もしくは30分)に、3カウント、ギブアップ、反則、リングアウトでどれだけ勝利数を稼げるかを競い、時間切れの地点で勝利数が上回っていたら勝利という過酷な試合形式。
           もし時間切れの地点で同点だった場合はサドンデスで行われる。

あと一番笑った試合形式「24時間ルール」基本はハードコア・マッチであるが、時・場所問わず試合は行われる。レフェリーを同伴すれば、レスラーのみならず、一般人でも王座を獲得することが可能。故に1日の王座移動が激しい
           ・・・何時でも何処でも一般人でもって、どんだけ緊張感アリまくりなんだよ

342名無しさん:2007/10/22(月) 02:17:25
>>333
『社長に直談判して私との試合を組ませたって聞いたけど…とんだ肩透かしだったわ。』
「う……動けない………。 こ…こんな…はず…じゃ……ぁあぁぁっぁぁあああ!!!」
南のコブラツイストに捕まり、悲鳴をあげる新咲祐希子。
試合は南のペースで進み…いや、完全にハイブリッド南の試合になっていた。


「え?アイアンマン・マッチ?」
『そうだ。アイアンマン・マッチ。
 今度の試合はお前の要求を呑んでカードを変えてやる。』
「え?本当に!?」
『ただし条件付きだ。 その条件がアイアンマン・マッチだ。
 この前も言ったが、お前は中堅としては良くやってるよ。でも華の無いお前じゃ客を呼べないんだ。
 南は時期エースとして期待している。だからセミファイナルで試合を組むことにした。
 でもその後には世界ベルトをかけて市ヶ谷とWARSの龍子がタイトルマッチをするから、
 その前にショボい試合なんかできないだろ?
 もしセミファイナルが5分で終わったりしたら冗談じゃ済まねぇんだよ。』
「はぁ…。」
『そこで、60分のアイアンマン・マッチだ。
 試合は必ず60分だから、市ヶ谷も龍子もベストな状態で次の試合に望めるし、
 うちじゃ初めてやる試合形式だから話題にはなるだろう。しかも同期対決だしな。
 60分間決別の死闘!なーんつって広告打ってな。
 ま、20分くらい耐えてくれれば盛り上がるだろうから気にすんな。』
「……え?」
『ん?あぁ20分で限界来ても、きっちり60分やってもらうから安心しろ。』
「…つまり、あたしが負けると思ってるんですか?」
『は? いまさら何言ってんだ? さっきから言ってるだろ? お前じゃ試合にならないだろ?
 そのためのアイアンマン・マッチに決まってるじゃないか。』
「…いいわよ。やってやろうじゃない。 …でもあたし勝ちますよ?」

343名無しさん:2007/10/22(月) 02:18:27
「……うああぁぁぁぁ!!!」
南の関節技から逃げられない祐希子。
しかし、それは今までに何度も味わった南の"関節にダメージを与える関節技"とは違っていた。
今、祐希子は微動だにできなくなっていた。
南のコブラツイストは祐希子の全身を完全にコントロールし、祐希子の動きを完全に奪っていた。
吸い付くような関節技に捕らえられた祐希子は、南の腕の中で悲鳴を上げる…。
『はぁ…こんな試合に付き合わされるなんて堪ったものじゃないわ。』
「うぅが…っ!!」
…気が付くと、コブラツイストの脇が少しずつ緩くなっていることに気づく祐希子。
苦しさに負け、身体を捻り、緩んだ隙間に逃げ込んでダメージから逃れようとする…
『……そろそろ20分ね。 ここまで良く耐えたわね。 そろそろ…本気出すわよ…。』
緩んだ隙間に挟まった祐希子の身体をガッチリホールドすると、一気に絞り上げ、更に捻りを加えていく…。
「あ゛…………っ!! ぅ…ぇぁ………」
まるで雑巾のように絞り上げられる祐希子。肺から空気を搾り出され、あばら骨がギシギシ軋む。
上半身がバラバラに引きちぎられる圧力に、もう一秒足りとも耐えられない。
「ギブ…ぅあああ!!!ギブ…ギブアップっ!!!」
得意の飛び技で応戦し、南を跳ね飛ばす祐希子。
しかし、徐々に充分なキレを持たない飛び技は紙一重でかわされはじめ、
次の瞬間に生まれる隙を突かれて押し倒されては関節技に持ち込まれる。
ワキ固め、逆エビ固め、膝十字…この20分南の関節技地獄にもがき苦しんだ祐希子。
時期エースの南の関節技に20分耐え抜いたのは及第点といえる。
しかし、南と社長の2人だけは真相を知っていた。

南は手加減をしていた。
ハイブリッド南が本気をだせば、新咲祐希子が15分すら持たないことは分かっていた。
しかし、そんな短時間で試合が決まっては南にとっても美味しいところが無い。
祐希子の鈍い蹴りをわざわざ受ける。逃げられるように緩くかけた関節技。
しかし20分経った今、セーブした力は解禁された。その途端、南は祐希子を豪快に捻り潰した。
≪カーンカーンカーン! 20分32秒!新咲祐希子ギブアップ!≫
『さぁ…これからが本当の試合開始よ。 残りの40分は休む暇なんてないわよ』
「くっ…。 そうね。これからが本当の試合開始よ。 すぐに3カウント奪い返すわっ!」


…………………………
≪カーンカーンカーン! 28分26秒!新咲祐希子ギブアップ!≫
……………………
≪カーンカーンカーン! 32分13秒!新咲祐希子失神KO!≫
……………
≪カーンカーンカーン! 35分59秒!新咲祐希子ギブアップ!≫
………
関節技の苦手な祐希子にとっては、もともと南は相性の悪い相手の一人で、
負けることも少なくない。そうでなくとも苦しい試合になるのは間違いない。
しかし今日ばかりは後悔した。
試合を最後まであきらめない根性と負けん気の強さを持つ祐希子が、試合中に後悔をしていた。
「ううぅぅぅぅぅぅぅううぅうう…ぐぐ……ぐうぅぅぅぅぅ……。」
祐希子の首に巻きついた南の腕…。祐希子の腕は真後ろで十字に組まされ、抵抗できない…。
「あが………う………っぐ…………。 ……………………。 ……………………。」
呼吸を奪われ、口をパクパクとさせる祐希子。
『……もうギブアップなんてさせてあげない。』
「~~~~っ!! ~~~~~~っ!!!! ………………………。」
ガックリとうなだれ、力なく涎を垂らす祐希子。
≪カーンカーンカーン! 42分27秒!新咲祐希子失神KO!≫
祐希子の頬を叩き意識を戻させると、即試合再開。
ファイティングポーズをとる祐希子の身体に南のキックがつきささり、たまらずぐらつく祐希子。
その頭を押さえて首相撲の体制から、祐希子の腹を貫くような鋭い膝蹴りで身体を打ち抜き、
膝から崩れ落ちていく祐希子。 涎を垂らした顔を歪め、腹を抱えてうずくまる祐希子。
「ぐえぇえぇ……うえぇ……。 おえぇぇぇぇ……。」
≪1…、2…、3…、4…、5…、6…、7…、8…、9……、10!
 カーンカーンカーン! 46分03秒!新咲祐希子KO!≫

344名無しさん:2007/10/22(月) 02:19:37
既にスタミナは底を付き、動きの鈍くなった祐希子は南から逃げることすらままならなくなっていた。
「あが……うげえぇ………ぅ…ぁ……」
すぐタックルで潰され、スピニングチョークに捕まった祐希子。
すぐにタップをする祐希子だが、南が離さない。
≪1…、2…、3…≫
反則カウントが進むが、祐希子が先に力尽きそれを確認して南が手を離す。
≪カーンカーンカーン! 47分10秒!新咲祐希子失神KO!≫
意識を取り戻し、リングを這って逃げようとする祐希子。背中に乗り釘付けにする南。
そのまま両腕を脚に挟みこみ、両手で祐希子の鼻と口を抑える。
呼吸とともにギブアップする手段を奪うキャメルクラッチ。
「ふぐぅぅぅ……ぐうぅぅ……ぃぐぅぅぅぅぅぅぅ…」
この試合はただのアイアンマン・マッチではなかった。
他にも、祐希子のキャラ付けの意味もこめられていた。
4年目の新咲祐希子。これ以上劇的な成長は見込めない。
二流の団体なら新咲祐希子もエースになれただろう。
しかし、市ヶ谷・南・草薙を擁するこの団体では中堅でしかない。
このまま中堅で終わっていく新咲祐希子をより生かすには……。
ベビーフェイスとしてそこそこ実績があり、少々地味だが見た目は良い新咲祐希子。
――――やられ役にしてしまえ――――
≪カーンカーンカーン! 56分01秒!新咲祐希子失神KO!≫
そして最後のとどめ…。祐希子をドラゴンカベルナリアに捕らえ…
「がは………ううううぐぐぐぐぐ………あぐぅぅぅ………。 ……………くふぅ。」
≪カーンカーンカーン! 59分45秒!新咲祐希子失神KO!≫

……この日を境に、アイアンマン・マッチは団体のみどころの一つとして度々開催されるようになった。
新咲祐希子にも集客力がついた。
正確には、通常の試合では今までとかわらないが、アイアンマン・マッチを行う時に限り集客力がついた。
トラウマとなっているのか、新咲祐希子はアイアンマン・マッチでは徹底的にボロ雑巾にされてしまう…。
そして、その姿を楽しみにするファンが増えたのだった。
新咲祐希子には大きな売りが出来た。
祐希子のキャラは、会社やファンに加え、後輩を含む選手たちにも受け入れられていった。
……中で苦しみもがくマイティ祐希子を除いては…。

ハイブリッド南 ○ (9 - 0) × 新咲祐希子

345名無しさん:2007/10/22(月) 19:40:14
こいつぁGJだぜ!!!(*゚∀゚)=3
期待してた甲斐があるって!!!

妄想だけは浮かぶんだが、形にならん俺モドカシス(´・ω・`)

346名無しさん:2007/10/23(火) 04:21:28
×永原ちづる (27分14秒 失神KO-ニーリフト) マユリ・シアター○

開始直後からマユリがローキック主体に試合を形成していく。
永原も不利な展開を打開しようと、前に突っ込むも首相撲に持ち込まれて腹に膝を受けてしまう。
何とかエルボーを放って離れるも、再びローキックの射程に。

フットワークで裏をかこうと動き回る永原。
だが、左右から放たれる鋭いローキックをかいくぐる事が出来ない。
そして、永原の両腿が赤く腫れ上がりだし動きにキレが失われていく。

フットワークでは打開出来ないと踏んだ永原はバックステップでリング中ほどへ。
その瞬間、マユリが素早く前へ飛び出しランニングネックブリーカーの様な感じで永原を倒す。

倒れた永原を素早く引きずり起こすと、流れるような動きで永原を持ち上げる。
そして、永原の背中を自分の膝に叩きつける。
二発、三発と立て続けにバックブリーカーで永原を叩きつける。
そして五発目が叩きつけられた時、永原を解放せずに押さえつける体勢に移行。

いくら柔軟な背筋をもつ永原でも、これだけ痛めつけられてはたまらない。
グイグイと顎を押さえつけられ、限界を超えたブリッジを強いられる永原。
これだけ痛めつけられては、必殺のジャーマンスープレックスへの影響は免れない。

マユリが試合を決めようと、永原を解放、引きずり起こす。
ふらつく永原の即頭部めがけてハイキックを狙うも、紙一重で永原か交わし、背後に回りこむ。
腰に手を回し、しっかりと腰を落とし、形勢逆転のジャーマンスープレックスが―――

347名無しさん:2007/10/23(火) 04:22:40
炸裂する事は無かった。

ハイキックがかわされる事など最初から織り込み済みと言わんばかりに、
振り上げた脚を思いっきり後に振り下ろす―――所謂、急所蹴りが永原の股間を襲った。

両の爪先がリングから10センチ以上浮き上がる強烈な急所蹴りを食らった永原。
踏ん張っていた為、無防備だった永原は股を押さえ、声も出せずに口をパクパクと開け閉めするしか出来ない。
そんな永原にマユリは止めを刺しに動いた。

首相撲の体勢になり、力の入らない永原の腹部に膝を打ち込んでいく。

ドスッ!

「ぐふっ!」

ガスッ!!

「げふっ!!」

一発二発と永原の腹部に突き刺さる膝。
そして、止めとばかりに振り上げられた三発目の膝。
―――まともに三発目を食らったらマズイ―――
永原は必死に踏ん張り、腹筋を固める。
そして―――

ゴスゥッ!!!

「ぎゃひぃぃぃ!!!!!」

再び無防備となった股間に突き刺さった必殺のニーリフトは、永原の意識を刈り取るのには十分過ぎた。
マユリが手を離すと、永原の頭がマユリの体を滑り下るように崩れ落ちる。
白目を剥いて倒れ、突き上げた尻をヒクヒクと痙攣させる永原を見て、レフェリーがゴングを要請。
永原の失神KOで試合が決着した。

白目を剥き、踏ん張っていた為だろうか…鼻水を垂らし無様な失神姿を晒す永原。
内腿には股間から液体が伝い、リングに染みを作る彼女を、今度はカメラのフラッシュが襲うのだった。

348名無しさん:2007/10/23(火) 04:25:34
久々にレポ風味なのを書き上げたので投下。

一点突出型が突出部分を封じ込まれたら…的なシチュはいいと思うんですよ。
つまり、なんて言おうかね?

【飛べないゆっこは我らの贄だ】

うん、いい標語だと思うんですよ?

349名無しさん:2007/10/23(火) 08:18:56
>>344
>>……中で苦しみもがくマイティ祐希子を除いては…。
新咲とごっちゃになっとるでよ

350名無しさん:2007/10/23(火) 08:28:10
>>349
ヤラレ役レスラー新咲祐希子の体に入ったチャンピオンのマイティ祐希子が、ってことちゃう

351344:2007/10/23(火) 09:07:50
>>350
それであってます。
わかりにくいかと思ったけど、それを説明するためだけに
1レス使うのももったいないかと思ってやめました。
本当はもう少し綺麗な締めくくり方にしたかったんですけどね。

352名無しさん:2007/10/23(火) 09:27:43
>>351
中身入れ替わり良かったよ。新しい視点で。
読んだ後に、いつもやられている選手と強い選手の中身が入れかわって・・・みたいなことも妄想してしまった。複雑だけど

>>348
得意分野を封じられて・・・っていうのはいいよね。

あとは、自分だけの必殺技だったものが試合で相手に使われてしまって精神的に追い詰められてしまうというのも結構クるものがあるかと

353名無しさん:2007/10/24(水) 04:03:55
こうもGJ続くと逆に怖い気もするが嬉しいのうw

ミラーの設定で、後日談的な妄想を思いついたのでネタ利用させてもらうっす。

中堅程度の格付けである祐希子に付き人が付くはずもなく。
元の世界では尊敬され、可愛がっていた菊池が入門。 南の付き人になった。
そんな菊池が、ビックマッチの度に無様な姿を晒す祐希子を尊敬する筈も無く、
先輩として見ていたが次第に格下を見るような目に。
そして、祐希子の成長が下り坂に入った頃、伸び盛りの菊池とアイアンマンマッチを行う事に。
ただでさえ苦手としている試合形式で、闘い難い相手との試合。
それでも祐希子は勝たねばならなかった。

衰え始めた事を理解しつつも「こんな筈じゃない」と意地だけで現役に拘る祐希子。
しかし、前座レベルの試合も続き、目玉のアイアンマンマッチも飽きが出だしたのか集客力も落ちている。
「この試合にすら負ける様なら」という最後通牒を仄めかされていた。

一方の菊池も、社長から「祐希子を徹底的に潰せばジュニアのタイトルマッチを組む」と餌を貰っていた。
今の祐希子であれば決して倒せない相手ではない。
祐希子を踏み台にしてジュニアベルトを手に入れる―――。

試合は12-0のスコアで菊池が勝利した。
祐希子の誤算は、菊池の関節技にあった。
祐希子の知っている菊池は神風スタイルの突貫ファイターだが…
今の菊池は持ち前の飛び技に加え、南仕込みの関節技も備えていたのだ。
意表を突かれた祐希子は、為す術も無く嬲られていった…

ドラゴンスクリューで両脚を破壊され、開脚技で股関節をも破壊される祐希子。
仰向けに転がされ、動けないところにムーンサルトフッとスタンプを受け戦闘不能に追い込まれる祐希子。
いう事を聞かない両脚を大股開きにさせられ、徹底的に恥辱を味わう祐希子。
徹底的に痛めつけられ、幾度と無くフォールされ失神する祐希子…。

ズタボロにされ、肉体の限界を迎え…心すら折れかかっている祐希子の明日は―――見えない。

354名無しさん:2007/10/24(水) 04:04:56
こういう妄想だけなら出来るんだが…

SS化できる文才がウラヤマシス(´・ω・`)

355名無しさん:2007/10/24(水) 06:32:08
妄想も立派な作品だぜ!

356名無しさん:2007/10/24(水) 07:19:54
「あんたなんか今夜で終わりにしてやるわ!!」
今まで散々、サキュバス真鍋に弄られてきた菊池理宇。闘争心の塊になっており、その場でジャンプしてのドロップキックを放っていく。
「ひょいっ!!」
菊池の放ってきたドロップキックをあっさりと避けてしまう真鍋。
「そんなへなちょこキックが決まるわけないでしょ??ドロップキックってのはね・・・こうやるのっ」
菊池の腕を取り、ロープへ振ると自らも走りこんでのドロップキック!!!高い打点から菊池の胸元から上を狙う。
「っくううう!?」
勢いのある真鍋のドロップキックに薙ぎ倒されてしまう菊池だが、すぐさま胸を押さえながらヨロヨロと立ち上がってファイティングポーズを取っていく
「そんなの、効かないんだよおお」
「あらら、強がりなんていちゃって?それじゃあこれなら・・・どう?」
ファイティングポーズから軽いステップ!そして・・
「せいっ!!!えいっ!とりゃぁーーーっ!!」
「んんぐううう!!!んっきいいい!!!っくうううう!!!」
理宇の太もも、ボディ、そして頭への3段蹴り。今までにないほど攻撃的な真鍋の脚から放たれるキック3連打をよけられない。頭への一打でたまらずマットに膝を突いてしまい、四つん這いになってダウン。
「んふふ、今日もたっぷりイジメてあげるねっ」
四つん這い状態の菊池のお腹をサッカーボールキックで蹴り上げ、うつ伏せに倒したところで右足をとり、さらに太ももから股間の辺りにストンピングの連打。そして自分の足を軸に菊池の足を折り曲げ、足4の字固めを極めていく。
「どう??痛いでしょぉ~!!ガマンできるかな??ほれほれっ!!」
「やっめっろお!!!?痛ッああああいいいいいいいいっ・・・外せええ!!!!」
抵抗も虚しく、足四の字に。菊池にとって足へのダメージは致命的である。
「えっ?なぁ~に?離して欲しいの??その言い方って人にものを頼むときの言い方じゃないんじゃなくない??ちゃんと言い直さなきゃ離してあげないもぉん~っだ!!」
腕を立て、足に力を込め、さらに厳しく足4の字を極めていく。
「いっぎいいいいいっ!!!?」
激痛の走る足に負担をかけて一気に体をロープまで持って行き、しっかりと掴んでその状態をキープしていく。
「ロープっ、ロープだってばっ!!」「ん~っ、もう!!こうなったら~っ」
仕方なく足を解き、自らはリング下へ降りていく。伸びきった菊池の右足だけサードロープの上を通すと、一気に下から引っ張り、股間に食い込むように思い切り引っ張っていく真鍋。
「いっくよおおおお!!」
そのまま菊池の両足を持って走り出す。ロープで股間を焼ききるように容赦ない引っ張りながら。そしてそのまま端まで来るともう一度折り返しで走っていく。
「フギャァアーーーーーッ!!!あうう・・・ギャァアアアアアーーーーーーーーーーッ!!!!」股間がサードロープに食い込むほどに足を引っ張られると、さらに股間をロープに押し当てられたまま、擦りつけられていく。はじめは少し悶えるような悦楽だったが、次の瞬間、女の子の大切な部分が焼けつくような痛みに激しく絶叫する菊池。
「きゃはははああ、すっごぉぉぉい。そんな声でるんだ、でもいまいち色っぽくないよね?」
こんどは鉄柱をまたぐように足を通すと少し緩めてから一気に引っ張り、菊池の股間が鉄柱に打ち付けられ、そのまま恥骨を折らんばかりに引っ張りあげていく。真鍋は足をマットの角にかけながら全力で引っ張っていく
「あうう・・・・痛いよぉ・・・そんな?・・鉄柱?やだぁ~!!あああんっ!!!ギャンッ!!!痛ったぁぁぁいっ」
ロープ地獄から一転、今度は冷たい鉄柱を股間に押し当てられる。えげつなく打ちつけられていき、本当に恥骨が折れてしまいそうな激痛に襲われ、断末魔のような絶叫をあげる。
再び足を開放し、リングへ上がって行く。コーナーで横たわる菊池のお腹をトップロープを摑みながら踏みつけていく真鍋
「うぐっ!!・・・はうううっ!!!ハァ・・ハァ・・・・・」
「はいはい、まだまだ休ませてなんかあげないよぉ~!!きゃはは!」
菊池の髪の毛を掴んで引き起こすと、ロープ際まで連れて行き、その額をトップロープへと押し当て、そのまま走ってその額をロープに擦りつけていく。菊池は先ほどの股間をロープで痛めつけられた記憶がよみがえり、必死にいやいやと頭を振る。
「やだぁ、もう、こすりつけ・・・・あっ、あ、あああああーーーっ!!痛い、痛いぃぃぃっ!!」
顔に対しての摩擦攻撃に必死に抵抗していくが、額に焼けど後が出来てしまう。額を両手で押さえてもんどりうっていく。完全にペースを奪われてしまう
「ほらほら、もう1回だよっ。たっぷり味わってねぇ?」

357名無しさん:2007/10/24(水) 07:22:03
もう一度菊池の髪の毛を掴むと、今度は先ほどとは違う面のトップロープへ額を押し当て擦りつけていく。真鍋の執拗なロープ攻撃の耐え難い刺激痛と、女のプライドを打ち砕くような顔への攻撃が容赦なく襲っていく。次第に菊池は精神的に追い込まれていく足元がおぼつかなくなっていく。
「あはは、ちゃんと立ってないとぶつかっちゃうよ~、こういう風にねっ!!」
「え、まさ・・・やっめろおおおおおお!!!ばっかあああっ、」
悲鳴とともにゴンっ!!と鈍い音がして菊池の顔がコーナーポストに思い切り叩きつけられる・・何度も何度も。
「そういえば(ドカ!)「あんたなんか今夜で(ドス!)終わりにしてやるわ!!」(ゲシ!)とかいってたよねェ?私傷ついちゃったな~(ドン!)とってもね!!(ドス!)」
コーナーポストに顔を叩きつけながら、面白そうに話しかける真鍋。
「もし(ドカ)「真鍋さんには敵い(バキ)ませんでした、ゴメンなさい」って(バキ)謝ったら(ズン)もう(バシ!)許してあげますけどね~(グリグリグリ)」
叩きつけられるうちに額が割れてしまったのか、鮮血を飛び散らせながらコーナーに押し付けられる。菊池の額の傷は大きく裂け、その顔は鮮血で真っ赤に。さらにそのコスチュームまで血に染まって、ぽたぽたとマットを汚す。
「はぁはぁ・・・ぜったいにぃ、いわな・・い・・・いうもん、かぁ・・」
「あはっ、額、割れちゃったねっ!きゃはははは!もう、やせ我慢なんかしてちゃってぇ・・・でもさ」
叩きつけるのをやめると、菊池の顔を引き上げる。そして、その顔に真鍋のグーパンチ。菊池の顔面に真鍋のパンチが炸裂するたびに、顔が右に向いたり、左に向いたりする。元々美形の顔が血まみれで腫れ上がってくる。
「あう!・・・・ぐう!・・・」
「いい加減、飽きちゃったんだよね。だからこれでおしまいっ!!」
菊池をマットに倒す。その頭部に右足を被せ、卍固めに。菊池の上半身がさらに捻られる。
「ひぐっ、あああああああああん、ノォおおおおお!!」
「しっつこいんだよ・・・くたばれぇぇぇぇ!!」
ギブを却下されさらに技を継続。四肢を慎重に操り、菊池のあらゆる箇所を締め付ける。引き絞り、緩め、また引き絞り・・・!しばらくして
「・あああぅ・・・っ!・・・ギブするから・・・・もっ・・やめ、こ、こわ・・・れるぅっ……あっ……ギブ……ギブアップゥッ……」
ついに真鍋の間接技に屈服してしまう菊池。既にぐったりとマットに横たわる彼女にこれ以上闘う事は不可能だとだれのめにもあきらかだった・・・

358名無しさん:2007/10/25(木) 07:40:50
>>356-357
乙乙。続きも楽しみですなー。

つーか最近この板の存在を知ったんだが
レッスルエンジェルススレを読んでようやく
自分の求めていたものが分かった気がする。
お前らGJと言わざるを得ない。

正規軍vs反乱軍の続きも気になるし、さいたま地下プロレスの人も
また降臨しないかなあ。
いろいろ先達の文章を読んでると、自分でも妄想してそのうち
書いてみようという気にすらなるのがすごい。

359さいたま地下プロレス:2007/10/26(金) 00:49:32
最近なんだかたくさんの投稿があって活気がでてきましたね。
皆様本当にGJです。そろそろGJじゃ足りなくなってきましたね。最上級です。GJestです。
5vs5のあたりから勢いが出てきたんですかね。
私としては5vs5は人数が多すぎて敬遠でしたが
あの人数で書いてるというだけで頭が下がります。
他の投稿も、皆様それぞれの世界観があって楽しげです。
これからも楽しみにして読みつつ、時々こっそり投稿させてもらいます。

>>358
>>261-262>>333,>>342-344は私が書いてます。
エロパロスレで試合レポ書き始めたころから基本的に名無しで適当に書かせて貰ってます。
別にいなくなったわけじゃないので気にしないでください。
せっかくいい流れで来ているので、適当に書きたいタイミングで書きたいキャラで書かせてもらってるだけです。
さいたま地下プロレスは、流れが止まっているときの繋ぎの意味も含めて、
アンケートを使って進行していたので、また折をみて再開するつもりです。
私は祐希子が好きなので祐希子ネタが多くなったり
エロが苦手で試合シーンばかりにったりしますが適当にー。

360名無しさん:2007/10/26(金) 23:54:50
フレイヤ鏡・オーガ朝比奈VSマイティ祐希子 ハンディキャップマッチ

力比べで手を合わせると、グッ、ググッ、と力を篭めて行くフレイヤ鏡。マイティ祐希子も懸命に支えるが、徐々に押されて上半身が軽く反ってしまう。
「うっ!くぁううう・・・」
「どうしましたの?まだまだこれからですのよ?」
言いながら、押し込みその豊かな膨らみを、祐希子の胸に押し付けながらじわじわと圧迫して行く。
「あっ、うっ、あぁ・・・っ!」
ぐいぐい押されていく祐希子の体。ブリッジ状態になり、頭がマットにつく。何とかこの状況を打開しようと不利な体勢から右足を跳ね上げ、膝をフレイヤ鏡の腹部を蹴る。
「あらあらぁ、その程度ですの?」
「なっ!?くぅぅぅ・・・・」
反撃を警戒していた為、腹部を固めてその蹴りを受ける鏡。苦悶に顏を歪めつつも、力は抜かず、そのままバックブリーカーを極める。フレイヤ鏡の膝上で、祐希子の腰が苦しそうに揺れる。ジワジワと祐希子の身体を反らし、背骨に負担をかけていく。
「うぅっ、あああぁぁ・・・くん・・・っ・・・くぅぅ」
「あははっ、まだそんな目が出来ますのね。これからが楽しみですわ」
仰向けになりながらも必死に睨みつける祐希子に、満足げな笑みを浮かべるフレイヤ鏡は手を胸と股間に押し当てる。いきなりのラフ攻撃に顔を若干赤らめながら喘ぎをこらえて官能を押し込めようとする。
「あっ、あぅ・な、何してるん・・くっ・や・・やめ・・くぅん・・・っ!」
胸と股間に当てていた手をゆっくりと擦り始めるフレイヤ鏡。覚悟はしていたもののこういった色責めには、からきし弱い祐希子の口から徐々に悲鳴が漏れ始める。
「可愛い顔、ゾクゾクしますわ。感じてますのね?これは?これはどうですのっ!?」
先よりも強く股間をすり、コスチュームの上から軽く乳首をつねり、掌だけではなく指を使い始め……胸に指を食い込ませながら揉みしだき始める。
「ひぎっ・・・だ、誰がお前の・・・なんかでぇ、かんじ・・るかっ・・」
「あらそう残念。でも御自分じゃわかってらっしゃらないかもしれないけど・・・お顔が真っ赤ですわよ?くすくす・・・・」
「なっ・・ぁ」
絶句する祐希子をあっさり膝から解放し、ゴロンとリングに仰向けに転がす。
軽い脱力感からかすぐには動けなそうにない。
「さーて、次はこれですわ」
弛緩しきった祐希子の両足を抱え込むと、股間に足を当てる。そして・・・・
ッドゴオオ!!!ッドゴオオ!!!ッドゴオオ!!!
「うあああああああー!や、やめろぉぉぉぉっ!!」
頭を振って悶え、何とかその横暴をとめようと両手でガードするが、その守りごと股間を踏み抜かれる。そして痛みに耐えかねて手をどかしてしまう。その瞬間を狙ってしっかり足を押し付けゴシゴシと擦り付けながら、両足に対する立ちアキレス腱固めをきめる鏡。
電気按摩の刺激の与え方にさまざまな強弱、位置を変えてバリエーションを付けていく。まだ相手を逝かせる類の攻撃ではなくまさに奉仕といえる愛撫の電気按摩を行いつつアキレスもしっかりと極めていく。
「あきゃぁあああああああああああっ!!」
悲鳴を上げて痛みに耐える祐希子。苦しそうに身を捩じらせ、ただのアキレス腱固めならともかく、集中できない痛みも同時に与えられているため普段以上に声をあげ感じてしまう。鏡がバイブレーションを強めれば強めるほど体が反応する・・・さらに観客の視線が自分に集中してしまう事によって頭の中がぐらぐらと煮立ち・・・何とか離れようと鏡を蹴り飛ばす。予想だにしなかった攻撃に鏡は手を離ししりもちをついてしまう。
股間の前を押さえた女の子座りで、痛みを堪える。足の痛みも忘れるほどのそれに、鏡を睨みつける・・・若干涙目だが。そのの表情に嗜虐心がさらに燃え上がり、さらに倒れた祐希子のままに向かってストンピングで攻撃を加えて責め上げようとする。
「だめ・・ぐぅぅう、んあっ・・くはああ!!」
お腹へ、胸へ・・・打ち下ろされる鏡の足は、見た目以上に重い。一旦間合いを取らなければ・・・ごろごろとマットを転がり、ロープへ逃げようとする。
「くすっ、まだまだ逃がしませんわよ」
祐希子の両足、そしてあごを極め自らの両膝を祐希子の腰骨に押し当てて一気に抱え起こした・・・ボーアンドアロー!弓矢固め・・・スピードと空中技とスタミナが売りの祐希子にとって腰への集中攻撃は拷問以外のなにものでもなく、そのことをよく知っている鏡はがっちりと極める。
「んんっぐうううう!!ッあああいいいいいっ」
「ほぉら、ほ~ら・・・痛いですわよね?でも、まだまだこんなもんじゃ済ませませんわ」

361名無しさん:2007/10/26(金) 23:55:58
一旦弓矢固めを解き祐希子をマットに這い蹲らせ、今度は足を4の字に組んだ状態で身体を引っくり返した・・・テキサスクローバーホールド!又しても腰骨を責める一点集中の責めに祐希子の悲鳴が響き渡る
「ノオオオオオオオオおお!!!!いやアアアアアアアアアア!!!!」
髪を振り乱して必死に耐えていく。ロープに手を伸ばしていくが、まだ遠い。それでも必死に手を伸ばしなんとか付近のサードロープに縋り付くが
「ロオオップウウウ!!ロオオーーップウウウウ!!!」
なかなか技を外さない鏡に向けて声を荒げる。だが
「あら、頑張りましたわね。でも、もうすこしだけお散歩しましょうか」
ロープから祐希子力ずくで引き剥がすと、体を逆さにぶら下げるような技、リバースゴリースペシャルを極める。もはや、抵抗する気力のなかった祐希子はすんなりと鏡の背に乗ってしまう。
「うっぎゃああああ!!揺すっちゃダメぇ!!ぐああ!!うぎゃああっ!!軋む!あぐぐ…うっぐうう!!」
絶叫する祐希子。鏡はそのままリングを歩き回る。だらんと腕を垂らし祐希子がリバースゴリースペシャルをかけられる様子を観客に見せつける。
「ぐああっ!うげええっ!ぎしぎしって…揺すらない…でぇ…ぐは…かはぁ…・・・」
やがて聞こえなくなる、祐希子の悲鳴。
その姿をあざ笑うかのようにと自軍コーナーへと運んでいき祐希子を下ろすとオーガ朝比奈とタッチ。
しかもそのままリングアウトせずに祐希子を抱え起こすと羽交い絞めし朝比奈のほうに向ける。
「フフフ・・・覚悟しろよな!!オラァ!・・ウラァ!・・オラッ!・・・」
「けっほおおお!!げっほおおおお!!!!」
鈍い音を立てながら祐希子の胃袋の辺りへのボディブローの連打が打ち込まれていく・・・これにはレフリーもさすがに近づいて反則を取ろうとする。邪魔そうにレフリーを見るヒール2人。そして
「おりゃぁぁぁぁァァァァァ!!!!」
凄まじい怒声と殴り倒される音。驚く祐希子の目に飛び込んできたのは、朝比奈の鉄拳をくらい失神しているレフリーの姿・・・。どうやら先ほど、自分の見せ場を邪魔されたのが頭に来たらしい。会場中があっけに取られる中、祐希子の髪の毛を鷲摑みにすると
「やだああ、はなせえええええ、っぎゃあああああああ!!!」
「オラぁぁぁぁぁ!オラぁぁぁぁぁ!!!こんのやろォォォォォ!!!」
空いているほうの手で身動きの出来ないの祐希子のボディーを殴りつける。あまりの衝撃に口から血反吐を吐き出してしまう。完全にグロッキー。そしてコーナーポストに振られ、腕をロープに絡められて棒立ち状態のマイティ祐希子。
サディスティックな笑みを口元に浮かべる朝比奈。何とか逃れようともがく祐希子。
「ちょ・・ちょっと・・・・まっ・・レフリー、はんそ・・」
その言葉が終わらない間に朝比奈の拳が無防備な腹部にめり込み、目を見開き、ややくの字になり苦しむ。気にせずに左右の腕で祐希子の腹を殴る朝比奈。。
「・うぐう・・・・あぐうう・・・う・・う・・・・・・・ゲホ・・・ゲホ・・・・・・う・・く・・」
苦痛に顔を歪めながらも腹筋に力を入れる祐希子、朝比奈が腹部を殴り続けると予想しての唯一できる抵抗だった。何処まで耐えられるのか、スレンダーで腹筋の無い祐希子に、パワーファイターの拳は十分すぎるほど効いている様である・・・
「うく・・・・・う・・・おぐうう!!・・・・お・・・お腹・・・お腹が・・・ふ・・・腹筋が・・・・駄目・・・ふ・・腹筋が・・壊れちゃう・・・・・・」

362名無しさん:2007/10/26(金) 23:57:15
「大丈夫だよ、そんな簡単には壊しやしねぇよ」
くの字になっている祐希子の懐にもぐりこみ、手の平でその腹をすりすりと擦る。朝比奈に少し痙攣する腹筋を触られビクっとする祐希子、ロープに絡められているため無防備に腹筋をさらすしかない・・・・・そして。
「うう・・・・・や・・・やめ・・・・・あ!・・・・ああ・・・お・・お腹・・・ふ・・・腹筋がぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・あ・あ・・・・・げほぉ・・・げほぉ・・・あ・・あ・・く・・・苦しいぃぃ・・・・・・・・」
小刻みなジャブのようなパンチだが確実に連打が祐希子の腹筋を壊していく。祐希子の腹部はどんどん波打ち、へこんでいく、さらにへこみが直る前にパンチが、朝比奈の拳が打つたび深くめり込み、その拳に腹部が柔らかくなるのが伝わる・・・・・・まるで呼吸する隙を与えないようにするジャブに、祐希子は口をパクパクと魚の様にさせ苦しむ、口からは涎が糸を引いて落ちる・・・・・
「・・・・そ・・・そんな・・・・ま・・だ・・・お腹を・・・・・・・!?・・・・おぐうううう!・・・・やめ・・・・げほおおお!・・お・・お腹・・・ぐぼうううう!・・・・・うぐう・・・・お腹・・お腹が・・・・・や・・べて・・・・・ふ・・腹筋が・・・・効かなくて・・・・お腹が・・ほんとに・・・壊れちゃうよぉ・・・・・」
腹部の真ん中にボコッと陥没が三回も出来る。祐希子はその度顔を跳ね上げ涎を飛ばし苦しむ・。柔らかい腹部はいとも簡単に拳を半分以上飲み込んでいく
「ぐほおおおおお!!!・・ぐう・え・・・え・・・・・・あ・・・ぐ・・ぐるじぃ・・・・ぐちゃぐちゃ・・・お・・お腹・・・私のお腹がぁぁぁ・・・ぐへえええええええええええ!!!」
尚も続く連打に苦しむ祐希子、耐久力も無くなった柔らかいお腹にまさに蜂の一刺し、鳩尾に突き上げる様なアッパーがねじ込まれる。
祐希子の腹部が一段と激しくボコッっと陥没すると目を大きく開き涎を飛ばす・・・・・足が内股でガクガク震える、次の瞬間股間から黄色い液体が流れ出る。
「・・・・ぁ・・・ぐ・・う・・・・・う・・・・・うはあ・・・」
しかし倒れる事もお腹を抱えることも出来ない祐希子は、がっくりと首を落とし涎を垂らしながらビクンと痙攣することしかできなかった・・・・・。
「おりゃァァァァァ!」
だが気合と共に朝比奈がその祐希子をロープから解放すると大きく抱え上げそして後頭部、背中をマットに叩きつけた!パワーボム・・・身体が2度3度とマットにバウンドし黄色いしぶきが飛ぶ。大の字になってダウンした祐希子に朝比奈の巨体が覆い被さりフォールかと思いきや、再び引き起こす。
「ふぇぇぇえ・・・・」
「フフフ・・・もう勘弁してもらえると思っただろ?・・・残念だったな。カウント取るレフリーはあそこでお寝んねだよ。」
ダッダアアアンンン、ッダッダアアアアンンン、ッダアダアアアアアアンン!!!!
言うが早いか呆然とする祐希子をこれでもかとマットへ叩きつけるパワーボムに完全に意識が飛びそうになる。観客は歓声と悲鳴を上げ、目を覆っていく。叩きつけるたび、しかし当然のごとくフォールへはいかずにダブルアームスープレックス、バックドロップ、DDTと体格差をいいことにボロボロの祐希子に次々と技を決めては引き摺り起こして技を又決めていく・・・リング上は完全な公開処刑の場となっていた。
「っっがはっ・・・・」
叩きつけられるたびに意識が飛びそうになり、実際に何回かは気を失った。しかしその度に
「おっらぁぁぁ!!おきろぉぉおおおっ!!」
「ッギャアアアアアアアアア!!!!!!」
ボディーブローを決められ無理やりにでも覚醒させられる。
パワー系の技でマットに叩きつけられていく。大きくしなるマットと、マット音。それをかき消すような祐希子の悲鳴。全身を脂汗で光らせ、水着は完全にびしょぬれになる。
「あ・・あ・・っ、い・・・が・・」
「っち、オイ鏡、こいつもう鳴かなくなっちまったぜ?」
「あらあら、仕方のないこと」
コーナーポストにボディスラムで叩き付けそのままロープに足をかけて吊り下げられる。だらりと両手を伸ばしてぶら下がる祐希子。涙を流し続ける目は完全に白目を剥き、涎と泡を吹いている。ピク・・・ピク・・・と軽く手足が震え、意識を完全に断たれてしまっているのは誰が見ても明らかだった。

363名無しさん:2007/10/27(土) 21:47:43
出先の携帯からなので細かいことは書けない。
ただGJだけは言わせてくれ。

364名無しさん:2007/10/27(土) 23:11:03
>347
一発のあるジャーマンスープレックスで反撃しようとしたところで、
それも捻じ伏せられてボコボコに!!
ジャーマンスープレックスを失ったちづるじゃ試合になりませんね。

>353
南の世話を焼き始めた会社は、特訓の対象を南に変更。
その結果新咲祐希子は中堅レベルにしかなれず、伸びきれなかったと妄想。
中堅なのに無駄にプライドと根性だけが高いパラレル祐希子は
やはり有望株の若手選手の当て馬にされているに違いない!
受けきることができると思った技を受けきれずに失神したり、
脱出できると思った絞め技から脱出できずに無様に悲鳴をあげるんだ。

>357
真鍋ほど大物食いの似合うキャラはいない!
相手のリズムを狂わせ頭に血を上らせれば、真鍋の独壇場で
実力を出し切れないまま真鍋の術中に嵌って敗北感にまみれた3カウントを聞くんだ!
真鍋はゲームでももっと強くていいはず!

>362
ゆっこ腹責めイイヨイイヨー(゚∀゚)
腰を責められてさらに腹を責められて、身体を上下をつなぐ中心を攻め抜かれて
身体を支えられなくなったあと、さらにパワーボムの連発を食らっちゃ、
いかにスタミナのある祐希子といえどもただ受けつづけるしかないんだ!

365名無しさん:2007/10/28(日) 22:25:01
○寿 零     V S      神田幸子×
   (3R 1分59秒 サイレントナックル K.O)

道場破りに来た寿姉妹だが、ボクシング一筋の神田は相手にしない。
しかし、千歌の巧みな挑発により「4R立っていたら一千万円」という条件でリングにあがる事に。
ボクサーとしての資質はほぼ互角、二人の技巧を凝らした攻防は、アマチュア同士といえども、プロ以上に迫力ある試合になっていた。
だが3R、千歌のアイコンタクトは零に非情な命令を下した。
ワンツーで上体に意識を集中させた隙に放った前蹴りで、神田の膝を砕く。
骨折は免れたものの、小鳥遊、朝比奈重量級2大ヒールすらよろめかせる前蹴りは神田の膝にヒビを入れる。
うめき声をあげて体制を崩した神田をつかみ、膝をボディに打ち込み、さらにDDT。
「ぐぅ・・・ひ、ひきょう者」血反吐を吐きながらも立ち上がり、寿姉妹をにらみつける神田。
だが、千歌は「ボクシングの試合とは一言もいってませんわよ。最近はプロレスでもラウンド制の試合もありますのよ」
と聞く耳を持たない。
「さあ、零、この生意気な小娘に思い知らせてやりなさい。せめてもの情けよ、立ち技で潰しなさい」
「・・・・・・・・・・はぃ、お姉さま」
ここからは、一方的だった、フットワークを殺された神田をロープに追い詰め、何発ものパンチを叩き込む。
「ぐぇ、がぁ、あぅ・・・・・うげぇ・・・」
ガードをしても、拳ならともかく、膝は両手でもダメージを殺しきれない。さらに無防備になった顔に拳と肘が叩き込まれる。
意識が朦朧としてくるが、ボディでコーナーに串刺しにされダウンすら許されない。
セコンドは千歌のガードマンに抑え込まれ、タオルを投げ入れることもできず、コーナーで自分が手塩にかけた若き逸材が文字通りつぶされる様を見せつけられた。
せめてもの救いはあと20秒で試合が終わる。
勝ち負けでなく、4Rたっていれば赤字気味のジムを救える1000万円が手に入る。
それだけが、神田を立たせていた。
だが、時計に気づいた千歌が指示を出す
「そろそろ眠らせてやりなさい」
「・・・・・・・・はぃ、お姉さま」
ボクシングではなく中国拳法の寸剄に近い強烈な拳がボロボロになった神田のボディにどどめを刺す。

「ぶぅぇぇぇぇえええ!」血と胃液と噴水の様に吐き出す神田。
突き出た顔面に死角からの裏拳サイレントナックルが炸裂。
コーナーから吹っ飛び、リングを滑りながらダウンする神田。
白目をむき、痙攣する神田に無情のテンカウントが響き渡った。
あと1秒で絶望の淵に叩き落とされた神田。それすらも寿姉妹の計算だった。


そして、リングに上がる千歌
「光速の拳だか何だか知りませんが、私の妹の拳は殺戮兵器でしてよ。」
神田を蔑みの目で見下す千歌、そのまま足を振り上げ
「その程度で寿家に逆らった罰を受けなさい」
神田の拳を踏みつぶす!

こうしてジムと拳をつぶされ、ボクサー生命を断たれた神田は数年後プロレスの世界に身を投じることになる。

366名無しさん:2007/10/28(日) 22:31:50
365=162でつ。
遅くなりましたが、寿零vs神田完成しますた。
仕事→菊池SS書いてた→仕事のコムボでうっかり忘れかけてました。スマソ。
あと視力ではなく、拳砕いてみまちた。
神田がボクサーのくせに掌打を必殺技にしているのとボクサーをあきらめた理由を漏れなりに妄想してみたがどうか?

356をはじめGJの連続じゃよー。
大好きな菊池やゆっこだけでなく、ほかのキャラのリョナも最高でつ!

367名無しさん:2007/10/29(月) 23:23:44
乙乙!
寿姉妹と神田とはまた渋いところを

368名無しさん:2007/10/30(火) 06:59:30
上原さんのような凛々しい人がやられる姿に、激しく萌えるわけだが・・・

「ひぐぅぅぅっ!!!」
試合開始そうそうフレイヤ鏡の美脚が錐のようにブレード上原の大事な部分を突き刺す。腰砕けになりマットに貼り付けられてしまうように大の字になる上原を踏みつける鏡・・・。辛そうに身をくるめ鏡の脚を両手で掴んでなんとか逃れようと足掻くが鏡は容赦なくその感触を楽しむかのように踏みにじり続ける!!
「そ・・・そんな卑怯なぁあああああん!!」
普段の上原からは想像もできない、悩ましい嗚咽が会場に響き渡ると盛大な観客の歓声があちこちから響き渡る。歓声に手を振って答える鏡。それから、上原を見下ろし綾香の悩ましげな声に、ゾクゾクと身体を震わせる。たっぷりと踏み躙ってからやっと足を離すと、股間を押さえて踞る上原へ今度は、そのお尻めがけて鋭いローキックの連打!
「ひっ!!アッ!!あん!!」
当たるたびに響くピシンパシンという良い音が鏡をさらに萌え上がらせる。
「ああ、イイ・・・すごくイイですわ・・・もう、濡れそうですわよ!ほぉらっ!」
興奮に、次第に歯止めが利かなくなる鏡。上原の尻肉を蹴りによって蹂躙し、音を響かせ、その感触を楽しみ・・・さらに一際強烈な一撃が上原の尻を跳ね上げ、奥まで衝撃を叩き込む・
「ひあああああっ!!」
上原はゴロゴロとマットの上を転げ回り尻を押さえて内臓まで達する痛みに耐える。パンツに隠されているが恐らく彼女の尻はもう真っ赤に晴れ上がりところどころ青黒くなっているだろう
「くっ・・・ヒールって良いわね・・・何をやってもその一言で許されるんだから・・」
覚束ない脚で気丈に立ち上がると顔を真っ赤に上気させた鏡を睨みつける。
「ふふ、貴女も何をしても良いですわよ?ほら・・・いらっしゃい?」
上原を挑発するように余裕の笑みと共に手招きをして見せる。明日香にしてみれば、上原に戦意を滾らせ、全力でぶつかって来てもらわなければ面白くない。それを叩き潰す事こそが、至上の快感なのだから
「馬鹿にするなぁああああ!!」
「くあ、あん、ああああんっ!」
目を見開いて完全にキれた状態で突進すると鏡のその肢体を一心不乱に蹴りつける。
素人目には直撃だが、鏡は紙一重で上原の蹴りをかわし致命傷を致命傷を避けて攻撃を凌いでいく。
「ココ、がら空きですわよ?」
攻めることばかりに気を取られた上原に鏡の拳が深く突き刺ささる・・・。あたった場所は鏡が初めて狙った部分と同じ・・・股間。
「ああああああああ!!」
「ふふふふふっ・・・やっぱり貴女の苦しむ顔・・・凄くセクシーですわ・・」
顔を赤らめ口を開いて苦しむ上原を見つめ鏡も妖艶で危険な笑みを浮かべる。
悶絶し、鏡に縋るように前のめりになる上原。まともに急所に叩き込まれると、その衝撃が奥まで突き上げて来る。薄れていた苦痛を再び味合わされ立っていられなくなり、上原のアゴから脂汗と口元から流れたつばが伝わり・・・落ちる。そしてガクガクと膝が痙攣するとそのまま股間を押さえながら前のめりで倒れてしまう。
「ぁ・・・ぉ、んっ・・・ぁぁっ・・・」
「あん、素敵ですわ・・・まだ、立とうとしているなんて・・・」
のた打ち回りながらなんとか立ち上がろうとしている、闘いを続けようとしている上原の姿に、恍惚とした笑みを浮かべる鏡。上原の背に身体を重ねながら首に手を回してのスリーパーを狙う。
「次はどんな声で、鳴いてくれるのかしら・・・」
その言葉に危険を感じ這って逃れようとするが上原だが
「んぷっ!!」
背後から鏡の腕が首に巻きつきそして気道を塞ぐチョークスリーパー。しかも自分の肢体を示すかのように胸を擦り付けてくる鏡に対して成す術が無い。必死に相手の肘をパンチで小突くが既に力も無く無駄な抵抗にしかならない。その抵抗をものともせず、上原の背に胸を擦り付ける鏡。そのまま、囁きかけた耳に熱い吐息を噴きかけ、舌で舐り・・・
「やっぱり思ってたとおり。貴女って祐希子や菊池と違って、まだまだ壊しがいがありそうですわ。たっぷりと、可愛がってあげます・・・どうたまらないでしょう!?」
観客からもレフリーからも死角になる位置で、上原のお尻から股間にかけてのラインを、細くしなやかな指でなぞり始める。
「勝手な、ひうぅぅっ・・・事ばかり、いうなぁ・・・」

369名無しさん:2007/10/30(火) 07:00:37
酸欠で顔が赤いのかそれとも恥かしさで顔が赤いのか・・・恐らく両方だろう。ふだんの凛々しい姿ではなく、力も無くぐったりとする彼女のその姿は、ただやられる姿がよりセクシーに際立たせるだけだった。巧みな指捌きによる愛撫で、上原を刺激し、昂らせ、あっという間に、そのホットパンツに染みを作り出す。それを指先で感じ、ぺろっと舐め一度身体を離す鏡。
立ち上がり、腕の中に上原を捕らえるとゆっくりと抱きしめる。胸を重ね合わせ、そのまま押し付け抉るようにしてベアハッグ。
「このまま、ずっと抱きしめていたいですわ」
腰を軋ませ、胸を抉る。股間さえも触れ合う程に強く抱きしめる。上原のつま先がフワリとマットから浮かび上がる・・・そのしなやかな腕から伝わる想像以上のパワー、豊満な胸同士が密着し押し合う事でくにくにと形が歪む。
「ひっ……あ、ノー……やめっ、動かさないでっ……あ・あふっ」(
上原の体が痙攣したかと思うと振り上げていた腕が脱力し手足をだらんと垂らしてしまう。
突然抵抗が無くなると、腕を離してマットに横たえる鏡。
「落ちてしまわれましたの?それとも、まだ?」
潰した上原の胸を軽く愛撫しながら、顏を覗き込む鏡。突然、目一杯絞るように力をいれると上原の胸がひしゃげる。
「私、まだ楽しみ足りませんの!起きなさい!!」
「っ……ひあぅぅぅぅっ!?ああっ・・・離し・・・ぅっ」
いきなりの苦痛、胸をねじ切られそうな痛みに強制的に覚醒させられ甲高い悲鳴を上げて悶絶する。全身に脂汗を浮かべ、必死に胸への責めに耐える上原。強烈過ぎる胸への刺激に、鏡の下からなんとか逃げようと身体を捩る。
「むねぇ・・もう、もう胸さわるなぁぁっ・・・ぐぅ・・捻るなぁぁ」
上原にとっての淫獄はまだまだ終わらない。
試合終盤、
「これで、終わらせますわ!!」
散々弄っていた上原の背後に回りこむと、腰をしっかりと抱え込む。そして、一気に抱え上げてのアトミックドロップを敢行する鏡。
「・・・っ!や、やめろぉ!!・・・」
持ち上げられ、何をされるかわかった瞬間頭のなかが真っ白になる。なんとか足をばたばたさせ抵抗する。しかし、無意味だった。
「ひぎぃああああああああああああああああああ・・・」
今までで一番大きな悲鳴。続いて、言葉にならなくなる。きゅっ、とお尻が引き締まり、まさに人間電気椅子状態。その悲鳴に満足げな鏡。今度は仰向けに転がし、両足を絡ませ、両腕を掴み、ロメロスペシャル。上原の股間や、お尻、胸を強調させる。
「・・・・・・ぁ・・・あっ、今どうなって・・・ああああぁ・・・!」
アトミックドロップでKOされたほうが幸せだったかもしれない。意識が戻ると、ロメロに極められていることに気付き、悶絶・・・顔を赤らめる
「ああぁ・・・!あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あっ・・・きゃああぁぁ・・・!」
完全に極められ、この状態ではロープブレイクも不可能・・・下から鏡の望むままに体を揺さぶられ、女の子のあらゆる部分が官能的に彩られる・・・
「ノー!ノー!!いやぁ・・まだ・・・諦めたくないっ!・・・やめろぉ!!写すなあぁぁ!!」
どう考えても、ギブしか選択肢が残されていない状況。だが、ブレード上原はギリギリまでそれを拒否した。しかし責められている様子が会場のスクリーンに大写しになると、羞恥心で頭が一杯になる。
「あん・・・きゃあっ!くあ、ぁ・・・ぁぁぁ・・・きゃ、ぁ・・・」
胸が、股間が、高く持ち上げられ、また戻され・・・だんだんと悲鳴が小さくなってきた。脳が苦しみと恥ずかしさで満たされてゆく。胸だけは正直に、ぷるぷるとした動きを保っていた。
「まだ、ギブアップしませんの、それならもう遠慮はなしですわよ?」
まだ遠慮していたのか会場中がそう思うなか、鏡は腕のホールドを解くと、上原の首に回してのスリーパー。だが、それだけでは、背骨への負荷が減って、効果的とは言いにくい。そこで、空いた片手を伸ばし、そのお尻を思いきり平手で叩く。
「あうっ・・・ひゃあぁん!!た、ッ叩くな、お尻は、お尻はだめだぁぁっ!」
「ああ、イイですわ・・・すごくイイ、その屈辱と羞恥と諦めが入り混じった顔・・」
ロメロとスリーパーとスパンキング・・・上から下から後ろから、苦痛と官能が上原を襲い、ここぞとばかりにカメラマンのフラッシュとシャッター音が鳴り響く。叩かれる度に浮かべる表情も、かなり出来上がっていた。どこから見ても、Hな姿に会場の男から歓喜の声が。
「(パシン!)ああん・・・(パシン!)あぁん・・・(パシン!)きゃあ・・・(パシン!)ああぁん・・・!ギブ・・・アップ・・・す、するからぁ」
最後は、お尻への攻撃が一線を越えさせた。タップもできず、

371名無しさん:2007/10/31(水) 01:30:20
サンダー龍子・小川ひかる組vs村上姉妹とかで
龍子が合体パワーボムに沈むとかいいと思うんだ。

村上姉妹曰く「これが本当のプラズマサンダーポムだぜ」なとど。

要は、龍子にスタンガンを高出力でバッチバチ当てて行動不能にした訳なんだが。
ゴングが鳴る前に不意打ちで小川を強襲、龍子との2:1状態で試合開始に。
実力差から押し気味に試合を進めるが、村上姉妹の絶妙なタッチワークで決定打が出ない。
イラつく龍子が強引にPTボムを狙うが、飛び出してきた千秋が龍子に何かを押し当て―――

悲鳴を上げ、体を硬直させる龍子。
千春に抱きついたまま崩れ落ちながら、何とか千秋の方を見るとスタンガンが。
レフェリーが千秋に詰め寄るが、巧妙に千春に渡していたので見つからず。
龍子の悲鳴を聞いて、グロッキー状態から回復した小川が入ってくるも、
反則を見ていなかった小川はスタンガンの餌食に。
動きが出来なくなった小川は村上姉妹でフルボッコにされる。

ボロボロの小川を技の実験台の如く嬲り倒す村上姉妹。
小川の身も世もない獣じみた悲鳴に、龍子が動かない体を押して飛びカかる。
しかし、あっさりかわされ再度スタンガンの餌食に。
最早、指一つ動かせない龍子をツープラトン技のオンパレードが。

そして、最後に合体パワーボムを食らった時には白目を剥き、泡を垂らしながら
うわごとのように哀願の言葉をつむいでいた…。


そんな妄想。

372名無しさん:2007/10/31(水) 02:25:39
>>371は村上姉妹

373名無しさん:2007/10/31(水) 02:30:33
>>368
ワッフルワッフルッ!

ところで流行性感冒の画像BBSの9月13日付に元気に嬲られる菊池の姿が

374名無しさん:2007/10/31(水) 14:16:07
Nice 菊池!
ここも賑わってるし、絵描きさんもふえるといいな~

375名無しさん:2007/10/31(水) 15:20:47
>373
流行性感冒?

376名無しさん:2007/10/31(水) 19:13:26
>>375
「流行性感冒 画像BBS」でググると吉

377名無しさん:2007/11/01(木) 00:44:32
流行性感冒すげぇ懐かしい
昔そこにあったセイバーマリオネットかなんかのキャラが言葉攻め+チョークされながら
脱糞&失禁してる画像で死ぬほど抜いたなぁ

378名無しさん:2007/11/01(木) 01:51:19
>>377
つまり、モーガンやレミーといった超大型選手なんかに小川とか菊池とか杉浦とか、
小早川とか榎本とか野村とか辻といったプチっ娘連中が、
スタンディングスリーパーなんかを食らい、両脚がリングから浮いたまま仕留められ、
失神&失禁・脱糞してる様を嘲笑われるのが良いと言うのか!?



俺は凄く良いと思う。

379名無しさん:2007/11/02(金) 01:17:25
妄想の秋やでぇ…!

5:5まーだー?( ^ω^)wktk

380名無しさん:2007/11/03(土) 18:31:09
催促する訳じゃないんだけど(この時点で催促と取られかねんが)
最高潮で放置されてるもんだから(最初から最高潮って噂もあるが)
続きが気になって仕方ないんだぜ。

5:5の人、進捗状況だけでも雑談してくれないだろうか?

381名無しさん:2007/11/04(日) 10:43:56
 ∧_∧ゆっこゆこにしてやんよ
 ( ・ω・)=つ≡つ
 (っ ≡つ=つ
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪

382名無しさん:2007/11/04(日) 16:45:15
>>382
 ∧_∧是非ともゆっこゆこにしてくれよ
 ( ・ω・)=つ≡つ
 (っ ≡つ=つ
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪

383名無しさん:2007/11/05(月) 01:43:38
5対1で入れ替わり立ち代り嬲られるゆっことか、もう夢が詰まりすぎだろ常考。
終いには首四の字&両手両脚十字固めだろ?
もう、想像するだけで(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア

384名無しさん:2007/11/05(月) 03:49:17
(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア

385名無しさん:2007/11/05(月) 11:33:47
>>383
それいいなw

386名無しさん:2007/11/05(月) 21:33:37
ゆっこたん…まだ可愛いおなかが空いてるよ…
フットスタンプでおなかいじめてあげるからね(*´д`*)ハァハァ

387名無しさん:2007/11/06(火) 01:43:12
5対1→1対1までがんばるパターンも捨てがたい。
最後の最後で勝ちを逃し、必死にあがくも、1人、2人と復帰してきて
どんどん絶望的な状況になっていく…

388名無しさん:2007/11/07(水) 11:43:54
>>387
つまり、フォールはされずに戦闘不能になった「ふり」をされるわけか?
状況からして動きにキレがあるとは思えないから、
ある程度受けたら仲間がカットしてくれて自陣に戻って味方からタッチ→リング下で待機みたいな。
で、キャプテン同士の対決になって(ある程度手を抜いてる為)市ヶ谷がピンチになった所に、
次々と復帰しては集団でゆっこを嬲る…と。

いいな、それ(*゚∀゚)=3

390名無しさん:2007/11/08(木) 01:07:17
今更かも知れんが、U-Sturmさん相変わらずいい仕事するな。
股間蹴られまくった感出た表情がタマラン。

391名無しさん:2007/11/08(木) 04:29:22
うっすらネタが沸いてきたぞ…レポレベルになりそうだが頑張るか…っ!

392名無しさん:2007/11/08(木) 07:27:13
>>391とは違う人だけど

ゴングと同時に右回し蹴り、続いて左のバックスピンキック、掌底連打、得意の打撃技を次々と繰り出す金森麗子。右の回し蹴りで上体を仰け反らされ、左のキックを腹部に受ける。小さく喘ぎ、体をくの字に曲げるサキュバス真鍋。続いてきたアッパー気味の掌底をもろに喰らってしまいリングに倒れこみ、その際に額を流血してしまう。
普段は流血させる側なのに、流血させられたことに対してやや動揺した後、危険な光を宿した目で麗子をにらみつける真鍋。
麗子はあえてその目を無視し越倒れた真鍋の体をうつ伏せに転がし、背中に馬乗りになる。両腕を膝上に乗せ、顎を取って引きあげる。
ロープに近い位置ではあるが、キャメルクラッチが真鍋をじりじりと苦しめる。麗子は時折キャメルクラッチの角度を、痛みに慣れさせないために変化させギブを訊ねる。
そして真鍋がギブしないと見るや、また角度をつけ攻め立て真鍋の口から新たな悲鳴が搾り出される。
しばらくしてギブアップさせるのをあきらめた麗子は真鍋の右手を取り、強引に立たせる。そして、一番遠くにあるコーナーに振ろうとする。だがコーナーに振られた反動を利用して逆に振り返す真鍋。同時に走りこみ、側転エルボーを相手の胸元に叩き込む。逆にコーナーに振られてしまい、背中から激突する麗子。トップロープに両手を預けながらも体勢を立て直そうとしたところへ側転エルボー炸裂。
そして、衝撃にぐったりとなる麗子の腕をしっかりとロープに絡ませるとチョップ!チョップ!チョップ!と連続で叩き込んでいく。普段は相手を挑発してのらりくらりと攻撃をかわしていく真鍋にしては珍しい光景だった。腕がロープからはずれズルズルと座り込む麗子、苦しそうに胸が上下している。真鍋は額から流れ出る血をマットやコスチュームに滴らせながら、ベタベタなった髪の毛をかき上げ、大きく上げた足を麗子の股間へと振り下ろす。
とたんに響き渡る絶叫、両手でガードしているもののそれごと踏み抜かれてしまい衝撃に悶える。4、5回踏みつけたところで一旦距離をとる真鍋と、股間を押さえたままリングに横たわる麗子。片手で相手の髪を鷲摑み、もう片方の手で自分の額から流れ出る血を掬ってべったりと麗子に塗りたくり、その血化粧に満足げに笑う。
次の瞬間、がりッ!!という何かを裂くような音とともに麗子の額に噛り付く真鍋。何度も噛み付かれたことによって遂には麗子も額から出血する。なんとか真鍋を振り払うものの、額を抑えてリングを転がり、ロープへしがみつく麗子。しかし、その手を容赦なく踏み躙り離させるとズルズルとリングの中央へ引きずり出す。
ダウンした麗子のボディをうつ伏せにすると、その両足の太ももの辺りに乗り、足をフックさせ、背中をバシッと叩く。その腕をガッチリと捕まえ、後方へと倒れこむと、その代わりに麗子を宙にリフトアップし、ロメロスペシャルを完成させる真鍋。
ロメロで高く釣られる麗子、苦痛のうめき声が上がるが首をはっきりと振ってギブを拒否してはいる。
両手、両足を動かし、リフトアップした麗子を揺さぶってダメージを加え、髪の毛をつたって血が真鍋の顔へたらたらと滴っていく・・・・。
だが、ギブを取るよりも早く真鍋のパワー不足のためにロメロが崩れ落ちてしまう。
リングに投げ出される麗子、だが真鍋も限界だったらしくリングにぐったりしたまま動かない。
じりじりとにじり寄り、真鍋に覆いかぶさる麗子。すぐさまレフリーが駆け寄りカウントを取り始める。朦朧とする意識の中、何とか麗子をどかそうともがくが無情にも3カウントのゴングが鳴ってしまった。

393名無しさん:2007/11/08(木) 13:45:31
>>317~320
よく書いてくれた!!GJっす><b
細かい動作まで新人とベテランを意識した作風にキュンキュンくる部分がありました(ぁw)

>>324~326
何気にリングを下りたプライベート部分に脱線した所を使った事に注目してしまいました(笑)
富沢レイって、女子版のコタローさんみたいでいいなあ(ぇ)
こういう所まで話を広げるとまた幅が出てきていいですよね(´▽`)
そして後半の南の乱れ具合も重ねてGJ!w 南も人気ありますよね・・・

>>331>>333・337~340 >>342~344 >>353
2Pは、自分は千種を中心で考えてしまってたんで「別コスチューム」「カラー違いのコスチューム」としか見てませんでした_| ̄|○|||
別次元・・・もしくは、別人レスラーという扱いは浮かびませんでした。 。゚゚・(。´Д`。)・゚゚。
確かに、考えようによってはそういう幅の広げ方もありですよね、新鮮ですし♪
アイアンマッチすごい・・・そしてゆっこがやはりボロ負けw
ゆっこ人気根強いなあ・・・(´・ω・`)
 >>353さんの、別次元の話ゆえの精神的リョナも見逃せないw

>>341
各・試合形式の書き出しありがとう!
使えそうなタイミングがあれば是非使わせて頂きたいです><

>>346~347
板的な設定・・・>>218の暫定的弱点設定をも存分に活かした作品、一本!(ぉw)
そしてラストの強烈な股間攻撃を強調したあたり二重のエロスでした(*´▽`*)
悶絶+エロス部分みたいな一粒で二度おいしいのは独特のエチィ感じが出てて好きですw

>>356~357
小悪魔のサキュバス、ストイックな真鍋を使ったあたりかなりGJでした(´▽`)
更にじわじわ人気が出てきているちびっ子・菊池・・・完璧な組み合わせですねw

>>358
ようこそ、歪んだレッスルの世界へ(ぁ)
自分も最近からこちらで書かせて頂いてますが、基本自由な感じが良いんじゃないかな・・・と思うのが個人的な意見でした。
どんな妄想でもいいので貴方の世界を見せてください♪気が向いたら投下してくださいね(´∀`)

>>さいたま地下プロレスさん
何気に観覧した時から気になっていました。初めまして、今後ともよろしくお願いします♪
居なくなってしまわれたのかと思っていたのですが現役みたいで安心しました(´∀`*)
ちなみに自分も エロ<リョナ 派なので問題なっしんですw
5:5は195さんが、よく分かったキャスティングをしてくださってたので後は妄想するだけでした(ぁ)
ていうか、その組み合わせを100%活かせてない・・・_| ̄|○|||
小川と菊池も絡ませたかったなあ。南と来島の微妙な気持ちのぶつかり合いも書きたかったなあ。
その他もろもろ。
なんしか遅くて申し訳ないです;;

>>360~362
公式設定でドSのフレイヤ鏡。リングの上ではヒールの素質S(笑)のパワーファイター・オーガ朝比奈。
これもこの板では完璧なキャスティングですよねw><

>>366(365=162)さん
こういう、if的な妄想設定も大好物です♪
しっかり詰められた設定から自然に見れたのでかなり楽しめました・・・ともすれば責め側に回りそうな神田を選んだあたりもGJ!

>>368~370
上原、南あたりは責められた時とのギャップで人気ありそうですね~♪
えろえろな感じもよかったっす ε(*´▽`*)

394名無しさん:2007/11/08(木) 13:52:27
>>371
伊集院や石川ではなくあえて小川を起用した所がまた違う趣ですね・・・それにしても何気に村上姉妹もこの板では人気ありますね。
サバイバーでは二人ともとってましたが、なんか二人とも微妙な性格の違いと、あとツンデレっぽかったので味がありましたよねw

>>391
頑張って!この板がにぎわってもっと色々な需要が生まれると良いなあ、なんて個人的な意見として思ってますのでフリーダムな感じでお願いしたいです(ぉw)

>>392
真鍋の性格がなんとなく滲み出てる作品ですねー(´∀`)やられ側が麗子なのもポイント高し・・・
失礼な話なんですけど、実は麗子とキューティー金井を被ったイメージで見てた時があったのでこの二人の魅力も今後語ってくださる方がいるといいなあ・・なんて(´・ω・`;||)


皆さんGJでした・・・来れない間にGJヴぁーが上がりっぱなしで満足しまくりですw
申し訳ありません。ずっと忙しくて上がれなかったです;;
正直言うと、日曜日だけは友達と遊びたくて遊んでました。ゴメンナサイ;;
肝心の5:5ラスト部分は今の所、皆さんと被った妄想部分は無さそうですが、見ていない間に色んな意見をくださっていましたので
ちょっとだけ改変して投下したいと思います。この行為によって鬼が出るか蛇が出るか・・・(汗)
もうしばらくお待ちください。゚゚・(。´Д`。)・゚゚。

ゆっこゆっこにしてやんよ~♪
UPはまだね頑張るから
ゆっこゆっこにしてやんよ~♪
だからちょっと 覚悟しててよね―

・・・と、以上5:5書いてる者の生存報告でした。_| ̄|○|||

395名無しさん:2007/11/10(土) 14:04:26
生存報告きたーヽ(゚∀゚)ノ
>この行為によって鬼が出るか蛇が出るか
吉と出るか凶と出るかでないあたり、ゆっこのフルボッコ確定っぽいのがw
wktkwktk

しかし、なかなか文章に出来んのぅ(´・ω・`)

396名無しさん:2007/11/10(土) 14:06:29
あ、何か言葉足らずたっだ気がする(;・∀・)
>>395は自分の妄想文章化が上手い事いかない事なので(;・∀・)

397名無しさん:2007/11/12(月) 01:18:55


  ―――― 放送席サイド(タイムラグ:20秒) ――――



リング上、正規軍の4人が消え、自動的に場外にいる正規軍キャプテン・マイティ祐希子に試合の権利が移る。
その為、レフェリーがゆっくりと場外カウントを取り始める。
その状況下、花道からリングへと向かう祐希子を机が無くなった放送席で立って実況しながら見送る辻澤アナ。

「さあ、大変な事になってまいりました!!正規軍まさかの4タテであります!対して反乱軍側は無傷!
 こう言ってはなんですが、この発想は無かったぁッ!! 今、正規軍キャプテンのマイティ祐希子がゆっくりとリングに向かっていますが勝ち目はあるのか!?
 いつものように苛められるだけじゃないのか!?」
「……」

興奮でいっきにまくしたてる辻澤アナのその言葉に、ゲスト解説として放送席サイドに陣取っているパンサー理沙子が苛立ちを見せる。
確かに最近の祐希子の試合は嬲られている印象しか残らないほど痛めつけられているが、言い方という物がある。

「いやあ、大変な事になりましたねえ!理沙子さん!!」 「…辻澤さん、嬉しそうですね。」

さすがの理沙子も不機嫌を露にした態度で答える。辻澤アナがその理沙子を見て、しまったと言った感じでトーンを落とした口調に戻す。

「失礼しました…まさかの展開に私、思わず取り乱してしまいました。しかし本当にとんでもない事になりました!」
「そうですね…それでも退く事はできませんよ。アジアヘビーのベルトを失っても尚、キャプテンに選ばれたくらいなんですから。
 それに現状、WARS参戦や市ヶ谷選手たちの台頭も目立ちますしね…ここで爪痕くらい残せなければ、当分の間アジアの挑戦権さえ手に入れられないなんて事になり兼ねませんし。」

そう、現在のマイティ祐希子は新女の象徴・アジアヘビーのベルトを先ほど担架で運ばれていった武藤めぐみに奪われ、無冠なのだ。
武藤めぐみと接戦の後に敗れ王座転落…そして直後のビューティー市ヶ谷&ジェナ・メガライト戦で足を骨折、長期の欠場を余儀なくされた。
祐希子が負傷欠場している間、武藤めぐみは消息不明となっていた結城千種と合流しIWWFタッグのベルト奪取。結城千種がWWCAヘビー級チャンピオンのスーパーカオスを下し三冠王。
女子プロレス界でトップ3と言って差し支えない団体のベルトを総ナメにしたと言っていい。
今や「めぐちぐ」はただの人気コンビではなく若いながらもダブル二冠王という実績を残し、新時代の予感を感じさせる程の確かな実力も兼ね備えたコンビとなった。
しかしマイティ祐希子も堕ちていくには年齢的に若すぎる。身体的な所を見てもまだまだ向上の余地があるほどだ。
むざむざ新時代の幕開けを指をくわえて見ているのは、ファンにとっても不本意…本人としても口惜しいだろう。
ある種、低年齢化したと言っていいかもしれないこの世界だが…それは時代の流れという物、そしてこの世界の厳しさという物を表しているのかもしれない。

「下手をすれば……新女のエース交代さえ迫られるでしょうね……」
「なるほどぉ……現にマイティ祐希子のすぐ下の世代である"めぐちぐ"の勢いときたらそれはもう飛ぶ鳥を落とす勢いですからねえ。
 っと、マイティ祐希子、エプロンサイドに到達…『炎の女帝』、リングインです!!」

復帰前と同様、エプロンからリングにジャンプインするマイティ祐希子。
アジア絶対王者と呼ばれていた女がそれを険しい表情で見守る。

( ――― 祐希子…自分の時代を守るのなら、今が正念場よ ――― )

かつて祐希子に破れ、身を引いた理沙子が人知れずエールを送った。

398正規軍vs反乱軍 5:5:2007/11/12(月) 01:21:28
                          ※名前変え忘れた_| ̄|○|||

  ―――― 反乱軍サイド(タイムラグ:5秒) ――――



「ひかる、私に代われッ!!」

祐希子が完全にリングインする前に、龍子が突然叫んだ。

「あっ…はっ、はい!」

武藤めぐみを葬り、呆然としていた小川はその声で我に返り差し出された龍子の手を叩く。

「あっ!、ずる――」“パンッ!” 「オオォォ!!」

南の文句を振り切るように龍子はタッチとリングインを素早く行い、白いマットを力強く蹴りリング内をほぼ対角線に駆ける。
目指すは祐希子の着地地点と思われるエリアだ。

“たんっ”

マイティ祐希子がトップロープを華麗に飛び越え、白いマットに足を着く。
そして目の前を向いた瞬間だった。

「アアアアアアアアアアァァァァァッ!!」 “グバァッ!!” 「ぐぶッ!!」

祐希子がリングに舞い降り顔を上げた瞬間、既に視界に龍子の右腕があった。
着地の隙を見逃さなかった龍子のラリアートに祐希子はトップロープを越えて転がるように無様に落下し、再び場外に戻される。
龍子も場外に倒れ込む祐希子を追うようにエプロンサイドに出る。

  ―――――――――――――――

「龍子さん…」

小川が呟く。いつも龍子に付いていた小川、心情は察していた。
最初に新日に殴りこんだ際、一度はマイティ祐希子をKOしたもののその後に組まれた正式な試合…同じ技で祐希子にKO負けを喫したのだ。
ここで決着戦に持ち込みたいと逸る気持ちもわかると言うもの。
いや、ひょっとしたら龍子の中では祐希子にKO勝ちした試合は正式に組まれた試合ではないぶん、一度も勝っていないと思っているのかもしれない。
どちらにせよ、居ても立ってもいられない事には変わりないだろうが。

「ふんっ……」 「……市ヶ谷さん?」

タッチはしているが龍子がまた暴走気味になっているのでさぞかし不機嫌だろうと、小川はバツが悪そうに市ヶ谷の顔色を窺う。
しかしその目に映った市ヶ谷は不機嫌というよりも何か考えているように見えた。
小川は背筋に冷水を落とされたようにゾクッとした寒気を感じる。
ここ最近の市ヶ谷は、ファイトスタイル自体は変わっていないが明らかに以前と違っている。
ツメの甘さが消えたというか、抜け目が無くなった。いや、ファイトに関して言えば以前から切れた物を持っていたが油断という油断が消え死角が無いのだ。
殺気染みた容赦の無さを感じさせている。
思えばこの変化は祐希子が人が変わったように不調になるのとほぼ同時期に起きたように感じるが、その相互関係に関してはよくわからない。

「ふむ……いいですわね。では、そうしてみますわ。」 「……?」 “…とんっ”

市ヶ谷が誰に聞かせる訳でもなく独り言のように呟き、待機していたエプロンから場外マットへ降り立つ。

  ―――――――――――――――

「うう……くっ……」

場外に落ちた際頭を打ったのか、仰向けになり手で頭を押さえている。

“ ―タンッ― ” 

その祐希子に大きな影がかかった。

“ドムッ!!!” 「ぐぼあぁッ!!」

気が付いた時には祐希子の腹に揃えられた二つの踵が深く埋め込まれていた。
祐希子の口から胃液が勢い良く溢れる。エプロンに出た龍子が仰向けになった祐希子を見て、これ幸いとばかりにフットスタンプを放ったのだ。

「がはっ、がはぁッ…う、うぐっ……!」

祐希子がたまらないと言う感じで、嘔吐しながら両手で腹を押さえて体を折り、体を震わせる。
スレンダーな体系…その見た目からか、祐希子は腹を狙われる事も少なくない。
最近のパターンでは同系の技を皮切りにスリーパーや叩き付け技などで仕留められる展開も珍しくなくなった。
今日もそのパターンにはまりつつあるのかもしれない。

399正規軍vs反乱軍 5:5:2007/11/12(月) 01:37:00
とりあえず続き投下 ε=(´・ω・`;)

なんか長くしたら重複部分が多くなったんで手直し中です  (;つ<)φ
なんか余分な部分ばっかりの投下になったようにも思えますが、どういう時間軸とかどういう状況とかお知らせしておきたかったという
半ば自己満足かもしれないと思う部分も書きたかったので・・・ごめんなさい(ゝ_<;

今こうして書いてて色々と問題というか不安に思う所が結構あるんですが、とりあえず5:5全部書いてから皆さんにお聞きしようかななんて思ってます(´・ω・`)

>>395
気にしないで~
なかなか文章に出来なかった・・・は、ある意味こっちにも当てはまりましたので問題ナシ!w。゚゚・(ノ∀`)・゚゚。
395さんの作品も見たいですけどね ε=('¬' wktkwktkwktkwktk

ゆっこはふるぼっこですよ!何を足してもふるぼっこですよ!!(笑)
よく気付いてくれました(´¬`b (ぉw)

400名無しさん:2007/11/12(月) 12:29:57
>>397-399
5:5キタ!
まずはゆっこフットスタンプで悶絶・・(・∀・)イイ!
これはwktkが止まらない

401名無しさん:2007/11/13(火) 02:53:17
5対5キター!
着地にあわせられて無防備な状態で龍子のラリアットをもろに食らって、
続けざまにまたしても無防備な腹にフットスタンプ!
ゆっこいきなり大ダメージ&龍子ペース!
市ヶ谷もなんかフラグ立ってるし…。
ゆっこ立ち上がれ!早く立ち上がらないと捻り潰されるぞ!

402名無しさん:2007/11/13(火) 03:17:39
キタキタGJ!
南と市ヶ谷に何かフラグ立っててwktkですな(*゚∀゚)=3

合体攻撃され放題のゆっこ大ピンチ!(*゚∀゚)=3

403名無しさん:2007/11/14(水) 00:46:04
ところで、この中で獲物にするなら誰?

1 南
2 越後
3 早瀬

協力求む

404名無しさん:2007/11/14(水) 01:24:22
あえてマイナーそうな2の越後さんを選ぶ

405名無しさん:2007/11/14(水) 02:39:19
おれも越後さん

406名無しさん:2007/11/14(水) 07:22:38
漏れも、越後さん。
…ってなんで三人とも、さん付け?
やっぱり、鬼寮長は皆怖いのか?(笑)

407名無しさん:2007/11/16(金) 01:57:58
せっかくだから俺は微妙な強さで的にされがちな南さんを選ぶぜ!

408名無しさん:2007/11/16(金) 02:07:05
俺も南さんかな。

409名無しさん:2007/11/16(金) 04:43:50
この流れは南・越後組vsX組でって事なのか?

