先ほどの記事の続きです。
F-701のジェットストリーム化、始めていきましょう。
まず、用意するのはコチラの道具。
左から
・ニッパー(100均の物で可)
・定規(定規の隅っこ=0mmの物が使いやすい)
・カッター(ごつめの方が力が入っていいかも?)
既にご家庭にあるか、基本的には100均で手に入ると思います。
材料はこちら。
左から
・ジェットストリーム リフィル(SXR-80-05、線太さは任意で可)
・F-701本体
・ギボシ オスカバー
・ABS丸パイプ(内径φ3mm・外径φ5mm)
三番目の「ギボシ オス カバー」ですが、
ホームセンター、カー用品店で入手可能です。
自動車配線のギボシ端子というものがあるのですが、
そのオス側のカバーです。
おそらく、「エーモン」というメーカーの物が入手しやすいかと。
こんな感じで
たくさん入って売ってます。
100個入りで300円しないくらいかと思います。
ABS丸パイプですが、ホームセンターに売ってました。
参考までに、商品タグを載せておきますね。
商品名である「透明ABS丸パイプ 1615」で検索すると
ネット通販でも購入可能なようです。
送料は掛かってしまいますが…。
ちなみに、1mで160円程度です。
さて、ここから実際の作業を説明していきます。
まず、リフィルをカットします。
カットする前のリフィルは
長さ8.8cmです。これを
8.2mmにカット。
カット前との比較。カッターでも、ニッパーでも切りやすい方で。
次に、ギボシカバーをリフィルに装着します。
かなりキツメですが、グニグニやれば何とか入ります。
この時、必ずリフィルのお尻側から入れてください。
ペン先側から入れてグニグニやっているとペン先が抜けてしまいます。
それから、このカバーには向きがあります。
細くなっている方をペン先側にして入れてください。
逆向きにすると隙間にバネがハマってしまい、ノックできなくなります。
ある程度入ったら、爪で押すようにするとキューっと移動するかと思います。
リフィルの印字、uniのiが隠れるくらいの位置まで入れます。
これがバネのストッパーの役目を果たします。
さて、次はABSパイプを加工してホルダーの部分を作成します。
こんな感じでカッターで少し切れ目を入れて、曲げ方向に力を入れてやれば、パキッと気持ちよく折れてくれます。
4.6cmの長さでカットします。
(写真だと4.8cmですが無視してください、ゴメンナサイ)
そうしたら、4cmの位置でニッパーで軽くカシメます。
カシメ、というのは切らない程度にギュッとつぶす、という感じ。
少しずつ力を入れてカシメます。
リフィルを入れてみて、その位置でストップすればOKです。
上手くカシメられれば、こんな感じになります。
あとは、そのパイプをリフィルに装着するだけ。
元のばねとキャップを組み付けて…。
完成です!
インクが切れたら、ギボシカバーとパイプを付け替えるだけ。
めちゃくちゃタフな金属軸×ジェットストリームの完成です!
組み立ててみて、もしノックの感触が良くないようであれば、
パイプのお尻側をカッターですこーしずつ削って調節してみてください。
少しでも参考になれば幸いです!
次回は、LAMYのボールペンのジェットストリーム化を書こうかと
思っています。
それでは、また!