調教前の野外洗浄(ノベル挿絵) (Pixiv Fanbox)
Content
時間が足りず申し訳ありません…。
今回はノベルに挿絵形式でお送りします。
過酷な状況の中生きてきた先輩たちと1か月しか違わないけど、その1か月を物語るような対比を作りたくて、先輩たちとかえでを並べてみました。
ちょっとへっぴり腰なかえでちゃんも2か月の調教でこうなるように躾けられてしまった女の子もどっちもかわいいですね。
ちなみに毎日服を着ていたかえでちゃんと1~2か月常に裸だった先輩たちとは肌の色も若干異なっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
調教前の野外洗浄。
次はどこに連れて行かれるのか何をされるのか、恐怖に震えながら連行される。
他人の前で当たり前のように裸を晒してペットのように首輪を引かれて歩く。
昨日からの疲労と早朝からの緊張状態でもう休みたいくらいに疲れてきている。
常に裸で男の人の前でも身体を隠せず、牢屋にいてもいつ人が来るかわからない中で、壁に寄りかかったり、地面にお尻をつけることも許されないから、心身ともに休める時間がなく、抵抗したくても懲罰の風景と電撃を思い出して逆らうことができない。
歩くとお尻に入れられたプラグが中でゴリゴリと擦られて思わず締め付けると忘れかけていた異物感がやってきて、足が震えて上手く歩けなくなる。
足が止まるとすぐにお尻を叩かれて、プラグを入れられているお尻に響く。
中で膨らまされて常にお尻が詰まっている感覚に、一番細いところにはまりこんで抜けないプラグ。
一番細いとはいっても、十分太く、締め付けるたびに存在感を主張してきて忘れさせてくれない。
お尻に物を入れるなんて考えたこともなかったのに、弛緩の薬で慣らされてしまったお尻は簡単に受け入れてしまった。
効果が切れるととてつもない異物感に抜きたくなるけど、拘束されて手が使えず、中で膨らまされたプラグは自力では抜けない。
だから張り裂けそうなお腹を抱えて耐えるしかない。
一度入ればそれを出してまた入れるのはそれほど抵抗なく定位置のようにニュルンと入り込んでそこに収まる。
でもプラグが中で拡がるのは慣れる気がしない
ガチャ
職員が扉を開ける。
空気が変わる。
外の匂いと裸でいるには少し肌寒い風が入ってくる。
え…そと⁈
扉の先は屋外。
そして職員は首輪のリードを引いて外に向かって歩き出す。
こんな格好で外に、、、。
下を向くと全裸の自分が目に入る。
裸で外なんて…やだ…。
「立ち止まるな。さっさと歩け!」
お尻を叩かれ、首輪を引かれて立ち止まることも許されず、当たり前のように外に連れ出される。
外の少しひんやりした空気が肌を撫で、自分が外で裸になっていると否応なく感じさせる。
砂が混じったコンクリートを歩くと裸足でいるんだと心許ない気持ちになる。
昨日と今日は室内にいて忘れかけていた外での裸の恥ずかしさが込み上げてくる。
裸で外に出ちゃってる…。
恥ずかしい…恥ずかしい……。
足はガクガクと震え、どうやって歩いていたかもわからなくなり、この時間が早く終わってほしいと思うのに、一歩一歩を踏み出すのがとても長く感じる。
「しっかり歩け!外が恥ずかしいのか?これから毎日全裸で外に出ることになるんだから慣れろよ。」
外で裸という異常な状態でしかも素足で歩かされ、手は拘束されて使えず、乳首にはピアスもつけられお尻には異物を入れられて、他人に見られながらペットのように首輪を引かれるなんて、ここに連れてこられた時よりももっとひどい状態でまともに歩けるわけがない。
職員は服を着てるし普段通りかもしれないけど、私たちは裸だからずっと恥ずかしいのに。
外での全裸の恥ずかしさに足取りはさらに重くなり、お尻を叩かれながら追い立てられるようにして、どこに行くのかわからない道のりを歩かされる。