410名無しさん:2007/11/17(土) 03:41:03
南・越後組vsギンザエフ大尉で

411名無しさん:2007/11/17(土) 04:09:04
ザンギエフ大尉って何処から来たんだよwww

南(道場長)・越後(寮長)vs富沢・渡辺(W問題児)ってのはコソッと思いついた

412名無しさん:2007/11/17(土) 04:10:07
>>403だが
むしろ対戦相手が思いつかない

413名無しさん:2007/11/20(火) 08:46:31
結城千種VSクリス・モーガン
IWWFのトップレスラーであるクリス・モーガンと対峙する結城千種。かってクリスは千種の所属する団体のトップであったマイティ祐希子を完膚なきまでに叩きのめし、さらに辱めた猛者。
今回の対決は、そのリベンジマッチとして組まれたものだった。

試合終盤、千種のローキックの連打!キックで崩し、スープレックスに持っていこうとする。ローキックが決まると、わずかによろけるクリス。
千種も団体のトップとはいえ、クリスとの力の差は埋めがたい。
少しでもチャンスがあればどんどん仕掛けていこうと思っていた。
(いけるかも?)
千種が背後に回り込もうとした瞬間、クリスはその動きに合わせるように、逆に千種の背後へ回りこみドラゴンスリーパー!
「え?・・・あう!・・うそっ・」
背後を取ったはずが、あっという間に逆転。いきなりドラゴンスリーパーで千種の頭部が抱え込まれ、苦しそうに下半身が動く。
だが、とられていない右手の人差し指を立て、左右に振る。ギブしない、との意思表示だ。
それを見たクリス、さらに締め上げ千種にしか聞こえないくらい小さな声でささやく。
「貴女も最強という言葉の意味を思い知るといいわ」
そのまま千種の身体を振り回す。さらに厳しい閉め上げで、千種の胸が上を向く。続いてマットについていたお尻が浮き上がり、中途半端に立たせられる。これでは蹴りなどで反撃もできない。そして!
「んんんっ!んんんんんんぁーーーーー!!!」
ドラゴンスリーパーのまま、千種の体を振り回す!なんというパワー!と会場からも大歓声が響く!!その後しばらく振り回すと、千種を解放していく。音を立てて放り出される千種、マットで大の字。お腹や胸の動きが呼吸していることを知らせる。
「まさか、もう終わりではないでしょう」
クリスは仰向けの千種に近づいていくと、足側に立ち、サソリ固めを仕掛けようとする
「千種、千種っ!!起きなさいっ」バンバン!とエプロンを叩くめぐみ。
「・・・・・・(・・・あ・・・めぐみの声が・・立たなきゃ・・・立って・・そして・・・)・・・ひうっ」
足が捕られている。そのくらいの感覚はあったが、ドラゴンスイングで意識がはっきりしない。くたくたの足はほとんど抵抗できないまま、サソリ固めが完成する。
胸とお腹をマットに押し付けるようにされ、複雑に絡んだ下半身が引き上げられる!
「どう、ギブアップかしら?」
「あ・・・・あああああ!ノオオオオオオオオおおっ!」
痛みで、意識が戻ってきたのは皮肉だがそのおかげでロープににじり寄る千種。
「流石に、貴女も団体のトップってところかしら・・。でもこれに耐えられる?」
あっさりと千種を解放し、立たせていくと抱え上げ今度は脳天から落とす垂直落下式のブレーンバスター!いやな音がして頭からマットにめり込む。
しばらく頭で立ったままだった千種の体が木が倒れるように崩れる。会場からはクリスの豪快な技への歓声と、攻められっぱなしの千種に檄が飛ぶ。
「こら、しっかりしなさいっ!千種、ほら起きてっ」
「はあ・・・はあ・・・はあ・・・(あれ、めぐみがいる・・・うわぁ3人もいる・・・)」
意識朦朧としながらも何とか立ち上がる千種、ロープではなくめぐみの方へ手を伸ばしている。目はフラフラと宙を彷徨いクリスを捉えられていない。
「何処を見ているの。私はこっちよ」
背後から近寄ると千種を抱え上げて鬼技アルゼンチンバックブリーカー!もはや、抵抗する気力のなかった千種はすんなりとクリスの背に乗ってしまう。
「うっぎゃああああ!!揺すっちゃダメぇ!!ぐああ!!うぎゃああっ!!軋む!あぐぐ…うっぐうう!!」
「小柄なのによく耐える…!ギブ?パートナーの見ている前ではギブしたら?」
絶叫する千種。クリスはそのまま時々エプロンにいるめぐみの前を通りながらリングを歩き回る。だらんと腕を垂らし千種がアルゼンチンバックブリーカーをかけられる様子を見せつけられてしまう。
「ぐ・・・ああっ!うげ・・・ええっ!…でぇ…ぐは…かはぁ…・・・」
やがて聞こえなくなる、千種の悲鳴。千種の可愛い口からよだれが一筋流れ、リングに落ちた・・・。

414名無しさん:2007/11/21(水) 02:12:00
>>413
GJですわー
武藤のリベンジも期待ですよ(*゚∀゚)=3

416名無しさん:2007/11/21(水) 16:23:22
>>413
乙です
ちだねのリョナはムッハーすると共に胸が
締め付けられる
妹キャラだからかな

417413:2007/11/21(水) 22:04:36
>>414,>>416
どうもです。

418名無しさん:2007/11/22(木) 23:54:46
>>416
その想いをリョナって形にして投下してみないか?

419名無しさん:2007/11/25(日) 23:53:58
祭り再来きてくれー!

420名無しさん:2007/11/26(月) 23:25:45
連休中になんか書こうと思ったが筆が思うように走らねぇ。

413見てたら、むとめの前でフルボッコされた揚句に、イかされまくって性奴隷の誓いをしてしまうちだねとか妄想するが筆が走らねぇ!

421名無しさん:2007/11/28(水) 02:18:19
>>420
で、めぐみは千種を取り戻そうと戦いを挑むも策略を受け千種と闘う事になって
戸惑ってるめぐみを快楽調教で下僕に堕とされた千種は容赦なくめぐみをフルボッコにするんだよな

それでも意地で千種を取り戻そうとするけど、最終的には牝家畜にされるくらい嬲られるんだよな

>>420、頼む!書いてくれ!!!(*゚∀゚)=3

422正規軍vs反乱軍 5:5:2007/11/28(水) 02:52:21
>>413
GJ!! ちだねスキーな自分としてはそれだけでもGJだがむとめを織り交ぜたあたりが何より嬉しかった(笑)
あと、ラスト部分を見て思った微妙な感覚だけど…童顔っぽいちだねには涎が似合いそうだなと(ぁw)
微妙でわかりにくい恍惚でゴメン。゚゚・(ノ∀`)・゚゚。

>>420
そそる展開…なんていう事を思いつくw ε(´Д`*)
>>421が言っているみたいに、ちだねがむとめをっていうのも良いけど個人的には ちだね―むとめ 絡みだったらどっちがオフェンスに回っても嬉しいかもε~(´Д`*)
モチベーション上がらない時はきついよね・・・>>420の世界も見てみたい!
出来上がったら是非見せて頂きたいっす (∩'¬')∩

>>419
何勘違いしてるんだ………まだ俺たちのレッスルリョナ祭は終了してないぜ!!(ぁ)



という事で、まただいぶ間が空いてしまいましたけど(汗)、続き投下・・・よろしくです>_<;

423正規軍vs反乱軍 5:5:2007/11/28(水) 02:54:07
倒れて苦しむ祐希子を龍子が髪を掴んで引き起こそうとする。
「まだ、この程度じゃないだろ…」 “わしぃっ…”
「………!」
引き起こし、両手で腹を押さえる祐希子の顔を見て龍子が絶句する。
「うっ………うっ、うっ……」
余りにも痛かったのか、あるいは何らかの感情がそうさせたのか。
“ ――ぽたっ――ぽたっ―― ”
場外マットに、ライトに照らされキラキラ光りながら落ちる雫…それは祐希子の口から垂れ落ちた嘔吐物でも肌から分泌された汗でもなかった。
「お前……っ」
あろう事か、マイティ祐希子は泣いていたのだ。
龍子が今こうして髪の毛を鷲掴みにしている間も、弱々しく瞳を閉じた祐希子の目の端から涙が頬を伝って雫を場外マットに落とし続けながら。
それが龍子の闘志の灯火に油を注ぐ事になった。
( ――これが…本当に今のマイティ祐希子はこんなものなのか?私を倒したマイティ祐希子の今がこれなのか?―― )
龍子は顔を紅潮させる程の怒りを露にし、それを祐希子にぶつけるように叫んだ。
「ふざけるなっ!!!!」
リングコスチュームの上着、襟部分を掴みながら怒鳴り散らす。
「わざわざ私が出向いてきたんだぞ、それなのに戦う気が無いというのか!?
 …いいだろう、なら嫌でも戦う気にさせてやる…!!」
再び祐希子と戦う為に市ヶ谷と組んでまで新女に乗り込んできた龍子としては心外という他無かった。
祐希子に完全雪辱を果たすには"あの時のマイティ祐希子"でなければ意味がない。それが龍子の本音なのだろう。
「龍子!!」
背後から突然呼ばれた龍子が襟元を掴んだまま声のした方向に振り向く。
そこには本部席を後に捉え、そこの机を親指で指しながら立っている市ヶ谷の姿があった。
「よしっ……!」
それを見た龍子が襟を掴んで祐希子を強引に引っ張りながら本部席の方へ移動を始める。

  ―――――――本部席――――――――

 「フッ………」
高そうなスーツに身を包んだ男性が椅子から立ち上がり、落ち着いた様子でやや後に下がる。
 「社長?」
そう、新女のトップ・・・社長だ。
 「君達も退いた方がいい。次はここを戦場にする…市ヶ谷はそう言ってるんだよ。」
 「えっ…」
そう言うと、本部席に座っていた人間が立ち上がる。
リングアナウンサーは凶器になりそうなゴング等も持って立ち上がっていた。

  ――――――――――――――――――

424正規軍vs反乱軍 5:5:2007/11/28(水) 02:55:17

 “ガヅンッ!” 「ぐああっ!」
本部席周辺に到達した龍子は、鉄柵ごしに祐希子の頭を本部席の机に叩き付ける。
祐希子は机にうな垂れたまま頭を両手で押さえ呻く。
龍子はその間に机の上にあがり、祐希子を強引に引き上げてパワーボムの体勢に持っていく。
 「これなら少しは思い出すだろう…!!」
そう呟くと龍子は祐希子の体を一気に引っこ抜き、思い切り振り上げた。
 「ィあああああああああアアアアアアァッ!!!」 「ぅああぁあぁあぁあぁあっ!!」
 “ヅガシャアッ!!!”
鋭角に、頭から叩きつけられたプラズマサンダーパワーボムに机が真っ二つに割れる。
龍子が新女に初めて現れた時と同じ、祐希子をKOした技だった。
真っ二つに割れた机の上で無様に横たわる祐希子・・・だが、龍子に休む暇など与えるつもりは無く、すぐに祐希子の髪を鷲掴みにして立ち上がらせようとする。
 「……世話を焼かす……!」 “ドグッ!!” 「がはっ!」 “びちゃっ”
中腰くらいになり中々動けない祐希子に対し、気付けをするように腹に膝蹴りを入れる。
祐希子は胃液の塊を床に吐き付けながらもいくぶんか意識を取り戻し、よろよろと鉄柵を越えようとしていたが
頭に血が昇っている龍子はその動きの鈍さに苛立ち後から背中を蹴って無理矢理鉄柵を越えさせる。
 「うぐっ……」 “ ―…ザッ…― ”
本部席から場外マットに倒れ込んで戻ってきた所で祐希子に歩み寄る者がいた。
 「さすがに菊池とは違ってまだまだいけそうですわね。」 「ぅ……」
上から声を掛けられた祐希子は声の主を見上げる。市ヶ谷だった。
まだまだいけそう、とは言ってもKOクラスの技を食らったのだ。大丈夫というには程遠い。
祐希子は間近に迫っていた敵に対しなんとか臨戦態勢を取ろうと立ち上がる姿勢を見せるが当然動きにキレはない。
立ち上がる途中でパワーボムの体勢に捕らえられてしまう。
 「……教えて差し上げますわ……」 “グっ” 「く、あ、ううあっ!!」
このうえ必殺クラスの大技を食らう訳にはいかないと祐希子は必死で防御体勢を取る。
 「力強さも切れもプレッシャーも感じませんわ。……本当に堕ちたものですわね……祐希子!!」 “ブンッ” 「く、あああああああああああ!!」
罵りを挟み、高々とビューティーボムを放つ。
 「やあああッ!!」
だが祐希子と市ヶ谷の体が縦一直線になった瞬間、叩き付ける動作より先に祐希子は身を翻し、
市ヶ谷の股をすり抜ける軌道で自ら体を下降させた。ウラカン・ラナ・インペルティダの切り返し。
だが――

425正規軍vs反乱軍 5:5:2007/11/28(水) 02:56:40
 「…そう来る事はわかっていましたわ!!」 “ガチィッ” 「うあっ!?」
祐希子の頭が市ヶ谷の足の間に来たあたりで、市ヶ谷のパワーに下降は止められた。
 「切れがないと言ったでしょう!」 “ブンッ”
止めた所から仕切り直すように。
 「嫌あああぁ!!」 「はあああぁぁッ!!!」
市ヶ谷が再び祐希子の上半身を高々と振り上げ、自らの膝を地面に落としながら落差をつけて場外マットに叩き付ける。
 “ばあぁんッ!!” 「げぶっ……!!」
裏の裏をかかれ切り返しの切り返しを食らった祐希子は受身の取れない状態になり、
頭と背中をしたたかに打ちつけられ今度は白目を向き泡を吹きながら完全に失神してしまう。
 「ふんっ……小細工なんてするからですわ。」
ビクビクと痙攣する祐希子に罵倒を吐き捨てる市ヶ谷。
だがいくら市ヶ谷と言えど読んでいなければ、勢いをつけて落ちる人間の体を途中で止め、更にそこから振り上げるなどという芸当は出来ない。
読み合いが出来るあたり市ヶ谷も小細工もこなせる一流のパワーファイターと言えるのだが
その才能に恵まれすぎている市ヶ谷は無意識下でそれが実行できている為、小細工とは思っていないのかもしれない。
それが今の言葉を出させたのだろう。
 「おい、市ヶ谷…お前……!!」
祐希子とのやりとりに横槍を刺された感のある龍子が憤怒を露にし、市ヶ谷にクレームをつけようとする。
だが、市ヶ谷は冷静にそれをいなす。
 「まだ試合は終わりませんわ。貴方がフィニッシュを決めるかどうかも考えておきますから今は黙っていなさい。」 「そういう問題じゃ…!」
市ヶ谷は話を続けようとする龍子を無視して祐希子の体を軽々と持ち上げ、エプロンとサードロープの間からリングに入れ、叫んだ。
 「涼美!!」 「……市ヶ谷さんの意図もなんとなくわかりましたわ~。」
呼ばれた石川 涼美はタッチの無いままリングインし、倒れて痙攣している祐希子に歩を進める。
 「今日は私の名前に白星がつきそうにありませんわね~。……祐希子さん、起きてください。」 “ぱんっ、ぱんっ” 「う…あ……ぁ…」
的確な状況判断の出来るパワーファイターの石川は今日もサポートが主だった為、そんな愚痴をこぼしながら祐希子の体を起こそうとする。
そして祐希子が僅かに目を開け、軽く呻いたのを見ると即座に自分のふとももの間に祐希子の頭を入れ両手で胴体をロックする。
 「えぇいッ!」 「ぅっ……ああああああぁあぁあぁあ!?」
この試合、通算7度目のパワーボムは投げ捨て式だった。
 “ドゴンッ!” 「ぶぐぇ……っ!!」
パワーボムの最中に完全に覚醒した祐希子だが、石川のパワーで投げ捨てられ再び意識と闇の境界線に戻されてしまう。
ここまでの大技連発はもはや致命的と言わざるを得ない。まして、今の祐希子は原因不明のバッドコンディションなのだ。
もはや試合は決まってしまったと言っていい。

426正規軍vs反乱軍 5:5:2007/11/28(水) 02:57:48
だが、反乱軍側・・・キャプテン・市ヶ谷の意向としてはまだ終わらせるつもりがなく、
その意を汲んだ石川は大の字になりぐったりしている祐希子の体をうつ伏せに転がし、次の展開に移る為、その背中にまたがる。
 「次はこうですわね~?」 “ぐぐぐぐっ……” 「ぐ……あぁあああぁあっ!!」
石川が両手を祐希子の整った顎を掴み、胸元に引き寄せるように強引に引っ張る。
キャメルクラッチの背筋を伸ばされる痛みと気管が狭まる苦しみに、不運にもまた祐希子の意識は覚醒した。
 「上出来ですわ。これでスムーズに事が進められますわね。」
いつの間にか祐希子の前に移動していた市ヶ谷は、そう石川に返答してから祐希子に語りかけた。
 「ずっと眠っていたからわかりませんわよね、試合の流れが。これではフェアでなくてよ。でも安心してよろしいですわよ。
  順序はバラバラになってしまいますが、今から一番分かりやすい形で貴方に説明して差し上げますわ。
  わたくしは正々堂々勝負したいと思っていますの。」
 「…ぃ……ち…ヵ゛…ゃ……!」
  “ ドッ!! ”
 「がはぁっ!!」
理屈の合わない主張を聞いた祐希子が市ヶ谷の名前を呟き終わるとほぼ同時に、祐希子の反った腹に市ヶ谷のつまさきが食い込む。
そして市ヶ谷のトーキックは一発だけにとどまらず、祐希子の腹を襲うべく立て続けに何度も繰り出され始めた。
 「さっきの!パワーボムで!菊池が!退場!しましたわ!そして!これで!結城千種が!お寝んね!しましたのよ!!」
 “ ドムッ! ドボッ! ドグッ! ドスッ! ドッ! ドッ! バクッ! ドフッ! ズムッ! ドボォッ! ”
 「うぐっ!げっ!うぅッ!ぐっ!うっ!うっ!ぐはっ!がはっ!うッ!ごはっ!」
つまり・・・祐希子以外の正規軍4人がどういう目に遭って退場したのか、同じ技を祐希子自身の体に叩き込む事で教えようというのだ。
矢継ぎ早にめり込むつまさきに祐希子の体がビクビクと痙攣し、またもや口から胃液が垂れ始める。
市ヶ谷はそんな祐希子を見て例の如く、市ヶ谷独特の罵りを折り混ぜながら祐希子の腹を蹴り続けた。
 「情けない!ですわね!そんな事だから!千種の腹も!あんなに!…弱いのですわ!!」
 “ドボッ!バムッ!ドフッ!ドッ!” “―ブンッ―” “どずんっ!!”
 「げぶうぅっ!!!」
千種の時と同じようにモーションの大きいトーキックで終わりを告げる。
と、祐希子の口から嘔吐物が溢れ、祐希子の喉、胸、腋・・・しなやかな肢体を伝って白いマットに雫を落とし始めた。

427正規軍vs反乱軍 5:5:2007/11/28(水) 03:17:09
今回ここまでですー。ε~(ーωー;)

なんかもう、本当に遅くて萎え萎えの人もいるかもしれないですけど・・・スミマセン(つ_T
でも、ようやくリアルの方で目処がつきましたのでこれから加速していけると思います(`・ω・´)-☆
ひょっとしたら趣向のズレとか感じる部分もあるかもしれませんが
こんな駄作でよろしければ最後までお付き合いください。m(_ _)m

とりあえずこの5:5が終わったら、俺、ちだねと菊池をフルボッコにするんだ(死亡フラグ


あと、
>合体攻撃され放題のゆっこ大ピンチ!(*゚∀゚)=3
>>402の予想が当たったと言って良いかも・・・(笑)

428名無しさん:2007/11/28(水) 03:46:19
最早GJと言うしかない(`・ω・´) !
そして加速宣言に俺のwktkも止まらない(*゚∀゚)=3

429名無しさん:2007/11/29(木) 00:02:44
420です。

>421、422
励まし&素敵アイデアトンクス。漏れガンガルYO!

そして、愛のSA-KI、キタコレ。いいリョナネタ思いつきそうだ。

エロ技とパワー技と反則技のオンパレードで、千種を恥豚(ちぶた)に貶めるのはイケそうだ!
(・・昔666の館ってサイトでそんなレッスル小説あったね)

430名無しさん:2007/11/29(木) 01:43:01
>>429
さりげなく腹ボッコと涎を希望してみるw
チブタ・・・あったなあ、伊集院が相手だったような気がする・・・最初はショックだった(笑)

431名無しさん:2007/11/29(木) 01:55:24
今更余裕が出来たので愛やろうと思ったが905はいつ対応するんだろ?
勢いだけで905予約しちゃったが今の携帯ボロくなってきたから変えないとキツイしなぁw
愛ネタに対応出来ないからネタ枯渇気味だぜ…orz

>>429
期待してますw

>>429-430
激闘!愛・天使伝 でググるとハッピーかも
完全に廃墟だけど

432名無しさん:2007/11/29(木) 19:22:57
これウケルwwww
http://sarasarin.web.fc2.com/

433名無しさん:2007/11/30(金) 01:51:16
武藤めぐみ(IWWFタッグタイトルマッチ)フレイア鏡
結城千種 (   60分1本勝負   )SA‐KI

試合前、相手を見くびった武藤はフレイアとSA‐KIの挑発に乗り
「もし、あたし達が負けたら、ベルトだけでなく、なんでもあんた達の言うこと聞いてあげるわ!」
と言い放っていた。
その自信通り、序盤は巧みなコンビネーションで主導権を握る武藤・結城。
たまらず場外に逃げた鏡に、追いうちのブランチャーをお見舞いする武藤。
「ギャアアアアアアアアア!」
だが、悲鳴をあげたのは、武藤だった。
場外で待ち受けていたSA‐KIがイスで迎撃したのだ。
硬い場外マットに無様に落ちた武藤の右足に何度も何度もイスを叩きつけるSA‐KI。
「ヒャハハハハハハ、さっきまでの威勢はどうした、天才少女さまぁ?」
「ギャ、アア、こんのぉ、ヒギャ、ひぎょうものぉ!」
無事な左足で蹴りを放ち、迎撃を試みる武藤。
だが、不利な姿勢で放った蹴りはサポートに入った鏡が「ハエが止まりそうな蹴りですわね。」と軽々と受け止める。
「フフフ、奇麗で美味しそうな足」ペロリと舐めあげてから、
「こっちも壊して差し上げます・・わ!」体重をかけて変則ドラゴンスクリュー!
「や、やめああああああああああああああああああ!」
凶器と関節技で両足を破壊された武藤はぶざまに転げまわる。
「めぐみぃぃぃぃ!」
あっという間の出来事に、千種のカットは間に合わず、これで2対1、形勢は鏡・SA‐KIのヒールタッグのものになった。
「ふふふ、たっぷり、かわいがってあげる。ち、ぐ、さ」
「クハハハハハハ、祈れ、哀れな子羊め」
茫然と立ち尽くす千種にニヤニヤと厭らしい笑みを浮かべながら包囲を狭めるヒールタッグ。

ジリジリとコーナーへ下がっていく千種だが、追い詰められながらも二人の動きを読んでいた。
フレイアのハイキックをガードしつつ、SA‐KIがガラ空きのボディを狙ってくるのに反応して腹筋に力を入れる。。
(いくらわたしのお腹が弱くたって、攻撃が来るのが分かっていれば!)
ドゴォォォ!
「ぶぅぅぅぅぅうぇぇぇ!」
強烈なパンチに体をくの字に曲げ、口から唾液と胃液を吹き出しながら、コーナーに叩きつけられる千種。
「おぅぇ・・・ぁぁ、な、なんでぇぇ?」
訳が分かららず、混乱する、千種。
「ははは、まるで、豚のような悲鳴だなぁ!、そぉれ、タップリ食らいな!」
高笑いを上げながら、何発も腹筋にパンチをお見舞いする。
ドゴッ「ゲフゥゥゥウ!」
ドゴッ「アオォォ!」
ドゴッ「ヤメェェォェ!」
ドゴッ「ウエェェェェェ!」ドサッ
ボディブロー四連発に腹筋を完全に壊されたお腹を押さえ、尻を高くあげて無様に倒れこむ千種。
「かはっ、うぇっ、ぁぁぁぁ」吐き出すものがなくなり、舌をだらしなく垂らして、涎と涙にまみれた顔で喘ぐ千種の目の前に
ドカッ、ゴロゴロゴロ
、と転がってくる鉄球。
強烈なSA‐KIのパンチの秘密は拳に握りこんだ鉄球だった。
「アーッハッハッハ、ヴァァァァァカ!」
千種の頭を踏みつけて嘲笑うSA‐KI、その姿はまさに堕天使にふさわしい姿だ。

434名無しさん:2007/11/30(金) 01:53:48
その頃、リング中央では
「あっぁぁぁ、千種ぁぁぁああああああああああ!」
「ふふふ、無様ね」
めぐみ壊れた足にサソリ固めで追い討ちをかける鏡の姿があった。
「くぅぅそぉぉ、千種ぁ、千種ぁああああ!」
極められながらも、無事な両腕を踏ん張って、じりじりと千種に向かっていくめぐみ。
「ほらほら、がんばりなさい、愛しの千種まであとすこしよ」
鏡は面白がって、時々緩めそして、倒れた千種に近づいたところで
「はい、残念。時間切れよ」
「ぎゃあああああああああああああああああああ」
と、一気に腰を落とし嬲っていた。



そして、コーナーでは
「ほら、立て、雌豚ぁ!」
「うぅぅぅ、きゃあぁあ」
SA‐KIが腰に力が入らない千種を軽々と抱えあげ、トップロープに乗せていた。
「よく見ろ、ウジ虫ども、聖女の行進だぁぁぁぁ!」、
「アアアアアアアアアアアアアアア!、熱い!、熱いぃぃぃいい!」
トップロープに股を擦られ悲鳴を上げる千種。
「ホラホラホラホラ!」
「イヤァァアァァ、熱いよぉぉお、助けてぇ、めぐみぃいい!」
泣き叫びながら、手を伸ばしめぐみに助けを請う。

「やめろぉぉぉぉお、千種をはなせぇぇぇぇ。があああ」
足を極められながらも、必死に手を差し伸べようとするめぐみ。

だが、二人の手が触れ合うことはなかった。

「残念だったわねぇ、めぐみ。さぁ、SA‐KIそろそろ天国にイかせてあげなさい」
鏡の指示で、体制を変えるSA‐KI。
「え?、え?・・・・いゃあああああああああ!」
トップロープを利用して股間を突き上げ嬲る変則タランチュラが完成した!
「ホラホラホラ、私のテクでいっちゃいな痴豚」
「いやぁぁぁあぁ、めぐみぃ、めぐみぃ、いやだぁ、いやだよぉお!」
痛みと快楽と恥ずかしさで頬を紅潮させ泣き叫ぶ千種。
「やめろぉぉぉぉぉおおおお!」
めぐみの怒りの叫びが虚しくリングに響き渡る。
「目の前で愛しの千種を嬲られる気分はどうかしら?」
高笑いしながらめぐみにささやく鏡。
「ねぇ・・あの子と助けたい?」
「なんだって?、ぐうぅぅ!」
思わぬ問いかけに戸惑うめぐみ。
「それが、人にものを聞く態度かしら?」
関節を極めながらさらに問いかける鏡
「うぐぅ、助けたい・・・・です、どうすれば良い・・ですか?」
「教えて下さい、か、が、み、さ、ま。でしょ?」
「あうぅ、お・・教えてください、鏡さまぁぁあぁ!」
サソリ固めによる両足の痛みと、千種の悲鳴による心の痛みでめぐみの心は折れつつあった。
「簡単よ」関節をといて、倒れているめぐみに何事かささやく、鏡。
「えっ、そ・・・そんなこと」戸惑うめぐみ。
「あら、いいのよ、別に・・・・SA‐KI、お遊びは終わりよ」

「いやあああああああああああ、あっ、あっ、あっ、おかじぐなるぅぅうぅぅ!」
激しさを増したSA‐KIの攻めに千種は半狂乱の叫びをあげる。

・・・もう見ていられない。
「やめて!・・・ください。」
悲痛な声で嘆願するめぐみ。

落ちた・・・ニヤリと嗤う鏡。
「ほら、みんなに聞こえるように言いなさい」

「わかりました。」
仰向けになり、犬のように降参のポーズをとるめぐみ。
「フレイア様、SA‐KIさ・・・ま。参りました。降参です。哀れな雌豚のあたしに厭らしい罰を与えて下さい。お願いします!」
屈辱に頬を真っ赤にして叫ぶめぐみ。
カンカンカンカン!
この瞬間、チャンピオンの試合放棄となり、二人の敗北が決定した。

「ごめん、ごめんねぇ。めぐみぃ」
絶頂し、脱力しながら号泣する千種
「いいのよ、千種。」
やさしく千種を抱きとめ、慰めつつ、鏡に要求するめぐみ。
「さぁ、約束したとおり言ったわよ、千種を放して! え?・・うむっう」
だが、鏡はそんなめぐみの唇を奪い、咥内を舌で凌辱したあと冷たく言い放った。
「貴方こそ約束よ、試合前にいったわよね。負けたら何でも言うこと聞くって。さっきも言ったとおり、二人とも私たちの奴隷として厭らしい罰を与えてあげるわ、め・ぐ・み」
「今夜は眠れないわよ、ち・ぶ・た」
呆然となるめぐみと千種。
「そ・・・そんなぁ」
「いやぁぁぁあぁぁ!」


二人の悪夢は終わらない。

●武藤めぐみ(46分9秒 )フレイア鏡○
 結城千種 (試合放棄)SA‐KI

435名無しさん:2007/11/30(金) 01:56:26
429です。
というわけで、433&434書いてみました。
十分にSA-KIの凶悪な魅力を引き出せてなかったとチョイ反省。
あと、リクのあった千種の唾液分がやや不足かも。

とまれ、アイデア協力感謝!

436名無しさん:2007/11/30(金) 21:02:03
>>429
GJGJ!!
もう、こんなの大好きですよヽ(>∀<)ノ (ぉw
自分がリクした部分も入れてくれてあるけど、意識して書いてくれた事が何より嬉しかったし、嬉しい展開になってくれた(笑)
序盤で早々に動けなくなったちだねと助けようとして助けられないむとめ、なんかリョナらしいエロスを感じたw
何にせよ、ご苦労様でした♪

しかし・・・SA-KIかあ・・・「愛」できないけど、興味持った(´・ω・`)

437名無しさん:2007/11/30(金) 21:26:06
お礼言い忘れ失敬・・・リク受け入れてくれてありがとでした!♪(≧∀≦)ゞ

438名無しさん:2007/11/30(金) 22:09:14
>>435
GJ!
もう少し追い詰めてもいい気もしたけど、エロとリョナの塩梅ってムヅカシイよねw
ついでにSA-KIについて産業で頼む

439名無しさん:2007/11/30(金) 22:11:39
おお、GJきてる(*゚∀゚)=3

アイディアが連鎖して昇華するのは素晴らしいね。
しかし、千種が攫われるお姫様担当になってるねwww

440名無しさん:2007/11/30(金) 22:25:51
二度目、読み返してみた・・・確かにアイデア性の一言に尽きる作品だなあ・・・
腹が弱いのにあえて鉄球パンチっていうのも強烈な印象でイイw

やっぱちだねには守ってあげたくなる何かがあるのかー(笑)
これはどこかで使いたい部分だ c⌒っ*´▽`)φ_memo

441名無しさん:2007/11/30(金) 23:43:35
メモキタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!

442名無しさん:2007/12/01(土) 02:26:48
435でつ。
予想外のGJに感激の嵐でつ。
>436
満足してもらえたならうれしいでつ。
>438
SA-KIとは
二重人格巨乳エロマスク。
素顔は眼鏡の善人だがリングではヒール。
得意技は関節技と言葉嬲り。
>440
ちなみに鉄球パンチは、キン肉マンゼブラの技。
あれも、二重人格キャラだったね。

443名無しさん:2007/12/02(日) 22:21:38
朝比奈さんが餌食になるリョナは需要あるかなぁ。

444名無しさん:2007/12/02(日) 23:45:09
>>443
需要0とは言えないかな
だけど、キャラがキャラだから余程上手くやらないと評価されにくいかもね

445名無しさん:2007/12/04(火) 00:08:05
今年も年末格闘技の季節だな
今年は誰が出撃するかな(*゚∀゚)=3

446名無しさん:2007/12/05(水) 02:58:06
>>432

【■■■■重大な警告■■■■】
「運命のキャッチコピー」はメアド収集を目的とした詐欺サイトですので、
日記に書いた方は即刻削除をお願いします。またお友達への注意喚起もお願いします。

安易にメアドを入力してしまうと、しばらくしてから迷惑メールが大量に届き始めます。

mixiで複数アカウントを取得した業者が、このURLを大量にマルチポストをしています。

また、上記URLを隠すために短縮URLサービスも使用している場合もありますので、注意してください。

447名無しさん:2007/12/06(木) 18:19:56
南さんがフルボッコにされる格闘技祭まだー?(*゚∀゚)=3

448名無しさん:2007/12/06(木) 21:31:10
総合しそうな人イメージの人は・・・
南さん、ミミさん、小川、斎藤、神田
カンナ、近藤、葛城、中森、ラッキー、秋山、六角さん、寿零あたり?
なんかほとんど関節キャラか打撃キャラだね。

449名無しさん:2007/12/07(金) 12:54:35
まあ、関節打撃系の方が総合向けだしね
あとはアマレスベースの選手とか
六角が良さそうだけど、愛わからないしなぁ…

450名無しさん:2007/12/08(土) 01:32:07
総合
越後さんと龍子、市ヶ谷はいい線いけると思うがどうか?

451名無しさん:2007/12/08(土) 05:04:47
龍子と市ヶ谷はいいかも
キッチリプロレスしてくれそう

452名無しさん:2007/12/08(土) 14:08:43
市ヶ谷様はパワーだけで柔道日本一になったくらいだから
女子世界ならガチでも世界最強クラスだろう

453名無しさん:2007/12/08(土) 17:33:08
ゆっこ信用ナサスw

454名無しさん:2007/12/08(土) 18:35:08
ゆっこのリベンジもありだな(*゚∀゚)=3

455名無しさん:2007/12/09(日) 02:12:17
ゆっこ、めぐちぐ=慣れない総格で腹パンチとか、ガチ間接脱臼で戦意喪失フルボッコ。

市ヶ谷、龍子=総格なら勝てると思って色々仕掛ける相手の技を力業でねじ伏せて返り討ち。

何なんだこの差は!(笑)

456名無しさん:2007/12/09(日) 02:56:52
愛が905対応開始と聞いて、喜び勇んで見たらP非対応かよorz

>>455
愛だよ、LOVE。
受けっ娘と攻めっ娘のちがいというか。
小川はいい受けっ娘になれると思うんだがどうか?w

457さいたま地下プロレス:2007/12/09(日) 03:22:44
VIPの皆様方へ

いつも当団体の興行へ脚を運んでいただき、誠にありがとうございます。

さいたま地下プロレス 王者決定戦開催のお知らせです。
格闘技イベントが年末の恒例行事となりました昨今ですが、
さいたま地下プロレスでも厳選した4選手でのトーナメントを予定しています。

第1試合   選手A   vs   選手B
第2試合   選手C   vs   選手D
第3試合 第1試合の勝者 vs 第2試合の勝者(※1)
第4試合 第1試合の敗者 vs 第2試合の敗者

※1 : 第3試合の勝者(=優勝者)は、次回の興行に引き続き参加予定です。


現在、出場選手の選考中です。



【スケジュール】
 12月12日  対戦相手決定(24:00〆切)
 12月14日  勝者投票券購入〆切(24:00〆切)
 12月16日  第1試合
  (以降のスケジュールは随時お知らせいたします)

さいたま地下プロレス
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※2007年のほとんどの試合に出場を果たしたものの
 結果1勝も出来なかったマイティ祐希子の出場も可能ですが、
 祐希子が優勝した場合は次回興業への引き続き参加はいたしません。
※トーナメント表は主催者側で決定させていただきます。

なんか面白そうな流れなので具体的に試合組んでみようかと。


投票先
http://vote2.ziyu.net/html/saita.html

458名無しさん:2007/12/09(日) 04:03:20
おお、さいたまさんキタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!

楽しみにしてますよ(*゚∀゚)=3

459名無しさん:2007/12/10(月) 01:07:29
WA3の祐希子の選手紹介画面で、
総合でも活躍中とかいうコメントがかかれてなかったっけ?
適正は低いかもしれないけど、結構行けるのかもよ?

460名無しさん:2007/12/10(月) 01:21:04
活躍=勝ってるぢゃないと思われ。
リョナ板的にはね(ニヤリ

461名無しさん:2007/12/10(月) 02:32:53
>>452
PRIDEの世界で柔道勢が必ずしも最強じゃないことを考えると
(しかも市ヶ谷さんの場合世界を極めたわけではないから)
市ヶ谷さんをフルボッコにするような絶対王者がいても不思議ではないですよね

462名無しさん:2007/12/11(火) 16:21:39
市ヶ谷や龍子みたいなタイプは総合だと
一発の当たり所が悪くて脳震盪KOって負け方くらいしか思いつかないw

463名無しさん:2007/12/12(水) 00:29:50
市ヶ谷さんはスピード型に弱いのですよ
翻弄して汗だくになる市ヶ谷様…ハァハァ

464名無しさん:2007/12/12(水) 11:11:49
試合前に下剤盛られて格下に汗だくで大苦戦というのも

465さいたま地下プロレス:2007/12/13(木) 09:22:30
VIPの皆様方へ

いつも当団体の興行へ脚を運んでいただき、誠にありがとうございます。
トーナメントの出場選手が決定いたしました。

 第1試合   氷室紫月    vs  フレイア鏡
 第2試合 マイティ祐希子   vs   南利美
 第3試合 第1試合の勝者 vs 第2試合の勝者(※1)
 第4試合 第1試合の敗者 vs 第2試合の敗者


 第1試合の
   氷室紫月  vs  フレイア鏡
     4.5倍         3.5倍


【スケジュール】
 12月14日 勝者投票券購入〆切(24:00〆切)
 12月16日 第1試合 ※(興行は都合により多少前後する場合があります)
  (以降のスケジュールは随時お知らせいたします)
 
※掛け金は1口10,000円となっており、
 勝者を当てた方にはオッズ相当の配当が還元されます。
 皆様奮って御投票ならびに御観覧ください。
 心よりお待ちしております。

さいたま地下プロレス
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どうも関節キャラばかりになってしまいました。
寿零とかディジークライとかの打撃系選手も上位に来るかと思ってたのですが、
意外とそうでもなかったです。
トーナメント全体を通して試合内容が大差ないものになりそうな予感ですが…まぁ適当に……。

勝者投票券購入所
http://vote2.ziyu.net/html/saita.html

466正規軍vs反乱軍 5:5:2007/12/14(金) 01:25:51
さいたまさん動き出した!(゚∀゚)期待してますよ~><ゞ
どちらかと言うとクールというか物静かそうな関節技使い三人ですね・・・でも性格タイプが違うのでそれぞれどうなるか楽しみですw

さて、加速できるかと思いきやなかなかそうはいかなかった5:5です(汗)
相変わらずの駄作ですが、よろしくです。m(_ _)mどうぞ

467正規軍vs反乱軍 5:5:2007/12/14(金) 01:28:42
 “ごどっ……”
石川がキャメルクラッチを解くと祐希子は頭からマットに出来上がった水溜りに倒れこむ。
 「…うっ……うっ、ぐっ………」
立ち上がろうとしているのか…祐希子は仰向けで痙攣しながらも、何かを探すような手つきで僅かに両手を動かす。
そんな祐希子を市ヶ谷が前髪を鷲掴みにして引き上げ、状態を引き起こそうとする。
 “ぐいぃっ…” 「うぎぃっ…!」 「あら、やはりおちびの千種よりは持ちますわね。気絶しないなんて偉いですわ。」
とはいうもののパワーボム連発と立て続けの腹へのトーキック連打に、祐希子の意識はいつ闇に沈んでもおかしくないくらい朦朧としていた。
更に気絶できなかったぶん、菊池や千種よりも苦痛を味わっている事に他ならない状態であると言っていいだろう。
ちなみに、千種のウィークポイント克服に関してはもはや祐希子の責任ではない。
結城 千種・武藤 めぐみ 両名はとっくに祐希子の下から離れて独立した、トップレスラーなのだから。
そのへんを分かってか分からずか、祐希子にあてつけるあたり市ヶ谷らしいとも言えるが・・・市ヶ谷の行動はもはや常軌を逸している。

このまま続けばどんな事態になるのか―――


  ――――――― 放送席 ――――――――

(このまま続行すれば……)
 「……本部席に行って試合を止めさせて。レフェリーストップの指示を出させて。」 「えっ、あっ、はいっ。」
事態を重く見た理沙子が、すぐ傍に居た榎本 綾にそう言う。
榎本は一瞬戸惑ったがすぐにその場から移動して逆側に位置する本部席に向かった。
(………何故この状態で止めないの? 祐希子はこれ以上戦えないわ。これ以上続けば危険な状態に―――)
 「どうかしましたか?理沙子さん。」 「あ…いえ、すみません。何でもありません。」
実況の辻澤アナに話しかけられ、僅かに生まれた疑念を隠しながら理沙子は解説に戻った。

  ―――――――――――――――――――


 「たくっ……市ヶ谷の遊びに付き合っていられるか…!」
市ヶ谷に水を注された龍子がぼやきながらセカンドロープとトップロープの間をくぐりリングに戻る・・・が、
 “パンッ” 「なッ!? 南!!」 「出っ放しで疲れたでしょう?ちょっと休んでると良いわ。」
ロープの間をくぐった直後、南 利美に肩を叩かれ強制的にタッチを成立させられてしまう。
当然、そんな南に対して龍子がクレームをつける。

468正規軍vs反乱軍 5:5:2007/12/14(金) 01:30:01
 「お前まで私の邪魔をするのか!?こんな中途半端な…」 「…祐希子とやるのを待っていたのは貴女だけじゃないわ!」
リング上の反乱軍、市ヶ谷も含め、マイティ祐希子の欠場や新たな強豪外人の参戦、武藤・結城などの次世代台頭により
日本人トップレスラーはここ最近、祐希子との直接対決がなかった。
そこへ来て今まで倒すべき強敵だと思っていた祐希子が、かつてない不調により醜態を晒しているのだ。
その首を狙っている者にしてみても、気に留めるのは当然の話である。
マイティ祐希子は同世代のレスラーにとって色々な意味で求心力なのだ。
 「あら、そろそろ利美の番ですわね?」 “ぐんんッ” 「ひぎっ!!」 “びだんっ!”
市ヶ谷が笑みを浮かべながらそう言うと、祐希子の髪を乱暴に引っ張って叩き付けるようにマットに仰向けに寝かせる。
南は仰向けになった祐希子を見ると飛びつくように関節技を仕掛けにいく。
チキンウイングアームロック・・・ではなく、
両足で祐希子の右手を逆手状態になるように極め、両手で左手をチキンウイングアームロック。
南のオリジナルホールドであるこの技は、仕掛ける側の体と受ける側の体が十字の形に重なる事から『サザンクロス・アームロック』と呼ばれている。
 「うあっ…!!!! い゛っ! い゛ぃ゛ッ!! 痛いっ、いだいッ、い゛ぎ゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
南の強烈な関節技に祐希子の両肩と両肘、そして艶やかな口から激しい悲鳴が上がる。
そんな祐希子を、締め上げる手を休めず南が語りかける。
 「祐希子………貴方が許せない。本当にこれが今の貴方の力なの?
  あれだけの戦いをしてきた貴方は何だったの?私達との、私との戦いは何だったの…?」
 「いぃ゛、う゛、うぎ゛ひ い゛ぃ゛ぃ゛……!!」
南は締め上げながら祐希子に語りかける。
だが祐希子はミシミシと悲鳴を上げる関節と共に口から悲鳴をあげるながら、足を使って少しずつロープに近づいていくだけだった。
だがその時。
 「小川ッ!」 「………」
市ヶ谷が叫ぶ。重なる南と祐希子を親指で差しながら。呼ばれた小川ももはや理解したのか、少し眉をしかめた顔をしながらも二人に近づく。
 “くいっ、…クルッ………ダンッ!”「う………ぐああああああああああぁぁぁぁ!!」
逃げる為に必死で動かしていた両足が小川の4の字固めに絡め取られる。
四肢とエスケープの手段を奪われた祐希子から、喉を激しく震わせた、いっそう高く激しい悲鳴があがった。
 「おっほほほほ……どうかしら?相棒を葬ったのと同じ技を味わう気分は。」
市ヶ谷が来島を失神させた合体関節技を食らう祐希子に、上から嘲笑を湛えながら語りかける。
だが、南一人だけでも持て余し兼ねない所を足まで封じる為の関節技をかけられているのだ。
当然ながら祐希子は悲鳴を上げ続けるだけだった。
南はそんな状況などよそに、祐希子に語りかけた。
 「本当に貴方がこの程度なら、もう用は無い………………このまま折るわ………!!」
 “ギリギリ、ギチギチギチ…!”
 「あ゛あ゛ぎ゛ゃ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛ッ!!」
やらないなら壊す。それは、まんざら脅しという訳ではなかった。

 “ボクンッ!!!”

関節がすり合って外れる音が鈍く響く。

 「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッ!!!!」

祐希子の左肩が南のサザンクロス・アームロックによって脱臼したのだ。
それに驚き、小川が4の字から祐希子を開放する。
南も技を解き、仁王立ちになり祐希子を見下ろす。 
 「あ゛が゛あぁぁっ!!いぎゃい゛っ、 い゛ぎ゛ゃ゛い゛い゛ぃ゛っ!!!」
まるで赤ん坊のような悲鳴を上げ、左肩を押さえながら跳ねるような小走りで敵に背を向け、自軍・・・タッチする者など居ない赤コーナーに逃げる。

469正規軍vs反乱軍 5:5:2007/12/14(金) 01:33:45
今回ここまで・・・本当に、時間ばっかりかかってしまってすみません(汗)
どうか、最後までお付き合いお願います。

470名無しさん:2007/12/14(金) 05:09:29
この果てしないGJをどう伝えればいいのか…っ!!!

ゆっこの嬲られ地獄始まった(*゚∀゚)=3

471名無しさん:2007/12/14(金) 20:47:35
5:5さんGJ&wktk!
続き待ち続けますよー!!!

さいたまさんの第一試合も近いな!
これは女王を運命が飲み込むのか!?

472名無しさん:2007/12/16(日) 02:30:30
第一試合投下きてくれー!!!

473名無しさん:2007/12/16(日) 16:47:18
>>466-469
おつです
両手両脚責めイイ(*゚∀゚)!!

さいたまさん、そろそろかな~票集まってないのかな?
と思って今ページ見てみたら…
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諸事情により、開催時期を(早くても23日以降に)延期したいと思います。

その事情が解消されても、氷室が頭の中で動いてくれないので
いずれにせよ延期せざるを得ませんが…
氷室が電波ちゃんだったなんて知らなかったなあ。
ようやく運命運命と書かれてるレスの意味がわかった(汗)
ミミか石川か葛城のどれかにキャラ変更したい…
※リョナ板への書き込みができないのでこちらで連絡します。
 誰か気づいたら誘導か転載してくださると助かります。
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再投票はまだ出来ないみたいなので、とりあえず。
オレは葛城に1票。クールvsクールが観たい!

474名無しさん:2007/12/16(日) 16:50:46
あ、単に延期告知で対戦相手は変わらずだったのかな?
下2行は無視で(´Д`

476名無しさん:2007/12/16(日) 18:04:11
でも、変更するなら葛城は同意

477名無しさん:2007/12/16(日) 21:57:59
氷室が見たかった…(orz

478名無しさん:2007/12/16(日) 23:19:16
>>447
同意…(orz

479名無しさん:2007/12/17(月) 17:34:21
さいたまさんとこから転載

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とりあえず考えても氷室が動いてくれないので
運命に任せてほかの選手で再抽選をしたいと思います。
前回の投票で出てきたキャラは、
氷室以外なら大丈夫そうなので、あらかじめリストに残します。
上位4名に投票した人の票が分配されると思うので、
前回と同じキャラに投票してもかまいませんし、追加していただいてもかまいません。

出場選手投票期限は12/18日(23:59)でお願いします。
試合結果の投票期限は12/20日(23:59)予定です。

せっかく氷室に投票してくれたかた、申し訳ありません。
(不思議ちゃんが難しいので、同じ理由でノエル白石とかが追加されても辛そうですね…。)
※リョナ板への書き込みができないのでこちらで連絡します。
 誰か気づいたら誘導か転載してくださると助かります。
[12/16 夜ごろ追記]
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票数からして大体投票し終った感じだけどw

480名無しさん:2007/12/19(水) 01:00:25
久しぶりに書いたけど・・・なんかグダグダになった。リョナ畑の肥やしにでもなれば・・・。
フレイヤ鏡VSラッキー内田
「いっくぞぉおぉお!」
フレイヤ鏡に先制のヒップドロップ!技の繋がりなど技術面はもちろんだが、とにかく勢いの強い内田。たまらずよろけ、倒れてしまう鏡。
「もうおしまい?ギブアップする?」
マウントを取り、顔を見下ろすとぐぅ、と拳を握ってみせる。
「する訳が有りませんわっ!」
ブリッジしてなんとか跳ね除けようとするも、内田に素早く背後から抱きつかれ、スリーパーを極められてしまう。
「あ、んっ小賢しい・・」
「どう、ギブアップする?」
内田の強さに舌を巻きながら、なんとか足をロープに伸ばして逃げる。
「クッ、しまった・・・」
素直に離す内田。と思いきやピンと立てた内田の指が・・・尻穴に!どんっと差し込まれる。尻穴に指が綺麗に埋まり、鏡の口から呻きが洩れる・・・・・・!!!!!
「ぃひっ・・・ぉぉおぉぉぉぉ・・・・」
「貴女、こうゆうの好きなんでしょ?」
普段の内田の笑顔と違い、邪気に満ち満ちている。ニコリと微笑み、指を引き抜く。
うつ伏せになった鏡の体がぴく、ぴくと小刻みに震えている。相当の衝撃だったようで・・・
「くぅううぅあ!!!!」
指が抜かれると悲鳴を上げて汗まみれの背中を反らす。綺麗に尻穴が内田の指の形にぽっかり開いており一気にグロッキーになってしまう鏡。
「さあ、もっとお客さんに喜んでもらわないと・・・ね」
グロッキーの鏡を捕まえ、卍固めに持ち込もうとする。体が弛緩しており、上手く逃げられない様子で・・・抑えられていく。
「卍固めは良いですね……関節技で一番好きです」
極めると、しっかりと鏡の身体を痛めつけながら、お尻を撫でる。
「あああぁあぁぁ~~~~~!!!!ふあぁ・・・ぅ」
卍がしっかりとかかり、前屈姿勢で尻を突き出し、悶え苦しむ鏡。関節技には強いが、こうまで体が弛緩しているとそうもいかない。
苦しみ、体を震わせ・・・お尻を撫でられる度にぶるっ、と尻を震わせる。
「ギブアップ…する?」
さわさわと撫で回し、割れ目をなぞりと、やりたい放題に鏡のお尻を責める内田。もちろん卍の極めは緩まない。
「の・・・ノゥ・・・、ぐ、うぅ、ぅ・・・だ・・だれが・!!」
関節技に尻撫でと、二重の苦しみに汗を零しながら悶え苦しむ。割れ目をなぞられると吐息にもかすかに甘いものでてしまうが、意地で堪えようとする。
内田の指の形に空いていた尻穴が閉じかけ、力を戻そうとするが・・・
「へえ~、まだ頑張りますか。では……」
待っていましたとばかりに、平手でのスパンキング。良い音を立ててお尻を鳴らす。
「ぐあ!!!・・・うぅううっ・・・」
尻に平手が落ちると、ぶるん、と肉が揺れ・・・力が抜ける。
「そろそろ、ギブアップしたらどう?」
スパンキングを続けながら、再び尋ねる内田。
「ぐあ・・・ぅ。しません、しませんわ~~~っ」
ふるるっ、と首を振りギブアップは拒否し、最後の力で尻を思い切り後ろに突き出すとバランスが崩れ、卍固めが解けてしまう。
「頑張りますねぇ・・・」
一旦お互いに距離を取ろうと離れる鏡と内田。
(はぁ、はぁ……まさか…私が・・あんな無様な)真剣な表情で内田を見つめながら、立ち上がる鏡。
「まだまだ辱めてあげますっ!」
観客へしっかりとアピールすると、弾丸のように駆け、ニーで突っ込む。
「くっ!」横にずれてかわしながら、後ろに回って腰をフックしようとする鏡。内田が腰に組み付かれてはっとし、背後を打とうとするがすでに遅く
「もらいましたわっ!」
素早い動きで内田の身体を引っこ抜く高速ジャーマン。内田の体が落ち、だぁん、とマットが揺れる。

481ORZ:2007/12/19(水) 01:01:30
>>480続き
「まだまだ、これからですわよ?」
フックを解かずに、そのまま連続ジャーマンを狙う。簡単に投げられ、悲鳴を上げる内田。何度か投げて体力と平衡感覚を奪った所で、体勢を入れ替え上から覆いかぶさるようにフォールする鏡。
「ぅぅ~~~・・・んっ、あ、何!?」
衝撃に軽く目を回しているようだが自分の状況を把握し・・・ばたた、と脚を暴れさせフォールから逃げようとする。その様子にクスクスッと笑うと、鏡を見上げる内田の顔にお尻を下ろしてフェイスシットを極める。
「んぐっ・・・んんっ・・・んん~~~っ!!」
お尻をぺちぺちと叩き、いっそう激しくもがく内田。
「ああんっ、……さあ、今度は私の指を味わってくださいな」
そういうと1本指を立てると、優香のお尻につきたてる。……ググッ、とその1本指をコスチュームごと尻穴の中へねじ込んでいく。
「んひっ・・・ん・ぁ・・」
歯を食いしばって耐えるが、我慢の限界に近づいてきた。・・グリ・・・グリリ・・
「さあ、これでフィニッシュですわ!」
楽しげに笑い……ググッ、と力を込めながら、指を一気に引っこ抜く。
「ひぎぃいいいいいっあ・・・あぁ・・・・」
悲鳴を上げるとともに、思い切り潮を吹き、同時に、失禁まで晒してしまう。口からはよだれを垂らしただらしない格好で、倒れたままの内田。
「まだ貴女では、この手の責めでの私の相手は早かったですわね・・・」
クスリッと微笑んで見下ろす鏡。もはやレフリーの裁定は必要なく、観客の歓声にこたえながらリングを去る。

482名無しさん:2007/12/21(金) 18:46:43
おおう、GJ来てた!

女王が嬲られるってのもイイもんだな…
最後の安定感は流石だフレイア鏡。

偶にはやりすぎなくらいヤっちゃってもいい気もするぜ(*゚∀゚)=3

483さいたま地下プロレス:2007/12/24(月) 01:46:01
 ミミ吉原 vs フレイア 鏡
   2.1倍      1.8倍


「な…なに……この会場……」
少々あっけに取られながらリングの前に連れてこられた女。ミミ吉原。
吉原は新女の試合をも凌駕する熱気と、異様な雰囲気に呑みこまれていた。
さいたま地下プロレスは、基本的に選手にはなんの権利も与えない。
契約を交わす相手の6割は選手ではなく所属先の団体であり、残りの3割は拉致だ。
そこに選手の意志や権利は介在しない。
係員に連れられリングに上がる吉原。今回の彼女は3割の人間だ。
当初出場を予定していた氷室紫月は、直前に姿をくらましていた。
関係者によると運命を感じたとの事だが、とにかく吉原はその穴埋めのためにこの場に拉致されていた。

『どなたかと思えば吉原さんじゃありませんこと?』
既にリングに上がり、吉原を待ち構えていたのは腰まで届く銀髪の美女。フレイア鏡。
数ヶ月前に行われた試合で、炎の女帝マイティ祐希子を瀕死のスクラップにした張本人。
当時、既に致命的な弱点が暴かれ惨敗を重ねていたとはいえ、
無類の強さを誇り世界の頂点に君臨したこともあるマイティ祐希子の全身を破壊した相手だ。
…リングに上がる選手の内、6割は団体との契約、3割は拉致。
……そして足りない1割は、自らリングに上がる選手。
フレイア鏡はその1割の人間だ。

”ルールの確認をいたします。戦闘不能もしくは意識の喪失により決着とします。
 凶器攻撃、反則いずれも無制限、3カウント、ギブアップ、ロープブレイクは無効です。
 それでは試合開始です。”

吉原がリングに上がるとすぐに試合開始のゴングがなり、それを合図に吉原に飛び掛る鏡。
「ひぁ…っ」
タックルが決まりなぎ倒される吉原。その首にあてがわれる鏡の腕。
「ぁがぁ!? っぃぎ……か…は………っ!!」
鏡の体重の乗ったギロチンチョークが吉原の首を深く抉る。
喉を抉られ気管を押しつぶされる吉原の表情が一瞬にしてこわばり、
喉の奥から潰れた声を漏らし始める…。
鏡の腕を喉から引き剥がそうとする吉原。
しかし吉原の上にまたがって上から体重をかけてくる鏡の腕を下から押し返すことなど不可能…。

リングに連れられる前に一通りの説明をされ、ウォームアップの時間は与えられるものの、
準備時間は必要最低限しか与えられない。
これからどんな試合が始まるのか知っていて待ち構えている鏡と、
無理矢理連れられ強制的に試合に借り出された吉原とを比べると、
動きのよさは誰の目にも明らかな差があった。
「ぅぁ……っがは………ぅぅぅぅぅっ!!! ぅぅぅぅぅうぅあぁあぁあああ!!!」
『いい声ですわ…いい声…。』
「ううぅぅぐぇぇぇぇ……うえええぇぇぇぁぁぁぁ………」
攻防は完全に鏡のものだった。
吉原がなんとかポイントをずらして対応するも、
それがどうしたとばかりにすぐにポイントを併せてくる鏡。
身体を入れ替えようとする吉原。上から押さえつける鏡。
顔を横に向け呼吸を確保する吉原。腕での圧迫から肘で喉を強烈に押しつぶす鏡。
たまらず身体を回転させうつ伏せになる吉原。待っていましたとスリーパーホールドに移る鏡。
試合開始から数分……。吉原は鏡のしたに組み敷かれたまま、ただただスタミナを奪われていた。

484さいたま地下プロレス:2007/12/24(月) 01:47:04
リングに這いつくばり地獄の苦しみに顔を歪める吉原と、その表情を見つめ恍惚とする鏡。
鏡に完全に押さえつけられ、一方的に締め上げられる関節のビーナス。
かわいらしいルックスとグラマーな身体、人当たりの良い性格で人気の関節のビーナス吉原が、
地獄の中で漏らす呻き声に、会場中から歓声が上がる。
悪の女帝とも見える鏡に屈する正義のヒロイン。
テレビならば、例外なく途中で大逆転が展開される図式だが、現実は甘くない。
現実にマイティ祐希子は既に地獄の最下層へ葬り去られた。
力対力。勝つべきものが勝ち、負けるべきものが負ける…。

「ぐえぇ………ぁ…ぐぅ……うぐぅぅ…」

口から涎を垂らし、ガクガクと震える吉原。
しかし、関節のビーナスの異名は伊達ではない。
吉原がポイントをずらすと、鏡はすぐに追尾してくる。それが分かっていれば対処は簡単だった。
吉原が身体を大きく捻って重心をずらし、首を曲げてポイントをずらす。
それを押さえつけようと鏡が動いた瞬間、鏡の腕を取りひっくり返す!
『あああっ!!』
そのままワキ固めに入る吉原。
「ようやく……形勢…逆転………はぁ…はぁ……」
鏡の腕を捻って肩を極め、リングに這いつくばらせると、吉原は動かなくなった。
最初は固唾を飲んで見ていた観客だが、数十秒もすれば野次が飛び始める。
吉原のワキ固めは、鏡を押さえつけるだけで、致命的なダメージを与えようとしていない。
ダメージの回復…とまではいかないまでも、呼吸を整えるくらいの時間は稼ぎたい。
殺伐とした試合を何度も見てきた観客達にとって、殺気の感じられない吉原が休んでいることは明白で、
会場中が殺気立ち始め、その雰囲気に流されるように吉原も動き出す。休憩など許されるはずもなかった。
「いつかあなたにはお灸をすえてあげなきゃいけないと思ってたのよ。
 場所はこんなところだけど、いい機会だわ。」
ワキ固めからクロスフェイスに移行し、鏡を押さえつける吉原。
『ぅうぅぅ…。 ぁ…その…手をお離し…なさい……っ!』
続けてキャメルクラッチに入る吉原…だが、隙を突いて鏡が逃げる。
吉原がかろうじて鏡の脚を捕らえると、両脚をねじ込みアキレス腱固め!
『ぃいああああぐっ!!』
しかし鏡も負けていない。逆に吉原の脚を掴み、アキレス腱固めの応酬っ!
「いいぃいっぎいぃぃぃぃあぁああああ!!!」
吉原の美しく極めたアキレス腱固めと、鏡のポイントを抑えつつ強引に捻りきるアキレス腱固め。
『っくぅぅ!!!ぅああ……っぁあああ!!!』
「いあぁあああ!!!! ああっ!!!いぃぃぃいぃぎいいいぃぃぃぃ!!!!」
会場中に響く二人の悲鳴。二人の悲鳴が上がるたびに会場はヒートアップしていく。
『あぅぅ…っくぅぅぅ…ぃぃぃぃああああ!!!』
「あああああ!!!!っぎぃぃぃああぁあっ!!!!!」
完全に膠着状態となったリング上。だが、完全に拮抗しているわけではなかった。
……美しく極まっていた吉原のアキレス腱固めが、徐々にくずれていく。
鏡のアキレス腱固めのダメージを逃がそうとする吉原のアキレス腱固めが崩れていくと、
次第に鏡が優勢になっていく。
脂汗を浮かべ歯を食いしばる吉原と、次第に余裕の表情になっていく鏡。
「…っぐぁっ!! ぃいぎぎがああああああああああーーーーーーーーーーっ!!」
ある時を境に、吉原の悲鳴が絶叫に変わり、手を離し鏡の身体を蹴りつけて引き剥がそうとする。
先に音を上げたのは関節のビーナス、吉原だった。

485さいたま地下プロレス:2007/12/24(月) 01:49:11
捕らえていた脚を掴んだまま立ち上がり、脚を組んで身体を一回転させると、足4の字固めが極まる。
「っぎいぃぁいあああああああぁぁあぁぁあああ!!!!!!!」
再び足を掴み立ち上がり、吉原をひっくり返すと逆片エビ固め。
「ぅぅあぁあ……。 …ううぐ……ぅぁ……」
……いつのまにか、ショーの主役は鏡が奪い返していた。
『関節のビーナスと呼ばれた貴女でさえ、私が相手になればこの程度ですわ。』
そして弓矢固めにスイッチ。
「うぅあ……ぐぁ……………ぁ…くふ…」
一旦解放し、三角締め。
「があああ…。 ぐぅ…ぐぐぐぐ……こ…こんな……はず…じゃ……」
『……私にお灸を据えていただけるのはいつですの?』
逃れようと暴れる吉原を、胴締めフロントスリーパーで固定して締め上げ…
「うえぇ…ぁぐ…………………っ!!!」
そしてフィッシュストレッチスリーパーが極まる。
「っくふぅ………………ぅ…ぉぉぁ……」

虫の息で鏡の腕に身体を横たえながらも、たまらずエルボーを叩きこむ吉原。
『っぐふっ…っ!?』
当たり所が悪かったのか、鏡が手を緩めてしまい、その間に吉原が脱出する。
立ち上がり息を整えながらファイティングポーズをとる吉原。
そして少し遅れて立ち上がり、ファイティングポーズをとる鏡。
この試合、初めてファイティングポーズを取って対峙する二人だが、
吉原のファイティングポーズが普段のファイティングポーズとは異なっていた。

《ざわ……》
……一部の観客も気づいた。
吉原は元全日本空手王者だ。今ではめっきり見なくなったその立ち姿は、紛れもなく当時の立ち姿。
『それではそろそろこのショーも終わりに致しましょうっ!!』
弱った吉原にトドメを刺そうと、タックルを仕掛ける鏡。それに併せて身体を翻す吉原。
ドムッ!!
『っぐふぁっ!!』
中段蹴りが鏡の脇腹を抉る。
続けて上段蹴りっ!
『っがぁ!!』
鏡が仰け反り後ずさる。一歩踏み込んだ吉原が更に前蹴りを叩き込み
『ふうぅぐっ!!! ぐえぇぇ…』
口から涎の糸を垂らしながら身体をくの字に折り曲げ、腹を抑える鏡。
さらには、身体を折り曲げて下がった鏡の顔面めがけて下から右脚を振り上げ
『あがああっ!!』
今度は身体が真上に伸び上がる鏡。
吉原は一旦両手を胸元まで引き付けながら大きく左足を踏み込んで距離を詰めながら低い体勢になり、
引き付けた両手をそろえて大きなモーションからの掌底を鏡の鳩尾めがけて一気に打ち放つ!
ドボォッ!!
『おぐうううぅぅぅっ!!! っぐえぇ……ぇえぇえ……おおげえぇぇぇ……』
再び顔を歪めながら身体を2つに折りたたんだ鏡の口から胃液が溢れ、リングに吐き出される…。
身体を支えきれずに二つ折りのままふらつく鏡の髪を鷲掴みにして顔を上げさせる吉原。
「……ちょっとオイタが過ぎたかしら? お仕置きが必要ね。」

486さいたま地下プロレス:2007/12/24(月) 01:50:17
鏡の首を腋に抱えるようにして固定すると、
無防備になった鏡の背中の上から、鏡の肝臓めがけて掌底を打ち下ろすっ!!
膝から崩れ落ちる鏡。それと同時に首がギロチンに賭けられる。
『ぐぅあ! …っっげええぇぁぁぁぁ…っ!!!!』
酸欠になる鏡の首を腕で固定し、頭を脇で前屈させ、スタンディングフロントスリーパー。
『ぁ……っがは………っぐぅぅぅぅ……お……離し…な……げえう……』
続けて身体を入れ替え、胴締めチョークスリーパー。
『っうぅぅぅぅ…………っがっは……』
吸い付くような関節のビーナスのスリーパーに、鏡はすぐに意識が朦朧とし始め、脱力していく。
鏡を一旦解放し、首4の字固めに移り
「……まだオチるには早いわよね? もう少し付き合ってもらうわよ?」
『っぐふ…。ぁあぁぁぁぁぐぅ……ぅうううぅう……ぅぁ…は……く……』
吉原の両脚に挟まれたまま、涎をたらし泡を吹きはじめる鏡。
しかし吉原は攻撃を緩めない。
『ぐぶ………ぐぅ……う……ぶぐ……ん…ぁ…………………』
鏡の黒目から光りが消え、がっくりと脱力する鏡。
「もう少し付き合ってもらうって言ったのに…。
 あたしのドラゴンスリーパーを知らないまま失神していいの? 良くないわよね?」
鏡の意識が戻るまで鏡の頬に平手打ちをする吉原。それに併せて顔を左右に振られる鏡。
『うぅ……。 ぁ……オチ…た…?』
「おはよう。お目覚めの気分はどう?」
『…………。』
「無理に答えなくてもいいわよ。まだ寝たりないわよね?そうよね?安心して。わかってるから。」
目覚めたばかりの鏡の腕をとり、首を腋に抱え、必殺のドラゴンスリーパーが極まる。
『うぅぅぅひぃぃいいぃぃぃぃっ!!! ううぐぐぐぐぐ………っがは…っ!!!』
「あんまり暴れないほうがいいわよ? そのほうが気持ちよく眠れるから。」
『ぇぐっ!! が……っ!!っがふ……! っぅぐ……ぁ…………………。 …………………。』
関節のビーナスにとって、一度オチた鏡の意識をもう一度奪うことくらい大した事ではなかった。
再び脱力した鏡を残してリングを降りていく吉原。
リングサイドに拘束されている祐希子と南を見つめてにっこりと笑い、
「どっちがあたしと試合するのか分からないけど、あたしは負けないわよ。」

さいたま地下プロレスは、基本的に選手にはなんの権利も与えない。
普段は温厚な吉原だが、新女入団のきっかけは道場破りだった。
祐希子と南を見つめる瞳は、試合前の温厚な瞳から変わっていた。
新女ではもう二度と出会えない、あの頃の瞳に……。

487さいたま地下プロレス:2007/12/24(月) 03:21:45
VIPの皆様方へ

いつも当団体の興行へ脚を運んでいただき、誠にありがとうございます。

さいたま地下プロレス 王者決定戦開催のお知らせです。
第1試合はミミ吉原選手の勝利で幕を閉じました。
続きまして第2試合のお知らせです。

第1試合   ミミ吉原   ○vs×  フレイア鏡
第2試合 マイティ祐希子  vs    南利美
第3試合 第1試合の勝者 vs 第2試合の勝者(※1)
第4試合 第1試合の敗者 vs 第2試合の敗者

※1 : 第3試合の勝者(=優勝者)は、次回の興行に引き続き参加予定です。


 第2試合に勝利すると思われる選手に投票してください
   マイティ祐希子  vs  南利美
         3.5倍       2.1倍

【スケジュール】
 12月26日  勝者投票券購入〆切(24:00〆切)
 12月30日(?) 第2試合開催
  (以降のスケジュールは随時お知らせいたします)

さいたま地下プロレス
----------------------------------------------------------
※12月30日開催予定ですが、
 12月30日に開催できない場合は年越しになります。
 (その場合はとりあえず第3試合の勝敗投票だけ先攻して実施する可能性があります)

投票先
http://vote2.ziyu.net/html/saita.html

488名無しさん:2007/12/24(月) 03:44:20
おおお!さいたまさん乙!
フレイア様もがんばったけど、ミミさんの地力に沈没かあ
次戦も楽しみだわ(*゚∀゚)

489名無しさん:2007/12/24(月) 12:59:30
>>480
フレイア様にその手で対抗しても太刀打ちできないです!
安易にエロ技で対抗しようとした内田のミス!
自ら罠に飛び込んだも同然だ!GJ!

490名無しさん:2007/12/25(火) 22:52:10
一度投票したあとはコメントできないみたいなのでここに

・ゆっこには定位置キープでいてもらいたいNE!

491名無しさん:2007/12/27(木) 13:42:19
・股関節外したりドテを痛めつけたりを期待してみる

492名無しさん:2007/12/27(木) 19:47:13
意外なくらい接戦になったなー
南がゆっこを受け切ってのフルボッコだとみた

493さいたま地下プロレス:2007/12/30(日) 06:41:50
マイティ祐希子  vs  南利美
     9.8倍       2.1倍



「いくわよぉーーーっ!! この試合…あたしがもらったあぁっ!!!」
コーナーポストの下に倒れた南と、コーナーポストの上で観客に向かって声を上げる祐希子。
一時は羽をもがれ、無様に地面を這いつくばることしかできなかった女神が再び空を舞う。
その身体は高く美しい放物線を描いて、南利美めがけて落下していく……。
……………………………………………。
…………………………………。


《青ぉぉぉコーーナーーっ!マイティー祐希ーー子ーーーーっ!》
コールに導かれてリングに向かうマイティ祐希子。
弱点を綺麗に洗い出されてしまい、無様な敗北を重ね、
炎の女帝マイティ祐希子はスクラップにされたこの忌々しいリングに、マイティ祐希子が登場する。

《赤あぁぁぁコーーーナーーッ!!南ーーー利ーーーー美ーーーーーっ!》
続けてリングに上がる南利美。
逆に南はこのリングに上がるのは初めてだ。
しかし、このリングの概要は既に聞かされている。

リングに上がり視線を交わす二人。
”ルールの確認をいたします。戦闘不能もしくは意識の喪失により決着とします。
 凶器攻撃、反則いずれも無制限、3カウント、ギブアップ、ロープブレイクは無効です。
 それでは試合開始です。”

ゴングと同時にコーナーから飛び出し、両手を上にあげて組み合う。
力比べから入り、祐希子が南にアームホイップ、南が祐希子にボディスラム。
お互いに投げ技を主体に試合を組み立てる二人。
そして徐々に祐希子が飛び技、南が関節技を交え始める。
およそさいたま地下プロレスらしからぬ試合が続く。
祐希子のドロップキックが南を弾き飛ばし、南の脇固めが祐希子の肩を極める。
祐希子がジャンピングネックブリーカーで南の首を狩り、
南がフェイスロックで祐希子を絞め上げる。
…そうこうしているうちに徐々に均衡が崩れていき、祐希子が徐々に試合を制し始めた。

「南っ!動きが鈍くなってきたわよっ!!」
祐希子の延髄斬りが南の首筋を捕らえ
『んがぁっ!!』
倒れた南が立ち上がろうとするタイミングで、南の片足を踏み台にしたシャイニングウィザード!
『ぎゃぅっ!!』
倒れた南を引き起こしてブレーンバスター!
「次いくわよっ!」
『っぐぅっ!!』
再び南を引き起こした所で、南が切り返してコブラツイストで反撃
「ぅううぅうぁあああぁぁぁぁぁ………」
『相変わらずサブミッションから逃げるのが下手ね。』
「っううぐ…ぅぅぅぅ……」
肘を振り回して南を引き剥がし、その場で放ったローリングソバットが南の脇腹を捕らえる。
『っうぐうっ!!』
南をコーナーに投げるとすぐに追いかけ、コーナーを背にもたれかかった南の腹めがけて串刺しドロップキック
『ふうぐっ!! があは…っ!!』
腹を抱える南をコーナー近くにボディスラムで叩きつけ、すぐにコーナーに上り、
南が立ち上がると同時にミサイルキックを放つ祐希子。
『うごぁああっ!!』
よろよろと立ち上がる南と祐希子が再び対峙し、祐希子がミドルキックを放つ。
が、それをキャッチし、すばやくドラゴンスクリューを決め、
その流れで膝十字固めで膝関節を極めながら祐希子の両脚を大きく引き裂く。
「うぁああっっ!! っく…っぐうぅ!!!」
さらに身体を入れ替えて片逆エビ固め。祐希子の身体がそりあがり、ドテが強調される。
「ぉぉ……あ……ううぉぉああああぁぁぁっ!!」
その片足を、南が両脚で固定し、身体を捻ると祐希子の頭部を捕らえSTFにつなげ
「っぐああぁあああああ!!!!! あああああああああっ!!」
頭部を固定する腕を引き剥がそうと、南の腕に右手をかけると、
今度はその腕をとられて身体がひっくり返されうでひしぎ逆十字固めに移る。
「ぎいぃぃぁああぁぁぁあああーーーーーーーーーーっ!!!」
ここまで優勢に試合を進めてきた祐希子も、これには堪らず絶叫を上げる。
肘が180度を越えてしなる激痛に脂汗を流す祐希子。
南のアキレス腱を左手で握りつぶして隙を作ると、その間になんとか脱出する。

494さいたま地下プロレス:2007/12/30(日) 06:42:52
腕を抑えながら立ち上がる祐希子。南の立ち上がり際にフェイスクラッシャーを重ねると、
コーナーに走り、一歩でコーナーに足をかけて三角跳びすると、そのまま南に身体を落とすボディプレス!
『っがあっは…っ!!』
祐希子の身体の下で、息を荒げた南が身体を捩らせて顔を歪める。
試合は既に最終局面に来ていた。
祐希子は強かった。
南はスリーパーを使ってこなかった。
その弱点さえ狙われなければ、祐希子はやはり強かった。
リングを所狭しと走り回り、縦横無尽さらには上下すら自由に飛び回る祐希子を止めることは難しい。

「いくわよぉーーーっ!! この試合…あたしがもらったあぁっ!!!」
コーナーポストの下に倒れた南と、コーナーポストの上で観客に向かって声を上げる祐希子。
一時は羽をもがれ、無様に地面を這いつくばることしかできなかった女神が再び空を舞う。
その身体は高く美しい放物線を描いて、南利美めがけて落下していく。
理沙子からアジアヘビーを奪ったときも、世界のベルトを取ったときも、
常に祐希子を支えてきた伝家の宝刀、ムーンサルトプレスっ!
ドガァッ!!
「ううぐううぅうぅあぁあぁあっ…ぁあぁぁぁああああぁあああ!!」
会場に響いたのは祐希子の悲鳴。
南は、祐希子が自分にトドメを刺すためにムーンサルトプレスを放つことを予測していた。
祐希子が飛んだ瞬間に膝を立てて待ち構えた南。
祐希子の腹が南の両膝に突き刺さり、両膝を支点に祐希子の身体は真っ二つに折れていた。
伝家の宝刀は祐希子に牙を剥き、その餌食となった祐希子はドサリとリングに落ちた。
「げぁ……。ぁあぁ………うう…っ………ううぅぐぅぅぅ……」
口から涎の糸を垂らして蹲る祐希子。
ここまでリングを飛び回り南を翻弄してきた祐希子の動きが、今の迎撃一発で完全に止まってしまった。
千種が腹筋の弱さを弱点にしていると一部で噂になっているが、祐希子も強いとは言い難い。
無駄な筋肉をつけないことは、祐希子の持ち味のスピードと跳躍力を保つためにも必要だった。
しなやかで柔軟性の高い腹筋で全体のバランスを保っているが、言い換えるならば強固な筋肉ではない。
自らの必殺技に自らの内臓を叩き潰され、腹を抱えて、リングをのたうつ祐希子。
その間に南が立ち上がりロープに走り、反動の勢いを使って飛び出し、
リングに這いつくばる祐希子の脇腹めがけて低空ドロップキックっ!!
「っふげう! っがっは!! っげええああぁああぁ!!!」
脇腹に深く突き刺さる南の両脚。ダメージで腹筋に力を入れられないこのタイミングで、
防御の薄くなった脇腹から捻りこまれたサイドからのドロップキックに再び内臓を抉られる。
これ以上追い討ちを受けてはたまらない祐希子は、胃液の道を作りながらリングを転がって場外へエスケープする。
場外で歯を食いしばり口から胃液を漏らしながら悶絶する祐希子。
《おおおおおおぉぉぉぉーーーー!?》
会場から驚きの声があがる。 驚くのも無理も無い。南がコーナーの上に登っているのだから。
祐希子がスリーパーを嫌っていることは南もしているが、今祐希子が一番喰らいたくない技はスリーパーではない。
南がコーナーから飛び降り、祐希子の腹めがけてダブルニードロップ!
ドムウゥゥッ!!
「ぐうおぉおぉぉぉぉぉっ!!! っぐっがあ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!  がげ……ぐぉ……!!
 っげっが…っ!! ごげぼっ!! っげおえええっ!!」
祐希子が今一番喰らいたくないのは、もちろん腹への打撃。
しかし南の両膝が祐希子の腹を抑えた両手ごと腹を打ち抜き、その反動で身体がV字に跳ね上がる。
逃げ場の無い祐希子の腹の中で強烈な三連打を受けて圧殺され、限界を超えた内臓の悲鳴をあげ…
「っげげおええっ!!! げぶ…ぐぶぉぉ……」
観客の視線の目と鼻の先で、祐希子はゲロを吐きはじめる。
…もう内容物を全て吐き出すまで止められない…。
『……さっき、この試合は貰ったとか聞こえたけど、聞き間違いだったかしら?』
南が祐希子の腰にまたがり、祐希子の両手を足に挟み首に手をかけてキャメルクラッチ。
観客席から十数cmの距離で、苦痛にゆがんだ顔を上に向けさせられたまま濁った声で口からゲロを噴き、
それが口から首を伝い、胸元を汚していく…。

495さいたま地下プロレス:2007/12/30(日) 06:43:55
ようやく全てを吐き出しきった頃には、祐希子の上半身はゲロまみれになっていた。
南がようやく祐希子の首を解放すると、祐希子の両脚を自らの腕に引っ掛けてさらに両腕をつかみ、
カンパーナを完成させる。
「あああぁぁ……あああっ…。 …っくぅぅぅぁぁぁ……」
南の足の下で宙吊りにされ、前後に大きく揺さぶられる祐希子。
自分の体重と遠心力で身体が反り返り、両肩両脚にダメージが加わる。
前では長い髪を振り乱しながら、胸を突き出す形で観客の目の前で大きく揺れ、
後ろでは両脚を開いたまま、股間を突き出すように前後に大きく揺らされる。
しかも犠牲者となった祐希子には脱出する術の無い拷問の時間が流れる。
ようやく手放した南はすかさず祐希子の腰の上に乗り、祐希子の両脚と首を捕らえ、弓矢固めに入る。
再び反りあがる祐希子の身体。
「ぐぁ……。 ぉぁ…が……ぐぐ…っぐうぅぅ!!!」
南が足を伸ばしていくと、祐希子の身体も大きく伸び上がり…
「あが…っ!!! ぅぅぅううううぅぅぅう!!! ううぅぅぁあぁあああああああっ!!!!」
祐希子の呻き声も大きくなる。
バランスを保つことが難しく、ともすればすぐに崩れてしまう弓矢固めがこれだけガッチリ極まっているのは
南の技術力の高さもさることながら、腹筋の効かなくなった祐希子の抵抗力の弱さを物語っている。
ムーンサルトプレスを迎撃した後、安易に得意の関節技に入っていたら南はさらに逆転されていただろう。
優勢だった祐希子に出来たほころびをさらにねじ広げ、
致命傷にまで広げてから反撃にでた南の冷静さの勝利だった。
反撃する糸口すらつかめないまま、続けてリバースゴリースペシャルに掲げられる祐希子。
両手がチキンウィングに固められ、両脚が180度反りあがり、
南と背中合わせのまま真っ逆さまに固定される。
そのまま南は観客の目の前をゆっくりと一周する。
股間を観客の目線の高さに釣り上げられ、その下で胸を上下に揺らしながら、
南の背中という拷問台で地獄を味わう祐希子。
「っううぅ………ぐぅぅう…っ!! ……っぁあっ!!…くううぅぅっ!!!」
その一歩一歩の振動が祐希子の背骨を折っていく。
時折南が身体を屈め、祐希子の身体が更に伸びていく……。
そのままリングの回りを一周し終えた南は、その体勢のまま小さくジャンプしたかと思うと、
そのままお尻からコンクリートに着地っ!
ゴンッッ!!
「っぐ…っ!!」
その瞬間、受身も何もできないまま、脳天からコンクリートに突き刺さる背後の祐希子。
そのままダウンした祐希子を無理矢理引き起こし…
『スリーパーに弱いって聞いてたから、いつ仕掛けようかと思ってたけど……どうやら不要みたいね。』
この試合、苦手のスリーパーには1度も捕まっていないにも関わらず、祐希子は既に半失神。
両脚をガクガクと震わせ、自分の身体すら支えられないまま、片足を取られながら抱え上げられ…
ドガァアッ!!
「ぐっふぅぅっ!!! っがは…っ!! っがはっがはあっ!!」
背中から強烈に叩きつけられるフィッシャーマンズスープレックス。
片足を上げながら南に押さえつけられ、息を詰まらせながら咳き込む祐希子。
『……もう…これ以上続けても無駄ね。 でもスリーパーは使わないわ。
 祐希子、苦手のスリーパーだから負けたなんて言い訳は許さないわよ。
 あなたは純粋に私の強さに負けたの。』
「っく……ま…まだ…負けと…決まっ…たわけ…じゃ……」
『決まってるのよ。 次の技で大股開きの恥ずかしい格好のまま敗北を味わうのよ。』
南は祐希子を引き起こす。祐希子は瞳孔の開いた目で無抵抗のまま引き起こされる。
南が祐希子の背後に回り、祐希子の両腕を交差させながら腰をフックし、
『わたしに実力でボロ負けした気分は……そのうち聞かせてもらうわ。』
そのまま勢いよく高く持ち上げ、垂直落下クロスアームジャーマンスープレックス!!
グシャァッ!!
「っぎゃふ!!」
……かくして南の宣言どおり、観客の目の前で大股開きで観客の視線に晒されながら、
白目を剥いて祐希子は闇の中へと沈んだ。

496さいたま地下プロレス:2007/12/30(日) 08:08:38
引出しの少なさが目立ってきましたが気にしません。
技のバリエーションが少なくても組み立て次第でなんとかなるはず!たぶん!

