中居正広氏がフジ第三者委員会にまさかの「性暴力」返し 6日の検証番組を前に新声明
元タレント中居正広氏の代理人が5日、新たな声明を発表。フジテレビが設置した第三者委員会による「性暴力」認定に対し、改めて厳重抗議した。 【写真】白髪になった中居正広氏 中居氏は代理人を通じて、再三にわたり調査結果に異を唱えてきたが、6月3日を最後にフジ側は「(今後のやりとりは)差し控えさせていただくこととします」と通達した。 中居氏側はこうした対応を猛批判。声明で「貴委員会からは真摯な回答もないまま現在に至っております。このような結果については、強い憤りを禁じ得ません。貴委員会は警察・検察・裁判所ではありません。司法手続において不利益を課される場合に用いられている弁明や弁解の機会も与えられず、一方的なヒアリングによる偏った資料により『性暴力』者と断罪されました。かつ第三者委員会には救済手続も全くなく、名誉を侵害された者の回復の手段がありません」と断罪した。 さらに「当職らの再三の釈明要求に対して、貴委員会は不誠実な態度を取り続けています。まさに『言いっぱなし』です」とし「本事案は、当事者同士ではすでに示談が成立し、実体的に紛争は解決していました。貴委員会は、貴委員会が主眼とするフジテレビの企業統治の検証を目的とするために、調査協力者、かつすでに解決済みの当事者双方の人権を犠牲にして、その目的を達成しようとしました。まさに当事者双方の人権は、貴委員会のその目的のために献上・貢物にされたに等しいです」などと指摘した。 声明では新事実に該当する部分もあった。 「貴委員会によるヒアリングでは高圧的・威圧的な追及があり、『パワハラ』や『セクハラ』と感じた社員も存在し、貴委員会に対し複数の社員が、証拠に基づいて是正の申入れが行われています。そして、ほどなく貴委員会の委員1名が辞任した事実が確認されています」とヒアリングの舞台裏を暴露。 中居氏に対する6時間のヒアリングについても「発言が遮られる場面が多々あり、また補足訂正の余地もなく、間髪入れず次々と質問が投げかけられ、中居氏による提示証拠の受領も拒否されました」「要請した再度のヒアリングは事実上許可されず、電話によるわずか30分程度の聞き取りで終わりました」と明らかにした。 具体的な描写についても「中居氏に対して『なんで女性と食事をするんですか』『女性と食事をするのが好きなんですか』等、一般的・抽象的で意味不明な、執拗な詰問があったとのことです」と示した上で「貴委員会の『性暴力』の広範な定義によれば、その質問態様自体が中居氏に対する『性暴力』(セクシャルハラスメント)に該当するものです」と指弾している。 一連のフジテレビ問題をめぐっては、6日午前10時から11時45分まで検証番組「検証 フジテレビ問題~反省と再生・改革~」が放送される。 また、先月25日に開かれたフジ・メディア・ホールディングスの株主総会では、中居氏への損害賠償を求める声も一部株主から上がった。同局は「あらゆる選択肢がある」と、その可能性を排除していない。 中居氏からすれば、自身は置き去りにされたまま、一方的にコトが進んでいることに警鐘を鳴らす狙いがあるのかもしれない。
東スポWEB