魔法の薬、その後 | kyupinの日記 気が向けば更新
2007-12-31 08:27:01

魔法の薬、その後

テーマ:精神科サプリメント・漢方薬
今年の9月に「魔法の薬」という題で不登校の記事を書いた。その後、看護師さんの娘さんには会ったことがない。不登校の場合、いったん行き始めてもまた不登校になってしまう場合もあるので近況を聞いてみた。

「魔法の薬」のエントリから抜粋
結果だけど、単にレスキューレメディを1日2回服用しているだけで、学校に行くようになったという。まだ数ヶ月だけど、それまで1年間も行かなかった子なので大変な改善である。あの子はとうてい薬など飲むような感じではなかった。もちろん親も受け入れるようなタイプではなかった。ちょっと不思議だったので、何と言って飲ませているか聞いてみた。

「魔法の薬」と言って飲ませているらしい。


彼女によれば、あれ以来ずっと登校はしているらしい。ただ、毎日4時限まで出席し家に帰ってくるので、完全な登校とはいえない。それでも1年間くらい不登校だったので、僕にはすごく感謝していた。ネルソンバッチ(レスキューレメディ)だが、結局1ボトル(20ml)しか飲まず、その後はやめているという。やめても今は問題なく登校しているらしい。ちょっと気になっていることがあったので聞いてみた。

僕「お嬢さんは太りませんでしたか?」

看護師さん「太りました~」

何キロくらい太ったのか聞いた。僕はその言い方からして5kgくらい太ったのかと思ったが、実際は1~2kg程度なのだという。そんなことだろうと思ったよ。その看護師さんはそれはあまり気にしていなかった。むしろ娘さんに意欲が出て、高校に行く気になっているのをすごく喜んでいた。

中学校は良いね。学校に行かなくても留年がないから。ずっと不登校でも卒業できる。こういうのは他の国はどうなってるんのだろう?もし留年があったら、不登校の子供が授業に復帰するのに敷居が高いものになったと思う。それにしても、ろくに診察もしていないのに、この変化はたいしたものだと思うよ。

治療パフォーマンス/かけた労力

という意味では。

参考
魔法の薬
バッチフラワーの副作用について

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コメント

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25  食事療法

私が入院しているクリニックでは、マクロビオティックという食事療法をとっています。

癌患者にはゲルソン療法、その他糖尿病の患者もいます。

勉強会もあって、マクロビオティックがなぜ精神疾患に良いのかも学んでいます。

一種の魔法なのかな?

個人的には、肉も食いてーw

24  空想

夜が怖くて眠れない、と誰かに助けを求める想像をした。

まず、メールで「今、起きてる?」って打ったら、返信が返って来なかった。
まあ、そうだよね。
なんでもないようなメールに付き合うほど、みんな暇ではないもの。

次に直接会って愚痴を吐いてみた。
適当に受け流されたり、気休めばかり言われた挙げ句、遠回しに関わりたくないといった反応をされた。
そりゃそうだよね。
世の中沢山の人間がいるに、わざわざ病んでる人間になんて接したくないもの。

前向きに考えられないから、後ろを見ているしかなくなる。
それでも、必死になって前を向かせようとする人がいる。
僕が後ろしか見ないから、相手はだんだん苛立って喧嘩になる。
とうとう、僕に暴力まで振るうようになる。
それでも、僕は後ろしか見れない。

夢の中でも、僕の両親は言い争っていた。
父親がしつこく同じ事ばかり何度も聞くからだ。
「お父さんがしっかりしないし、あんたも不安定だから、私がしっかりしないといけない」
母親の小言を聞きたくなくて、僕は耳を塞いだ。

生まれてきたことさえ悔やんでいる僕の傍にいられるのは、共感して一緒に泣いてくれる人だけだ。
でも、いずれ僕か相手のどちらかが、何処まで行っても暗い闇しかない状況の不毛さに気付く。
その時がお別れだ。
それも、どちらかもしくは両方が相手を嫌うといった、最悪の結末だ。

