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第二十八回「ヴォイニッチホテル(1)」
いやー空いた空いた
一月以上あけちまった
この間は中々沢山マンガ読んだし、収穫もそれなり。
溜まったもんをそろそろ記述していこうか、何て思い出した次第。
今日は休日に挟まれた平日。
普通にバイトに行って、旧友と約束があったので雨の中傘さして山を登った。
相手は17才の女子高生、三年。
会ったのは丸二年ぶりくらいだらうか?
慎重は伸びていたものの、1mgもエロい体になっていなかった。
真平らである。
正直、職場の小4の方がまだある。
哀れ、女は乳ではないが
それはないだろう…
今回はこれ。この作者の書評は二回目になるのか。

ヴォイニッチホテル(1)道満晴明。
この人の本で(1)とついている本を初めて見た。
恐らく氏にとっても初めてではなかろうかと思う。
日本でヤクザから足を洗った主人公は南の島の寂れたリゾートホテル、ヴォイニッチホテルに長期滞在を始める。
その島国には伝説があった。
かつてこの島はスペインの侵略を受けた際、「三人の魔女」という魔女姉妹がそれに対抗していた。
彼女達はたった三人で三万の強大なスペイン軍をぶっ潰していく。
ところが、スペイン軍は「魔女殺しの毒」を開発。
長女がその矢を受け、次女は捕まり斬首。
三女は右目を失い、失踪。
そしてこの島国はスペイン領となった。
このホテルが建てられたのはその長女を妹達が埋葬した森の上。
てな訳で随所にこの設定絡みのストーリーが発生する。
たとえば、右目を失った三女(らしき少女)がこのホテルのメイドだし、
地下の隠し部屋では長女のゾンビのようなものが住み着いている。
でも、それに関係ないキャラが大半かな。
初の長編だけに、一回限りではないキャラ達が上手にキャラ付けをされているように思う。
クズキ・タイゾウ:主人公。元ヤクザ。日本人。金を持ち逃げたか?
メイター=ラクリマルム:メイド。三人の魔女の末っ子。基本的にエレナで通っている。
タイゾウといい感じみたい。見た目中学生。
ベルナ:メイド2。体中ツギハギだらけ。着信音がヒドイ。
カンドレイ=ウメダ:日系人の支配人。元プロレスラー。いい人。
クロサワ:タイゾウの隣人。世界殺し屋ランキング4位。ガチホモ。
タマラ、ミーシャ、カリエ:部屋でハッパを育てて売ってる売人。カリエは潜入捜査員だがジャンキー。
タマラはクロサワに射殺された。
スナーク:カフェを経営する義手の女。明らかにはなっていないが、連続で殺人を犯している。
その他、少年探偵団みたいなんとか、クロサワに殺された男の霊とか、スナークの犯行を追う刑事とかも出てくる。
道満作品でこんなにたくさんの登場人物が出てくるのは初めてだ。
当然だわな。今まで短編のみだったもん。
ただ、それだけに道満「らしさ」は軽減しているかも知れないな。
僕の中で彼は短編職人だもの。
でもこんなんも決して悪くない。
いつも彼の話はハッピーエンドがない。
でも、こういう…
一本の映画を分割してみているような長編は読んでて落ち着く。
まだ一巻なので伏線なんて殆ど処理していない。どんどん蒔かれる段階だ。
主人公とエレナのラブコメめいた展開も、
何故魔女姉妹の末っ子がメイドやってるのかも、
この島に殺し屋が何人もいるのかも、
出来れば温かい場所に着地してほしいと願う。
一話ずつ分解していくとやはり彼らしい展開なのだ。
でも今回は…彼はキャラを育てたくなったのだろうか?
今までホント刹那的だったからなあ。
寓話めいた、読んでて傷付くのとかただひたすらエロイけどぶっ飛びすぎて抜けないのとか。
エロさはこの本でも多々登場するんだが、まあ要素に過ぎない。それは彼っぽい。
しかし、キャラを暴走「させすぎない」ことによって「次の話」に展開するようにしている。
主人公やエレナをはじめ、割とマトモな人間が数多く登場するのはこの為だろう。
当然、その他大勢の「普通」の漫画はそうなっている。
しかし、彼の漫画を分析するに、こういう「当たり前」が逆説的に導き出されるのだ…と思う。
兎に角彼(今まで無意識に彼と呼んでいるが男かどうかは知らない)がやっと「普通の」マンガを描いてくれるみたいだから、このままワクワクしながら今後の展開にも期待している。
ちなみに、彼は長編でもちゃんと面白かった。
キャラの心情描写は殆ど主人公、エレナぐらいしかないが。
ストーリーの展開はやはりワクワクさせてくれるものがあった。
合コンやって二週間後に、そのメンバーのガチホモがメンバーの売人を観覧車から狙撃する。
…やっぱり普通の漫画ではないな。
あと、ギャグのキレも相変わらずである。
サン○オピューロのオマージュと思われるサンヨリピーロランドっていう廃遊園地が出てくる。
そのメインキャラがキ○ィそっくりの猫でギルティちゃんっていうんだけど、
その猫の右目から虫が飛び出てて。
しかもギルティちゃんは虫の方で。
猫は名もなき宿主っていう…
あと、エレナが主人公とデートするってときに、ベルナに相談するんだ。
その時ベルナはカップルがデートをすると必ず子作りの儀式を行う。
だからこれを着ていけってエレナに着させたのがこのTシャツ。

これには噴いた。
あと、ここのスイートルームにはチャック・ノリスが宿泊したらしい…
それ自体がチャック・ノリスジョークだわな
一月以上あけちまった
この間は中々沢山マンガ読んだし、収穫もそれなり。
溜まったもんをそろそろ記述していこうか、何て思い出した次第。
今日は休日に挟まれた平日。
普通にバイトに行って、旧友と約束があったので雨の中傘さして山を登った。
相手は17才の女子高生、三年。
会ったのは丸二年ぶりくらいだらうか?