>490
序盤に6票差をつけられたにもかかわらず、
中盤の猛烈な追い上げで逆転して5票差のリードを取りました。
しかし、じわじわと差を詰める南の反撃で終わってみれば1票差で競り負けてしまいました。
もう少しで勝利だったのですが、後一歩届かず定位置キープです。
得票の推移なども出来る範囲で試合に反映させていければと思います。

>491
トーナメント中ですし関節を外すのはやめました。
そのかわりに終盤の南のラッシュでは、
観客の目の前でのドテ強調攻勢で苦しんでもらいました。
私の知っているドテ技(他の技もですが)は今まで書いた中で、ほぼ出尽くしているので、
自分の好きな系統の技があればリクエスト入れてもらえると助かります。

>492
最初はそうしようと思ったのですが、
先に言われて悔しいので必殺技を迎撃させました。

497さいたま地下プロレス:2007/12/30(日) 08:10:54
VIPの皆様方へ

いつも当団体の興行へ脚を運んでいただき、誠にありがとうございます。

さいたま地下プロレス 王者決定戦開催のお知らせです。
第2試合は南利美選手の勝利で幕を閉じました。
続きまして第3試合のお知らせです。

第1試合   ミミ吉原   ○vs× フレイア鏡
第2試合 マイティ祐希子 ×vs○   南利美
第3試合   ミミ吉原    vs    南利美(※1)
第4試合   フレイア鏡   vs  マイティ祐希子
※1 : 第3試合の勝者(=優勝者)は、次回の興行に引き続き参加予定です。

   ミミ吉原  vs  南利美
     3.8倍       2.7倍

【スケジュール】
 01月04日  勝者投票券購入〆切(24:00〆切)
 01月07日(?) 第3試合
  (以降のスケジュールは随時お知らせいたします)

さいたま地下プロレス
----------------------------------------------------------
(時間の都合のため、第3試合終了後、
 試合開始を待たずに第4試合の投票開始する予定です。)


投票先
http://vote2.ziyu.net/html/saita.html

498名無しさん:2007/12/30(日) 21:23:53
失礼します。
ttp://i-bbs.sijex.net/imageDisp.jsp?id=ryona2&file=1199016271923o.png
SFCのファイプロシリーズから色々よさげな技を撮ってみました。
技の名前はゲーム内データからそのままです。
①カンパーナ ②リバースカンパーナ ③ブルズグランパス ④ブルズアンヘリート
⑤片エビ固め ⑥パロスペシャル ⑦ジャックナイフ固め ⑧後方回転エビ固め
⑨スモールパッケージホールド
⑩拷問ロメロスペシャル(ロメロ・チンロック→変形カベルナリア)
⑪フィッシュストレッチスリーパー ⑫サザンクロスクラッチ ⑬マンハッタンドロップ
⑭カナディアンバックブリーカー ⑮レッグスプリット
以上、、ドテ強調技っぽいのを集めてみました。
ファイプロシリーズは個々の技に関しては結構イイカゲンなので、実際の技や
レッスルの表記と違ってるかもしれません。

499名無しさん:2007/12/31(月) 15:17:03
腹攻めなら、キチンシンクやストンピングが基本かな?
でも最近はキチンシンクはあまり見ないかもしれないです。

500名無しさん:2007/12/31(月) 18:46:00
某サイトのSS既に募集締め切りと。
もやもや妄想している間に乗り遅れてまった(--;)

流れプッツリごめんなさい…orz

501名無しさん:2008/01/01(火) 00:03:23
あけましておめでとうございます。
2006年はレッスルにとって思い出深い年になりましたね。

502名無しさん:2008/01/01(火) 01:11:20
あけましておめでとうございます
今年もレッスルが盛り上がるといいですな(*゚∀゚)=3

>>501
今年は2008ですよ( ^ω^)ニコッ

503名無しさん:2008/01/01(火) 12:52:37
レッスルでオンリーフォールやハードコアマッチみたいな変則ルールってありましたっけ

504名無しさん:2008/01/01(火) 16:49:57
俺らの心の中にはあるよ

505名無しさん:2008/01/02(水) 01:57:59
年末のインディー祭典に参加し、後野の関節に逃げ惑う事しか出来なかった南
最後はコーナーに逆さ貼り付け失神失禁OK負けというまさかの大失態を演じるとは
あれはたまらないものがあった

506名無しさん:2008/01/03(木) 01:49:22
失禁OKw
たしかにオッケーだけどさ

507名無しさん:2008/01/03(木) 03:16:28
>>506
ミスっておいてなんだが突っ込まないでくれよwww

508ORZ:2008/01/04(金) 18:16:59
パンサー理沙子VS氷室紫月
「……ふっ」
試合開始早々グラウンドに持ち込むために、姿勢を落としてショルダータックルを仕掛ける氷室紫月。
「いきなりは・・・もらえないわ!」
パンサー理沙子は体を右にかわすと、腕をキャッチしながらアームホイップ。基本技で切り返し、まずは試合を作る。さらにもう一度アームホイップで投げ、落下の衝撃で紫月の胸を揺らさせる。
関節技に備えて身体を丸くする紫月の腹や腰付近に、理沙子の容赦ないストンピングが打ち下ろされる。
「んっ、くぅっ……っ!」
振り下ろされるストンピングの足を取って引き倒そうとする紫月、そして・・・何発目かのストンピングをキャッチされ、お尻からマットに引きずり込まれてしまう理沙子。すぐに足をかばいにいくが・・・
「・・・取った・・・!」
「しまっ・・・・ああ、あっ、ああーーー!」
掴んだ右足をぐっ、と右側に広げさせられ、膝を極められると同時に軽い股裂き状態に。脱がなくても、十分な色気が理沙子から感じられる。何とかこの羞恥プレイから逃れようと必死にもがく。
「……逃がさない、運命だから……」
涼しい顔で言うと、しっかりと足と股関節を極めて痛めつけていく
「……ギブアップ?」
「あうう・・・あああーーーー!ノー・・・ノー!」
頭を左右に振りたくり、空いている左足で紫月の腰やお尻を蹴りまくる。激しい抵抗に、仕方なく技を解く紫月。足を少し気にしながら、立ち上がる理沙子とゆっくり構えを取って間合いを計る紫月。
「くっ……いくわよ?せぇぇぇぇいっ!!!」
ダン、ダンッ、と二歩進んだ所でマットを蹴って跳躍……凶器のような鍛え抜かれた太股を、その勢いと遠心力で加速して……レッグラリアート!
「ぐぁ・……ぁっ!」
胸元から、直に肺が潰されるのではないかと言う衝撃。一撃で肺が押し潰され、鉄面皮が崩れ、苦悶を彩る・…・・・一瞬天を仰ぎ見る紫月。ややあってお尻がずるずるとマットに落ち、座り込んでしまいグロッキー状態に・・・。息を荒げながら理沙子は、ぐったりとする紫月の腕を取って逆さまに抱え上げる。狙いはパイルドライバー。
「あぁぁ・・・お、落とすなら・・・早く落として・・・」
恥ずかしさなのか、頭に血が登るっているのかで、落とされる前から普段よりも赤い顔の紫月。足をばたつかせるも、逃れるまでには至らない。
「それじゃ、お言葉に甘えて」
その言葉に従うように、パイルドライバー!紫月の脳天をマットに叩き付けると、そのままエビ固めでフォール。レフリーのカウントが入る…ワン、ツー……
「・・・・・・っ!」
なんとか意地を見せ、カウント2.5で右肩が上げる紫月。しかし半失神状態・・・全く立ちあがることができない。そこへ追撃のキャメルクラッチ。
「耐えられるかしら?」
「あ、あっ、あああぁぁぁぁ・・・!」
紫月の腰が、厳しい角度で反らされる。胸が少し斜め上を向き、おへそが正面から見えるほどに・・・
「あっ、うっ、た・・・耐えて、みせる・・・あああっ!ああぁぁぁぁぁぁぁ・・・あうぅ、っ・・・!」
体力を削られた今の状態では、ロープに近づくことも自力での脱出も困難。前後に上半身を揺さぶられ、理沙子に胸を揺らされる屈辱に耐え続ける。
「ギブアップすれば……楽になれるわよ?」
「あっ、あ・・・!っ、くっ・・・ぁあ・・私は、屈しない・運命・ああん・・・」
押し殺すような喘ぎが、紫月の口からこぼれる。胸の下あたりが熱くなってくる。細い腰はさらに角度をつけられ、ぎしぎしと軋む。
「あらぁ、かわいい声ね・・・こうすると、お客さんもきっと更に満足するわよ・・・」
顎を引っ張りあげるのを左手だけにすると右手を紫月のコスチュームにしのばせ乳首を弄り始める。しっかりと絞り上げ理沙子が息を吹きかけるとちょうどそこは紫月の耳、リング内ではもっとも観客に近い距離でなんとも艶かしいキャメルを仕掛けていく。
「あ、んっ、あふぅぅっ!?むねぇ・・・」
紫月の悲鳴が変化する……痛みから快感に責めが変わると、甘い声を上げてしまう。
・・・しばらくしてこれでギブアップを奪うのは無理だろうと感じ、紫月はやっと技を解く。時間を忘れるほど苦しみに耐えた体を、マットに横たえて休む。
「くあぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・やっと・・」
「まだ休むのは早いわよ?」
紫月の耳元に口を近づけ、甘い吐息で耳朶をくすぐっていく理沙子。
容赦なく紫月の腕を掴んで引き起こす理沙子。そのまま羽交い締めにすると勢いのままのドラゴンスープレックス!!そのままブリッジしたまま押さえ込み、フォール。レフリーがカウントを取って行く。


509ORZ:2008/01/04(金) 18:18:03
足元をラリアットで払われるという予想外の反撃にもんどりうってダウンする。
「えっ、嘘、キャアアアーーーッ!!!」
今までのダメージがなかったかのようにすぐに両足を取り、次の技を狙う紫月。足をクロスさせ、サソリ固め。一気にダメージを与えにいく。
「それって・・・まさか!・・・・ダメェッ!!!!アアアアアアァァァァアア」
それまでの攻勢から一転!サソリ固めという技を極められ、断末魔のような悲鳴をあげ、マットを叩いて苦しむ理沙子。
「ギブ、したら?」
理沙子とロープとの距離は、約1m。少し前進しなければ手が届かない距離だ。太ももを持ち上げられ、腰がぎしぎしと軋む中、ゆっくりと近づいていく。
「うぅ・・・・腰がぁ・・・」
必死に激痛に耐える理沙子、匍匐前進の要領で少しずつロープへと進んでいくが、もう少しというところでなかなか届かない!!なんとか腕だけで必死にロープへと擦り寄ると、精一杯伸ばした手でサードロープを掴む。
「ローーーープゥ~!!ロープッ!!離してっ!!うわああああああーーーーーっ」
バンバンッ!!とマットを叩いてロープを掴んでいることをアピールすると
「ご苦労様・・・」
一旦技をはずすと、マットに倒れたままの理沙子の上半身だけを引き起こし、マットに座った状態にさせ、その上にまたがりつつ右足を取って引き上げ・・・
「これが、運命・・・」
フィニッシュ宣言とともに、スタンディングクラッチを完成させる!裂きの中でも難度の高いこの技は、十分すぎるほど理沙子を苦しめる
「あ・・・ぁあ・・・・っ・・っぅぁぁあああっ!!!!」
理沙子の股間に走る電流のような痛み・・・・急角度に股関節を痛めつけられ、苦痛に悶える・・・・それはコスチュームがさらに食い込み、表情も真っ赤に染まる。
「あっ・・・あぁっ・・・・のぉ・・・・のぉぉっ・・・っ・・・・・・・っ」
必死に首を振り、ロープに腕を伸ばす理沙子・・・・涙目になりながらもずっと紫月の責めに耐え、必死に逃れようと抵抗するが、技は外れることなく・・・・
「・・・えい」
最後に、紫月が一際きつく、理沙子の右足を開かせる。布地が少し食い込むような感覚を与え、ギリギリの角度まで開脚させ
「あっ・・・っぅぅぅぅぅ!?くっ・・・ぁ、ああああああああああーーー・・・」
今までにないくらいの電流が理沙子の体を駆け抜ける・・・・股関節が折れてしまうのではないかと思えるぐらいの激痛に・・指先がロープに触れかけるが、これも届かない。絶叫・・・同時に、これまで強く持ってきた心が、折れた。
「っ・・・ギブ・・・ギブアップ・・・」
自分の口でギブを宣言し、ゴングが打ち鳴らされロープ間近で力なくうなだれる理沙子。

510名無しさん:2008/01/06(日) 11:31:22
GJ!!
開脚攻めは屈辱的で良いね。堪能しました。

511名無しさん:2008/01/06(日) 17:44:29
×菊池理宇 VS 藤島瞳○
(21分38秒 ドラゴンカナルペリア 失神失禁KO)

新団体に移籍した藤島からの挑戦をうけて行われた久々の同期対決は心理戦となっていた。
下馬評ではジュニア最強の呼び声も高い菊池に対し、
芸能活動に主軸が移りつつある藤島の不利が噂されていたものの、
同期故に手の内を読んだ藤島が菊池の攻撃を最小限のダメージで受け流し、
隙をついてジワジワとダメージを与えていた。

「藤島ぁ、逃げるな!」
「ほらほら、菊池、こっちよ」
空中殺法を得意とする菊池は決して動きが遅いわけではないが、
性格故か動きが直線的である。
その動きを読んで藤島は動いているのだった。

だが、菊池とてジュニア最強と呼ばれただけあって、徐々に藤島をコーナーへ追い詰めていく。
(藤島は筋トレ嫌いだったから)
「いくぞぉぉぉ!」タックル気味に突撃し、串刺しヘッドバッドで狙うは腹筋!
「ぐぅ・・・」コーナーに串刺しにされ、うめき声をあげる藤島
だが、
「ぎゃぁぁあっ!」
菊池は頭を抱えて転げ回っていた。
「残念でした。・・・・あんたってほんっと、馬鹿正直ね」
藤島は呆れ笑いを浮かべながら菊池を見下ろし、コスチュームの帯から割れた硬質プレートをリング外に投げ捨てた。
「どうせ、腹筋を狙ってたんでしょうけど、見え見えなのよっ!」
コーナーから、無防備になった腹へのフットスタンプが炸裂
「ぐぼぉぉぉぉぇ!、ぐぁ!、うぇぇぇ」
さらに追い打ちのストンピングで菊池の腹筋を破壊していく。
「ぶぇぇ、うぇぇぇ」血反吐を吐き、舌を出して喘ぐ菊池。
戦いの趨勢は、完全に藤島に傾いていた。

512名無しさん:2008/01/06(日) 17:45:35
「さて、と、それじゃあ、ショータイムの始まりね」
哀れな獲物を極めていく藤島
「ぐ・・・あ、うあああああああああ!」
場外に良く見える位置でロメロスペシャルが完成。菊池を締め上げていく。
「ぐぅ、こんっなぁ、締め具合じゃぁぁぁ、馬鹿にすんなっ、藤島っぁぁぁ!」
必死に耐えながら、なんとかはずそうと試みる菊池だが
藤島は余裕の表情で
「準備OKでーす!、2カメさんどぉぞぉ」
うぉぉぉぉぉぉっぉぉぉぉ!、一気に盛り上がる場外。
「え?、・・・いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
一瞬なんのことだか訳が分からない菊池だったが、リングサイドに異常に寄ってきたカメラと
場外の大型スクリーンに映し出された股間をみて、それが自分のものであることに悲鳴をあげた。
「あらあら、可愛い悲鳴ね」
隠微な表情で笑いながら、菊池の耳を甘噛みながら囁きかける
「いやぁ、これは何?なんなの、藤島ぁぁぁぁ!」
羞恥で混乱し泣き叫ぶ菊池。
「あら、知らなかったの?ウチの団体の社長はね、AVの会社なのよ。」
「え?・・・えぇ・・ぶ・・・い?」
段々と青ざめていく菊池。
「そうよ、だからおめでと菊池。あんたも芸能デビューよ・・・AVだけどね」
対照的に興奮し紅潮していく藤島の顔はもはやアイドルではなくAV女優のそれだった。
「いやぁぁぁぁぁ!、いやっ!、そんなのいやだよぉぉぉお!」
子供のように泣き叫ぶ菊池、もはやジュニア最強と呼ばれた風格はどこにもなかった。
「そんなこと、いっても、あんたヌレヌレよ。インラン」
イヤイヤをする菊池の耳や首を舐め回す藤島。
「そんっなぁぁ、ち・・・がっう!」
なんとか抜け出す菊池、だがダメージが残っているため、立ち上がれず四つん這いになる。
「逃がさないわよっ!」
後から襲いかかり、変形STFに締め上げる
「あああああ、いやぁぁぁぁ!」
「この技はねぇ、龍子さんも逃げられなかったのよ、お馬鹿な菊池に逃げられるかなぁ」
片手で締めながら、片手を菊池の胸や股間に這いまわらせる。
「いやぁぁぁぁ、あっ、あっ、あぁぁぁぁぁんっ!」
愛液でベトベトになった手を菊池とカメラに晒して見せつける。
「うふふふ、コリコリのグジョグジョ。やっぱり、菊池はマゾのインランね」
「ちっ、ちがっ、うぅぅうぅぅむ」
否定する菊池の口に指を突っ込み、咥内を凌辱し黙らせる。
「煩いなぁ、そろそろ、いっちゃえ」
帯に手をいれ何かを探す藤島、そろ隙をついて再度脱出する菊池。
「あ、まて、こらぁぁぁぁ」
「もぉ、いやぁぁぁっぁぁ!」
後ろから追い付き、ドラゴンカナルペリアに固める。
「さぁ、これで終わり、よっ! イっちゃえ!」
「やだ、やだやだやだ、はいらないぃぃぃぃいいいあああああああああああああああああ!」
さんざん股間を弄られた結果、バイブをに突っ込まれただけで、絶頂の嬌声をあげる菊池。

チロチロチロ・・・スクリーンいっぱいに放尿シーンが映し出され、
カンカンカーン、スリーカウントと「まだまだ可愛がってあげるからね」という藤島の声を聞きながら
菊池は意識を失った。

S●FT ◎N DEM@OND最新作「現役女子プロレスラーレズファイト、定価3980円

513名無しさん:2008/01/06(日) 17:49:04
511&512です。
新年あけましておめでとうございます。今年も菊池リョナでよろしく。
ややエロ傾向になってしまったけど、ドテ好きの方々こんなんでOKですか?よくわかりません。

514名無しさん:2008/01/07(月) 22:16:23
俺はドテ好きの方々には入ってないけどいいね!
けどドラゴンカナルペリアじゃなくてドラゴンカベルナリアじゃね?

515名無しさん:2008/01/07(月) 23:27:05
正規軍vs反乱軍の中の人にも期待あげ

516名無しさん:2008/01/08(火) 00:26:22
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

『俺は地下プロレスに始めて投票したと思ったら
 投票は1人1票となっております、と表示されていた』

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった

頭がどうにかなりそうだった…

超スピードだとか催眠術だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


そんなわけでコメントだけでもここに
淫惨かつ無様なKO負けに期待します!

517さいたま地下プロレス:2008/01/08(火) 01:27:51
   ミミ吉原  vs  南利美
     3.8倍       2.7倍


”関節のヴィーナス”
それは関節技を操る日本人選手の中でも、最も関節技に長けた選手に与えられる称号。
つまり、その称号を得た選手は、日本で最高の関節技の使い手だ。

リングに上がる茶髪の女。
かつて関節のヴィーナスと呼ばれ、理沙子と死闘を繰り広げ一時代を築いたミミ吉原。
今では関節のヴィーナスの称号を後輩に明け渡したものの、その関節技は健在だ。
第1試合でも、優勝候補の筆頭にあげられていたフレイア鏡を2度の失神に追いやっている。

続けてリングに上がる黒髪の女。
ミミ吉原から関節のヴィーナスの称号を奪った選手が、この南利美。
関節技なら、世界でも屈指の強豪だ。
その強さは、スリーパーを1度も使わないままマイティ祐希子を葬った第2試合でも証明されている。

「やっぱり利美が勝ち上がってきたのね。」
『ええ。それが何か? 私はミミさんが勝ち上がるとは思わなかったですけどね』
「あ、やっぱりそう思った? ちょっとあぶなかったもんね。 でも利美もあぶなかったじゃない。」
『…そりゃまぁ…。相手は祐希子でしたし…』
「……そうね。」
吉原は自コーナーに戻り、南も一緒に自コーナーに戻る。
”ルールの確認をいたします。戦闘不能もしくは意識の喪失により決着とします。
 凶器攻撃、反則いずれも無制限、3カウント、ギブアップ、ロープブレイクは無効です。
 それでは試合開始です。”

二人がリングの中心で距離をつめていく。
南のタックル。そのタックルを吉原が切る。
タックルを潰された南の背後に回りこみ、スリーパーホールド!
『ぐぁ! っぐ…………っくは…』
南の口から小さな呻き声が漏れる。
しかし巧みに角度を変え、首と腕の間に指をねじ込んで引き剥がす。
その手を腋にかかえて身体を捻り、ワキ固め。
「ぁ…っ…………ぅぎ……」
今度は吉原の口から小さな呻き声が漏れる。
……その後もリングで関節技のせめぎあいが繰り広げられる。

通常、関節技の得意な選手が試合に出ると、その会場には相手選手の悲鳴が響く。
しかもそれが関節のヴィーナスともなれば、その悲鳴が絶叫に変わり、止まる事が無いのが普通だ。
しかしこの試合は静かに進む。
南の関節技が吉原を捕らえても、吉原は小さく呻くだけで耐え、
吉原の関節技が極まっても、南は小さく呻くだけ。
ルールを確認しなければ、悲鳴をあげたほうが負けというルールかと勘違いしてもおかしくない試合だ。

しかし、徐々に大勢が傾いてきた。
『うぅぅぅ……。っぅううぅあっっ! ああああっ!!!』
膝十字固めに捕らえられた南が叫んだ。
現在の関節のヴィーナス、南利美が声を上げると、上ずった南の首に飛びつき、ドラゴンスリーパーが決まる。
『っぐうぅぅっ…っ! ぅうぅぅぅぅぅううぅぅ!!! うぅぅあああぁ……』
片腕の自由を奪われ、背中を膝で支えられた状態で首を90度反り返らせる南。

518さいたま地下プロレス:2008/01/08(火) 01:28:58
「ここまでよくがんばったけど、そろそろ本気出しちゃうわよ?」
『ううぅぅぅ!!! っぐうぅぅぁ……ぁぁぁっ!!!』
「関節のヴィーナスの名前、そろそろ返してもらおうかしら?
 祐希子相手にあんなに苦戦してるようじゃ、今のあたしには勝てないわよ。
 祐希子がダメって言ってるんじゃなくて、そこが利美の弱さかなって言いたいんだけど。」
吉原が腕を徐々に引き絞っていく…。
『ぐえ……っ!! …ぅあ……っ!! っがぅうぅぐうううぅっ!!』
「利美は昔から祐希子にスリーパーをかけなかったでしょ?
 あたしはずっとなんでかなぁって思ってたんだけど、
 ずっと昔から祐希子がスリーパーを苦手にしていることを知ってたのに、わざと避けてたんでしょ?」
試合の中盤に、あえて必殺技のドラゴンスリーパーをかけた吉原。
思惑通り、南の体力はみるみるうちに奪われていき、動きが鈍くなっていた。
『ふ…がぁ…………。 ぅぅううぅ……。 くは……』
「祐希子の弱点を狙わないのが、利美の弱さよ。
 …空手を封印したあたしが言っても説得力ないかもしれないわね。」
不意に南を手放して立ち上がると、フレイア鏡を打ち破るきっかけにもなったあのファイティングポーズを取る
「利美、あたしは利美の弱点を狙わせてもらうわよ。覚悟しなさい。」
『……私の弱点…?』
「教えないわよ?」
『………そう。…じゃあ聞かないわ。』
南が吉原に飛び掛ろうと一歩足を踏み出したのと同時に吉原が一歩踏み出し…
ドガァっ!!
『ぐうううっ!!!』
吉原の右脚が南の脇腹を抉る。そしてその右脚を下ろし、続けざまにハイキック!
『っぐぁっ!!』
ガードが下がって、ノーガードになっていた側頭部を捕らえられ、
足からガクッと力が抜ける…が、なんとか踏みとどまる南。
その踏みとどまった南の両脚に浴びせられるローキックの嵐。
バシィッ!! ビシッ!! バシィッ!! 
『っぐ……うぁっ! ぁああっ!』
右脚・左脚、内腿・外腿、膝裏・ふくらはぎ・むこうずね…。
どこを狙うわけでもなく、南の隙が出来た部位に的確にローキックを叩きこむ。
みるみる内に真っ赤に染まり、腫れ始める南の両脚。
南が脚を上げローキックのダメージを逃がそうとすると、次の瞬間
ボスゥッ!!
『っぐふうっ!!』
南の脇腹にミドルキックが叩き込まれる。
たまらず一歩下がり距離を取る南。同時に一歩踏み込み距離を保つ吉原。
もちろん、そのときにもローキックを叩きこむオマケ付き。
『あああああああああっ!!!!』
さらにもう一歩下がる南。同時にさらに一歩踏み込む吉原。そしてハイキック。
『んが……っ!』
膝から崩れ落ちる南。崩れ落ちた南の左足を取り、アキレス腱固めを極める吉原。
ギリッ…。
『ぎぃぁあああああああーーーーーっ!!!!!』
ついに南が吐いた絶叫。そして手放す吉原。
なぜ吉原が手を離すのか、観客が理解するまでには数秒の時間が必要だった。
左足を抑え、リングに這いつくばる南。
吉原は一瞬にして南のアキレス腱が伸びきる寸前にまで伸ばしていた。
「戦闘不能もしくは意識の喪失かぁ…。
 誰も試合を止めに来ないってことは続行みたいよ?」
『………………………………。』
立ち上がった南との距離を調整し、キックの間合いに入る吉原。
キックの間合いでは危ない南がタックルをする。…が、それに膝をあわせる吉原。
『っがぁああ!!』
下から突き上げる膝で南の顔面が真上に吹き飛んだかと思うと、
それを迎えるように上から振り下ろされる掌打が続けざまに南の顔面を捕らえ、
『ぎゃふっ!』
今度は下に叩きつけられる南。
距離をとって立ち上がる南の両鼻から鼻血が垂れ、ボタボタとリングに落ちていくが、
吉原にとってはそんなことは関係ない。すぐに距離をつめ、南の腹めがけて前蹴りを叩きこみ、
『ふげうっ!!』
身体を2つに折りながら後退する南。

519さいたま地下プロレス:2008/01/08(火) 01:30:26
「はい、もーらいっ。」
低い位置にきた顔面に正拳突きが叩き込まれ、コーナーに弾き飛ばされる南。
コーナーに飛ばされた南の鳩尾めがけて叩きこまれる足刀!
ドボォッ
『っぐうううぅ!! おげ……』
南には逃げ場が無いどころか、背後にコーナーがあるせいでダメージの逃げ場すらない。
口からリングに向かって涎の糸を伸ばす南。
吉原はその目の前で身体を翻し、ダメージに歪み鼻血と涎で顔を汚れた南の顔に裏拳を叩きこむ!
『ごはっ!!』
涎と鼻血をリングサイドに飛び散らせながら顔面が吹き飛ばされる。
がらあきになった南の腹に中段蹴り!
『っ!!! っっ!!!! ……っぐうっ…ぉ……おげ……おげえぇえ……うげええぇええぇぇ』
鳩尾から胃にかけて鋭く抉られ、呼吸困難になりながら胃の内容物を口から噴き出す南。
「あらぁ?これは大変だわ。大丈夫?背中さすってあげようか?」
南をコーナーから引きずり出すと、ガッチリと卍固めに絡め取って背中をさする吉原。
南が胃の中身を全て吐き出し、口から胃液の糸を伸ばすだけになるのを確認すると
「私疲れちゃったから、そろそろ終わりにしていいかな?」
南をリングに転がし右脚を掴むと、ヒールホールドに捕らえ…
ゴリ。
『っぎぃぁあぁああああぁあぁぁぁぁあぁあぁあぁああぁああああああーーーーーーっ!!』
軽い音と共に南の絶叫が響き、右脚の制御が失われる。
「…あら?まだ止めにこないの? ……それなら…しょうがないわね…。」
続けて右腕を掴み、チキンウイングアームロック。
グキッ。グリッ。
右腕の肘を外し、直後に肩まで外す。
『んぎい゛い゛い゛い゛ぃ゛ぃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ーーーー!!!!』
「…さ、これで……終わりね。 ……ええ!? まだゴング鳴らないの?
 こんなので試合続行なんてできるわけないのに。
 ……これで試合できるものならしてみなさいってのよね」
南の左腕を巻き込みながら腕を回し、肩固めを極める吉原。
『ぅぅぅううううぅぅぅ………。 ……うううぅあ……ぁぁぁ………』
吉原の腕の中で呻き声を上げる南。
スリーパーとは違い、すぐに意識を奪われることは無い技。
南の黒目が徐々に上瞼に吸い込まれ…たかと思うと、中心に戻る。
口から涎が垂らしたまま、抵抗が消えた…かと思うと、不意に抵抗を始める。
徐々に意識が奪われていき、失神との境をウロウロとふらつく南の黒目が左右にブレはじめ、
今度こそスウ…と上瞼に吸い込まれていき、全身から力が抜けていく。
終わってみれば吉原の圧勝。
鼻血を噴き、ゲロを吐き、右手右脚を奪われてリングに眠った南の耳には
敗北を知らせるゴングは届かなかった。

520さいたま地下プロレス:2008/01/08(火) 03:04:10
直前に開脚系の試合が2試合あるし、
キャラ的にもそういう試合じゃなさそうなので流行に抵抗してエロとかなしで。

>>508-509
乙です。
ギブアップ萌えですかね。
負け方一つとっても、キャラの個性や書き手の個性で色々あって奥深いですね。
心が折れる瞬間に萌える人もいらっしゃることは分かってるのですが、
私は必死に抗った末に叩き潰されるのが好きなので
ギブアップ負けはあまり書かないです。
他の方のSSを読むといろんな視点があって面白いですね。

>>511-512
乙です。
龍子さんが逃げられない変形STF!?
ゆっこ萌えの私としては、うちのゆっこも葬ってやりたいところです。
あと、藤島のAVは見たい。

>>516
ネカフェや集合住宅の場合、そういうことがあるかもしれないです。
でも実はお父さんがこっそり投票しているのかもしれません。
その場合はお父さんとどっちが勝つべきか熱く語り合ってから仲良く投票してください。

予定日より遅くなったので、見直ししないでさっくり投下。
うそです。本当はいつも見直ししません。
今後もたぶんしません。
第4試合の投票は既に開始されており、1/8(24:00)終了なのでお早めに。
お父さんが投票済みの場合はあきらめてください。

521名無しさん:2008/01/08(火) 21:52:36
新年GJ連発ヽ(゚∀゚)ノ

さいたまさんトコが妙な事になってますが(;・∀・)大丈夫でしょうか?

522名無しさん:2008/01/08(火) 23:25:00
さいたまさんのとこのは以前からそんな傾向あったよ。今回のだと2、4試合のが顕著。
もともと投票システムには穴があるんだししょうがないことなんだろうけどね。
この際あからさまなのだけさっぴいて勘定してみては?

523名無しさん:2008/01/09(水) 00:31:52
とりあえず、7割方はゆっこフルボッコ派閥みたいだなぁ
一人、強烈にゆっこの復活を望む人が暴走してるみたいだけど(イメージ)

524名無しさん:2008/01/09(水) 00:39:14
さいたまさんはどっちもどっちって言ってるしダブルKOとかどうだろう

525名無しさん:2008/01/09(水) 00:43:19
>さいたま様
いつも楽しませてもらってます。

>4分の間に鏡に6票
とかやってる人もいるから、
同じリョナ嗜好でもマニアの間には深く暗い溝があるのだなあw

526名無しさん:2008/01/09(水) 00:44:27
どうなんだろ?
結局、実質票じゃ鏡が勝ってるっぽいし…

さいたまさんの判断待ちかな

527名無しさん:2008/01/09(水) 02:19:27
もう投票済みなんでこっちで
・場外でリングコスをわざと引っ張りあげて完全に食い込ませた上で
 パロスペシャルでカメラに尻を突き出す格好をさせられ
 重心を巧みにコントロールされて倒れこむことも出来ず
 十数分に渡ってロデオされてほしいです

528さいたま地下プロレス:2008/01/10(木) 06:25:49
   フレイア鏡  vs  マイティ祐希子
      3.5倍        14.7倍


『よく逃げませんでしたわね。誉めて差し上げますわ。』
「あたしが逃げるとでも思ったの?」
『いいえ。逃げるはずが無いと思いましたわ。あんな惨めな負け方をした相手と再戦できるチャンスですもの。
 ……もう一度私にボロボロにされるために来ると信じていましたわ。』
「……っ!!」
ゴング前にもかかわらず、リング中央で火花を散らす二人。
それもそのはず。
数ヶ月前、ギブアップしたにも関わらず失神するまで締め上げられた末に両手両脚を奪われ、
さらには肋骨を折られて肺を突き破られ、瀕死に追いやられた祐希子。
そして瀕死に追いやった張本人のフレイア鏡が、すぐそこにいるのだ。
険悪な空気が流れるのも無理は無い。

”ルールの確認をいたします。戦闘不能もしくは意識の喪失により決着とします。
 凶器攻撃、反則いずれも無制限、3カウント、ギブアップ、ロープブレイクは無効です。
 それでは試合開始です。”
ゴングと同時に祐希子が飛び出し、コーナーにいる鏡に一直線に走り…ドロップキックっ!!
『ううぁっ!!』
続けてエルボーを3発叩き込み、そのまま組み付いてフロントスープレックスっ!
しかししっかり受身を取り、逆に祐希子に絡みつく鏡。
『私、機嫌がよろしくありませんの!
 いつまでもこんな試合に付き合って差し上げるつもりはありませんわっ!』
祐希子の首に伸びる腕。
「ぎぅっ!!! …………っ!! っ!! っっっ……っ!!!」
短い呻き声を発したかと思うと、それ以降何も声を漏らすことがなくなった。
見開いたその目は一気に充血していき、眉を捻じ曲げながら顔を歪ませる。
喉を締め上げるその腕に指を滑り込ませていき、脱出を図る祐希子だが、
数秒もがいたのち、硬く目を閉じ歯を食いしばらせる祐希子。
『遊ぶつもりは…ありませんのっ!』
「げ……っ!! …………っ!! っ!!! っ!!!……っ!!!」
そして、ビクッと大きく身体を痙攣させたかと思うと、
全身から力が抜け、ぐったりと鏡の腕の中に身体をあずける祐希子。

『……もうゴングを鳴らしてもよろしいですわ。』
慌てて打ち鳴らされるゴング。
53秒。まさかの秒殺だった。

鏡は太股のガーターベルトを引きちぎってから祐希子をうつ伏せにすると、
両腕を後ろに組ませて縛り上げて、今度はあお向けに転がす。
『もう一度私の目の前に現れたことを後悔させてさしあげますわ。 地獄を味わいなさい。』
コーナーポストに登る鏡。そして高く飛び上がり…
ドムウゥッ!!
「っふうぐ!!! っぐあぁぁあぁあああ…っ!!」
失神して力の抜けた祐希子の腹を、鏡のフットスタンプが貫く!
両腕が後ろで縛り上げられているせいで、腹を抑えることの出来ない祐希子。
いもむしのように身体と両脚を捩じらせ、破裂しそうな内臓のダメージに悶絶する。
『気が付きまして? もう試合は終わりましたわよ? 53秒の見事な敗北でしたわ。』
「ぐうあぁ……ご…ぅうぅ……ごじゅ……さ…びょう………?」
『そうですわ。53秒。 ここからは試合ではありません。
 フレイヤとは愛を司る女神。そして死者を迎える女神です。
 私から貴女に……もう一度教えて差し上げましょう。
 それでも尚私の前に現れたのなら…サンドバッグ兼下僕として迎えて差し上げてもよろしいですわ。』
「ぅうぅぅ……だ…だれが…そんなこと……」
『何かおっしゃりましたか? 貴女には、もはやなんの権限もありません。ただ…私の技を受けるのみです。
 …もっとも、この状況から逆転できるのであれば試合再開して差し上げても良いですわ。』
鏡は祐希子の首に足をかけ、首4の字固めに入る
「ぐあ…っ! …ううぅぅ!……っ!!ぅぁっ!!!」
『今度は簡単には楽になれませんわよ? その記憶力の足りない脳みその中心にまで…
 その骨の中心にまで…その心臓の中心にまで…地獄の苦しみをたっぷり注ぎ込みますわ。』
両手が奪われている祐希子は、鏡の両脚の中で何もできず苦しみにただのた打ち回る。
最初は頚動脈を絞めていたものの、途中からチョークへと変えていく。
「…ぅくふぅぅぅ……………うぁ………。 ………………がぁ…っは……………………」
細い呼吸音を響かせながら、酸素を求めて身体を仰け反らせる。
呼吸を確保できる位置を探すように鏡の両脚の中心で頭の角度を変え、身体を捩らせる。
それに合わせて鏡が角度を変える。

529さいたま地下プロレス:2008/01/10(木) 06:28:10
鏡は祐希子の首を完全に固定せず祐希子に余裕を与える。
祐希子はその与えられた余裕の中で苦しさから逃れようと踊らされる。
鏡が残した余裕空間を見つけないと呼吸が奪われる。しかしそれを探すためにもがくと身体が酸素を消費する。
数分もすれば、祐希子の体内の酸素が使いつくされ、全身が欲する酸素を取り込もうと激しくもがく祐希子。
「…くはあぁぁ…………んんぅぅぅぅっくはあああぁぁぁ………ううぐ……ぅうぅ……んんんくはあああぁぁ…」
しかし、それが自殺行為なのは誰の目にも明らかだった。
激しくもがくたびに必要になる酸素は増える一方。しかしペースを緩めない鏡。
酸素が足りない。圧倒的に酸素が足りない。しかし意識を失うほど不足していない。
「んん、ぁうがあ!!…がぐ。……ぅぎぃ……んんはあぁあ!!はぁっはぁっ…んむうぐ!! っぐううぅぅ!!!」
祐希子の全身から噴き出す脂汗と、みるみる失われていくスタミナ。
全身を襲う苦しみにただ喘ぐ祐希子と、その苦悶の表情を嬉しそうに見つめる鏡。
鏡がようやく解放したときには、祐希子の髪は脂汗でぐっしょり濡れ、
リングに横たわってただ貪るように呼吸をするしか出来なかった。
その祐希子の身体に不意に影がかかる…。その影に祐希子が気づいたのは着弾の瞬間。手遅れだった。
ドガァアッ!!
「ぐうぅおおおおぉぉぉおぉぉぉーーーーーーーーーーっ!!!!」
鏡の身体がコーナー上から降ってきて、ノーガードの祐希子腹へセントーンとなって降り注いだ。
祐希子の身体が跳ね上がり、腹を庇うように蹲る祐希子。
『休む時間なんて1秒足りともありませんわよ』
鏡は祐希子の髪を掴んで引き起こしてロープに投げ飛ばし、帰ってきた祐希子の首元めがけてラリアット!
「ぐああっ!! っがはっ…がはっ!!」
祐希子の身体が胸を中心に一回転してリングに落下する。
すぐさまもう一度引き起こして今度はコーナーに投げ飛ばし、祐希子の腹めがけてドロップキック!!
「っぐうっふ!!! っぐうええ……ぁあうぐ……」
崩れ落ちそうになる祐希子を支え、対角のコーナーに再び投げ飛ばし、祐希子の顔めがけてヒップアタック!
「んぶぅっ!」
祐希子の顔が鏡の尻に埋もれるようにコーナーとの挟み撃ちにされる。
さらに続けざまに、もう一度首に足をかけてロープ越しに祐希子の足をつかみ、タランチュラに絡め獲る。
「っぐうぅぅぅ!!! ぅぅぁ…………っ!」
『苦しかったらギブアップしてもよろしいですわよ? だからといってやめたりは致しませんけど…。』
再び絞められる首。ようやく与えられた酸素が再び奪われると、すぐに身体中が酸欠に陥る。
「うぐぅぅ……ぅぁ…………ぐ……い…いき…………ぁ……」
再び自殺行為の死のダンスを始める祐希子。しかし今度はガッチリ絞められて固定されており、呼吸ができない。
祐希子の意識が遠のき、祐希子の動きが小さくなってくると鏡はようやく解放し、リングに崩れ落ちる祐希子。
鏡は足を大きく振りあげ、半失神で崩れ落ちた祐希子の腹をトゥキックで蹴り上げてあお向けにする。
「うごおぉっ!! ……ううぅぅぅぅっ!! っげおえええ……ぐぇ…」
『……死者を迎える女神。これで貴女を死の世界へいざないましょう。』
リングで横たわり嘔吐し始める祐希子に背を向けコーナーに上ると、祐希子の必殺技ムーンサルトプレスを敢行!
ドォンッ!!
「ぐふうっ!!!」
鏡のムーンサルトは祐希子の腹に正確に着弾!
その衝撃をまともに腹に受けた祐希子の腹筋は打ち砕かれ、嘔吐を続けながら白目を剥いて失神してしまう。
自らの必殺技、ムーンサルトプレスに息の根を絶たれた祐希子。
第2試合でも迎撃され敗北の糸口となったその必殺技は、もはや祐希子の味方ではなくなっていた。

530さいたま地下プロレス:2008/01/10(木) 06:29:17
『そして、フレイアは愛を司る女神でもありますわ。 ……じっくり教えて差し上げます』
嘔吐しきったまま失神しているマイティ祐希子の顔面を強く踏みにじり、祐希子の意識を取り戻させると、
祐希子の頭を両脚に挟んで振り上げ…パワーボムで後頭部からリングに叩きつける!
鏡の目の前で大股開きになった祐希子の股間に指を伸ばし、激しくこすり上げる。
「んくぅっ!? んはぁっ!?」
『私が貴女をこのまま返すとでも思いましたの?』
祐希子の高ドテをグニグニと攻め立てる鏡。
水着越しに指を突き立てて秘部を抉り始め、祐希子の股間をドテと膣内の両方から攻めて行く。
「ひぅぅっ!!ぅあはっ!!」
水着の股間にできた小さな染みがどんどん大きくなっていき、鏡の指の動きに合わせて水っぽい音を出し始める。
『貴女がこんな無様で惨めな敗北をするなんて、この会場中で何人の人が予想できたかしら。
 でも、貴女が敗北することだけはこの会場の8割ほどの人が予想してたらしいわよ。』
鏡の指が水着から離れると、その間にトロトロした糸が橋を作るまで股間を攻めると、
鏡は祐希子の両脚を引きずって場外に引きおろし、染みの広がった股間の祐希子を引き連れてリングサイドを回り、
ある観客の目の前で立ち止まる。
『…でもこの中に、貴女が勝つと強く信じていた方がいらっしゃるの。
 この方が貴女の票をたくさん買ってくれた方なんですって。
 貴女が勝つと信じて資財をなげうってくださったらしいですわ。
 ……まさか私に2度もこんなボロボロにされるなんて思っていなかったのでしょうね。
 しかも試合は53秒…。たったの53秒で、この大量の票がただの紙くずですわ。
 貴女のオッズは14.7倍ですけど、この方が票を買ってくれなければ
 30倍にもなっていたそうですわよ。この方には貴女からお礼を差し上げなければなりませんわよね?』
観客の目の前で祐希子に変形コブラツイストをかけ、全身を固定すると、
再び祐希子の股間を強く、そしてすばやくこすり上げる。
「っくぅぅぅっ!! こ…この…や…めんはあっ!!! っぁ……やめなさああぁあぁあっ!!!」
観客の目の前で鏡の陵辱を受ける祐希子。
自分を支えてくれるファンの目の前で醜態を晒すわけには行かないと精一杯耐える祐希子だったが、
この耐えるのにも限界がある。次第に息を荒げ、顔が上記し、鏡の指の動きに連れられるように絶頂へ上り詰めていく。
「ぅぅ……ああはあっ!!!やめっ…あああああああっ!!!ひぃいあああああああああーーーーーーーっ!!!!」
祐希子が観客の目の前で絶頂を迎え、両脚の間から多量の愛液が溢れ出る。
それを鏡が器用に紙コップですくいとり、祐希子の匂いを強烈に放つ液体をコップいっぱいに集め、
『……本当は貴女の手から手渡しするべきなのでしょうけれど、
 縛ってありますし今回は私から手渡ししてさしあげましょう。
 どうぞグッと一気に飲み干して結構ですわよ?』
その紙コップを観客に手渡す。
しかし観客はその紙コップを受け取ると、すぐさま鏡に投げつける。
ところが、鏡もそんな反応は予想済み。
というより、そうなると確信して手渡したのだから、反応も早い。
コブラツイストに捕らえている祐希子を盾にすると、その紙コップは祐希子の顔面にあたり、
祐希子は自らの愛液を顔面に被ることになってしまう。

531さいたま地下プロレス:2008/01/10(木) 06:30:18
『あらご挨拶ですこと。 私、今日は貴女から全てを奪ってしまおうと思っておりましたの。
 そう。人間の尊厳すら奪ってしまおうと思っていましたわ。
 でも、きっとこの方の心は奪うことは出来ないようですわ。貴女はなんと幸せ者なのでしょう。』
鏡は祐希子の腰を両手でフックして観客に背を向け、真後ろに思いっきり引き抜くジャーマンスープレックス!!
受身も取れないまま後頭部からコンクリートに叩き付けられ、
観客の目の前で染みの広がった股間を大きく開いて固められる祐希子。
「っぐゃ…っ!」
続けて祐希子を立たせると、祐希子の股間を下から強烈に蹴り上げる。
「んむぐっ!! ぁ……あぁあぁぁ……。」
前かがみになった祐希子に飛びつき、ローリングクラッチホールド。
再び鏡の目の前で開脚した股間を晒す祐希子。勿論もう一度集中攻撃をする鏡。
「いぃひいぃぃいぃぃあぁあっっ!! ぁぁぁああぁあああぁあああああああぁぁぁぁぁーーーーーーっ!!」
あえなく絶頂を迎え、さらに染みが広がっていく…。
『貴女を信じてくれた方の目の前で、一番見せてはいけない醜態を晒すなんて…。最低ですわね。
 ……ではそろそろ終わりに致しましょうか。』
祐希子を引き起こし、背後に回りこむと、またジャーマンスープレックスの体勢。
高々と祐希子を抱え上げると、ジャーマンスープレックスには行かず、
そのまま前に振り落として立てた膝に祐希子の股間を落とすアトミックドロップ!
『それでは行きますわよ!』
両脚を閉じて激痛に耐える祐希子の両脚を無理矢理広げるマテマティカに捕らえる。
祐希子は鏡の上で逆さまに固定され、両脚を限界まで大きく広げたまま固定される。
鏡はようやく先ほどの観客の前から離れ、大股開きの祐希子を担いだままリングサイドを一周し、
やがてそのまま真下に尻餅をつくようにしてマテマティカバスターっ!
鏡の上で身体が二つに折れ、両脚を大きく裂かれる祐希子。
鏡は、股間を抑えて蹲るマイティ祐希子をそのままリングサイドに放置し、リングを去っていった。

532名無しさん:2008/01/10(木) 06:55:51
すばらしい!

533名無しさん:2008/01/10(木) 13:29:17
今回の一連の経緯になぞらえてあって面白いけど、祐希子を負かそうとする人間についても
ふれていたらもっと面白かったかも。テンション下がり気味の中お疲れさまでした。

534名無しさん:2008/01/10(木) 14:44:49
全てを祐希子に叩きつけた感じですな(*゚∀゚)=3
とてもGJでした

次も頑張ってくだされー!

535さいたま地下プロレス:2008/01/10(木) 15:29:45
今回はフレイアさんに勝ってもらうことにしました。

連続投票という予想していなかった問題が発生いたしましたが、
せっかくそんな面白イベントがあったので、話のネタに使わせてもらいました。
ですが、連続投票した人を非難したり吊るし上げたりするつもりではありません。
元々引き出しが少ないため、ネタに使えそうなものは使うというスタンスで書いています。
今までの試合も、投票の結果や票の推移・コメント欄などから、
展開のヒントや経緯を貰って書いていました。
今回も、単純に展開のヒントにしただけなので、あまり深読みしないでください。
深読みしても何も出てきません。
…という内容を、SS投稿して寝たあとの昼過ぎに投稿しようと思ったら回線切断\(^o^)/

>>533
そうですね。
もう無くなったのでバラしちゃいますが、
実はトーナメント後に優勝者と劣敗者とでペナルティマッチをしようと思ってて、
祐希子を負かそうとする人はそこで出そうと思ってました。
でも鏡がやりすぎちゃって吉原のやることが無くなってしまったので、試合もなくなりました。
そしたら祐希子を負かそうとする黒幕さんの登場をすっかり忘れてしまいました。
そのうち出てくるんじゃないかと思います。
祐希子ファンは歪んでいる人が多い(?)ので、黒幕さんが一人とは限りません。
この世界の祐希子は組織ぐるみで型に嵌められてると思われます。
祐希子の応援者の目の前での陵辱と紙コップのやりとりを思いついてからは、
テンション戻ったので問題なしです。

優勝の対義語は劣敗だそうです。
SS書いてると時々不意に得るものがあって驚きます。

>>534
祐希子に叩きつけました。
フレイア鏡が資質Cとかもうありえないんで。
あの雰囲気とオーラは資質Sなのは間違いないんで。
脳ある鷹は爪を隠すってやつですかね。
舞台さえ整えば、その実力を遺憾なく発揮できる娘なんです。やればできる娘なんです。
極防1打防3の、うちの祐希子にとっては相手が悪かったですね。

536名無しさん:2008/01/12(土) 13:18:42
>>528-531
乙かれーしょん
ゆっこ瞬殺なのにはワラタ

537名無しさん:2008/01/13(日) 15:00:37
ここもGJだが、最近の某キャットファイト絵掲示板の上手さ&レッスル率の高さは何だwww
うれしすぎて眠れぬ

538名無しさん:2008/01/13(日) 15:04:13
5:5さんきてくれー

539名無しさん:2008/01/13(日) 17:22:58
>>537
kwsk
俺も描きに行くぜ

540名無しさん:2008/01/13(日) 20:20:48
>>539
乙、期待してるよ。「かたぎや」でググレば幸せになれる。

5415:5書いてる奴:2008/01/13(日) 21:30:46
さいたまさんの全部読んだー。
GJです!!><b
年またぎでも何でもGJに変わりなしでした♪自分も何か要望を出せればよかったなあ・・・と_| ̄|○|||
何にせよ次回も期待です、ご苦労様でした♪

挨拶がだいぶ遅れましたけど、皆さん今年もよろしくです!
去年のネットでの収穫と言えばこの板と皆に出会えた事(笑)
マイナー板だけに、職人同士や読む人達の仲の良さが伝わってきて幸せですわー(ぁ)
今年も皆仲良く楽しんでいきましょう♪(*´∀`*)

>>538
申し訳無い!;
でもそろそろ、だらだらと書き上げるのもまどろっこしいんじゃないかと思ったので
次は最後まで書ききろうと思うので…やっぱり駄作でしかないかもしれないですけど
待っていてくださると嬉しいです(ρ_;)ゴメンネ

>>539書いたら是非教えてください!>▽<

542名無しさん:2008/01/14(月) 19:24:28
小ネタが思いつかない訳じゃないんだが、設定引継ぎなのしか思いつかないヘナチョコだなぁ、おれ

543名無しさん:2008/01/15(火) 01:12:58
設定引継ぎでもいいんじゃない?
気が引けるようなら元設定作った人に、
設定引き継いで書いてもいいか聞いて見たらいいんじゃない?

544名無しさん:2008/01/17(木) 01:31:47
>>537
誰か早くゆっこリクしないかなと思ってても自分ではリクしない。

545ORZ:2008/01/18(金) 20:02:46
とりあえずageの意味を込めて投下・・・

ダイナマイト・リンVS菊地理宇
「ふ~ん・・・これがあなたのオッパイ?」
そういうと意地悪そうな顔をしながら菊地理宇に近づくと・・・・右手でそのオッパイを一掴みギュッと力を込めると
「ちっ・ちゃ・い・・・」
理宇の耳もとでつぶやくダイナマイト・リン。
「何なのよその態度はっ!胸が大きいと、どう偉いか知らないけど、私のほうが綺麗だし、強いんだから」
顔を赤く染めながらもなるべ冷静な表情を装い……だがお返しとばかりにリンのオッパイを掴もうと手を伸ばす
「はん、そんなに羨ましい?」
胸を軽く持ち上げて見せ付けると手を伸ばした菊地の手をがっちり掴むとあえて自分の胸を触らせ、その大きさの違いを見せつける、菊地の胸に視線を向けて、小さく笑みを浮かべるダイナマイト・リン。
「そんな垂れ乳より私のほうがよっぽど綺麗なんだから!!」
負けずに自分の胸を寄せて上げてみせる菊地。
「垂れる心配が無いなんて……そこは羨ましいかな」
十分、垂れていない胸をひとしきり見せつけた後、しっかりと立ち上がって軽く身構える。幾分羨ましそうな表情は見せながらも、菊地も表情を引き締めて身構える。そしてゴングが鳴り響くカーーーーン!!!
「まだ、しばらく垂れるつもりは無いけどね・・・」
リンはゆっくり近づきながら、力比べでも挑むように手を差し出し、それに応えるように菊地も掴むと、力比べに入る。
「ふんっ・・・!!」
しっかりと力を入れ、豊かな胸を揺らしながらしっかりと押し込もうとするリン。
「くん・・・あん・・・・っ」
菊地も必死に押し込むが、悲しいかな、そこはパワータイプとスピードタイプの差。やや相手の方が力が上か、少しずつ押し込まれていく。
「ふん・・・もう少し・・・鍛えてるかと思ったけど・・・」
しっかりと押し続けながら、力を抜き、足へのローキック。瞬間繰り出される連発のローキックで思わず尻もちをつく菊地。腹に足を落とすフットスタンプで、更に追撃されてしまう。
「あん・・・うっ!・・・いやっ」
「思ったよりひ弱なのね、少し驚いたわ」
すこし後ろに下がると、さっさと立ち上がるように手招きするリン。顔をゆがめてお腹を手で押さえながら立ち上がると、身構えながら手招きに応じるかのようにゆっくり近づき、そしておもむろにリンの頬をめがけて張り手を出す菊地。
「ちょ・・・調子に乗るなぁぁ!!」
「きゃっ!!」
悲鳴を上げて顔を横に張り飛ばされるが、手で押さえて痛みに顔をしかめる。よろけたところへ、菊地渾身のドロップキック!リンをマットになぎ倒すとぐっ、と胸元でガッツポーズの菊地。すばやく立ち上がると、リンの髪に手を掛ける引き起こし、スープレックス気味の素早いブレーンバスター。
「ああああああああっ!!」
リンを仰向けにマットへ叩きつけ、指を突き上げ観客をあおると、トップロープを掴み飛翔!
ひとっとびでトップロープへ飛び乗ると、さらに空高く舞い上がり、両手を広げ、美しいムーンサルトプレスで弧を描く!仰向けにダウンしているリン目掛けて落下していく。だが・・・

546ORZ:2008/01/18(金) 20:03:52
「・・・おばかさぁん♪」
リンの不敵な笑み。そして、両膝が・・・・立てられる!
「っ!?」
気づいたときはもう遅い。美しく反り返り、みっちり見せ付けるように盛り上がった菊池の腹筋が、高さと回転の威力の乗った衝撃すべてを伴ったままリンの両膝へと串刺しになり
「うげぉ……あがおぉぉ……お……」
両手で腹を抱え、バタバタとマット内をのた打ち回る菊地の姿。うめき声を上げることも出来ず、マットへ額を押し付け、両腕で腹を押さえて両膝を突き、バタバタとリングシューズの甲でマットを叩く。
「んんぁ~~~~♪」
ゆっくりと立ち上がりながら、腹部にめり込んだ膝の感触が脳に達するのを楽しむ。コキコキと首を鳴らし、ドロップキックとブレーンバスターのダメージをほぐしていく。
「・・わたしが食らってくれると思った?甘い・・・甘すぎよ」
腹部のダメージで菊地がよた突くのもかまわず、力任せにハンマースルー!コーナーに投げつけて・・・!ッズッダアン!!!・・・ラリアットでさらにコーナーへ叩きつける。
「ひぐぅううううっ!!」
「容赦はしないよ、潰すからね?」
駄目押しのアイアンクローでコーナーへ押さえ込まれる菊地。ばたばたと足を暴れさせるが、そのまま持ち上げられてしまう。コーナーに力なく座った姿勢で、力なくリンを眺める
「やぁ・・もう・・や」
自分の状態が分かっていない菊地。そのまま組み付かれ、尻を振って抵抗するも持ち上げられてしまう。
「う、あ……あぁあああああああー!」
空中に投げ出された首を、バストで固定するような体勢。そのままマットに後頭部を叩きつけられる!反動は、リンの胸に押さえ込まれ……
「っあ!!!」
叩きつけられた腰が跳ね、二度マットに叩きつけられた後で腰がのけぞって両脚が踏ん張るが……ガクン、と足から力が抜けると大の字になる菊地。これ以上の試合続行はないだろうと誰もが思い、レフリーがKOを告げようとした瞬間、何とリン自身が菊地の髪を掴んで抱え起こしていった
「・・・もう勘弁してもらえると思った?・・・そうはいかないわよ!」
ダッダアアアンンン、ッダッダアアアアンンン、ッダアダアアアアアアンン!!!!
何も出来ない菊地をこれでもか、これでもかとパワーボムでマットへ叩きつけるリン。完全に意識が飛んでしまう菊地。観客は悲鳴を上げ、目を覆っていく。
「しぃ・・ぬ・・も・ほん・・とに・・」
「おラアァァァァァ!!」
「ッきゃああああああああああああああ!!!!」
なんども無理矢理引き摺り起こすとリンは垂直に持ち上げそのまま大きく弧を描くブレンバスターで叩きつける・・・フォールへはいかずにダブルアームスープレックス、バックドロップ、DDTと無抵抗なのをいいことにボロボロの菊地に次々と技を決めては引き摺り起こして技を又決めていく・・・
「あ……ああ……やめて……お願い、やめ、死ぬっ……っ!!!」
余りの強烈さに涙を零しながら失神してしまう菊地だった。

547名無しさん:2008/01/18(金) 23:04:22
>545 546
GJ! やっぱり、菊池は巨乳に弱かったかw

548ORZ:2008/01/19(土) 08:54:06
>>547 どうもっす。
次は、菊地をどの巨乳と対戦させようかしら・・・なんて。

549ORZ:2008/01/19(土) 08:55:17
ミミ吉原VSサンダー龍子でエロシーン
試合終盤、倒れた吉原の身体を起こさせ、腕を取ってサーフボードストレッチを極めに行く龍子。肩を、腕をしっかりと極めながら、胸を突き出させ、揺さぶる。
「はぁ、はぁ・・・あう!あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あっ・・・くっ、ああぁ・・・」
膝立ち状態で極められた、サーフボードストレッチ。座って受けるよりも、胸の揺れがはっきりと客席に見えるのが特徴だ。
「・・・くっ、ああぁ・・・ああぁ・・・っ、こんなの、だめ・・・あんっ、あぁん・・・」
肩へのダメージはあまり大きくないが、それよりも膨らみをたうん、たうんと上下させられるのが恥ずかしすぎる。頬を赤らめ、耐える吉原。胸だけでなくその表情も視線を誘う。
「なら、ギブアップするか?」
吉原にギブを迫りながら、しっかりと極めつつ精神と胸を揺さぶる……基本に忠実な責めを仕掛ける龍子。
「ノー・・・ノーーーーーっ!」
首を左右に振り、ギブを拒絶するとともに屈辱を必死に拡散させる。しかしそうすると、胸が上下から左右運動に・・・思わぬ変化で、さらに苦しめられる吉原の精神。
「なら……これでどうだ?」
技を解くと、今度は吉原の背中に胸を押し付けながらスリーパーを仕掛けようとする
「あうっ!や・・・やあっ!」
背中に龍子の柔らかい感触が・・・それが辛うじて、吉原の心を動かした。完全に極まる寸前、龍子の頭部を両手で抱え、首投げで強引に前方に投げる!
「ぐっ……ああ」
あまり見せる事の無い吉原の力技・・・荒い息遣いで悶絶する龍子を見下ろす姿に会場は異様な歓声をあげる・・・圧倒的不利からの逆転に皆興奮しているのだ。
「さあ、もっとお客さんに喜んでもらわないとね・・・」
まだ身を立ち直られられ無い龍子の背中へ簡単に組み付くと自分の足を龍子の足に絡ませながらぐるりと自分の体が下になる形でスリーパーを掛ける。
「あっ、ぐっ……ああああっ……」
スリーパーが絡みつく……慌てて、首と腕の間に手を差し込む龍子。しかしそうなると、吉原の足が絡みついた事で大股開きを強いられてしまい、それを隠す事が出来ない。羞恥に顔が赤く染まり、スリーパーを引き剥がそうと腕に力が篭る。
「もっとお客さんに見てもらったら?」
スリーパーを引き離そうとしている龍子の動きを止めるように耳元で語りかけるとそのまま耳たぶを甘噛み・・・
「はふぅっ……や、やめろっ……」
耳への甘噛みにビクンと身体が震える……耳たぶから全身に電流が走るよう。
「ふふっ・・気持ちいい?」
龍子の抵抗が弱まると右腕でスリーパーを決めながら左手でまずは龍子のバストを弄び始める。その形もサイズも良い胸に吉原も嫉妬したのか・・・急に激しく攻め立てる!!

550ORZ:2008/01/19(土) 08:56:58
「はぅっ、んっ……あ、んっ、やめっ……ああ、んああああああっ!」
身を捩って逃れようとする龍子だが……激しく責め立てられると悲鳴が上がる。軽い痛みを感じるほど強く揉まれ、しかし痛いだけではなく激しい快感も……乳首が痛い程に勃起し、股間はびしょ濡れ、コスチュームの隙間から愛液が溢れる。
「ん・・・?もしかして・・・」
リングサイドからのひときわ大きな歓声に吉原が感づく。胸を責めていた左手を龍子の股間に持っていくと・・・手についた熱い液が龍子の恥ずかしい姿の証拠だ。
「意外と・・・Mなのね?ふふっじゃあこっちもサービスしてあげる・・・」
すこしSっ気を含んだ声で耳元で呟き・・・ペチペチと龍子の股を叩いてこれから責めるとアピールし・・・指先が踊り始める!!
「そ、そんな訳な……んっ、あっ、はぁっ……!?」
この程度で感じる物かと我慢すればするほど、容赦なく吉原の指が龍子の股間を責め抜いて来る。恥辱と快感に全身が赤く染まり、もはや股間は大洪水状態。
「くっ……離せ、離せっよぉ……!」
快感に力が抜けているが、必死にもがく。
「本当に離していいの?こんなに喜んでいるのに・・・」
ぴとっと龍子の唇にその液が付いた指を突きつけられる。
「ん~~っそ…このっ…!?んんっ・・・・んむっ・・・・・・んんんんっ・・むぅぅ・・・・!!」
悔しさに顔が歪む。反論しようと口を開いた瞬間、龍子の口内に捻じ込まれる吉原の舌。会場のスクリーンにお互いのキスシーンがアップで映されるとファンが大いに湧き上がる!
「んふぅぅ・・・・んむぅぅ・・・・」
目をぎゅっと閉じ吉原のキスを受ける龍子。次第に動きも鈍っていく。くちゅくちゅくちゅ・・・と龍子にとって聞きたくも無い音が耳に届いてくる。
「んち・・・くちゅくちゅくちゅ・・・・じゅるじゅるじゅるじゅるっるるるるっ!」
龍子の舌を絡め上げ、舌先で口内の自由を奪うと同時にその舌を激しく吸い上げる吉原・・・・
「んむぅぅぅ・・・・・くちゅくちゅくちゅ・・・・じゅるじゅる・・・ズズズズッ!!」
強烈に吸い上げられる龍子。腕を背中の後に突きたて、何とか踏ん張る。耳たぶまで真っ赤になり相手のキスに魅せられる。
「んむっ・・・むちゅっ・・・くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅんっ・・じゅるじゅるじゅるるるっ!!!!!」
まるで相手の唇を貪るかのような激しく情熱的なキスを仕掛ける吉原・・・さらにはそのまま龍子の舌を吸い上げてしまう勢いでのバキューム・・・
「んっ・・・くちゅくちゅくちゅ・・・むちゅちゅじゅっぅぅるるるぅぅぅっ!!」
龍子の抵抗が徐々に弱まっていくのを感じるとさらに追撃をかけるかのように攻め始める・・・・そして龍子の目に涙が浮かんでいるのを見ると自らのテクの前に龍子は墜ちたと笑みを浮かべる。涎に濡れた吉原の舌が口の中から出て行き……弱弱しく歪んだ瞳から涙が零れる龍子の顔を、ぺろぺろと嘗め回していく。
「もう闘えそうもないみたいね・・・」
脱力した龍子をリリースするとその涙で濡れた顔を覗きこみながら
無理やり起すと・・・体を違えながら龍子に組み付いて・・・宙で180度回転させて持ち変える。パイルドライバーの体勢だ。アゴを龍子の股間に乗せて刺激を与えてから・・・ジャンプしキャンバスに串刺しに・・・
「あ、ぅっ……やめ、……あああああっ!」
強烈なパイルドライバー!しかも、吉原の顎が股間にめり込んでくる……衝撃に、ビクンと身体が痙攣し、思い切り愛液が飛沫出す。受身を取る力も耐える力も残っておらず……あっさりと力が抜け、マットに横たわる龍子。
「ぁ……ぁ、ぁ……」
「・・・これでおしまいよ・・・」
龍子の頭を跨ぐようにたちそしてゆっくりと腰を落とし・・・龍子の顔面に自分の股間を押し付けるように腰を降ろす・・・。
「はぁ……はぁ……ぁ……やめっ……むぐぅぅぅっ!」
股間で顔をふさがれる、フェイスシットフォール!あまりに屈辱的で過激なフォールをかけられ、しかしそれを返す力が残っていない。それどころか、吉原の股間に呼吸を塞がれて息も出来ない。
「ぁ・・・ん・・・イイ・・・かも・・・」
熱い龍子の吐息と涙と唾が吉原の股間をくすぐる・・・。もう満足に動けない龍子の顔に自分の股をまだまだ擦り付け続ける。涙を流しながら、抵抗も出来ずに股間を擦り付けられ続ける龍子。吉原の匂いを嫌と言うほど嗅がされ、息も出来ず、次第に意識が遠のいてくる……括約筋が緩み、股間がヒクヒクと震える・・・そして・・・ジョォォォォォォォ……
白目を剥いて失神……力が抜けた事で、なんと失禁までしてしまう。あまりに惨めな痴態……

551名無しさん:2008/01/20(日) 10:02:54
GJ!
龍子がブルボッコにされるSSがもっとみたい

552名無しさん:2008/01/21(月) 19:37:24
気を抜いてるとGJ連発してくるからこのスレは侮れない

553名無しさん:2008/01/27(日) 14:00:48
5:5きてくれー

ゆっこ → 長期療養必須…ジュルリ
むとめ・ちぐさ → ダメージが癒える前にベルト関係の罠で海外遠征…ゴクリ
市ヶ谷 → 暴走行為で謹慎、行方不明(完全にフラグ…フフフ
南 → 唯一動ける状態の団体トップとして外敵迎撃(間違いなくフラグ…ハァハァ

っていう後発アイディアだけが沸いてるんだ…
(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア

554名無しさん:2008/01/27(日) 19:33:48

 結城千種 (失神KO)永原ちずる

前シリーズの遺恨を晴らす形となる試合であった。
相手が超新星と呼ばれる超大型新人とはいえ、そして接戦の末とはいえ、
延髄蹴りとジャーマンそれぞれの必殺技で倒された越後と永原。
それだけであれば、二人とも後輩の成長を祝福するくらいのことはできるはずだったが
勝利者インタビューでのめぐちぐの増長気味の発言が二人の逆鱗に触れた。
そして今シリーズで、セミファイナルのタッグマッチが組まれることになった。

『あぉっ、こぉーなぁぁぁぁ、えちーごぉぉ、しのーぶぅ。ながーはらー、ちーずぅーるぅ!』
トレードマークの竹刀を片手に入場してくる越後と永原。
「私たちが青コーナーとはね」ギリリ、竹刀を固く握りしめる越後。
「それも今回だけですよ」宥める永原もいつもの明るさは見られない。

『あかっ、こぉーなぁぁぁぁ、むとぉー、めぐーみぃー。ゆーきぃ、ちぐーさぁー!』
いまや新人王獲得を最有力視されているめぐちぐペア。
はじめての赤コーナー入りでうれしさと緊張でいっぱいの千種と違い、
武藤は相変わらず不機嫌そうな顔である。
「どうしたの?めぐみ?」
「ん?、もっと強い相手と戦いたかったな」
不敵な発言は越後の耳に届いていた。

「武藤ぉぉぉお!」
怒りに任せて突撃する越後、吹っ飛ばされる武藤の姿に慌てて試合開始のゴングが鳴った。

不意を突かれたものの、体制を立て直した武藤と越後の攻防戦はほぼ互角で推移していた。
このままでは埒があかないと、必殺のフライングニールキックで一気に畳みかける。
見事に胸板に炸裂するが、
「ぐぅぅぅぅ、なめるなぁぁあ」
そのまま武藤の足を抱え、ドラゴンスクリューに。
「ぎぁぁぁぉあああ!」
必殺技を凌がれたショックと、その必殺技の勢いが膝に集約したドラゴンスクリューにのたうちまわる武藤。
そして「今だぁぁぁ、やれぇ永原ぁぁぁぁぁ!」振り返る越後、その視線の先には
「はっ、はい! いっけぇぇぇ!」コーナーから飛び降りる永原の姿が・・・
「ぐぇっ、うえぇぇぇ。」全体重をかけたジャッピングニードロップを腹に食らい、おう吐し失神するめぐみ。

555名無しさん:2008/01/27(日) 19:35:15
「めぐみぃぃぃぃ」
慌てて助けに駆け寄る千種だが
どぼぉぉ、「ぐぇぇぇぇぇ!」
カウンター気味に、越後の膝が入る。
「結城、お前はボディを鍛えろと、言ったはずだ・・・ぞっ!」
コーナーに振って、串刺し二ー。
「うげぇぇぇ。ぁぁお、げぼぉ、えぼぉ」
弱い腹に強烈な膝爆弾を叩き込まれこちらもおう吐する千種。
何度も何度も、膝を叩きこまれ倒れることすら許されない。

「あぅぅぅ、もぉ、だめぇえ」
「もう終わりか?、受け取れ!」
ハンマースルーで千種を永原に向けて投げつける。
「はーい、じゃあ、ジャーマンいっくよー」
「ぐああああああっ、あうう、あああ、ぐああ、」
1発、2発、3発、4発ものローリングジャーマンををくらって、ボロボロの千種。
「ほらほら、起きてぇ」
自力で起き上がれない千種をむりやり抱きかかえる永原。
「も・・・もぉ・・・いやぁぁ、ゆるじてぇ」
「だーめ、越後さーん、手ぇかしてくださーい」
涙目で見上げれば、越後の姿が。
「起きろっ」
どぼぉ
「うげぇえ」
つま先がみぞおちに叩き込まれ、その勢いで持ち上がる。
「立てぇ」
どぼぉ
「うえぇぇぁぁぁ」
抱え込まれながら膝が入り、吐くものがなくて舌を出し唾液を垂らす。
「準備おーけーです。いっくよー」
「よしっ眠れ!」
越後の上段回し蹴りで加速したジャーマンが炸裂。
「があああああああああああああ」
受け身がとれず尻を高く掲げたままピクピクと失神する千種。

カンカンカーン!

この段階でめぐちぐチームが両者失神で試合続行不可能となり、ゴングが鳴らされた。

だが、惨劇はまだ終わらなかった。

コーナーから竹刀とチェーンを取り出す越後。


・・・・いあぁぁああ、いっちゃうぅうぅぅぅ! めぐみぃっぃいくぅうぅぅ!
・・・・ち・・ぐ・・さ?

目を覚ましためぐみが目にしたのは、ローリングクラッチホールドの体制で股間を永原に弄られる千種の姿だった。

「こんのぉぉおぉぉ、千種をはなせえええええええええ!」
怒り狂って、飛びかかろうとするが
「ぐえぇ!」
首輪につながれたチェーンで動きを封じられる。

「起きたか?」
怖い位に冷めた目で、見下す越後
「悔しいか?、お前は私達を怒らせた。報いを受けろ」
「な・・なにを、うぐぅ」
口に突っ込まれる竹刀。
「よく舐めてやれよ、痛くないようにな」
「ふごぉ、うげぇええ」
唾液でベトベトなる竹刀と、千種の股間。
「越後さーん、こっちもベトベトです、この状況で濡れるなんて。やっぱこの娘達、インランですねぇ」
口の周りを愛液だらけにして陽気に笑う永原。
「わかった・・・よく見ろよ、武藤。お前の愛する結城が女になる瞬間をな」
股間に竹刀をあてがう越後。
「いやっ、いやああああああああああ、助けてっ、助けてぇ、めぐみぃいいいいい!」
「やめろぉおぉぉぉ、やめてくれぇえええええええええ!」
泣き叫ぶ千種とめぐみ
「だめだ」
ずぶずぶぅ・・・
「痛っ。いたああああああああああああああああ!」
処女を失った痛みで失神する千種。

「まだ眠るには早いぞ、ほらほら」
「うっ、いあああああああああん、ああああああああああん」
ぐじょ、ぐじょ、血と愛液に濡れた竹刀を出し入れされ、意識を失うことすら許されず喘ぐ千種。
「あひっ、ひぃっ、いぐっ、いっぢゃあああああああああうっぅうううう」
段々と、喘ぎの声質が変わっていく
「越後さーん、この子感じてますよw」
涙と汗に濡れた千種の顔を舐めまわしながら笑う永原。
以前から、富沢、金井と3Pに耽っているという噂通り、千種の顔を、胸を、股間をなぶっていく。
「やめてぇえええええええええ、や・・・め・・てくだ・・・さい、犯るなら、あたしをやってください」
自ら股を広げ、指で広げるという屈辱的な恰好で懇願するめぐみだが
「だめだ、お前はそこで無力を噛みしめろ」
「そんなこといって、ちぐさオカズに自分が楽しんでんじゃない、淫乱ねぇw」
完全に相手をしてもらえない。

そして、
「いぐっ、いぐぅうぅうう、らめっ、らめぇ、めぐみぃぃいいいいいいいい!」
「ごめっ、ごめんねぇ、あっ、あたし、あだじいいいい とまっ、とまらないいいいいいいっ!」


ぷしゃあああああああああ。

股間から竹刀を生やし愛液と尿を噴上げ気絶する千種と、
鎖につながれながら自慰を続ける武藤を残し、
越後と永原は意気揚々とリングを後にした。

556名無しさん:2008/01/27(日) 19:41:52
554&555でつ。
今年も菊池リョナでイクゼとか言っておきながら、なぜかめぐちぐが書きたくなったので書いてみた。
所要時間2時間、校正無しなので読みづらかったらスマソ。

ちなみに、ストーリーの母体はV2で越後さんがめぐちぐ(プレイヤーが選んだ方)を練習試合で制裁するシーンと
旧シリーズ総集編冊子で永原が千種にスープレックス対決で負けるエピソードから

越後さんってあまり取り上げられないけど、リョナ向き(ヤルほうもヤられる方も)だと思うがどうか?

557名無しさん:2008/01/28(月) 00:42:05
>>556
GJ

越後さんはリョナ向けなのは否定出来ない
だが、今一扱いにくいのも否定出来ないw

558名無しさん:2008/01/29(火) 22:00:10
レッスルの旧シリーズ総集編冊子って何?
名前教えて?

559名無しさん:2008/01/29(火) 22:58:22
ノエルって需要ないのかな?
ノエルみたいな性格はリョナは無理なのか?

560名無しさん:2008/01/29(火) 23:33:20
>558
確か、解答集(CG解禁のためのおまけディスク?)を通販すると
週刊レッスルというプロレス記事風の冊子がついていたらしい。
漏れは、知人からもらった。

>559
不思議系は使いにくいと思われ。
さいたまさんも氷室は断念してたし。

561名無しさん:2008/01/30(水) 18:31:25
レッスルとは関係ないけどプロレスつながりってことで
アニメ「エア・ギア」で出てくるプロレスシーンを紹介
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1383936

大分前の作品なんで知ってる人も多いかもしれんが
今年早くも良いリョナに出会えたことをリョナ神に感謝

562名無しさん:2008/02/01(金) 01:52:12
>560
情報サンキュー
何時のシリーズの週刊レッスルだろ?狩に出かけよ

563名無しさん:2008/02/01(金) 04:49:55
>>562
このスレよりも、↓この辺で聞いたほうがいいと思うよ。
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1200239981/

564561:2008/02/01(金) 13:26:55
動画に触発されて妄想が膨らみ、思わず筆を執ってしまった・・。
でもSSって難しいよ(´Д`

サンダー龍子 vs レミー・ダダーン


パワーファイトを信条とするこの2人の一戦、序盤に主導権を握ったのは龍子だった。
試合開始早々、気合も十分に飛び出した龍子がダダーンに思い切り右エルボー!
始めは力比べとばかり思って油断していたダダーンの顔面にクリーンヒットする。
「ぐわっ!・・・~っ痛~~!」
イタタ、と顔をしかめて手でおさえているところへ、間髪入れずその上から強引にラリアット。
もんどりうって倒れるダダーン。
龍子はダダーンの頭を掴んで引き起こすとロープにふり、・・・・・・逆水平チョップ!
たまらず片膝をつくダダーンの背後へすばやく回り込むと、腰を掴んでバックドロップ。
ブンッ・・・!ズダーーン!
「うげ!ぐわあ~っ」
目にも止まらぬ勢いのラッシュに観客も沸き、龍子へ大声援が送られる。
その後もコーナーポストへ追い詰めたダダーンに左右のパンチを連打、我慢できずに突っ込んできたところを
アームホイップでダダーンを投げ飛ばす。
完全に龍子のペースだと誰の目にもうつっていたが・・・・・・。
中盤に入り、相変わらず攻められっぱなしで動きの鈍いダダーン。
だが、チャンスとばかりに龍子が繰り出す渾身のフィニッシュブローは空振りし、決めに入った大技もことごとくかわされる。
また、パワーにものをいわせてスタミナを削り取る技もすぐにロープへ逃げられ決まらない。
通常の雰囲気ならともかく、圧倒的な展開が続きボルテージが上がりっぱなしの観客も龍子自身も、このおかしさに気付かない。
今しがたもうつ伏せのダダーンに龍子がのしかかり、両手をとってキャメルクラッチに持っていこうとする・・・が、汗のすべりも
あってダダーンの右手がスルリと抜け、そのままズリズリ這っていきロープへ逃げられてしまう。
「はあっはあっ・・・はあっ、っく、くそ!」
(くそ・・・ペースは確かに私のものなのに・・・・・・、何故決まらないんだ・・・!?)
ここまで有利に試合を進めながら、あと一歩を決めきれない不満をつのらせる龍子。
ロープブレイクの後、にらみ合いながらゆっくりとリング中央へ歩を進める2人。
意地になって攻撃を続ける龍子の呼吸は荒く肩で息をしているのに対して、ダダーンのそれは意外にも整っているようにみえる。
胸を大きく上下させて呼吸を整える龍子の体からは汗が吹き出し、手足はリングの照明を受けてテラテラ光っている。
今ひとつ決定打に欠けるまま、試合は終盤へ差し掛かる。

565561:2008/02/01(金) 13:30:23
「これで・・・どうだあーーーっ!ハアッ!」
のらりくらりと避けられていたものの、どうにかダダーンを抱え上げた龍子が必殺のプラズマサンダーボムを放つ!
ズダアァン!と本当に爆弾が落ちたかと思わせる音を上げてリングが揺れる。そのままダダーンの右脚をとり、フォールへ。
数々の日本人選手を失神KOしてきた大技を受けて、さすがのダダーンもこれで終わりか?と思われたが・・・!
なんとカウント2であっさりとかえされ、一瞬呆然とする龍子と観客。
「んな・・・っ!く、くそがあああーー!」
我に返った龍子が力任せにダダーンをロープへふる。が、その刹那不敵な笑みを浮かべたダダーンに観客の何人が気付いただろうか。
ダダーンへ向かって右エルボーを放った龍子だったが、試合当初と比べるとまるでキレのないものだった。
そこへ待っていたとばかりにカウンターでダダーンの膝蹴りが決まる。
ズドッ!
「うぐっ!~~~っぐええええぇ!!」
ダダーンの膝が龍子のレバーをえぐると、もんどりうって倒れた龍子は腹を抱えてマットにうずくまる。
ダダーンは、龍子の背後から首に腕を回して締め上げながら龍子に囁きかける。
「さすがのアンタもスタミナ切れのようやなあ、龍子。動きにキレがまったく感じられへんで」
「ぐ・・・なん・・・だと・・・!?」
「ここまでのアンタの攻撃なかなかだったで。だけど今度はこっちの番や・・・どこまで耐えられるかな、フフフ」
「っ!!ぐ、ぐぞが・・・あ!」
ダダーンは腕をとくと、龍子をヒョイっと抱え上げボディスラム。マットへ叩きつけられた龍子は腰をおさえてうめく。
うつ伏せになった龍子の上へどかっと腰を下ろすと、左脚を脇にしっかりと抱えて逆片エビ固めをきめる。
ダダーンがじわじわ体重を後ろへあずけていくと、龍子の体が反り上がっていく。
ググ・・・ギリギリ・・・グググッ・・・ギギギ
「くっ・・・くおおお!っぐ・・・~~~~おおおお!」
ダダーンのパワーを前に龍子の背骨がミシミシ悲鳴を上げ、龍子の体から脂汗が流れ落ちる。
「ぐっ!ぐおおあああぁ!ああああああああっ!!」
今にも折れそうなほど反り返る背中から襲う激痛にブンブンと左右に首を振ってうめき声を上げる龍子。
ダダーンはたっぷりと時間をかけて龍子の背中を痛めつけると抱えた脚を離し、髪を掴んで引き起こす。
スタミナが切れた龍子はなかなか起き上がれず、片膝をついたままハアハアと息を上げるが
ダダーンは休む間を与えずに強引に立たせるとコーナーポストへ投げつける。
ドカアッ!
「ぐあっ!・・・っくそ、馬鹿力め・・・っ!?」
トップロープに手をかけてなんとか体を支えた龍子へ間髪入れず黒い影がせまり・・・、
ドゴオォッ!!
ダダーンの串刺し式スピアーが炸裂!

