樋口真嗣監督、「いつまでも記憶の中でかわいがって」 幕を閉じる丸の内TOEIへの思い語る
2025年7月5日 21時19分
映画監督の樋口真嗣さん(59)が5日、東京・銀座の映画館「丸の内TOEI」で行われた映画「新幹線大爆破」公開50周年記念日特別上映イベントに参加した。「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクトが開催中で、27日に約65年の歴史に幕を閉じる同映画館への思いを語った。
樋口監督は、映画館について「記憶をつくりだす場所」とし、丸の内TOEIについて「きれいな映画館がいっぱい出てくると思うんですけど、そこにはない味がある。幕を閉じてしまうのは残念ですが、みなさん、きょう楽しい思い出を持ち帰って、いつまでも記憶の中でこの映画館をかわいがっていただけたら」と観客に語りかけた。
「新幹線大爆破」は1975年に公開されたパニック映画。樋口監督はNetflixによるリブート版「新幹線大爆破(2025)」を手がけた。
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