結局、僕は内側に閉じこもって泣いているしかないんだ。

23

ウィキペディアによれば、判決では以下のように述べられています。

>小学校段階では年齢により、体格・精神年齢・運動能力に顕著な差があり、一年遅れると次年度の児童の間にとけ込むのに大変な努力が必要になるし、社会的な違和感に耐える必要という著しい不利益を被ることを考慮すべきである。
>一般的に義務教育では年齢主義的な学年制の運用がされているが、殊に、初等普通教育においては「心身の発達に応じて」教育を施すことを目的としており、小学校の段階では年齢により、精神年齢・運動能力・体格等心身の発達に顕著な開きがあることから、年齢別の教育が最も適するといえる。
>同じ社会生活・日常生活上の経験を有する同年齢の児童ごとに教育することが最も適していると解せられる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B4%E9%BD%A2%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E3%81%A8%E8%AA%B2%E7%A8%8B%E4%B8%BB%E7%BE%A9#.E5.88.9D.E7.AD.89.E6.95.99.E8.82.B2

要するに、今までの習慣によるものが大きいという内容です。
中学校の場合は、年齢による発達の差は小学校ほどではないので、ほぼ習慣によるもので占められるでしょう。
実際、夜間中学では16歳以上の生徒だけで成り立っていますが、特にそれで問題はありません。

また、復学したいと強く思っている人が年齢を理由に拒否されたとしても、多数派はそうではないのだから無問題ということになるという話には、あまり賛成はできません。
たとえ少数であっても、留年とか、学齢を超過してからの復学ができないと困る人がいるのなら、選択権があった方が当然望ましいです。
留年するかを自由に選択できるようになっても、留年しない人に害はないのですから、メリットのみです。

22  >>kuro

選択できないのは、何か国に意図があるのでしょう。実際、敗訴したその内容が見て見たいですね。

僕は、不登校は1学年遅れるとか遅れないと言う問題ではないように思っています。これは小学校6年、中学校3年のセットで考えるものと思うからです。だから、原則、進級させるという今の制度が非常に妙で受け入れ難いものには見えません。たぶん、すべての不登校の子供を持つ家族にアンケートをとると、今の制度が望ましいという結果になるような気がします。

はっきりいって、もし選択権があったとして、家族が無理に留年させたとしたら、それは珍しいことになると思うのです。あと大検の意味ですが、全く小中学校で授業に参加できなかった人たちも、自分たちで勉強して、大学進学の手段があるということでここで挙げました。

21

だから、欠席が多ければ強制留年にすべきだなんて意味ではありません。
希望すれば自由に留年できる決まりではないのはおかしいということです。

>こういうのは1つに決めておかないと混乱するし、今のやり方の方が僕はまだ優れていると思います。
理由が分かりません。
生徒側が留年するかどうかを選べると混乱するという意味でしょうか?
そんなにみんな判断力が低いとは思えません。

留年できる制度にすれば、「留年できなければ復学しない生徒」も復学できるようになりますが、今のままだと「留年しない方が復学しやすい生徒」しか復学できないです。

>大学も大検のような制度があるからです。
これは意図が分かりませんでした。
大学に行くのに高校に行くか大検(今は高認)にするかを選べる制度でも大きな混乱がおきていないのですから、留年を選べる制度にしても同じだと思いますが、もっと別のことを想定されてるんでしょうか?

20  >>kuro

それはたぶん確率的には留年がない方が、不登校児童にはまだ復学しやすいと考えられているからではないでしょうか?