566561:2008/02/01(金) 13:32:14
全体重をのせたダダーンの肩が龍子の腹へ突き刺さる。
「!っ~~~~~!!っぐ!ゲハッ、ガハッ!ゲエエエエ」
内臓が潰れるかと思うくらいの衝撃に頭を垂れ、激しく咳き込んで悶絶する。
が、そんなことはおかまいなしに龍子の両手をトップロープに絡めて固定すると、さらにボディに追い討ちをかけるダダーン。
左右の腕から繰り出されるボディブローが龍子の腹を容赦なくえぐる。
「ぐふっ!おおお・・・~!っあぐ!げあああ!・・・っふごお!!おおああ・・・。」
たまらず体が折れ、下を向いたところへ掌底が龍子の顎を突き上げる。
バシィンッ!
「がああっ!」
体が浮き上がるかと思うほどの衝撃で顔を後ろへ反り上げ、まったくの無防備になった鳩尾にダダーンの掌底が叩き込まれる。
ドパンッ!!
「!!っうう!っ~~~~!げえぇ・・・ぅげえええええ~・・・」
目を見開いた龍子の上体が再び前にガクンと折れ、大きく開けられた口から涎とともに逆流した胃液を吐き出す。
「ふんっ。このくらい耐えられんとあかんでえ~龍子」
と鼻で笑うダダーンの挑発に反応も出来ず、膝をついてうずくまったまま胃液を垂れ流し悶絶する龍子。
ダダーンは前屈みになった龍子の頭を左脇に抱え、左脚を掴むとフィッシャーマンズスープレックスを放つ。
龍子をリング中央へ投げ出すと、髪を掴んで引き起こしロープへふる。
返ってきた体を両腕で掴み、必殺のパワースラムでマットに叩きつける!
そのままフォールすると思いきや、ホールドした手を離しわざわざ龍子の胸の上に膝をついてポーズを決める。
屈辱のフォールに観客も怒号と声援入り混じって湧き上がる。が、龍子も意地でカウント2.8で返す。
すると、それも予想済みなのか立ち上がって観客に応えると、今度は両脚を取って自分の脚を間に入れ龍子の体をひっくり返すと
サソリ固めを極める。
ギリギリと締め上げられると堪らず龍子から悲鳴が上がる。
「うぎぎ・・・!っ~~ぐあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
リング中央できまったため、なかなかロープへ辿り着けず苦悶の表情を浮かべながら必死でロープへ逃げる。
が、ロープに手が届く手前でダダーンはあっさり技を解くと、動けない龍子の体を抱え上げ首と太ももに手をかけ・・・
風車式アルゼンチンバックブリーカーが決まる!
ダダーンが両腕に力をこめていくと、みるみる間に龍子の体がブリッジしていく。
「龍子はしぶといなあ。でもフォール出来なきゃギブアップを奪うまでや!」
「ぐっ!・・・ぐ・・・ぞお・・・っああ゛お゛お゛お゛お゛!!」
龍子は歯を食いしばって耐えるものの、引き絞るダダーンの腕には力こぶができ体をゆさゆさ上下に揺さぶると龍子の腰から
メキメキと嫌な音が出てきしみを上げる。
龍子の体からは汗が垂れ落ち、間もなくうめき声も上げられずにただビクビクと体を痙攣させるだけになる。
しかし、それでも龍子からギブアップの声は出ない。
「・・・ぁぁぁ・・・ぉ・・・ぉぉ・・・」
「く、ほんまにしぶといやっちゃなあ。見上げた根性や。・・・ならこれで・・・どうや!」
一旦抱え上げた龍子をマットに振り落とすと、起き上がれない龍子の膝裏にのって両腕を取る。
ダダーン自身があお向けに寝転がるように、そのまま龍子の体を引き上げクロスアーム式カベルナリアを極める!
「しぶといアンタもこれで終わりや!ゴートゥ・ヘブン!」
フンッ!と一際強い力をこめて掴んだ龍子の両手を引き絞るダダーン。
「グギギ・・・ッ!ぃあっ・・・~~~っ!!・・・ぁ・・・・・・」
限界以上に反り上がった背骨から、まるで落雷を受けたような衝撃が走る。
その痛みを伝えるべく電気信号が龍子の脳へと送られるが、自分の両腕で首を締め上げられ
酸素不足に陥った脳にそれが正確に伝わったかは定かではない。
舌を突き出し半開きになった龍子の口元から泡混じりの涎が垂れ落ちると、
ほどなく焦点の定まらない黒目がまぶたへ吸い込まれていく。
ビクッビクンッと大きな痙攣が走り、龍子の体から力が失われる。
それまでビクッビククッと断続的に痙攣していた下半身、括約筋のあたりも弛緩すると、、
ピュッ、ピュルルッ、プシャアァァーー・・・・・・
汗に濡れ光る龍子の太ももの間から黄色い液体がこぼれ出てきた。
龍子、失神KOに失禁のおまけ付きという屈辱の敗北。
そのショックから立ち直るのに数ヶ月は要したという・・・・・・。
<<END>>

567名無しさん:2008/02/03(日) 19:47:03
>556
GJ

568名無しさん:2008/02/04(月) 05:35:28
>>561
GJ!!
龍子さんみたいな強キャラが手玉に取られるとか最高です!!
ダダーンが関節技で締めるのも新鮮で良いですね。

569名無しさん:2008/02/05(火) 02:48:31
GGGGJ!!
龍子は本当に痛めつけがいがある子ですわ
背骨や腰を痛めつける技が多かったのが最高でした

570名無しさん:2008/02/05(火) 05:37:19
こりゃぁ、龍子も転落だな(*゚∀゚)=3
GJ!

あと、某オトメマツリ5試合目が神展開

571名無しさん:2008/02/07(木) 22:26:18
PAPAさんの絵はマジで燃えるっていうかぶっちゃけエレクt

それとさいたまさんの投票所が改装されてたよage。

572名無しさん:2008/02/10(日) 12:47:49
アイドルゴングに責めゆっこが…。
5:5さん超絶期待sageヽ(´ー`)ノ

573名無しさん:2008/02/11(月) 01:12:12
もう、ゆっこは受けじゃないと違和感が…w

574名無しさん:2008/02/11(月) 15:38:25
他のスレでは理沙子さん人気にまけて話題に上らない祐希子だけど
このスレでの祐希子人気は異常w

575名無しさん:2008/02/11(月) 23:43:19
このスレでもオトメマツリみたいなお祭り企画やってみたいね

576名無しさん:2008/02/13(水) 19:33:18
このスレに絵師が現れたこと無いし無理

577名無しさん:2008/02/13(水) 21:05:22
絵師抜きで開催するのは吝かでないにしても、職人さんが乗ってくれるかだね
スレ投下形式にするのか、専用ページ形式にするのかって問題もあるし

絵師待ちなら絶対無理な企画だろうから、
職人先行で始めて絵師さんが後乗り期待で来てくれるかどうかだけど…w

それでもやろうぜ? って人はいる?

578名無しさん:2008/02/13(水) 21:55:42
投票くらいならいくらでもやるけど

579名無しさん:2008/02/13(水) 23:05:45
ってか職人さんって今どれくらいいるの?

580名無しさん:2008/02/13(水) 23:34:29
一応、元レポ職人だったが

581名無しさん:2008/02/13(水) 23:59:18
実現するなら参加してみたいね

582さいたま地下プロレス:2008/02/14(木) 00:27:27
レッスルエンジェルス愛で、評価値が100以上低いのに、
ウチのエースゆっこを100%返り討ちにしてくるマリアクロフォードさんを見つけました。
やっと見つけた天敵にゆっこを突撃させるのに忙しいので、お祭りになってもSS参加は見送ります☆

583名無しさん:2008/02/14(木) 00:54:52
556でつ。
ガンガレばきっと絵師さんがきてくれると信じて、乗ってもいいでつ
てか、是非乗りたい。

自分で対戦相手と形式を決めちゃうといつもと変わらんので
片方を自分で決めて、対戦相手と勝ち負けを投票で決めてもらう形式でどうか?

てか、誰かに投票ページつくってもらわんとなー。

584名無しさん:2008/02/14(木) 01:23:32
しかし、投票というとさいたまさんの悪夢がwwwww

585名無しさん:2008/02/14(木) 01:39:25
バトルロワイヤルにしてリレー形式にするとか

586名無しさん:2008/02/14(木) 01:54:04
>>585
バトルロイヤル…?
面白いと思うが、このスレ人口と職人数考えると難しい気がするw

587名無しさん:2008/02/14(木) 04:09:30
>>532
なんだよ、レポってくれよ

588名無しさん:2008/02/14(木) 04:10:35
ミスったwww
>>582
レポってくれないと俺顔真っ赤(´・ω・`)

589名無しさん:2008/02/14(木) 19:18:04
('・ω・`) ( つ旦 のんびり~
ブリジット・ウォンVS菊地理宇
入場してくる菊地理宇を、花道で待ち構えていたブリジット・ウォン。チェーンを両手で短めに持ち、菊地の首をギシギシと締め上げる。
苦しむ声に不適な笑顔を見せるブリジット。
しばらくチェーンごとズルズルとリング周りを引き摺っていたが、苦しそうに咳き込む菊地を見てそろそろ頃合とリング内に投げ込む。
両者がリングインしたところで、レフリーによりゴングが鳴らされる。

締め付けていたチェーンを緩めると、菊地の髪を鷲掴みにして、コーナーコーナーポストへと激しく、何度も叩きつける。そして、開始早々グロッキーの菊地をリングにうつ伏せにすると逆エビ固めを極める。
逆エビで華奢な体を反らされ、断末魔のような悲鳴をあげる菊地。マットを叩きながら必死に耐えるが、この痛みは普通の女の子にとってとても耐えられるものではない。ロープへと手を伸ばすが、それはまだまだはるか先・・・
仕方なく激痛に耐えながら上半身を捻り、目一杯伸ばした手でブリジットの髪を掴むと思いっきり引っ張る。髪を掴まれて、さすがにこれはたまらずに技を解くブリジット。
ブリジットは休むことを知らずに、今、散々痛めつけた菊地の腰にまた何発かストンピングを浴びせて、痛めつけておく。
そして、ぐったりとする菊地を見下ろしながら、場内にセクシーポーズを取りアピール。腰や全身の痛みに耐えながら起き上がると、隙を見せたブリジットの腹部へ下から突き上げるようなボディブロー。
いきなりの菊地の反撃に、狼狽して防御も何もとれないブリジット、たまらず膝をついて倒れる。

ブリジットがダウンするのと入れ替わりに立ち上がると、お返しとばかりに腹部へストンピングの連打。容赦なく蹴りまくると、さらにその場でジャンプしてのジャンピングニードロップ!!
ニーパッドを当てた膝をブリジットの腹部へと落としていく。
菊地の猛攻に腹を苦しそうにおさえると、転がってそのままリング下の場外へとエスケープして落ちてしまうブリジット。

場外へエスケープしたブリジットのあとを追ってリング下へと降りていく菊地。
場外でダウンするブリジットの髪を掴んで起こそうとするが、乱入してきたシンディー・ウォンに捕まりリングサイドを引きずり回され、顔をコーナーの鉄柱へとぶつけられていく。
鈍い金属音が場内に響き渡り、そして鉄柱に抱きつくように鉄柱にもたれかかる菊地。
倒れこんだ菊地に対して、ダメージから回復したブリジットが観客席からパイプイスを持ってくると、それを思い切り起き上がってきたばかりの菊池の頭にイスが抜けるぐらいの力で叩き込む。
パイプイスの座板が抜けるほど激しく打ちのめされ、額を押さえてうずくまる菊地。
格下だと思っていた相手に一時でも責められたことが気に入らないのか、ブリジットはシンディーにもイスを持たせ2人がかりで菊地を責める。

しばらくして、菊池を引っ張りながらリング内へ戻るブリジット(シンディーは菊地側のセコンドに連れ去られてしまった)。
だが、菊池にもう戦う余力はなくブリジットが挑発しても立つ気配すらない。つまらなそうに何かつぶやくと、菊池の顔を敷き潰すようにお尻を押しつける。
菊池の悩ましい悲鳴が一瞬聞こえたが、すぐにブリジットのお尻でかき消される。何とか押しのけようともがく菊池だがやがて全身から力がぬけ、お尻での圧迫による屈辱の失神負けとなった。

590まとめさん ◆hK/O9yr0Yc:2008/02/14(木) 19:24:09
|д゚)
http://waero.h.fc2.com/ryona-anc.html
反省はしていない

サイトの更新は近々にどうにか
御意見があればよろしくです

591589:2008/02/14(木) 19:38:32
589っす。お目汚し失礼しました。レッスルオトメ企画できるならやってみたいですね。
自分なんかが一枚噛んでよろしければ。

592名無しさん:2008/02/14(木) 19:51:32
>>589 GJ
>>590 流石まとめさん。

このスレに絵師が来ないのって、そもそもこのスレのこと知らないからじゃないか?

593名無しさん:2008/02/14(木) 20:39:10
エロパロ板のスレで宣伝してみたらどうかな
あのスレには何人か絵師いたんじゃない?

594名無しさん:2008/02/14(木) 21:18:41
南さん×ゆっこの偉い人とウンコ大好き絵師が降臨したことがあったなw

595名無しさん:2008/02/15(金) 00:41:46
>>593
絵師が光臨したのなんてうんこの人が降臨した時じゃなかった?
宣伝しても誰かが描いてくれるなんて期待はしないほうがいいと思う。
それにエロパロスレは「スレの主旨に合わないものは他のスレ行け」っていうスタンスらしいから
宣伝に行ったら面倒なことになりそうな気がする。

596名無しさん:2008/02/15(金) 00:55:31
うんこの人はそれなりに上手いが漏れなく失禁脱糞がついてくるからなw

597名無しさん:2008/02/15(金) 02:06:13
かたぎやに宣伝…は無理か

598名無しさん:2008/02/15(金) 02:28:37
>>590
賛同ってのは、参加とは違うんだよね?
参加方法の観衆っていうのは、参加しないけどお祭りは楽しみという意味で良い?

599名無しさん:2008/02/15(金) 07:50:58
とりあえず絵師の方は気長に待つ。他所に宣伝して火種になってもやだな。
今投票見たら絵師参加の人がいたし、N.O.P氏にもほんのり期待。
まずは書き手がどれくらい来てくれるかじゃないか?後どういう形式で進めるとか出していこうよ。

600名無しさん:2008/02/15(金) 10:27:16
作品はやはりこのスレに投下するべきだと思う
投下のタイミングによっては時間軸が前後することもあるだろうけど
まとめwikiか何かを作っておいて、途中からきた人はそっちを参照してもらうということで

出場キャラに関しては普通に考えれば投票じゃないかと思うんだけど
作家枠とか設けたほうがいいのかな(このキャラが出るなら書く!という作家さんがいるかもしれないので)

601名無しさん:2008/02/16(土) 01:28:49
wktk

602名無しさん:2008/02/16(土) 22:45:05
では、実現に向けての大雑把な流れなど。

①大会参加者の決定
 ※基本的に"来るもの拒まず"だが、規模の設定のためにどこかの時点で見切りをつける。

②試合形式の決定
 2-1.リーグ
 2-2.トーナメント
  2-2-1.勝ち抜け
  2-2-2.勝ち抜け + 負け落ち
 2-3.エキシビジョン
  2-3-1.書く人が適当に好きな選手vs好きな選手の試合を掲載(単発試合の集合体)
  2-3-2.対戦カードだけ先に決定する(7番勝負と同様)
 2-4.その他

③試合数の決定
 3-1.書き手が受け持つ試合数を申告し、合算した試合数で決定
 3-2.試合数が決まってから書き手に分配
 3-3.書き手1人について○試合を割り振る
 3-4.その他
 ※いずれにせよ書き手が全員同じ試合数書けるわけじゃないし、
  背後関係によって変動すると思われるので、ある意味では目安でしかない。

④出場選手の決定
 4-1.投票
 4-2.書き手が好きな組み合わせを選択(形式がリーグorトーナメントなら不可)
 4-3.その他

⑤参加者が担当する試合の決定
 基本的に参加者に任せる(一時的にチャットでも借りて話し合ったほうがよさげ)
 (5-1.参加者内で事前に分配しておく)
 (5-2.開始できる人が逐次申告&レス投下)
 (5-3.その他)

⑥試合結果の決定
 6-1.投票
 6-2.書き手に任せる
 6-3.参加者内で事前に決定しておく
 6-4.その他

⑦大会開始
 ※試合進行について
 7-1.停滞したときのフォロー体勢(※事前連絡なくレスが滞り、音沙汰無くなった場合の対処)
  7-1-1.誰かが代理で書く
  7-1-2.戻ってくるまで放置
 7-2.試合途中でのレス投下の許可/不許可
 7-3.その他

とりあえずこんなもんですか?
あんまり風呂敷広げすぎると破綻すると思われます。
「適当にやる」というスタンスで無いのなら色々決めなきゃいけないことがあるます。
さいたまでトーナメントやったときは自分で枠組み決めたので楽でしたが
活発に話し合いが行われるのであれば、残りのレスがこの議論で埋まる可能性があるので、
一時的な掲示板や投票場所的なものがあるとよさげな予感です。

603名無しさん:2008/02/16(土) 23:46:45
>>589
GJです!!
尻の下で失神ってところが屈辱的で良いですね。

604名無しさん:2008/02/16(土) 23:50:29
対戦カード案(選手・勝敗・展開)をスレ住人が提示してリストを作って
参加作家さんがそこから自分の書きたいものを選んで書くというのはどうだろう
これなら途中参加もOKだし

605名無しさん:2008/02/17(日) 17:11:23
>>588
某団体に入った泥棒の押収品からこんなの見つけましたよ。だから泣くんじゃない!

=====================================
[某月某日 某団体オーナーの日記]
祐希子がウチの団体からいなくなってからもうかれこれ一週間。
今もあの団体のリングから祐希子の悲鳴が聞こえる……。

ことの始まりは先週に遡る。
団体内でもトップの評価を受けている祐希子を、
たまたま見つけた団体に殴りこみに行かせマリアクロフォードと対戦させた。
評価はウチの祐希子の方がはるかに高く、負けるはずの無い相手だった。
…しかしふたを開けてみれば、マリアクロフォードの圧勝。
祐希子は自慢の飛び技も投げ技も不発のまま、クロフォードのサソリ固めに捕まりギブアップ。
納得のいかない祐希子は、再戦を申し込んだ。
「リベンジ?いいわよ。でも今度負けたら私に勝てるまで帰さないわよ。
 いろんな実験に付き合ってもらうの。 もちろん文句ないわよね。」
はるかに評価の低い相手に完敗したのが許せなかったのか、間髪いれずにその条件を呑んだ祐希子。
まぁ、こんな相手に祐希子が2度も敗れるはずが無い。そう思って行かせたのが失敗だった。

序盤スリーパーでクロフォードに攻め込まれるものの、
途中から祐希子の飛び技がガンガン決まり、クロフォードを追い詰めていく。
ほらみろ。普通にやればウチの祐希子が負ける相手じゃないんだ。
祐希子がフランケンシュタイナーを放つ。これで終わりだ。
いや、クロフォードが立ち上がった?
裏拳、コンビネーションキック、そしてSTO!?
まさかSTOが使えるなんて予想していなかった。
そのまま逆片エビ固め。後頭部を強かにうちつけて動けない祐希子の身体が反り上がる。
なんとか耐えてようやく外すものの、今の連続攻撃は苦しい。長引くと不利だから早く片付けろ。
しかしクロフォードの猛攻は止まらない。ここでまさかのスプラッシュマウンテン。
前の試合で隠していたのはSTOだけじゃなかったのか。
もちろん祐希子に予測できるはずもない。
頭からリングに突き刺ささり、焦点を失った目を泳がせる半失神の祐希子。
しかもそれだけでは終わらない。クロフォードのサソリ固めがリング中央でガッチリ極まる。
腹も胸も肩もべったりとリングに押し付けられ、ロープへ移動することができない祐希子。
なんとか振りほどこうとするがそれが不可能であることは誰の目にも明らかだ。
……最後の最後でサソリ固めか。なんてヤツだ。
フォールすることも絞め落とすことも可能だと言うのに…そんなに言わせたいのか畜生。
『……ギブ…アップ…』

……そして祐希子はウチの団体から消えた。
今もクロフォードは祐希子をリングに引きずり上げ、実験と称して祐希子を関節技で嵌めているらしい。
ご丁寧に祐希子がギブアップや失神する瞬間の動画付きで、携帯メールが送られてくる。
受信箱にはそんなメールが50件以上溜まった。もう正確な数はわからない。
……この日記を書いている間にもまた……。

くそ…。クロフォードの技にギブアップする祐希子からは、もうあの強かったオーラが感じられない。
あの時、強引に祐希子を引き連れて戻るべきだった。
祐希子を連れ去るクロフォードの言葉が重く圧し掛かる。
「心も身体も…私への恐怖で埋め尽くしてあげる。」
=====================================

606名無しさん:2008/02/17(日) 20:02:23
>>605
GJ!!
実際のゲームでそんな試合展開だったんですか?
だとしたら神展開ですね!!

607まとめさん ◆hK/O9yr0Yc:2008/02/17(日) 21:00:10
588ですが元気になりました
主に息子が

608名無しさん:2008/02/17(日) 21:01:55
まとめさん何やってるのwwwwwwwwwwwwww

>>605
GJ!!!

609名無しさん:2008/02/17(日) 21:04:48
お前かよ!!w

610名無しさん:2008/02/18(月) 03:26:32
>>606
正直1試合目2試合目の展開は覚えてません。
多少の嘘が混じっていますが、それは優しさでカバーしてください。
でも試合の展開は基本的にはこんな感じのことが多いです。
関防2、打防4なのでスタートダッシュは競り負けて、中盤盛り返すかとおもいきや、
終盤関節技で体力をごっそり奪われてジ・エンドです。
中盤に盛り返せないと、一方的に攻められる虐殺ショーになります。

>>607
おまえかい!
まとめさんはリョナ民…と。〆(゚∇゚ )メモメモ

611昨日こんなゲームが打ってたんだ:2008/02/18(月) 19:45:24
不思議な生き物「れっするもんすたー」と人間が互いに助け合って生きている世界。
この世界ではれすらー同士を戦わせるスポーツ「れっするえんじぇるす」が盛んに行われており、
多くの少年少女たちが最強の団体を目指して旅をしていた。

やせいの「まいてぃゆきこ」がとびだしてきた!
「れっするもんすたー」えらぶ
ながはら ちずる L10
 みなみ としみ L60
⇒えのもと あや L3
「ゆけっ!えのもと あや!」

「えのもと あや」のヒップアタック!
「いっくよーーーーーっ!!」
「くぅゥゥっ・・・」
しかし「まいてぃゆきこ」にはあまりこうかがないようだ・・・

「まいてぃゆきこ」のフライングボディプレス!
「これできめるっ!」
「いったいいいいいいい・・・・」
「えのもと あや」はたおれた!

「もどれ「えのもと あや」!たのむぞっ!「みなみ としみ」」
「みなみ としみ」のさそりがため!
「サブミッションのこわさをおしえてあげるわ」
「やめろおおおっ!!やめってえええええええ!!!」
「まいてぃゆきこ」にこうかはばつぐんだ!「まいてぃゆきこ」はしめつけられてうごけない!

「みなみ としみ」のアキレスけんがため!
「まだ耐えられるかしら」
「くああ・・ああん・・・痛いっ!・・・ああああああああっ!!!」
「まいてぃゆきこ」にこうかはばつぐんだ!「まいてぃゆきこ」はしめつけられてうごけない!

「まいてぃゆきこ」はゆるしてほしそうに、こちらをみているどうしますか?
ゆるす
⇒ゆるさない

「みなみ としみ」のネオ・サザンクロスロック!
「・・・堕ちなさい」
「そんな・・ひど・・げふっ!?ゆ、ゆるし・・・ゆるひへぇぇぇぇ・や・・・・あああ」
やせいの「まいてぃゆきこ」はしっしんした。「みなみ としみ」はレベルが上がった。

おや・・・!?「みなみ としみ」のようすが・・・!?
チャチャーチャン チャラララッタラーーン
おめでとうございます「みなみ としみ」は「ハイブリッド みなみ」にしんかしました。
    ∧,,∧
  (・ω・`)
   /  y/ ヽ
Σ(m)フ⊂[_ノ
 (ノノ | | | l )
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ・・・遊びが過ぎました。

612名無しさん:2008/02/18(月) 21:22:36
>>611
GJ!!
ぜひ任天堂にゲーム化してもらいたいですね!!!
さすがのゆっこもあやっぺには負けなかったか。

613611:2008/02/18(月) 23:37:05
>>612
部屋を掃除してたら、ポ○モン金が見つかって・・・しばらくプレイしてたら
こんなリョナ妄想が頭から離れなくなりました。しかしこのゲーム、本当に危険なのはロケ○ト団とかじゃなくて
神級や伝説級のポ○モンを実戦で惜しげもなく使う主人公・・・

614名無しさん:2008/02/21(木) 18:05:13
>>590
企画アンケを開始して一週間だがSS書きと絵師が結構集まってきてるね
そろそろ試合形式とかシチュリクとかはじめてもいいんじゃない?

615名無しさん:2008/02/21(木) 19:47:41
参加希望なんだけどトリップつけたほうがいいのかな

616名無しさん:2008/02/21(木) 22:49:53
先日、龍子vsダダーン書いた者です。
祭りに向けてSS執筆中ですが、あれこれ妄想膨らませて書いてるうちに
話が長くなってきた(´Д`
やっぱりダラダラ長いのは自重したほうが良いのかな?

617名無しさん:2008/02/21(木) 22:58:06
全然OKでしょー
しかし他に祭りに向けて書いてる人とネタが被らないように
キャラだけは先に発表しといたほうがいいかも

618名無しさん:2008/02/21(木) 23:40:01
583です。
クレクレで恐縮だが、
さいたまさんみたいな、投票ページで
書きたいキャラ(絵師&職人)と書いてほしいキャラ(住人)
を選出したらどうかね?
キャラさえ決めちゃえば、試合形式とか勝ち負けとかそーゆーのはいろいろ妄想出てくると思うがどうか?

619名無しさん:2008/02/22(金) 00:08:59
全く同感だが俺には投票ページを作るスキルがないw
なにもかもまとめさん頼りじゃあんまりなので
キャラ選出はこのスレでやるのはどう?

620まとめさん ◆hK/O9yr0Yc:2008/02/22(金) 02:01:17
とりあえず、投票を第二段階へフェイズアップ
ttp://waero.h.fc2.com/ryona-anc2.html

アンケート以外の個人的な見解ですが…

・試合数
とりあえず、通常興行になった場合は、
参加人数見る限り7~8試合になりそうかと思ってます。
スレの職人さんを推定する限り総出の予感がしますw

・出場選手及び結果等のアンケート
これが成立した場合、どう対応したものか。
さいたまさんの所のように黒幕さんが爆誕しそうですしw
要検討

・発表形式
元々、そんなに大規模なスレでもない(筈w)ので、スレ投下でよろしいのではないかと。
専用ページ作ると過疎要因になりかねませんしw
絵師さんの方は…どうしましょう? 案募集。
(恐らく、どこかのうpろだを利用させてもらう事になると思いますが)

・進行について
私案としては、各自に予め締め切りを切っておいて順次投下してもらえばよいのではないかと。
事前の準備・自分の筆の速度等を加味して「何試合目がいい」というのを決めていけば…と。
急に連絡不通になったりした場合は…ピンチヒッター募集して現れなかったらカットですかね?
そういう事態に陥らない事が一番ではあるんですけどw

・アイディア提供について
さいたまさんのとこ活用させてもらうとか、そういうのは駄目ですかね?(;・∀・)

とりあえずは、そんな感じでどうでしょう?

621まとめさん ◆hK/O9yr0Yc:2008/02/22(金) 02:14:04
一応、まとめのindexからも行ける様にしましたんでよろしくです

622名無しさん:2008/02/22(金) 02:20:18
何から何まで本当にありがとうヽ(´ー`)ノ

623名無しさん:2008/02/22(金) 03:54:11
>>620
>・アイディア提供について
>さいたまさんのとこ活用させてもらうとかー
どうぞどうぞ。
連投OKの設定になっているので、思いついたことを適当に書き連ねてください。
尚、記入された内容は、後日何か書くときに私も参考にさせてもらいます。

http://vote2.ziyu.net/html/saita.html

624名無しさん:2008/02/22(金) 06:20:58
>>621
いつもいつも頭が下がります。

625名無しさん:2008/02/22(金) 11:30:07
618です。

まとめさん。さいたまさんに感謝!
おいらガンガって書くよ!

626名無しさん:2008/02/22(金) 11:42:23
キャラリク&シチュリクщ(゚д゚щ)カモォォォォン

627名無しさん:2008/02/22(金) 19:54:52
ノエル白石
あの涼しい顔を苦悶に歪めてやってくだしあ

628名無しさん:2008/02/23(土) 18:07:32
かなり前ですが、203-208で祐希子と菊池を書いた者です。
メイデン桜崎vs真田美幸の図がふぃっと浮かんできたのですが…
纏める自信が…(--。)

629まとめさん ◆hK/O9yr0Yc:2008/02/23(土) 20:39:20
うんこさん来るとは!(*゚∀゚)=3

630名無しさん:2008/02/24(日) 03:04:03
SS書きさんが現時点で4人
結構ビッグな大会になりそうだな

631名無しさん:2008/02/24(日) 10:43:23
ゆっこがパワー技で叩き潰される展開を希望。

632名無しさん:2008/02/26(火) 01:11:35
投票があまり伸びないけど、
大会形式は"通常の大会形式"で進めてOKっぽい感じ?

完全提供型とアンケート対応型がバラついてるので、
とりあえずキャラアンケ取ったほうがいいのではないかと。
アンケート対応型の人は、アンケ結果を踏まえて、
書けそうな組み合わせをそれぞれ選んでいただいてはどうかと思います。
完全提供型の人は、キャラアンケが終わるまでにキャラを選定していただけば良いとおもいます。
(アンケの結果を見て書きたい組み合わせがあるかもしれないので、
 その時はアンケ終了時点で決めればよさそう?)
その後、試合の組み合わせや勝敗のアンケートを取ればOKですかね?
(このアンケートが終わる頃には、SS職人さんがそれぞれ自分が書ける試合数が
 見えてくるんじゃないかと思うので、トータルの試合数も必然的に決まってくるのではないかと。)

633名無しさん:2008/02/26(火) 02:03:22
ですなー
早く書きたくてウズウズしてるんですがなかなか投票が伸びないw
キャラアンケはさいたまさんとこ(>>623)までということで
一緒にシチュアンケも入れておいて下されば参考にしますー

634名無しさん:2008/02/26(火) 04:06:32
まとめさんとこの1回目のアンケートと2回目のアンケートで職人絵師共に減ってるのは
なぜなんだぜ?w

635名無しさん:2008/02/26(火) 10:04:40
匿名アンケートで参加表明したSS職人5人のうち4人が実際に参加予定って
この手の無責任企画にしたらものすごい高確率なんだぜ

絵師の方は元々絵描きスレじゃないし
0じゃないだけでも十分だ

636名無しさん:2008/02/28(木) 00:11:58
ノエルは声が絶望先生のポジティブ少女にしか聴こえないからなあ。

637匿名:2008/02/28(木) 01:25:29
さっきさいたまさんとこで参加表明した者ですが、『こちらからカードを提示する』って言ってましたけど現実的に考えると、やはり『アンケの結果を参照する』という方式にした方が無難そうですね。

すいませんが、『さいたまさんとこのアンケート結果などを参照してカードや勝敗を決める』ってことにさせて下さい。

638名無しさん:2008/02/28(木) 02:10:14
このままだと期限も何もないからグダって立ち消えしそうなので大枠を提案。

2/28~3/3(23:59) [アンケ]自分が提示したカードから投票を受け付けるアンケ職人さんは
            適当な投票システムを利用して投票。
            締め切り後、執筆開始。(もしくは勝敗アンケ開始?)
2/28~3/2(23:59) [観客]出場させたい選手がいる人はさいたま投票所に記入。
            シチュエーション等も希望やネタがあれば記入。
3/2 ~3/3(23:59) [アンケ]選手の組み合わせ選定&発表の後、試合結果アンケ開始。
            (組み合わせ自体もアンケートで決めるなら組み合わせアンケ開始)
            [完全提供]選手の組み合わせ選定&発表の後、執筆開始。

3/4~3/7(23:59) [アンケ]組み合わせor試合結果アンケート。
3/8~3/9(23:59) [アンケ]アンケ結果を参考にして、書く組み合わせを選定&発表の後、執筆開始
           (かならずしもアンケ結果に準拠する必要は無い)
3/10~      それぞれ書きあがり次第、随時このスレに展開。

アンケ対応型SS職人さんが、どこまでアンケートを軸にして展開するのか不明なので但し書きが多いですが、
とりあえず大枠はこんな感じでどうでしょう?
不備や問題等あればどうぞ。

[現在分かっている問題]
1.アンケ対応型SS職人さんは、どこまでアンケートを軸にするつもりなのか、現時点で不明瞭。
2.誰がどこの投票システム借りるか
3.さいたま投票所は連続投票可能なため参考記録にしかできない。
  参考にするだけなら試合結果アンケートとか、やっても意味が無い。


>>637
すみません、そっちはまとめさんの方です。
分かりづらかったので文言追加しておきました。

639まとめさん ◆hK/O9yr0Yc:2008/02/28(木) 03:36:57
えーっと、投票ですが私案を。

とりあえず、賛否(1回目)参加表明(2回目)も一段落っぽいので、
定例的な金曜にでも3回目のアンケート作ろうかと思ってますです。
(職人さんは参加締め切りつけて、絵師さんは開催中の参加もOKの方向?)

とりあえず、複数投票したい方の為に
「圧勝/完勝して欲しいキャラ」「完敗/惨敗して欲しいキャラ」
「辛勝/優勢で勝って欲しいキャラ」「惜敗/劣勢で負けて欲しいキャラ」
「終始五分で闘って欲しいキャラ1」「同2」
各アンケートフォームのコメント欄にキャラ名を記入して投票してもらうと。
200文字以内なら希望の展開に着いて追記も出来るでしょうし。

さいたまさんには無駄手間かけさせてしまった形になりかねないので申し訳ないのですが(;・∀・)

といった形でアンケート取ろうかと思っているんですがどうでしょう?
FC2投票フォームの性質上、余程の手間かけない限り不正投票出来ないはずですが…w

投下順やら組み合わせ案に関しては…IRC辺り使って職人さん達が談合して決めるのが無難かと。

修正訂正変更すべき点等あればお願いします~。
でわでわ。

640うんこ:2008/02/28(木) 03:37:24
絵描き部門参加希望のうんこです
しばらくすることなさそうなので大会のタイトルロゴでも作っておこうかと思うんですが
なんかいいタイトル案ありますかね
スマックダウンにあやかって「Angels Fall Down」とか厨っぽすぎますか

>>638
それでいいと思います

641うんこ:2008/02/28(木) 03:38:42
まとめさんと接近遭遇><
いつも乙であります

642名無しさん:2008/02/28(木) 03:46:28
>>640
いえふー!

新しい総合格闘イベント「戦極」もじって「姫獄」とか
「ひめごく」ではなく「きごく」と読む事で地獄っぽくてリョナっぽくなるという
如何にもリョナ板大会っぽい雰囲気に仕上がります(`・ω・´)

欠点は矢張り何処か厨っぽい名前だという(ry

643さいたま:2008/02/28(木) 04:41:33
>>639
ややっ。
あんなの書いといてなんですが、実は面倒なのキライなのでまとめさんにお任せしまー。

644まとめさん ◆hK/O9yr0Yc:2008/02/29(金) 18:30:56
アンケート3のページ作りましたので、まとめTOPからお願いしますー(・∀・)

職人参加される方に質問なんですが、IRCとかで談合するのは不都合でしょうか?

645小手反:2008/03/01(土) 00:21:04
>644
IRCでもチャットルームでも相談できるのはおkでつが、
出張が多いので、時間があわなかったらスマソ。

646小手反:2008/03/01(土) 00:22:58
てか、ぶっちゃけ、3/6まで出張でいないので、漏れは残り物で適当に組み合わせします。

647うんこ:2008/03/01(土) 00:58:26
とりあえず大会の暫定タイトルですー

よそ様のロダなので一応パス「unko」でお願いします
http://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?dlpas_id=0000051619.jpg

相談チャットは時間帯が問題ですねえ

648名無しさん:2008/03/01(土) 01:04:58
あれ? 超かっこよくね?

649名無しさん:2008/03/01(土) 01:06:58
格好良いです!!

650名無しさん:2008/03/01(土) 11:01:32
+   +
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +        
 と__)__) +

651名無しさん:2008/03/01(土) 11:28:17
もうほんとに何を今更だが、パス「unko」で吹いた

652名無しさん:2008/03/01(土) 12:50:39
クオリティ高すぎて吹いたwww

653ORZ:2008/03/01(土) 14:41:05
>>644 まとめさん 乙です。
  ∧__∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( ´∀`)/< 先生!IRCが何かわかりません・・・・。
__ /    /  \___________
\⊂ノ ̄ ̄ ̄\
||ヽ|| ̄ ̄ ̄ ̄||
...|| ̄ ̄ ̄ ̄||

>>647 うんこさん、あんた神だよ。
タイトル負けしないように自分もがんばります・・・orz

654名無しさん:2008/03/01(土) 16:49:29
クオリティ高すぎは言い過ぎだな

>>653
チャットですよー
ぐぐったら1番出てくると思う

655ORZ:2008/03/01(土) 17:29:50
>>654
確認しました、ありがとー

656名無しさん:2008/03/01(土) 20:52:25
IRCばら

鯖:irc.2ch.net
部屋;#WA-Ryo
パス:kigoku

とかかな?
問題点は、IRCなんで完全なログ残すのが難しい所かな
時間が合わないと話にならないというか

かといって、わざわざチャット用意するのも何だし、
ここで雑談的に会話するのも何だしねぇ

難しいところだ

657名無しさん:2008/03/02(日) 00:40:52
チャットやるならやっぱり週末の夜が都合いいのかな?
もう週末だけどw

658名無しさん:2008/03/02(日) 00:47:06
やっぱスレでやったほうがいいかもね
みんなの予定を合わせるのは難しそう

とりあえず完全提供型のお二人にキャラだけでも指定してもらって
後は各自が申告、すりあわせるという方向では

659小手反:2008/03/02(日) 09:05:31
今成田です。
これから海外遠征にってきまつ。
アンケみる限り、フレイア様祭りの予感w
いっそ、フレイア5番勝負でもよくね?
とか思ってみたりw

660名無しさん:2008/03/02(日) 11:39:00
>>658
そうですね。完全提供型の2人がキャラ指定できるなら指定したほうがいいかもね。

>>659
フレイア祭っていうほど多くはないような…。
でもフレイアはホープの一人だな。

661ORZ:2008/03/02(日) 12:43:38
取り合えず、試合数を1人1~2試合くらいだと考えて、
ブレード上原、ライラ神威、杉浦美月、菊池理宇あたりを貰っていきます。
>>659
いってらっさい、お気をつけて。

6622号:2008/03/02(日) 13:49:49
んじゃ、南さんだけは確保させてもらいますね

663(--;):2008/03/02(日) 16:08:19
では、真鍋と…上原さんをいただいていきます

664(--;):2008/03/02(日) 16:29:03
・・・・(はっ)
先走ってましたね、すいませんっ
↑の書き込みはなかったことに・・・orz

665名無しさん:2008/03/02(日) 17:46:45
しばらくは動きがないかなと思ったら
大物2人の誕生日が重なってるおかげで
ここ以外でもリョナ絵祭りが起こってるなwww

6665:5:2008/03/03(月) 03:47:21
うわーうわー
なんかすごい祭りが開かれようとしている!(><
来れなかった事を悔やみます;;

今から参加は無理でしょうかね・・・(T_T
ちだねが余ってるようなので、ちだねが出るようなら是非お任せして欲しいです;
アンケート見る限り妄想が湧いてきましたし・・・無理でしたらここで選ばれなかった選手を使って裏祭でもしようと思ってますが(><。

とりあえず、念のためSS書き手側に名乗りを上げさせて頂いときますね;;
(進行上無理でしたら迷惑がかかりますので除外して構いませんので(つ<))


と、重ねての失礼になってしまいますが例のラスト部分投下させて頂きます。
本当に色々すみません。m(_ _)m

667正規軍vs反乱軍 5:5:2008/03/03(月) 03:57:21
  ――――――― 放送席 ――――――――

辻澤アナの慌てふためいた声が飛ぶ。
 「鈍い音がしました!!これはひょっとして………?」 「脱臼…したかもしれませんね、そろそろ本当に止めないと選手生命に関わりますよ。」
理沙子もさすがに落ち着かない様子で、それでも解説役に徹しようとする。
 (遅い………まだ試合は止まらないの?)
理沙子が逸る気持ちを抑えきれなくなったその時、リングサイドを走って放送席に戻ってくる榎本 綾の姿が見えた。
 「どうしたの?どうしてストップがかからないの?」 「……却下されました……」 「何ですって?」
申し訳なさそうに伝える榎本に理沙子が問い詰める。
 「………副社長の命令よ?」 「それが…社長の判断なんです…。」 「そんな…!」
俯いてそう言う榎本から、リングの反対側・・・本部席に見えるブラウンのスーツの男性に目を移した。
 (……一体、何を考えてるの?…あなたは…)

  ―――――――――――――――――――

敵に背を向けて赤コーナーサイドまで逃げた祐希子はしゃがみ込み、コーナーマットの二段目に額をつけて押し殺すように泣く。
 「うぅ…うあうっ、あああ………」
涙をぽろぽろ流しながら痛みに打ち震える。その姿を眺めていた南が呟く。
 「バカバカしい……もう終わりにしていいわよね?市ヶ谷。」
南が市ヶ谷にそう尋ねた時、祐希子はコーナーマットの最上段を見つめながらゆっくりと立ち上がり、左肩を大きく引いた。
 「う………ああああああっ………!」
引いた反動を利用し、左肩を最上段のコーナーマットに自ら叩きつけた。
 “ガシィッ!!!” 「あがあああぁあぁあぁあぁあぁっ!!!………う……あぁ……」
左肩がコーナーマットに叩きつけられる音と幾度となくあげられた高い絶叫・・・そしてまた力が抜けたようにしゃがみ込んで悲痛な呻きをもらす。
どうやら外れてしまった肩を元に戻す為にやったらしい。・・・が、この試合ではどのみち死に腕になってしまった事は変わりなく、状況が好転した訳ではない。
 「ふん……やる気があるんだか無いんだか」
その様子を見ていた南は既に戦意を削がれたのか小さな罵倒を零した。
 「…まあ、いいですわ。ちょっと待っていなさいな」
この試合、キーポイントというキーポイントで動きを見せていた市ヶ谷がまたもここで動きを見せる。
祐希子にゆっくりと歩を進め、祐希子の背後まで到達するや否や背を向けてしゃがみ込む祐希子の後頭部を力強く踏みつけた。
 “ガンッ!!” 「あぐうっ!!」 “ガシャンッ!”
二段目のコーナーマットに祐希子の顔が頬から叩きつけられる。
市ヶ谷はそのままコーナマットに押し付けるに祐希子の頭を踏み躙り、そして語りかけた。
 「これで終わりですの?まさか『炎の女帝』ともあろう貴女がこれで終わりなんて事はないですわよね?
  ……さあ、この足を払いのけて反撃してみなさいな。」
 「うぐあぁぁがぁあぁぁぁ!!」
市ヶ谷がグリグリと躙る力を強めると、祐希子のぎゅっと閉じた瞳の端から量を増した涙が溢れ出た。

668正規軍vs反乱軍 5:5:2008/03/03(月) 03:58:51
と、その時・・・祐希子が小さく呟いたのを市ヶ谷は聞き逃さなかった。
 「………て………」
その呟きを聞いた市ヶ谷の眉の端がぴくりと動く。市ヶ谷はゆっくりと祐希子に尋ね返した。
 「………何ですって?もう一度言ってみるとよろしいですわ。」
足を頭から離すと、ぐったりとした祐希子はコーナーマットに顔をつけたまま消え入りそうな小声で繰り返した。
 「許して。もう、許して……お願い…ひっ、ひっ、……もうやめて………」
その姿は小刻みに体を震わせ、闘志を失い弱気になった瞳から涙を溢れさせて許しを請うものだった。
それを見た市ヶ谷の表情は一瞬、険しさを見せていた。
だが、すぐ余裕の笑みを取り戻すと祐希子に対し嘲笑気味に言い放つ。
 「おーっほっほっほっほ………でしたら、こうすると良いですわ。
  『私の負けです。もう貴女には逆らいません、卑しい私を許してください市ヶ谷様』と土下座すれば止めてあげますわよ。」
過剰なまでの屈辱的な条件。一般人でさえ断固として拒みそうなものを、厳しい世界で育ったプロレスラーの祐希子に叩き付ける。
だが、その言葉を聞いた瞬間・・・
 「ひっ、ひっ……わたし、の、負けです……ひっく……もう、逆らいません、いやしいわたし……市ヶ谷様、ゆるして、くださ……」
痛む左肩に構いもせず、急ぐように両手をマットにつき、頭を下げてそう言った。
その姿を見た瞬間、市ヶ谷は激昂し祐希子の髪を鷲掴みにして思い切り引っ張りあげて無理矢理立たせ、
立たせるとすぐさま祐希子を激しく攻めたてた。
 “パァンッ!!” 「あぶっ!!」
平手打ちで祐希子の綺麗な頬を思い切り張る。その衝撃で祐希子の口から唾が飛ぶ。
 “ガヅンッ!!” 「ぶぎゅッ!!」 “たたたっ”
直後に鼻に頭突き。鼻血が勢い良く吹き出て、マットを打つように飛沫が落ちる。
 “ドブゥゥッ!!” 「ぶぐぇええぇぇっ!!」 “びちゃちゃあッ”
幾度と無く攻めたてた腹を膝蹴りで襲う。滝のように胃液が滴り落ちる。
まくしたてるような三連打を叩き込むと市ヶ谷がコスチュームの襟を掴んで思い切り怒鳴った。
 「何なんですの、貴女はッ!!!」
襟を掴まれたままぐったりとして見つめ返すだけの祐希子から返事はない。だが、それでも市ヶ谷は続けた。
 「貴女は新女の顔じゃなかったですの!?パンサー理沙子の意思を継いだアジアヘビーのチャンピオンじゃなかったんですの!?
  今のような情け無い戦い方をしていて良いと思ってますの!!」
 「あ…っ!う……ぐ………」
それでも市ヶ谷の怒声を受け止める祐希子は弱々しく開いた瞳を向けて呻くだけ・・・
そしてそれが市ヶ谷の怒りを更に煽った。
 「ぐぬ……っ。………こんな貴女なら………………!!」 「いぎっ」
市ヶ谷は力任せに荒っぽく祐希子の髪を鷲掴みにするとリング中央辺りを睨み付けるように振り向く。
 「………………本当にッ、もう用はありませんわッッ!!!」 “ぶんっ” 「ひぎいぃっ!!」
そのまま大きく振り回すように、ヘアーホイップでリング中央へ向けて祐希子を投げ捨てた。
 “ばぁんっ!!” 「ぎゃふっ!!」
無造作にリング中央へ打ち捨てられる祐希子。そして市ヶ谷が最後の指示を下す。
 「利美!!小川!!遊ぶのももう終わりですわ!……破壊して差し上げなさい!!」
その言葉を聞き、仰向けの祐希子に南が詰め寄る。

669正規軍vs反乱軍 5:5:2008/03/03(月) 04:00:28
 「祐希子、私達が勘違いしてたみたいね。最近の貴女が本当の貴女で……『炎の女帝』のマイティ祐希子が偽りだった。
  これで本当に終わりね。………まさかこんな最後になるなんて。」
そう言って南が祐希子の右足を取る。恐らく合体関節技で無理矢理潰してしまうのだろう。だが……
 「小川?」 「………。」
南が呼び掛けても小川ひかるは一歩も動こうとしなかった。
 「……ひかるッ!! お前……!」 「………。」
思わず後から龍子も怒声を飛ばし、怒鳴るだけでは飽き足らずロープの間を潜ってリングに入り小川の前に立つ。
そして自軍コーナー、青コーナー方向に追い詰めるように肩を突き飛ばし再び怒鳴った。
 「っ……。」 「お前………いい加減にしろッ!!」
突然の内輪揉めに石川もリングの中に入り、南と市ヶ谷も小川を囲むように歩み寄ってきていた。
南が冷ややかに話しかける。
 「…これ以上、イライラさせないで欲しいわ。どういうつもり?」
 「………できません。」
 「何?」
南の問いに反抗の意を示す言葉で返した小川に対し、龍子が睨み付けて聞き返す。
 「これはもうプロレスじゃないです。……私には、できません。」
目の前の四人から目を反らすように俯き、自分の意思を伝えた。
 「お前ぇッ!!」 “ぱぁんッ!!” 「うぐっ!」
龍子の掌がフルスイングで小川の頬を襲う。と、吹っ飛ぶ小川は青コーナーに思い切り叩きつけられた。
その小川に龍子は鬼の形相を向け、片手だけで首を締め付けながら尚も叱咤を飛ばす。
 「お前はまだそんな事を言ってるのかッ! レスラーとしてそれで恥ずかしくないのか!? やるんだ!!」
 「うぐ……っ、で…できません……」
だが、端から血が流れる小川の口から出た意見はやはり変わらないものだった。
 「ひかるウゥッ!!」 “バスっ!!” 「げぶううぅ!!」
変わらない小川の態度に、愛弟子の腹を全力で殴りつける。と、そのまま怒りに任せて青コーナーで小川に猛連打を叩き込み続けた。
 「うぅっ!!げふっ!あうっ!がはっ!!」 「龍子、ちょっと、やめなさいよ!!」 「け、喧嘩はよくないですわ~~」
 「身内のいざこざは終わってからやりなさい!…ちょっと、わたくしの言葉が聞けませんの!!?」 「邪魔するなッ!命令するなと言っただろう!!」
青コーナーでぼろ雑巾のようになる小川。静止に入る南、市ヶ谷。それに構わず暴行を加え続ける龍子。
龍子の正パートナーである石川は、こうなった時の龍子が勢い付いてしまって止まらない事を知っているのか・・・巻き添えをくわないよう後ずさりしつつ声をかけるだけだった。
反乱軍全員がこの騒動に釘付けになったこの時だった。
 「どうしましょう…」
オロオロする石川 涼美を背後から襲う影があった。
 “ガヅンッ”「あぐっ!!」
フライングニールキックが延髄にクリーンヒット・・・石川の体勢が斜めに傾いた。
 「はあ、はあ……」
マイティ祐希子だった。

670正規軍vs反乱軍 5:5:2008/03/03(月) 04:03:19
 「ふっ………!」
祐希子は意を決したように、傾き倒れ掛かる石川の体を痛めた左肩に鞭打ち抱え上げると
リング中央でそのままシュミットバックブリーカーに捉える。
 “ドッ!!” 「げふっ………!!」
スタイルの良い石川の体が祐希子の膝の上でしなやかに折れ曲がる。
延髄に大技を打ち込まれた上に背中を思い切り膝に打ち付けられ・・・さしもの石川も体の力を奪われたようで、リング中央でぐったりと大の字になった。
祐希子は先程までとはまるで別人のように鋭い動きで自軍コーナーにいっきに駆け上がると素早く身を翻した。
 「ィヤアァッ!!」
凛とした力強くも美しい掛け声と共に放たれるムーンサルトプレス。
 「なっ……?」
その声に青コーナーの市ヶ谷、龍子、南が同時に後を振り向く。
 “ばあぁんッッ!!!” 「ぎゃぶッッ!!!」
三人が視線が祐希子に集中するとほぼ同時に、ムーンサルトプレスは石川に着弾した。
 「まだ動く力が……!?」
南が声をあげるのも無理もない事だった。
体もボロボロにされ、心が折れても仕方の無いような攻めを祐希子は受けていた。
だが、その祐希子が放ったムーンサルトプレスは以前と変わらない美しさと破壊力を兼ね備えた・・・『炎の女帝』マイティ祐希子の技だったからだ。
 “カァンッ!”
ゴングの音がひとつだけ鳴り響く。どうやらレフェリーは意識を絶たれた石川を見て即KOの判断を下したようだ。
もはや絶望と思えた展開に、今までと違った期待を祐希子に向け始めたのか・・・会場が一気にヒートアップする。
 「………だめっ……祐希子さん、ダメぇ!!!」
完全に失神した石川から離れ、立ち上がろうとする祐希子の前に真っ先に向かった小川は、
反乱軍と祐希子を隔てるように両手を広げて立ち、そう叫んだ。
 「ひかる!」
龍子の呼ぶ声も無視し小川は続ける。
 「これ以上やったら殺されちゃいます…! 逃げてください!! 」
ボロボロの小川は祐希子の身を案じ叫ぶ。
動けたとはいえ、祐希子の受けた攻めは死んでもおかしくないような攻めだったのだ。本当にこれ以上やられたら生死に関わる。
小川の判断は間違いではなかったかもしれない。
だが・・・
 「……イァッ!!」 “タンッ” 「はっ…!?」
再び祐希子が疾い動きで小川の両肩に足で飛び乗る。そして両の膝で小川の頭部をしっかりとロックするとしなやかに反り返る。
 “ブゥンッ” “ズダァンッ!!” 「がはっ………!!!」
身を翻し小川の股を頭から抜けた祐希子は、両足を使って小川の頭を若干投げ捨てるようにマットに叩き付けた。
 「…う……ぅ、うぅん………」
強力なフランケンシュタイナーに小川も意識を絶たれ、反乱軍には二人目の失格を知らせるゴングが鳴り響く。
祐希子が立て続けに奪った白星に会場は更にヒートアップ・・・それは今より少し前のように、奇跡を起こしてきた祐希子を見ている時の盛り上がりを思わせた。

671正規軍vs反乱軍 5:5:2008/03/03(月) 04:04:24
 「ほ………おーっほっほっほ、良いですわ、良いですわよ!!やはりマイティ祐希子はそうでなくてはいけませんわよね!!
  それでこそわたくしの生涯最大のライバルですわッ!!」
市ヶ谷は歓喜のような声をあげると、フランケンシュタイナーを放って倒れた祐希子に歩み寄る。
しかし、祐希子はうつ伏せのまま起き上がる気配はなかった。
 「祐希子……?」
市ヶ谷は倒れている祐希子に声を掛けた。それでも祐希子は弱々しく肩で息をするのみで倒れているだけ・・・
 「貴女があれくらいで終わるはずがありませんわ………弱い者虐めだけで終わるのは良くありませんわ………」
祐希子の復活を期待していた市ヶ谷は、小川と石川を斬って落とした祐希子に皮肉をぶつけつつ
つまさきで祐希子の右肩を持ち上げ、仰向けに返した。
祐希子は口の端から涎を垂れ流し、気を失っていた。もうとっくに限界を迎えていたのだ。
 「ふっ………他の人とは戦っても、わたくしとは戦いたくないと言いたいですの?」
閉じられた瞳に少しだけ開いた口。脱力したしなやかな肢体は市ヶ谷の言葉を受け止めるだけ。
 「今のままをこれからも続けていくつもりですの……?」
返事は無かった。
 「……そんな貴女なら……」
市ヶ谷は微笑を湛えつつ祐希子の頭側からしゃがみ込む。
 「………もう見たくありませんわっ……!!!」
言うと同時に目を見開き、長く綺麗な足を祐希子の首を四の字の形で素早く絡め取る。
パワーファイターの市ヶ谷の足の力・・・当然腕の力よりも更に強く、絞め技を得意としない市ヶ谷でも強力な首四の字となった。
更に、祐希子と言えばスリーパーに弱い・・・というレスラー仲間の口癖のような物があるくらいだ。
この首四の字がどれだけ危険かは押して知る所である。
 「わたくしが楽にして差し上げますわ……!!」
万力のように締め上げ続ける。
 「祐希子…もうお前に用はないよ。」
龍子がそこに割って入り、右腕を腕ひしぎ逆十字固めに取る。
 「本当にもう終わりね。……さようなら。」
南が左足を取り、膝十字固めを仕掛ける。
 “ギリギリ…ッ”“ミシッ……”“ギチギチギチィ…”
 「う……ぎッ……ぶあがあぁぁあぶぎぃあぁぁあぁあぁやあぁぁぶぐぅえっ!!!!」
手足の激痛と首を締め付けられる苦痛に祐希子の意識がむりやり覚醒させられる。
衰弱しきった祐希子の何処からそんな力が、と思える程の悲鳴が絞められる喉を強引に抜けて絞り出される。
三人による祐希子の処刑が始まった。

672正規軍vs反乱軍 5:5:2008/03/03(月) 04:06:00

  ――――――― 青コーナーサイド花道の奥 ――――――――

リングに向きながら密談のように話す三人の人影があった。
一人はボンテージを連想させるような、所々に白い羽毛をあしらえた黒と茶色のコスチューム。
長身でスーパーモデルと言って差し支えないスタイル、紫の口紅、太腿まで届くような長い銀髪、赤い瞳。
広げた掌で人差し指の先を舌で軽く舐めてから語りだした。
 「……締めには丁度いいかもしれないですわね」
色違いだが、鏡に映したかのような二人。
セミロングの髪、
タートルネックのスポーツブラとスカーフ。
エルボーサポーターと一体になったような腕カバー。
腰の大きな皮のベルトとニーサポーターの両方と一体になったような、太腿の外側だけを覆うズボン。
二人ともオッドアイで顔に赤いペイントを施し、
薄紫の髪の方は、左側の横髪の先端に勾玉を思わせる髪飾り、顔の右側に赤いペイント。
薄緑の髪の方は、それを左右逆にそれぞれあしらっている。
 「間に合ってよかったよ。」
 「あんたとも何処と無くうまくやってけそうだね。…二人減ってくれて良い感じだよ、行こうか姉さん」
話し終えると三人はリングに向かい花道に出た。

  ――――――――――――――――――――――――――――

突然、青コーナーサイド花道の辺りが騒がしくなる。
 「何だ?」
龍子が腕十字で締め上げながら目だけを花道に向けると三人の人影が瞳に映し出された。
それは既に試合を終えたフレイヤ鏡と村上姉妹だった。
 「何のつもりだあいつら……!」
三人はリングに上がるとニュートラルコーナー近くで行われている処刑に混ざろうとしているようだった。
 「下がりなさい、三流。貴女達が入ってきて良いリングじゃないわ!!」
南が水を注すように入ってきた三人に制止をかけた。
 「見てたよ。あんたらも人を甚振るのが好きそうだし、いいだろ。私らも混ぜておくれよ」
だが、ニュートラルコーナー近くのエプロンサイドにいる双子の村上姉妹の妹・・・村上 千秋がそれをいなした。
 「あらぁ…まだ余ってるじゃない。もっと素敵な悲鳴が聴けそうですわね。」
そう言うなり、フレイヤは祐希子の右足を取り、南と同じように膝十字の形にとらえた。
ダブルの膝十字に祐希子の股はまるでレッグスプリットのように開かれる。
 「げはっ!げぼっ!!ぐぎぃいぁああぃあああぁあぁぁああっ……!!」
増えた痛みに涙と涎を垂れ流し、股から尿を噴き出させながら悲鳴を荒げる祐希子。
 「ふぅん、じゃあ私はこっちかい。」
双子の姉・村上 千春はそう言うと先程脱臼した側の腕を取り、逆側の龍子と同じように逆十字に固める。
 「ひぎっ……!! ぃッ、ひィぎゃあばああああああああぁあぁぁああがはぁああぁぁぁああああぁあああっ!!」
あまりの激痛・・・五つの激痛に祐希子は白目を向き、体を痙攣させながら途切れる事無く苦痛の絶叫を上げ続ける。
 「村上 千秋!良いですわ、やりなさい!!」
市ヶ谷は首四の字で祐希子の首を締め上げながらニュートラルコーナー最上段を指差し、村上 千秋を促す。
それに対し村上 千秋は口の端をニヤリと上げ、不敵に応えた。
 「良いねえ、今のあんたならそう言ってくれると思ってたよ。これからは同じ反乱軍としてよろしく頼むよ?」
エプロンからニュートラルコーナー二段目に足を掛けつつそう返し、そこから一気に最上段まで上った。

673正規軍vs反乱軍 5:5:2008/03/03(月) 04:08:19
コーナー最上段の村上 千秋の足元には、5人の絞め技によってマットに磔にされるようになって叫ぶ祐希子の姿。
着地するとすれば一箇所・・・胴体しかない。
足や股を攻められている様、これから自分が落下するであろう場所を見て思ったのか。
 「 次は武藤 めぐみや結城 千種あたりを虐め抜いてみるのもいいかもしれないねえ 」
言い終わると同時に村上 千秋の足はコーナーマットを離れた。

 “ ドグウウうぅッ!!! ”
 がぼあぁッッッッ……………………………!!!!

拘束されたままビクビクビクッ!!と痙攣するしなやかな肢体。
最上段のコーナマットから離れて自由落下に任せて降下した村上 千秋の揃えた足の裏は、
その全重量と重力の力を乗せて・・・力の入らない祐希子の腹部にめり込む形で着地した。
 「がッ……!! がぼぅッ………………!!!」
白目を向いた祐希子の口から、明らかに赤い体液をも織り交ぜた大量の嘔吐物が噴出する。
その嘔吐物は祐希子自身の顔はもちろん、首を締め付ける市ヶ谷の太腿や脛にも浴びせられた。
さすがにこれを見て終わりと見たのか、関節技をかけていた4人が祐希子から離れる。
 “カンカンカンカンカンッ!!”
試合終了のゴングが鳴る………誰が見てもそうであろう、終局。
だが、市ヶ谷だけはそんな事も構わず絞め続けた。
 「死になさい、祐希子………!!!」
白目を向いてごぼごぼと嘔吐を続け、ひくひくと痙攣する祐希子。
いっそう強く締め上げる市ヶ谷。
そしてその締め上げに・・・遂に祐希子から動きらしい動きが無くなった。
 「市ヶ谷!!止めなさい、終わりよ!!!」 「市ヶ谷ッ!!」
南と龍子が市ヶ谷の足を二人掛かりではがす。
止まるきっかけを得た市ヶ谷は解かれた足で立ち上がり、自軍コーナー、鉄柱にかけていたマントを羽織りリングを降りた。
他の5人もそれを追うように・・・振り向く事無く花道の向こうを目指す。
リング上には、技をかけられた名残で曝すように股を広げ、自分の体液で汚れたままで残った祐希子・・・
ひょっとしたら生死さえも危うい、その祐希子を担架で運んでいる所だった。


慌てふためくセコンド陣、リングドクター。
それぞれ忙しなく動く報道陣
試合が終わってもいまだ興奮している観衆。
相変わらず騒ぎ立てるだけの実況。
 「なんて事………」
パンサー理沙子は落胆し、塞ぎ込んでいたていた。
 (これから……どうなってしまうの? どうするつもりなの………『貴方』は………)

 「ふむ……上々の反応だな。これなら次に移れそうだ………フフフ」
沈むパンサー理沙子をよそに会場を見回し、本部席で呟く茶色いスーツ姿の男はそう呟いていた。

674正規軍vs反乱軍 5:5:2008/03/03(月) 04:13:02
ミスです・・・;_| ̄|○、;'.・

沈むパンサー理沙子をよそに会場を見回し、本部席で呟く茶色いスーツ姿の男はそう呟いていた。
               ↓
沈むパンサー理沙子をよそに・・・本部席から茶色いスーツ姿の男が会場全体を見回し、そう呟いていた。

失礼致しました。(ρ_;)

675正規軍vs反乱軍 5:5:2008/03/03(月) 04:34:57

(以下、インタビュー)


ビューティー市ヶ谷
 「マイティ祐希子?誰ですの、それは。…それはそうと………虐め抜くのも良いかもしれませんわね………ふふ……。」
  ( 『久しぶりに肌を合わせるマイティ祐希子は如何でしたか?』の問いに対して)

南 利美
 「さあ………どうだったのかしらね。知らないわ。」
  (同質問)

サンダー龍子
 「そんな事よりひかるの事だ!!……あいつ……次の興行で私とシングルを組んでやる……。」
  ( 『久しぶりの新女マットに上がった感想は?』の問いに対して)

村上 千春 & 千秋
 「成り上がるチャンスを待ってただけさ。それに『こっち側』なら縛られる事無く思う存分暴れられそうだったからね。
  もういいかい?帰らせてもらうよ。」
  ( 『乱入・反乱軍入り』について村上 千秋が返答。答えるなり、有無を言わさずシャットアウト)

フレイヤ鏡
 「私の欲求を今、一番満たせそうな場所だったから……ですわね。
  虐められる側より虐める側に回った方が気持ち良いでしょう?」
  ( 『乱入・反乱軍入り』について、報道陣に妖艶な流し目を送りながら返答)


※他7名の選手については病院送りの為インタビュー出来ず。

6765:5:2008/03/03(月) 05:51:58
以上です。
スピードアップとか言ってたのに結局スピードダウンになってしまってすみません;;
195さんやその他の肩、このスレで色々な妄想を生み出してくれた方々の意見を踏まえつつ自分の妄想を形にしてみました。
どのくらいがこのスレの限界なのか今まだ計りかねる部分があるんですが、まずは思うままにやってみました。
(過剰演出だった気もするしやりすぎた所もあるかも…;)
何にせよ、これでとりあえずの終わりです。
195さん他様々な方々……お付き合いしてくださった方々、GJをくれた方々、
ありがとうございました。m(_ _)m
自分のレッスルSSはここを始まりとして今後作っていこうかな、なんて考えています。
皆さん今後ともよろしくお願い致します。


>>まとめさん
『姫獄』の運営作業ご苦労様です!(><ゞ
それと、無理を圧してまとめサイトに(正規軍vs反乱軍5:5)の原案部分を載させてしまってすみませんでした。
まとめさんにはいつも本当に感謝しています。ありがとうございました(´▽`*
頑張ってください!

>>うんこさん
まとめサイトで絵を拝見させて頂いた時は感動しましたよっb
千種がかわいい!市ヶ谷が素敵!(笑)
今回、1、2枚ほど書かれる予定だそうですが頑張ってください!
一観覧者として楽しみにしています♪
今回、こちらの祭まで顔を出してくださってありがとうございます(∩'¬')∩


あと、レスすると長くなりそうなので割愛させて頂きます。ごめんなさい。
でも他の方の作品もちゃんと見て、楽しませて頂いてます。皆GJですね!><b
めぐちぐ書いてらっしゃった方は近くに感じる部分もありました(笑)

677ORZ:2008/03/03(月) 09:27:12
>>666
Welcome to 『姫獄』。職人さんが増えるのは皆歓迎だと思いますよ

678名無しさん:2008/03/03(月) 16:14:35
いえーい、姫獄に職人さん増えたぜーいヽ(゚∀゚)ノ
>>676
GJですよ!
進展開も期待出来そうですし(*゚∀゚)=3
めぐちぐ、小川と生贄増殖中(`・ω・´)

実行の目処として開催日時を決めた方がいい気がしてきたので提案。
日程的には今月中旬~下旬
仮に3/16日開始とした場合、当日に第一試合投下。
3/17に第二試合投下…という風にしていけば投下中に別試合が差し込まれる事もないかと。

出場選手の格とか、職人さんの進捗ペースで試合順を今の内に決めた方がいいかも。
そんな方向でどうでしょ?

679名無しさん:2008/03/03(月) 23:03:08
>>676
GJ!GJ!!GJ!!!
ずっと待っていたかいがありました。期待以上の完結編でした!
約半年間に渡る長大作本当にお疲れさまでした。大会にも参加されるのを楽しみにしています!!

680さいたま:2008/03/04(火) 00:30:52
>>676
乙!
5対5を書き上げるだけでも大変なのに、よくこれだけ盛り込んだと思います。
私は5対5なんて振りを見た時、一瞬で『無理!』と言って投げてしまいました。
本当にただただ凄いと思います。

姫獄は楽しげなんですが、3月から5月にかけて色々予定が流動的なので
「参加します」と言えない状況です。
ホントは参加したいんですけどね…(-"-; )

681匿名:2008/03/04(火) 01:53:09
ども、勝敗キャラのアンケを眺めさせてもらったんですが…。

自分が書けそうなキャラは、
勝者側キャラがハン、龍子、真鍋辺り
敗者側キャラは……もうちょっと検討させて下さい(汗)。

682名無しさん:2008/03/05(水) 01:18:19
さいたまさんも参加しちゃいなよ

ちなみに姫獄はどこまでのエロが許されるのだろう

683名無しさん:2008/03/05(水) 02:57:10
書き溜めておいたものを期日に投下する形態ですしねー
さいたまさんも可能なら参加いえふー!

エロ的にはガイドラインの範疇でやればいいんじゃない?
って思ったけど、特に書いてないんだよなぁ…。
エロ注意って前書きしておけば問題ない気はするけども。

684名無しさん:2008/03/05(水) 13:02:21
リョナもどこまでのリョナが許されるのだろう…

685名無しさん:2008/03/05(水) 15:42:03
まて。その話題は、下手するとスレ荒れルートまっしぐらだ。

686名無しさん:2008/03/05(水) 17:36:43
そんな事より日程決めようぜ☆(ゝω・)vキャピ

687名無しさん:2008/03/05(水) 23:19:59
だな
そろそろ組み合わせ表とか作りたい

688まとめさん ◆hK/O9yr0Yc:2008/03/05(水) 23:36:57
んじゃ、第一試合を3/20とかでどうよ?

3/20 1.X 対 X (提供:)
3/21 2.X 対 X (提供:)
3/22 3.X 対 X (提供:)
3/23 4.X 対 X (提供:)
3/25 5.X 対 X (提供:)
3/26 6.X 対 X (提供:)
3/27 7.X 対 X (提供:)

暫定提示
Xは出場選手名、提供は職人さん名
タッグとかがあるかどうか分からないので、その辺は適時修正する方向で

689まとめさん ◆hK/O9yr0Yc:2008/03/06(木) 04:24:57
半死で見て書き込んで仮眠とって起きたら変な文章書き込んでた事に気づいた
うん、反省している

個人的には上記の日程でで…って感じなんですがどうでしょう?
24日が何故か抜けてるので、その辺は前倒しでorz

書いてくれるのは職人さん達なので、もちろんそちらの都合が優先される訳ですが
職人さんは希望の日程があればお願いしますー

690『 RED & RED 』 ノエル石川vsアニー・ビーチ (by GO2):2008/03/06(木) 21:19:54

 ( ………今日は、楽勝ね! )
視線の向こうにショートスカートのワンピースのような赤いコスチューム、赤いリボンだらけの長髪の少女・ノエル白石を見て、
心の中で密かに喜んでいたのは日本でもお馴染みのレスラー、アニー・ビーチだった。

輝くブロンドの髪はピンク色の大きいリボンでポニーテールに結わえられ、
弾けるような肢体を包むコスチュームは胸の谷間あたりをハート型にあけた赤いビブショーツだが、ウェットスーツを思わせるデザインの為、
レスラーというよりもマリンスポーツをする女の子のように見える。
だが「ビーチ」というセカンドネーム、そして試合前に必ずビーチボールを手に持っての入場・・・これら全ての符合から
彼女のキャラクターは非常に掴みやすく、また、陽気で健康そうな彼女には似合っているとも言える。
可愛らしい顔と愛嬌が良く明るい性格、それに魅せるプロレスと流暢な日本語で新女でも人気者の彼女なのだが、
そういったファンサービスやプロレス的視点を意識できる辺りも人気の秘訣なのだろう。

しかし、体格が小さく実力的にも安定しない彼女は白星に縁があるとは言い難かった。
だからレスラーとして今日の対戦を喜んでいるのだ。
自分より5cmほど小さく、体も華奢。
そして・・・
 「……何処を見ているのかしら?」
試合開始はまだとはいえ、リングの上で対峙しているというのに目の前のノエル白石は周囲や天井に視線を泳がせる仕草を見せている。
 「………だれか……………呼んだ………?」
時折自分の名前を叫ぶ声援にさえ素の反応で耳を傾ける始末。この試合にかける意気込みがまるで感じられない。
ここまで来ると、呆けていると言っても語弊を生まないかもしれない。

ノエル白石のコールの後に入った彼女へのコール、彼女に送られる声援。
 (こんな相手なら、良い所見せられそうだわ!)
彼女は嬉しい気持ちを抑えながらその声援にいつものように応える。
そして、試合開始のゴングが鳴らされた。

 “カァンッ!!”

