参政党の神谷宗幣代表(47)が参院選の第一声で「高齢の女性は子どもは産めない」などと発言したことに対し、インターネット上を中心に批判が相次いでいる。少子化問題への取り組みとして語った内容は虚偽や偏見に満ち、ジェンダー平等に取り組む女性たちは「幾重にも誤りがある」「女性蔑視が過ぎる」と指摘する。
「データや事実に基づかず、少子化の原因を女性の社会進出に押し付けている」
選択的夫婦別姓制度の導入を目指す一般社団法人「あすには」代表理事の井田奈穂さんはあきれる。
神谷代表は「大学や高校を出たら、家庭に入って子どもを育てるのもいいですよ」など、女性が専業主婦になって出産することが少子化の解消につながるとの趣旨の発言をした。
しかし、2020年国勢調査によると、子どもがいない世帯は共働き(34%)よりも専業主婦(39%)が多かった。18歳未満の子どもが2人以上いる世帯は共働きの方が多かった。
演説の中で、子育ての主語はほぼ女性だった。井田さんは「『女性から教育や社会進出を奪い、家庭に閉じ込めておけば産む』というのは短絡的思考」と一蹴し、強調する。「誤った考えであることは歴史も証明している」
1960~80年代、社会主義国家だったルーマニアでは独裁政権が「人口を増やすと国力がつく」と喧伝(けんでん)し、避妊や中絶を事実上禁止。妊娠可能な年齢の女性に出産を強要した結果、乳幼児の置き去りが後を絶たず、大きな社会問題となった。
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