もし1年休んだからと言って留年にしてしまうと、このブログで出てくるような子も復学しなかったと思います。僕たちの子供の頃は当然のように留年になっていたと思います。2歳上のネフローゼだった子と一緒に勉強していましたし。

こういうのは1つに決めておかないと混乱するし、今のやり方の方が僕はまだ優れていると思います。大学も大検のような制度があるからです。

19  もう少し深く考えていただけないでしょうか

>もし留年があったら、不登校の子供が授業に復帰するのに敷居が高いものになったと思う。

現実には、学齢を超過した不登校の人が復学したくても年齢制限に阻まれて挫折していることが多いのです。
学年と年齢が固定化されているから、留年したくてもできないというのが動かしようのない現実です。
90年代には留年を希望した小5の人を強制的に進級させ、親が裁判を起こしたけれども敗訴した例すらあります。

もうちょっと、一面からばっかり見るのではなく、別な側面からも見ていただきたいです。
留年ができないから、1年休んだら1年分学習が遅れてしまって、敷居が高くなるとの考えは思い浮かばないでしょうか?
トコロテン式進級といって無理やり押し出される方式には当然メリットばかりではなく弊害もありますよ。

私立中学校の場合は留年例も多いですが、圧倒的多数なのは公立ですので、公立で留年できなければどうしようもないです。

18  レスキューレメディ

こんにちは。今週ジェイゾロフトの処方についてご相談したものです。

kyupin先生の他の記事も見ていて、魔法の薬に興味を持ちました。
以前友人に勧められ、フラワーエッセンス(バッチフラワー?)もいろいろと試したことがあり、ちょうど手元にkyupin先生おっしゃるところのレスキューレメディと同じ内容のエッセンス(ファイブフラワー・レメディと名付けられたイギリスもの)がありましたので、さっそく試しています。
記事を読んだ心理的効果もあるのかもしれませんが、覚醒している感じが長時間続きますし、多少物事に手がついたりあわよくば仕事に出られるかもなどと思い始めました。
しばらく続けてみようと思います。
ただ、kyupin先生もおっしゃるとおりきわめてブルジョア的な量・価格設定な気がしますので、次はネルソンを試してみようと思います。

エゾウコギも非常に興味ありますが、入手しやすいファンケルの粒から始めてみようかと思います。アルコール抽出と錠剤で何か効果に違いが出てくるのかと考えています。

17

ありがとうございました。

16  >>たっく

この処方は僕の処方っぽいのでちょっと驚きでした。というか笑ってしまった。僕はこのようなデプロメールとアナフラニールの併用はあまりしないのですが、稀にデプロメールとトリプタノーとかアンプリットとデプロメールの併用はすることがあるので、全くないわけではないです。この処方はアナフラニールとデプロメールが同時に多めの量が入っているのは特徴ですね。

デプロメール 200~250
アナフラニル 50~75

程度は難しいですか?
この処方は、あまり見ない処方ですがある面で合理性があり、これはいつかエントリとしてあげるつもりでした。僕はエビリファイを少量使うなら、もう少しアナフラニールが減らせそうな感じがあります。