手四つの構えでゆっくりとノエルに近づくアニー。
だがノエルは自分のコーナーで棒立ちのまま相手を見つめているだけだった。
 「COME ON! かかってらっしゃあいっ」
アニーが誘う。するとようやくノエルは左手を上げ、手四つに応じようとする仕草を見せた。
そして両手と両手を合わせたその瞬間。
 「………んっ…。」
 “だんっ!!”
 「!!?」
目の前のアニーにさえ聞こえるか聞こえないかというくらい小さな、ノエルの力む声。
その声を聞いた瞬間アニーは手四つ状態のまま、ニードロップをマットに打つように片膝をついた。

691『 RED & RED 』 ノエル石川vsアニー・ビーチ (by GO2):2008/03/06(木) 21:20:59
突然両手に大きな岩でも乗せられたかのような重圧に彼女は戸惑いを隠せなかった。
 (そんなっ……こんなに細い腕なのに……っ!?)
重圧をかけるのが目の前の細い腕、細い体のノエル石川だという、その現実に心底驚愕していた。
 「う……く、ああぁっ……!」
 「………。」
ノエルは今度はしっかりと相手を見つめているが、その顔は先程と変わらず涼しげな表情だった。
小さな口を小さく丸型に開き、見つめる瞳も先程と何ら変わりなく垂れ目で・・・と言うより、しっかりと開かれていない眠そうな虚ろな瞳。
だがアニーは、今度はその瞳に対して恐怖さえ覚えた。
 「くっ、うっ、ふぁっ…!」
 「…っ、っ、っ………。」
気合を入れつつ力む度に、ノエルの小さな口から吐息が漏れる。
状態は一向に好転しない。もはやジリ貧の状態だ。
 (ちょっと……Dangerousな娘かも……)
予想が外れたアニーは焦り始めた。ノエルの放つ雰囲気に彼女はつい忘れてしまっていたのだ。
ハードな新女にこの手のレスラーが珍しくない事を。
今はともかく、明るい女の子らしい性格だがひとたびリングに立てば別人のように女王の顔になるマイティ祐希子。
リング上では不屈の闘志を見せる次世代エースコンビの片割れ、日常ではおっとりしていて柔和な雰囲気を持つ結城 千種。
新女ジュニアの看板、ジュニアヘビー級チャンピオンとして激しい戦いをする・・・子供のように屈託で元気なムードメーカー、菊池 理宇。
そういった例がある以上、見た目の雰囲気あるいは体の小柄さに騙されてはいけない事を忘れていた。

 (これはもう、形振り構ってられないわね!)
 「くっ……ふっ!」
 「……っ。」
アニーは組んだ両の手を外側に大きく回すように下側に持っていく。
腰の高さで手を組み合う形にする事で、上で組む『押し倒す力比べ』から『上に引き上げる力比べ』に切り替えたのだ。
そのお陰で今度は立つ事が出来た。
 「ふっ、……っ……。」
ノエルは今度は上に引き上げようと力を込め始める。
立てたにしても力比べの体勢なだけにアニーの劣勢はさほど変わっていないと言えるだろう・・・このままでは両手首を極められてしまう。
この体勢を続ける、のであればだ。
 「たあッ!!」 “ドッ!!”
なんとか状況を打破しようと思った彼女は、立てたお陰で放つ事が出来る膝蹴りでノエルの腹を蹴った。
ノエルの小さな口から「ふっ!」という小さな呻きと共に、息と微量の唾液が吐き出される。
力比べで引き上げようと体を反らせた体勢になっていた為に、突き出したおなかにまともに膝蹴りを食らってしまっていた。
 「く、はあ」
 (ここで攻勢に出ておくべきね。)
アニーは力比べで少し痛みが残る手を押さえながら、次の攻撃を仕掛けようとやや前のめりのノエルを掴まえようとする。
が、
 「ん…ぅんん~」
ノエルはすぐさま体勢を整え、逆にアニーの首を両手で掴む。
 「わっ!?」
 「……ぁっ。」 “ドフッ!!”
 「がふっ!」
喉の奥で唸ったと思うと、お返しと言わんばかりにアニーの腹に膝を叩き込んだ。

692『 RED & RED 』 ノエル石川vsアニー・ビーチ (by GO2):2008/03/06(木) 21:22:45
 「あっ、が! げぶぅっ…」 “ぼたたたっ”
不意に食らった唐突な反撃に彼女はおなかを押さえて体を折り、半透明の液体を口からマットに落とす。
 (効いてない……?そんな…)
十分な体勢でなかったにしろ、まともに膝蹴りを食らわせたのだ。
それなのに目の前のノエルは無表情の涼しい顔で手痛い反撃を繰り出した。
その一撃もまるで一流パワーファイターを思わせるような重さだったのだ。
それが彼女の焦りを更に煽った。
 (組みつかれたら負ける!) 「あ、はあ…ぐっ!」
崩れそうになる両膝に鞭打ち、ノエルから離れてロープに飛ぶ。
 「…。」
突然走り出したアニーを追ってノエルがリング中央あたりに寄っていく。
アニー・ビーチの得意分野と言えばやはり、大きくない体を補う為の飛び技だろう。
ロープの反動を利用して得意の攻撃を仕掛けようとノエルに向かって彼女は走った。
 「…っ」 “ぶんっ”
だが動きが緩慢なノエルと言っても序盤の体力がある内からこれをまともに食らうわけがなく、ラリアートをカウンターで繰り出す。
 「ほっ」
アニーも馬鹿ではなく、読んでいたカウンターを潜り抜け、その先にあるロープで再度反動をつける。
 「ヤアッ!」 “だんっ!”
彼女は走った勢いを使って思い切り踏み切り、ランニングネックブリーカーを仕掛けた。
が・・・。
 “ガチッ”
 「…ぅっ…」
 「!?」
飛びついたアニーの体がノエルの首をロックした所で一瞬静止する。
思い切り全体重を乗せた技が止められ、アニーは驚きの表情になった。
 「ん…ぅぅん~~っ。」
ノエルの踏ん張る小さな声。
と、逆にそのままスクラップバスターのような形でアニーをマットに叩きつけた。
 「んっ。」 “ばぁんっ!!” 「がっはッ!!」
またも食らった予想外の反撃にアニーが苦痛の表情を作る。
今度はノエルが自分から技を仕掛けようと、依然変わらぬ無表情のまま、悶絶するアニーを起こそうとする。
 (……技が通用しない……!?)
今や彼女は例えようもない焦燥感にかられ、意図せず、普段の明るいプロレスを捨てるという選択肢を選んでいた。
 「ハアァッ!!」 “バシィンッ” 「…ぅっ。」
頭を持って起こされる際、その立ち上がり際にエルボーをノエルの横面に叩き込んだ。
ノエルの首がしなり、顔が半回転するように横を向く。長い髪がそれに合わせて宙になびく。ぐらりと体勢が崩れる。
 (これで……っ!?)
 “バシィッ!”
 「きゃあっ!!」
だが、またも返ってきたのは反撃だった。
崩れた体勢から振りかぶるようにエルボーをアニーの顔に打ち込むと、アニーは吹っ飛んで倒れた。
 「こ、こんな……」
 「……。」
彼女は、今度は思わず小さく呟くように胸中の思いを口に出してしまう。

693『 RED & RED 』 ノエル石川vsアニー・ビーチ (by GO2):2008/03/06(木) 21:25:29
無理も無い。自分より明らかに身長も体重も無いノエルに、まるで大型レスラーと戦っているような重圧をかけられているのだ。
 (痛みもダメージも無いの……?どうしたら……)
突破口を見出せない彼女の脳裏に、試合開始直前と違う思惑がよぎる。
 (負けたら……ちょっと恥ずかしいかも……)
サイズ差のある相手に負ける、しかも今はまだ無名の選手に。
戦う者としてはやはりプライドが傷付く部分があるだろう。
それに試合を観る側からすれば、負けた方の不甲斐無さを嘲る感想を持つ者がいてもおかしくない。
敗戦の色が強く浮き上がって見えてきた彼女は、思わず負けた時の事を考えてしまっていたかもしれない。
だから彼女は思ったのだろう。
 (同じ負けるにしても……全て出し切らなきゃ)
悔いの無いように、全力で。レスラーとして。
そう決心し、口の端の血を拭って立つ彼女は鋭い視線でノエルを見る。
 「……。」
ノエルは涼しげな無表情で近寄ってきている。
 (思いっきり技を叩き込むしか!)
 「ヤアーッ!!」
その寄ってくるノエルに向かって彼女は低空のローリングソバットを放った。
  “ドムッ!!” 「ふぅっ!」
踵がノエルの腹にめり込み、ノエルはお尻を突き出してくの字になる。
が、すぐにノエルは体勢を戻そうとし始める。しかし彼女は今度は間をおかなかった。
 「てやぁッ!!」
くの字になったままを維持させるように押さえ、ノエルの腹に立て続けにニーリフトを入れる。
 「フッ!ヤッ!ハぁッ!」
膝を叩き込む度にノエルの小さな体や長い髪、小さいお尻が揺れる。
 「…ぅっ……ぅっ、ぅっ、ぅっ…」
顎を上げて、小さな口から吐息と唾液の飛沫と小さな呻き声を吐き出す。
アニーはペース配分を考えず一発一発全力で、ノエルの腹に膝を叩き込み続けた。
 「そりゃああぁぁ~ッ!!」
 “ドムッ!!!”
 「…ふぅっ!!」
数発の後、アニーが最後に思いっきり一発叩き込むとノエルの踵が一瞬マットから離れ、ひときわ大きい小さな呻きがあがった。
 「はあ、はあ、はあ……」
 「………。」
息切れをしたアニーの動きが一瞬止まる。ノエルにはダウンする様子がなかった。
 (反撃……!?)
アニーが反撃の気配を感じ、警戒する。
 「………。」

694『 RED & RED 』 ノエル石川vsアニー・ビーチ (by GO2):2008/03/06(木) 21:27:01
しかし、今度は反撃は来なかった。アニーは不意にノエルの様子が気になり視線を顔へと向けた。
そのノエルの表情は試合中ずっと見てきた、覇気の無い目。円形に小さく開かれた小さな口。
先程と変わらぬノエル白石がそこにいた。
 (マ、まず………え?)
またもダメージが無いと見た彼女。だが、そのノエルに異変が起きていた。
体をくの字にし、おなかを押さえたまま無表情で動かないノエル。
良く見るとその体は小刻みにふるふると震え、丸く開いている小さな口からは涎が糸を引くように垂れ始め、
下がっている目尻ではっきり開かれていない瞳からは、「じわっ・・・」と涙が滲み出し、頬を伝わり始めている所だった。
 「………ぅっ………っ、ぁぁ~っ……」
ぽたぽたと涎と涙がマットに落ち始める。
もう蹴っていないのに呻く。何の事は無い。さすがにまったく効いていなかった訳ではなく、天然ポーカーフェイスの為に外側に表れていなかっただけなのだ。
 (き、効いた!?)
彼女は胸中驚きながらも喜びの声をあげていた。
 「NOW!! 」
一気呵成に出ようとノエルをリング中央に引き寄せようとする。
だが、アニーがノエルの首根っこを掴んで引いた瞬間・・・ノエルはおなかを押さえたまま両膝をついてしまった。
 「……ぇっ………げっ。」
 “ぼたたたたっ”
小さな口から押し出されるように半透明の液体がマットにただれ落ちる。あれだけ腹を蹴られれば無理も無いだろう。
 (…CHANCEは今しかないわ!)
・・・後に冷静になれば彼女も気付くだろう。ノエル白石が痛みを感じない化け物ではなく、ダメージが見えにくい人間だという事に。
ただ、この時の彼女は焦燥感にかられ目の前のチャンスを逃したくないという逸る気持ちで動いていた。
ノエルの頬を両手で持ち上げるようにして無理矢理起こし、再びエルボーをフルスイングで叩き込む。
 「エいぃッ!!」 “パグッ!!” 「…ぷぅッ!」
涎を撒き散らしながらノエルは派手に吹っ飛んだ。
吹っ飛んだ先にはロープが待っており、そこで一瞬 細身の体がエビ反りにのけぞるとロープは思い切りその体を押し返し、
ノエルは叩き付けられるようにマットに倒れこんだ。
 (もっと…もっと、今の内にDamageをっ!)
勝ちを急ぐアニーは倒れたノエル対し追撃の手を休めなかった。
表に出さず苦しむノエルをよつんばいまで起こすとノエルから離れ、トップロープに一気に上る。
 「ぅ……ぁ~っ………」
涙を溜めた瞳で、顔を片手で押さえフラフラと立ち上がるノエル。
ようやく二本足で立ったそのノエルにアニーは得意の飛び技を叩き込む。
 「てやああぁぁーッ!!」
 “ドカァッ!!”
 「ぱぁっ!!!」
アニーのスピードの乗ったミサイルキックに、ノエルのほっぺたに揃えた足の裏が押し付けられる。
ほっぺに押されて塞がれた左目の端から、涙を宙に尾を引くように流れさせつつ、ノエルは転がるように後に倒れこんだ。
 “ばんッ”
後頭部を打った後、そのまま後に転がりうつ伏せに倒れる。
“びたんっ…”
そして、大技を決められたアニーはフィニッシュに入ろうとしていた。
倒れて動かなくなったうつ伏せのノエルの手を取りニュートラルコーナー近くまで引きずると、両手でノエルの体を仰向けに返させた。
そして急ぐようにコーナー最上段を目指す。
 (………ゎたし………ギブァップ………………する………)
朦朧とする意識の中、もう痛い思いをしたくないノエルの、心が折れる音が響く。

695『 RED & RED 』 ノエル石川vsアニー・ビーチ (by GO2):2008/03/06(木) 21:29:06
そんな音など聞こえないアニーは、今まさに自分のフィニッシュ技を繰り出せる位置まで来ていた。
今日は、いつものフィニッシュにいくアピールは無い。

 「とりゃあああぁぁぁぁ~~ッ!!」
コーナー最上段に前向きに立ったアニーが前転しながら宙を舞う・・・ダイビング式のサマーソルトドロップ。
 「………ぁっ。」
その瞬間を、ノエルは見ていた。
自分に背を向け、弾けるような肢体を内側に丸めた赤いコスチュームのアニー・ビーチを。
 「………………ふぅ…………せん………………。」
誰にも聞こえなかった呟き。その呟きを押しつぶすようにアニーの回転式のセントーンが決まった。
 “バグンッ!!!”
 「ヵ゛ぼっ!!!」
腹部を、気を抜いた瞬間に思いきり圧迫されたノエルは、小さな口を限界まで開けて嘔吐物を噴射させた。
 「……ぁ………ぅっ、……ぁぅっ…ぁぅっ………」
今まで誰も見た事が無いと思える程、ノエルの目はまんまるに見開かれていた。
その瞳から絶え間なく涙を溢れさせ続け、口をぱくぱくさせるノエル。
 「これでぇっ!」
必死になっているアニーとしては念には念を押した、ダメ押しのつもりなのだろう。
 “がしぃっ……”
ノエルの両足を、両脇に抱えるように持つ。
 “ぐッ”
 「…ぁっ。」
そのままノエルの体を横に回転させて返し、ステップオーバーする。
 “だんっ!”
マットを踏み抜かんばかりの勢いで踏ん張り、腰を落とした。
逆エビ固めだ。
 「てやあぁぁぁ~~~ッ!!」
後ろに倒れ込むような勢いでアニーは強引に反り返った。
ノエルの体はそれに合わせて反らされ、腰に強烈な激痛を与えられる。
 「…ぅっ………、ぁっ………」
その細い体が折れると思えてしまうほど反らされるだけ反らされ、ノエルから悲痛な呻き声が漏れた。

696『 RED & RED 』 ノエル石川vsアニー・ビーチ (by GO2):2008/03/06(木) 21:30:22
    (………ゎたし………)
 「…ぃっ………ぅぅっ…………ぁぁ~………」
体力を奪われるだけ奪われ、それでもこの痛みから逃れようと・・・両手を動かしロープにさわる為に前に進もうとする。
 「~~てやああぁぁ~~ッッ!!」
抵抗を感じたアニーが逃がすまいとして、力む。
     (………私………)
 「………ぅぅ、………ぁぅ…………」
ノエルの眉が下がり、眉間に皺が寄る。呻く度に涎が垂れ、涙はずっと流れっぱなしだ。
完璧に決まった逆エビ固めは・・・ノエルの細い体がその場から動く事を許さなかった。
    (………も………ぅ………)
 「…ぅっ……ふぅぅ~、…ぁぁっ…………ぁぁあ~~~っ」
そして『痛み』という本能にさえ訴えかける刺激が、
 (………………………………………………………………………………………………だめ)
白石なぎさを完全に壊した。

 「ふう……ふわぁ、わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~っ!!」

彼女は火がついたように顔をくしゃくしゃにして泣き喚いた。

 「い゛た゛ぁ゛あ゛あ゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛ぎ゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛!!
   ぃ゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛!! ぎ゛ば゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛、ぎ゛ば゛ぅ゛、わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~!!!」

今まで見た事も無く、まさに想像もできなかったノエル白石の号泣・悶絶に、会場も驚きを隠せずざわめいていた。
 「えっ…!!? あ………」
突然の大きな泣き声にアニーがようやく逆エビを解いた。
 “カンカンカンカンカンッ!!”
そしてその瞬間、試合終了のゴングが鳴り響く。恐らくレフェリーがノエル泣き声の中に『ギブアップ』の宣言を確認できたからだろう。

試合は終わった。
 「うっ、うっ、うっ……ひっく、ぐす………」
しかし体も心も蹂躙されて立てないノエルは、うつ伏せで泣き続けるだけだった。
アニーはやっと自分がやりすぎた事を知り、呆然と勝ち名乗りを受けていた。

 ―――――――――――――――

この後、ノエル白石のインタビュー中にアニー・ビーチが彼女の身を案じて訪れたが、
呟くように「しょうがないです…風船にですから…」という謎の返答を残しだけだという。

697GO2(元 5:5):2008/03/06(木) 21:58:47
前に5:5書かせて頂いてた者です、改名させて頂きました。
『姫獄』もこのハンドルで参加させて頂きます。m(_ _)m
自然と「5:5さん」と呼んでくださる方もいらっしゃったのでちょっと名残を残したくこんな元素記号のような名前に。
今までどおり打ちやすく「5:5さん」と呼んでくださっても問題無いです(´・ω・`)b
タイトルの横に「5:5」だと5対5だと思われて紛らわしいと思っただけなので。

ノエルを見たい、という方がいらっしゃったので挑戦してみました。
ご期待に添えられたかどうかわかりませんが(ρ_;)
とりあえず、瞬間的に妄想が湧いたので忘れない内に全部書かせて頂きました。
アニーはむしろ絶好な受け側なんじゃないかと思うんですが…ちょっと理由があって戦わせました、ゴメンナサイw
表現としては…なんかこう、例えリアクションが薄くても「生体的反応はあるはず」みたいな感じで書きましたので、その変が伝わればいいんじゃないかな…と(ぁ

>>ORZさん
歓迎してくださってありがとうございます><
『姫獄』、ORZさんの作品も期待してます^^一緒に頑張りましょう♪

>>678さん
ありがとうございます><
ここから、「菊池・千種vs藤島・C金井」 や 「グロッキーのちだねの腹にパイルドライバー」と続きますので(`・ω・´)b-★

>>679さん
長い間待たせてしまってほんとにごめんなさい…そう言ってくださるのは本当に嬉しいです
最後まで見守っててくださってありがとうございました(>Д<。
忙しかったりモチベーション下がったり手直し手直ししてたり…
手直しは名残が残って接続詞がおかしい所がかなりありますね、皆さんごめんなさい_| ̄|○|||

>>さいたまさん
以前にも申し上げさせて頂きましたが、195さんのマッチメイク始め、
弱点設定の方やその他様々な方が土台を組んでくれたので妄想の湧くまま書けました。
(それなのに時間がかかって申し訳ない…)勿体無いお言葉、本当にありがとうございますm(_ _)m
自分も『姫獄』、さいたまさんの作品が一作でも見たいです><
もし無理でないようでしたら、一試合でもお願いしますね…(´・ω・`)

698GO2(元 5:5):2008/03/06(木) 22:14:59
ノエル…「石川」!!? Σ(゚Д゚;)

誰だーー_| ̄|○、;'.・
ごめんなさい、今更気付きました_| ̄|○|||
『 RED & RED 』ノエル白石vsアニー・ビーチ
の間違いです。…ああ、もう…。゚゚・(つ_<)・゚゚。


ところで、『第一試合を3/20とかでどう?』との事ですが、
もしこれで決定ならば

3/20 1.X 対 X (提供:) ★←ココ
3/21 2.X 対 X (提供:)
3/22 3.X 対 X (提供:)
3/23 4.X 対 X (提供:)
3/24 5.X 対 X (提供:)
3/25 6.X 対 X (提供:)
3/26 7.X 対 X (提供:)

でも自分は良いです。もちろん、もし一番手が良いという方がいれば喜びいさんで譲りますw
とりあえず『結城千種vsビューティー市ヶ谷』か、『結城千種vsフレイア鏡』のどちらかを書こうと思ってますが、
皆さんはどちらが見たいか聞いても良いですかね…?(´・ω・`)

あと、もし2試合書かせて頂けるようであれば『めぐちぐvs石川・渡辺・C金井・金森』のご要望にも挑戦してみようかなと…
【惨敗してほしいキャラ】の所に「めぐちぐはガチ」と書いた方は同士。(ぁ)
だけどこれからたぶんいっぱい書くと思うので今回泣く泣くスルーです(´・ω;`)(笑)

699名無しさん:2008/03/06(木) 23:14:11
めぐちぐVS市ヶ谷&フレイアのタッグマッチが見たい
けどそうなると一戦目のカードじゃなくなるなあ

700小手反:2008/03/07(金) 00:57:48
姫獄しました・・もとい帰国しました。
とりあえずアンケートを元に他とかぶらないところだと
SAーKI VS ソニック
永原 VS ゆっこ
ハン VS 桜崎
ですかね?
このうち1OR2作かけるかなぁ?

701名無しさん:2008/03/07(金) 01:31:35
実は今更、投票とコメントしたんですが意味ありますかね?

702名無しさん:2008/03/07(金) 01:37:49
>>701
今回駄目でも、いずれ実になる可能性もあるんだぜ?

703GO2(元 5:5):2008/03/07(金) 22:24:39
まとめさんの言ってたIRCの
部屋;#WA-Ryo
パス:kigoku
の部屋が見つからない…探し方が悪いかもしれないですけど(´・ω・`;||)

とりあえずこちら側から動きが見えなくて、察する事が出来ず申し訳ないんですけど
まだ話が進んでいないようでしたら、もしよろしければ
明日(3/8)ここで話してくださいませんかね…?(´・ω・`)
     ↓
http://uzeee.orz.hm/bargiko/read.php?type=adult&func=na&view=all

『2ちゃんねる他各種掲示板から手軽に利用できるチャットルームとして作製しています。
 スレ住人同士の雑談、突発的なイベント、仮想オフ会、避難所等々として適当にご利用ください。』

とありますので、今回のイベントの話をするのも許容範囲だと思いますw
部屋は、自分が立てようかと思ってますが。
「リョナチャット」があるので、「リョナ」をつけると重複スレだと思われて消されそうなので
「レッスルエンジェルス」とかいう名前にしようと思ってますが…イベント以外でもお話する事が出来そうですし。

とりあえず『姫獄』の話をしたいと思ってますので、出来れば職人さんやまとめさんとお話できればいいんですが、それ以外でも
『レッスルエンジェルス雑談してもいいぜ(´▽`)』的な人とか一人でも入れば部屋、立ててみます(`・ω・´)-★

704名無しさん:2008/03/07(金) 22:56:09
時間帯が合えば参加したいのですが
何時ごろからがいいですかね

705名無しさん:2008/03/08(土) 00:21:03
21時以降からだったら、参加しますよ~

706GO2(元 5:5):2008/03/08(土) 00:38:58
お返事ありがとうございますm(_ _)m
>>704さん
一応、暇がある時に覗いてみますが、自分は20:00くらいから居るように心掛けてみますね(´・ω・`)

>>705さん
了解しました、よろしくお願いいたします^^

7072号:2008/03/08(土) 00:49:22
IRCは専用ソフトで誰かが部屋立てないと出現しないんですよ(;・∀・)

時間が取れたら参りますわー

708小手反:2008/03/08(土) 00:55:14
仕事→飲み会なので、遅くなるかもしれませんがのぞいてみまつ

709ORZ:2008/03/08(土) 00:58:21
自分も時間が空いてたら参加します。

710匿名:2008/03/08(土) 01:12:49
可能であれば私も是非

711GO2(元 5:5):2008/03/08(土) 01:33:53
>>2号さん
なるほど…;自分の早とちりだったみたいですね。゚゚・(ノ∀`)・゚゚。
ご返答ありがとうございます><

>>小手反さん
夜遅くまで大変ですね…;;お体にお気をつけつつ、楽しく飲んできてくださいっ♪(・ー・)b

>>ORZさん
了解しました…お話できました時はよろしくお願い致します(∩'¬')∩


皆さん、レスありがとうございましたm(_ _)m
思ったより「行ってもいいよ」っていう意見が返ってきてよかったです(´¬`)
なるべく長くいられるよう頑張りますので、よろしくお願い致しまス(゚∀゚*)

それと…まとめさん、さいたまさん、皆様、独断専行すみません_| ̄|○|||

712GO2(元 5:5):2008/03/08(土) 01:35:06
接近遭遇Σ(・A・;)
匿名さんも、よろしくお願い致します(∩'¬')∩

713名無しさん:2008/03/08(土) 03:05:51
ノエル石川vsアニー・ビーチよかったです!
これはノエルならではの展開ですなー

714名無しさん:2008/03/09(日) 14:22:39
おおおおおおおおお!!
ノエル書いてほしいと頼んだ者です
読み始めはてっきりノエルが勝つんだろうなぁと思ってたので
この展開は神すぎました
書いてくれてありがとうございました。

715まとめさん ◆hK/O9yr0Yc:2008/03/09(日) 15:39:48
昨晩はお疲れ様でした
なんというか、サクサク進めて頂いた方が手間なくてコチラ的にはOKですw

716名無しさん:2008/03/09(日) 17:24:26
>>697
不思議系キャラきたっ!!超GJです。
今度は攻め側に回って手加減出来ずに相手をフルボッコにしてしまう展開も見たいかな。

717まとめさん ◆hK/O9yr0Yc:2008/03/09(日) 22:05:42
○姫獄対戦カード情報

第一姫獄 3/20(予定)第一姫獄
サキュバス真鍋 vs 芝田 美紀 (提供:(--;)さん)

第二姫獄 3/21(予定)
越後 しのぶ vs ブリジット・ウォン (提供:さいたまさん)

第三姫獄 3/22(予定)
ビューティ市ヶ谷 vs 金森 麗子 (提供:GO2)

第四姫獄 3/23(予定)
ライラ神威 vs ブレード上原 (提供:ORZさん)

第五姫獄 3/24(予定)
南 利美 vs 後野 まつり (提供:2号さん)

第六姫獄 3/25(予定)
ソニックキャット & 結城 千種 & 菊池 理宇 vs フレイア鏡 & SAKI & サンダー龍子 (提供:小手反さん)

第七姫獄 3/26(予定)
マイティ祐希子 & 武藤 めぐみ vs ナスターシャ・ハン & ディジー・クライ (提供:匿名さん)

となっております。
(第一姫獄を姫初めって読んだらエロスティックですよね)

それでは、しばしお待ち下さい。

○チケット情報

特別姫獄シート \15000
S席 \10000
A席 \7000
B席 \5000

チケットの販売は会員様のみへの販売となります
詳しくはさいたま地下プロレス事務局姫獄係までお願いします

718名無しさん:2008/03/12(水) 00:27:37
特別シートげっとおおおおおおおおお

719名無しさん:2008/03/16(日) 20:52:30
あげてみる

720名無しさん:2008/03/17(月) 20:15:44
第三姫獄すげーな。
試合になるのか…

721名無しさん:2008/03/18(火) 14:23:40
なんというか一方的展開が予想されt
全試合、大体展開は予想が…

722名無しさん:2008/03/19(水) 01:57:31
あれ?
明日はもう第一姫獄じゃない(*゚∀゚)=3

723GO2(元 5:5):2008/03/20(木) 02:40:46
うお、よく見たら感想くれてる方々がΣ(∩'¬')∩
ありがとうです、書いた直後反応がなかったので
「ああ、このノエルの書き方はまずかったか、今後気をつけよう_| ̄|○|||」
などと勝手に凹んでおりました(苦笑)ほんとにサンクスです!><

>>713さん
『ノエルならではの展開』、と捉えてくださってありがとうございます。゚゚・(ノ∀`)・゚゚。
キャラを活かしたいと思ってできるだけ頑張ったつもりなので、そう言ってくださると書いた甲斐があります(´¬`)
で、おそらくコピペしたせいだと思われますが、『ノエル“白石”vsアニー・ビーチ』なんです��(ノ∀≦) パンッ
ほんと、ノエルファンの方々すまんですたい_| ̄|○|||

>>714さん
書きたくなったので書いてみました��(ノ∀≦)
なんとなく気に入る部分があってくれたようで、嬉しい限りです(´¬`)
妄想と感想をありがとうございましたw

>>716さん
自分的にノエルはまだ書ける余地がある不思議系だったようです(・ω・ )
『逆パターン』っすね、妄想はなんとなく浮かんだので、恐らく遠い未来に叶うかもしれません(ぉ
ありがとでした♪



さあ、日付が変わって今日から『姫獄』開幕、初戦…
もとい、姫初め(エロスティッk)ですね!!

(--;)さんことうむさん頑張ってください!><

724名無しさん:2008/03/20(木) 09:57:00
>>720
鯖ではあれだけど昔の金森は普通に実力派でエース候補だったんだぜ
ジュニアゆっこという感じかな

725第一姫獄 サキュバス真鍋 vs 芝田 美紀【(--;)こと、うむ】:2008/03/20(木) 11:48:38
第一姫獄 サキュバス真鍋 vs 芝田 美紀

 赤コーナーに入場してくる芝田美紀。フィギュアスケートのオリンピック候補として名を馳せ、鳴り物入りでプロレス界に乗り込んできたが、天性の素質と厳しい訓練で鍛えた運動神経と跳躍力で瞬く間に一流レスラーへのランクインを果たした。元々の人気と相まって、会場に集うファンからも、大きな声援が送られてくる。それに手を振って応える芝田。フィギュアの衣装を模したコスチュームに身を包み、テレビでも有名になった「ミキ・スマイル」を観客に向ける。
 ただ一つ、不満があるとすればそれは今日宛がわれた役目が『姫獄』なる聞き慣れない大会の第一試合…前座を務めなければならないと言うことだった。大会に参加する選手のラインナップを見ても各団体のトップレスラーが名を連ねているが…人気・実力共に芝田は自分が劣っているとは思わない。むしろ、その内の何人かに比べれば、実力でも勝っているという自負がある。
 だからこそ、リング上で自分をにやにやと見下ろしてくる対戦相手の小娘の笑みが、かんに障る。
 ただ、試合を終わらせるつもりはない。自分の華麗な姿を観客の目に焼き付ける。

 そう、心の中で呟き芝田はロープを跨ぎリングインする。

 「くふ…♪」
 青コーナー。コーナーにもたれながら、サキュバス真鍋は芝田美紀の派手な入場を見下ろしている。
「わざわざ見せ物になりに来るなんて…バっカねぇ♪」
 観客に笑顔を向けながら手を振りリングへと歩いてくる対戦相手を見ながら真鍋はリングネームそのままの小悪魔の表情で笑う。
 第一試合だろうとなんだろうと、真鍋は気にしない。もともと参加する他のレスラーに比べて実力が伴わないという理由もあるが…彼女には、明確な目的がある。
 それが果たせるなら、何試合目でも相手は…まぁ、多少は選ぶが、芝田なら申し分ない。
 この大会の趣旨を聞き、対戦相手が芝田美紀だと決まった時には、全身を震わせて悦びを露わにした。
 「さぁさぁ、早く上がって来なよぉ♪」
 舌なめずりせんばかりの涎を零しそうな表情で、芝田のリングインを待ち受ける真鍋。
 その姿はまるで、お預けを喰わされた犬のよう…。
 二人がリングインし、コールされるそれぞれの名前。その間にも真鍋の視線は芝田から離れない。観客に適当にひらひらと手を振り、続いての芝田のコール。割れるような歓声を受けて芝田が観客席に向かって手を振ると、真鍋の笑みがより深くなる。
『                       』
 ぽそり、と口の中で呟いた言葉は場内を震わせる歓声に消されてしまう。第一試合にしては、破格の観客の反応は、芝田美紀のネームバリューならではのものか。観客のフラッシュを受けて「ミキ・スマイル」が一層映える。
 『このくらいなら、まぁ、我慢できるかしら』
 手を振りながら芝田は思う。見れば会場は観客席で埋め尽くされている。歓声を聞けば、皆自分に注目していることは間違いがない。あとは、試合の中で観客を『喰って』しまえば良いだけのこと。
 『楽しめそうじゃない♪』
 コーナーにもたれ掛かりながら真鍋は今やゴングが鳴らないかとうずうずし始める。会場は申し分ない。相手も自分の趣向にぴったり。後は、どう『喰って』しまうかだけ。

726第一姫獄 サキュバス真鍋 vs 芝田 美紀【(--;)こと、うむ】:2008/03/20(木) 11:49:49
 ゴングが会場に鳴り響き、二人のレスラーが同時にコーナーから離れる。

 「近くで見れば、ますますなかなか♪ うん、楽しめそうじゃない♪」
 リングの中央で向かい合い、じりじりと相手との間合いを探りながら二人は時計回りにリングを回る。真鍋の舐めるような受けて芝田は不快そうに顔をしかめる。
 「本当ならあなたみたいなイロモノの相手なんかしないのだけれど。せいぜい私の引き立て役になって貰いますわ」
 「引き立て役ぅ? あぁ、そーよねー。この試合の”主役”は、あんたなんだからさっ♪」
 トスッっ…!
 にまぁっと笑った真鍋が左のローキックを芝田の脚に打ち込む。
 「…………それは何のつもりですの? キックっていうのは、こうするものですわっ!」
 いきなりのローキックに身構える芝田。しかし、軽量級の真鍋のキックはまったく効かず…これならむしろデビューしたての新人の方がまだまし。ますます自分の勝ちを確信する。なら、後はいかに観客に印象づけて勝利するかだけ。倒れた真鍋に、サッカーボールキックを打ち込む!
 「きゃぐうっ!!」
 しなやかな脚に繰り出される蹴りを腹に受けて、小柄な真鍋の躯が跳ね上がる。文字通りボールのように転がり立ち上がる相手に向かって芝田は駆けだした。
 「そう、だから引き立て役は引き立て役らしく、無様にやられなさいっ!!」
 「えげぐっ!!」
 下半身の柔軟なバネを生かしてのジャンピングニーパットが真鍋の顎を突き上げる。蹌踉めくサキュバスに掴みかかり、ニーリフトで腹を突き上げる。
 「ふぎゅ……ぅっ!」
 試合開始早々の芝田の猛攻に真鍋が手も足も出ずにやられる姿に会場の声援は一層大きくなっていく。
 「ふふ、良い感じよ? でも、この程度じゃまだまだね。マイティ祐希子や武藤めぐみ・結城千種以上に私をアピールするには、物足りないわ」
 「げふっ……へぇ、なぁんだ。ちゃんと自分の役割をわかってるんじゃん」
 「……何のこと?」
 芝田に体を支えられて苦しそうに喘いでいた真鍋が顔を上げる。訝しげな芝田に向けるのは、あからさまにバカにした笑い顔。
 「こぉいう……ことよっ♪」
 栗色の髪を掴み、えへら、と笑うと…
 ゴギュンッ!!
 「あっ、ぐうぅぅっっ!?」
 顎に向かってヘッドバッドを打ち込む。髪を掴まれ衝撃の逃げ場が無く、くらっと軽い脳震盪に襲われる芝田。

 どおおおおおおっ!!

 「な、何ですのっ!?」 
 その瞬間、会場が揺れる。これまで一番の歓声を受けるのはへらへら、と笑いながら会場に向かって手を振る真鍋。顎を押さえながら痛みにうっすらと涙を浮かべる芝田ににまぁりと小悪魔の微笑を向けると…ロープに向かって、走る!

 「行っくよぉん♪」
 反動をつけて、ドロップキック!! 先ほどのローと同じ脚狙いらしいが…

 ゴギイッ!!

 「!? イギィアアッッ!!」
 予想外の重い衝撃に、悲鳴を上げながら転倒する。膝を打ち抜くキックは先ほどとは比べものにならないほど重く…
 「あっは♪ 良い声で啼くじゃんッ? さっきは手加減してたんだけどぉ、あれが私の本気だなんて思うほど、おめでたくないわよね~?」
 倒れながら腕で庇う膝を、掌ごと踏みにじる。
 「いっ、あぁっ……あああぁっ!!」
 リングに無様に倒れ、格下レスラーに膝を踏まれて悲鳴をあげる芝田の姿に、観客のボルテージはますます上がっていく。
 「んあぁっ…ど、どうしてっ…」
 「んー? どうして、観客があたしを応援しているかって~? すぐにわかるわよぉ」
 膝を踏むのにも飽きたのか、両脚を掴むと手慣れた仕草で自分の脚を絡めていく。その動きに芝田は何をされるのか察し、顔を引きつらせ…
 「ぁ……や……そ、れ…」
 「んっふふ~、そぅ。よ・ん・の・じぃっ♪」

727第一姫獄 サキュバス真鍋 vs 芝田 美紀【(--;)こと、うむ】:2008/03/20(木) 11:51:43
 「ぁっ、ひ……ひぎああああっっ!!」

 ギチィィィィッ

 脚殺しの関節技に膝が軋み、一際大きな悲鳴が芝田の口をつく。それを楽しそうに見ながらガッチリと絡み合った脚を締め上げ…
 「うりうりうりうりぃっ♪」
 腰を揺らす。それだけの動きで振動は激痛へと代わり、芝田の脚を痺れさせていく。
 「いちおー、聞いてあげよっかなぁ♪ ギブぅ?」
 「ひぎぃあ、ぎ…ぁっ……な、何を……の、ノーに」
 「決まってるよねぇ~…じゃっ♪」
 「あぎああああぁぁぁぁっ!!」
 当然芝田の拒絶を予想している真鍋は腰を持ち上げ…芝田はリングに背をつけ、悶絶する。
 「ぁ、うぅぅっ…ひ、膝…あぁぁっ!!」
 「んふぅん? 膝ぁ? 自慢の膝が…どうしたのかなぁ?」
 わかっていながら、執拗に四の字をかけ続ける真鍋。痛みに喚きながら芝田が伸ばした手がロープに触れると自分から技をリリースし
 「くふふ♪ ほーら、次行くよぉ?」
 力の入らなくなった脚を両手で掴み、芝田をロープから引き剥がす。リング中央に引き摺っていくと思いきや、サードロープに脚を引っかけ、その上に両脚を乗せ、トップロープを掴み、ギシギシと揺さぶっていく。
 「んぎいぃぃぃいいいいっ!!! は、離し……なさいっ!! あぎいいいっっ!!」
 軽量とはいえ、人一人の体重を乗せられた膝がミチミチと軋み、痛みを訴える。
 「ほーらほーらっ♪ 自慢の脚が痛いんじゃないのぉ? くふふふっ♪ 早く逃げないと、おれちゃうかもだよぉ~?」
 ロープにもたれ掛かりながら楽しげに芝田を見下ろす真壁。痛みに悶えながらも自分を睨み付けてくる視線に気づくと、微かに目を細め…その場で飛び上がり、全体重で膝を踏みしめる!!
 「ひぎいいいいいいっっ!!!」
 反動で脚がロープから外れるが、芝田は膝を抱えたままリングを転げる。涙を抑えることもできずに悲鳴を漏らす姿からは試合前に観客に振りまいていた笑顔など想像もできない。
 「あははははは~♪ どぉしたのかなぁ? ファンの目の前でそんなみっともない格好してちゃダメじゃなぁい?」
 言葉と裏腹に、芝田に悲鳴を上げさせることを存分に楽しんでいる真鍋。倒れている上半身の傍らに屈むと髪を掴んで自分の方を向かせ
 「良いこと教えてあげよっかぁ?」
 「い……良い、こと?」
 自分の最大の武器にして、今まで育て上げてきた財産である脚を痛めつけられ、表情に怯えを含んだ芝田の顔に顔を寄せ
 「今日集まってる観客はねぇ、いつものあんたのファンとは違うのぉ。さっきの歓声もね、あんたが痛めつけられるのを楽しむ余興。」
 「ぇ……余興……? え…?」
 「わっかんないかなぁ? ここでのあんたの役目は、せいぜい無様に悲鳴を上げて観客を悦ばせることよ~。『ミキ・スマイル』ぅ? きゃははは♪ 馬っ鹿じゃなぁい? ここじゃあね~」
 髪を指に絡ませて引っ張りながら獲物に満面の笑みを向け、試合前に呟いた言葉をそのまま囁く。
 『誰もあんたの活躍なんか期待してないっつーのっ♪』
 「な、なん……あぐぶうぅぅぅっっ!!」
 もう片手を添えて、顔を正面からリングに叩きつける。顔面を押さえて激痛に悶える芝田。
 「スケートだかなんだかで有名になってプロレスに入って来てさぁ…きゅふふ、回りのレスラー馬鹿にしてたんでしょぉ? オリンピック候補に適うわけなんてないってさぁ♪」
 「そ、そんなこと……ひぐうぅぅっ…ひ、引っ張らないで……ぇぁあああっ!!」
 肩を震わせる芝田の髪を掴んだままリングの中央に引き摺っていく。無理に抵抗すればそれこそ髪を引き千切られそうな痛みに抵抗しきれず、真鍋の為すままに連行されてしまう。
 「さぁて、美紀ちゃん♪ 次はどうしてあげよっかなぁ♪」

728第一姫獄 サキュバス真鍋 vs 芝田 美紀【(--;)こと、うむ】:2008/03/20(木) 11:55:59
 ぺろりと舌なめずりをする真鍋。芝田にとってはまさに悪魔の微笑に見えるその笑顔で獲物を見下ろし…
 「も、もう止め……うぶぅっ!!」
 「はあぁっ? なぁに言ってんのぉ? まだまだこれからに決まってるじゃなぁい♪」
 ギブアップを口にしようとする芝田の顔を蹴り飛ばし、仰向けになった脚を掴み、にやにや笑いを浮かべる。
 「ほーら、次、次ぃ♪ どんどん行っちゃうわよぉ~♪」
 ギリギリイィィィッ
 「ひっ、ぎ……いぎぃあああああ!!!」
 脚に絡みつくアキレス腱固め。南利美やミミ吉原のように一瞬で相手を破壊するような威力は持っていないが、今の芝田には逆にそれが真綿で締め上げるような拷問になる。緩慢に脚を壊される痛みを叩き込まれながら、リング中央で激痛に体をくねらせる。
 「きゃははははははぁ♪ ほら、ほら、ほらぁ♪ 逃げてみなよぉ♪ ミ・キ・ちゃんっ♪」
 「ぎぃああああああああああああああああああっっ…!!!」
 時折技の絞め具合を強くすると、それだけで溢れる悲鳴が大きくなっていく。観客のボルテージも上がっていき、スクリーンには泣き叫び悲鳴を上げながら涙で顔を汚す芝田の顔が大写しに映し出されている。
 「折れ…折れぇぇぇっっ!! ぎあぁぁぁっ!! ギッ…ギブゥゥッ!! ギブアップ、させてえぇぇっ!!!」
 「え~っ? 何々~? 真鍋、わかんなぁい♪ きゃははははは♪ 折れるわけないじゃん? ちゃぁんと手加減しているんだしさっ♪」
 泣き叫ぶ芝田を嘲笑いながら緩慢な関節技でじわじわと膝を責め立てていく。
 真鍋がようやく満足してリリースした頃には感覚が麻痺し、自分で立ち上がることができないほどにダメージを与えられてしまっていた。
 「ん~…んっふふ。そうね~今日は前座なんだしぃ、分はわきまえておかなくちゃねぇ♪」
 「ひぐ、ぅっ……ぁ、も、もう…止めて……許して……うぅ……んっ」
  髪を掴んで、涙で汚れた芝田の顔を覗き込み、舌を顔に這わせていく。嫌悪に微かに震えながらも、真鍋の機嫌を損ねることすら恐れて顔を背けることもできない芝田。オリンピック候補としてメディアに輝かしい笑顔を見せていたスターの姿はそこにはない。すっかり大人しくなった獲物の姿に満足すると共に飽きが来たのか投げ捨てるように頭を放り捨て…倒れている芝田を横目にコーナーへと歩いていく。
 「ぅ……く、こ…こんな…私が……」
 大勢の観衆の前でさんざんに悲鳴を上げさせられ、嬲り者にされた屈辱。真鍋が距離を取ると恐怖よりも怒りが込み上げてくるが…わあああっと会場を揺るがす歓声に何事かと顔を上げると、コーナーの最上段に登り、観客に向かって手を振る真鍋の姿が目に映る。そして、自分を見下ろし、これまでにないくらい極悪な小悪魔の笑みを。
 「は~~~いっ♪ 真鍋、行っきまああああすっ♪」
 「ひっ……い……嫌っ……やああぁぁぁっ!!」
 観客の大歓声にも劣らない芝田の悲鳴。それを聞きながら真鍋の体が宙を舞い…空中で一回転しながら両膝を曲げて落下する。その落下点は…投げ出されて動かない芝田の膝。

 ごぎいいいいいいいっっっっ!!!!

 「っぎぃぁあぁああああぁあぁぁぁぁあぁあぁあぁああぁああああああーーーーーーっ!!」
 
 落下の加速を加えた真鍋の膝が芝田の膝を穿ち、絶叫が響き渡る。膝を破壊された芝田はリングに這い蹲りひくひくと震え…真鍋は満足げに立ち上がると、芝田の頭を踏みにじり高々と手を挙げる。

 『姫獄』第一戦の幕を引くゴングの音は、敗者の耳には響かなかった。

729第一姫獄 サキュバス真鍋 vs 芝田 美紀【(--;)こと、うむ】:2008/03/20(木) 11:58:31
以上っ。

(--;)こと、うむ、でした。
諸事情ありましてハンドルを変えました。
リョナ分かなり少なく、期待していただいていた方(…いるのかなぁ)いらっしゃいましたら、すいません。
前座と言うことでご容赦ください。

第二戦以降の方々、期待しています~(><)ノシ

PS…妄想を文章にするのって、難しい…

730第二姫獄 越後しのぶ vs ブリジットウォン【さいたま】:2008/03/21(金) 00:04:22
第二姫獄 越後しのぶ vs ブリジットウォン

リングに上がる越後。既にリングインしていた今日の相手、ブリジットウォンを見つめる。

『あなたは私を満足させてくれるかしら?』
「は?」
『……あなたは私を満足させてくれるかしらと聞いています。』
「…何を言ってるのかわからないのだが…? 要するに私に倒されれば満足なのか?」
『ばかげたことを…。あなたごときが私に勝てると思っているのですか?』
「あたりまえだ。 私がお前などに負けるはずが無いだろう。 お前は相手の強さも読めないのか?」
『読めませんわね。 なぜなら読む必要など無いからです。 あなたは私に潰されるのですから。
 私が聞きたいのは、私を満足させられるほどあなたが耐えられるのかということです。』
「ふん…。私を打ち砕くことが出来るヤツなど、そうそういないぞ。」
『では、私はその数少ない人達の一人ですわね。』

試合開始のゴングが鳴るとブリジットの長い足が越後に襲い掛かる。
その蹴り脚を受け止め、反撃する越後。
ブリジットの脚が越後を捉えても、越後は顔を歪めながらブリジットの懐に入りブリジットを打ち崩す。
肉を切らせて骨を絶つ。ブリジットの攻撃は越後を捉えるものの、返す刀でそれ以上の攻撃を叩き込む越後。
越後の打たれ強さと、打たれても前に出る気の強さ、そして攻撃を浴びつづけても倒れない気迫が
ブリジットの脚技の前に立ちはだかる。

手数に勝るブリジットと、それを受けて反撃を叩き込む越後の試合は拮抗した展開になっていた。
そのバランスが突如崩れたのは、試合の中盤だった。
ブリジットが放った右ハイキックをガードし、踏み込む越後。
ガードされた右脚を引く動作と共に背中を向けながら回転し、そのまま後ろ回し蹴りを放つブリジット。
ドォッ!!
「っごぶうぅ!!!」
越後のヘソがブリジットの踵に深く抉られ、身体を真っ二つに折り曲げながら数歩後ずさりする越後。
後ろ回し蹴りを叩き込んだ右脚をリングに下ろし軸足を入れ替え、左脚を突き刺すように足刀蹴!
ドフッ!!
「っぐううおおおぉぉっ!!!」
身体を真っ二つに折り曲げた越後の腹を間髪いれずに鋭く突き刺す足刀蹴に、たまらず呻き声を上げる越後。
左足を越後の腹に突き刺したまま踏み台にし、回転軸を横に倒しながら再び右脚から後ろ回し蹴りを放ち、
「っがふぁっ!!!」
下から上に振り上げられたブリジットの踵に越後の顔面を打ち抜かれ、身体を大きく仰け反らせる越後。
左足で着地し回転軸を再び立てると、左肘で越後の顎を打ち
「んぁ゛っっ!!」
また越後に背を向け、続けて側頭部に裏拳を放ち、
「っがあぁあ!!」
その回転を利用したまま体勢を低くし、
『破アアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーッ!!!』
「ぐぶっぉおおぉっ!!」
左手の掌底が越後の鳩尾めがけて打ち込まれた。
身体を折り曲げてロープに吹き飛び、その反動で前のめりに弾き飛ばされながらリングに倒れこむ越後。
「ううぅぅうう!!!! うううぅぅぅぅぅ……っぐうぅぅぅ……」
腹を抑えて蹲る越後。
越後の目の前で3回転したブリジットからは、実に3発の蹴りと3発の突きが放たれ、
打たれ強い越後がいとも簡単に打ち崩された。

731第二姫獄 越後しのぶ vs ブリジットウォン【さいたま】:2008/03/21(金) 00:05:28
『どうしました? 次が待っていますよ? 早く立ち上がってください。』
「っぐうぅううぅぅ……。い…言われなく…ても……。」
歯を食いしばりながら立ち上がる越後。
いくら打たれ強いとはいえ、このまま追い討ちを打たれてはたまらない。
すぐに距離を詰めてウォンを捕らえようと手を伸ばす…が。
その手を左手で打ち払い、カウンターで越後の喉に正拳突きを放ち、
大きく踏み込んで鼻っ柱に肘鉄を突き込み、仰け反った越後の顎を打ち上げるように蹴り上げ、
身体が浮き上がったところに肘を叩き込んで越後の右第六肋骨と右第七肋骨を打ち砕くと、
体勢を低くして両手をそろえた掌打を腹に叩き込み、
両手拳を組んで、勢い良く身体を伸ばしながら、身体を2つに折り曲げた越後の顔面めがけて打ち上げ、
勢いそのままに飛び上がり、再び身体の浮いた越後の側頭部めがけてジャンピングハイキック!!
「っごおっ!!っがあぁ!!っげはっ!!っぎぅ!!っぐふぉっ!!っあぐ!!っごはっ!!」
越後が短い悲鳴を上げながら、ウォンの打撃に踊らされ、ハイキックを受けてあお向けに倒れる。
リングになぎ倒された越後は、口から涎を垂らし、目の焦点を失いながら黒目をガクガク揺らす。
スピードがあるとはいえないブリジット・ウォンだが、
矢継ぎ早に繰り出される攻撃の数は、スピード自慢の選手と比較しても比べ物にならない。
スピード自慢の選手はその素早さを利用して相手を翻弄し、相手の攻撃をかいくぐり、
スピードののった攻撃を放つことを主体とするのに対し、ウォンは絶え間なく攻撃を放つことを主体とする。
1つの攻撃が次の攻撃の布石になっており、すぐに次の攻撃を叩き込むことができる。
1つ決まれば、用意されたシナリオのように次々と相手を捕らえ、永久機関のように回りつづける。
そのシナリオに載せられた相手は、型の決まったダンスを踊らされながら急所という急所を打ち抜かれ、
なすすべも無く戦闘不能に追い込まれる。
日本人ではトップクラスの打たれ強さを誇る越後ですら例外ではない。
肋骨を折られ、急所を打ち抜かれ、側頭部にハイキックを受けて脳を揺らされた越後は全身が脱力し、
その目からも闘志が消えている。あきらかに試合続行不能だった。

『はぁ…やはり私を満足させるには及びませんね。』
「ぁ……ぁが………ぁ……」
『不満ですわ。』
ウォンは倒れた越後の脇腹を蹴り上げる。
「ぐおおおっ!? ぉご…っっぐうぅぅううぅぅっ!!!」
『満足するまでとは言いませんが、まだ続けられそうですね。』
口からダラダラと涎を垂れながす越後の顔を見下ろしながら右脚を振り上げ、一直線にその眉間に踵を落とす
グシャッ!
「っぎゃあああぁあぁぁぁぁぁぁぁああぁああぁぁぁぁあぁぁぁ!!!!!!!」
鼻血が噴き出る顔面を抑えて悲鳴をあげる越後の首を鷲掴みにして無理矢理引き上げ、
がら空きの腹めがけてニーリフト!ニーリフト!!ニーリフト!!!
「っぐうっ!!  っぐえええっ!!  っげおおおぉっ!!」
ウォンのニーリフトを喰らうたび、越後の身体がリングから浮き上がる。
時々えづきながら唾液をダラダラ溢れさせ、膝をガクガクと揺らしながらウォンの身体にもたれかかる越後。

732第二姫獄 越後しのぶ vs ブリジットウォン【さいたま】:2008/03/21(金) 00:06:36
『そろそろ頃合いですね。肉食動物は捕らえた獲物の内臓を最初に食べると言います。
 ……では私も皆様に内臓を振る舞って差し上げたいと思います。』
越後の身体を軽く押し、ウォンがその場で身体を捩り…越後の下腹めがけて後ろ回し蹴りっ!!
ドォッ!!!
「っぉぇええああっ!!」
下腹を強烈に蹴り込まれ、身体を折りながら崩れ落ちる越後の股間から黄色い液が漏れ始める。
崩れ落ちた越後を引き起こし、背後に回りこむウォン。
『まずは中の汚い物を出し切らないといけません。
 汚い物が出ているところは皆に見せて、食材が綺麗であることを証明しなければなりません。』
背後から越後の両脚を抱え、両脚を大きく開かせて越後のお漏らしを観客に見せつけるウォン。
子供にオシッコをさせるようなポーズで抱えられ、白いコスチュームを黄色に染めながらリングに水溜りを作る越後。
「この…や…やめなさい…… 今すぐこの手を離しなさい…っ!」
『まだ抵抗する元気がありますか? 生きが良くて良いことです。 ではお望みどおり。』
越後をリングに下ろし、コーナーに投げ飛ばす。
コーナーにもたれかかった越後の額から、トレードマークとも言える長いハチマキを剥ぎ取り、
トップロープを腋に挟んだ状態でコーナーポストと越後の両手を硬く結びつける。
『では次。』
淡々と話すウォンが越後の掌打!!
「っぐえええぇぇえええぇっ!!! っげおえぼぉぉっ!!」
越後の口から噴き出したゲロが、白いコスチュームをベタベタに汚していく。
…が、それでも構わず、胃めがけて前蹴りっ!!
「っごええええっ!!! ごぼっ!!! ごぶぅう!!!っごえええぇえっっ!!」
ガードの無い腹にウォンの長い脚がめり込み、胃の中の内容物を全て吐ききり、胃液ばかりを吐きはじめる越後。
胃液を吐く越後の口を左手で塞ぎ、右手拳を越後の胃付近にあてがい…
『そろそろ汚い物は出し切ったようですね。 では…行きますっ! 破ァッ!!』
ウォンの気合と共に放たれたのは寸剄。腹にあてがった右手が越後の腹に深くめり込み、胃を打ち抜く。
「ごぶっ!!! んんんんんんっ!!!!」
越後の口を塞ぐウォンの手の隙間から、血混じりの胃液が噴き出す!!
『もう一度ぉっ!! 破ァァァッ!』
再び右手が越後の腹に深くめり込み、胃を打ち抜く。
「ごぶえぇえっ!!!」
その瞬間、越後の目がひっくり返り、わずかに残っていた全身の力が抜けていく…。
『バケツを。』
係員からバケツを受け取ると越後の顔の下にセットし、口を塞いでいた左手を離す。
越後の口からダラダラと溢れ出る鮮血に染まった胃液がバケツ半分くらいにまで溜まる。
その間に特別姫獄シートにいる観客の数を数えるウォン。
『イー・アル・サン………。 ……あゃー?これでは足りない…。』
バケツを持ったまま数歩下がり、勢いをつけて越後の腹に横蹴りっ!!
「ごぇえぇあああぁああっ!!! っげおえべえぇぇえぇぇぇっ!! げぐぶぅ……っ!!」
真っ赤に染まった胃液…いや、胃液混じりの鮮血が口から溢れ出しバケツを満たしていく。

『……今日はこのくらいで赦してあげることにしましょう。』
ここで試合終了のゴング。
意識を失ったまま青ざめていく越後の救出になだれ込む医務班と、バケツを持ってリングを降りるウォン。
近くにいた係員を捕まえて紙コップを持ってこさせると、特別姫獄シートに歩み寄る。
『蛮族から絞り出したジュースでございます。少々甘味が強くなっておりますがご賞味ください。』
満面の笑みで、特別姫獄シートの観客に1杯1杯振る舞っていった。

733第二姫獄 越後しのぶ vs ブリジットウォン【さいたま】:2008/03/21(金) 00:19:48
はい。そんなわけで第二姫獄でした。
今回は、誰からもリクエストされてない人から選手を選んでみました。
少々分かりづらい箇所がありますが、そこは思い思いでかっこいい動きに変換してください。

>>うむさん
眞鍋君はエロ可愛くて大好きです。
大番狂わせの可能性を充分に秘めた逸材っ!
数値に現れない強さを持っているのが眞鍋!
そんなところが発揮されてしまいましたね。
乙でした。

734名無しさん:2008/03/22(土) 14:13:13
ソイヤソイヤ祭り上げ

735名無しさん:2008/03/22(土) 19:30:10
遂に恐れていたこの日が来たか…

麗子ぉ~頑張れ~

下克上だ~下克上~

736ナノ:2008/03/22(土) 20:30:40
下克上じゃ~!!(ノ><)ノ麗子アイドルパワ~みせたれ!

737GO2:2008/03/22(土) 20:38:40


“ っぎぃぁあぁああああぁあぁぁぁぁあぁあぁあぁああぁああああああーーーーーーっ!! ”

選手控え室、第一試合を映すモニターから、足を破壊された芝田 美紀の断末魔の絶叫が届く。
それを、持参したソファーに座って聞くビューティ市ヶ谷の姿があった。
だがそんな凄絶な戦いの末の絶叫さえ、今の市ヶ谷には『耳を通過するだけの音』でしかなかった。

 「第三試合……このわたくしが、第三試合………ッ!!」

今の彼女には目の前の怒りと憤りに翻弄され、他の事に興味を示す暇などなかった。
そんな市ヶ谷に対し、おろおろと申し訳無さげに話しかける白髪・白髭で眼鏡をかけた執事。

 「お嬢様、試合が迫っています…そろそろ御気を静められませんと……」
 「…ジイ!あなたは今日の対戦表をご覧になってませんの!!?」

怒りに任せバンッ、とパンフレットを執事に叩き付ける。

 「この、市ヶ谷財閥の令嬢、女王たるビューティ市ヶ谷が第三試合! おバカの祐希子がメインイベントだといいますのにッ!!
  しかも対戦相手は参戦しているレスラーの中でもヒヨッコもヒヨッコ、金森 麗子ですわ!!
  同じ小娘でも武藤 めぐみや結城 千種ならいざ知らず…ッ!!」
 「お嬢様だからこそ、金森様が相手でも第三試合なのです!!……それにヒヨッコなどではありません!
  現在、その武藤様や結城様に次ぐ世代のレスラーとして期待されている注目株の選手です…」

気を静めようと必死になる執事をよそに市ヶ谷はまるで思い出したように、考え込むように視線を下に向け…
そして確かめるように呟いた。

 「 金森………麗子。 …………麗……。」

  ―――――――――――――――

反対側の控え室。
第一試合の凄惨な幕切れを目の当たりにしたショックからようやく立ち直ったレスラーがいた。
何処と無くチャイナドレスを思わせるヒラヒラの黄色いコスチュームに身を包み、シニョンの髪飾りをつける少女。
金森 麗子だ。
幼さの残る可愛らしい顔、それに地元のミスコンで優勝したという程のスタイル。
彼女がアイドルレスラーとして扱われるのはまさに必然だったと言えよう。

 「今日は、とことんやっちゃうから……!」

アイドルレスラーとしての人気と、レスラーとしての強さ…これは得てして反比例する事がほとんどだ。
代表例を挙げるとすれば、藤島 瞳、キューティ金井あたりを見てもそうである事は明白と言える。
そこにアイデンティティを見出しレスラーとして上手くやっていく者、割り切ってやっていく者もいる。
だが、彼女はそうではなかった。
人知れず今の自分のポジションに不満を感じ、レスラーとしてより高みを見る少女だったのだ。
だからこそだろう。本人にとっては今日の試合はチャンスなのだ。

精神集中まで終わった金森は瑞々しく張る自分の両の頬を掌で、ぱちん、と叩く。

 「よーしッ!!」

日本女子プロレス界でもトップに名を連ねるビューティ市ヶ谷を相手に善戦・・・あわよくば金星などという事になれば評価は一変する。
この絶好の機会を逃したくない。
気合を入れて、彼女は部屋を出た。

  ―――――――――――――――

738GO2:2008/03/22(土) 20:40:58

もう、第二試合も始まっていくばかりか経つ。
花道の奥に立つ彼女の表情は緊張しすぎる事も無く、ほどよい引き締められ方をしている見える。
理想的な状態と言えた。

この数瞬後までは。

第二試合終了のゴングが鳴り響き、試合を終えた選手が帰ってくる。普通の事だ。

 「――…っ!…………ぁぁっ!!……………わああああぁあぁん、やだ、やだぁ、死んじゃやだあ!!!
  越゛後゛さ゛あ゛ぁ゛ん゛っ!!!!゛」

周囲の方が怖くなる程に泣き叫ぶキューティ金井。
キューティ金井が縋るようにしがみつく担架の上に、第二試合を終えた越後 しのぶの姿。

 「 ―――― っ!! 」

それを目にした瞬間、金森の愛らしい瞳はまるく見開かれ、顔は瞬時に血が引いたかのように蒼白になった。
普通でない事は一目でわかる。担架で運ばれる越後は白目を向き、口周りはもちろん、白いコスチュームの前面までも紅に染めていた。
どういう怪我か。それは素人にも容易に察しがついた上でお釣りが来るだろう。通路にいる全ての人間が顔を引きつらせざわめく。
その中でこれから試合をするはずの金森は、あまりのショックに尻餅をつきそうになるほどの放心状態と化していた。
その時・・・

 「―――無駄な事は考えずに自分の試合に集中するんだ。」

師匠であるブレード上原が、後から片手で彼女の腰あたりにそっと手を当て活を入れた。

 「………はい。」

辛うじて我を取り戻した金森は小さく返事を返してから、自分のテーマ曲が鳴り響く中…
越後 しのぶの真新しい血が点々と残る花道を歩き出した。

  ―――――――――――――――

739第三姫獄 ビューティ市ヶ谷 vs 金森 麗子 【GO2】:2008/03/22(土) 20:43:27

「始まりからクライマックスを迎えています、今大会!!さあ“麗”を冠する名前を持つ美形レスラー同士の対決、
 第三試合『双麗の章』幕開けとでも言いましょうか!先の二試合を見る限り今大会はどんな展開になるのかまったく予想が……」

実況が騒ぎ立てる中、既にコールまで終わりボディチェックを受ける為にリング中央で対峙するビューティ市ヶ谷、金森 麗子。
睨み合っているものの、おそらく金森は花道のショックが多少なりと響いているだろう。
二試合が終わったばかりだというのに、既にマットは所々赤色にその色を変えている。
市ヶ谷の目に映る金森からは、そのマットをチラチラと盗み見る素振りが見受けられた。

 「…かわいいひよこですわね。」

金森の姿を眺めていた市ヶ谷が唐突に言葉を投げかけた。ワンテンポ遅れてムッとした金森が返答する。
金森は武藤 めぐみと結城 千種の中間辺りといった身長の為、市ヶ谷と10cmほど身長差があるので下から見上げるように睨んでいた。

 「…どういう意味ですか?」

リングの外ならともかくリング上での言葉としてこれ程の侮辱はないだろう。そういう言葉を市ヶ谷は突きつけてきたのだ。

 「あら、だってそうじゃありませんの?わたくしとまともに目も合わせられないなんて。偉いですわ、自分の『分』を良くわかってらっしゃる辺りが。
  ……でも、まだ認識が浅いようですわね。お情けで人気を得ているようなそんな貴女が、
  本物のアイドルたる私と同じ『麗』のつく名前は相応しくありませんわ。明日から『金森 雛子』と改名するといいですわ。」
 「なっ…」

余りの事に言葉を失った金森は市ヶ谷を激しく睨み付けた。その金森に市ヶ谷は凄むような笑みで答えた。

 「教育して差し上げますわ……。」

市ヶ谷としては、とことんまで『分』という物をわからせる為の試合にしようと気が変わったようだ。


 「離れて!!」

次の瞬間にでも試合開始になりそうな視殺戦。だがここでレフェリーの制止が入り、二人は一度自分のコーナーまで戻る。

 「ファイッ!!」

ゴングの音が会場に響き渡り、いよいよ試合が始まった。
両者共に中央に寄っていく。金森の顔は試合前のやり取りにより怒りで再び引き締められた。これなら大丈夫だろう。
  (ガンガン、いってやるんだから)
中央に寄っていく途中で金森は加速した。

 「たぁーッ!!」
 「!」

740第三姫獄 ビューティ市ヶ谷 vs 金森 麗子 【GO2】:2008/03/22(土) 20:44:36

市ヶ谷の手前で思い切り踏み切り、スピードの乗ったバランスの良いドロップで市ヶ谷に奇襲をかけた。
 (よしっ、つ…ぎ)
ドロップキックから立ち上がり次の展開に持っていこうとした金森だが、両の足の裏をぶつけられた市ヶ谷は腰に手をあてて平然と立っていた。

 「おーっほっほっほ!…さあ、『攻撃』はなさらないの?」
 「そ、そんな……っ」

思い切り体重を乗せた技をぶつけ、全く成果を得られなかった金森は早くも絶望を覚えそうになったがすぐに動く事を選んだ。
 (足を止めたら…捕まっちゃう!)

 「えーい!!」

思い切り市ヶ谷の胸元にエルボーを叩き込む。

 “ドムッ!”

だが当然のようにダメージの無い市ヶ谷はエルボーを受けるとほぼ同時に動いていた。

 “ぱぁんッ!!”

美しい掌が可愛らしい頬をはたく音。
直後、金森の体がマットに叩き付けられるように横…右側に飛んだ。

 「あうぅっ!!」
エルボーのお返しに放たれた市ヶ谷の顔への張り手に、びたん!という音と共にマットに顔を押し付けられる金森。
くらくらしながら立ち上がる金森…市ヶ谷はそれを仁王立ちで待っていた。
 (ま…負けないから…!!)

 「たっ!!」

右に回転しながら飛び、遠心力を利用して右足で市ヶ谷の腹を蹴った。

 “ドッ!”
 “ッぱあん!!”
 「あっふッ!!」

威力のあるソバットを放った金森だったが、先程と同様、彼女の体は勢い良くマットに叩き付けられた。
先程と違う所があるとすれば、今度は彼女の体は左側に叩き付けられたという点だけだろうか。

 「う、うぅ…」

頬を押さえながらくらくらする頭で立ち上がる。相変わらず市ヶ谷は金森が立つまで余裕で待っている。

 「ううっ……やぁっ!!」

下から市ヶ谷の頭を無理矢理掴み、ヘッドバットを見舞う。

 “ごんっ!”
 “ぱぁんっ!!”

結果は同じだった。

741第三姫獄 ビューティ市ヶ谷 vs 金森 麗子 【GO2】:2008/03/22(土) 20:46:23

 「う…う、グスっ……。」

よろよろと体を起こそうとする金森の瞳に涙が浮かびかける。
キャリアも体格も大きく劣るとはいえ、やはりここまで甚だしい地力の差を見せ付けられれば無理もないかもしれない。
 (な、泣かないから…!)
それでも、彼女は動く事を止めなかった。
金森は涙を堪えロープに飛んだ。そしてその反動を利用して全体重を預けるようにお尻から市ヶ谷に突撃する。

 「やあぁーッ!!」

既に予想がついている観客も少なくなかったかもしれない。

 「ふんっ。」
 「…あっ…!」

彼女の体はヒップアタックを打った体勢を残したまま、市ヶ谷の両腕に支えられ、空中で止まっていた。
そして市ヶ谷がそのまま後に重心を移動させ投げ捨て気味のジャーマンに、
……持っていく事は無かった。

 「えっ……?」

投げ技にもっていかれるものだとばかり思っていた金森は拍子抜けする。
市ヶ谷は何もせず金森の体をそのままマットに降ろしたのだ。
だが金森の足の裏が地面につくや否や、市ヶ谷は金森に正面を向かせる。

 「あっ」
 “ぱあァんッ!!”
 「あううぅうっ!!」

正面を向かせると、やはり間髪入れず……4発目の張り手をフルスイングで頬に叩き込んだ。
同じように大きく吹っ飛ぶ金森。そして今度はマットにはいつくばったまま立つ気配を見せなかった。

 「う、グス、グスン……う、う……」

市ヶ谷の4発の張り手は彼女のメンタル面にも大きなダメージを与え、涙腺を破壊するに至った。
うつ伏せにダウンする金森の閉じた瞳から、堪えきれなくなった涙があふれ出ている。

 “ゴリィッ”
 「あぁあうぅぅぅぅッ!!」

泣きべそをかきながらうつ伏せにダウンする金森の頭を、市ヶ谷が容赦なく、床を舐めさせるかのように踏みつける。

 「わかりまして?」

早くも戦意喪失気味の金森の頭上から市ヶ谷は見下ろし、そして続けた。

 「分不相応な名前も、分不相応に私に楯突く事も生意気ですわ。大人しく観客のご機嫌取りでもやっていなさい!!」
 「うぅ…ぐうぅ……!」

足蹴にされながらも、涙を流す瞳に残っている闘志を市ヶ谷にぶつける金森。
プライドが高く・・・そして悪く言えば、単純な市ヶ谷。この視線を良く捉える訳がなかった。

 「ぐぬっ…!その生意気な目が直るまで教育して差し上げますわ!!」
 “わしぃッ”
 「ああぁあぁぁっ!!」

思い切り金森の髪の毛を掴んで引っ張り上げ、コーナーに叩き付ける。

742第三姫獄 ビューティ市ヶ谷 vs 金森 麗子 【GO2】:2008/03/22(土) 20:47:37

 「あうぅっ!…ぁ……うう……」

既に大ダメージを追っているだけに、金森はコーナーにもたれかかって肩で息をし、ぐったりとしていた。
と・・・

 「はああああッ!!」
 “ドムッ!!”
 「べふェえっ!!!」

市ヶ谷の拳が風を切り裂きながら金森のみぞおちへと食い込んだ。

 「ふええっ!!べぅえっ……!」

衝撃でコーナーがギシィ!と音を立てた。
金森は小さな口からめいっぱいの胃液と涎を吐き出し、お腹を両手で抱えてずるずるとコーナーをずり落ち始める。
タイミング的に緩んでいた瞬間、そして体格差も手伝い相当のダメージが上乗せされたのだろう。
だが、市ヶ谷はそれだけで終わらせなかった。

 “わしィッ”
 「あうっ!」

ダウンする前に髪を再び引っ張り上げ、強引に元の体勢に戻す。

 「これで終わりと思うなんて、甘いですわ!!!」

元に戻った所で今度はダウン出来ないよう金森の首を片手で掴み、もう片方の手で拳を作り
金森の腹に乱暴に打ちつける。

 「あうッ!! う゚ッ!! げうッ!!!」

市ヶ谷の力任せの拳が腹に打ち込まれる度に金森は口から呻きと嘔吐物を吐き散らし、スタイルの良い体を震わせ、
金森が背にしているコーナーは軋む音を上げた。
7、8発ほど打ち込んだ所で市ヶ谷はようやく金森の首から手を離した。
すると、金森はぐったりとしたままずるずるとコーナーを滑り落ち、尻餅をついた。

 「まだまだですわ…さあ、こっちにいらっしゃい!」
 “ぐしっ…”
 「ああぁ……っ」

ぐったりする金森の髪を掴み、リング中央につれていく。
と、その途中で金森が何やら懇願するように呟いているのを聞いた市ヶ谷は耳を傾けた。

 「お……おな、おなかは、やめて……やめてください……あんなの、ヤダ……」

市ヶ谷に懇願する金森の瞳は恐怖一色だった。
あんなの、とは恐らく第二試合で重症を負った越後 しのぶの事を指した上での言葉だ。
試合前のショックが再び呼び起こされた彼女にもはや戦う力は残されていなかった。

 「…甘いと言ってるでしょう!!」

743第三姫獄 ビューティ市ヶ谷 vs 金森 麗子 【GO2】:2008/03/22(土) 20:48:53

市ヶ谷は惰弱な台詞を聞いた、という感じで苛立ち、金森の胸あたりのコスチュームを強引に引っ張り連れて行こうとする。
その時だった。

 “ビリィッ!!!”
 「ぃやああっ!!」

金森の黄色いコスチューム、その胸元の開きが大きく広がった。
市ヶ谷のパワーで瞬間的に力がかかった部分が破れてしまったのだ。

 「いや、いや、やああああああ!!」

胸元が大きくはだけるというアクシデントに、金森の女の子である部分が敏感に反応する。
必死で胸を押さえ、『亀の状態』になって動かなくなってしまった。
そんな金森をよそに観客は盛り上がり、市ヶ谷は次の行動へと移った。

 「ふんっ…どうせ見せても大した物でもないんですから、堂々と見せて差し上げればよろしいのですわ!!」

そう言い放ち、今度は髪の毛ではなく両足を引っ張りリング中央に引きずる。

 「あああっ、熱いぃ」

急に足を引っ張られ腹這い状態になった金森は、胸の肌が露出してしまった部分をマットに擦られ摩擦熱を加えられ、泣き叫んだ。
リング中央まで金森を引っ張った市ヶ谷は、金森の両膝の裏側を自分の両足の足の裏で踏んだ。
そして素早く金森の両手を取ると、そのまま後に倒れこむ。

 「やああああああああああああああぁあぁあぁ!!」

その瞬間、金森の体は四肢をロックされたまま、腹這いの状態から宙で仰向けの状態に変わった。
恐らく初めて目にするのではないだろうか。市ヶ谷のロメロ・スペシャルだ。

 「そぉれッ!」

市ヶ谷がゆさゆさと乱暴に、宙吊りの金森を揺さぶる。
あまりのロックのきつさに、金森は破れて見えそうになる形の良い乳房をライトで照らされながら泣き叫んだ。

 「いやあ!!いや、いやぁ………っ」
 “ピリ...ピリピリ......”

あまりに反らされている為、胸元がミリ単位で破れを広げていく。

 「う…ううぅ~~………」

と、その時市ヶ谷は金森が完全に脱力したのを手足から感じていた。
恐らく、金森が戦意喪失か自棄になってしまった為に力を抜いてしまったせいだろう。
これではもろに肩や膝に負担がかかる状態だ。
ここでようやく市ヶ谷はロメロ・スペシャルを解いた。
解放された金森は横になって倒れたまま、しゃくりをあげて泣き続けるだけ・・・

744第三姫獄 ビューティ市ヶ谷 vs 金森 麗子 【GO2】:2008/03/22(土) 20:49:59

 「うっ、うっ、うっ………」
 「………まったく、庶民らしいアイドルレスラーをやっていれば良い物を…………もう、ギブアップなさい。」

市ヶ谷のその言葉を聞いた時、彼女の脳裏に女子プロレス界を彩ってきた数々のレスラーがフラッシュバックしていた。
パンサー理沙子、ドラゴン藤子、マイティ祐希子…結城 千種、武藤 めぐみが。
彼女達が不屈の闘志と共に見せてきた数々の奇跡が。
金森が諦める事なく戦い続ける事で彼女達と並ぶ日が来るかどうか。それはわからない。
だが彼女は今まで言葉では理解していた事を……この時、魂で悟ったのだ。
諦めない者が勝つ。もとい…諦めない者だけが勝利する権利を得られる。
その事を。

そして今日、自分自身に課した使命を。
 (私は…アイドルレスラーで終わりたくない………)
市ヶ谷の目の前で破れた胸の部分を押さえつつゆらりと立ち上がる金森。

 「ん…?」

市ヶ谷が見たその時の金森 麗子の瞳は、立ち上がる前・・・ほんの数瞬前と明らかに異質の色を帯びていた。

 (おっぱい見えちゃう……)
はだけた胸を押さえている片手が、再び激しく沸き上がり出した闘志に呼応する。
 (でも私は…! 『本当のレスラー』になりたいっ!!)
彼女の手は胸から離れ、両手で構えを作った。幸いにも、それでも胸の部分は辛うじて隠れている状態のようだ。

構えた金森が市ヶ谷の懐に潜り込む。

 「なっ!?」

市ヶ谷が驚愕の表情を見せる。
この時の金森 麗子のスピードは、まさに一流レスラーのそれだった。

 “パアンッ!!”
 「がっ……!!」

突き上げるような右の掌底に市ヶ谷の体勢がグラリと傾く。

 「フッ!」 “シュパッ” “ガヅンッ!!”
 「ぐあっ!!」

間髪入れず、崩れた体勢の市ヶ谷に左のバックブローが入る。
二連発の拳のコンビネーション。金森はその二発目のバックブローの回転を利用し、飛んだ。

 「やああぁぁー!!!」
 “ゴキィ!!!”
 「がっはっ!!!」

745第三姫獄 ビューティ市ヶ谷 vs 金森 麗子 【GO2】:2008/03/22(土) 20:51:02

コンビネーションの三発目に放った金森の得意技、延髄斬り。
それは、今までの金森のどの試合を振り返っても大幅に上回る切れ味を持って市ヶ谷の延髄に直撃した。

 “…ダンッ!…………ドタッ…………”

市ヶ谷がマットに左膝をつき、そして右の腰から転がるように仰向けにダウンする。
突然の大番狂わせに会場の熱気が急上昇する。
だが、金森はフォールに行かなかった。金森は市ヶ谷に背を向けると、一番近くのコーナー・・・自分のコーナーである青コーナーに上り始めた。

 「はあっ、はぁっ…」

市ヶ谷は瞳を閉じたまま仰向けで動かない。
金森はトップロープ最上段まで上りつめると、思い切り後に反り返る。

 「たあぁーーッ!!!」

美しいフォームで後方に回転しながら弧を描く。
金森 麗子が初めて見せる・・・完璧なムーンサルトプレスだった。

 “ばあぁんッ!!”
 「げふッ………………!!!」

とても初めてトライした技とは思えない鋭さと華麗さで決まったムーンサルトプレスに市ヶ谷が、
かっと目を見開き、一瞬、苦悶の表情を作る。・・・と、またぱたりと頭を横に倒し、目を閉じた。
金森は今度こそフォールに入った。

 “ 1! ”

当事者達、そして観客を含める第三者にもはっきりとわかる勝負有りの瞬間。
まさにそんな瞬間だった。

 「!!」

だが、“2”以降がカウントされる事はなかった。
フォールに入っていた金森が後に飛び退ったからだ。
いや、飛び退ったのではない。

 「はあはあ……」

市ヶ谷がカウント1で跳ね除けたからだった。
これには金森も信じられないという顔をしていた。恐らく、市ヶ谷以外の誰もが同じ感想だったであろう。
それだけ、金森の技の連発・・・その一発一発に説得力を感じる程素晴らしい物だっただけに。

 「はあ…はあ……く……」

市ヶ谷が膝を立てて立ち上がろうとする。
しかし、金森は完全に立ち上がるのを待たなかった。すぐさまロープに飛び、最後の追撃に入る。

746第三姫獄 ビューティ市ヶ谷 vs 金森 麗子 【GO2】:2008/03/22(土) 20:52:18

 「……えっ!!」

ロープに跳ね返った所で金森はまたもや驚きの表情を作る。
市ヶ谷がもう自分のすぐ近くまで走り迫っていたからだった。
そして気付いた時には金森の体は一回転していた。

 “ドグゥッ!!!”
 「がはゥッ!!」

まるでダメージが無かったのかと思える程のスピードで距離を縮めた市ヶ谷は
カウンターで金森の腹に膝蹴り・・・つまる所、キチンシンクを見舞ったからだ。

 “だぁんっ!!”

背中からマットに落ちる金森。
セコンド陣は金森が失神してしまったのではないか、と思ってしまうくらいの腹への膝蹴りに、思わず目を反らす。

 「がっはあっ…!!」

リング上の金森は見る見る内に瞳から涙を溢れさせ、何度目かの嘔吐をする。
それでも、その上で金森は立ち上がった。

 「げふ、えぶ…!!う、ああああ!!」

泣きながら、涎を垂らしながら市ヶ谷に走って向かっていった。
恐らく金森は視界がぼやけて見えていなかっただろう。
この時の市ヶ谷の顔が、まるでマイティ祐希子ら強豪を相手にしている時の恐ろしい形相だったのを。

 “ドブウゥゥゥッ!!!”

市ヶ谷が容赦なく、またも放ったカウンター。

 「がぶぁあッ!!!」

幾度となく攻め立てられた腹にゴールデンレフトのような大降りのボディアッパーが叩き込まれ・・・金森のおなかはとうとう限界を迎えた。
一瞬浮いた金森の体は即座に倒れこみ、激痛にのた打ち回りだした。

 「が、はあぁっ!! ぶ、ブブブブッ!! ゲブッ、がふっ!! う、あああ、ああ……」

泣きながら嘔吐物を撒き散らし、ロープに向かう為にややお尻をあげた体勢でお腹を押さえて這いずりまわる金森。
だが、今度は市ヶ谷が追い討ちをかける番だった。
マットを這う金森の後から金森を引っ張って無理矢理立たせる。

 「もうやだ…もうだめ…もう許して……」

意識も朦朧としている金森が呟く中、最後の技が彼女を襲った。

 「はああああああああああああああああ!!!」

市ヶ谷が金森の背中を両肩に乗せるように抱えあげる。
パワーを活かした、アルゼンチンバックブリーカーだった。

 「ギャあああああああああああああああああああああああああああああ゛!!!!」

747第三姫獄 ビューティ市ヶ谷 vs 金森 麗子 【GO2】:2008/03/22(土) 20:57:39

背中を襲う、今試合最大の痛み。
金森の体は、まるで市ヶ谷がマフラーでも巻こうとしているのかというくらい反り返って・・・いや、折れ曲がっている。
いまや、金森の体は頭とつまさきがくっついて一つのリングになるのではないかというほどだった。

 「いだい、い゛た゛ひッ! 痛゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!
  がはっ、げふっ!!い゛、あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛………!!」

しかも痛みは背中だけにとどまらず、嫌という程攻められた腹筋まで伸ばされ痛みを覚える程の影響が出ている。
涙と涎と胃液まみれの彼女は、体で美しい曲線を作りながら激痛を訴え続けた。
彼女の美しく反らされた肢体は、コスチュームの胸元の上部中央から裂けている為、
股あたりの布は両側に引っ張られ、金森の恥らうべき部分が露骨に強調される。

 “ピリ...ピリピリ......ピリ”

その時だった。反らされた影響で再び彼女のコスチュームが中央から破れだす。
知ってか知らずか、市ヶ谷はゆさゆさと体を上下に揺すり、アルゼンチンバックブリーカーの威力を増加させた。

 「ふんッ、ふんッ」
 “ミリミリミリミリ......”
 「 い゛ッ、ぎゃ゛ッ、や゛ッ、メ゛ッ………!」

もう、ギブアップも言えない彼女を最悪の悲劇が襲った

 “バリンッビリビリビリビリビリビリイィーー”

 「いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
  ああああああああああああああ見ないでえええええええええええええええええええええええ!!!」

あまりのアルゼンチンバックブリーカーの威力に彼女の亀裂が入ったコスチュームは前から縦に裂け切れてしまった。

 “カンカンカンカンカンッ!!”

ここでゴングが鳴ると市ヶ谷はあっさり金森を解放した。
無造作に、自分の後ろに金森を降ろすと・・・金森は生気を失った瞳から涙を流してしゃくりをあげ始めた。
市ヶ谷が勝ち名乗りを受ける。

と・・・

 「………ノー!ノー、市ヶ谷、ブレイク!!」

なんと試合が終わったにも関わらず市ヶ谷は金森を起こそうと首根っこを掴まえていた。

 「市ヶ谷!!」

レフェリーの制止も黙殺し、金森の頭を股の間に入れる。
市ヶ谷がこの体勢から繰り出す技として真っ先に思い浮かべるのは、

 「やああああああああああああああああああああああッ!!!!」

やはりビューティボムだろう。
ハイスピードで振り上げられる金森から断末魔の悲鳴があがった。

 「どうしてええええええええええええええええええええええッ!!!!」

 “バゴンッ!!!!”

 「ぐえっ………!!」

本当の止めの一撃に・・・白目を向いて体を大の字にし、しばらくの間リング上で白い素肌を晒す事となった金森 麗子。
第三試合はこうして幕を閉じた。

  ―――――――――――――――

記者には語られなかったが、何故市ヶ谷が過剰な攻めをしたかという答え・・・
それは、この試合で誰よりも早く金森 麗子の潜在能力に気付けた彼女がいわゆる『出る杭を打とうとした』からだという。
(この試合後、報道陣の居ない控え室に入るや否や市ヶ谷はダメージで倒れこんだという説もあり)
ちなみにこの試合以降、トラウマを負った金森 麗子は立ち直るのに相当の時間が掛かったが、
後の歴史において大高はるみと共にトップに上り詰めた所を考慮に入れれば・・・市ヶ谷の洞察とこの試合は評価に値する所である。

748GO2:2008/03/22(土) 21:01:19
以上で終了です、ありがとうございましたm(_ _)m
今思うと、勝手にやりすぎたかなあとは思うんですが、皆さん拾える部分があったら拾って楽しんでください。゚゚・(ノ∀`)・゚゚。

先の二試合、(ーー;)さんとさいたまさんに関してはチャットにて感想、申し上げさせて頂きましたので割愛させて頂きますm(_ _)m
お二人ともお疲れ様でした♪

さあ、第四姫獄・・・折り返しっすね!ライラvs上原・・・同士・ORZさん頼みましたよっ><ノシ

749ORZ:2008/03/23(日) 15:49:53
第四姫獄 ライラ神威VSブレード上原

満員のホールの中央。リングで、対戦相手を待ち構えるライラ。
「怖気づいて、逃げたのかと思ったぜ?」
「・・・・・・」
ようやくリングに現れた上原。だがライラの挑発は無視し、運ばれていった金森の方を心配そうに見ているだけ。
「はっ、あんな雑魚まで気にかけてやるとは、トップレスラー様は余裕だな」
「・・・・楽しいか?」
「あ?」
「・・・・楽しいか?こんなプロレスして・・・」
「当たり前だろ?手加減なし、好きなようにまで弄れる。反則しても止める奴もいない。
普通に興行で見るプロレスより過激で面白れぇだろうが!!」
「そう、なら壊れても文句はないよね?」
「ああっ!?っざっけんなよ?そうなるのはお前だよ」
親指を下に向け指を立ててライラを挑発する上原。
パワーや体格では分が悪いが、スタミナとスピードでは自分に勝ち目がある。そう思いながら多少緊張しながらもゴングを待つ。

“カアアアアンンンン!!!!”