「ほら、見てみろ。 お前の先輩たちだぞ。 キツい姿勢も動くことなく耐えてるぞ。 お前より小さい子もちゃんとやってるんだから。見て覚えろよ。」
足を広げてお尻を突き出すようにして腰を落として、手は頭の後ろで組んで正面の壁を見つめ続ける女の子たち。
こんな恥ずかしい格好で、しかも外なのに、自ら。
「お疲れ様です。」
「あーどうもどうも」
「ここの洗い場空いてますかね?このあと何人か来る予定なんですが…」
「今なら一番右なら空いてますよ。野外調教で汚れた身体を軽く洗うだけなんで、残りもあと少しで終わりますよ。中はいっぱいでしたか?」
「えぇちょっと混んでいて」
私たちを放置して職員同士で会話が始まる。
その間も目の前の彼女たちは動くことなく待機している。
「その公有物は新入りですか?」
「ええ、4月徴収です。」
上から下まで舐めるように身体を見られる。
「そこの公有物は調教中の公有物ですか?」
「そうですそうです。左2人が3月徴収で右のちっこいのが2月徴収みたいですなぁ」
「右の子はずいぶん小さいですね」
「えぇ、特例の子どもなんでね。本来なら3月末で予備調教を終える予定でしたが、調教初期に手こずったらしく、調教が1ヶ月延長されて今3ヶ月目です。体力面でまだ課題は多いですね。といっても幼少期は病弱だったらしく徴収時点では運動は全然ダメ、肌も病的に白かったんで、そこから比べれば大分逞しく育ちましたね。雪の降る日も外で鞭打ちながら調教したんで肌も強くなりましたよ。まぁ調教3ヶ月目なのに今日は2ヶ月目の特例にも負けてるくらいだったので気合いの鞭は多めに入れましたけどね。まだ子どもですが頑張ってますよ。」
「あぁ内気でビクビクしてたあの子ですか。成長しましたね。でも野外調教後の疲れた身体にこの姿勢はきついでしょうなぁ」
「どんなにきつかろうが耐えてもらわないと、まだ今日の調教は半分も終わってないですからね。まだまだ調教の1日は始まったばかりですよ。」
外でなにをされたんだろう。
全身汚れて、鞭の跡も見えるしお尻は痛々しく赤くなっている。
薄く日焼けした肌は健康的なものに見え、とても病弱そうな子には見えない。
「でも姿勢は綺麗に安定してますね」
「ええ、そこはしっかり躾けてあるんでね。調教後なんでだいぶ疲れてると思いますが、頑張ってますね。この辺は2ヶ月目よりはしっかりしてるかもですね。 それに3ヶ月で合格しないとまた調教延長になりますし、2回落ちは罰として厳重懲罰もありますからね。 最悪特別厳重懲罰になる可能性もありますし、合格できなければどんどん過酷な状況になっていくので、まさに最後のチャンスで必死なんだと思いますよ。 それに予備調教は公有物期間が減らないので、予備調教が終わらないと一生公有物のままって可能性もありますからね。」
「D025番、右の空いてるスペースに入れ、手枷の鎖は外したら手は頭の後ろで足を開いて腰を下ろせ。隣の奴を参考にしろ。」
「ほら早くしろ」
「んん!」
お尻を叩かれて前に出される。
手枷の鎖が外され恥ずかしいけど頭の後ろで頑張って組む。
隣を見ると私より小さな子が恥ずかしい姿勢で身体を震わせながら正面の壁をじっと見ていた。
疲れか寒さか恥ずかしさか、ふーふーと荒い息遣いが聞こえてくる。
お尻を突き出すような姿勢で顔は正面を向いて腕は頭の後ろで組んでいる。
足は開いて腰を落とすとても恥ずかしい姿勢。
全裸でしかも外でこんなポーズをとらされるなんて普通ならありえないけど、動かずに姿勢を維持しているのを見るとここでは当たり前なんだろう。
突き出しているお尻には私に入れられているものよりも大きく見えるプラグが刺さっているのが見えて、恥ずかしくなりとっさに目を逸らす。
「うちのモノと並べると違いがハッキリしますね。」
