小学生のとき、小数の割り算が得意でしたか?
小数点を動かすのがややこしくて、苦手意識を持ったという方も多いのではないでしょうか。
そんな方にこそ、今回の問題にチャレンジしていただきたいです。
小数の割り算をスムーズに解くためのコツを一緒に考えてみましょう。
問題
次の問題を暗算で計算してください。
0.7+1.8÷0.6
解答
答えは、「3.7」です。
小数の割り算の部分を、筆算なしで計算できたでしょうか?
次の「ポイント」で、この問題を暗算で解くためのコツを解説します。
ポイント
この問題で意識すべきポイントは、小数の割り算をできるだけシンプルな形で計算することです。
では、具体的な計算方法を確認しましょう。
今回の問題には足し算と割り算の両方が登場していますが、計算の順序としては割り算を先に行います。
よって、まずは1.8÷0.6を計算することになります。
ここで、計算を簡単にするために1.8÷0.6を分数の形に直してみましょう。
割り算は、以下のように分数で表せます。
1.8÷0.6
=1.8/0.6
分数は、分子と分母の両方に同じ数をかけたり、同じ数で割ったりしても値が変わらないという性質があります。
今回は分子と分母を整数にしたいので、どちらも10倍します。
1.8÷0.6
=(1.8×10)/(0.6×10)
=18/6
ここからさらに、分子と分母の両方を6で割ります。
18/6
=(18÷6)/(6÷6)
=3/1
=3
答えは3になりました。あとは0.7を足すだけです。
では、全体の計算過程を整理してみましょう。
0.7+1.8÷0.6
=0.7+1.8/0.6
=0.7+18/6
=0.7+3
=3.7
筆算を使わずに、暗算で答えにたどり着けましたね。
まとめ
今回は、小数を含む計算問題に挑戦しました。
小数の割り算部分が複雑に見えたかもしれませんが、少し形を変えてみることで格段に計算がしやすくなります。
小数の割り算をスムーズに進めたいときは、まず分数に置き換えてみるという発想が有効です。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。