「・……いくよっ」
素早く前に進みながら、鋭く掌打をライラの胸に!と見せかけて……
「せぃっ!!」
ぶぉん、と凄まじい風切り音。上原の足が真上に跳ね上がる!!ライラの顔面すれすれに迫る。
「おおーーーっと!!?」
しかし空振り。だが、こんな蹴りがまともに当れば、如何にライラと言えどただではすまない。
「……外したか」
そう告げて、蹴り足をゆっくりと戻す。当てようとは思っていない。
「っ……ふん……そんな蹴り当たるかよ」
上原の牽制の一撃……表面上は気にしてはいないように見せかけるが、ライラの身体は無意識のうちに反応し、僅かに間合いの外に下がる。
外した、と言うより明らかに当てる気の無いその一撃でも当たればただではすまない。
「一度よけたからって調子に乗ってもらっても困るんだけど・・・・・」
ぶぉん、と凄まじい風切り音。今度は上原のハイキックがライラの顔面を捉えていた。
だがライラもしっかりと蹴りを受け止めたっているのだが・・・
「全然、効かないぜ。ひひっ、ブレード上原のけりも落ちたもんだな?」
「くす♪カッコつけても、顔に跡が残ってるよ?」
意地悪げに笑う上原。「御託はいいからさっさとかかって来い」とでも言うようにちょいちょいと人差し指で招く。
「はっ!?何を言ってやがる」

“ぬるっ”

「あっ!?」
顔をぬぐった手に血が着いてきた。それを切っ掛けにしたように、リングにポタポタと血の染みを作る。
「なんじゃこりゃあああああああああああああ!!!」
同時に会場からはちらほらと失笑の声。無理もない。
会場の大型スクリーンには鼻血を出し、慌てふためくライラの姿が映っていたのだから。
いままで対戦相手を流血させてきたことは数えられないほどあるが、こんな早い時点で自分だけ血を流すことなどは経験に無かった。
「舐めんなああああああああああああああああああああああっ!!」
素早く上原の背後に回りこむと、全力で締め上げるチョークスリーパー。
「はっぐううう!!ちょ、ちょおっくううう!!はなっせええええ!!!」
ライラの容赦ないチョークに目いっぱい暴れるが、きっちりと食い込んだ腕ははずせない。
きゅっと絞まる上原の頚動脈。だんだん焦点が怪しくなり、動きが緩慢になってくる。
「もっと抵抗しないと、締め落とされてみっともない姿を晒すことになっちゃうぜぇ~」
気分良く気道を締め付けていくライラ。
「お願いします、助けてくださいって言えば、失神させんのは許してやるぜ?あ、どうするよ?」
耳元で囁き、少しだけチョークを緩める。
「はあっ、はあっ、はあっ、馬鹿なこと言うなぁ!!!」
「はん?そうかよっ!」
再びチョークを強め、完全に呼吸を遮断する。
「うぐうううううううう!!!?ふぐぅぅっ・・・っ!!」
そして、全身を大きく痙攣させるや、ダランと力なく崩れていく。試合開始早々まさかの失神KOされてしまう上原。

「あ?おいおい、もう落ちちゃったぜ?なっさけねぇ・・・お前らも、物足りないよなぁ?」
げらげらと、笑いながら上原の体を持ち上げる。周りでは観客が上原の失神姿をあざ笑いながら、親指を下にしてライラコール。更なる攻撃を要求する。
「ひひっ、お前らも好きだな、ほらよっと」
「うううっ・・・ァァ・・・」
意識なくダランとした体を肩に担ぎ上げられしまう上原。未だ目は白目を向き、口からは涎が垂れている無様な失神顔であるが
「おらおら、起きろよ、上原さんよぉ」
パワー系レスラーの十八番、カナディアン・バックブリーカーだ。失神しているのを分かっていながらも上原に問いかける。
「ほら!ほらほらぁ!!痛ぇか?気持ちいいかぁ?」

750ORZ:2008/03/23(日) 15:52:12
小刻みにジャンプして弾みをつけ、リングに着地。そのたびに、弓なりに反った上原の背骨に衝撃が走る。
「っ・・・んあぁぁぁ・・・!!痛っゥゥゥゥ・・・・・ぁぁぁ・・・・」
「ほら、さっさと起きろよっ!!」
失神しているのを分かっていながらも、そう言うと、上原の体をマット目掛けて叩き落す。投げ技と言えば聞こえはいいが、力任せに頭から投げつけるだけの力技。
ガツッと鈍い音がして、天から硬いマットに叩きつけられた衝撃で痛みと共に上原の意識が戻るが、頭を抱えてリングを照らす照明をぼーっと眺めて状況を理解しようとしていく。
「まだねてんのか?さっさと起きろ」
上原の髪を鷲掴み、無理やり立たせる。だが次の瞬間、
「てやっ!!」
「はぐぁあああッ・・・っ・・・!?」
宝刀一閃!!!!完全に不意打ちの技にライラは叫びをあげ、マットに倒れ伏す。
延髄斬りを受けた首筋を押さえ、激痛のあまり足をバタバタさせ,もがき苦しむ。
「これでおしまいっ!」
この機を逃すわけにはいかないと、上原はコーナー最上段に駆け上がり、
リングで未だにダウンするライラめがけて高く弧を描くようにムーンサルトプレスを炸裂させる。見事にジャンプを含めて3mの高さからのムーンサルトプレスがライラを押し潰したかに思われた。
しかし、軽量の悲しさか、すぐに押しのけられてしまう・・・。上原は果敢にもすぐに立ち上がり次の攻撃に出ようとするが、その瞬間上原の体がガクンとゆらぎ、ヒザから崩れ落ちる。
一瞬、ライラの顔に怪訝そうな表情がよぎるが、先ほどの失神からまだ立ち直れていないようだと察する。
「くぅ・・はぁはぁ・・まだ、動け・・」
立ち上がりかけるライラにドロップキックを打つ、しかし高さも距離も足らずにまったくダメージを与えることも出来ずに墜落してしまう。
「ふふ・・・ふふふふふっ・・・・・・なんだ、驚かせやがって・・ひはははははははっ!!!!」
ゆらり、幽鬼のように立ちあがるライラ。その顔には残酷な笑いが浮かんでいた。
「ほら!立ちなぁっ」
上原の髪をつかんで、無理やり立ちあがらせる。体をかかえあげて、強烈なボディスラム!
全身がバラバラになるほどの衝撃・・・内臓が飛び出そうな衝撃力だ。
「…がぁっ、くぅぅぅぁぁぁ……」
「まだまだ、お楽しみはこれからだっ」
ニヤニヤ笑いながら、ライラは上原の右足を踏みつける。そして、両手でガバッと大きく開かれた上原の股間。幸いというべきか、ハイレグのような際どいコスチュームではないため羞恥はそれほどない。
それでもたちまちカメラのフラッシュが焚かれ、観客たちが固唾をのんで前方へ身を乗り出す。
「やぁぁぁ・・・・くぁぁぁいぃぃぃぃ!!」
足首を踏みにじられる痛みよりも開脚させられる羞恥と抗う術を失い、何とか悲鳴を押し殺そうとする上原。
「あぁぁ・・・ふうふう・・うぅぅ・・・・」
懸命に身をよじり、ライラから離れようとするがその体はびくともしない。上原の喘ぎ声が会場に響き渡る。
少女にとってあまりも惨いリング上の公開処刑とも言うべき責めに観客も息を呑んでいる。
類希なる才能をもった少女と狂気の少女との試合は次なる残酷な展開を迎えようとしていた。
「っひぁ・・・・っああああ~~~~!!!」
ライラが足を持ち直し立ち上がると……そのまま身体を捻り、ジャイアントスイングに持ち込む。
「ひひっ……堪えられるか?」
そのまま、遠心力に任せて振り回していくライラ。上原の身体を力強く振り回し、そのまま平衡感覚も抗う力も奪おうとする。
その能力の許す限りで、何回でも回し続ける。
「あああああ~~~~~!!!!!っきゃああああ~~~!!!」
平衡感覚の破壊。この技が叩きつけるでも締め上げるでもないのに大技である所以だ。
腕が伸び切り、胸も遠心力に引っ張られながら、回され続ける上原。
やがてライラの平衡感覚さえも限界を迎えそうな程に、回し続け……
「……ふっ!」
最後に足を離して、思い切り投げ飛ばす。それもマットに叩き付けるのではなく、コーナーポスト目掛けて上原の体を放り出した。
「っひぁああああ~~~~!!!!!!」
激しく・・・支柱に激突させられる上原!受身などと言うものはもちろん存在せず、頭から・・・・ずるずるとマットに落ちた上原は、ピク・・・ピク・・としながら、倒れ伏している。
「おらっ!おらっっ!!!もう終わりか?うん?」
倒れた上原に対して、情け容赦のないストンピングを連発。そしてしこたま痛めつける。ストンピングを受けるその度に上原の体が跳ね上がる!上原の顔面に片足を乗せて踏みにじり、自分の優勢とヒール振りを場内に冷酷にアピールするライラ。
顔を情け容赦なく踏みにじられ、無残な表情になりながらも、手を伸ばすとロープに必死にロープブレイクをアピールする上原。

751ORZ:2008/03/23(日) 15:53:51
「くあぁぁぁ、ローーーーープぅ~~!!ロープだ!!」
「ふん!これくらいでピーピー鳴くんじゃねぇよ」
吐き捨てるように見下げたように言い放つと、上原の両足を掴んで、ロープから引き離す。
そしてリング中央に引っ張っていくと上原の体を裏返す。そして抵抗するその腰にどっかりとライラが座り込みサソリ固めへ。
「しまっ・・ギャァアアアアアーーーーーーーーーッ!!!」
「ほらほらほら!!ギブか?ん??苦しいか?ん?」
まさにS満開の顔でうれしそうに後ろを振り向き、ギブかどうかいやらしく聞くライラ。
「ノ、ノー・・・・くぅ、あぁぁぁぁぁっ!!」
マットを掻き毟りながら耐える上原。
「はん!まだまだ楽しめそうじゃないか、あん?」
サソリを解くと、上原の右腕に手をかける。
「いいぜ・・・堪えてみろよ」
ゾクゾクと興奮しながら、上原の肘に足を乗せた上で腕を引っ張り上げ、肘を逆に曲げようとする。
「 よせ、いや、やめってええええええ!!!!」
ライラの次の行動を察し、上原の悲鳴が響き渡る。だが

“バッキイインン!!!”

「あぎいいいいいいいいいい!!!!!」
まさかの関節破壊。肘の関節が外れ、ありえない方向に腕が曲がっていき、絶叫する上原。
だらんとした右腕を左手で覆い、全身から脂汗を噴き出し、ぐったりとする。
「あああああああああぁっ!」
それでも足で力なくライラを蹴っていく。
「ああん?足も外して欲しいのか?」
思い切り蹴りつける足を小突かれ、思わず動きが止まる上原。本気か嘘かわからないライラの発言に恐怖を覚える。
「なら仕方ねえな!!!!」
上原の膝は無駄な肉もなく骨が綺麗に浮き出ている。その膝めがけてライラの体重の乗った肘が振り下ろされる

“バッリイィィィィンン!!!”

「ひっぎゃあああああああああああああああああ!!!!!!」
左足の膝の皿が砕け散る。会場にも響き渡る砕けた音と上原の悲鳴。

“ジョロジョロジョロオオオオオ!!!!!”

髪を振りたくって激痛に耐えていく上原。しかしあまりの激痛にホットパンツから黄色い液体が染み出していく。まさかの失禁である。
「いい年こいてお漏らしだ。ひひっ、可哀想にナぁ」
周りの視線を感じて、上原の足を広げて見せ付ける。観客達からは嘲笑の声と視線。罵り、あまりにも汚い言葉の数々。さらにライラは、上原の股間から尿を搾り出すようにホットパンツを食い込ませるように引っ張り、背後から体を揺さぶっていく。
「ひ、ひどいぃぃ、やめっ、もう、やめろぉぉお・・・」
必死に抵抗するも、体の自由が効かない上原の抵抗力はしれたものである。
「あああ・・・・・はぁ・・ひど・ああん・・・・い・・いや・・・こんな・・ああ・・・はぁ・・はぁ・・・・・・ああああん・・・」
懇願しながらも、だんだん息遣いが荒くなっていく。上原のむき出しのお腹などもだんだん紅潮してくる。逃れようとする気持ちと、失禁を見られた興奮が錯綜しながら、身体を捩り、甘い声を上げ続ける。
「あっ?…まさかヨガってんのか?」
上原の喘ぎ声に疑問を持ちリングへ下ろすライラ。両足で動けない上原の胴を拘束するとコスチュームをめくり露出した乳房をこねくりまわしながら、少しずつシミが出来始めた股間に目をやってほくそ笑む…。
「あああ・・い・・や・はぁはぁ・・・やめろぉ・・・はあぁあん・もう・・」
コスがめくり上げられたことによって、上原のピンク色の乳首がそそり立つ82cmのバストが観客達に露にされる。朦朧とする意識の中、なんとか手で胸を隠そうとするものの、肝心の腕は動かない。
白い肌はますます紅潮し、相変わらず身体を捩り続けながら声を上げつづける。上原の股間はもう言い訳できないほど、愛液で濡れていた。
「…乳首もこんなに立たせて…変態だなぁ」
「ちがぅ・はぁはぁ・・・わた・・・はあぁあん・もう・へんた・ひあがああああ・・・」
「変態だよてめえは!!ひゃはああああああ!!」
上原を一旦解放すると激痛苛む手足をさらに折りたたみ……かける技は、パラダイスロック!一か所にまとめるように折りたたまれ、体をうつぶせにされ
・・・もはやされるがまま・・・これ以上ないくらいに極められ、上原の壊れた間接がぎしぎしと軋む。
「ぅがあぁああああああぁぁ、こんな格好ぉ・・はな・・・・し・・ぎゅぶぐぇ!!・・・・れぇぇぇぇぇ・・」
「うっわ、恥ずかしい格好だな。でもよ、もっと恥ずかしいのはこれからだぜ」
背中にお尻を乗せて、上原を見下ろすライラ。その手をお尻に妖しく這わせて、そして・・・
「っ……や、やめっ……やめろっ!」

752ORZ:2008/03/23(日) 15:55:35
その意図に気づき、顔を真っ赤に染める上原。それにはかまわず、思い切り振り下ろすライラ。
・・・ベァチィィィンと湿った肉を打つ音が響き渡り,観客からはライラコールとアンコールが巻き起こる。
「お気に召したか!?今度はもっと速く行くぜぇ!!」
バシインッ!バシイイン!!バシインッ!バシイイン!!バシインッ!バシイイン!!バシインッ!バシイイン!!
「はあはあはあ・・はうあ!!やめろっ!!くあ!!やめ・・・ひぐっ!!くっ、この、ひうっ!!お・・・ね・・、な・・ひぃ~~」
「減らず口叩くなよ。ほら、どんどん真っ赤になってきぜ。でもよぉ、まだまだ許さねぇからよ、ぎゃははははははは!!」
バシインッ!バシイイン!!バシインッ!バシイイン!!バシインッ!バシイイン!!バシインッ!バシイイン!!バシインッ!バシイイン!!
必死に歯を食い縛って悲鳴をかみ殺す上原。だが、ライラの激しいスパンキングと関節の痛みにどんどん追い詰められていく。
耐えても耐えても責めはさらに激しくなる一方で……
「うあ…、も…もう…あん!きゃん!ふあ!ひあ!あう!あはぁ!ふあ!ひあ!く…あ…やめぇ」
「へぇ~?随分可愛い声でも鳴けるもんだ・・・なら、こういうのはどうだ?」
バシインッ!バシイイン!!なでなでバシインッ!バシイイン!!バシインッ!バシイイン!!バシインッ!バシイイン!!バシインッ!バシイイン!!
なでなでバシインッ!バシイイン!!なでなでバシインッ!バシイイン!!なでなでバシインッ!バシイイン!!なでなでバシインッ!バシイイン!!バシインッ!バシイイン!!っ!!!
「ああんっ!いやああっ!も…もおお…やめ…あはぁ!!くうん!・ひゃ・・でう・・なんかでううぅぅぅ・・・」

“ジョロジョロジョロオオオオオ!!!!!”

「ひゃはははは、二度目のお漏らしだよ、何回漏らせば気が済むんだ?ええっ?」
「・・・・ないから、・・もら・・・たいの・・・なさ・・て・・・」
「あっ?なにを言って・・・」
異様なものを聞いた。悲鳴を上げるでも抵抗を口にするでもない。それは上原の年を考えると、発せられるには異様な言葉。
「ひっく、もう、おもらししないからぁ・・・かえるぅ・・おうちかえるのー。びぇぇぇぇぇーーーーんびぇぇぇぇぇーーーーん」
人は恐怖や痛みが限界を超えると、自己防衛のために幼児退行するという。今の上原がまさにその状態だった。その瞳はもうライラや会場を写してはいない。
ただただ、自分の世界に閉じこもるだけ。そしてライラも自分の熱や、会場が冷えるのがわかった。
「やー、ひぐっ、いたいの、やーなのー・・・ゆる、許してぇぇ・・」
「・・・ちっ、最後の最後でつまらねぇ展開だな」
嫌がる上原の体を真っ逆さまに持ち上げ、パイルドライバーの体勢だ。だがすぐには落とさず、くるっと360度回って観客に見せつける。
レスラーとして最後まで戦わず逃げた罰が、観客を裏切った罰が、上原に下される。
「これで終わりだぁーーーーーっ!!!」
しばらく逆さにリフトアップしておくと、膝を折り上原の頭を尿溜まりのマットへと突き刺す、ツームストンパイルドライバー!
「ひぎおっ・・はぁ・・・はぁ・・・・ぁ・・・ぁ・・・」
短い悲鳴。目の前の景色がぼやけて見える中、まず両足の先がマットに落ちる。お尻を天井に晒した状態から、次は胸とお腹がマットに落ち、完全ダウン。

壊れたおもちゃに興味はない。上原を一瞥するとライラはさっさとリングを降りていった。

753ORZ:2008/03/23(日) 16:02:02
読んでくれた方、ありがとうございました。
定番のライラさん勝ちでした。最後の最後、上原逆転勝ちも考えたのですが・・・。

先に終えられたお三方お疲れ様でした。

いよいよ第五姫獄!! 
祭り完走も間近ですね~。がんばってください。ではでは~

7542号:2008/03/24(月) 23:57:11
第五姫獄 南 利美 vs 後野 まつり

 後野まつり…現在日本においての知名度は低い。
実績としては米インディーでハードコア王座を保持、女子総合でも活躍…と言ったところか。
どちらにしてもマイナーな感は否めず、日本ではコアなファンしか知る者はいない。

対する南は、言わずと知れた関節のヴィーナス。
語る必要もない実績から、圧倒的に南有利が予想される試合である。



「まったく…下衆な大会だ事…」

南利美は控え室のモニターを眺め、そう呟く。
ここまでの試合、自分の知らない『力』が働いているのを感じる。

―――…自分の試合にも何か罠でも張り巡らされているのではないか?

そんな不安も覚えざるを得ない。
それでも… 「南さん、時間です!」

勝てば何の問題もない。



7552号:2008/03/24(月) 23:58:24
入場を終え、レフェリーのチェックを受けていると

「おらぁぁあ!」
「ちっ!」

後野の奇襲から試合は始まった。
如何にもヒールと言った、荒っぽい攻撃を仕掛ける後野に南が対応してる内に、
試合はプロレスというよりは総合のようなパンチや蹴りを主体とした打撃戦の様相を呈していった。

「うるぅあっ!」
「甘いっ!」

ガスッ!

「がはぁ!?」

強烈なミドルが後野の脇腹を抉る。
喧嘩の様に繰り出す大振りな後野の攻撃を華麗にかわし、的確にダメージを与えていく南。
しかし、それほど南にも余裕があるわけでもない。
流石にマイナーとはいえ、総合で上位にいるだけはある。
勢いのある突進と猛ラッシュは、一度捕まったらKOされるまで叩きのめされるに違いない。
しかしそんな攻撃を何度も出来る訳がなく、肩で息をしだす後野。
スピードの落ちた同じ攻撃をしても無駄だと、タックルを仕掛けるが…

「うべぇぇぇぇぇ……」

カウンターの膝蹴りを顔面に受け、南の脚にもたれかかってしまう。
勝機を逃す南ではない。後野を無理矢理立ち上がらせ、そのまま裏投げでマットに叩きつける。

「がはぁっ!」

受けた衝撃を上手く利用し、ゴロゴロと転がってリング下へ逃げる後野。
それを追ってリング下へ降りた南に―――

7562号:2008/03/24(月) 23:59:24
ブォン!!
ビリッ!ビリィィイ!!

「なっ?!?」
「チッ! かわしやがったか……はっ、まぁいいさ。 そんな格好に出来たんだしな」

直前とうって変わって疲れもダメージも見えない後野が手にしていたのは有刺鉄線の巻かれたバットだった。
油断していた訳ではないが、無警戒に近寄った際に
目の前に何かが迫ってきたのを仰け反って避けた南コスチュームの左脇腹と胸の部分を破り去ったのだ。

「くっ! 貴様ぁ…!!!」
「どうやってアンタの無様な格好をお客さんに見せてやろうかと思ってたけど…」

見下すような笑みを南に向け、バットを投げ捨て低空のタックルを仕掛ける。
先程南が迎撃した軌道。
乳首を剥き出しにさせられ、腕で覆い隠しながらも先程の様に膝で迎撃しようと体勢をとり…

「ひぎぃ!!!」

悲鳴を上げたのは南だった。
突き出された膝とは逆へ変化し、クロスカウンターの膝を南の股間へ突き刺す!
尻を突き出して倒れこむ南をリングへ戻し、告げる。

「今日は徹底的に辱めてやるよ」

7572号:2008/03/25(火) 00:00:29
「むぐぅぅぅ! はがふえええええええ!!!」

後野は、南の剥き出しの美乳を観客に見せ付けるようにキャメルクラッチをかける。
口を押さえつけている為、南はマトモな発音すら出来ない。
四方の観客から「こっちにも見せろ」と野次が飛ぶ為、既に4度目である。
長時間、拷問の様な辱めを受け体力的にも精神的にも南のダメージは大きい。

「おら、次いくぞ!」

荒い息でグッタリとする南を抱え上げ、膝へ落とす。

「がはっ!」

そのまま喉と股間を押さえつける様にバックブリーカー。
疲労からか全身汗まみれの南は、両腕で後野の腕を外しにかかる。
しかし、外せる程の力は無く後野に嘲る様な言葉を浴びる

「利美ちゃぁん? 必死に乳首隠すのはいいけど…技外そうとしなくていいのかなぁ?」
「ハン…アンタの…チンケな技が…私に効く訳ないで…しょっ!」

あくまで強気に言い返すも、後野は嗜虐の笑みを浮かべ

「そうかい。 なら後悔しても知らないよ!」

758まとめさん ◆hK/O9yr0Yc:2008/03/25(火) 00:01:42
南が気付いたのは唐突だった。
後野の指が股間を刺激している事に気づいたのは。
来島を思わせる様なパワーからどうやって逃れるか考えていたら、ありえない感覚に襲われたのだ。
ふざけるなと怒鳴っても見下すような笑みを向け、刺激を強めてくる後野…。
南は、自分では経験した事の無い速度で快感を押し付けられ

「ひぐぅぅぅぅ!」

絶頂した。

「いぐぅぅぅううううううう!!」

絶頂した。

「ほごお"お"お"お"お"お"おおおおおお!!!」

幾度と無く絶頂させられた。
誰にも見せた事の無いアヘ顔を晒され、全身を痙攣させる南をうつ伏せに開放する後野。
そのまま、南の片足を両脚で絡みつき、チキンウイングに固める。

「まったく、アンタ程早くイキまくった淫乱は見たことないね…。
ほらほら、どうするんだい? そのグジョグジョの股座おっぴろげなきゃロープには届かないよ?」
「は…はへ…。 だ、誰が…誰が貴様みたいな痴女にギブアップなんてするかっ!」

ヒップ部分を食い込まさせられ、局部が強調させられた股間をカメラが追う。
屈辱に耐えながら、必死に逆転の機会を狙う南。
しかし、散々イカされまくった体には力が入らず、あっさりと脚を取られリングの中央に転がされる。
後野は脚を掴んだまま南の両脚を180度以上開脚させた体勢になる!

メリッメリメリメリメリ…

「いぎゃああああああああああああ!!!!!!!!」

身も世もない絶叫を上げる南。

「ほらほら、ギブアップしたらどうだい?」
「だれがあああああああ貴様なんかにいいいいいいいい!!!」
「そうかい、なら…っ!」

7592号:2008/03/25(火) 00:02:42
ゴスッ!

「あぎゅうううううううううううううううううう!?!?!?!?!?」

過敏になっている局部に強烈な拳が叩きつけられる。

ドスッ!カスッ!ゴスッ!

「あぐっ! ひぐっ! ひぎぃ!!!」
「ああ、もうギブアップかどうかは聞いてやらないよ。 後悔するといいさ」



ミヂッ!ミヂッ!グチッ!

もう、何十発も股間に拳を叩き込まれた南は、悲鳴すら上げていない。
完全に白目をむいて、鼻水すら垂らして、リングを舐めて失神している。
股間の下には赤みすら帯びた尿溜りが出来上がっている。
鳴らされるゴング。
ビクンビクンと痙攣しながら晒す、先程のアヘ顔よりも更にみっともない姿が、南利美惨敗の姿だった。

7602号:2008/03/25(火) 00:05:17
うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああ

間に合ってNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEorz

しかも途中の名前orz
見なかった事にしてくれ。
反省している。

言い訳は出来ないですが、出来に自信もなく:(l|iヾω゙):
もはや、次の試合に挽回してもらうしか(´;ω;`)

第六姫獄、よろしく!

761小手反:2008/03/25(火) 20:34:45
第六姫獄

SA‐KI    VS 菊池理宇
フレイア鏡    結城千種
サンダー龍子  ソニックキャット

「赤ァァ、コーナァー! SA‐KI!、フレイアぁぁぁ、かがみぃぃぃ!、サンダー りゅぅぅぅこぉぉぉお!」
「反逆の女神」サンダー龍子が「女王様タッグ」と恐れられる2大ヒール、フレイア鏡と、SA‐KIを率いて入場してくる。

対する青コーナー陣営は
「ちーちゃん、どーしたお?」
「結城?・・しっかりしなさいよ!」
「なんだぉ?」
「・・・いや、ソニさんじゃなくて、コラ千種!しっかりしなさい!」
「・・・あ、え?、はっ、ハイ!」
入場してくる対戦相手を見た瞬間から結城千種の様子がおかしい。
武藤と並ぶ新女の次代のエースとしての雰囲気ではなく、まるでデビューしたての新人のように緊張で堅くなっていた。
そんな千種を見て、淫靡に笑う、SA‐KIと鏡。
女王さまコンビの目が合った瞬間、「ヒッ!」と両肩を抑え小刻みに震えてしまう。
「どーしたの千種は?・・・しょうがない、まずは、あたしが行きます!」
「うぃ、りゅーちゃんがんばってね!」
「・・・・・(二人は知らないんだ、前の試合の人たちがどうなったか・・・)」

赤コーナー陣営からは、サンダー龍子が出てきた。
「ふんっ・・祐希子の腰ぎんちゃくが相手か」
「なにぉぉぉぉお!?」
馬鹿にされて突貫する菊池、そして運命のゴングが鳴った

序盤は以外にも青コーナー陣営のペースであった、
結城は相変わらず、動きが鈍いものの、
菊池とソニックキャットの空中殺法コンビネーションはスピーディかつテクニカルで、、
菊池に龍子がつかみかかろうとすると、ソニックのカットが入り、その隙をついてさらに菊池が攻撃するという具合に、
主導権を相手に渡さない戦いを繰り広げていた。
しかも、何故かフレイアとSA‐KIは一切龍子のフォローに入らず、まるで赤コーナー陣営は内紛をしているのではないか?
そう思わせる展開だった。

「ぐぅ・・・」
二人のWドロップキックによろめく龍子、
「ソニさん、一気に畳みかけます!」
「おっけーだお!」
とどめのWブレーンバスターを仕掛けようと、二人が龍子を抱え上げようとした。
その時、
「二人ともいいケツだなぁ・・・くらいな!」
いつの間にか二人の背後に回り込んだSA‐KIが抱えあげた折りたたみ机で殴打
「ぎゃゃあああああああああああ!」
「いたああああああああああ!」
思わぬ奇襲に場外に転げおちる菊池、コーナーに吹っ飛ばされるソニック。

「さぁ、観客席の豚野郎ども、お待ちどう、メス豚どもの処刑タイムの始まりだぜ!」
半壊した机を高々と抱えあげ、客席にアピールするSA‐KI。

・・・そして、悪夢が始まった。

762小手反:2008/03/25(火) 20:37:51
「うううん、ひきょうだぉ・・・・え?」
コーナーから起き上ったソニック、顔をあげた瞬間視界に迫る黒い弾丸
「やっと、捕まえたぞっ!」
「ぐえええええええ」
タックルでコーナーに串刺しにされるソニック。
「いままで、さんざ、やってくれたカリをかえさないとなぁ!」
その眼はもう一つのキャッチコピー「クレイジードラゴン」らしい凶悪なものだった。
これが「女王様タッグ」がフォローに入らない理由だった。龍子のフラストレーションを上げ、龍子をキレさせ相手を徹底的に破壊させる。
本来なら抑え役に回る石川や小川が不在のこのリングで龍子の狂気を静めるものは居ない。

脱力した足をロープに引っ掛け、大股開きでコーナーにつるし、股間にサッカーボールキック!
あまりの威力に浮き上がり、コーナーからずり落ち、股間を抑えてのたうちまわる。
「うああああああああああ、痛い、痛いぉおお」
「ああ?、この程度か?おるぁぁぁああああ」
トーキックでボディをけり上げる。
「うええええええええええ」
目を見開いてのたうちまわるソニック。


「ふん、こんなもんか?、鏡ぃ交代だ」
無様なソニックを見て興味を無くしたのか、鏡と交代する。
「うふふふ、可愛がってあげるわよ、子猫ちゃん」
まずは、ドラゴンスクリューを2連発、
「ぎゃあああああああああああああああああああああ」
両膝を砕いたところで、SA‐KIと二人で両脇を固め肩を脱臼させる。
「ああああああああああああああああああああ」
「ギブ?、ねぇ、もぉギブなのかしら?」
「の・・・のぉ・・・・悪にはまけないぉぉぉぉ!」
「あらあら、強情ね。そうだ、龍子さん代わってくださる?」
脱力したソニックの体を龍子に渡し、場外のスタッフと何か言葉を交わす。
その間、龍子はソニックを抱えあげ、ベアハッグを決める。
「ほらほらほらほら、喰らいなぁ!」
締め上げ、ゆさぶり、小柄なソニックの体を蹂躙する
「ぐああああああああ、のぉぉおおおおおお、のぉおおおおおおおおおお!」
自由が利かない四肢を振って懸命に抜け出そうとするが、関節で追ったダメージからその抵抗はひどくよわよわしい。
それでも、心だけは折れなかった・・・・だが。
「ひゃはっはああああああああああ、正義の味方ソニックキャットの最後をよぉく見とけ餓鬼ども」
「え?」

いつの間にか?リングサイドの特等席には子供たちが集合していた
「スペシャルゲストだ、喜べ、ヒャハハハハハハハハハハ!」
「ソニックー」「わるいやつにまけないでー」「がんばれー」
「・・・・あ・・・ぐぅ・・・」
健気に声援を送る子どもたちに答えようとするが、ぼろぼろの体はもう動かない。
ベアハッグから放りだされ、惨めにリングに這いつくばるソニック。
「さぁ、これでトドメよ」
リングに戻った鏡がソニックの股間を子供たちに見せつけるようにロメロスペシャルに固めあげる。
「いやあああああああああ」
唯一自由に動く首を動かしイヤイヤと首をふるソニック。
もはや正義のヒロインではなく、哀れな子羊である。
そして、子羊を嬲るは堕天使。
「ほれほれほれ、見てろガキども、性戯のヒロイン様の性教育だ」
無防備な股間に指を突っ込み、膣をかき混ぜる。
「いやぁあぁ、イヒィイイィッィイ」
くちゅ・・・くちゅ・・・・巧みな愛撫に滴る愛液。
「餓鬼どもに見られて感じてるのか?この変態ヒロインさまはよぉ!」
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅちゅちゅ!
調子にのってさらに動きを速めるSA‐KI。
「ちっ、ちがうぉおぉおおぁあ、ひあああああ、もぉだめええええええええええ!」
ぷしゃああああああああああああああああ!
絶頂失禁し、股間から聖水を噴き出すソニック。
「そにっく、おねーちゃん、おもらししたの?」「きたねー」「かっこわるー」
「あへ・・・・いくうぅ、いっちゃうぉぉ・・・・」
焦点の合わない瞳でビクビクと痙攣するソニック。
・・・まず一人脱落。

763小手反:2008/03/25(火) 20:40:01
「あああ、菊池せん・・ぱ・・・ぃ」
突然の出来事に思わず後ずさった千種。
その背中にドンと当たるものが・・・・
「ふふふふ、逃げ場なんてないぜぇ、ちぶたぁ」
舌舐めずりしながら笑う、SA‐KIの姿だった。

「ひぃぃぃいぁやあああああああああ」
恐慌を来し、四つん這いになって逃げ出す千種、
だがその先には、サンダー龍子が待ち構えていた。
「おりゃああああああああああああ」
都合よく両膝の間に頭を突っ込んだ千種を抱えあげ、
プラズマサンダーボムで叩きつける。
ドカァァァァア!
「がはぁぁ、うげぇえええええ」
受け身もとれず、大の字に横たわったところを、さらに腹にストンピング。
「うごぉおぉぉぉぉああああああ」
「お前、ボディが弱いんだってなぁ?ああっ!」
嬉々ととして、腹を踏みにじる龍子。
「うぅぇぇぇぇえ、ぉ・・・おなかはいやぁぁぁおおぉ!」
ソニックも菊池もすでに失神し、助けるものは居ない。

・・・だが、
「おまちなさい、龍子さん」
リング上から龍子を制止したのは鏡だった
「その娘は、私たちのモノですわよ、こちらによこしなさいな」
「ちっ、仕方ないな、受け取れ!」
邪魔が入って面白くない龍子は八つ当たり気味にハンマースルーで千種をリングに押し上げる。

こうして、リング上で対峙するフレイアと千種。
「うふふふふふふふふふ」
悠然と嫣然と立つフレイアに対し、
「いやぁ、・・・こないでぇ」
すでに千種は戦意喪失気味である。
「ふふふ、いい顔ね、心配しなくてもいいのよ、そのうち痛いのが気持ちよくなってくるわ」
優しくほほ笑みながらコーナーを指す鏡
「・・・そうあの娘みたいに」
「え?」
その先には
「ああああああー、ああああああああー、あへえあああああああー」
まるで壊れた人形のように変に曲がった四肢をダラリとたらし、股間は尿と愛液に濡れ、涙と涎と血と鼻水で顔面もグシャグシャになったソニックが居た。
「いやああああああ、ソニックさぁぁぁぁぁん」
「まったく、もう少し楽しませてくれると思ったのだけどね。簡単に壊れちゃったわ、正義のヒロインも大したことないわね」
おもしろくもなさそうに一瞥して千種に向きなおる。
「さぁ、あなたはもうちょっと楽しませてね」
「うあぁぁあああああああああ」
恐怖に耐えきれず、破れかぶれにタックルを仕掛ける千種。
それを軽々とかわしつつ、腕をとって脇固めに持ち込む。
「あらあら、待ち切れなくって、そっちから来てくれるなんて嬉しいわ」
脇固めを決めながら器用にも首筋から耳元をなめまわす。
「ち・・・ちがっ。いいやああああああああ」
関節の痛みと愛撫による快感に戸惑いながらも悲鳴を上げる。
「ま、ず、は、腕から貰うわ」
ボキィ!
「ぎゃあああああああああああ!」
腕を押えてのたうち回る千種。
「関節を外したけよ、安心なさい」
笑いながら、次の技に移ろうとするが、逆に動き回っている千種を捉えられない。
「でも参ったわね、・・・SA‐KI押さえつけなさいな」
「あいよ、おるうぁぁあ!」
ドゴォォオォォォォオ!
リングの上がったSA‐KIがストンピンを腹に食らわせる。
「うげぇ・・・おえええええ」
「ほらほらぁ、相変わらずお前のボディは最高だぜぇぇぇ!」
ドゴッ、ドゴッ、ドゴッ!
動きが止まった千種にのしかかり、ボディブローを連打する。
片腕の関節の抜けた千種はなすすべも無い
「うげぇ、うえぇ、ゆるじてぇえ。お・・おなっがは、だめぇぇ」
「だめだね、ほらほらほら」
ドゴッ、ドゴッ、ドゴッ!
許しを乞う、千種に逆に嗜虐心をあおられたのかさらに追い打ちをかける。
・・・そこへ
「それくらいになさいな・」
またも静止に入る鏡。
(た・・・助かった)ホッとする千種だったが
「お楽しみはこれから・・・よ」
「きゃああああああああ」
キャメルクラッチに固められる
「ほら、この方が、お腹いじめやすいでしょ」
「流石、姐さん・・・おるぅああああああああ!」
ドゴォォォォォオ!
受け身もガードも取れない無防備なボディにSA‐KIの容赦ないトーキックが突き刺さる。
「そ・・・そんな。ぐええええ、ぐぼぉおぉ。おええええええ、うぇっ、、うえええええええええん」
口から血反吐をまき散らし、泣き叫ぶ千種
「いい声ね、もっと泣き叫びなさい。ほほほほ」
「豚どもも喜んでるぜちぶたぁ、ひゃはははあはっは」
ドゴぉおおおおおお!
「うええええええええええ・・・・・もぉ、もぉだめぇ」
失神寸前の千種だったが、
「千種を放せぇぇぇぇ!」
「きゃ」
「ぎゃ」
不意に吹っ飛ばされる。鏡とSA‐KI
いつの間にか、失神から回復した菊池が奇襲で二人を蹴り飛ばしていた。

764小手反:2008/03/25(火) 20:43:03
「大丈夫?千種?」
「あ・・・う・・・菊池・・せんぱ・・・ぃ?・・・ぅ・・・し・・ろ」
腹筋を破壊され、うまく声がでないなか、必死で警告をおくるが、
「え?」
振り返った菊池に
「おりゃあああああああああああああああああああ!」
時既に遅く、龍子のチキンシンクが炸裂する。
「ぐぼぉぉぉぉおお」
又しても腹に強烈な一撃をくらい吹っ飛ぶ菊池。
「また、起きてきたのか?しつこいなぁ菊池ぃ」
凶悪な顔でニヤリと笑う、龍子
「げほっ・・・・あんたの攻撃なんか、祐希子さんに比べたら大したことないわよ!」
腹を押さえながらも、不屈の闘志で格上の龍子に不適な笑みを返す。
「んだとごるぁぁぁぁぁぁ!」
その挑発にキレて突っ込んでくる龍子
(かかった)
龍子に飛び乗り、勢いを生かしてのフランケンシュタイナー。
ドカァァ!
「ぐええええええええええええええええええ!」

だが、リングに叩きつけられていたのは、菊池だった。
「ぐあ・・・・あああ・・・な・・・なんでぇ?」
完璧に決まったと思っていた必殺技を返されて心身ともに大きなダメージをくらう菊池
「お前の手はなぁ、見え透いてんだよ、さぁ、もう逃がさないぜぇ」
再び抱えあげて、プラズマサンダーボム
ドカアアアアアアアアアアアア!
「ぐあああああ」
「まだまだ寝かせないぜぇぇ!」
さらに一発
「ぎゃあああああああ」
ドカアアアアアアアアアアアア!
「誰が、大したことないってぇ?」
もう一発
ドカアアアアアアアアアアアア!
「あ・・・あ・・・」
「おら、なんとかいえよぉおおぉおおお!!」
最後は、投げ捨て型でリングにたたきつける。
ドカアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
「ガハッ・・・・う・・・あ・・・・」
受身も取れず大技を食らいピクピクと痙攣する菊池
「おら、起きろ」
ボロボロの菊池を抱え上げ、見た子もない技を組み立てる龍子
「ゆきこぉぉぉ、どっかで見てんだろぉぉぉお!」
逆さになった菊池を場外に見せつける
「かわいい弟子の最後をよぉくみとけよぉ、おりゃあああああああああ」
新必殺技、プラズマサンダーバスターが炸裂
「ぎゃああああああああああああああ!」
股を引き裂かれ、全身に衝撃を受け失神する菊池。
ぷ・・ぷしゃあああああああああああああああああ
龍子の頭上で失禁し噴水のように聖水を噴き上げる。
「あははははははは、ざまぁねえなぁ!」
菊池の血反吐と聖水で化粧した龍子は悪魔のような形相で哄笑をあげていた。
・・・二人目脱落。

765小手反:2008/03/25(火) 20:46:49
「うぁ・・・・げほ・・・・菊池せん・・・ぱぃ、ソニック・・・さん」
タッグパートナーが全滅し自身も満身創痍となり呆然とする千種。
そして、迫りくる3人の悪魔

「ぎゃあああああああああああああ」
鏡にロメロスペシャルで高く吊るされ

「うげえええええええええええええ」
龍子にむき出しのボディを殴られ

「いやああああああああああああ」
SA‐KIに秘所を嬲られる

「も・・・もぉ・・・らめ、らめらのぉおおお!」
痛みと快楽と恥辱の三重奏で理性が崩壊しろれつが回らない口で悲鳴をあげる、

ぷしゃああああああああああああああああああ!
「あははははははは、いちゃったぁぁ、めぐみぃぃぃ、もぉだめだよぉぉぉ!」
失禁、絶頂し発狂する千種。

カンカンカーン!
三人目脱落。

こうして、下馬評どおり、龍子、鏡、SA‐KI組の勝利となった。

「ところで、千種とソニックって、同じ姓だけど親戚なのかしら?」
「さぁな」
「関係ないですよ、今からコイツで姉妹にしてやるからYO!」

そういって、SA‐KIが取り出したのは極太の双頭バイブそれをソニックに突き刺す。
「にぃやあああああああああ!」
そして千種を抱えあげた鏡が
「ほぉら、一つになりなさいよぉ」
「あはあああああああぉぁぁ!」
こうして、千種とソニックがバイブで一つに繋がる

そして、今ひとり
「そういえば、菊ってアナルを指す隠語なのですわよ」
「それで?」
「ってことは、菊池はアナルが好きな変態ってことですかヒャハハハハハ」
「まずは準備が必要ね」
そして、フレイアが巨大な注射器浣腸で菊池を串刺しにする
「いやあぁあおおおおおおおおおおおおおおおおううう!」
ぎゅ・・・ぐるるるるう
「いやぁ、行かせてぇ、と・・・い・・れぇ、行かせてぇ」
「あら?イかせてほしいの?、おねだりするなんて変態ねぇ」
「ち・・・ちがぁぁ。おおおう」
のたうちまわる菊池。
「だったら、お望みどおり、イかせてやるぜぇ」
極太のアナルバイブを突っ込むSA‐KI
「いやああああああ、そんなのぉ、はいらなあああああおおおおおおおおおおおおおおう!」
会場中に響き渡る菊池の嬌声

そして、反逆の女神がコーナーからマイク片手に吼える。
「祐希子ぉ、めぐみぃ、みてるかぁぁあ!、お前らの最愛の娘がイクところをなぁぁぁ」

後ろから鏡とSA-KIに抱えられ、強制的に腰を降らされ、休むことも許されず連続絶頂する二人の結城。
「いぐっ、いぐっ、だめだおおおおおおおおおおお!」
「いやああああぁぁぁぁ、め・・・ぐ・・み、た・・・助け・・・て、めぐみぃぃい!」
ぷしゃああああああああああああああ!


尻と秘所を押さえて喘ぎ、泣き叫ぶ菊池。
「祐希子さぁぁぁぁん、ゆ・・ぎ・・ご・・ざあああああん・・も、もぉ・・・だめぇ」
そんな姿をコーナーから見下ろす龍子。
「あはははあははは!そろそろ、楽にしてやるぜ、イっちまいなぁ!」
菊池のボディ目掛けて、全体重をかけたフットスタンプ!
どごっぉぉぉ!
「うごぉああああああああああああああおおう!」
ぶびびっ、ぶぶぶうぶぶぼぼぼぼおぉぉぉぉぉ!
「ぁ・・・・あへぇ、でちゃった・・・でちゃったよぉ・・・」
排泄と絶頂と苦痛で精神が完全に砕け散り、呆けた表情をさらす。

こうして、三人の天使は昇天し、リングには血反吐と汚物と愛液が残された。

766小手反:2008/03/25(火) 20:52:22
ども、人気のキャラとセミファイナルを任してもらい、リクにも極力答えようとおもったのですが、これが限界でした。
あと、リョナ分よりエロ分多目かもスマソ。
あらためて、5vs5って偉業だなぁと思いますわ、いやまぢでまぢで。
ちなみに、拙著554&555の鏡&SA-KIVSめぐちぐを読んで頂くといっそうたのしめるかも?

とまれ、次はいよいよ、メインイベント 第七姫獄 後は任せたぜ!

767匿名希望:2008/03/26(水) 00:05:55
何だかこのスレのSS読んでると似たような展開が多い気がする。別に悪くは無いけど、個人的には祐希子や千種の大逆襲も見てみたい。

768GO2:2008/03/26(水) 08:52:35
>>767さん
突然、無礼ともとれる質問を許して頂きたい。
次の試合を書く『匿名』さんじゃないですよね…?
何故こんな事を聞かせて頂いたかと言うと、それ如何で応え方が変わってくるので。
『匿名さん』ではないと仮定しての話ですが
『リョナのSS板』だけに、やっぱり好きなキャラが受け側に回ってほしいという願望を持って見ているという人が多いと思うんです。
だから展開的に似たようなもの(個人的には各々、個性的な責めがあるなあ…と楽しませて頂いている所なんですが)が多くなるのかもしれません。
ただ、チャットでもさいたまさんと話してたんですけど、後になればなるほど被りやすくなるのはしょうがないという結論も出ました。仕方ない部分もあるかもしれません。(この言い方は卑怯かもしれませんが;)
ですが確かに逆転するものがあっても良いですよね。
今後、私もそういう作品にチャレンジしてみたいと思います。
力足らずで、本当にごめんなさい。 そして貴重なご意見(『意見』という捉え方でいいですよね。)ありがとうございますm(_ _)m
もし『匿名さん』本人であるようでしたら、少なくとも、自分はそういう作品があっても良いとおもいますので是非拝見させてください♪
あと、贅沢を申し上げさせて頂けるなら…出来れば、全試合終了後に言って欲しかったです。゚・(ノД`)・゚。


>>小手反さん
チャットでも申しあげさせて頂きましたが、5vs5は展開・趣向共に、既にスレ住人さんが作り上げてくれてたので私は特別何もしませんでした。
いや、まぢでまぢで。(ぉw) 色々あって遅くなってしまいましたがこのレッスルリョナを支え続けてくれてた人達の方が偉大だと思われます(笑)
ちなみに554&555は滅茶苦茶お気に入りw

あと、作品のレスは全試合終了後かチャットで皆様に申し上げさせて頂きます><


何にせよ、とうとう残す所あと一試合ですね!><
ここまでの6試合、私は全て楽しませてもらってます♪
どんな展開でもどんとこいです(ぁw) 同士・匿名さん頑張ってください>▽<

769GO2:2008/03/26(水) 08:55:22
>>768
「6試合」じゃ自分も入ってるだろアホ。

……ほんとにもう……_| ̄|○、;'.・

770匿名:2008/03/27(木) 01:02:50
姫獄最終試合。客席のボルテージはクライマックスにまで上昇していた。この大会の大トリを飾る試合、という理由もあるのだが、なによりもこの試合が『敗北チーム水着剥ぎマッチ』であるというのが最大の理由であろう。
実はこの大会、事前に予約客に対して『希望する試合形式アンケート』なるものが行われ、その中の一つ『せっかくのお祭りなのでランジェリー戦とか水着剥ぎデスマッチとかの色物もぜひ 』というのが採用されたのである。

赤の水着に身を包んだマイティ祐希子、ピンクの水着の武藤めぐみが花道から姿を見せると、客席から大歓声が上がった。
すでに二人の対戦相手、ナスターシャ・ハン、デイジー・クライ組はリングに上がり、祐希子らに鋭い視線を送り続けている。
コマンドサンボの達人である、端正な顔立ちのながらも冷たいオーラを全身から噴出させているナスターシャ・ハン。薄いブルーの水着に身を包んでいる。
キックボクシング出身で一見すると美男子にも見えなくもないデイジー・クライ。黒のセパレートタイプのスパッツを着て、拳にはオープンフィンガーグローブを、足にはレガースを着けていた。

-この4人のいずれ劣らぬ美女達の内、負けた方の2人が裸にされる。一体脱がされる水着はどの色だろうか?-
客席の期待はいやがうえにも高まり、声を限りに声援を送る者もいた。
その異様な熱気と歓声の中、緒戦は祐希子とハンから始まった。二人の女闘士がリングに残り、睨み合う。

「せぃやあああああぁっ!!」
「フッ!」
声を上げながら交錯する二人の女子レスラー。
祐希子のプロレスラーらしい大声の気合に対し、ハンのそれは小さく短く、まるで吐息のようだった。
そしてその繰り出される技も、その各々の気合と同じような対比であった。
祐希子の動きの大きい後ろ回し蹴りに対し、ハンはコンパクトな前蹴り。
祐希子の蹴りが相手に届く前に軸足の太ももを打たれ、バランスを崩す。

「うぅわあああッ!?」
普通のレスラーであれば間違いなく尻餅を突いて転倒していたであろうが、そこは身体感覚に優れた祐希子、2,3歩よろめいて後退しただけですんだ…。
だが、そのスキをハンが逃すはずもなく、大きく1歩踏み込んで、腰の入ったミドルキックを放つ。

祐希子もその蹴りに反応し、腕でブロックするものの、元々バランスを崩していたところに蹴りを受けたのだから、完全に重心が崩れて、吹き飛ばされるように横転してしまう。そしてマットに倒れ込んだ祐希子は、ハンに対して更に大きなスキを見せることとなった、即ち、今の祐希子は寝技に対して全くの無防備な態勢になっていたのだ。ハンに組みつかれ、その蜘蛛の巣の如き技に絡められることを覚悟する祐希子だが…
ハンは突っ立って祐希子を見下ろし続けるだけだった。

「何故グラウンドで攻めてこないの?!」
「キサマ如き3流格闘家には、私のメインアーム(主武装)たるサブミッション技術を見せるまでもない。サイドアーム(予備武装)の打撃で十分だよ」
「なんですってぇッ?!!言っておくけど、私の打撃技術はそっちの3流キックボクサーより上なのよ!」
舐められ挑発されたと思った祐希子は、立ち上がりながらクライを指差して叫んだ。途端にクライの表情が鋭いものに変わり、それを見た祐希子はしてやったりという感じで笑みを浮かべる。
だが、この時、祐希子が舐められた、挑発されたと感じたのはあくまで「プロレス的な意味での挑発」である。それを踏まえて祐希子も、プロレスの当然のセオリーとして「挑発」を返しただけのことであった。

だが、ハン、そしてクライは、この場では『そういうプロレス』をやっているつもりはなかった。
一応はプロレスラーでもある彼女らは、『そういうプロレス』もできないことはないが、この姫獄はそういう場ではないと知っていたのである。
ハンは本気で祐希子を格闘家としては3流と分析し、とある考えから打撃のみで相手をした。
そしてキックボクサーとしてのプライドもあるクライは、祐希子から『3流』呼ばわりされて…

「ナスターシャ…悪いけど、ちょっと出番を譲ってもらえないかしら?」
「……ええ、解ったわ」
目に剣呑な光を宿してタッチを要求するクライと、軽く笑いながらそれに応じるハン。

771匿名:2008/03/27(木) 01:04:20
「あははっ♪出てきたわね。私の打撃の餌食にしてあげるわ!」
対戦相手を挑発し、それにまんまと相手が乗って出てきた、プロレスの演出としては合格である。祐希子は自分の演出に満足して笑った。
あとは技の応酬を繰り広げ、相手の技を出し切らせ、こちらがそれを上回って勝てば、満点である。祐希子はさっそくロープに駆け出し、反動をつけてから相手に向かっていく。

「やああああああっっ!!」
空中で身体を回転させ、足を大きく開いて相手を捉えんとする、フライングニールキックである。

「喰らええぇ…ぶぎゃッ!?」
得意げで大げさな掛け声は、途中でみっともない悲鳴にとって代わった。
祐希子の動きの大きな攻撃を、クライは簡単に捌きつつ、ナックルを腹にぶち込んだのだった。
カウンターで腹を殴るなど、言ってみればプロレス的な技の返し方ではない。しかしクライ達のペアは、別にこのマットでプロレスをしているつもりではない、彼女らの対戦相手ペアとは違って…。

「ぐぅえええっ…がはッ!げはッ!」
無様にマットに墜落し、腹を押さえて呻く祐希子の背中からクライが猛然と襲い掛かる

「ゆっこサン、危ない!」
「げふっ!こほっ…ふぇえっ?」
クライの勢いの凄まじさに、思わずめぐみが悲鳴じみた警告を発し、祐希子が涎に塗れた、どこか間の抜けた顔でクライの方を振り返った瞬間…

ドゴンッッ!!「ぶぐぎゃっ!?」
祐希子の情けない悲鳴…、しかしそのほとんどが凄まじい轟音に掻き消され、観客の耳に届くことはなかった。
クライの放った凄まじい回し蹴りが、祐希子の顔面を捉えた。ヒットした瞬間、彼女の首はほとんど90度横に傾いて、身体が10cmは宙に浮いたかという凄まじさ。そのままマットをゴロゴロと転がり、めぐみの待つ自軍コーナーに激突して止まると、手足をビクビクと痙攣させる祐希子の肉体。

「ゆっこサン!ゆっ…ぅうえっ!?」
介抱しようとしためぐみが思わずうわずった声を上げるほどの祐希子の惨状。上の前歯が2本折れ、鼻の軟骨は完全に蹴り潰され、口と鼻腔からは大量の血が泡と鼻水に混じって流れ落ちている。目は完全に白目を剥き、舌はだらんと犬のように突き出され、完全失神状態の祐希子。

772匿名:2008/03/27(木) 01:05:45
「くぅっ…」
顔をしかめながら祐希子をコーナー下に寝かせると、クライと向かい合うめぐみ。

「フン、マイティなんぞよりお前の方がまだマシみたいだな?かかって来な」
「せぇいやぁっ!」
クライの挑発を無視して気合を振り絞り、ハイキックを放つめぐみ。

「しかし…こんな状況でハイを撃ってくるところが駄目だな」
冷静に呟きつつ、軽い感じでキックをブロックして…

「しゃぅアッ!!」
「ぁぐがッ!?」
軽く放ったローはしかし、めぐみの太ももとぶつかり凄まじい音を立てた。思わず足をガクガクと震わせ腰砕けの様な姿勢になって2,3歩後退する。

「ハイはこんな時に打つのよ!」
綺麗な弧を描いて、クライのハイキックがめぐみの頭目掛けて放たれる。見た目だけでもめぐみのそれとは段違いである。無論スピードも威力も、である。
こんな蹴りを頭に食らったのでは一撃で失神KOであろう。めぐみの顔色が変わる。

ドゴオォッ!!「きゃあああぁ!」
何とか腕で蹴りをガードするめぐみ、だが、その威力の前にガードごと吹っ飛ばされてしまう。

「ふッ!」
「ぎゃふッ!?」
更に追撃を続けるクライ。先ずは軽くジャブでめぐみの顔面を撫でて…

「ふぅンッ!!」
「がぁげぇッ!!」
続けてロングフックでめぐみの顔面を捉える。
リングに”ゴォンッ”という鈍い音が響き、形の良い鼻柱が無残に潰され、鼻血が噴き出す。

「あっ…あがっ…うぅああぁ…」
ロングフックによる一撃でやや意識が朦朧としているのだろう、両の掌を真っ赤に染める鮮血をぼんやりといった風に見て突っ立っているめぐみに、更なるクライの非情な一撃-十分に腰をひねり体重を乗せたローキック-が加えられる。

ボグンンッ!!
「ィっっっっっぎゃぁぁあああああああああああぁぁッッッッッ!!!!!!」
左の太ももから鈍い音が上がり、悲鳴…と言うより絶叫を上げ、そこを抑えてマットに蹲るめぐみ。
だがクライは倒れ込んだめぐみに容赦無くストンピングを連続して浴びせていく。

「お、折れたッ…やめてッ!足がぁ…折れてる!折れてるのよおおッ!!やめてぇっっ!!」
確かにめぐみの太ももの真ん中あたりが、明らかに大きく変形している。
太ももは人体の中でも筋肉が最も発達している部分。その太い部位を、蹴り一撃で骨をへし折ってしまうとは、その威力の凄まじさが思い知らされよう。
そして、足が折れているというのに何の躊躇もなく追撃を加えられる容赦の無さも凄まじい。

「やめぇッ!!ぎゃっ!ひぎぎいいいいッ!!お願いっ!!蹴らなぁっ…も、蹴ら…ぃでええッ!!」
クライの足は、主にめぐみの胴体から頭部にかけてを踏みつけているが、蹴りの衝撃で骨折部に激痛が走る。
骨折の疼痛とストンピング自体の痛み、二重の苦痛に泣き喚きながら許しを請うめぐみを無視して、足で何度も踏みつけるクライ。骨折している相手でも、全く手加減する様子もない。

773匿名:2008/03/27(木) 01:06:46
「ふゥんっ!!」
そして渾身の力を込めた蹴りがめぐみの腹に打ち込まれる。

「うぶっげッ!?…うっげごぅおおおおお~っっ!!げぶべべぇ…」
苦しさに腹を押さえてマットをのた打ち回るめぐみ。仰向けになり、手足を半ば痙攣させるかのように小刻みに震わせて悶えている。当然、無防備になっている腹に、もう一撃、今度は軽く飛び上がって膝を落すクライ。

「ぉぶげぇっっ…んっげぅろぉおおおおぉぉっっ!!」
胃を急激、強烈に圧迫され、めぐみの口から胃液と消化されかかった食物のなれの果てが、勢い良く噴出する。
天に向かって唾を吐く、ならぬ天に向かってゲロを吐く…。当然、吐いたゲロは重力に引っ張られて戻り落ちてくる。
びじょびじょッッ…ぶじゃぁッ…
めぐみの可愛らしく整った顔を酷く汚してしまう。

「レスラーがマットで吐くんじゃない!みっともないっ!」
そう罵倒しながら、もう一度横腹を蹴りつけるクライ。

どごぉっ!!「んっぶっ………ッッッ!!……っぇぇっ……ぅぅっ……」
もはや大きな声も出せず、口を金魚のようにパクパクさせながらマットをゴロゴロと転がりまわるめぐみ。

ブぁゴンッ!!
四つん這いになっためぐみに、更に一撃!今度は背中に踵落し。
「がぅおおあぁっ!?!…げぼぉ…んぶべええええ~ッッ!!んげぅおぉぉおおおおぉっ!」
またしても嘔吐してしまう。大量のゲロを苦しそうに口から吐き出し、マットを汚す。

「吐くなって言ってるだろ?!」
「がひぇべえっ!?」
だが、クライはどこまでも非情に徹し、こんな惨状にある相手にも攻撃の手を緩めない。
めぐみの後頭部を踏みつけるように蹴り、そのままぐぐぐうぅっと体重をかけてマットに顔を押し付ける。

「ぐべぇッ!!?!がひぇッ…うっぶぶぶうぅぅ~ぅ…」
悲惨な苦しそうな、しかし豚のようなどこか滑稽な悲鳴を上げながら自分のゲロに窒息しかけるめぐみ。
10数秒、そうやってめぐみの顔を自らのゲロ池に押し付けていたクライだったが、やがてゆっくりと足をどけて、蹴りを打つ態勢になる。

「さて…トドメを刺してあげるとするか。そのカワイイ顔…ゲロ塗れだけれど…蹴り潰される覚悟をしなさい」
「ひッ!?そ、そんなぁ…やぁ、やめてえぇぇっっ…」
ようやくゲロ池から抜け出し、自分の吐しゃ物で汚れきった顔に、怯えの色を浮かべて許しを請うめぐみ。
だが、そんな彼女の惨めな哀願を、クライは鼻で笑い飛ばすと、トドメの蹴りを撃つための態勢に入った……

774匿名:2008/03/27(木) 01:15:16
えー、すいません。残念なお知らせです。
私、風邪を引いてしまいまして、中々治りません(汗)。
その他、雑事が重なって、まだ最終戦、完成を見ておりませんです、はい(汗)。

そこで、出来ている分だけでも前半戦、ということでアップしておきます。
後半戦は何とか今週中に仕上げたいと思います。

関係各位にはご迷惑をお掛けしますが、ご容赦のほどを…。

>匿名希望さん
まあ、ミンナ考えることは一緒ってことでしょうw

>GO2さん
祐希子の試合を担当している私が、勝ってるゆっこを見たい、と言う台詞を言うはずもないでしょう(苦笑)。
それに私には、勝ってるゆっこなんて想像もできやしな…ゲフンッ!ゴホッ!

775名無しさん:2008/03/27(木) 02:37:27
姫獄各試合感想は終了後にしたいと思ってますので割愛(`・ω・´)

>匿名さん
風邪ですかー(;・∀・)ガンバッテー
この超期待展開で生殺しもキツイですが( *´д`)

>>767
逆転の試合ってのは単純に文量が倍になります。
職人的に大変ですので、当然負けさせたい方を一方的に負かします。
プロレス(及び異種格闘技戦)という縛りもありますから、展開もある程度パターン化される事もあります。
「誰々を~させたい」というのであれば、率先して書くと良いとおもいますよ。
案外同士は多いかも知れません。
その人達の何人かが職人として立ち上がってくれれば皆が嬉しいですしね。
職人さんが増えればスレ的にも良い事ですし、ここは一つ頑張ってみては?

776名無しさん:2008/03/27(木) 20:12:09
相手によりけりだけど、ゆっこ逆襲もありかな。
ちょっと新鮮だしw

777真也:2008/03/28(金) 02:46:05
新参者ですが、ちょっと書いてみました。
~サキュバス真鍋プレゼンツ~
◆日本海外親善試合◆
・第一試合
武藤めぐみ&小川ひかる&越後しのぶ
VS
シルバーフェンリル&ローズ・ヒューイット


「青コーナーより、武藤めぐみ、小川ひかる、越後しのぶ組の入場です!」
リングアナの紹介にあわせて三人が入場する。
めぐみは静かに闘志を秘めた表情で、越後は竹刀を携えて気合十分といった様子でリングへ向かう。だが、小川だけは非常に緊張した面持ちでいる。
「小川、そう緊張してもいいことはないぞ。もっとリラックスしたらどうだ?」
見かねた越後が小川に耳打ちをする。
「え、えぇ。でも外人の方とはあまりやったことがなくて…。それに…。」
「それに?」
「この試合は真鍋さんが裏で仕組んだという噂も聞いたりしたので…。」
相変わらず不安を隠せない小川にめぐみが声をかける。
「大丈夫。私たちがついているから。それにこれはハンディキャップマッチで私たちは有利なのよ。だから安心なさい。」
「あ、ありがとうございます。そうですよね、とにかく頑張りましょう。」
「いいぞ、小川。まずはその気合いだ。」
三人がリングに入るとリングアナが再びマイクを通す。
「続きまして、赤コーナーより、シルバーフェンリル、ローズ・ヒューイット組の入場です!」
ゆっくりと二人が姿を現す。シルバーフェンリルは、普段はゴールデンフェンリルと供に行動するが今回は単独で現れた。ローズ・ヒューイットはアメリカ出身のお嬢様であり、これもまた普段はファントムローズ1号・2号を連れているが、今回は別のようである。
リングアナが続けて説明する。
「会場の皆様にお知らせ致します。この試合は日本と外国の選手の親睦を深めることを目的とした、サキュバス真鍋選手プレゼンツのハンディキャップマッチです。」

「やっぱりあいつか…。何を考えているんだ。」
越後が呟く。
「ルールを説明します。制限時間は無制限。決着は3カウントのみのイリミネーション形式です。ギブアップ、レフェリーストップはありません。最後に残ったチームが勝利となります。そして、この試合の特別レフェリーを紹介します!八島静香選手です!」
紹介されるとレフェリーの服を着た八島が現れる。
「わざわざ特別レフェリー…。やっぱりなにか裏がありそうね。さっさと決めるわ。」
めぐみはそういうと先方で出るために軽く体を動かしだす。
「あぁ、油断は禁物だ。」
「めぐみさん、気をつけて。」
二人に気遣われめぐみが対峙する。

778真也:2008/03/28(金) 02:50:35
相手の先発はローズ・ヒューイット。
「あら、案外小さいのね。」
めぐみをいきなり見下した挑発をかける。
「…。」
めぐみは黙っている。その二人の間に八島が入る。
「アタシが審判だ。アタシの言うことは絶対だからな。覚えとけ。」
「あなた、真鍋の手先?」
めぐみが八島に尋ねる。
「何言ってんだい。始めるよ!ゴング!」
カーン!
開始のゴングが鳴らされた。
「はぁぁぁぁ!」
早速ローズがパワー攻勢を仕掛けた。が、めぐみの方が早かった。
潜り抜けロープの反動を生かしたドロップキック!
「ああっ!」
吹っ飛ぶローズ。さらにめぐみはギロチンドロップを仕掛け猛攻を仕掛ける。
「(とにかくこの試合に何かあるのは確実だわ。早く終わらせないと。)」
めぐみはそう考えながらローズを攻め続ける。途中、シルバーが介入しようとしたが公正に仕切る八島に止められて試合はめぐみの独壇場となる。
「真鍋が何を考えているかは知らないが、この分なら大丈夫だろう。」
「そうですね。それにしてもめぐみさん、とても強いですね。攻撃が綺麗に繋がっている。」
リングコーナーで越後と小川が話している。
その間にもめぐみが攻め続け、ローズは防戦一方であった。
「こっ…。こいつこんなに動けるのか。」
「一気にいくわ。」
めぐみはチャンスとみてリングコーナーのトップロープへと上る。
だが、これは同時に相手にとっても大きなチャンスであった。

めぐみが上り切ったそのときシルバーが猛タックルをかける。
「もらったぁぁぁぁぁ!」
「え!?」
驚いて振り向いためぐみだったが、八島はシルバーを止めようとはしていない。
ドンッ!
「きゃあああ!」
アンバランスなトップロープ上ではシルバーの衝撃には耐えられずに真っ逆さまに床へ転落するめぐみ。
ガツッ!
「あああああああああああああ!」
右肩から落ちたために肩を痛めたのか肩を押さえて絶叫するめぐみ。
「武藤!あいつら遂に動いたな!」
越後が勢いよくリングコーナーから降りてめぐみのもとへ向かう。
バツンっ!
「がっ!?」
走り出した越後の後頭部に激痛が走った。
「越後さん!」
小川の声が響く。
「うぅ…。」
四つん這いになり、右手で後頭部を押さえながら越後は後ろを向く。
するとそこにはパイプ椅子を振り上げたゴールデンフェンリルの姿があった。
「!?」
「覚悟しな。」
ゴールデンはそういって越後の額を思い切り叩きつけた。
バツンッ!!
「ふああっ…。」
一瞬にして脱力し、ゆっくりと倒れる越後。
「あ…あぁ…。」
目を見開き顔をこわばらせている越後を見下ろすゴールデン。
「馬鹿め。私が来ないとでも思っていたのか?」
ゴールデンは椅子を離すと越後をうつ伏せにし、キャメルクラッチに捉えた。もちろん越後は抵抗など出来ない。
「ふふふ。ゆっくり料理してやるぞ。」
ゴールデンはコスチュームの毛の中からカッターを取り出す。
「うぅ…。」
キャメルクラッチに捉えられている越後にはまだカッターは見えてない。
ザク
「ぎゃああああ、ああああぁ!」
越後の悲鳴が響きわたる。
「おらおら、どうした?」
ぐぐぐぐぐ
「あ、あああ、ああああああああああ!」
ゴールデンによって越後の額に刺されたカッターはゆっくりと横移動する。傷口から流れ出る越後の鮮血。
「小川―!助けてくれー!小川―!」
激痛により意識の戻った越後は顔を血で真っ赤に染めながら必死に小川に助けを求めた。

779真也:2008/03/28(金) 11:31:41
だが、越後はリングの状態を見て小川の救援は絶望的だということがすぐにわかった。
「小川…。」

ドガッドガッゲスッ!

「ふぐぅ…ぶはぁっ!」
小川は頭からピッチリとした黒いビニールを被せられ視界と呼吸を奪われていた。そのビニールは顔のくぼみがはっきりわかる程のきつさで、小川の顔は黒いマネキンのような顔になっていた。その小川を攻めているのはローズと、その下僕ファントムローズ1号とファントムローズ2号である。三人は倒れている小川を袋だたきのように蹴りつける。
「ふふふ…。」
「ぶざまねぇ。」
ファントムローズ1号とファントムローズ2号は微笑を浮かべている。
「ふぅぅぅー!」
身体中を蹴られビニールの中で呻く小川。
レフェリーの八島はというとリングコーナーに腰を降ろし、煙草をふかしている。

あのとき、小川は越後が後頭部椅子で殴打されたのを見てすぐに助けに行こうとした。が、次の瞬間視界は真っ暗になり呼吸の自由も無くなった。何が起きたのかわからないうちにリング内に連れ込まれた。しかも相手は見えなくとも感覚的に二人はいるようである。そしてリングに入った瞬間首もとに衝撃を覚えた。もちろん小川には見えなかったが、ローズのラリアートである。
ドスッ!
「ふぐうっ!?」
ドサッ
そのまま小川は仰向けに倒れた。

そして今三人にリンチといってよい程の攻めを受けている。
「そろそろ仕掛けるわよ。」
ローズの言葉に1号と2号が頷く。
「う…。」
ローズは小川の頭を掴み立たせると、1号と2号がトップロープとセカンドロープを交差させ穴を作る。
「ここは処刑台よ、お嬢さん♪」
「!?」
グイ!
ローズは小川の頭を、穴のようになったロープの間を通す。小川のマネキン顔が観客席へ突き出される。
「放していいわよ。」
ローズに従い1号と2号はロープを放す。
バチンッ!
「ふがぁ!」
ロープは元に戻ろうとし、小川の首のところで交差している。
グググ!
「あがっ…ぐぅ!はかぁ…。」
上下からロープに首を圧迫され、足をばたつかせて苦しむ小川。必死に外そうとロープを掴んでいる。
「おとなしくなさいよ。1号、2号、あれを。」
「はい、お嬢様。」
ジャラ…ガチン!
二人は小川の左右の手をロープから離すと後ろ手に手錠をかけてしまった。
「……!」
小川は何か言おうとしているようだが、ビニールとロープの圧迫で声が出ない。さらに二人は小川の両足首にも手錠をかけ、小川の身体の自由を完全に奪った。
「後は私がやっていくわ。あなたたちは、そうね、武藤めぐみのところヘ行きなさい。」
「はい、お嬢様。」
1号と2号はそこを離れてリング下の武藤のいるところへ向かった。


「さて、あなた、白くて綺麗な脚をしているわね。」
ローズは小川の頭を撫でながら囁く。
「でも少し、ふとももが太いんじゃなくて?私が細くする手助けをしてあげるわ。」
ローズはピアノ線を持ち出す。
「…!…!」
小川は既に酸欠状態に陥っており、聞こえていないようで、必死にロープから逃れようと身体をくねらせている。
「いくわよ。」
シュルシュルッ!
ローズは手早く小川のふとももにピアノ線を力任せに力強く巻き付けていく。
「…っ!」
小川が異変に気付いたのかビクンと身体を動かす。だが、小川自身の力ではどうにも出来ない。
しばらくするとピアノ線をこれでもかというほどのぐるぐる巻きにされた小川のふとももは、ボンレスハムのように締め付けられ、白かった肌は紅潮している。
「シュー…ヒュー…。」
ビニールから小川のか細い息が聞こえてくる。もう全身に力が入っていない。
「あら、ピアノ線が余ってしまいましたわね。そうね、二の腕も細い方がいいわね。あと、手首も細いといろいろと便利よ。」
ローズはさらに小川の両腕、両足手首にピアノ線を強く巻き付ける。

「フフッ。完成ね。中々の芸術作品だわ。」
ローズはロープに蛹のようにもたれかかったまま動けない小川を嘲笑うと、そのまま放置してリングを下りていった。

780名無しさん:2008/03/29(土) 04:01:01
え…っと、終わり?
試合終わってないし凄く中途半端でもったいないんだけど

781真也:2008/03/29(土) 06:16:42
>名無しさん
あ、すみません。
一応まだ途中です。リングを下りたのは場外に出たんです。

もしこんなでも邪魔で無ければ続きを書きたいと

782真也:2008/03/29(土) 10:43:58
連投すいません。
「続きを書きたいと」で途切れてました。

続きを書きたいと思います。でも、なんか既にプロレスじゃなくなっているんですが、これでも大丈夫ですかね?

783名無しさん:2008/03/29(土) 11:00:05
ちょっと色々と間が悪い感は否めないけど、お疲れ様。

>>でも、なんか既にプロレスじゃなくなっているんですが、これでも大丈夫ですかね?
この辺はテンプレを読めばわかると思う。
なるべくプロレス的展開に持っていって頑張ってくれ。

784名無しさん:2008/03/29(土) 12:24:52
プロレスじゃなくても格闘技ならおk

785真也:2008/03/29(土) 20:35:39
「あ…あぁ…。」
リングサイドではシルバーが武藤を脇固めでとらえていた。
シルバーは先程転落時に痛めた右肩を徹底的に攻めている。
「最初の勢いはどうしたんだ?ん?」
「あ…がぁ…くぅ…。」
激痛に武藤の顔が歪む。
「あなた…たちは凶器が無ければ…何にも出来ないのね。」
「何?」
シルバーは薄笑いを浮かべて答える。
「貴様、凶器や乱入がなけりゃ勝てるって言いたいのか?勘違いするなよ。私は貴様に対して凶器は一つも使っていないし、乱入者の協力も受けていないゾ。」
「そっ…それは…。」
「自分の方が強いって言うならこの技外して証明してみろぉぉ!」
グググ!
シルバーは脇固めを一気に強める。
「きゃぁぁああ゛あ!」
「おらどうだぁー!?」
「あ゛ぁ゛あ゛あ!」
ガキッ
「ひゃぁがぁぁああぁ!」
武藤の右肩から異様な音がすると悲鳴はさらに甲高いものになった。
「おっと、外れたか。」
シルバーは気にも留めず、今度はレバーのように前後左右に動かし始める。
グキッグキッゴキッ
「いやぁぁぁぁ!放してぇぇえぇえ!やめてぇぇえぇ!」
「ほう、なかなかいい声がでるじゃないか。」
ゴリッガリッバキッ!
「あ゛あ゛ぁ゛ぁ!だめぇー!ギ、ギブーー!ギブアップーー!ギブよぉぉぉ!ぁああぁああぁ!」
武藤は涙を浮かべて叫ぶ。だが、シルバーは容赦なく肩をさらに破壊する。
グキガキャバキッ!
「ぎゃああぁぁぁ!ギブアップ!放してぇぇ!どーしぇぇぇ!」
「ん?貴様馬鹿になったか?場外でギブが認められるわけがないだろう。」
必死のギブアップ宣言を嘲笑い、技を解こうとはしない。
グキグキグキッ!
「ああ゛あ゛ぁあ゛ぁあ゛ぁあぁあ!やめてぇぇ!いやぁぁぁー!ギブゥゥー!」
会場中に響き渡る武藤の痛ましい悲鳴。
「だめぇー!ぎゃああぁあ!ギブだってばぁぁぁぁ!いやぁぁ!…………あぁ…あ…くぁ…あぁ。」
じきにあまりの痛みに泡を吹き始め半目開きになっていく。
「ちっ…現実逃避か。つまらんな。ふん!」
バキンッ!
「がぁあぁあはぁあああぁぁ!…あふぅ…。」
シルバーは一思いに武藤の肩を完全に破壊し、武藤の意識は一瞬にして吹き飛んだ。

786まとめさん ◆hK/O9yr0Yc:2008/03/30(日) 01:26:27
展開的には良いものがあるので、
一通り完成させて推敲してから投下した方が良いと思うよ
期待

787名無しさん:2008/03/30(日) 01:48:40
何故だ…専ブラの名前欄が御乱心

788名無しさん:2008/03/31(月) 18:41:55
匿名さん、月またいじゃうのかな?
ガンバッテー

789匿名:2008/03/31(月) 23:54:00
月またいじゃいますね。
私一人の為に、祭りが大幅に遅れてしまって申し訳な…げほげふっ!