この処方が良い悪いという点では、そう悪くはないです。良くなっているならば。

15

先生はじめまして。
やる気が出るということで私もレメディーを処方されています。

それとお伺いしたいのですが、今の主治医からの診断と処方は「強迫神経症」で処方はレメディーのほか次の通りです。

デプロメール 150
アナフラニール 100
セディール 60
エビリファイ 1.5
ルーラン 4

調子はいいのですが抗精神病薬が2剤になっていてとても気になります。
大丈夫でしょうか?
ご教授ください。

14  >>muskrat

葛根湯は僕の嫁さんが好きです。僕は薬に弱く、長く続けると葛根湯ですら、少し胃に来ます。

13  >>葛根湯

葛根湯は肩こりにも効きますね。あれは興奮剤みたいなものも入っているので、好きな人もいますね。

12  >>yoko

無理して帰って事故にあうのも嫌なので、マンションでテレビを観ています。こんなときに天候が悪くならなくても・・と思いました。

11  >>flavour

結局、帰省はせず、家でゆっくりしています。リタリンの記事をアップしています。

10  >>かぼちゃ

昔は出席日数が何%以上とか規則に沿って決められていたような気がします。ネフローゼの治療で長期欠席し留年していた人もいましたから。

今は、あまりに不登校が多すぎて、なしくずしというか、ずっと小学校や中学校にいて貰っても困るので、エスカレーター的に卒業させているのだと思われます。

9  エゾウコギの入手方法

>>東千田みつお様
 エゾウコギなら根自体も錠剤もネット通販で売って
いますよ。
 例えば、楽天で検索するといろいろ出てきます。

8

不登校・・・ 懐かしい。私も高校は4時限目終わると、しばしばフケていたクチです。
kyupin先生の記事を読んで、早速レスキューレメディ(スプレー)とクリームを購入してしました。クリームは肩凝りほぐしに使っています。

葛根湯は私も気に入りです。

7  魔法の薬・・・

こんばんわ。今年も後数時間です。紅白をつけたら、小林幸子が出てました。凄すぎ。
さて、バッチフラワーとエゾウコギは、先生のブログ見て「非常に強く試してみたい」と思っている代替医療系の素材です。エゾウコギはあちこち探してみてますが、中々ご縁がありません。バッチフラワーは、流行っているのか、ネットでも比較的入手がしやすそうですね。ネルソンもちゃんとありました。来年試してみる予定です。結果は、近いネタのエントリーがあればそこで・・。なお、現時点での「私の魔法の薬」は葛根湯です(笑)

6  不登校

わたしの回りには、不登校の子が多いです。中学も小学校も休みがちというか、行けなかった人たち。その代わり図書館に不登校の子たちが行って、そこで少しだけ勉強して、後はゲームしたり、本を読んだり。たった1時間だけでも、学校に出席したとみなされ卒業証書もらえる。でも出席日数が足りなかったら留年です。そのような人たちも大きくなってからは、すごく真面目に働いたはるし、もっと勉強しとけば良かったと言ってますが、何かに秀でてる人が多いみたい。お宅っぽい子とか。ところでkyupin先生、実家には無事帰れましたか?あっちこっちで、雪と強風ですね。大荒れの年末年始だそうです。

5  魔法の薬

バッチフラワーレメディのお話、こちらを参考にして使用してみたら、自分もまさに「魔法の薬」と思いました。
自分のブログでも取り上げましたが、続きの記事が書き途中のまま来年へ持ち越しそうです。

kyupinさんの今年の更新はこれでラストでしょうか?
どうぞ良いお年をお迎えくださいね。

4  留年

私が中学生の時、一つ年上の女の子が不登校でした。
その人は、なんと留年させられたのです。
これには、かなり驚きました。

その後を詳しく知らないんですが、一学年下で、また一年通わないといけないなんて、すごく苦痛なんじゃないかなぁと思ってしまいました。

3  >>キチ

そういうのはなんともいえないところです。うつ状態系の人々で、悪化に合わせて必ず風邪を引く人もいるので、精神疾患と一連の場合もありえるからです。一応、デプロメールを一時中止して様子をみるなどでわかると思います。

ワイパックスに関しても前もって試してみるのも良いと思います。薬により試験への影響が違うと思いますので。

それどころか、強迫性障害などの人は服薬したために試験の点数が上がる可能性すらあると思います。なぜなら、無駄な確認行為が減り、時間浪費が減少するためです。今のところ、入学試験に向精神薬はドーピングとみなされていません。

2  訂正です。

正しくは
処方された、です。
失礼しましたm(__)m

1  はじめまして。

ちょっとお聞きしたいのですが、デプロメールの副作用に水っぽい痰や唾が出る、なんて事はありますか?デプロメールを飲み始めた頃と痰や唾の時期が大体重なるので気になりました。それとも風邪なのでしょうか。。。
あと私は入試の為にワイパックスを頓服で処方したのですが、前以て副作用が出ないか試しに飲もうと思うのですが、そういうことしても大丈夫でしょうか?