慎重は伸びていたものの、1mgもエロい体になっていなかった。
真平らである。
正直、職場の小4の方がまだある。
哀れ、女は乳ではないが
それはないだろう…
今回はこれ。この作者の書評は二回目になるのか。
ヴォイニッチホテル(1)道満晴明。
この人の本で(1)とついている本を初めて見た。
恐らく氏にとっても初めてではなかろうかと思う。
日本でヤクザから足を洗った主人公は南の島の寂れたリゾートホテル、ヴォイニッチホテルに長期滞在を始める。
その島国には伝説があった。
かつてこの島はスペインの侵略を受けた際、「三人の魔女」という魔女姉妹がそれに対抗していた。
彼女達はたった三人で三万の強大なスペイン軍をぶっ潰していく。
ところが、スペイン軍は「魔女殺しの毒」を開発。
長女がその矢を受け、次女は捕まり斬首。
三女は右目を失い、失踪。
そしてこの島国はスペイン領となった。
このホテルが建てられたのはその長女を妹達が埋葬した森の上。
てな訳で随所にこの設定絡みのストーリーが発生する。
たとえば、右目を失った三女(らしき少女)がこのホテルのメイドだし、
地下の隠し部屋では長女のゾンビのようなものが住み着いている。
でも、それに関係ないキャラが大半かな。
初の長編だけに、一回限りではないキャラ達が上手にキャラ付けをされているように思う。
クズキ・タイゾウ:主人公。元ヤクザ。日本人。金を持ち逃げたか?
メイター=ラクリマルム:メイド。三人の魔女の末っ子。基本的にエレナで通っている。
タイゾウといい感じみたい。見た目中学生。
ベルナ:メイド2。体中ツギハギだらけ。着信音がヒドイ。
カンドレイ=ウメダ:日系人の支配人。元プロレスラー。いい人。
クロサワ:タイゾウの隣人。世界殺し屋ランキング4位。ガチホモ。
タマラ、ミーシャ、カリエ:部屋でハッパを育てて売ってる売人。カリエは潜入捜査員だがジャンキー。
タマラはクロサワに射殺された。
スナーク:カフェを経営する義手の女。明らかにはなっていないが、連続で殺人を犯している。
その他、少年探偵団みたいなんとか、クロサワに殺された男の霊とか、スナークの犯行を追う刑事とかも出てくる。
道満作品でこんなにたくさんの登場人物が出てくるのは初めてだ。
当然だわな。今まで短編のみだったもん。
ただ、それだけに道満「らしさ」は軽減しているかも知れないな。
僕の中で彼は短編職人だもの。
でもこんなんも決して悪くない。
いつも彼の話はハッピーエンドがない。
でも、こういう…
一本の映画を分割してみているような長編は読んでて落ち着く。
まだ一巻なので伏線なんて殆ど処理していない。どんどん蒔かれる段階だ。
主人公とエレナのラブコメめいた展開も、
何故魔女姉妹の末っ子がメイドやってるのかも、
この島に殺し屋が何人もいるのかも、
出来れば温かい場所に着地してほしいと願う。
一話ずつ分解していくとやはり彼らしい展開なのだ。
でも今回は…彼はキャラを育てたくなったのだろうか?
今までホント刹那的だったからなあ。
寓話めいた、読んでて傷付くのとかただひたすらエロイけどぶっ飛びすぎて抜けないのとか。
エロさはこの本でも多々登場するんだが、まあ要素に過ぎない。それは彼っぽい。
しかし、キャラを暴走「させすぎない」ことによって「次の話」に展開するようにしている。
主人公やエレナをはじめ、割とマトモな人間が数多く登場するのはこの為だろう。
当然、その他大勢の「普通」の漫画はそうなっている。
しかし、彼の漫画を分析するに、こういう「当たり前」が逆説的に導き出されるのだ…と思う。
兎に角彼(今まで無意識に彼と呼んでいるが男かどうかは知らない)がやっと「普通の」マンガを描いてくれるみたいだから、このままワクワクしながら今後の展開にも期待している。
ちなみに、彼は長編でもちゃんと面白かった。
キャラの心情描写は殆ど主人公、エレナぐらいしかないが。
ストーリーの展開はやはりワクワクさせてくれるものがあった。
合コンやって二週間後に、そのメンバーのガチホモがメンバーの売人を観覧車から狙撃する。
…やっぱり普通の漫画ではないな。
あと、ギャグのキレも相変わらずである。
サン○オピューロのオマージュと思われるサンヨリピーロランドっていう廃遊園地が出てくる。
そのメインキャラがキ○ィそっくりの猫でギルティちゃんっていうんだけど、
その猫の右目から虫が飛び出てて。
しかもギルティちゃんは虫の方で。
猫は名もなき宿主っていう…
あと、エレナが主人公とデートするってときに、ベルナに相談するんだ。
その時ベルナはカップルがデートをすると必ず子作りの儀式を行う。
だからこれを着ていけってエレナに着させたのがこのTシャツ。
これには噴いた。
あと、ここのスイートルームにはチャック・ノリスが宿泊したらしい…
それ自体がチャック・ノリスジョークだわな