とりあえず、中盤戦うpします。
あと遅れたお詫び、というわけでもないですが、ちょっとストーリ分岐という遊びを加えてみました。

790匿名:2008/03/31(月) 23:56:11
『やれよー!クライ!早くそいつの頭を潰しちまえ!』『キックキック!蹴り殺せ!』
めぐみの無残な末路を期待する観客達の残酷な視線と大歓声の中、彼女の処刑が執行されようとしていた。
衆人環視のなかクライの処刑斧のような重い蹴撃が女囚の首を落す、公開斬首刑。
期待のあまりせかしてくる観客の声に背中を押されるように、トドメの蹴りを撃たんと予備動作に入っていたクライ。だが、その身体が突然ぐらりと揺れた。

「め、ぎゅ・・・みっ!」
祐希子が失神から目覚め、タッグパートナーである後輩を助けようとクライの胴体にしがみついて来たのだ。

「早ぎゅ、にぎぇなざぃっ!」
鼻を完全に潰され、前歯も折られている為、その発音は極めて不明瞭。
口と鼻から鮮血を垂らし、顔の下半分を真っ赤に染めた凄惨な様でクライにしがみついている。

「何だお前は?邪魔なんだよっ!」
苛立った声を上げて、疎ましげに祐希子の頭にパンチを叩き込むクライ。
クライやハンであれば、胴タックルを仕掛けたのであろうが、祐希子はそんな技術は持っていなかった。単に、子供が親にまとわりつくように胴部にしがみついているだけでしかなかった。ただ相手にしがみつく、そういう状態を維持しているだけで、引き倒すこともできない。投げの技術はそれなりにあるので、持ち上げてからのスープレックスを試みているのだが、クライは重心を移動させたり沈めたりして、祐希子に投げを打たせない。やはりここらへんが、プロレス流のスープレックスしか知らない祐希子とセメントの試合もこなしているクライとの違いであろうか。

「ちッ!放せってのっ!このッ!」
「がッ!ぎゃっ!ぐげッ!……ひはゃ、早ぐぅ…逃げぇ、ろォ…ぇぐ、みぃ…」
祐希子の後頭部に連続してナックルをぶち込むクライ。その一発が入る度に、頭を横に揺らしながら悲鳴をあげる。が、それでも後輩を逃がそうと必死でクライにしがみついている祐希子であった。

「ひッ…ひぃひいいいぃ…」
祐希子に言われずとも、二人に背を向け逃げ出すめぐみ。
左足はその機能が全廃しており、まともに歩くことはできない為、ほとんど這うようにして自軍コーナーへと向かって逃げる。
…だが、そんな獣のような格好で這い蹲って逃げるめぐみの眼前に、すっと影がさす。

「どこへ行こうっていうのかしら?」
「…ぇ?ひぃッ!!」
めぐみの前にナスターシャ・ハンが、無表情な顔に、かすかな冷笑を浮かべて立ちはだかっていたのだ。



関節ボッキボキよ~ん♪→>>791


絞めですよ、締め、simesime 〆〆〆!→>>792

791匿名:2008/03/31(月) 23:59:01
「ひぃぃいぃっ…」
「ふぅンッ!」
有無を言わさずめぐみをうつ伏せに潰すと、その右腕を脇固めに取り、負荷をかければ…

べぎいいいっ!!「あぅぎゃあああああぁぁぁっっっ!?」
一瞬の早業、めぐみの右肘が音を立て、砕かれてしまう。ギブをする暇すら与えない。
おかしな方向を向いた右腕を左手で押さえながら、全身をブルブルと震わせるめぐみ。

「あっぎゃッ……んげっぎぃぃぃ~ッッッッッ!!!!……ひッ!ご、殺ざれるううぅッ!!…ごろざれるううぅ~…」
大腿骨と肘関節を折られ、想像を絶する痛みに目を丸くひん剥き、舌を突き出し、顔をショックで真っ青にしながらも、尺取虫のように尻を上げ下げしながらハンから逃れようと足掻いている。
そんな惨めな有様のめぐみに、つかつかと歩み寄って来るハン。無造作無表情でめぐみの左腕を掴むと、こちらはチキンウィングアームロックを極めてしまう。

「ぉひぃいいいいい~ぃっ!?!!もッ゛も゛う、やべでえ゛え゛え゛えッッ゛…助げでッ!!だれがだずげでえええ~ぇっ!!」
「やべでぇぇっ!!めぎゅみがぁ…死ぬぅ!!じんじゃううぅ!!」
パートナーの無残な悲鳴と哀願を聞き、祐希子が悲痛な声をあげる。
クライを捕まえていた彼女は、めぐみ救援に向かおうとしたところを、今度は逆にクライに羽交い絞めに捉えられていた。

「ぎぶううううううッ!!ぎぃっぶぶぅあああぁぁぁっぶっ!!ぎぶぎぶぎぶううっ!!ぎぃッッあぁっアァァァッッヴ!!」
凄まじい声でギブを宣言するみぐみだが、ハンは相変わらずのクールな顔で、容赦なく彼女の腕を捻り上げた…。
ごりぃんっ!
関節を外されためぐみの左肩から、奇妙な音がする。

「ぅぁっがあぁっっ!?!……あッ゛…ひゥィッ゛……ィヒッ…ァォッ……」
短時間の内に、肉体を3箇所連続で破壊されためぐみ…その肉体的精神的ショックの前に、ついに泡を吹きながら白目を剥いて失神しまう。

ビクンッ!ビクンッ!びくびくぅっ!!
尻を突き上げるような格好でマットに突っ伏した姿勢で、激しく全身を痙攣させるめぐみ。その突き出された尻を包む水着のラインが乱れる。
ぶぶううっ……むりゅりゅっ、むりむりむりぃいいいっ……ぶびぼぉっ!ぶぽぉっ…
ショックで脱糞してしまったのだった。収縮と弛緩を繰り返しながら、腹の中のモノを外界に吐き出しつづけるめぐみのアナル。漏らした汚物は水着の中に溜り、そのラインを歪にぽっこりと歪ませてしまう。
漏らしたのは大便だけではない。じょろじょろと情けない音を立てて小水を失禁し、水着の股間前部を濡らし、下半身を濡らしながら、マットに湯気の立つ池を作る。

「ちッ…汚いわね?まあ、失神したみたいだしここらへんでやめておくか」
失神し、惨めに痙攣する女の肉体を見下ろしながら、ハンは冷く呟く。

792匿名:2008/04/01(火) 00:00:22
「ひッ!?ひぅいいぃ…ゆ、ゆっこさぁんッ!!助けてッ!!たすげぅぇぇええッ!?」
祐希子に助けをもとめながらハンに背を向けためぐみだったが、相手に背中を見せたのが裏目に出、そのままチョークスリーパーに捉えられてしまう。

「っぐっべぇっ?!ぐっぶぶぶうぅぅぅ~ッ…ぎぼぼぼぉぇぇっ!!」
無様な声が上がる。後ろから引っ張り上げられるように絞められ、その惨めな末路の姿を大勢の観客に晒し者にするように、強引に立たせられるめぐみ。
ぎっちりと絞めが首に入って苦しさに目は見開き、舌は突き出、涎や鼻水や涙がとめどなく溢れでて止まらない。苦悶に引き攣った表情を見せる顔は真っ赤になっている。

「ぎゃっへぇっ!!…ぐるじゅ…ぎぃぃやべべぇ…やべへぇぇえっ…ぎゅるじっ…がっぶぅげふぅっ!!」
ぶじゅぶっ、ぶぶぶっじゅっ、と耳障りな音を立てて泡が吹き出る。
じゅるじゅるうっとドロドロした鼻水が垂れ出る。
眼球が半分ほど裏返り、目が白目を剥きかけている。

「げっぎぇぎっ…んっぎひゅぃっ!ぎゃひぅっっ…」
それまで、弱弱しくも抵抗を続けていためぐみだったが、その手がカクンと力なく垂れ、肉体がピクピクと痙攣しだす。
痙攣は段々と大きくなり、ぶるるうっ!ぶるぶるっっ!と激しく奇妙なダンスを踊るような動きを見せる。
目は完全に白目を剥き、舌を垂らして無残な失神顔を晒している。

「やべでぇぇっ!!めぎゅみがぁ…死ぬぅ!!じんじゃううぅ!!」
パートナーの無残な有様を見て、祐希子が悲痛な声をあげる。
クライを捕まえていた彼女は、めぐみ救援に向かおうとしたところを、今度は逆にクライに羽交い絞めに捉えられていた。

「この程度で、人間死にはしないよ。もう少し大丈夫だわ」
平然と言いながら、失神しためぐみを更に締め続けるハン。相手が失神したというのに、チョークを緩めるどころか更に腕を相手の喉奥までぎっちりと食い込ませるという、よりエグい絞め方にしている。

そして、酸欠によるダメージが、めぐみの肉体のコントロールを奪う。
ジワジワと水着の股間部分が変色してくる。そして、水着の飽和量を超えた液体は…
じょろろろろろろおおおおお~っ
と、水音を立てながらめぐみの太もも、足首を伝ってマットに落ちる。
だが、めぐみの醜態はそれだけではなかった。

ぶびびびいっ!!ぶりゅりゅううっ!!!ぶべっ!!ぶっびびびぃびぃびぃぃぃっ!!
品のない、派手な破裂音が鳴り響いく。弛緩してしまっためぐみの肛門が立てる惨めな脱糞音。
ぽっかり開いた肛門から次々に糞塊が吐き出され、水着の尻の部分を無様に、もこもこと膨らませていく。
やがて水着に溜め切れなくなった汚物は、水着の端から次々と溢れ出て、マットの小便溜りに落ち、ビチャビチャと気持ちの悪い音を立てた。

「とまあ、このくらいは大丈夫さ……だがこれ以上締め続けるのは流石にマズい。死にはしなくとも脳に障害が残る危険性があるからね」
淡々と、しかしどこか可笑しげに呟くと、めぐみの弛緩しきった肉体をその自ら作り上げた汚物溜りに投げ落とした。

793匿名:2008/04/01(火) 00:16:32
いつまでも咳が止まらないとか、
年度末で忙しいとか、
投稿したあとでよく見たら>>791>>792が続いているように見えるとか、
思いつきで分岐とかするんじゃなかったとか、
そんな2つストーリ作る暇あるんだったら展開を先に進めろよとか


色々サーセン……orz

794真也:2008/04/01(火) 02:41:12
匿名さんの作品の間に割り込んでしまいすみません。


一方の場外では越後がパイルドライバー地獄に陥っていた。
ゴツッ!
「がぁあああぁ!」
ドサッ
ゴールデンにパイルドライバーを決められた越後の身体が力無く床に倒れる。
「おら、まだだよ。起きな。」
ゴールデンは越後のじっとりと湿った髪を掴み無理やり立たせる。
「う…くう。」
「ほらいくぞー!」
ゴールデンは越後を軽々と抱え上げパイルドライバーの構えに入る。
「い…いや、やめろぉぉぉぉおぉお!」
越後の叫びも虚しくゴールデンはパイルドライバーを敢行した。
ガツン!
「がぁ!」
再び床に倒れる越後。もう今ので何回目のパイルドライバーになるのか越後にはわからない。
越後自らの鮮血で顔面とハチマキは真っ赤に染まり、パイプ椅子攻撃による後頭部からの流血で髪もすっかり血で濡れている。パイルドライバーで逆さに抱え上げられるために出血が促進されて、技の衝撃で傷口が開くと越後にとって状況は悪化する一方であった。さらには技の行われている場所がコンクリートの床の上であることでゴールデンのパイルドライバーの容赦ない連発は越後にとってまさに逃げ道のない地獄であった。
「も…やめ…。」
「まだ喋る元気があるとは、さすがは打たれ強い越後サンだ。」
ゴールデンは勢いよく越後を抱える。
「あぁぁぁぁああ!」
ゴツッ!
ボタボタボタッ…
今の一撃で傷口がさらに開いたのか越後の頭から床へ血が滴り落ちる。
「…あ…うぁ…。」
血だるまの越後の表情はもうほとんど窺い知れない。
「随分大人しくなっちまったじゃないか。」
グイッ
バコッ!
「がはぁ!」
ボタボタッ
床に血痕が広がる。だが、だがゴールデンは越後を解放しない。
グイッ
「次はここだ!」
バツンッ!
「ぐぁっ!」
越後の頭は置かれたパイプ椅子の上に落とされた。
ドサッ…ピクッ…ピクッ
床に倒れる越後の身体が痙攣を始める。
「ふん。何が鋼のディフェンスだ。私に言わせれば豆腐並だな。」
その後もゴールデンは越後に選手生命をも奪い兼ねない非情なパイルドライバーを何度も放ち、越後の頭部を粉砕していく。
「おい。そこの二人、そっちはいいから私を手伝え。」
ゴールデンはめぐみのところへ行こうとしていた1号と2号を呼び止める。
「え?私達はお嬢様の言う通りに…。」
「いいからそこのテーブルを中でセットしろ。」
「…仕方がないわね。2号。」
「まったく、やればいいんでしょう。」
2人は渋々長机をリング内に入れコーナーへ寄せて開く。その間にシルバーは越後をリングヘ入れて自らはコーナートップロープに腰掛ける。
「さぁ、早くそいつを渡せ。」
「はいはい。今やるわ。」
「お嬢様よりわがままね。」
二人がかりで越後を逆さに持ち上げゴールデンに渡す。
「今この女を地獄へ落としてやる!そらぁ!」
バッ…グシャバキッ…ガツッ!
ゴールデンは軽々しく跳び、卓上に越後の頭を突き刺した。
机は真っ二つに割れ、越後の頭は机を貫通してリングにも打ち付けられた。
「はははは!今の音!頭蓋骨が折れたか?まぁ鋼のディフェンスにかかればこのくらいなんてことはないか。はははは!」
ゴールデンは笑いを振り撒く。越後の頭の墜落地点には夥しい血痕が広がる。
ビクンッ…ビクンッ…
その横での越後の痙攣はさらに大きなものとなり、命の危険すら感じさせる程である。
「そろそろ勘弁してやるか。」
ゴールデンがそう言った時だった。
「ずいぶんと派手にやっているな。」
「ん?シルバーか。」
シルバーがめぐみを連れて合流したのだ。
「私の方は終了した。期待して損をした。」
「そうか。私はかなり楽しめたゾ。八島、もう十分だ。フォールだ。」
「やれやれ、やっとかい。アタシは待ちくたびれたよ。はいワンツースリー。ワンツースリー。」
カンカンカンカーン
カンカンカンカーン
めぐみと越後の敗退を知らせるゴングが鳴らされる。するとゴールデンとシルバーはリングを去ろうとする。
「私らはそーいうのには興味ないんだ。あとは好きにしろ。」
「そう。私達はプロレスをしにきた。SMはお前達だけでやれ。」
そう言って2人は退場してしまった。

795真也:2008/04/01(火) 02:43:19
最後に残ったいけにえはロープに首を挟んだまま動かなくなっている小川である。
「SMだなんて失礼ね。これは飽くまで親善試合よ。」
ローズが憤慨しながら越後の血の着いた椅子をもってリングへ上がる。
「まったく。デリカシーがないのだから困りますよね。ちょっとした緊縛プレーですよね。」
1号は青コーナーに置いてあった越後の竹刀を持ち出しながらローズを支持する。が、果たしてフォローになっているのか?
2号も椅子を開いてリングに置き、小川のきっちり揃わされた脚を背もたれの枠を通し、ちょうど足の膝の部分を乗せるようにして、身体を平行に保つ。さらに小川の尻のコスチュームをまくしあげTバックのようにし、白い尻が剥き出しになる。
巻き付けられたピアノ線は小川の柔らかな肌に食い込み、ふとももや二の腕、手首は鬱血し紫色に変色していた。
いよいよローズと1号2号が仕掛けようとしたその時、会場の大モニターに真鍋の顔が現れた。
「はぁ~い。主催者の真鍋で~す!みんな楽しんでるぅ~?この試合もいよいよクライマックスだからね、盛り上がっていっちゃてー!きゃははは!ローズちゃん達よろしくね~。」
「せっかく良いところなのだから、邪魔をしないでちょうだい。だいたい言われなくてもわかってるわ!」
「ありゃ?」
ローズは椅子を振り上げて固定された小川のマネキン頭に叩き込む。
バツンッ
「…!」
小川の身体は軽くのけ反ったように見えたが反応すらない。
「あれ?アタシは…無視?」
主催者ながら相手にされず唖然とする真鍋。
「まだまだぁ!」
バツンッバツンッバツンッバツンッバツンッ!
幾度となく椅子を額に叩き込む。
パシンッ!ビシッ!
「こちらもくらいなさーい!」
1号が越後の竹刀で剥き出しの白い尻、ピアノ線で締め付けられたふとももを叩きまくる。
ビクンッ!
小川の身体がわずかに反応する。
「私もいるわよー!」
ドゴォ!ドスッ!
リングロープと椅子の橋渡しになっている腹部を思いきり蹴りあげる。
「ほらぁ、一声くらいあげてみなさいよ。窒息しているのかしら~?」
「あなたも気持ちいいの?」
「やめてほしかったら言いなさい。」
バツンッ!バシンッ!ドカァ!
もはや試合ではなく単なる集団リンチとなっている。ビニールで小川の表情は見えないが、じきに首元のビニールの端から赤い血が流れ出て来るようになる。
ジョ~…
そしてついに小川の股間から黄色い液体がリングへ滴り落ちた。
「あら?感じまくってイッちゃったかしら?」
「そろそろ仕上げといきましょう。」
そういって2号はコーナートップロープに上る。
「2号ちゃん、飛びマース!」
真鍋が残酷に明るく実況する。
「これで決める!」

バッ!2号のフットスタンプの狙いは椅子から宙に伸ばされていた小川の踵部分であった。
バキンッ!
椅子を支点とし、小川の膝は本来曲がらない方向へしっかりと「く」の字に曲がった。
「ごがぁ゛あ゛がかぁ゛がばあ゛があ゛ばがあ゛ぁ゛ーーーーーー!」
ビニールの奥から小川の…いや、到底人の声とは思えない絶叫が響く。ここでようやく1号が小川の首をロープから外す。
「さて、この中はどうなっているのかしら?」
ローズは笑みを浮かべながらビニールをさっとめくり取った。
「うっ…。」
ローズ自身笑みを忘れ顔をしかめる程に小川の顔は酷いことになっていた。
髪は汗と血で塗れて、首を長く強く絞められたことにより顔全体はひどく膨れ上がり、額はバックリ裂け顔中が血に染まり、舌は伸びきり、口元には力は入っておらずニヤけたような口からは血ヘドが流れ出ている。真っ赤に充血した目は完全に白目をむき、眼球の淵からは血の涙が溢れている。
「こんな汚い害虫さっさと葬ってしまいなさい!」
「はい、お嬢様。」
ドカァ
1号はローズに従いとどめのバックドロップを放った。
「フォール!」
ローズが倒れ伏す小川を踏み付けフォールする。
「はいはい、ワンツースリー。」
八島が気だるくカウントを取り、ようやく地獄の血祭りが終了したのだった。

796真也:2008/04/01(火) 02:48:38
なんだか、もしかしてグロ過ぎでしたか?
というかなんか展開文章いろいろめちゃくちゃですよね。
すいません。まだまだですね~。

797名無しさん:2008/04/01(火) 06:46:55
「姫獄」という流れが終わっていないために、新規さんが来ても凄くもやもやする。
もったいないなぁ・・・

798GO2:2008/04/02(水) 02:53:20
>>真也さん
ちょっと今はタイミング悪かった感もあるかもしれませんけど、
不測の事態の為に長引いてますし、真也さん自身、「我慢できない、今投下したい」と思って投下されたかもしれません。
板は特定の人間のものではないし仕方ないかもしれません。

とりあえず、お疲れ様です(終了してますよね?(汗))

試合自体はこちらの板では珍しい趣向だったと思います。
打ちのめしてるというか踏みにじってる感じが勢いで伝わってきました。

あと、ここからは世間話的に。
「まだまだですね~。 」と仰っていますが、こういう板では技術より何より
良い文章が見たいなら他の方法で色々と目にする事が出来ますし、こういうマニアやフェチ板では…
例えば、「せっかくレッスルエンジェルスなんだから」という部分の方が大事にしてもらえるんじゃないかな…と私は思うんです。

というか技術に拘って特定の人の作品しか受け入れられないフェチ系板なんて私は嫌だ!w(ぉ)

それと申し訳ないですがお願いというか…
自分も散々待たせてしまった前科を持ちますが(汗)、もちろんまとめさんが仰るように、「完成させて投下」が好ましいですが
止むを得ず分割投下になってしまった場合、「今回はここまでです」や「これで終わりです」等々お知らせした方が良いんじゃないかな、と思いました。
感想を書く側も対応に困ったり、投下直後に見かけた人が「ん?続き来ないのかな?」と困ったりする事もなくなると思います。
あと、簡単にでも挨拶を忘れずに。それだけで貴方への(貴方の作品への)印象もだいぶ変わってくると思いますよ。

ここまで偉そうにごめんなさい。
作品自体は、自分も勉強させて頂く部分がたくさんありました。
もし、レッスルエンジェルスのSSを書くのが楽しく、この板にも馴染む感覚があるようでしたらまた作品を拝見させてくださいね。
お疲れ様でした。


>>匿名さん
体調不良は仕方ない事だと思います…無理をせず、最後まで頑張ってくださいね><
楽しみにしています♪

799名無しさん:2008/04/02(水) 04:28:17
>>796
いや、グロくはないですよ
展開が若干急なので、脳内で纏めるのが大変な面はありますがw
確かに、間が悪かった部分はありますがこればっかりは止むを得ない事ですのでまた投下してくださいな

>>797
匿名さんの追い込みに期待だ!

>>798
確かに、技術云々は精進するしかないですからねぇw
要は「レッスルエンジェルス愛(携帯ゲー的な意味で無しに)」な訳で「
継続は力なり」とはよく言ったもので、書いてれば書き方やらキャラの掴み方も上手くなりますしね
問題はネタが湧くかどうかでもありますがw

確かに、分割投下なら次レスで区切りだという事がが分かりやすい方が良いと思いますね
短すぎる区切りなら一括で良いんじゃないか? とか思うことも無い訳ではないですけどw

800真也:2008/04/03(木) 02:35:52
みなさんいろいろおかけしてすみません。そして丁寧に教えてくださりありがとうございます。
ほんと来たばかりでいろいろルールや暗黙の了解とか全然わからなかったので、こうやって教えてもらえると助かります。図々しいと思いますが、また何かあれば教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
>GO2さん
こんばんは。わかりにくくてすみません、作品はとりあえず終了しています。作品は他のみなさんの作品より凶器使いすぎで外道だったかもしれないです。作品の向上は少しずつになります。
丁寧にたくさん教えていただきありがとうございます。実行にうつしたいと思います。偉そうだなんてとんでもないです。何も言ってもらえない方が悲しいですし。フォロー大変も嬉しいです。またお世話になると思いますので、よろしくお願いします。
>名無しさん
名無しさんもフォローありがとうございます。
グロくないですか?良かったです。何回か書いて少し慣れてわかりやすい作品を作ろうと思います。ただ、確かにネタが浮かぶか、ということは大きな問題ですよね。実際自分で書いてみて、今までのみなさんの凄さに気づかされました。
またいつか書こうと思います。どうぞよろしくお願いします。

余談ですが、一応私「真也」と書いて「まさなり」と読みます。よろしくお願いします。
長々しく失礼しました。

801名無しさん:2008/04/03(木) 04:26:50
シンヤじゃないのか
ずっと橋本真也の顔を思い浮かべてたわ

803名無しさん:2008/04/05(土) 04:20:45
俺も「しんや」だと思ったw

804名無しさん:2008/04/06(日) 14:44:46
それはそうと絵師さんの出番はまだかー(*゚∀゚)=3

805真也:2008/04/06(日) 17:02:12
~サキュバス真鍋プレゼンツ~
◆日本海外親善試合◆
・第二試合
ドルフィン早瀬VSアリス・スミルノフ

先日のめぐみ・越後・小川とローズ・ヒューイット・シルバーフェンリルの親善試合試合は大きな反響を呼んだことを受けて真鍋は二回目の興行を開くことにした。しかし、前回の3人の受けた暴行と真鍋の罠を見て参加しようと考える日本人選手はなかなか現れなかった。
そこで真鍋が目を付けたのが早瀬であった。実家の貧しさに付け込んで、勝利すれば大金を渡すという条件をちらつかせ、半ば強制的に参加させた。



「青コーナーより、ドルフィン早瀬選手の入場です!」
音楽に合わせて、早瀬が入場してくる。その表情は緊張で強張っていた。
「(…大丈夫。勝てばいいんだから…。大丈夫。)」
そう自ら言い聞かせながらリンクロープをくぐる。
「続きまして、赤コーナーより、アリス・スミルノフ選手の入場です!」
アリスは早瀬をジッと睨みながら入場してくる。早瀬は内心怯えながらもキッと睨み返す。
「そして、今日の特別レフェリーは、なんと主催者・サキュバス真鍋選手です!」
「はぁ~い♪」
満面の笑みで現れる真鍋。そして早瀬の顔色が一気に悪くなる。
「そんな…。」
それに気付いた真鍋が早瀬に近づいてそっと囁く。
「生きて帰れるなんて思わないでね。」
早瀬は恐怖にかられパニック状態に陥ってしまった。
「いや…いやっ…いやぁぁ!」
リングから出ようとする早瀬であったが、真鍋が素早く試合開始を宣言した。
「はい!開始!」
それに合わせてアリスが背を向けた早瀬に突進する。
「おらぁ!」
まさにロープをくぐろうとして屈んでいた早瀬の右ふくろはぎを踏み付ける。
ガッ
「あぅ!?」
足の力が抜けて崩れ落ちる早瀬。
「どうだぁ!」
バシッ!
「あぁ!」
今度は右ふくろはぎを蹴り上げる。
「まずは逃げられないようにしてやる!」
バシッゲシッバンッガッ
「あぁっ!くぁっ!くっ!」
ふくろはぎを徹底的に蹴りつける。
「やっ…やめっ!あぁっ!」
早瀬はふくろはぎをかばおうと手を出すが、そうすると今度は容赦なくその手を蹴られるためにまた手を引っ込めてしまい、大人しくふくろはぎを蹴られ続けた。じきに力がはいらなくなり、感覚も無くなってきた。
「あ…私の足が…動か…。」
「このくらいでいいか。」
アリスは早瀬の長い髪を掴み無理矢理立たせる。早瀬は右足ではもう踏ん張れないため、左足のみでふらふら立ち上がる。コーナーに連れていき、顔面をコーナーにたたき付ける。
バンッ
「きゃふ!」
「次は、目だ。」
すぐにアリスは閉じられた早瀬の右目のまぶたをロープに押し付ける。
「へぁ!?」
「うぉぉらあぁあぁぁ!」
シュルシュルシュルシュルシュルシュル!
アリスは叫びながら走りだし、早瀬のまぶたをロープに擦りつける。
「ぎゃああぁぁあああぁぁ!目がああぁぁ!」
唯一動く左足のケンケンで引き回されながら悲痛な悲鳴をあげる早瀬。
ドンッ
「あふぅ!」
コーナーにたどり着き、額を叩き付けられる。
「ほら、再出発だ。」
またまぶた付近をロープに付けられる。
「あ…あぁ…。」
「そらぁぁあぁ!」
シュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ!
「ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
ドスッ!
またコーナーに頭から突っ込む早瀬だが、すぐにまたセットされて擦りつけが始まる。
シュシュシュシュシュルシュルシュシュ!
「や゛ぁぁ゛め゛ぇでぇぇぇ!」
ドンッ!ドサッ…
コーナーに叩き付けられて早瀬は俯せにダウンする。
「あ…はぁ…目がぁ、痛いよぉ…。」
「どれ?どんな面になったんだ。」
アリスが髪を掴み顔を上げさせると、恐怖にひきつり、泣きぐしゃって涙と鼻水を流し、右まぶたが紫に腫れ上がり開くことも出来ない早瀬の顔が現れた。
「うっひゃあぁぁあ!ひっどい顔!」
真鍋が覗き込んではしゃぐ。

806真也:2008/04/06(日) 17:03:22
「やめて…えっぐ…もう…ひっぐ…やめ…。」
真鍋を見上げて懇願する早瀬たが、真鍋は冷徹な視線を向ける。
「あは!あんたばっかじゃないのぉ!?」
パシンッ!
「あぅ!」
平手打ちをくらい早瀬の顔が真横を向く。
「そうだ!」
真鍋はポケットから小さなケースを取り出す。その間にアリスは早瀬の足に回り仰向けにしアキレス腱固めを仕掛けた。
ガキッ
「あがぁあぁぁあ!」
大きく口を開けて悲鳴をあげる早瀬。そして真鍋はその口の中にケースから取り出した物を流し込んだ。
「あがががががかっ!」
「そーれ。飲んだら死んじゃうよ~。」
その物とは、いくつもの画鋲であった。真鍋は次々に流し込んで早瀬に大量の画鋲を頬張らせた。
「ふがぁっ…ふぐっ!」
早瀬は必死に手をばたつかせ、流しを阻止しようとしたが、片目の視野を失い、破壊されたふくろはぎのアキレス腱固めの痛みもあり、両手は意味もなく宙を掻きむしるばかりである。
「これでいいかな♪」
真鍋はそういうと早瀬に馬乗りになり、左手で画鋲の溢れる口を塞いで、右手を頬を思いきりひっぱたく。
バシィ!
「ふんぐぅぅぅ!」
左目を真っ赤にして見開き、涙を流して声にならない悲鳴をあげる。
「痛い?痛いの?聞こえなーい。口の中傷だらけになっちゃうよ~♪」
バシッバシッバシッバシィバンッ
「ごぉっ!ごぁ!ぶごぁ!」
「あははは♪」
時々左右の手を入れ替えながら早瀬の両頬を叩くが、初めは平手打ちだったが、次第に拳での殴打になっていく。
ボコッガスッガッゴスッ!
「ほごぇ!ごぼぉ!」
しばらく殴り続けると手を放し、一度立ち上がる。
「こ…ぐぇ…。」
手のどかされた早瀬の口からは真っ赤な血がこぼれている。

807真也:2008/04/06(日) 17:04:28
「あぁ~あ、お口切れちゃったね♪」
アリスも技を解いて早瀬の横に立つ。
「なんともつまらない奴だったな。」
「ま、あとは軽くやっちゃおうか。」
そういって真鍋は早瀬の腹部に両足で飛び乗る。
ドスッ
「こぶほぉ!」
早瀬の口から血と画鋲が少し飛び出る。
「そらぁっ!」
今度は腹部にアリスのニードロップが落とされる。
ドンッ
「ごばぁ!」
早瀬は完全に白目である。
「いっくよーん!」
ドスッ
「ごふっ」
「おらぁっ!」
ドッ
「ぐっ」
「それー♪」
ズシッ
「あ゛あ゛っ」
「ふんっ!」
ドゴッ
「がぁっ」
まるて餅搗きのように交互に早瀬の腹をへこませていく。
「ぐぶぅっ!」
早瀬の身体が一度跳ね上がりうずくまる。
「か…はあぁ…。」
早瀬の口から真っ赤な血が流れ出、血に染まった画鋲がぽろぽろとこぼれている。
「ふん、逃がさないぞ。」
今度はうずくまった早瀬の腹に何度も蹴りを打ち込む。
ドゴォ!ガスッ!ドンッドスッドッ!
「ごほぉ!ふぉぉ!あ゛がぁ!」
鮮血と口内一杯の画鋲が跳ぶ。
「早瀬ちゃ~ん。残念ねぇ~。これじゃ実家にお金なんか払えないよね~♪」
「そらぁっ!」
ドガァ!
「こぼぁ!」
早瀬の口から今までの鮮血とは違うどす黒い血塊が出た。

「そろそろメインディッシユといこうか。」
「アハハ♪今のは内臓の血かしらぁ?早瀬ちゃん芸細かいねぇ~!」
「え~い!」
ドンッ!
「ヒャッ!」
突然リング内に人影が現れ真鍋に後ろからエルボーを打ち込んだ。
「誰だぁ!?」
真鍋が振り返るとそこにいたのは橘みずきである。
「私の前で悪事は許さないわ!」
「なんだんだ貴様はぁー!?」「ふっ。」
アリスが橘の後ろからから迫ったが、橘は上手く右によけた。
「なっ…!?」
「あっ…!」
ドカァン!
アリスは勢い余って真鍋に激突してしまった。そしてそのまま2人はリング外に転がり落ちていった。橘はすぐに早瀬のそばに寄って口から画鋲を出してやっている。
「大丈夫ですか?」
「げぇっ…かはっ…。」

「あいつ…!」
アリスが怒って起き上がってリングに入ろうとするが、それを真鍋が抑制する。
「まぁまぁ、待ってよ。」
「何だと!?」
「まず落ち着きなって。」
アリスを制止しながら真鍋はマイクをとる。
「橘ァ~。こんなことしてただで済むと思ってるのかぁ~?」
橘もマイクを取り答える。
「真鍋!こんな酷いことして…。あなたの悪事はこの私の正義が全然許さないんだから!私と一対一で勝負よ!」
「アハハ♪あんたマジで言ってんの?あんたなんかでアタシに勝てるわけないでしょ?」
「正義は勝つのよ!勝ってみせる!」
「わかったわかった。次回勝負してあげるよ。後悔しても知らないからね。」
こうして次回橘と真鍋の試合が決定したのだった。

808真也:2008/04/06(日) 17:21:44
ここまでで、ひとまず第二試合は終わりです。
次回はまた今度になります。

その、書いてからなんですが、姫獄っていうのが終わるまではもしかして作品出さないべきですか?

809匿名:2008/04/06(日) 20:39:38
私のせいですっかり迷惑をかけてしまって申し訳ないです。

かくなる上は、ちょっと一部を省略させたバージョンをアップして、無理矢理終わらせることにします(汗)

>真也さん
私が遅れてしまったせいで、迷惑をかけたようでもうしわけないです(汗)

810匿名:2008/04/06(日) 20:40:57
「つまらない……実に期待外れだ。この程度の相手としかやらせてもらえないなんてな」
失神してビクビク痙攣するめぐみに足を乗せて、クライが不機嫌そうに言う。

「ええ、全くだわ……せっかくのメイン、もっと食い応えのあるファイターを期待していたのに、ね」
クライと同じくら不機嫌な声でハンが応じる。
二人は不機嫌な視線を祐希子に向け、異口同音に呟いた。

「この責任は、アイツに取ってもらいましょう」
二つの不気味な影が、哀れな女に近づいていく……。

「ひッ…い、嫌ぁ…ひいいぃッ!来ないでぇ………ぅいっぎゃぐあああぁッッ!?!!」


……
………

それから10分後、姫獄のリングの上に、ボロ雑巾のようになったマイティ祐希子の姿があった。
ハンの関節技によって破壊された両腕がおかしな方向に捻じくれ、顔はクライの打撃で酷く腫れ上がっている。
序盤のキックでヘシ折られていた前歯以外にも数本歯が砕かれていた。

「ぁがっ……ぃェ……」
力ないうめき声をあげながら、這って逃げようとしている。ヒールホールドで膝靭帯を、アキレスホールドでアキレス腱を、そえれぞれ左右ともにハンに切断されており、もはや立って歩くことはできなかった。

「ナスターシャ、そろそろトドメを刺してしまおう」
「ダー(yes)、そうしましょう」*
ハンが上から祐希子の首に腕を回し、強引に立ち上がらせ、その頭を脇に抱え込むようにしてフロントチョークで気道を絞り始めた。

「ぶぅうぁべっげげげえ~ッッ??!?!」
苦しげな悲鳴をあげる祐希子。両腕を破壊されている為、何の抵抗もできしない。
口を金魚の様にパクパクさせ、涎をタラタラと垂らし、舌を突き出している。目は大きく見開き、虚空を睨むような焦点になっていた。
呼吸を制限され、酸欠で顔色が紫になってくる。

「ほっげぇッ!?はっんぎぃげッ!!ふぃぎゅぅううっ!!」
絞られた喉から、みっともない聞き苦しい悲鳴が絞り出される。一緒に大量の泡もぶぼっ、ごぶぼぶっという音を立てて絞り出さる。
ふっくら膨らんだ鼻腔から、じゅるじゅっるっと鼻水が垂れる。
時折壊された手足が、ぶるるっ、ぶるぶるっ、と唐突に跳ねるように痙攣する。

811匿名:2008/04/06(日) 20:42:34
「……」
祐希子に絞首刑葬を執行しかけていたハンだが、ふと何か思いついたような表情になる。
ずるずると、祐希子の身体を引きずるようにして、惨めな失神姿を晒している武藤めぐみという名の肉塊の上に持ってきた。

「はっはははっ!ソイツはなかなか良い趣向だね!?」
ハンの意図を察したクライが、弾けるように笑った。その笑い声に促されるかのように、ハンの絞めがキツくなった。

「ぎっぎゅぐぐぐうううッ!!ぎぇがはっ!!がほぎぐがはッ!!」
哀れな死刑囚の全身が激しくブルブルと震えだした。かと思うと、焦点のあっていなかった目がくるりと裏返ってと白目を剥き、舌は気味悪いくらい長く、顎の先辺りまで垂らされていく。そしてカクンッと全身の力が抜ける。

「ぁっぅえぅぇっ…ッぃぇ……ぃ、ゃぉ………ぃぅ…………ぉ………………………」
祐希子の豚の如き惨めな悲鳴が聞こえなくなっても、ハンは絞めるのを止めなかった。

じょっわぁわわわわわわわぁ……
水音を立ててコントロールを失った祐希子の肉体が失禁を始める。水着から弾け出た液体は、一部は直接、一部は太もも、脹脛を伝って、めぐみの身体に降り注いだ。

ビックンッ!!びくびくびくんっ!!
祐希子の肉体は激しく、そして奇妙な動きで痙攣を続けている。その滑稽にも見えるおかしな痙攣は、素人目から見ても、彼女の危険な状態を示していた。
だが、ハンはまだ絞めの手を緩めてはいない。いや、どころか更に背中を逸らして腕を絞り、絞め技を強烈なものにしていく。あまりに長く強く過ぎる圧迫に、祐希子の首の血管がくっきりと浮き上がってしまっている。呼吸と脳血流を完全にストップされた為、彼女の顔はうっ血でパンパンに膨れ上がっている(それでなくともクライの打撃で腫れ上がってはいたのだが)。

「ふん、タフな女だね……しぶとさだけが取り柄?だが、もうおしまいサ。パートナーに汚物を振りかけながら逝ってしまうんだね!」
…そのハンの言葉に反応したわけでもないだろうが、締りを失った祐希子の肛門から、ぶぶッ、ぶぶぶうっ!!という放屁の音が響いた。
ぶりゅうッ!むちむりゅううぅ!ぶびぶりゅうううッ!!ぶびびッ!!ぼぶうぅぅッ!!
気体に続いて固体も…恥ずかしいことこの上ない、惨め過ぎる脱糞音を立てて、大便をヒリ出す。

めぐみに続いて祐希子までも脱糞の醜態を見せ、場内は興奮し大歓声が上がる。
その大歓声の中、女として最も恥ずかしい行為を見世物にされる祐希子。水着の後部をもこもこと惨めにいびつに膨らませてしまう。

だが、祐希子はそれ以上の大便を漏らすことはなく、手足を弱弱しく痙攣させるのみだった。

「ちッ、負け犬のクセに何を出し惜しみしてるのよっ!?もったいつけずに全部ヒリ出しなさいよ!死んじまっても構わないからさァ!」
「………」
一体どこまで容赦がないのか……顔が青紫色になり、最早ほとんど痙攣すらしていない、明らかに危険な状態の祐希子をハンは飽く事無く絞め続ける。

ぼとぼとッ……ぶりぶりぶりゅりゅうぅ~ッッ……
割れんばかりの大歓声の中、新たに腸内から吐き出された大便が、水着に溜まっていた糞塊を押し出し、めぐみの身体を汚していった……。

812匿名:2008/04/06(日) 20:45:09
勝ち名乗りを受けた二人は、敗者の水着を剥ぎ取って、その乳房や、糞尿に汚れた下半身を観客に見世物にする。
ぎょろりと目を剥き、舌を異様なくらい長く突き出し、泡や鼻水で顔をぐじょぐじょに汚し、蛙の様に足を大きく開いて情けない姿を晒すマイティ祐希子の水着をクライが剥がしていた。

「んんッ?……おい、ナスターシャ…コイツ息してないぜ?瞳孔も開いてる」
敗者の剥いでいたクライが異変に気付き、少し上ずった声で言う。

「ああ、大丈夫よ。仮死状態になっているだけでしょ?救急の係員を呼んで」
めぐみの水着を剥いでいるハンは平然と返した。
「それに、その程度の雌犬が死んだとしても、何か問題が?」



勝負を終えた二人は悠然とリングを後にした。
未だ目を覚まさない全裸のめぐみと、電撃ショックで何かの冗談のように激しく裸体を跳ねさせる祐希子を残して……。

813匿名:2008/04/06(日) 21:01:29
結局10日オーバーしてしまいましたね…

関係各位の皆様、すいません

814名無しさん:2008/04/07(月) 00:11:11
普通につまらない。

815名無しさん:2008/04/07(月) 05:47:59
>>814
じゃあ、これから見なきゃいいんじゃね?
または君が面白いものを書いてくれるんだな。期待してるよ!

・・・とりあえず、乙。だが、理由があろうとも、ほかの人たちが守っている中、
期日守れないのはいかがなものか?投下までの時間は多くあったはずだし。
これが始まってから、若干スレのテンポも悪くなったような希ガス

816名無しさん:2008/04/07(月) 06:08:36
そうムキになるなよ、 つまらないも立派な感想だよ。

817名無しさん:2008/04/07(月) 14:40:13
>>815
落ち着こうぜ
荒らしにマジレスしても仕方ないってw

匿名さんも色々あったんだろうし、ちゃんと謝ってるんだから大目に見ようぜ

あと、姫獄SS班の皆さんGJ&乙!
これからも期待してますよ!!!

>>808
同じタイミングで投下って事にならなければ大丈夫でしょう(一応、終わったわけですし)
GJです
ただ、若干展開が慌しい気もします(;・∀・)
一つの技による展開をネチネチと描写しても良いのではないでしょうか?

818名無しさん:2008/04/07(月) 18:06:44
「つまらないも立派な感想」は間違いない。
だが「つまらないという感想をわざわざ書き込む」のはどうかな?
小学生以上の知能があるならわかるハズ。

つまらないならどうつまらないのか。
ただ「つまらない」を発言するのは頭が悪いとしか言いようがないな。

819名無しさん:2008/04/08(火) 09:19:58
きっと幼稚園児だったんだよ!

820名無しさん:2008/04/08(火) 14:54:58
作品の感想書いているのが>>814だけだってこと考えると他のやつよりマシに見えるけどな。

自分も単体で見たら責め具合のいい作品だったけど、姫獄として考えたら最終戦で延期&打ち切り展開になってしまって
素直に楽しめなかった。つまらないってことはないんだけどなんか残念というか惜しい。

821真也:2008/04/08(火) 18:29:02
>匿名さん
いえ、まぁもう私のことは気にしないで下さい。
そこまで謝っていただけたらもう咎める理由はないですし。

>117
ありがとうございます。
う~ん…この前の作品も粗削りと言われたので、そういう癖が私にはあるみたいですね。
一つ技でですか…。では次回は凶器ばかり使わず努力してみます。

822名無しさん:2008/04/08(火) 19:24:01
大義名分があれば、誰も得しない不快にさせるだけの発言が正当化されるってのは違う気がしてならないのだがな(苦笑)

823名無しさん:2008/04/08(火) 19:51:15
不快な発言が多すぎてどれのこと言ってるのかわからない(笑)
せっかく職人が流れ変えてくれたんだし嫌な流れは終わりにしようぜ

824名無しさん:2008/04/09(水) 01:46:58
今から考えると去年の金網うんこ祭りの流れはネ申だったな

825名無しさん:2008/04/10(木) 21:45:22
鯖煮もまだ目新しさもないしなー

金網うんこ戦、設定詰めてみない?

826名無しさん:2008/04/10(木) 21:50:47
詰めてみたいねえ
特に市ヶ谷様vsむとめの流れはガチ

827名無しさん:2008/04/11(金) 02:15:01
南さんvsゆっこ、むとめvs千種戦も掘り下げてみたいな

828名無しさん:2008/04/11(金) 03:47:14
それってエロパロでやってたやつじゃなかったっけ?

829名無しさん:2008/04/11(金) 11:03:30
だね
まとめさんちにまとめがある
勝った方も恥ずかしい姿を晒さなければいけないというのが最高だったな

830名無しさん:2008/04/12(土) 15:32:21
二人増やして4vs4で再構成してみたい
つか鏡様を参加させたいw

831名無しさん:2008/04/12(土) 16:05:18
グダグダだなwこのスレwww
あ~~ツマンネw

832名無しさん:2008/04/12(土) 17:05:22
金網の外に出れるっていうのは無しにした方が良いんじゃないかな
で、コスは白色限定にすれば漏らしたかどうか一発バレだし、恥辱力も増すしね

あ、言いたくないけど荒らしはスルーしないと付け上がるからスルーしましょうねw

833名無しさん:2008/04/12(土) 23:01:22
しかし市ヶ谷のおまるは個人的に捨てがたいw

834名無しさん:2008/04/13(日) 13:55:54
なんかリョナじゃなくてスカトロスレになってるなw

835名無しさん:2008/04/13(日) 14:16:12
浣腸腹に攻撃はリョナじゃないかな?w
スカトロリョナだったら斬新!w

836名無しさん:2008/04/13(日) 18:07:51
自分は正直スカトロネタは苦手なので避けて欲しいんだけど他のみんなは好きのかな?
だったら我慢するけど。

837名無しさん:2008/04/13(日) 18:13:49
俺は嫌いじゃないけども、うんうんが好きな訳ではないな
出したくないっていう苦しんでるとか恥辱の感じが好きなだけで
出しちゃった時の屈辱とは恥じらいとか、そういうのが好きなだけで、うんうん自体は好きじゃないな

838名無しさん:2008/04/13(日) 18:45:11
実写だとグロくてきついけど2次でイラストなら
単なる「とても恥ずかしいもの」として捉えられるから自分的にはおk
出す、出さないを巡っての攻防も普通の試合以上の緊迫感があるし、たまにはいいんじゃない

839うんこ:2008/04/13(日) 22:38:25
遅くなってすみません
姫獄第7戦の挿絵的なものができましたのでよろしければお納めください
pass:unko
http://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?dlpas_id=0000054507.jpg

あと金網うんこ戦に関してはお好きなようにいじり倒していただければ幸いですw

840うんこ:2008/04/13(日) 22:46:04
しまった途中で送信してしまった……
姫獄に参加された作家の皆様おつかれさまでございました
どの試合も非常にハァハァさせていただきました!

連続カキコになっちゃってすみませんー

841名無しさん:2008/04/13(日) 23:28:22
な、なんという神絵!!
素晴らしい挿絵GJっす!!

842名無しさん:2008/04/14(月) 23:20:40
神過ぎてワロタ

843名無しさん:2008/04/14(月) 23:54:26
神すぎるwww

844名無しさん:2008/04/15(火) 11:42:32
ttp://www.nicovideo.jp/watch/nm2928693

この動画上げた奴挙手しなさい。先生怒らないから(;´Д`)'`ァ'`ァ

845真也:2008/04/16(水) 10:44:21
橘対真鍋[予告編]


サキュバス真鍋と橘みずきの対決に先立ち、マスコミと橘本人宛てのビデオレターが届いた。再生すると真鍋が不敵な笑みを浮かべてカメラに写っていた。

真鍋「はろ~。マスコミの皆さ~ん。そして、タチバカ(橘)ァ~。愚かな愚かなあんたの為にわざわざこんなテープ用意したんだから感謝してよ。さて、今回はアタシとタチバカの試合の決定とルールを教えちゃうから、よく聞いててねぇ。まず、日時は4/20の日曜日。会場はいつもアタシが親睦試合を開いているあの会場。わざわざ親睦の興行のコマを貸してあげるんだから、そこんとこ忘れないでよ。それで、ルールは60分のアイアンマンマッチで行うから。だってせっかくの決闘が、丸め込みや、反則裁定であっさり終わったらつまらないでしょ?フォール、ギブアップ、KOが一本。で、凶器使ったり、乱入者使ったりの反則したら相手に一本。どお?優しいでしょ~?私自ら反則に制限かけてあげたんだからぁ。ちなみにレフェリーはあんたが選んでいいようにしてあげる。そんで、負けた側はは勝った側の言うことを何でも一つ聞くって罰ゲーム付き。でもまだ考え中なんだよね。何がいいかな?
ところで、タチバカ。正義を掲げるあんたがアタシの挑戦を断れるわけないよね~?逃げるなんてありえないでしょう?いい返事期待してるから。それじゃあねぇ~♪」

このテープを受けたマスコミは取材に橘の元を訪れた。橘もテープを見た直後で、真鍋の挑発的な態度に憤慨していた。
橘「あ~もう!真鍋!絶対許さない!絶対に後悔させてやるんだから!」
マスコミ「ということは、この試合お受けするんですか?」
橘「当然です!私の早業で10本の差をつけて、圧勝してみせますよ!」
マスコミ「レフェリーの指名はどうしますか?やはり仲の良い友人ですか?」
橘「違います。だってそれじゃ真鍋と一緒になっちゃう!私は正義なの。だからそんなことはしません。そうですね、真面目に公平にやってくれそうな…杉浦さんにします!」
マスコミ「杉浦選手、確かにルールに忠実そうですね。罰ゲームというのがありますが?」
橘「私が勝ったら二度と悪事を働かないように誓わせます!」
マスコミ「これは心強いですね。それでは最後に真鍋選手へメッセージお願いします。」
橘「真鍋!次の試合では、自分のしたことを泣いて謝らせてあげるわ!覚悟しなさい!!」


――――――――――

すみません。まだ予告編です。
罰ゲーム何がいいでしょうか?
とりあえずまだ内容考案中なので日曜日までお待ち下さい。

846名無しさん:2008/04/16(水) 23:54:10
罰ゲームはヒール転向、そして藤原をリョナるとか?
ベタベタだけどこんなのどうかね?

847名無しさん:2008/04/17(木) 00:13:09
ボロボロの体で大人の保健体育・実践編

848名無しさん:2008/04/17(木) 08:31:26
これは期待っ

849名無しさん:2008/04/17(木) 19:17:15
>>846
もし、橘が勝ったら?

850名無しさん:2008/04/17(木) 19:52:09
>>849
完璧に橘に負けフラグが立ってる

851名無しさん:2008/04/17(木) 20:22:57
>>850
いえいえ、負けフラグが
立ってるのは真鍋のほう。
一時間で彼女が何本
取られるか……読む前から
気になってしようがない。

852名無しさん:2008/04/17(木) 20:53:18
>>851
いや、どう見ても真鍋の仕込み試合にしか見えないんだがw

というか、この流れで真鍋に負けフラグっていうのは、
真鍋に罰ゲームさせたい想いが故に目が曇ってるとしか言い様がないwww

853名無しさん:2008/04/17(木) 21:58:41
そこであえて裏をかいて真鍋負けww

854真也:2008/04/17(木) 23:57:44
えーと、なんかわかりにくい表現ですみませんでした。橘の台詞が曖昧で余計でしたね

橘が負けた場合の罰ゲーム内容と、真鍋が負けた場合の罰ゲーム内容の両方を出して頂いて、私が素晴らしいと思ったものにさせて頂こうと思っています。

855名無しさん:2008/04/18(金) 23:48:15
正義を捨てると宣言するまで真鍋の拷問を受けるという橘用罰ゲーム

856名無しさん:2008/04/20(日) 04:09:41
悪がトラウマになるくらい戦闘員にボコされる橘、萌え

857名無しさん:2008/04/20(日) 14:20:58
たまには実力の差を見せ付けられてボロボロにされる真鍋たんが見たいもんです。
罰ゲームは「悪事を働きません」と宣言するまで、観客の一人一人に真鍋たんに極めたい技を喰らい続けると言う感じで。
自分だったら筋バスかロメロのどっちかをチョイスしますなwww

858名無しさん:2008/04/20(日) 14:25:43
確かに普段生意気な態度で相手を見下してる真鍋が心を折られた時に
どんな素顔を曝け出すか、そこに期待している人もいるかと

859名無しさん:2008/04/20(日) 15:21:22
精神的にも肉体的にも折れて、ヒィヒィしてる真鍋はかなり新鮮。

ビックマウスを吐いた後の返り討ちは、個人的に最高のシチュ。

客を巻き込む罰ゲームなら、客のリクエストを橘が受ける形がいい。

全国ネットで、屈辱的な姿を晒すのも付け加えます。

860名無しさん:2008/04/20(日) 17:05:58
橘が勝って、真鍋を嬲ってるトコを
「正義の味方が酷い事をするのか?」って言う矛盾を突きつけられ
困惑してるところを鏡辺りに叩きのめされる二段落ち

861名無しさん:2008/04/20(日) 17:35:58
とりあえずこのスレ、sage進行の方が平和で快適だと思うんだが…。
元からマイナーだしな

862真也:2008/04/20(日) 17:50:34
まもなく投下します。
一応実力に似合わず分岐ストーリーにしました。読みにくいとは思いますが、ご勘弁ください。
真鍋の勝利を見たい方は①→②で読んでください。
橘勝利を見たい方は①→③で読んでください。
いくつか皆さんの意見を参考にしましたが、時間ぎりぎりの意見は反映できていません。
ご了承願います。

863真也:2008/04/20(日) 17:55:37
①1

今日は興行前の駆け引きの効果もあり、いつもにも増して多くの観客が会場入りしていた。
そしてそのためかはわからないが、今までよりも会場は熱気が篭っていた。

「皆様!お待たせいたしました!間もなくサキュバス真鍋選手対橘みずき選手の試合を始めます。まず青コーナーより、橘みずき選手の入場です!!」
音楽に合わせて軽やかなステップでリングへ向かう橘。
「(絶対に、絶対に勝つんだから!)」

「続きまして、赤コーナーより、サキュバス真鍋選手の入場です!!」
真鍋はリングインを済まし、橘と対峙する。
「よく逃げなかったなぁ~タチバカァ~。」
「ふざけないで。あなたごときに逃げるなんて必要はないわ。」
「ふ~ん。ま、いーや。でさ、罰ゲームだけど、あんたが負けたら、アタシのかわいいしもべと遊んでやってよ。」
「いいわ。そのかわり、あなたが負けたら土下座して今までの悪事を謝罪し、これから悪事をしないと誓いなさい。」
「へへへ。あんたらしいね。いいよ。」
「では今回のレフェリーは杉浦選手です!」
杉浦が審判服を纏い入場してくる。

「お二人とも、私の目がごまかせるとは思わないで下さいね。」
「当然。誰もあんたを騙そうなんて考えてないし。」
「どうかしらね。」


「ゴング!」
カーン!

遂に決闘のゴングが響く。
「たぁぁぁ!」
橘が正面から切り込んで行くが、真鍋はいきなり隠していたプラスナックルで橘の額をぶん殴る。
ガキッ!
「ギャッ!?」
額を押さえて倒れ込む橘。
「アハハ~。いきなり命中!」
「反則は駄目です!」
カンカンカーン!
杉浦はすぐに真鍋からプラスナックルを奪い取る。
【橘みずき1-0サキュバス真鍋 0分7秒 反則裁定】
「いきなり一本あげちゃった…。」
ドカッ!
「ぐ!」
橘のドロップキックが真鍋に突き刺さる。
「く…この。」
橘は真鍋を睨み、その額からは血が流れ出ている。
「まだまだよ!」
ローリングソバットでさらなる追い撃ちをかける。
ガツッ!
「あぐぁ!」
よたよたと後退し、ロープへもたれ掛かる。
「いくわよーー!」
ダダタ!
橘は反対のロープへ走り、勢いをつけてのドロップキックを炸裂させる。
ドカッ!
「ひぁあ!!」
ロープの上を越えて場外へ落ちる真鍋。
「ぐ…。くそ。不意打ちとは卑怯な。」
なんとかゆっくり立ち上がる。
「真鍋ー!」
「ん?」
橘の掛け声に真鍋が振り返ると橘は真鍋に向かってプランチャーを仕掛けた。
ドォ!!
「ぎゃっ!!」
見事に命中し真鍋はダウンする。だが、橘は休む間を与えない。すぐに真鍋を引き起こしてリングで押し戻す。
「いっくわよー!」
橘は観客にアピールしながらコーナートップロープに上る。
「くらえぇー!」
橘のダイビングギロチンドロップが炸裂する。
ドガァッン!
「ぐぁあっ!」
「フォール!」
すぐさま橘が真鍋をカバーする。杉浦がカウントを取る。
「ワンッ…ツー……スリー!!」
カンカンカーン!
なんと真鍋はいとも簡単に3カウントを許してしまった。
【2分35秒 橘みずき2-0サキュバス真鍋 ダイビングギロチンドロップからの体固め】

864真也:2008/04/20(日) 17:58:23
①2
「真鍋!口ほどにもないわね!」
「ふん、せいぜいほざいていなよ。」
ドスッ!
「ぐッ!?」
引き起こしに近づいた橘に真鍋が不意打ちのボディーブローを放つ。
「スキアリィ~、なんてね。」
「このぉ!」
真鍋の態度に怒り心頭の橘はさらなる攻勢を仕掛ける。
「たぁぁあ!」
ジャンピングネックブリーカーで真鍋を倒すと駆け足ですぐにトップロープで待機する。
「くぅ…何処に行った?」
橘を見失った真鍋がようやくリング中央で立ち上がる。
「こっちだぁぁぁ!」
ドカァ!
真鍋の後頭部に橘のミサイルキックが命中。
「あがぁ!」
力無く俯せに倒れる真鍋。
「フォール!」
橘が真鍋をひっくり返してカバーする。杉浦がすぐにカウントを取る。
「ワンッ…ツー…スリー!!」
カンカンカーン!
【4分23秒 橘みずき3-0サキュバス真鍋 ミサイルキックからの体固め】

「真鍋、こんなもの!?」
橘は素早くチョークスリーパーをかける。長期戦を考えてのスタミナを奪う作戦である。
グググッ!
「あぁ…ぐ…。」
首を締め付ける橘の腕を必死に掴みながら抵抗する真鍋。
ドカッ!ドスッ!ゴッ!
真鍋は抵抗しながら肘を何度も橘の腹部へ打ち込んでいる。
「ぐっ…うぐっ!ギブアップしなさいよ!?」
攻撃に耐えながらさらに腕の力を強める橘。
「ふんぬぅぅー…。」
真鍋は耐え続け、しばらくその状態が続いていたが数分後真鍋がぽんぽんとリングを叩く。
カンカンカーン!
【橘みずき4-0サキュバス真鍋 10分9秒 チョークスリーパー→ギブアップ】
なんとわずか10分の間に真鍋は3本も橘に許してしまった。
「たいしたことないわね。このままバンバンいくわよ!」
「…。」
ドスゥッ!
「ごふぅ!」
また真鍋が不意打ちを放つ。
「こ…の…本当に卑怯なことしかできないんだから!」
その後も橘が得意の空中殺法で真鍋を攻めていく。

「ていやぁぁ!」
バシィッ!
橘の延髄ぎりが真鍋に炸裂!
「フォール!」
「ワンッ…ツー…スリー!!」
カンカンカーン!
【橘みずき5-0サキュバス真鍋 15分9秒 延髄ぎりからの体固め】
まだまだ橘が真鍋を攻め立てる。
「ワンッ…ツー…スリー!!」
カンカンカーン!
【橘みずき6-0サキュバス真鍋 23分9秒 フランケンシュタイナー】

「はぁっ…はぁっ…。真鍋…どう?諦めたら?」
橘が真鍋に向かい挑発をかける。
「…諦める?なんで?」
「え?」
この時、橘は初めて違和感に気付いた。
真鍋はここまで5本も取られながらも、ほとんど疲れを見せていない。
それに対して橘は完全に攻め疲れを起こしていたのだ。

865真也:2008/04/20(日) 18:00:05
①3
「はぁっ…はぁっ…どうして!?」
動揺する橘をよそに真鍋が不気味に笑う。
「えへへ。あんたって本当に単純だね。みんなアタシの計画通り!」
つまり真鍋の作戦はこうである。前半に橘を挑発し調子に乗させてどんどん攻めさせる。橘の性格上勢いに乗れば消耗の激しい大技を連発してくる。その間自分は防御を徹底してダメージを最小限に抑える。そして橘がスタミナが切れたら反撃をする予定だったのだ。橘のスタミナ不足は周知の事実であり、真鍋からすれば恰好の弱点であった。
「はぁっ…私っ…こんなに汗かいて…!?」
橘は夢中になってしまい、自分の体力配分などすっかり忘れていた。そして今ようやく自らの疲労に気付いたのである。気付けば息はすっかりあがっており、身体中汗びっしょりである。しかもかたり動き回ったのに加え、空中技を繰り出していたこともあり、流血の量はかなりのものになっていた。
「あとねぇ、ボディーブローってスタミナ奪うのには最高なんだよ。ボクシングでは基本だよ。あとね、あんたがバテやすいように会場の温度を上げといてやったんだからさ。」
真鍋の顔は文字通り悪魔の顔つきになってきた。
「く…しまった…はぁっ…。」
橘の顔は不安に青ざめていく。
「いくよん。」
真鍋が右回し蹴りを放つ。
「くっ!」
ガシイッ!
橘は両手でガードする。
「かかったね!」
「えっ!あっ…!?」
クルッ…ガスッ!
橘は真鍋の左の延髄ぎりが見えたが体が間に合わずもろに喰らってしまった。
「それぞれいくよーん。」
「あぅ…。」
橘を引き起こしてロープへ振る。
「オラァァ!」
ドゴォッ!
「こぼぉ!」
真鍋の膝蹴りが橘の腹に突き刺さる。
「ごほっ…げほっ…。」
その場に崩れ落ちる橘。
「ごほっ…はぁっ…がはっ…。」
「ここからがショータイムなんだからね。」
ガシッ!
今度は真鍋がチョークスリーパーを仕掛ける。
「あがぁ…くぁ…。」
力無く抵抗するが、橘は全く抜けられない。
「ほら、どうしたの?はずしてごらんよ。」
ギリギリッ…
「あぐ…はぁっ…が…。」
橘の額に吹き上がる汗がライトに照らされ光っている。
「どうしたの~?やめてほしくないの~?ほら!」
グググッ
「あぁっ!」
橘の目から光が失われていく。
「ギブアップ!?」
「……。」
杉浦が橘に呼びかけるが反応がない。
「堕ちました!ゴング!」
カンカンカーン!
【橘みずき6-1サキュバス真鍋 31分27秒 チョークスリーパー→レフェリーストップ】

866真也:2008/04/20(日) 18:01:43
①4
「あれぇ~もうおしまい?」
失神したままの橘を大股広げさせる。
「目ェ覚ませっつーの!」
ドカァッ!
「あ゛あ゛っ!」
まるでサッカーボールをクリアするかのように、無防備に広げられた橘の股間を蹴りつける。
「あぁあぁあぁぁ!」
激痛に目を覚まして股間を両手で押さえてのたうちまわる橘。
「きゃははは!タチバカうける~!それマジ面白いって!」
真鍋は橘の両足を掴み無理矢理開かせる。
「や…やめっ…。」
「そーれ!」
ガァスッ!
「あ゛あ゛あ゛あ゛っ!」
「まだまだあ!」
ドカッ!ゲシッ!ドスッ!バスッ!
「がぁ!やあ!いやあ!あぁん!」
「あん?気持ちいいって?」
ドスッ!ガスッ!バスッ!ガスッ!ドスッ!
「あん!やっ…あぁっ!きゃあっ!やぁっ!」
「あはは!」
橘はようやく脚を放してもらえて、身体を震わせながら股間を押さえてうずくまる。
「くぅ…はぁっ…あぁ…。」
「だいぶいい感じに出来上がって来たね。」
真鍋は無理矢理橘を仰向けにしてカバーする。
「あ…あぁ…はぁ…。」
橘は股間を攻められたショックで無抵抗のまま大人しく身体を震わせている。
「ワンッ…ツー……スリー!!」
カンカンカーン!
【橘みずき6-2サキュバス真鍋 39分43秒 体固め】
「ほら休んでる間はないよ~。」
「あ…いや…。」
真鍋はまた橘の両足を抱えると、ひっくり返してエビ固めを仕掛ける。
ガシィ!
「あぁっ!」
「ギブアップ!?」
杉浦が橘の顔を見る。
「ノー…あぁっ!」
甲高い悲鳴をあげる橘。真鍋は片エビ固めに切り替えて、空いた右手で橘の股間を殴り付けたのである。
「それそれそれー!」
ボカッ!ドカッ!ドスッ!
「あぁんっ!あぁっ!いやぁっ!(だ…駄目…このままアソコを殴られ続けたら…。)」
バンバンッバンバンッ!
必死にリングを叩く橘。
「ギブアップ!」
【橘みずき6-3サキュバス真鍋 47分37秒 片エビ固め→ギブアップ】

867真也:2008/04/20(日) 18:04:22
①5
「あ~あ。もうギブ~?いい感じに湿ってきてたのに、責め甲斐ないなぁ。そろそろ決めてあげる!」
橘を起こし立ち上がらせると、腹に膝蹴りを連発!
ドゴォッ!ドカァッ!ゲスゥ!
「ごぁっ!うぶぅ!がはぁっ!う…。」
崩れ落ちそうな橘を真鍋が支える。
「おっと、まだ逃さないよ。」
ガッ!ガスッ!ガァスッ!
「ぎゃあ!ああ!あぁっ!」
今度は切れた額を膝でこれでもかと痛め付ける。
ボタボタボタッ…
また傷口が開き、夥しい血液が橘の額から流れ落ちる。
ドサッ…ビクッビクンッ
軽い脳震盪を起こしながら倒れる橘。その顔面は血で染め上がっいる。
「フォール!」
「ワンッ…ツー…スリー!!」
カンカンカーン!
【橘みずき6-4サキュバス真鍋 52分13秒 体固め】

「そーれー!みんなーいっくよ!」
橘を俯せにして真鍋は空を指差してアピールする。
ドガァッン!!
ブワンッ…ドサッ…ビクンッビクンッ…ビクッビクンッ
橘の頭部を思いきり蹴り上げた!頭に引っ張られ身体も飛ぶ橘。血も吹き飛ぶ。
「ほら、立って!」
もう半ば意識の飛んだ橘を無理矢理立たせて、渾身のフェイスクラッシャーを炸裂させた。
グシャア!
リングに広がる血痕。真鍋が強引に仰向けにすると、橘は白目をむき、口は半開きで顔全体は血達磨にになっている。
「フォール!」
「ワンッ…ツー…スリー!!」
【橘みずき6-5サキュバス真鍋 55分13秒 体固め】
「オラ、また堕ちな。」
ガシイッ…グググッ
またチョークスリーパースリーパーで橘を攻め立てる。
「が…ご…。」
会場のほとんどがすぐに橘は堕ちるか、ギブアップをするものだと考えた。
「ギブアップって言ったら、放してあげる。言わないってことはやってもらってうれしいんでしょう?」
「あぐぁ…。」
しかしここから橘は驚異的な粘りを見せる。
58分経過。
真鍋に焦りが出てくる。
「は…早くしなよ!堕ちてるでしょうが!」
「いえ、堕ちてません。」
杉浦に詰め寄るが、杉浦は認めない。
「くっ…。」
ググッギリギリッ
「あぶぁ…。」
真鍋が力を強めても橘は耐えている。これが正義の力と意地なのだろうか。
「タチバカァー意気がってんじゃねぇーぞー!」
ガリガリガリ!ボター…
空いている左手で橘の額を掻きむしる。
「あ゛あ゛がぁぁあぁ!」
悲鳴をあげる橘であるか決してギブアップはしない。
残り30秒。
「あ゛あ゛ぁぁ゛ぁああ゛ああ゛あ゛あ゛!」
会場中に痛々しい橘の悲鳴が響き渡る。
残り15秒。
「ぎゃぁああ゛あ゛ぁ!」
「チッ…!」
真鍋はさらに額を叩き、掻きむし、殴り続ける。橘の額はますます無惨な姿になっていく。
残り10秒。…9…8…。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ー!あぁぁぁぁぁあ゛あ゛!」
4…3…2…1…。
カンカンカーン!
「試合終了!」
【橘みずき6-5サキュバス真鍋 60分00秒 試合終了】
なんと橘は30分以上における一方的な攻めを耐え抜いて見せたのだ。
「そんな…!」
橘を放し呆然する真鍋。

「橘さん。橘さん!立てますか?」
「あ…はい。」

868真也:2008/04/20(日) 18:06:39
②1

杉浦に支えられて、勝ちを名乗る橘。
「勝者、橘みずき!!」
会場の橘ファンと真鍋の敗北を望んでいた者達の歓声が響く。
「そんな…馬鹿なっ…!!このアタシがあいつごときに…!」
「真鍋さん。土下座して、謝罪と宣誓を。」
ショックを隠せないでいる真鍋に杉浦が詰め寄る。
「ふんっ…!そんな約束知らな…。」
ガシイッ!
「!?」
なんと一瞬の早業で杉浦は真鍋を腕十時固めに捕らえた。
「て…ちょっ…なんのつもりだ!?」
「ルールはルールですから、きちんとお守り頂かないと。」
ギリギリッ
「んぬっ…くそぉ!」
抵抗を試みるが、試合後の疲労と、相手が杉浦ということもあり、腕が伸び切ってしまう。
ギシンッ!
「ぎゃぁあ!」
「さぁ、早く降参しないと、腕が動かなくなりますよ。」
「あ゛あ゛がぁぎがかぎぁーーー!」
稲妻のような激痛が真鍋の右手を走り渡る。
「わかった!わかったよぅ!わかったから!」
「そうですか。」
杉浦は真鍋を解放する。
「くそッ…。こんなはずじゃ…。チッ!」
真鍋はその隙に杉浦から走り離れる。
「しまった!」
「悪いけど、土下座なんてお断りだからね!ブッ!」
駆け出した真鍋の顔面にエルボーが炸裂する。
「アタタ…。誰…?」
真鍋の前に立っているのは橘である。
「はぁっ…真鍋、正義の制裁を…受けなさい!」

869真也:2008/04/20(日) 18:08:04
②2
「邪魔するなぁ!」
真鍋は左手で殴り掛かる。
「あなたこそ罰ゲームの邪魔をしないで下さい。」
ガシイッ!グッ!
「ぎゃあ!」
後ろから杉浦の脇固めがその左手を捕まえる。
バタンッ!
そのまま俯せに押さえ付けられる真鍋。
「痛い痛い!離せって!杉浦!」
「少々手荒ですが…。」
ゴキッ!
「あ゛ぁ!」
さすがは杉浦の間接技である。一瞬の真鍋の肩が破壊された。
「どうです?諦める気になりましたか?」
「くぅ…。」
うっすら涙を浮かべて杉浦を睨む真鍋。
「まだですか。やむを得ませんね。実力行使しかありません。橘さんは少々休んでいてください。」
「あ、お願いします。」
「ではいきます。」
杉浦は軽々真鍋を抱え上げるとバックドロップを放つ。
ドカァッ!
「ぐぁ!」
真鍋はそのまま場外へ転がり落ちる。
「言ってもわからない方にはこういうことも必要です。」
杉浦はそういいながら場外に下りて来て、バックドロップで意識朦朧の真鍋の髪を掴む。
「あ…。」
そして杉浦は橘ファンの居座る客席に呼び掛ける。
「皆さん。この小悪魔を更正するのに協力してください。何してもいいです。とにかく反省させなくてはなりませんから。」
そういうと真鍋を客の中に投げ込んだ。
「うっ…やっやめっ…!」
「うぉぉー!やっちまえー!」
「真鍋を潰せぇ!」
「やれぇー!」
一斉に真鍋に殴り掛かる観客達。チョークスリーパー、腕ひしぎ十字固め、アキレス腱固め、ビンタ、パンチ、膝蹴り、股間蹴り、傘での殴打…。
「ぎゃああぁぁあぁ!」
壮絶なリンチに一瞬の間に真鍋は血だらけ痣だらけになってしまった。コスチュームは引き裂かれ、肌が所々露出が増している。
ようやく杉浦の元へ戻された真鍋は間接はあらぬ方向へ曲がり、顔は腫れ上がり、無惨な姿になって涙を流して鳴咽を漏らしていた。
「ひっぐ…ごめ…ごめんなさい…えぅ。」
「ようやくその気になりましたか。しかしそんな身体になっては土下座は無理ですね。謝罪と宣誓で勘弁しましょう。いいですね?橘さん。」
「え?あ、はいっ!」
リングで休んでいた橘はあまりの真鍋の状況に戸惑いながら答えた。
「では、真鍋さん。今までの悪事への謝罪を。」
「…うぅ…。」
「ここまできて黙りは無しですよ。」
杉浦は壊れた真鍋の肩を踏み付ける。
ギュッ!
「あ゛ぁ!ごめんなさいごめんなさい!すみませんでした!」
肩を踏まれ涙を流し悲鳴を上げながら謝罪する真鍋。
「わかりました。では、もう二度と悪事を働かないと誓いますか?」
「は…はいっ…。ち…誓います…。」
「本当ですか?」
グリグリッ!
さらに肩を踏む杉浦。
「あがぁっ!本当だから!だからやめてぇ!ああぁっ!もう悪事はしないぃぃー!」
その真鍋の姿はもはやただの一人の女の子の姿に違いなかった。

870真也:2008/04/20(日) 18:10:58
すみません。
②が橘勝利でした。
次の③が真鍋勝利です。

871真也:2008/04/20(日) 18:12:24
③1

杉浦に支えられて橘はよろよろと立ち上がる。杉浦が橘の手を持ち勝ちを名乗ろうとしたその時。
ドスッンッ!
橘の股間にプラスナックルをはめた真鍋のローブローが炸裂した。
「びぎゃっ!?」
「橘さん!?」
股間を押さえて倒れそうな橘を支える杉浦だったが、すぐに真鍋のプラスナックルボディーブローの餌食になってしまった。
ドッ!
「ごはぁっ!…うぅ…。」
「あんたはちょっとあっち行っててよ。」
真鍋はコーナーに杉浦を引っ張って行き、両手を手錠でロープに繋げた。
「う…真鍋…。」
真鍋を見上げる杉浦だが、真鍋は悪魔の笑みで杉浦を見下す。

「さぁーて。タチバカァ。オメーよくもアタシに恥かかせてくれたな。」
真鍋は試合を終え、汗びっしょりで完全ダウンの橘の足を掴んで杉浦とは別のコーナーへ連れていく。
ズルズル…
「まな…真鍋ッ…はぁっ…私の勝ちよ。罰ゲーム…」
「はぁ?そんなん守るわけないでしょ?アタシを誰だと思ってんの?」
「そんなっ…!」
コーナーに着くと真鍋は場外ヘ下り、橘をコーナーの鉄柱を跨がせる。
「まさか…いやっ…。」
しかし橘に抵抗する体力は全くない。
「安心しなって。まずは左足。」
真鍋を橘の左足を持ち、橘の左膝を思い切り鉄柱にぶつける。
ゴォン!
「ぎゃん!」
「次は右!」
ガコンッ!
「べげぁ!」
「左!」
グキッ!
「ぎゃあ!」
「右!」
バキァッ!
「い゛や゛ぁ゛あ!」
交互に足を打ち付けられ、橘の膝は破壊された。それでも真鍋はやめない。
「ぎゃあ!…やめて!あ゛がぁ!いやっ…!ぎゃがぁ!痛い!膝が…壊れあ゛がぁ!」
「次が本番ね。」

872真也:2008/04/20(日) 18:14:18
③2
真鍋は両手で橘の両足を脇で抱える。
「はぁ…はぁっ…いや…やめ…。」
「そりゃあああ!」
思い切り両足を引っ張る。
ドゴォッン!
「あああああああぁぁあああああん!」
冷たく硬い鉄柱に軟らかい橘の股間が打ち付けられる。
「何の悲鳴あげてんだよ!!」
ガァン!
「ひぁやぁぁあぁあん!」
ガァン!ドォン!ダンッ!
「あっ…あんっ!…いやんっ!」
橘は鉄柱に打ち付けられながら、激痛と快感を感じていた。
「(どうして…あん!気持ちいいなんて…あぁっ!嫌なのに…きゃん!)」
ようやく解放された橘はすっかり人形ようになっている。ただ、膝の角度が多少おかしくなっている。
その橘の横に水を入れたバケツを持って真鍋がやってくる。
「タチバカァ。ざんげの時間だよ。」
橘を俯せにして髪を掴み、頭を水の中へ入れる。
ジャブン!
「わぷっ!」
橘は手をばたつかせて抵抗するが、状況は変わらない。透明だった水が赤く濁っていく。20秒程経つと一度頭を抜いた。
ザバッ!
「ぷはぁっ!…ごほぉ!ゲホ。」
「タチバカァ。さっきの試合自分の負けでしたって言ってごらん。」
「ごほっ…そんな…。」
「あっそ!」
ジャボンッ!
「ガボッゴボッ!」
次は30秒程沈めたあと頭を出した。
ザバッ!
「ゴッホォッ!ゲァーっ!」
「私の正義が間違っていました。今の試合は真鍋様の勝ちですっていいな。」
「や…やめ…。」
「はい駄目。」
ザブン
「ガボボボェ!ガバァッゴボッ!」
次は40秒入れた。
ザバッ
「ガハァッ!死んじ…や…。ごほっ…。」
「やめてほしかったらいいな。次は1分。死んじゃうかもね。」
にやける真鍋。
「わっ私の…ゴホッ…正義が間違っていましたっ…。」
「ほほう?」
「だから許してぇ!死にたくなぁい!」
「台詞が違うんだよボケ。」
ジャブン!
「ゴプッ!?ガバボボァ!ガボッコブブブッ!(殺される!)」
ジョ~…
橘の股間から液体が流れる。
「あれ?かなりテンパってるの?でもまだだよん。」
その様子を嘲笑う真鍋。
ザパァッ!
「ぷはぁっ…!ごほっ…負け…ま…ゴホォッ!(死にたくない死にたくない死にたくない!)」
「何だって?」
「私の負けで…ゴホッ…す…。」
「真鍋様の勝ちです、って言うんだよ。」
また水に入れようとする真鍋。それに気付いて慌てる橘。
「あっ…真鍋様の勝ちです…!(死にたくない!)」
ニヤリッ
真鍋の悪魔の笑いがさらに度を増す。
「そっかぁ~。」
ようやく真鍋は橘の髪を放す。
「だ…だからっ…もう…やめ…ゴホッ…許して。」
濡れた髪を顔につけながら涙を流す橘。
「勘違いしてない?タチバカ。敗者は罰ゲームを受けるんだよ♪」
「えっ!?」
「カモ~ン。私のしもべ達~。」
真鍋が入場ゲートに向かい呼び掛けるとがたいのいい男達が5人入って来た。それぞれパイプ椅子、チェーン、手持ち鎌、手錠、鞭、テーブル、金づち、ハサミ、そしてバイブを持っている。
「いや、いやぁ…許してぇ!やめてぇ!」
橘は恐怖を覚えて悲鳴をあげて後ずさりする。しかし脚は破壊され、動かず、対抗するスタミナもなかった。
「いやぁぁぁあぁぁあぁぁあぁぁ!!」



その日の深夜遅く、インターネットには、手錠で手足を拘束されコスチュームはほとんど破り取られ、
頭はほとんど丸刈りにされ血に染まり、首は椅子に挟み込まれ、その首にはチェーンがめり込み、肛門には手持ち鎌が突き刺さり血が流れ出ており、秘部にはにはバイブがはいり愛液が垂れ流しになっている橘の映像が掲載された。

…END

873真也:2008/04/20(日) 18:19:56
以上になります。
異常に長くなったり番号間違えたりと、いろいろご迷惑おかけしてすみません。
しかもどちらの勝利というか、最終的にボコされるのがどちらかって話でしたね。
えーと、つまり
真鍋のやられるのが見たい方は①②。橘のやられるのが見たい方は①③です。

874名無しさん:2008/04/20(日) 19:33:28
わざわざ2パターンも・・・そういう意味ではGJ。

875308:2008/04/22(火) 18:35:31
えー第三姫獄市ヶ谷VS金森の挿絵をリョナ絵掲示板1号に書きました。
http://confutatis.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/bbsnote_80b17/data/IMG_000393.jpg

876名無しさん:2008/04/22(火) 19:42:51
ただひたすらGJ!

877名無しさん:2008/04/28(月) 23:34:46
このスレ的にこれはどう?
ttp://maniax.dlsite.com/work/=/product_id/RJ039065.html

女キャラでマウントができたり、関節技があればなおいいんじゃが……

878名無しさん:2008/04/30(水) 03:50:29
小手反さんの菊池愛がぷにぽん屋に通ってた件

879名無しさん:2008/04/30(水) 18:33:24
堀専だっちゅうにwww

880小手反:2008/04/30(水) 23:51:59
いやー、まぢで嬉しかったね。
GWにこれをネタにSS考えよぉ。

881名無しさん:2008/05/05(月) 00:55:56
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm261710
誰か上の試合でSS書いてくれないかな?

882名無しさん:2008/05/06(火) 00:23:11
何かと思えばエキプロかよwww

市ヶ谷のゆっこ嬲りか…萌えるな

883名無しさん:2008/05/06(火) 08:12:16
これの1分~の画像の作者って誰?
ttp://www.nicovideo.jp/watch/nm3185896

884名無しさん:2008/05/06(火) 21:39:37
1:00ジャストに表示されてるのは大昔の公式絵だろ
どのシリーズかまでは俺には分からんが

っていうか、何だこの歌wwwww

885名無しさん:2008/05/08(木) 19:19:17
>>881
軽めなリョナ好きな自分には直球ストライクな内容だな
これでもう少しキャラの再現度が高ければ最高だったな^^;

886名無しさん:2008/05/09(金) 19:08:29
>>880
思いついた?

887小手反:2008/05/10(土) 10:55:50
公式の更にエロくなったデスピナにヤられる菊池を妄想中だが、パソコン修理中なのでupは当分無理。
携帯ぢゃ書けない。
スマソ

888名無しさん:2008/05/10(土) 16:56:25
スナイパー妹のコスはエロ過ぎだろ常考

889名無しさん:2008/05/17(土) 00:35:42
このスレ的な意味で理想的なフィニッシュ技って何かな?
回答求む

890名無しさん:2008/05/17(土) 01:13:40
>>889
俺的には絞め系
チョークスリーパーとか三角絞めとかで白目失禁失神KOとか最高だな

891名無しさん:2008/05/17(土) 02:30:30
>>889
自分は投げ技・パワー技かな。
リングが揺れる位の勢いで叩き付けられて大の字で失神KOとか
パワーボムでまんぐり返しの体勢のまま失神KOとかそういうのが好き。

892名無しさん:2008/05/17(土) 10:09:40
俺的には打撃系。掌底かハイキック食らって一瞬ぐらついてから
崩れ落ちるように倒れてKOとか、裏拳で意表突かれて何があったか
分からないまま昏倒KOとか、ダウンして何とか立ち上がろうとした
矢先にステップキック食らってKOとか、事欠かないバリエーションが最大
の魅力。

893名無しさん:2008/05/18(日) 01:23:43
綺麗に好みが分かれてるね。
けど飛び技が無いのはゆっこ・むとめ・菊池とかの得意カテゴリーだからかな?
自爆して反撃されるきっかけになるっていうイメージしか思い浮かばない。

894名無しさん:2008/05/18(日) 08:41:18
飛び技でKOか……
俺の中では被害者になるのは鏡とか市ヶ谷とか、
今までゆっことかむとめとかをコケにしてきた(このスレのSSの中での話だが)選手だな。
そういう選手がゆっことか今まで舐めてきた相手にムーンサルトプレス辺りでKOされると
そういうプライドが粉々に砕け散るような気がするが。どうだろう?

895名無しさん:2008/05/18(日) 12:37:40
漏れは、関節とか、打撃で、じわじわ弱点とか、秘部をなぶって屈服させてギブアップ負けが好みでつ。

飛び技フィニッシュだと、コーナーからのフットスタンプとか、ニードロップで腹とか秘部直撃で噴水KOかな?

896名無しさん:2008/05/18(日) 16:16:32
オレはスリーパー。
呼吸や血という、生命の根源を絶たれた苦しみに抗いながらもその苦しみから逃れることができず、
ついには身体が限界を迎えて事切れる。
大げさな言い方だけど、獲物にされた選手が死に向かって堕ちて行くのを自覚しながらも、
どうすることも出来ずに相手の為すがままにされるのが好き。

897名無しさん:2008/05/20(火) 01:08:48
俺はジャーマンスープレックスを推す。
大股開きのあられもない格好で失神させられる姿を想像するだけでたまらんもんがある。
実況席の机に向けてジャーマンで叩きつけて、机をまっぷたつにするなんてのもいいと思う。

898名無しさん:2008/05/21(水) 04:53:31
・負けキャラ
・絶対使わなきゃいけない技(見せ場のシーンとして、敵味方問わず)
・絶対に言わなきゃいけないセリフ(敵味方問わず)

この条件でどのくらい分岐出来るかっていう実験祭りが見たい

899名無しさん:2008/05/21(水) 06:13:19
タッグで1人相手に2人で同時に腕拉ぎ逆十字とヒールホールド、アンクルホールドをそれぞれ両腕と両脚にかけて四肢の関節を殺してから
あとはパウンド(マウントポジションからの顔面パンチ)で無防備な顔面をボカスカ。

900名無しさん:2008/05/23(金) 08:29:58
>>898
シメグルさんの乙女祭り第7試合みたいな感じかな?
同じシチュで複数のSSがあるみたいな。
各々の職人さんの個性がでて面白そうだね。

901名無しさん:2008/05/23(金) 17:53:59
そうそう、そんな感じw
一枚絵をお題にSSって言うのも面白そうだけども難しいしw

902名無しさん:2008/05/23(金) 18:51:48
それらをイラスト化できる神はいないかなあ?

903名無しさん:2008/05/23(金) 19:14:21
やっぱ絵なのかね…このスレの寿命も近いって事なのか…

904名無しさん:2008/05/23(金) 20:23:01
まぁ、残り100も切ったしなw

905名無しさん:2008/05/23(金) 23:53:53
>>903
自分は絵よりSSの方が断然好きだよ。
色々と妄想出来るしね。

906名無しさん:2008/05/29(木) 00:14:03
さいたまさんとpapaさんのパイプが太くなっていく件について

907名無しさん:2008/05/29(木) 02:05:01
さいたまさんのSSをイラスト付きで読めるのでなかなか良いですね。
でもたまにはこちらのスレにも降臨して下さいね。

908名無しさん:2008/06/01(日) 00:07:29
SSを投下したい・・・・が、なんか時機を逸してる気がしてどうにも。

909名無しさん:2008/06/01(日) 00:18:43
構わぬ、我々はいつなんどきでも投下を受け付ける!
何時何時でもだ!

910名無しさん:2008/06/01(日) 11:55:01
>>908
スレが停滞気味な今こそ逆に絶好のタイミングだよ!!

911名無しさん:2008/06/01(日) 21:20:27
100切ってるから同じ名前の別スレ立てて、そこでやれば?

