From:水波流
家の裏山から伏見稲荷大社の山頂付近へ行く隠し通路みたいなルートがあるのですが、最近朝の散歩にそこをよく歩いています。
昔と比べて外国人観光客が95%くらいを占めており、なかなかハードな山登りなのに朝早くからみんな頑張るなぁと思いながらすれ違っています。
今書いているローグライクハーフのシナリオが、自然と信仰が入り交じったような遺跡が舞台なのですが、書き出した当初はアンコールワットのような雰囲気をイメージしていましたが、この散歩のおかげで深山の静謐さと自然崇拝みたいなものも融合してきました。
from:葉山海月
小便器の流すボタンの上に小さく落書き
てつを
ゴルゴムのしわざ!?
from:中山将平
7月は参加予定のイベントがないので、勝手に、かつ突発的に毎週日曜日オンラインで何かしようと考えています。
さて土曜日は一週間を振り返るまとめの日なので、今週の記事をご紹介します。
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■6/29(日)~7/4(金)の記事一覧
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2025年6月29日(日) 杉本=ヨハネ FT新聞 No.4540
Re:ローグライクハーフ・新職業【吟遊詩人】
次週の日曜日は7月の第1日曜日。火呂居美智さんによる、ローグライクハーフの新作d66シナリオ『幽霊屋敷の果実酒』の配信日です。
前回の日曜日の記事では、その拠点となる自治都市トーンにゆかりのある新職業、【吟遊詩人】を再配信いたしました。
アランツァの各地を渡り歩き、歌や演奏の技術、世界の伝承知識を身につけた職業である【吟遊詩人】。
【奏楽:ギャップ】で従者たちを護り、アンデッドには【奏楽:プラーニュ】で対抗!
「音楽」に彩られたキャラクターを、よろしくお願いいたします。
2025年6月30日(月) 杉本=ヨハネ FT新聞 No.4541
旅に出ます!
・電車に揺られて、惰性で続けているボルダリングから帰っている最中のことでした。
夏の気配が、電車の中に満ちていました。
「旅に出よう」
杉本氏の内側に住むものが、そうささやきました。
かつていろんなことに煮詰まっていた時に行ったスペイン。
北スペインを840km歩くという「巡礼の道」をたどりました。
次回作の構想を、練り上げるため、そして鬱から脱出するため、今回は、山道がメインの道である「北の道」を歩く予定です!
しばし日本を旅立ちますが、リフレッシュした杉本氏にご期待ください!
2025年7月1日(火) 田林洋一 FT新聞 No.4542
『スーパーアドベンチャーゲームがよくわかる本』 vol.4
・田林洋一氏による、1980年代半ばから1992年の間に東京創元社から刊行された「スーパーアドベンチャーゲーム(SAGB)」の一連のゲームブックの解説記事です!
第3回では『ネバーランドのリンゴ』がゲームブックのボリュームアップの端緒を開いたと述べたが、ここで紹介する「ゴールデン・ドラゴン・ファンタジイ・ゲームブック」(以下「ゴールデン・ドラゴン・シリーズ」)はややもすると容量過多の傾向にあったゲームブックに警鐘を鳴らす作品群ととらえてみます。
小粒だがピリリと辛いゲームシステム。夢幻的・悪魔的な雰囲気を醸し出す洗練された語り口。
同時期に出されたゲームブックを紹介しつつ、掘り下げていきます。
2025年7月2日(水) ぜろ FT新聞 No.4543
第3回【素敵なおパンツ同盟】ローグライクハーフリプレイ
・テンポのよい語り口で勝負する、ぜろ氏のリプレイ記事、第445回をお届けしました。
今回挑みますは、「ローグライクハーフ」シリーズ『素敵なおパンツ同盟 〜紡ぐは夢のおパンツ〜』
銀幕のスター、ベル・ロックベー氏の履いているパンツに魅せられた主人公ポストん。
デザイナーのビビエ氏が惑星イロアスの、竜鍵諸島の都市マックルーに来るという情報を聞きつけます。
さらにマックルーでは、移植手術の格安キャンペーン中。
ベル・ロックベー氏のように、お腹に神々しいヒゲを移植してもらい、さらにビビエ氏に素敵なおパンツを作成してもらう。
そんな目的をもって、ポストんはマックルーへ。そこで知り合った相棒ドナとともに、マックルーの町を探索します。
ゴマンデル診療所! そこでおなかに立派なおヒゲを移植してもらう。
決意と幸運に支えられ、ややあってそこにたどり着きますが……。
「な。患者ファイトだと?!」
イイ感じにハジケいく本作!
目が離せませんね(じゅるり)
2025年7月3日(木) 齊藤飛鳥 FT新聞 No.4544
齊藤飛鳥・小説リプレイvol.36『名付けられるべきではないもの』 その4
・児童文学・ミステリ作家、齊藤飛鳥さんによるTRPG小説リプレイをお届けしました。
冒険家乙女のクワニャウマとその相棒のエルフの少女イェシカは、超絶危険モンスターの似我蜂(じがばち)の探索を請け負い《太古の森》を冒険中、似我蜂に仲間の樹人アテリツィと命の恩人エルフのファラサールがさらわれてしまった!
