【ひとりごと】生成AIでつくった絵が上手くて落ち込む
(写真は、Adobeフレスコで描いたキャラクターです)
一度だけ、生成AIに絵の生成を頼んだ。
それが自分の描く絵よりも断然上手く、今この瞬間に落ち込みながら記事を書いている。
思えば、なぜAI時代に突入する直前に絵を描き始めたのか。
動機は不純なものであったが、描き始めた当初は楽しかった。しかし、今現在絵を描き続けてよかったかと自問しても、いい答えが出せない。
「普通にAIの方が上手い」
さらに考えてみれば、人間の努力による学習とAIの学習スピードは桁違いに違う。AIの方が圧倒的に早い。天と地の差だ。
「これからはAIがコンテンツを作る時代になるかもしれない」
そう思うと、危機感を感じるのだ。
イラスト初学者の僕にとっては、打ち負かされた気分になっている。この約1年で頑張ってきた努力でさえも、報われず裏切られた気分になる。
そういう風に思うのも仕方ないと思う。
「明確な指示さえ出せば、自分より上手い絵がつくれる」
と一瞬思ったが、生成AIに頼ることはしない。
自分の頭と手で描く絵と明確な指示で出した生成AIでつくった絵。
どちらが上手いか。どちらがより映えるか。
論じるのはすごく難しいのだが(そもそも論じるほど大層な人間ではない)、一つだけ明確なことが言える。
生成AIのつくった絵はなんだか気味が悪いということだ。
これは生成AIを動かしている人間の人格否定ではなく、絵そのものがなんだか気味が悪いということだ。雑に言えば、『絵は絵なんだけれど、絵ではない。』ということ。
正確に表すなら、創作者の感情や情動が生成AIの絵にはないから、なんだか気味が悪い。AIの処理演算でつくられたのだから、まあ当たり前といえば当たり前なんだが。
以上、四季織のひとりごとでした。読んでくださってありがとうございました。


コメント
1絵のうまさという定義が根幹から揺らいだ2023年~2024年でしたね。これからの時代は