912名無しさん:2008/06/01(日) 21:23:18
このスレ速度で新スレは早いと思うなぁ
別にスレの容量に制限かかってるわけじゃないし、投下も80~90レスも使わないだろうし
このペースなら990くらいで立てれば良いと思うよ

913真也:2008/06/02(月) 15:36:11
皆さん、お久しぶりです。真也です。
[予告編]
結局前回の大会で完膚無きまでに橘を潰した真鍋はさらなる企画を考えていた。
「はぁ~。確か潰したのは武藤、越後、小川、早瀬、橘か…。次はどうしようかなぁ?」
真鍋は事前に雇ったカメラマンが撮った試合の写真を眺めている。写真には先の選手達が苦悶の表情写っている。

「ん~!なかなか決まらないな。いっそリサイクルでもしようか。そういえば小川の奴、もうすぐデビュー3周年記念とか言ってたな。こりゃ盛大な祭にしてやるしかないじゃん!」
椅子から飛び上がり目を輝かす。
「よーし!いけにえは多い方が盛り上がるし、他にも誰か巻き込んで、面白い試合形式をやるしかないって!」


――――――
小川ひかるデビュー3周年記念大会、後日開催!
対戦カード、試合形式は未定です。
何か希望要望ありましたらお願いします。

914名無しさん:2008/06/03(火) 05:15:09
ミラー辺りの同型で同格と思われる相手とサブミッションマッチで対戦
非力な関節技使いの小川をパワー型の関節使いが小川の技ごと叩き潰す方向で一つ

915あきら:2008/06/04(水) 23:30:25
908改めあきらです。
暖かいお言葉を頂いたのでSS書いてみようと思ったのですが、真也さんが書かれるとの事なので、その後に投下しようと思いますです。

916名無しさん:2008/06/04(水) 23:49:28
>>915
いつ投下するっていう事書いてないから、既に完成してるなら先に投下して良いと思うよ
そうそう投下がカチあうって事もないだろうしw

917真也:2008/06/05(木) 00:22:28
>914さん
ご提案ありがとうございます。是非使わせてもらいます。
>あきらさん
邪魔する形になりすみません。私はもうしばらくかかるので、お先にどうぞお書き下さい。

918名無しさん:2008/06/05(木) 21:35:55
SS職人さん楽しみにしています。

私も一つシチュエーションを思いついたんだけど

・長い
・リョナというよりさわやか熱血闘魂
・ゆっこが強い

…かなーり場違いだなあ、
リョナスレの他には場所はないですよねえ。

919名無しさん:2008/06/06(金) 00:04:57
エロパロの方に突っ込むって手もあるけど、リョナ向けだと思うならOKじゃないかなぁ?
外部ロダにtxtで上げてっていう方法もあるから、不安ならそれでどうか

920名無しさん:2008/06/06(金) 03:33:34
>リョナというより熱血闘魂
でしたら妄想スレなんかが良いかもですね。
ただ、それなりに激しい試合シーン等があるんだったらこっちのスレで良いと思います。
強いゆっこもたまには良いかもしれませんね。

923名無しさん:2008/06/07(土) 03:36:15
まぁ、ゆっこが勝ったからって問題があるわけじゃないしなwww
負けゆっこが好きな職人が多いってだけで
負けゆっこ好きにしても強いゆっこが嫌いな訳じゃないだろうしねw
リョナ的な歪み愛とでも言えばいいのかwww

3投下予告があったわけだが、誰が最初に投下してくれるのだろうか
wktk

924名無しさん:2008/06/10(火) 18:48:16
ハネコなぶろぐ
ttp://moto.cocolog-tnc.com/haneko/
ぼむログ
ttp://bomb.21.dtiblog.com/

925あきら:2008/06/11(水) 08:34:55
遅くなってしまいましたが、書き込ませて頂きます。
※若干スカネタがありますので、嫌いな方はご注意を。
※私はサバイバーからの俄かファンなので、口調や設定等の誤りがあるかもしれません。作中の選手能力もサバイバー準拠です。
※加えてプロレスにも余り詳しくないので、変なところが散見されると思いますがスルーして頂けると助かります。


興行の失敗で抱えた借金のカタに、とある団体の興行に特別参加する事になった南。
歓声の中、先にリングに上がり赤コーナーに身を預けて対戦者を待つ。
(それにしても・・・なにかしら、この衣装?)
『今回の特別試合の為に』と渡されたコスチューム。
デザインは普段付けているものと特段変わりはないが、
乳首と前後の秘部の部分だけに妙な密着感と、ひんやりした冷感があるのだ。
だが、そんな彼女の疑念を他所に興行は進行していく。対戦相手がリングに上がり、
「これより、当団体名物『電流決壊デスマッチ』を行います!!」
宣言と共に、地鳴りのような歓声に包まれる会場。
(電流?・・それに決壊って・・・)
聞きなれない文句と客の異様な盛り上がりに思わずリングを見渡すが、
見た所リング内外に電流を流す鉄線やそれらしき仕掛けは無い。
「赤コーナー、『関節のヴィーナス』南、利美ぃ~!!」
「対しますは、青コーナー、『光速の拳』神田ぁ、幸子!!」
プレゼンターが仰々しく告げ、ゴングが打ち鳴らされた。

 南 利美VS神田 幸子(電流決壊デスマッチ・六十分一本勝負)

(油断は禁物だけど・・・ね)
開始直後から、落ち着いて構えながらじりじりと間合いを測る南。
元ボクサーでバリバリの打撃系である神田は、ストイックな練習態度にも定評のある確かな実力の持ち主。
打撃対策に課題を抱える並みの関節系選手なら警戒すべき相手だが、打撃にもソツなく対応でき、瞬時に
相手を極め落とせる南にとっては、むしろお客様と言ってもいい相手だ。
事実、過去何度かの対戦はいずれも南の圧勝で終わっていた。
「・・・っふっ!!」
間合いを詰めて神田が仕掛ける。まずは左のジャブから。
(これを受けて・・)
素早く対応し、的確にガードする南。
引きが遅ければ左手を取り、引きが速いならそのまま間を詰めて・・・と瞬時に浮かぶ思考。
「あヒッ!!」
南は頓狂な叫びを上げて棒立ちになった。ジャブを受けた瞬間、両の乳首に強烈な刺激が走ったのだ。
「あ・・あ、何・・?」
脳天まで響く刺激に、一瞬意識が相手から逸れてしまう。
「ハアアァァッ!」
すかさずステップインし、右を捻じ込む神田。
構えを立て直せないまま、モロにストレートを喰らってしまう。
「ギャッ・・・・・アアアアアアヒィアアァアァアッッッ!!!」
顎を打ち抜かれてフラついた南が、股間を押さえて悲鳴をあげ、硬直する。
(これ・・・電・・流)
秘部を痛打されたような痛みの後に、陰毛を燃やされたような熱感が襲う・・・
南には、その感覚に覚えがあった。以前、村上姉妹とのハンデ戦で一度だけ、スタンガンを股間に喰らわされた事があったのだ。
「どこを見ているッ!」
そんな南に対して、神田が猛然と襲い掛かった。やや内股になりながらも、慌てて防御姿勢に入る南。
左の二連ジャブを囮に飛ばし、返す右でボディを狙うコンビネーションを完璧に防いだ南だったが、
「キャアアァッ!・・あぐっ、ひっグウゥゥゥ!!!」
攻撃を受けきった途端、不恰好に腰を突き出し飛び跳ねたかと思うと、次には更に内股になり、最後は胸を逸らして喘ぐ。
打撃を受けた瞬間、南の肛門・膣・両乳首が順に電撃の洗礼を受けたのだ。
どんな仕組みかは知る由も無いが、どうやらこのリンコスには受けた衝撃に比例して局部にランダムに電流を流すシステムが備わっているらしかった。
これでは、防御してから攻撃、どころの話ではない。
「う、ウウウゥゥ・・・」
短時間にこれだけの電撃を敏感な箇所に受けては、本来ならもう闘いどころではないだろう。
だが南は、若干内股の残る無様な構えながら、再びファイティングポーズを取った。
「ぐううっ・・」
瞬間、今度は南の逆襲。迎撃に飛んだ一撃と、膣に走る刺激をムリヤリ無視して低空タックルを掛け、
流れるように引き摺り倒してヒールホールドを狙う。
(これで・・極める!)
「うっ・・・く、くそっ!」
電光石火の早業は、流石に関節のヴィーナス。
神田も苦し紛れに極められていない足でキックを放つが、最早敗北は決定的に見えた。だが・・

926あきら(続きです):2008/06/11(水) 08:39:00
プシャッ、プシャッ・・ジョオオオオオォォォ・・・
「え・・あ・・・・・いやああああああああっ!!!!」
突如リング上に響く異音と南の悲鳴。そう、足を極めきる為に股間への電撃を敢えて無視し続けていた南であったが、
あまりの執拗な連続電撃の前に尿道が麻痺し、彼女の意思とは関係なく小水をぶちまけてしまったのだ。
「いや、いやぁ!」
思わず技を解き、ジョロジョロと垂れ流されるオシッコを手で塞ごうとする南。すかさず立ち上がった神田が、足をオシッコまみれにされた怒りもあらわにその無防備な頭部にサッカーボールキックを見舞う。
「ギャヒィッ!」
鼻血が舞い、意識が一瞬にして刈り取られる。だが・・
「ゥウワアァアー!」
無慈悲な電撃が肛門を直撃し、吹き飛んだ意識が強制的に戻される。
「まだまだァッ!!」
グラグラと頭部を揺らして悶える南の髪を掴んで引き摺り、青コーナーに叩き付ける神田。
コーナー奥に半ば固定されたその身体に、ボクシング仕込みの打撃が嵐のように襲い掛かった。
「がっ・・・げアッ・・・へべぇぇっ! ひィッ!・・ごぇえぇえええっ・・」
大歓声に包まれたリング上に、南の悲鳴だけが響き渡る。
先程のヒールホールドでは、電撃を喚起する事はできなかった。
つまり打撃技だけが電撃を引き起こせるのであり、そして素早い打撃に於いては南は神田の足元にも及ばない。
この絶望的な事実が、気丈な南からも反撃の意気を失わせていた。
連綿と続く打撃と電撃の連続コンボが、容赦なく彼女の身体を破壊していく。
端整な顔は腫れて鼻血と鼻水まみれになり、下半身は未だチョロチョロと垂れ落ちるオシッコでびしょぬれだ。
ギブアップすら言わせて貰えぬ怒涛の攻撃に何度も気を失いかけるが、その度に強烈な電撃が無理矢理南を現実に引き戻す。
「ハアアアアアッ!!」
「げェぶぶぶぇええぇえええっっっ!!!!」
ついに完全にガードが解けた南の鳩尾に、思いきり踏み込んだ神田の、渾身の一撃が突き刺さった。
「あげ・・・・うおおげエェェっ!!!!!」
あまりにも完璧なハードヒットに切れ長の眼がぐりんと白目を剥き、激しく反吐がぶちまけられる。

927あきら(終わりです):2008/06/11(水) 09:38:06
「ギッ・・ギブ!ギブっ!ギブアップ!!」
神田が撒き散らされた胃液と汚物を嫌って間を取ったのを見逃さず、ぼろぼろの南が必死にギブアップを叫ぶ。
だがレフリーは黙って首を振り、ファイトの合図を出す。
「ヒッ・・・な、なん・・!?」
『おっと、ここで南利美選手ギブアップですが・・・彼女、ルールを把握してないんでしょうか?』
『これは決壊デスマッチですからねぇ。前と上はもう決壊してるワケですし、もうちょっと頑張って貰いましょう』
南の絶望の叫びを、暢気な解説が引き取る。
「前と上って・・・!・・そ、そんな、ひど」
『前と上はもう決壊している』という文句の意味に気付いた南が抗議の叫びを上げようとしたその時、神田の攻撃が再開された。
「ギャッ・・や、やめ!!・・ゲボッ、ゆるし・・ヒェエッ!!」
再び始まる電撃と打撃の無限地獄。救いを断たれた南の心は完全に折れた。そして・・・
「これで終わりだっ!」ゴキィィィィィッ!!!!!
完璧な、狙いすましたアッパーが南の顎を捉えた。
一瞬置いて、これまでで最大の電撃が南の肛門を襲ったが、
「あ・・・・・・・・か・・・・・」
彼女の意識は既に、電流の刺激さえ届かない所まで吹き飛ばされていた。
一瞬伸び上がった身体が前にくずおれ、形のいい尻を高く掲げたままピクリとも動かなくなる。
ブッ・・・ブリブリッ・・・ぶりゅりゅ・・・ブリブリブリブリッ
やがて電流の直撃で弛緩しきった南の肛門から、くぐもった破裂音と共に大量の糞便がひり出された。
それを確認したレフェリーが、ゆっくりと試合の終了を告げる。
カーンカーンカーンカーン・・・
全てを『決壊』させ、あらゆる誇りを剥ぎ取られた無様な姿を晒す南。
彼女の上に、ようやくの試合終了を告げるゴングが鳴り響いた。

 ×南 利美VS神田 幸子○(電流決壊デスマッチ規定に則り)

929名無しさん:2008/06/11(水) 21:09:47
素晴らしくGJだ!
これは南はトラウマになるぜ!(*゚∀゚)=3

930名無しさん:2008/06/12(木) 00:41:46
投下したいんだけど
コテハンとかつけたほうがいいのかな?

931名無しさん:2008/06/12(木) 00:52:23
お気に召して頂けるかわかりませんが
とりあえず名無しで投稿させていただきます。

--------------------------------------------------------------------

「あ゛ッ……あ゛っ……ぐ、ぐるじ……ッ……」

 フレイア鏡に胴締めスリーパーで捕まった藤島瞳が
まるで蜘蛛の巣に捉えられた蝶が抜け出そうとする様にもがいていた。
 自慢の西陣織のコスチュームは、藤原がもがくたびに肌蹴ていき
着崩れた西陣織は試合前に見せていた美しさをもはや感じさせない。

「貴方もいい声で鳴いてくれますのね……もっと聞かせて欲しいものですわ」

「だ……だずげ……ギ……ッ……ギブ……ア゛――――」

 そして逃れる事を諦めた蝶は蜘蛛に意識を刈り取られた――――。

「あらぁ……もう終わり?
金森さんはもう少し私に悲鳴を聞かせてくれましたのに……残念ですこと……」

 腕の中でぐったりとしなだれ、白目を向いて顔を高潮させた藤島をリングへと投げ捨て立ち上がり
リング下で待機していたライラ神威と村上姉妹をリング上へと呼び込んだ。

「やれやれ、今日は随分と早かったじゃないか」

「まったくだぜ、最近のアイドルレスラーは根性もないってか? ふひゃひゃ!」

「そうですわね……もっと長く鳴き声を聞いていたいのに……残念ですわぁ」

 千秋が藤島を一瞥し鼻で笑い、千春が藤島の頭を踏みつけ性根の悪い笑い声を上げると
フレイア鏡は長い髪をかき上げ、藤島をフルネルソンで捕らえ立ち上がらせる。

「ヒャッハァ! ぶっ壊れちまっても恨むんじゃねぇぜ?」

 ライラは意識無くうな垂れた藤原の顔を覗き込む様にして
口端を吊り上げ不気味な笑みを浮かべると
観客を威嚇するようにリングマットをパイプ椅子で叩き始める――――。

932名無しさん:2008/06/12(木) 00:54:02
続きです。

---------------------------------------------------------------------

四人はここ最近徒党を組み、好き勝手に暴れるようになっていた。
アイドルレスラーを鏡が締め落とし、試合終了後抵抗できぬアイドルレスラーを痛めつける残酷なショータイム。
 時にはレスラーのコスチュームを破き捨てるという暴挙にでる場合もある。
そんな残酷ショーはいつしかファンの間でアイドル狩りと呼ばれるようになっていた。

「ライラさん……余興はもう十分ですわ、さっさと始めません事?」

「ぁあ? わかってるよ……死ねぇぇ!」

 藤原を捕らえている鏡が狂ったようにリング上で暴れ、周りの観客を挑発するライラに苦言を漏らす。
 それを聞いたライラは言われるままにパイプ椅子を振り上げ、藤島の頭めがけ振り下ろした。

「――――っ!?」

 パイプ椅子の衝撃音は会場全体に響き渡る。
しかしその振り下ろされたパイプ椅子の先に藤島はいなかった
藤島は身を屈めフルネルソンから脱出し、逃げるようにしてリングを降りていた
恐らく途中で意識が覚醒したのだろう。
 パイプ椅子の衝撃音、それは鏡の頭を捕らえたものであった。
あまりの衝撃に鏡はリングへと膝を付きライラを睨みあげ
「ラ、ライラァ!」と、先ほどまでの品をかなぐり捨て吼えた。

「すまねぇすまねぇ。だけどよ、鏡がしっかり捕まえてねぇのもわりぃだろ」

「なんですって!? 貴方は私のせいだと、そうおっしゃるのかしら?」

 鏡は立ち上がると、ライラを睨み付け食って掛かる。
二人の間に不穏な空気が流れ、放っておけば乱闘が始るような勢いに村上姉妹が必死に二人を引き離し事は逃れた。

だが、解れた糸はもう元には戻らない――――。

933名無しさん:2008/06/12(木) 00:55:08
ラストです。

---------------------------------------------------------------------

 日は流れ興行は次シーズンへと移り、リング上では草薙みことをいたぶる鏡の姿があった。

「さぁ……貴方の悲鳴たっぷりと聞かせて貰おうかしら?」

「い゛あ゛……ッ……ぐぎ……ぁ……ッ」

 鏡はまるでフランス料理のメインディッシュを味わうかのように
ゆっくりとそして丁寧に頚動脈を締め上げると
草薙の口端からは泡のような唾液が漏れ、力の抜けた草薙の体は鏡へと体重を預けた。

「ふふふ……ご馳走様」

 試合終了のゴングが鳴り、レフリーから勝ち名乗りを受けた鏡。
すると滑り込むように物凄い速さでリングへと上がり、レフリーをリング下へと落とすライラと村上姉妹三人。

「な、なんですの? 今日はやる予定じゃありませんことよ?」

「ぁ~ん? 予定はあるぜぇ? 今日の獲物はテメェだ鏡!」

 三人の異様な空気に押され後ずさる鏡に飛びかかったのはライラだった。
ライラの右腕にはチェーンが巻かれており、押し倒した鏡の顔面へとその右腕を乱暴に何度も落とす。

「ひ……ッ……あぐ……ッ!……が……はッ……やめ゛ッ……う゛あ゛ッ……ぁ!」

 ライラが右腕を落とすたびに、鏡の悲鳴が会場にこだまし
その様をニヤつきながら眺める村上姉妹、止める気などまったくないようだ。

「ヒャハハハ!!」

「あ……ぁッ……が……ッ……あ゛ッ……」

 最初こそ逃れようと必死にもがいていた鏡であったが
ついにその動きは鈍り、時折体全体を大きく震わせる痙攣を見せ
自慢の長い銀髪は自らの血でどす黒い赤色へと変色を遂げていた。

「もうおねんねか? つまんねぇ……つまんねぇぞ鏡ぃ」

 ライラはチェーンに付いた鏡の血を舐め上げると、そのチェーンを鏡の首へと巻きつけ
力任せにチェーンを引っ張り上げる。

「ひぐ……ぅッ!!」

 失いかけた意識を強引に覚醒されるも、喉元を締め付けるチェーンに苦しみの表情を浮かべ
だらしなく舌を突き出し酸素を欲するのか喉の奥から擦れ気味の呼吸音が漏れていた。
だが、それをお構い無し「おら、四つんばいで歩け」と、犬を操るかの如く乱暴にチェーンを引っ張り歩き出すライラ。

「おごぉ……ッ……ゆ゛……ゆ゛るじ……で……げほッ……」

 苦しさから逃れるため鏡は屈辱的な姿勢でリング内をライラに連れられ歩きまわる。
少しでもライラのペースから遅れればチェーンを引っ張られ、そのチェーンが鏡の首を締め付ける。

「うっひゃっひゃ! 見ろよ千秋、まるで犬だメス犬だぜ!」

「くっくっく、ヒールの女王も落ちたもんだ……」

 無様にもリング内を四つんばいで歩かされる鏡の姿を腹を抱え笑う千春。
それに同調するかのように腹の底からおかしくて堪らないと笑い声をもらす千秋。
完全に孤立した鏡は目尻に涙を溜め唇を噛み締めた。

「おし、仕上げだ。頼んだぜ千春、千秋」

 ライラは握ったチェーンを村上姉妹へ託すと
リングを降り観客の座っているパイプ椅子を強奪し、リング上へと戻った。

「ライラ姐さん、準備完了だぜ」

 そういう千春の後ろで、鏡はトップロープとセカンドロープに両腕を絡め取られ磔状態にされていた。
「ヒャハッハッハァ! ショータイム!
女王様に似合うかわからねぇけど、アタシらからネックレスをプレゼントだ!」

「う……ぁ……なにを……ひ……ッ……やめぇ……ッ!」

 怯えた鏡を気にする事無くライラはパイプ椅子を鏡の頭へと叩き落す。
パイプ椅子の座席部分がその衝撃から外れ宙に舞う。

「え゛……ぇ……ッ」

 そして、ぐったりとしなだれた鏡の首には、ネックレスというには不恰好すぎるパイプ椅子が飾られた。

「ヒャッハッハッハ! お似合いだぜ鏡ぃ!」

「あひゃひゃひゃ!」

「くっくっく……」

 薄れゆく意識の中、鏡は屈辱にまみれ三人の下品な笑い声を聞いた――――。

934あきら:2008/06/13(金) 23:56:02
>929さん
 ありがとうございます!
 反応貰って某サークルのレッスルCG集を眺めてたら、投下したばかりなのにまた書きたくなってきました・・・

>931~933さん
 GJでした。ライラの無軌道ヒールっぷりが清清しいです。

935名無しさん:2008/06/14(土) 01:01:26
>>931-933
GJ!
興奮した!!落ちぶれた鏡ってなんかいイイ!!
羽交い絞め→同士討ち、パイプ椅子殴打→首に引っ掛け状態といった「これぞプロレス」的表現が思わずニヤリとさせられます。
是非続きが読みたい。

936名無しさん:2008/06/14(土) 11:21:29
レッスルエンジェルスってゲームの中じゃベアハッグないの?

937名無しさん:2008/06/14(土) 20:35:03
>>925>>931
お二人共GJです!!
通常攻め側のキャラが受けに回ると惨めさが強調されて興奮しますね。

938名無しさん:2008/06/14(土) 23:09:38
>>934
どこのサークルのかなんとなくわかってしまったw
あそこの鏡のCGにお話をつけて欲しいぜ

939名無しさん:2008/06/15(日) 00:18:05
>>934>>937
ありがとーございまーす。

>>935
申し訳ないっす
続きがありそうで無いのです・・・(´Д`;

940名無しさん:2008/06/15(日) 05:39:22
それって最近出た方?
スカはともかく、汁飛ばしすぎなのが少しアレなんだがw
もし、間違ってないなら祐希子の惨めなまでな感じが大好きだぜ

941あきら:2008/06/16(月) 04:28:58
>940さん
 前に出たのも持っていますが、上で言っていたのは最近出た奴です。
 自分的には、ムチャクチャされる龍子さんが大いにツボでした♪
>937さん
 ありがとうございます。もう少し待って、他の方の投下が無ければまた一つ
 投下するつもりでいます。

942名無しさん:2008/06/17(火) 03:19:03
>>939
ないのかwww
鏡のリベンジマッチとか見たいな! 見たいな!!!

>>941
wktk!

943名無しさん:2008/06/20(金) 00:10:02
>>931->>933の作者です。
なにやら前の続きを所望された方がいましたので
続きみたいなものを書き終えましたので一服してから投稿させていただきます

944名無しさん:2008/06/20(金) 00:15:38
 ライラ、村上姉妹の三人にハメられてから数ヶ月
鏡は試合の度に、その三人の妨害を受けまともなプロレスを取らせてもらえない。
そもそも鏡自体、相手の締め落とされるまでの悲鳴が聞ければいいといった
到底まともなプロレスとは言い難いものではあったのだが
試合途中に乱入されてしまえばそれすらも許されない。

「貴方達……ッ……毎回毎回……あぐぅッ!!」

 そして今日も鏡が試合を行っている途中に三人が乱入し試合をぶち壊す。
ライラに羽交い絞めにされた鏡がいいように村上姉妹にいたぶられる。
 その様を見ても誰も助けに入る事はない、言ってしまえば自業自得。
今まで鏡にいたぶられ、なじられ、そして締め落とされたレスラー達が助けに入る訳がなかった。

「かは……ッ……あ゛……ぁ……ッ……あ゛あ゛……――――」

 一頻り村上姉妹が無抵抗の鏡を痛めつけると、ライラが鏡の首へと腕を回し
スリーパーホールドと言うには不恰好なほどの形で鏡の頚動脈を締め上げる。

「ヒャッハッハ!! ざまねぇぜ鏡ぃ!!」

 顔面を紅潮させ泡を吹き、苦しみもがく鏡に耳障りなほどの笑い声を浴びせるライラ。
もがけばもがくほどライラは腕の力を込めていくと次第に鏡のもがく腕は力を失い
重力に逆らう事無くだらりとその腕は落ちた。

「……ぁ……ッ……ぁ……ぁ……」

 鏡の力を失った足はだらしなく蟹股状態になり、半開きの口からは涎が垂れ
意識の失いかけた視線は焦点を失い、体を小刻みに震えさせるしか出来なかった。

 あまりに酷いこの状況、観客はこぞって三人にブーイングを浴びせるも
それは逆に三人を調子付かせてしまうので、こたえた様子は見せない。

「お待ちなさい!」

 誰もがその三人にうんざりしたその時。
リングへと一陣の風が吹く、それはまるで草原を駆ける豹の姿――――。

「ぁーん? 引退間近のババァがなんのようだよ?」

「年寄りを虐める趣味はないぞ」

「うひゃひゃ、ババァか! そりゃ傑作だぜライラ姐さん」

 リングに颯爽と現れたのはパンサー理沙子だった。これと言って鏡と何かあるわけではない。
 ただここ最近の三人の素行は、団体を背負う理沙子の目に余ったと言う訳だ。

「バ……ッ……ババァとはよく言ってくれるわね……それに村上姉妹も……
 最近の貴方達は見ていられないわ、いい加減にしてくれないかしら?」

 ライラと村上姉妹の挑発に片眉を吊り上げ口元をひくつかせるも、やすやすと挑発に乗るほどキャリアは浅くない。
 三人を一瞥すると鏡の元へと歩み寄り、鏡の上半身を抱き上げる。

「鏡、しっかり鏡、大丈夫?」

「……ぅ……あ……り、理沙子……さ……ん?」

 鏡の失いかけた意識がゆっくりと戻る、それを確かめた理沙子が安堵の笑みを浮かべ立ち上がると
鏡に向かって手を差し伸べる。

945名無しさん:2008/06/20(金) 00:17:30
「ふ……ふふふ……甘いですわね理沙子さんッ!」

 手を差し伸べた理沙子を鏡はしてやったりと今まで虚ろだった表情を一変させ
にたりとした笑みを浮かべると、理沙子の腕を取り両脚を振り上げ理沙子の首元へと絡みつかせた。

「が……ッ……ぁ! な、何を……ッ!!」

「ふふふ……まだわかりませんこと?」

 面を食らったのは理沙子だ、三角締めで締められ苦しみの表情を浮かべながら
鏡に対し何故?といった表情を浮かべるも、鏡はその表情がおかしくて堪らないのかいやらしい笑みを浮かべた。

「あんたぁハメられたんたぜ? うひゃひゃひゃひゃひゃ」

 下品な笑い方で完全に鏡に捕まった理沙子を覗き込む千春が、べぇっと理沙子に対し舌を出す。

「ハ……ぁ……ッ……ハメ……られ……ッ……た?」

「そうだ、私達の仕掛けにまんまと引っ掛かったのさ」

 腹の底を震わせるように腕を組み、酸素が足らず徐々に顔面を紅潮させる理沙子を鼻で笑う千秋。

「し……か……ッ……け………ッ……?」

「まさかアンタみたいな大物がかかるとは思わなかったぜぇ……ヒャッハッハッハ!」

 鏡の三角締めに片膝を付いて、喉の底から絞り出すような息遣いを見せた理沙子。
血の回らない頭でもしっかりとわかることが一つだけあった。自分はこの四人にしてやられたのだと――――。

「おい、鏡ぃ……そのままじゃ落ちちまうぜ?」

「あらあら……それは勿体無いですわね……任せましたわよ千春さん」

 そんな理沙子の様子をみたライラがこのまま終わらせたら面白くないと鏡へ声をかけると
鏡は理沙子を三角締めから解放する。

「……ッ……がはっ……はっ……はぁ!」

 理沙子の体は一気に酸素を欲するかの如く上半身を反り上げて立ち上がり空気を吸い込む。

「オイ、バァさんこっちだぜ!」

「――――え?」

 ふらつきながら声のする方に振り向いた理沙子の視界には
既に此方に向けステップを踏み待ち構えた千春の姿があった。

「行くぜ千秋、パスだ!」

「がは……ッ!」

 千春のステップキックが理沙子の顎を貫き
その勢いのまま理沙子はふらふらと後ろに下がる。

「ナイスパスだ千春、いくぞライラ」

「あぎ……ッ!」

 背中を見せている理沙子へ千秋が更にトラースキックで後頭部を射抜く。

「ドンピシャだぜお前等」

「……は……ッ……はぁ……ッ……はぁ……ッ」

 まるで一人でダンスを踊るかのように乱れ舞う理沙子を捉え担ぎ上げるライラ。

「死んでも恨むンじゃねぇぜ?」

「ぐひぃッ――――!!」

 ライラは既に抵抗する力を失いしな垂れた理沙子をデスバレーボムでリングへと叩きつけると
理沙子はぐりんと黒目を裏返らせ口から鈍い声を漏らした。

946名無しさん:2008/06/20(金) 00:18:36
「パンサー理沙子ともあろうお方が無様ですこと……」

 完全にのびた理沙子を見下すように鼻で笑う鏡が二度三度と首を鳴らし
「もっと上手く出来ませんこと?」と、乱暴にかけられたスリーパーに対し苦言を漏らす。

「アタシはオメェ見たいに器用にできてねぇんだよ、すまねぇなぁ」

 そもそも関節技を得意としない自分にこの役を任せるほうが悪い、そう言いたげにライラは肩を竦ませ
「仕上げに取り掛かるぜぇ」と、舌をなめずり回しリングサイドへと向かう。

「うひゃひゃひゃ、準備できたぜライラ姐さん。楽しみだぜ……」

 千春はいつの間にかパイプ椅子をリング上へと持ち出しており
折りたたみの二つの足の部分を理沙子の首を挟むようにして設置した。

「ヒャハハハハ! くたばれ!!」

 ライラはトップロープに飛び上がると、スワンダイブ式のギロチンドロップをパイプ椅子の足の部分へと落とす。

「げぼ……ッ!! あ゛がッ!! ごぼ……ッ……ご……お゛ッ!!」

 パイプ椅子にライラの体重が乗った瞬間、パイプ椅子の二つの足は理沙子の首を潰した。
のびきった理沙子の意識は痛みと共に覚醒し、潰された喉は血が詰まるも体がそれを拒否するかのごとく
口からは鮮血がほとばしり、その血は理沙子の視界を紅に染め上げる。

「ライラさん、見てらっしゃい。
締め技というのは、上品でなければ相手を美味しく頂く事はできませんことよ?」」

 理沙子の首を挟んでいるパイプ椅子を乱暴に蹴り飛ばし、血まみれの理沙子を抱きかかえ
蛇が獲物を締め上げるかのように理沙子の体へと絡みつき胴締めスリーパーを決めた。

「さて……理沙子さんは一体どんな味なのでしょうね……楽しみですわぁ……」

 そしてゆっくりと捕食する蛇の如く、理沙子の頚動脈を締め上げていく。

「が……ぼ………ッ……あ゛ぁ……ッ……ぎ……ひぃ……ッ……あ゛……ぁ……ッ」

 理沙子は呼吸吐き出す度に吐血し、更に締め上げられる度に喘ぎ声を漏らす。
それは次第に弱まっていき、吐血はいつしか血の交じった泡へと姿を変え理沙子は動かなくなった。

「ご馳走様……理沙子さん……堪能させて頂きましたわ」

 理沙子を締め落とした鏡は、己の指に付いた理沙子の血を愛おしそうに舐め上げると
冷徹なまでの笑みを浮かべた――――。

947オリゼー:2008/06/20(金) 00:21:54
普段あまりリョナ系を書かない身故に
前作、今作と至らない所があったかもしれませんが大目に見てやってください
また、仕事でストレス溜まったら書かせて頂きたいと思いますので
よろしくお願いします。
以上、オリゼーでした。

948名無しさん:2008/06/20(金) 04:31:00
>>947
誰か、彼の仕事に軽めのっトラブルを発生させるんだ! 早くっ!!w

なるほど、そういう展開できましたか(*゚∀゚)=3
理沙子が獲物になるというのも珍しい
だが、それもアリ(*゚∀゚)=3

演技とはいえ、毎回無様な失神姿を晒す鏡というのも萌えるものがありますな
GJ!

950名無しさん:2008/06/21(土) 20:28:25
>>947
GJ!!
ヒール軍団の演技力に脱帽です。
>>933も演技だったのかな?それともガチ?
個人的にはガチだったということにしておきますね。

951名無しさん:2008/06/25(水) 00:50:24
あきらさん新作きてくれー

952オリゼー:2008/06/25(水) 01:16:47
>>948
トラブルほんと勘弁してください(ノД`)w

演技かどうかーどうでしょうねライラ不器用でフリーダムっぽいですから
実はいい機会だからとガチだったのかも知れませんねー
そこはお好きに妄想で補完してください。
有難うございました。

>>950
ありがとうございますー
上記にも描いたとおりガチだったのか演技だったのかは
>>950さんの頭のなかで妄想したライラ次第という事でお楽しみくださいませ

953真也:2008/06/26(木) 21:13:16
【小川ひかるデビュー3周年記念大会・前座】
大会当日、会場建物内の真鍋の部屋にて。

「ふふふ…ようやくこの日が来たわぁ。」
不気味な笑みを浮かべて何かメモ用紙を眺めている真鍋。

コンッコンッ

「ん?誰?入っておいで。」
ノックに真鍋が応える。
ガチャ…
「失礼します。」
入って来たのはTシャツにジャージ姿の小川ひかるだった。
「なんだ。小川か。3周年記念は盛大に祝ってやるから…。」
「そのっ…。」
「は?」
真鍋は小川に話を遮られ怪訝な顔つきをする。
「その、私の3周年記念大会を企画してくれたことには感謝してます。…でも私は試合は出来ません。」
「はぁ?お前何言ってんの?アンタが出なきゃ意味ないでしょー!?」
「こんな身体で試合なんかが出来ると思いますか!?」
小川が声を大きくする。その小川は頭に包帯を巻き、二の腕や手首にもガーゼなどが貼られている。そしてその小川は車椅子の上に座っていた。
「そんなんたいしたことないって。さっさっと準備…。」
「あなたのせいでこんなことになったんですよ!今度は何を企んでいるんですか!?」
上目遣いでキッと真鍋を睨む小川。その目にはうっすら涙が浮かんでいる。
「はぁ~。いるんだよね~、こーゆー馬鹿が。」
ため息の真鍋。
「なんですって?」
「そうやってなんでもかんでも人のせいにしたがる馬鹿がさ。ありゃアンタとアンタの仲間が弱すぎたんだよ。」
「っ…!とにかく私は今日は試合は出ないですよ!」
「好きにすれば?」
「ふんっ…!」
小川は車椅子を方向転換して部屋をあとにした。部屋に取り残された真鍋は呟いた。
「小川ァ~…アタシから逃れられるなんて思うなよ~…。」

954真也:2008/06/26(木) 21:14:12
その後しばらく経っての試合会場。

リング上には大会プロデューサーの真鍋の姿がある。
「はーい!真鍋でーす!今日は小川ひかるの3周年記念大会へ御来場ありがとうございまぁす!理由あってまだ小川はここにいませんが、とりあえず前座の試合をはじめまーす!」
すると入場ゲートが明るくなり、入場音楽が鳴り出す。
「入場するのはー、キューティー金井!そして、富沢レイ!」
真鍋のアナに合わせて二人が入ってくる。
「…よくも越後さんをっ…!」
「絶対に許さない!」
二人の目には激しい怒りと決意が宿っている。
「あぁ?越後?あぁ、そうかぁ!忘れてた。」
真鍋はうっかりしてたと頭を自分の叩く。
「みなさーん!ここで報告がありまーす!先日試合をした越後センシュですがぁ…脊髄損傷により、右半身が完全に麻痺して、二度とリングに上がれなくなったそうでーす!はーいご愁傷様~!!」
会場にどよめきが走る。
「真鍋っ…あなたっ!」
富沢がニヤつく真鍋を睨む。
「安心しなよ。あんたらもすぐにエチゴサンの後を追えるから。」
「私たちは負けない!」
「おー、金井。随分と威勢がいいな。確かに、アタシがあんたらをここに招いたけどさ、まさかほんとにこんなとこにのこのこ出て来るとはね。無事で済むわけないじゃん。アンタラ馬鹿でしょ?」
「越後さんの選手生命奪われて黙っていられるわけないでしょ!」
「そうよ!越後さんの仇を取る!」
「はいはい、まーね、そうくると思ってね、あんたらの対戦相手は用意しといてあげたよ。ハンディキャップ戦の始まり~!」
入場音楽が流れだし、ローズ・ヒューイット、ファントムローズ1号、ファントムローズ2号、シルバー・フェンリル、ゴールド・フェンリルの5人が走り込んでくる。

955真也:2008/06/26(木) 21:15:08
「ヒッ…!」
いきなり怖じけづく金井。
「金井!逃げるな!越後さんの仇を取るんでしょ!?」
富沢が金井に叱咤する。
「だって普通のタッグマッチって話だったのに…!」
「真鍋の言うことを真に受けちゃダメよ!あいつがまともな試合組むわけないじゃない!大丈夫、こっちも策があるわ。行くわよ!」
「そんなぁ~!」
2人は正面から5人に突っ込む。対する5人もリングになだれ込む。
「たぁぁあ!」
富沢がエルボーで1号、2号とローズを順に倒す。
「えーい!」
金井はドロップキックでゴールド、シルバーと倒す。
しかし、エルボーやドロップキック程度の技では決定力に欠け、一人倒してもすぐに他の者が襲い掛かる。
「まだまだぁ!」
「くっ…!」
初めこそ勢いで富沢と金井が押していたが、じきに5人に捕まり出す。
「(こんなにいたら私の間接技は繰り出せない!)」
富沢は得意のサブミッションが出せずに苦戦していた。また、金井も勢いを付けた飛び技が得意の技だが、勢いを付ける間がなく威力はかなり落ちている。
「ここだ!」
「はっ!」
ガシッ!
1号が富沢の隙をついて背後からフルネルソンで捕らえる。
「し…しまっ…!」
「これで終わりね!」
ドコォ!
「グッ…がはぁっ!」
無防備となった富沢の腹にローズの渾身の拳がめり込む。
一方の金井はドロップキックを放った後の体勢を狙われ倒れたままWフェンリルのストンピングの嵐に曝されていた。
「おらおらどうしたー?」
ドカッドカッゲシッ!
「やんっ!いたっ!ぎゃっ!やっやめて…!」
「やめるかよボケッ!」
ドカッ!
「がっはっ!」
ゴールドがひときわ強くうずくまる金井の腹部を蹴りあげる。金井は軽く吹っ飛び腹を抱えて悶え回る。
「あぁぁぁあ~…。」
こうして数分もしないうちにリングはリンチの場と化した。
富沢は1号からのフルネルソンから逃れられず、ローズと2号の人間サンドバックとなり、口からは唾を撒き散らしている。
ドカァッ!トゴォ!ボコォ!
「ガハッ…!ごぼぇ!ガホォ!」
「最初の勢いはどおしたの~?レイちゃ~ん?ほらぁ!」
ドコォ!
「グワッハァ!」

金井はゴールドとシルバーにサッカーボールキックを交互に喰らい、2人の間をゴロゴロと行ったり来たりしている。
「そーれ!」
バスンッ!
「ぎゃん!」
ゴールドが金井の頭部を蹴りあげる!金井は吹っ飛びシルバーの前に転がる。
「おらパスだ!」
ボゴッ!
「あぁっ!」
シルバーの蹴りが金井の腹を捉える。

「たぁぁああぁあぁ!」
ガシッ!
「何!?」
その時何者かがリングに滑り込み、ローズを後ろから捕まえる。
「いっけぇぇぇぇ!」
「なっ…あぁっ!」
ドカンッ!ローズの身体は綺麗な弧を描いてリングに頭から打ち付けられた。
「貴様っ!」
2号が驚いて見る相手は永原ちづるだ。
「あたし達が何も考えずに乗り込むと思った?」
富沢と金井は投げ技で一撃に力のある永原を切り札に取っておいたのだ。
「おのれー!」
2号が殴り掛かるが、永原は屈んで避けてバックをとる。
ガッシ!
「しまった!」
「うりぁぁぁぁ!」
バコン!
このジャーマンで2人目を倒した。だが、
ドスッ!
「う…あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
次の瞬間に永原は股間を両手で抑えて悶絶していた。
ブリッジの姿勢で突き出された無防備永原の股間にゴールドの踵な落としが炸裂したのだった。そして動きの止まった永原にWフェンリルが迫る。
ガッ
二人は永原をWパワーボムで抱え上げる。
「なめた真似しやがって。」
「覚悟しな。」
「あ…あぁ。」
敏感な部分への激しい衝撃から永原は立ち直れず軽々持ち上げられてしまった。
「そらぁぁぁぁ!」
バーンッ!
「がぁぁぁあぁ!」
強烈なパワーに永原の意識は吹っ飛んだ。

越後の仇をとる為に乗り込んだ3人だったが、富沢は腹を抱えてうずくまり、金井は虚ろな目で力無く横たわり、永原は白目を剥いて大の字に伸びている。

真鍋はその様子を見ると不気味な笑みを浮かべながらマイクを持ってリングへ向かった。

…つづく

956あきら:2008/06/27(金) 01:56:58
>>951さん
 すいません、投下するつもりだったのですが、オリゼーさんのSSがえらくハイレベル
だったので素で萎縮してました(何)
 でもリョナ動画を見まくってパワーを貰ったので、近日中に一個投下しますね。

957名無しさん:2008/06/30(月) 19:51:10
>>956
wktk

958真也:2008/07/01(火) 18:02:11
「ほぉらぁ~♪小川さぁ~ん。早く出て来て下さいよぉ~。」
真鍋はマイクで小川を呼ぶ。しかし入場ゲートから小川の姿は現れない。
「へぇ~そぉ。出てこないんだぁ~?…やりな。」
トーンの下がった真鍋の指示にWフェンリルが動き出す。二人はぐったりした富沢をサイドヘッドロックで無理矢理立たせる。
「ひかるさーん!早く来ないと知らないよー♪」
ガッ!
「あぐぁ!」
真鍋の言葉が終わると同時に富沢にWDDTが炸裂する。
「おーい、ひかるさーん。」
今度は1,2号が永原を抱え上げる。またWパワーボムを食らわすつもりのようである。
「あ…あぁ…やめ…。」
先のパワーボムで軽い脳震盪を起こしている永原は抵抗が出来ない。
「来ないならやっちゃうよぉ~♪」
ローズが永原のポニーテールを掴む。
「いきますわよ!」
「はい、お嬢様!」
二人が一段と永原を高く上げ、そのまま投げ落とす。それに合わせてローズはポニーテールを思い切り下に引っ張る!
「あぁあぁあぁぁぁぁ!!」
バゴーン!!
永原は首を引く受け身が取れず、後頭部を思い切り打ち付けられた。

「あれま、こりゃぶざまな顔だわ。」
意識の飛んだ永原の顔を真鍋が覗き込んで呟く。そしてマイクを握り直すと声を荒げた。
「おい、小川ぁー!こねーとこのチビぶっ殺すぞぉ~!!!」
痺れをきらしてかなりいらついているようである。だが、いっこうに小川は現れない。
「この子もやりますわよ。」
ローズが金井に近づく。
「ヒッ…!」
金井は弱々しい抵抗を見せるが、残る4人にそれぞれ左右手足を摘まれてハンモックのように俯せの状態で持ち上げられてしまった。
「あぅ…ひっく…。」
泣きじゃくる金井だったがローズが頭を掴んで言う。
「恨むなら出てこない小川を恨みなさいね。」
「小川ー。いいんだな?この娘が空とんじまうぞぉ!!」

「…やっちゃって。」
「了解!!」
「いや!いやぁ!あぁぁ!」
5人は金井を高々と宙に放り投げた。
ブンッ!
金井の体重が軽いこともありかなり高く舞い上がった。トップロープの高さは悠々に越えている。4,5メートルはあるだろう。
フワァッ!
金井の上昇が終わる。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
バッチーン!
「ぎゃ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁ゛あ゛ああ!」
自由落下の力を身体の前面で受けた金井は全身で悶えて転げ回る。
「ほーらー。小川が来ないから金井ちゃんまでこんなことになっちゃったんだよ~。早く来ないともう一通りやっちゃうよ~!」
真鍋が再びマイクでアピールする。
その時、会場にどよめきが起こった。
遂に小川が姿を現したのだ。

959真也:2008/07/01(火) 18:07:49
「あらぁ~ひかるさぁ~ん、ずいぶん遅かったじゃなぁ~い?」
真鍋が現れた小川を睨む。
「私はここに来ました。その方達を放しなさい。」
小川は毅然とした態度で真鍋に向き合う。
「いやだぁ~ひかるちゃぁん。来たからって放すなんて言ってないよ~。」
「なんですって?」
「まぁ慌てなさるなって。あんたがこれから言う試合に勝ったら放してやるからさ。」
「それは…?」
「ウィン・ミラーとのサブミッションマッチだよ。」
「こんな身体で試合なんて…。」
「ミラーちゃーん!」
真鍋は小川を無視してミラーを呼び出す。するとミラーが小川の後ろから入場ゲートに出て来る。
「はい、開始!」
カーン!
「ちょっ…!?」
背後を取られた小川はいとも簡単にスリーパーをかけられてしまった。
「あぐっ!」
ググッ!
まずは小川のスタミナから奪う作戦らしい。
「オガワ、あなたには悪いですが、私もこの一戦にはかけているんです。」
車椅子を引き倒してグランドの体制になる。
「くっ!」
しかし小川もだてに3年間グランドをやってるわけではない。その転倒の勢いを生かしてミラーの腕からすりぬける。そして脇固めでミラーを封じた。
ギリッ…
「観念なさい。」
「オガワ…。甘いわ。」
「え?」
ミラーは強引に体を向き変えて脇固めを外してしまう。
「はぁっ!」
ドゴォ!
「ごふぅっ!」
膝を小川の腹部へ打ち込む。
「これが本来の脇固めです。」
ミラーはそういうと小川に脇固めを仕掛ける。
ゴキッ!
「あぁぁぁああぁぁ!」
いきなり外れる小川の肩。
「あら?案外弱いんですね!?」
グググッ
「あぐ…あぁ…。」
下半身に力が入らないために小川はほとんど抵抗が出来ていない。
「はぁ…場外でやっていてもしかたないですね。」
ミラーは技を解いて小川を引きずるようにしてリングへ入る。
「くっ…はぁぁぁっ!!」
小川がリングへ入ったその瞬間に息を吹き返し、力の入らない足に無理矢理力を込め立ち上がり、ミラーに必殺のストレッチプラムをかけた。
ガシッ!
「く!うぅぅ…!」
「これが…私のっ…3年間の集大成です!」
小川は自らの3年間供に歩み、もっとも信頼する技に全てをかけた。
「…で?これがあなたの切り札ですか?」
「え?」
「たいしたことない3年間だったようですね。」
ミラーはまた力づくで身体を回転させて技を外してみせる。小川は脚の踏ん張りが甘いために簡単に逃してしまった。
「しまっ…!ごふっ!?」
ミラーの膝が小川の腹部にめり込む。
「これが…ストレッチプラムです。」
体制の崩れた小川をストレッチプラムで捕える。
ギリゥゥゥィィ!!
「ああ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁ!!」
小川の数倍の力のかかったストレッチプラムが炸裂した!!
ぽんぽん!
小川はたまらずギブアップを示すタップアウトをする。
カンカンカーン!
試合終了のゴングが響く。これで真鍋の暴走は収まるように思われた。

960真也:2008/07/01(火) 18:10:10
技を解いてミラーは大の字に倒れた小川の傍らに立つ。
「オガワ…。残念ですが、マナベからはあなたを二度と立てない身体にするように命じられているのです。」
「う…?」
小川は意識朦朧とし軽く声を漏らすだけである。
「まだ足は動く程度だったようですが、それも今日までですので、御覚悟を。」
そういうとミラーは素早く膝十字固めをしかける。
「がっ…ああ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ!」
激痛に小川の意識が引き戻される。
「どうします?このまま膝を壊せますが?」
「あ゛あ゛ぁ゛ぁ…やっやめっ…。」
「時間切れです。」
ゴォキィッ!!
「ギャァァァァァ!!」
小川のものとは思えない異様な叫びが響き渡る。
「うるさいですね。」
ミラーは膝十字を解くと足を組み直して今度は四の字固めを始める。
「キィヤァアアアア!!」
小川の口からは甲高い悲鳴と供に大量の唾が出ている。目は見開き涙を溢れさせている。
「ァァァァァァァァ!!」
しばらく経つとミラーはまた技を外して、今度はアキレス腱固めをかける。
「これでとどめです。」
ガシンッ!!
「くぁっ!!ガァアァァァァァァァァァ!!」
小川の脚と精神はとっくに限界を超えていた。
「ァァァァ…ガボ…ゴボッ…ブクブク…。」
遂に痛みに耐えられずに小川は失神して泡を吹き出した。
「先に気を失ってしまいましたか…残念です。」
ミラーはそういうと一際強く力を込めた。
ブゥチィィ!!
ビクンッ!!
異様な音に合わせて小川の身体が跳ねる。
「あはは♪ミラーちゃんー。もう一回見せてぇー!!」
真鍋が茶化してミラーに指示する。
「わかりました。」
ガシッ…グググッ…ブゥチィィ!!
ビクンッ!!
再び小川が無意識に跳ねる。
「はーい。お疲れさーん!」
真鍋がリングに上がって来てミラーの腕を上げる。
「小川ひかるデビュー3周年記念兼引退試合の勝者はウィン・ミラーちゃんでしたぁー!!」
真鍋の陽気なマイクで記念大会は無事幕を閉じた。

961真也:2008/07/01(火) 20:07:39
以上です。長い時間またいですみませんでした。

962名無しさん:2008/07/01(火) 21:10:30
>>真也さん
乙であります!小川のいじめてちゃんオーラは素晴らしいですね。

963名無しさん:2008/07/02(水) 03:34:15
>>961
GJなんだけど、なんか文章が淡白な気がする…w
もう少し文章に感情入った感じにしてもいいかも

そういや、オリゼーさんブログ持ったのね

964真也:2008/07/02(水) 09:10:32
>>962さん
ありがとうございます!
私もそのオーラにやられました…w
でも皆さんはあまり小川ネタは書きませんよね?
>>963さん
わざわざアドバイスありがとうございます!
えっと作品中の文章のことですよね?確かにアクセントが全然無いんですよね…すみません。なかなか具体的な改善策が見つからず…。

965オリゼー:2008/07/02(水) 21:14:47
>>963
妄想スレにもリョナスレにも該当しなそうなもんばっかり書いてるので
なら自分で公開しちゃえって感じで先走った今は反省している。

966名無しさん:2008/07/03(木) 02:41:10
検索のヒントをお願いします

967オリゼー:2008/07/05(土) 02:43:16
>>966
立ち上げたばかりで多分まだ検索に引っ掛からないです。
ただ、自分の判断だけでサイト名を明かすことはできませんが
某レッスル絵師様方のサイトより相互リンクさせて頂いてますので
そちらからアクセスしていただければと思います。

968名無しさん:2008/07/06(日) 19:46:58
フレイア鏡を鏡明日香が嬲るっていう電波が着たが形にならなくて困る
誰かアイディアくれるか文章化してくれないだろうか?w

969名無しさん:2008/07/07(月) 03:33:33
そろそろゆっこ分を補充したいな

970オリゼー:2008/07/07(月) 04:09:53
>>968の電波を自分なりに受信してしまった。今は反省している。

「ここは一体……?」

 フレイア鏡は気付くと見知らぬリングの上にいた。
 照明はリング上だけを照らし上げ、その光に薄っすらとリング下の光景が伺えるも、等間隔に並べられた椅子が見えるだけで観客は一人も見当たらない。

「素敵な舞台でしょう?」

 背後からかけられた声、先ほどまで辺りをこまなく見渡していたフレイア鏡は身を強張らせる。
 
――――ありえない、さっきまでリングの上は自分ひとりだったはず。
 
 じわりと沸いてくる冷や汗、ごくりと唾を一度飲みゆっくりと振り返った視線の先。そこにいたのはもう一人のフレイア鏡。

「ど、どういう事ですの?」

「可哀相に……混乱しているのね」

 混乱した自分の姿を自分が鼻で笑う、その異様な光景に「悪い冗談ですわ……」冷静を装うフレイア鏡であったが、目の前のもう一人の自分は不気味な笑みを浮かべるだけ

「――――わかりましたわ、私を驚かせようとしているのでしょう? こんなそっくりな人まで用意して!」

 フレイア鏡が何かの企画ではないか? そう思い叫ぶ、しかし返事は無い。ただ自分の声がその空間にこだまとして響き渡るだけ。

「ふふ、何をおっしゃってるの? 私は貴方、貴方は私……いいえ、正確に言うのであれば、私は鏡明日香、貴方はフレイア鏡。それ以上でもそれ以下でもありません事よ」

 到底理解しえぬ事を言う目の前の自分。よくよく見ると鏡明日香と名乗ったもう一人の彼女はフレイア鏡の鮮やかな銀髪に比べると華の無い地味な濃い紫色をしていた。

「……まったく、こんな茶番付き合ってられませんわ」

 フレイア鏡は呆れ表情交じりで溜息をはたと落とし、リングから降りようとしたその時。「最近の貴方。随分と大人しいんじゃありませんこと?」そんな声が聞こえたと思うと、フレイア鏡の今まで意識もせずに行っていた呼吸、それが邪魔された。

「お゛……ぉ……ぁッ……が……あ゛……な゛に゛……を……――――ッ」

 苦しみもがくフレイア鏡の首に鏡明日香の腕が絡み付く。
 スリーパーホールドで捕らえられたフレイア鏡は目を見開きながら瞳に涙を溜めた。

「何……を? それを貴方が聞きますの? おかしなお話ですこと……」

 鏡明日香はフレイア鏡を捕らえたままリング中央まで引き摺り戻すと、その場で倒れこみ胴締めスリーパーで更にフレイア鏡を苦しめる。

「は……ッ……はなじな゛……ざ……ぃッ!」

「いやですわ、だって私は貴方の悲鳴を聞きたいんですもの……貴方だって、幾度と無くリングでこうしてきたはず……最高ですわぁ……貴方の喘ぎ」

 徐々にフレイア鏡の呼吸は小さくなり顔に紅潮が見え、鏡明日香はそのフレイア鏡の弱った息遣いを聞くと、女性が性の絶頂を迎えた時に見せる様な妖美で淫らな悦混じりの笑みを浮かべた。

971オリゼー:2008/07/07(月) 04:11:08
ラスト

----------------------------------------------------------------------
「え゛……ッ……え゛ぁ……ッ……あ゛ッ――――」

「あぁん……もうおイキになさるの? 勿体無い……私はまだ濡れていません事よ?」

 締め続けられたフレイア鏡に既に言葉を発する事はできず、口端から泡状の涎を垂らし小刻みに体を震わせると黒目がゆっくりと裏返っていく。
 しかし鏡明日香がフレイア鏡の意識を断ち切らせない、胴締めスリーパーからフレイア鏡を解放させると、死に体となったフレイア鏡の姿に快感に身を捩りながら舌なめずりをして見せる。

「ごほ……ッ……がほ……ッ……いきなり……襲い掛かって……貴方は……なに……ッ……をッ……」

「何度も言わせないで頂けるかしらぁ……? そこまで物わかりの悪い貴方ではないでしょう?」

 上空の鷲が獲物を捕らえるがの如く、鏡明日香の視線が咽返りながら喉下を押さえ蹲るフレイア鏡の姿を鋭く捉えると、それは酷くゆっくり仕掛けられる。
 片方の手で喉下を押さえているフレイア鏡の手首を掴み上げ、複雑に腕を絡み合わせるとチキンウィングアームロックを完璧な形で極め上げた。

「い゛や……ぁああ゛あ゛ッ!!」

 フレイア鏡が痛みで両脚をバタつかせ暴れるも、暴れれば暴れるほど自らの腕は悲鳴を上げていく。
 プツップツッと細い糸が切れるような音、肘関節が軋む音、それらは鮮明にフレイア鏡の脳裏に刻み込まれ、それを良しとしない本人は首を左右に振り大粒の涙を零す。

「ギ、ギブゥ……ギブア……ブゥ……ッ!!」

 あまりの痛み、フレイア鏡が解放されるにはギブアップしかなかった。
 普段気品すら感じる彼女の表情はくしゃりと潰れ、それはとてもだらしないものへと変化させながら自分の負けを宣言した。

「それはレフリーが……いればねっ」

 フレイア鏡からのギブアップを聞くも、鏡明日香は技を解くことは無かった。
 ギブアップをした所で、リング上にはフレイア鏡と鏡明日香の二人のみ、だれが聞いている訳でもなく、誰かが止めに入ってくる訳でもない。

「や゛……や゛め゛……やめ゛――――ッ!!」

 フレイア鏡は先ほどとは違う二つの音を聞いた。
 一つは丈夫なゴムが伸びきれる音、そしてもう一つは肘関節が壊れる音。

「あぁ……貴方の喘ぎ、悲鳴……どれをとっても一級品ですわね……ほら、こんなにも……濡れる――――」

 鏡明日香はフレイア鏡の肘が破壊されたのがわかると、ようやく技を解いた。
 そして己のコスチュームの股間からだらしなくあふれ出した蜜を指で掬い上げ、親指と人差し指の間で遊ばせると、その蜜は淫らな糸を引かせた――――。


「……さん! ……鏡さん!」

 おぼろげな鏡の意識が覚醒すると、そこは長期遠征の為に団体が用意していたバスの中。
 隣の席に座っていた氷川砂響が心配そうな表情を浮かべ覗き込むのを見て、大きな瞬きを二度三度して見せ「……夢?」と呟いた。

「心配させないでください……随分うなされていましたよ……?」

 氷川砂響が両目に涙を溜めていた。
 隣の者がそんなになるまでうなされていたのだろうか、フレイア鏡は「大丈夫……」そういうとあれが夢であったという事にホッと胸を撫で下ろす。

「そこまで心配して頂かな――――」

 体には妙な火照りを感じ、そして自分の下着を塗らす確かな感触。フレイア鏡はかすかに頬を紅潮させ目を丸くさせる。

「そう……何でもありませんわ――――」

 そして次の瞬間、フレイア鏡は口端を吊り上げると唇を一度舌でなめずり笑って見せた――――。

972名無しさん:2008/07/07(月) 22:31:12
>>970
GJ!!
なんだかフレイアさんにもMっ気があると取れなくもないSSだね。
これは色々と妄想が広がるな。

973オリゼー:2008/07/08(火) 00:50:21
>>972
ありがとうございまーす。
ドSな人は先天的にドMだったりするんだぜ多分。
もとよりMっ気だそうとは思ってなかったんですけれど
見かたによってはそうとも取れるんですねー参考になりますー。

974名無しさん:2008/07/08(火) 01:17:18
>>973
爽やかエンドに嫉妬GJ
なるほど、そう切ったかと関心したw

975オリゼー:2008/07/09(水) 23:09:19
>>974
ありがとうございまーす。
こ、これも爽やかEDになっちゃうのかーそうかー
もっとダークにしてもよかったんだねー・・・。
最初は二重人格にしようかと思ったけど、そうするとプロレスできないしね!w

976さいたま地下プロレス:2008/07/14(月) 13:37:59
VIPの皆様方へ

長らく営業活動を停止しておりましたが、さいたま地下プロレスの営業を再開致します。
現在、昨年末に行いました王者決定戦の優勝者ミミ吉原選手の対戦相手の調整を行っております。
候補に上がっていない選手についても柔軟に検討中のため、
調整がついた選手を優先して試合への運びとなります。
調整中の対戦相手は下記をご参照ください。
 ○石川 涼美
 ○結城 千種
 ○武藤 めぐみ
 ○葛城 早苗
 ○杉浦 美月
 ○ダイナマイト・リン
 ○バニー・ボンバー
     他


【スケジュール】
 7月19日 対戦相手決定(12:00〆切)
 7月21日 勝者投票券購入〆切(24:00〆切)
 7月24日 興行予定(都合により多少前後する場合があります)

※王者決定戦で優勝したミミ吉原選手は本興行に引き続き参戦が確定しております。
 本興行で負けた選手は、次回興行でも引き続き参戦いたします。


 本案内状は、VIPの中でも信頼のおける方にのみ送付しており、
 勝者投票券購入や会場入場の際に、本状を確認させていただきますので、
 厳重に保管の上、紛失等されないよう御注意ください。
 不正な複製や譲渡および転売が発覚した場合には、
 "さいたま地下プロレス"の名に恥じない厳しい対応を取らせて戴きます。

さいたま地下プロレス
----------------------------------------------------------
時間が出来たので再開してみます。
SSは一括投下しますので、他の職人様および他の話題は、
こちらの進行は気にせず進行してください。

投票先
http://vote2.ziyu.net/html/saita.html

977名無しさん:2008/07/14(月) 18:38:34
さ、さいたま地下プロレスが本気を出すぞ…ゴクリ…
黒幕さんは今回手を出すのか…? そこも注目だ…っ!

978名無しさん:2008/07/16(水) 15:53:04
投票って途中経過見てると結構おもしろいよね。

979名無しさん:2008/07/19(土) 14:21:53
VIPの皆様方へ

いつも当団体の興行へ脚を運んでいただき、誠にありがとうございます。
昨年末の王者決定戦の優勝者、ミミ吉原選手との対戦相手が決定いたしました。

 ミミ吉原  vs  武藤めぐみ
     1.2倍      1.7倍

王者決定戦を制したミミ吉原選手の対戦相手は、武藤めぐみ選手です。
マイティ祐希子選手の欠けた新女を支える中心選手の一人で、
結城千種選手とのタッグは一つの完成形として高く評価されています。
シングルとしての評価も高く、その資質は全盛期の祐希子選手にも劣りません。
対するミミ吉原選手の強さは、いまさら説明を必要ありません。
強いのはどちらか、やってみなけりゃわからないっ!


【スケジュール】
 7月21日 勝者投票券購入〆切(24:00〆切)
 7月24日 興行予定(都合により多少前後する場合があります)

※王者決定戦で優勝したミミ吉原選手は本興行に引き続き参戦が確定しております。
 本興行で負けた選手は、次回興行でも引き続き参戦いたします。


※掛け金は1口100,000円となっており、
 勝者を当てた方にはオッズ相当の配当が還元されます。
 尚、本試合の敗者は次回興行も参加予定です。
 皆様奮って御投票ならびに御観覧ください。
 心よりお待ちしております。
 勝者投票券購入の際には、先に送付させていただきました案内状を確認させていただきます。
 案内状1通につき1度の購入しか応じられませんので、複数口購入の際にはお気をつけ下さい。
 本案内状の不正な複製や譲渡および転売が発覚した場合には、
 "さいたま地下プロレス"の名に恥じない厳しい対応を取らせて戴きます。

さいたま地下プロレス
----------------------------------------------------------

投票先
http://vote2.ziyu.net/html/saita.html

980さいたま地下プロレス:2008/07/24(木) 23:39:32
今日投下予定でしたが、まだ書けていません。
明日or明後日くらいに投下することになると思います。

981名無しさん:2008/07/25(金) 14:06:54
ゆっくり練ってきてね!!!

982名無しさん:2008/07/26(土) 02:14:42
wktkだわー

983さいたま地下プロレス:2008/07/26(土) 19:12:13
ミミ吉原  vs 武藤めぐみ
  1.2倍      1.7倍


「……なんなんですか。ここは。」
リングの上に立ち、先に声を発したのは武藤めぐみ。
祐希子のいなくなった新女を、結城千種らと共に支える中心選手の一人だ。

『あら?説明は無かったのかしら?』
武藤の言葉に、にこやかに返事をするのはミミ吉原。

「いえ、先ほど聞きましたけど…」
『そう。何かわからないことある? あるならあたしが教えてあげるけど?』
「じゃあ、まずここはなんなんですか?」
『地下プロレスだそうだけど? 要するにプロレスっていう枠組みの中で真剣勝負をするんだって。』
聞きたいことはそんなことではない。
しかし武藤自身も何を聞きたいのか、はっきり整理できていない。
「…そうですか。なんでミミさんがいるんですか?」
『う~ん…。 詳しく話すと長くなるんだけど…
 短くまとめると、こないだの大会で優勝しちゃったから。だから断れなくてねぇ…』
笑いながらも困った顔で答える吉原。あまり気は進まないのだろうか。

「そうですか。」
あるときを境に姿を消した祐希子と違い、極稀に数日連絡が取れなくなるものの新女の興行にもきちんと参加する吉原。
この数日、吉原と連絡が取れなくなっていたが、その理由はこの試合のためなのだろう。
『もう質問は無い?』
「…要するに勝てばいいんですよね?」
『そう。あたしに勝てばいいのよ。』
「わかりました。」
あっさりと返事をし、コーナーに戻っていく武藤。
それを見てコーナーに戻っていく吉原。

”ルールの確認をいたします。戦闘不能もしくは意識の喪失により決着とします。
 凶器攻撃、反則いずれも無制限、3カウント、ギブアップ、ロープブレイクは無効です。
 それでは試合開始です。”

984さいたま地下プロレス:2008/07/26(土) 19:13:17
ゴングと同時に飛び出す二人。
程なくして主導権を握った武藤が試合を支配していた。
ドッ!!
『ううああぁあっ!! はぁ…はぁ………やっぱり速いわね。』
武藤はスピードを生かしてリングを駆け回り、翻弄された吉原に隙が生まれると、すかさず飛び技を炸裂させる。
「違います。ミミさんが遅すぎるんですよ。」
ロープに走り、反動を利用して吉原の脇を潜り抜けるように走り抜け、再びロープに走る武藤。
『…それはずいぶんな言い方じゃない?』
ロープから飛び出してくる武藤の腕を取りに行く吉原。
しかし体勢を低くした武藤がその手をかわして背後を取ると、吉原の頭を掴みながら飛び上がり、
勢いをつけて顔をリングに叩きつけるフェイスクラッシャー!
グシャァッ!!
『んがあっ!!』
顔面を打ち付けた吉原をすぐさま引き起こしてロープに投げると、
両脚を大きく開いて遠心力を使ったフライングニールキックを、ロープから帰ってきた吉原の胸板めがけて叩き込む!
『っがあっはっ!!!』
胸を打ち抜かれて弾かれるようにリングに倒れる吉原。
キレのある空手で全日本王者となった空手出身でありながら、関節技を駆使する器用さを持つ吉原だが、
関節技を主体に切り替えたためかフットワークは重く、動きが素早い相手を苦手とする。
特に飛び技を主体とする選手に分が悪く、手痛い一撃を浴びることが多い。
そして、この試合も武藤の素早さに対応できず、
遠距離から飛び技で切り込んでくる武藤の攻撃を避けきれない苦しい展開を強いられる。

「ミミさん大丈夫ですか?手加減するなって言われてるんですけど…」
『ええ。手加減もプロレス的なお約束もいらないわ。』
「ですよね。」
吉原めがけて走りこみ、立ち上がろうとした吉原の顔面めがけて低空ドロップキック!
『ごあっ!!』
立ち上がり際の顔面にドロップキックを受け、顔面から弾き飛ばされるように吹き飛ばされ、あお向けに倒れる吉原。
武藤のスピードに翻弄されては技を浴び、体力を削られていくトーナメント優勝者の吉原。
関節技を主体とする吉原の得意な間合いは近距離。それも密着した状態が一番攻めやすい。
しかし武藤は遠距離が得意であり、吉原は遠距離から放たれるスピードに乗った飛び技を避けることも止めることもできず、
トーナメント優勝者であるにも関わらず何度もダウンを奪われ、息を切らして顔を歪める。
しかし武藤は攻め手を緩めない。
コーナーに駆け上がって、あお向けに倒れた吉原の腹めがけて、両脚を落とすダブルフットスタンプ。
『っぐうふっ!! うぐ……っげぼ………うげええぇぇっ!!!』
踏み抜かれた腹を抑えてうずくまり、口から胃液を吐き散らかす吉原。
「吉原さんが優勝できる程度の大会なら、もし私が出ていたら間違いなく私が優勝してましたよ。」
『ぅうぅぅ……そう簡単には…行かないと思うわよ?』
腹を抑えながら身体を起こし、立ち上がろうとする吉原。
またも立ち上がり際の吉原めがけて駆け出すと、吉原の脚に左足を乗せ、右脚で側頭部を打ち抜くシャイニングウィザード。
『捕まえたっ!』
顔面めがけて迫り来る武藤の右脚を両手で受け止め、そのまま身体を捻ってドラゴンスクリュー!
「うぅあっ!」
右脚を捻られ、身体を回転させながらリングに倒れる武藤。
吉原はその脚を掴んだまま武藤の身体をひっくり返し、逆エビ固めを極める。
「っっくぅ……っ!!!」
武藤が小さな呻き声を上げ、振りほどこうともがき始める。
『ゆっこちゃんと違ってまだまだ行けるわね。 …じゃあこれでどう!?』
吉原が脚をギリギリと引き絞っていき、身体が丸く反りあがっていく武藤。

985さいたま地下プロレス:2008/07/26(土) 19:14:24
武藤は祐希子の後継者と評価されるほどスタイルが似ており、同じ飛び技を得意とする選手である。
しかし関節技を苦手とする祐希子とは違い、目立った弱点の無い選手でもある。
確かに関節技が比較的苦手な分野だが、関節が柔らかい上に関節技の防御も悪くなく、比較的器用でもある。
言い換えれば、祐希子が得意とする相手は同様に得意とし、祐希子が苦手とする選手を苦手としない選手といえる。
祐希子との直接対決では、得意分野の飛び技で上回る祐希子に競り負けるものの、
トータルの勝率は全盛期の祐希子をわずかに上回る。
武藤の資質が祐希子にも劣らないといわれるのはこのためだ。

右脚が真上に大きく反り上げられていく武藤だが、身体を捩ってダメージを最小限に抑え、すぐに引き剥がしてしまう。
脚の関節を攻めてスピードを殺すことは難しかった。
『めぐみが相手じゃ、単純な関節技じゃダメねぇ…。
 …でもやっぱり脚を止めなきゃ勝てないし、止められればあたしのほうが有利か…。』
立ち上がり、吉原めがけて走る武藤。
吉原の背後に回りこもうとするが、吉原が重心を高くして構え直したかと思うと、
『ハッ!!』
「ぐえ゛っ!!」
吉原の正拳突きが武藤の喉を捕らえる!
喉を打たれて呼吸が出来なくなった武藤は、舌を突き出して喉を抑えながらあとずさる。
喉への正拳突きなど、普段のプロレスではありえないのだから仕方ない。
『関節技じゃなくても、脚を止めることくらいできるのよ。』
喉を抑えてがら空きになった鳩尾めがけ、つま先を抉りこむ前蹴り!
「はぐうっっ!!」
腹を抉られ、身体を二つに折り曲げる武藤。
その頭上には既に吉原の脚が振り上げられており、屈んだ武藤の後頭部めがけて踵落しが振り落とされる。
「っあがぁっ!!」
真下に振り落とされた踵落しを受け、リングに叩きつけられるように倒れる武藤。
倒れた武藤を引き起こし、脚と脚を絡めて腕を武藤の身体に回して捕らえると、
武藤の上半身を捻っていくコブラツイストが極まる。
「うぐが……んんんんがあああああぁぁぁっ!!!」
ぴったりと密着したコブラツイストが武藤の身体を絞り上げ、武藤もたまらず悲鳴をあげる。
吉原を投げて引き剥がそうとするが、吉原は身体をさらに捻り、さらに後ろに絞り上げる。
「ううぅぅぁはあああああっ!!!! ぅうぅぅぅぅっぐうぅぅぅぅぅぅぅっ!!」
徐々に後ろに体重をかけていき、引き倒そうとする吉原と、倒されまいと必死に耐える武藤。
「っくぅ…倒れる……。うぐ…ぐ……ぐうぅぅぅぅぉぉぉぉ……」
『がんばれがんばれー。倒れたら絶対逃がさないわよぉ?』
「あああああっ!! っぐぅぅぅ……」
不意にコブラツイストを解いて武藤の背中を軽く突き飛ばし、
吉原に背中を向けたまま武藤が数歩前に進んだところで吉原のハイキックが一閃走り、武藤の首筋を捕らえる。
パキッ!!
「がっ!!」
ドサリ。
軽い打撃音と共に、首を根元から折り曲げたままリングに崩れ落ち、瞳孔を広げる武藤。
すぐさま武藤の左腕を両脚に挟んで固定し、武藤の顔をガッチリと捕らえるクロスフェイスロック。
「っぎぃいぃぃああぁああぁぁぁああぁっ!!!! あああああああーーーーーーーーーっ!!!」
腕を固定され、されるがままに頭を捻られる武藤。
『いくら効いてるからって、そんなに騒いだりしないの。もう逃がさないんだから騒いだって無駄でしょ?
 いろんな所がすっごい痛くてすっごい苦しいかもしれないけど、めぐみが負けるまでの辛抱だから我慢してね。
 めぐみは1箇所を極めるだけじゃ逃げちゃうでしょ?
 逃げちゃうめぐみが悪いんだから苦しくてもしょうがないよね。』
吉原のフェイスロックに頭蓋骨を圧迫され、脳が握りつぶされると錯覚するような激痛が走り、
さらに限界まで首を捻られる。
「いぃぃぃあぁぁあああぁあぁぁーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!」
歯を食いしばり悲鳴を上げる武藤。

986さいたま地下プロレス:2008/07/26(土) 19:15:45
クロスフェイスロックから解放し、うつ伏せで倒れたままの武藤の上にどっかりと腰を落とす吉原。
武藤の両手を自分の足にはさみこみ、顎に手をかけて一気に引き絞り、キャメルクラッチを極める。
「ふがあぁああああああーーーーーーーっ!!」
柔軟性のある関節を持つ上、過去には高飛びの選手として活躍した武藤の身体はどんどん反りあがっていく。
吉原に乗られて固定されたあばら骨の付け根から急激に折り曲げられた身体は真っ直ぐ上方に反りあがり、
顎を捉えられた顔面はさらにそこから直角に折れ曲がる。
「っぐううぅ……ぐ…っぐううぅぉぉ………ぉ…ぅおおおおおぉぉぉ……。」
これが柔らかい身体を持った報いなのか、その身体は限界まで反り上がり、武藤は微動だにすることが出来ない。
眉を歪ませ、弱い呻き声を上げることしか許されない武藤。
吉原から何度もダウンを奪い、この試合のほとんどを優位に進めた武藤だったが、
強烈な反りで肺が潰れて充分な呼吸をすることができない上、強烈に身体をしならせられ、みるみる消耗していく。
対する吉原は、武藤を固めている間に消耗した体力を回復させていく。
『ねぇ大丈夫?早く失神しないと苦しいよ? ほら、この試合ってギブアップ無効だし。』
吉原が反動をつけて上半身をグイッグイッと反り上げ、
「………っぐぅああああっ!!! ………うぐぅあああああっ!!! ………っふううがあああああ!!!」
それに強要されるように大きな呻き声が響く。

やがて両手が抵抗する力を失っていき、リングにむけてぐったりと垂れ下がっていく。
武藤の顎を支えていた手を離すと、武藤の右腕を腋に挟みこみ、左腕で武藤の顎を抑えながら身体をひっくり返す吉原。
吉原と武藤が上下逆に入れ替わった時には、胴締めドラゴンスリーパーが極まっていた。
「ぅぅぅぅぐぐううぅぅぅぅぅぅぅぅううぅうぅぅうぅううぅぅ…………。」
吉原の必殺技のドラゴンスリーパーに捉えられた武藤。しかも胴締めのおまけ付きで身体を固められる。
『あたしをあそこまで追い込んだめぐみには、あたしからプレゼントがあるの。
 ……だから今日はこの技で失神しなくて済むわよ。喜んでくれる?』
吉原のドラゴンスリーパーは、必殺技として成立する強烈な技だ。
それなのにそれで失神させないという宣言。それが意味することはただ一つ。
「っぐうぅぅぅああぁぁぁ…………ぅぅぐ……っがぅ………ぐふ……ぐふうぅぅ………」
脳への血流は確保しつつ、呼吸を奪う吉原。その腕の中で何度も身体を捩じらせて苦しむ武藤。
「っぐぁあぁあぁぁぁ………ぐる…じ………。ギブ……ぐふ………離し…て…ぐええぇ……。ギブウゥゥ……」
『ん~。 …だーめ。』
「ぐぅぅぅぉぉぉ……ぅぅぅぅ………ぅぅぅぅううぅぅ………ギ……ブ………ぅぅぅぅ…ぅぅ……ぁ…」
『だーめ。そんなワガママが通ると思ってるの?』
「ふぐ……ぅぅぅ…………ううぅぅうおおおお…… …っくはぁ…………ぅぅぅ……」
何度も黒目が上瞼に登って行くが、そのたびに吉原は力を緩めて武藤を助けてやる。

987さいたま地下プロレス:2008/07/26(土) 19:16:46
「ふ…ぁ………………………………………………ぁ………………………ぉ……」
四肢をだらりと伸ばし、口から泡を溢れさせながらとうとう無抵抗になる武藤。
『これだけ痛めつけておけば…そろそろ大丈夫かな。』
ドラゴンスリーパーから解放した武藤をうつ伏せに転がし、その両腋に両脚を引っ掛けてあお向けにする。
続けて武藤の頭の後ろで手を組んで首を固定し引き込むゆりかもめで絡め取る。
「ううぅぅぅ……ぁああぁぁあぁ………」
両腕を固定され、首もロックされた武藤と向き合って笑顔を見せる吉原。
『めぐみ、途中で自分が勝ったと思ったでしょ? そういうの、絶対許さないわよ?
 優勝しせいで今日呼び出されたあたしと違って、めぐみはここで誰かに勝つまでずっとここにいなきゃいけないの。
 最悪の場合、めぐみと会うのもこれが最後になるかもね。 ……ゆっくり苦しんでから失神しなさい。』
向かい合った武藤の頭を引き寄せて豊かな胸に埋めると、武藤が逃げられないように力強く抱きしめる
「んむぅぅぅううぅぅぅ…………」
スリーパーと違い、完全に呼吸を止めることはできず、頚動脈を絞めることも無い窒息状態に陥る武藤。
隙間から漏れてくる不充分な量の酸素を貪るように吸い込みながら、吉原の胸の中で苦しみの呻き声を漏らす。
胸を伝って感じるその苦しみが吉原には手にとるように伝わり、武藤の頭をさらに力強く押さえつける。
「むぐ……………………。 …………………ぅ…………」
やがて小さな痙攣を起こし始め、胸から感じる武藤の苦しみが消える。
『……失神したかな?』
武藤を解放すると力なくリングに倒れていく武藤。

ゴングが鳴り響き、試合の終了を告げる。
髪をかきあげながら立ち上がった吉原が武藤を見下ろしながら声を漏らす。
『どんなに強い相手と組まされて負けたとしても、今のめぐみなら耐えられるはず。
 今日より苦しい試合なんて滅多に無いはずだから…。
 …めぐみ。早く勝って帰ってくるのよ。 今日の復讐をされる日を新女で待ってるわ』
失神した武藤の耳には何も届かなかった。

988名無しさん:2008/07/26(土) 19:31:05
予定を2日ほど遅れました。
今回はコメントで戴いた内容をあまり組み込むことが出来なかったかもしれませんが、
かわりにミミさんやられもちょっとだけ入れてみたので許してください。
エロ攻めの希望がありましたが………。
……まぁ、なんか種は撒いてあると思うので、各自エロく読んでください。

989名無しさん:2008/07/26(土) 20:25:06
>>988
GJです!!
なんか爽やかな余韻の残る試合でしたね。
自分はエロ過ぎたりグロ過ぎたりする話は少し苦手なので今回のようにプロレスの試合としてきちんと成立しているSSは非常に好みです。
次回も期待しています!!

990名無しさん:2008/07/27(日) 03:30:36
そろそろ次スレ立てた方が良いかな?


レッスルエンジェルス 2

レッスルエンジェルスのリョナを愉しむスレです。

試合で相手をフルボッコにしたり、
サディスティックに嬲ったり、
相手の関節を外しまくって動けない相手をエロエロにいたぶる…

そんな小説やレポ、妄想なんかを皆が待ってる!
グロ過ぎちゃうと引かれるので、プロレス(格闘技)の範疇でいきましょう。

旧シリーズ、SURVIVORなどは問いません。
無論、妄想設定歓迎です。

関連スレ

【エロパロ】レッスルエンジェルスのエロパロ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1216555939/

○保管庫
http://waero.h.fc2.com/


でいいかな?

991名無しさん:2008/07/27(日) 03:33:08
>>988
ミミさんの精神的余裕っぷりがスゲーw
次の興行が楽しみですわ
GJ!

992名無しさん:2008/07/28(月) 03:26:34
>>990
いいんじゃないかな。

993名無しさん:2008/07/28(月) 18:10:43
次スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/37271/1217236181/

994名無しさん:2008/07/29(火) 00:27:23
>>993
乙です
実はこの板でも結構進みの速い部類に入るスレなんじゃないかと思ったw

995名無しさん:2008/07/29(火) 00:29:49
さいたまさんの投票所でゆっくりしていってね!!!
http://vote2.ziyu.net/html/saita.html

996名無しさん:2008/07/29(火) 03:41:00
>>994
勢い数値でいえば板の中ではTOP10に入るんだけどねw
基本過疎スレの多い板の中である程度の期間に投下とかで複数レス消費するからだろうけどw
次スレも職人さん達の活躍に期待だね!

997名無しさん:2008/07/30(水) 00:20:09
>>993
スレ立て乙です。

998名無しさん:2008/07/30(水) 03:46:26
ume

999名無しさん:2008/07/30(水) 03:47:46
ume

1000名無しさん:2008/07/30(水) 03:50:07
1000
念のため次スレアドも張らせてもらいます
スレ立て>993さん乙です
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/37271/1217236181/

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