救助のため、いくつかの冒険を乗り越えて似我蜂の巣へ向かったクワニャウマは、そこでファラサールの兄・ギルサリオンと組んで似我蜂の群れと戦う。
窮地に陥った彼らだったが、そこへ旧知の仲のまじない師・ヴィドが見参。彼の活躍のおかげで、似我蜂の群れを撃破することに成功。
イェシカのランタンの灯りを頼りに、クワニャウマ一行は似我蜂の巣となっている洞窟へ入り、最終決戦に臨むのであった……。
待ち構えていた敵。恐るべきは似我蜂!
シリアスで濃厚なエンディングを、軽快なノリで魅せる、クワニャウマ一行はどう動くか!?
本リプレイを読めば、どうしてこの物語が『名付けられるべきではないもの』とタイトルされたのか、その意味が分かります!
2025年7月4日(金) 緒方直人 FT新聞 No.4545
機動灼熱追撃日記その2
・『機動戦士ガンダム』の名作ゲームブック、『機動戦士ガンダム0079 灼熱の追撃』(山口宏 著 角川書店)
その復刻版に、リプレイの名手、緒方直人氏が追撃(リプレイ)をかけます!
前回にて全体のロケハンを終わり、登山計画もバッチリ考えた緒方氏。
それでは実際のゲームを進めましょう。
最初に選べるモビルスーツから、もっとも守備力が高いズゴックに乗り込んでスタート!
戦闘スタイルから物語のルートまでを巧みに織り込んだ、まさに「これぞ戦場の風よぉ」と言いたくなるリプレイです。
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■今週の読者様の声のご紹介
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ひとことアンケートへのご意見をご紹介します。
紙面の都合で、一部省略させていただくかも知れませんが何とぞご了承くださいませ。
すべてのお便りは編集部が目を通し、執筆者に転送しておりますので、いろんなご意見やご感想をぜひお送り下さい。
↓↓
(ジャラル アフサラールさん)
私は林友彦さんの作品ではやはり 「ウルフヘッドの冒険」シリーズですね。主人公の種族"ファーストボーン""(おそらく聖書の「神はアダムのあばら骨からエバを造り」の記述からですね)という呼び名がカッコいい(笑)ですし、アンデッド・モンスターは、銀の武器や特殊な魔物の牙以外では傷つかないという凄く強いのもいいですね。ゲームブック末期の作品でなければと思う作品です。
(お返事:田林洋一)
「ウルフヘッドの冒険」シリーズは傑作だと私も感じております! 雰囲気やストーリーと、ゲーム的な要素(ご指摘いただきました「アンデッドは銀の武器などでしか傷つかない」など)が絶妙にマッチしていて、SAGBの中でも本当に優れた作品だと思います。確かに、ブーム末期でなければ一大ムーブメントを作ったかもしれませんね。私は『ウルフヘッドの逆襲』で遭遇する4体の個性的な敵との戦いや絡みが大好きでした!
(ジャラル アフサラールさん)
「ゴールデン・ドラゴン・ファンタジイ・ゲームブック」ですが、同じ作者がデザインしたTRPG「ドラゴン・ウォーリアーズ」、富士見書房から出た「ブラッド・ソード」と同一世界では?との説もありますが、Wikiによると作者さん自身により否定されていますね。冥界でチャンバラする(笑)「ブラッド・ソード」やルールブック記載のシナリオでプレイヤーがいきなり〇〇の騎士になってしまう「ドラゴン・ウォーリアーズ」とは違うとしたいのかも知れませんが、それにより物語に奥行きが無くなった気もします。
(お返事:田林洋一)
毎回感想をお送りいただき、ありがとうございます! デイヴ・モーリスらが構築した「レジェンド」の世界観は、どこまで行き渡っているのか見極めるのが難しいのですが(もしかしたら、作者自身にも揺れがあるかもしれません)、それでも夢幻的な世界をプレイヤーに提供してくれますよね。確かに「ブラッド・ソード」第4巻の『死者の国から還れ!』のクライマックスで、主人公は冥界で宿敵イコンと剣を交えていましたね。私はあの対決シーンが大好きでした!(イコンを倒した後にもドラマチックな台詞がありましたし)。
(高橋一路さん)
『スーパーアドベンチャーゲームがよくわかる本』
毎回 楽しみにしてます!
(お返事:田林洋一)
応援、ありがとうございます! 私は根が単純なので、こうした肯定的な反応を頂けると本当に励みになります。まだあと9回ほどの連載を予定していますが、変わらぬご声援を頂けましたら嬉しいです!
(シミュさん)
ゴールデンドラゴンファンタジーシリーズの戦闘システム。
発売当時遊んでいたときは、FFシリーズと比べて簡単すぎる!などと生意気な事を言ってた記憶があるのですが、要は技術点固定で公平だという事に気付いてからは、逆に好きになりました。
ダークな雰囲気溢れるシリーズ作の中で、「失われた魂の城」は、序盤にアイテム集めの為に賑やかな街巡りがあり、かなり好きなタイトルです。
次回の「デュマレスト・サーガ」も楽しみにしております。
(お返事:田林洋一)
お便り、ありがとうございます! ゴールデン・ドラゴン・ファンタジィ・シリーズは、簡素なルールの中にも奥深い仕掛けがあって、今でも根強いファンがたくさんいらっしゃるようです。私は『失われた魂の城』初プレイの時は、アイテム集めに熱中しすぎて騎士と戦う羽目になり、最後には騎士の兜をどぶに投げ入れるという蛮行を犯しました(笑)。ラスボスのスランクとの騙し合いも緊張しましたね。シュミさんの好意に免じて、わしは今日魚を食べることにしよう(笑)。今後も拙記事をご覧いただけたら嬉しいです!
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