新幹線爆破したネトフリ映画の裏話 JRには「内容スレスレ」だった

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石橋英昭
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 東北新幹線を舞台にしたNetflix映画「新幹線大爆破」について、樋口真嗣監督らが縦横に語るイベントが18日、JR仙台駅そばのホテルであった。映画はJR東日本が特別協力し、実際の駅舎や運行しているはやぶさを使っての撮影が実現。「鉄分」たっぷりの裏話の数々を、鉄道ファンたちが楽しんだ。

 新青森を定刻で出発した上りはやぶさ60号に爆弾が仕掛けられ、「時速100キロを下回ると爆発する」と、脅迫電話がかかってくる。E5系はやぶさが、新緑のみちのくをノンストップで疾走する――。

 東海道・山陽新幹線を舞台にした1975年の同名映画のリブート作品。佐藤善宏エグゼクティブプロデューサーによると、今回も当初は博多―東京間の設定で脚本を書き進めていたが、「東日本大震災後の東北を世界中にアピールしたい」とのJR東日本の熱意を受け、東北新幹線に変更したという。

ストップかかった群衆パニック場面

 はやぶさを実際に新青森―東…

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この記事を書いた人
石橋英昭
編集委員|仙台駐在
専門・関心分野
東日本大震災、在日外国人、戦争の記憶