「肌つやも新入りって感じで初々しい色ですね。傷もまだない。1か月経つ頃にはたくさん鞭で打たれ強くしなやかな肌になってるでしょうね。 姿勢は1か月以上たってるウチの公有物がこの姿勢だったら一発で懲罰室送りですが、徴収数日なら外で全裸というだけでも今までの生活ならありえないことなので、しっかり立っているだけでも大したもんですよ。そこの2人は最初まともに立つこともできず、しばらくは鞭を多めに入れましたから。」
「まぁいきなり裸にされてこんなポーズしろって言われたら男の俺でもちょっと無理ですからねぇ…。 でもいい見本を見れたおかげですよ。言葉で説明するよりも見た方が早いですからね。姿勢はまだまだですけど、これからしっかり躾けていきます。おい!今から身体洗ってやるからな。こちらの指示があるまで体勢を維持しろ。」
「ひゃっ…きゃあっ」
冷たい水が頭にかかる。
み、水…冷たい…。
「ほら動くな!声も出すな!公有物にお湯が使われるわけないんだから、水洗いでも耐えられるように我慢しろ!そんなんじゃ冬場はもっと大変だぞ」
「ひっ…はふっ」
裸だと少し寒い気温に、水がかけられる。
室内と違い外で全裸で水をかけられるので体温がどんどんと奪われていく。
寒い…。冷たい…。
全身がガクガクと震えてなんとか動かないように頑張っているけど容赦なく水はかけられる。
動かないで我慢するなんて1秒耐えるのがやっとなのに、隣の子達は震えているものの、荒い息が聞こえるだけで叫ぶことなく姿勢は変わらず維持し続けている。
うそ…なんで我慢できるの…。
これで姿勢を維持するなんて無理だよ…。
調教というものがどれだけ過酷なのかを垣間見る。
隣の彼女達は1ヶ月前から隣の小さい子は2ヶ月前からこれを受け続けている。
今から1~2か月前ってまだ冬だよね…。
冬の寒いところでもこれに耐えてきたってこと…?
私なら冬の気温で外で裸で冷水をかけられても耐えられるだろうか。
絶対無理だ…。
でも現に彼女たちはその過酷な状況を経てきっと今に至っているのだろう。
多分覚悟が全然違う。
「よし次は前向け!早くしろ!」
「んんっ…!」
「隣の公有物を見習ってもっと姿勢を意識しろ!」
このまま前を向いたら…。
人がいる前で自分から見せつけるような姿勢をしないといけない。
隣を見ると隣の子は恥ずかしそうにしながらも、それでも身体はしっかりと姿勢を維持している。
「見本にされるのは慣れてないのか恥ずかしそうにしてますね」
「ウチの公有物にとってもいい刺激になったと思います。」
「おいっ目は伏せるな!正面に意識を集中しろ!後で鞭打ち10回だぞ!」
「ん…んん!」
隣の子は必死そうに叫ぶ。
全身を震わせながらも耐え続けている。
こんな小さい子が頑張ってるなら私も頑張らないと…。
なんとか勇気を振り絞って必死に体勢をとる。
後ろ向きと違って前は全てが見えてしまう。
今までは拘束されてるから仕方ないと思っていたけど、これは自分から姿勢を維持しないといけない。
恥ずかしい姿勢を自分で、他人、しかも男の人に見せないといけない。
そして冷水の寒さや震えにも耐えないといけない。
これを毎日、毎回ずっとやらないといけない…。
隣の子達はずっとこれに耐えてきた…。
動かずに姿勢を維持するのは難しく、彼女たちが1日2日でこうなったわけではなく、寒さと羞恥と戦いながら何日も何回も努力して積み重ねたものであることを身をもって感じる。
でも隣にいる彼女たちが1ヶ月後の自分の姿でもあり、毎日なんて無理と思っていても、隣の小さい子が耐えられるようになるなら、多分私も耐えさせられるように調教されてしまう。
前側も容赦なく水圧の強いホースで水洗いをされていく。
背中よりも敏感なところが多く、寒さに恥ずかしさに頭がおかしくなりそうになる。
つづく