民間の調査会社「帝国データバンク」が国内の主な食品メーカー195社を対象に行った調査によりますと、来月、値上げされる食品は、2105品目になることがわかりました。
主な品目では
▽香辛料やだし製品など「調味料」が1445品目と最も多く
次いで
▽コーヒー飲料などの「酒類・飲料」が206品目
▽チョコレートやガムなどの「菓子」が196品目
▽パックごはんやパスタソースなどの「加工食品」が117品目などとなっています。
値上げの理由については、原材料価格の高騰に加えて、光熱費の上昇による生産コストの増加などが複合的に重なったとしています。
また、食品メーカーがことし11月までに値上げすると公表した食品は、1万8000品目を超えていて、去年1年間の実績を5割近く上回っています。
調査会社では「国内外の天候不順による供給量の不安定化などもあり、値上げは今後も継続する可能性が高いとみられる」としています。
7月の食品値上げ 2105品目に 前年同月の約5倍
原材料価格の高騰や生産コストの増加などを背景に、来月、値上げされる食品は、2000品目を超えることがわかりました。去年の同じ月のおよそ5倍と大幅に増加しています。