茨城 坂東市 下水道工事めぐる贈収賄事件 市職員を起訴
茨城県坂東市が発注した下水道工事の随意契約をめぐる贈収賄事件で、検察は4日、水道工事会社の幹部に便宜を図った見返りに金品を受け取ったとして52歳の市の職員を収賄の罪で起訴しました。
起訴されたのは坂東市の主査、戸高千利被告(52)です。
起訴状などによりますと、去年12月までの1年半の間、市が発注した下水道工事の随意契約をめぐり、3日、贈賄の疑いで書類送検された市内にある水道工事会社の69歳の取締役に便宜を図った見返りに、金品を受け取ったとして収賄の罪に問われています。
主査は6回にわたって現金や中古車など27万円相当を受け取っていて、これまでの警察の調べに対し「車などをもらうことが賄賂になるとはわかっていた。金に困っていた」などと供述していたということです。
また、捜査関係者によりますと、主査は2010年に技術職員として入庁したあと業務の中で取締役と知り合い、賄賂などに関するやりとりは取締役の自宅で行われていたとみられるということです。
主査が起訴されたことを受けて、坂東市の木村敏文市長は「市民の皆様の信頼を著しく失墜させたことを深くおわび申し上げる。事実関係を確認して厳正に対処し、再発防止策としてチェック体制の見直しと強化を図っていく」とコメントしています。