諸般の恋愛
恋愛ってなんだよ
↑最近考える。
人がここまで増えたのには訳がある。産まれたからだと思う。
産まれて。また産まれて。俺みたいなのも産まれてしまったからだと思う。その背景に恋愛はあるんだろうか。
俺が人類種として生きていく以上きっと恋愛に対する欲求があるはずだ。あることはわかっているがどこにあるんだ。
恋人ができたことがない。
今欲しいかと言われてみればそうでもない。
恋人と友達で差異はあるか?あまりない。
じゃあ恋人いらないのか?いらない。
ふーむ参った。別に恋人が欲しいわけじゃないみたいだ。
そもそも今までの人生生き抜く上で「恋人必要じゃん!!!」となったことがない。
いや?そもそも今までの人生生き抜く上で「他人が必要じゃん!!!」となったことがない。
語弊があるだろうに。他人は間違いなく必要。誰かがいなければ俺は生きていけない。でもそれは能動的に求める「必要」ではなくてそれぞれがそれぞれの役割をそれぞれの場所で果たした先にある利益、成果故の「必要」だろ。
おい捻くれ厨二病。恋したくないのかよ。したい。
ふーむ参った。クソガキが。
恋愛がしたい。
過去を振り返る。高校3年生くらい。
この期に及んで恥がある。
恋とは何かについては知りません。恋をしたと言い張るだけで。
ただの一目惚れで。自分がゴミクソからゴミに転ずることができた一歩だと感じてる次第で。
その節はどうもお世話になった人もそりゃ沢山いたわけで。どうもお世話になりました。
あの心がどうにも心地良いというか、他では得難い感触というか。心の奥が荒れて枯れて潤っては吹き荒んで春の夢見心地と言いますか。なんとも言語化しづらい感覚で。
ともかく心がゴタゴタになってどうにも心に想い人が浮かんでそのゴタゴタを見ているような感覚が自分は好きで。きっと好き同士であればまた違った心模様が見れるとも思えばそれも気になったりで。恋で得られるあの心の掻き回され方が俺は好きだった。
ただめっきりと、あれ以来はどうにも心がスンと落ち着いていて。どーにも動かない。なんて書きはしたけれど現在進行形で心がゴタゴタすることもあって。ここ以外で話すこともないだろうと思い、書き。あの感覚が少し戻ったようで懐かしーなんて思ってることが結構楽しくて。まああの頃とは状況がかなり違い。どうにもノウハウは活かせないようで。なかなか難しいなーなんて思いつつそれも楽しみ、自分はつくづく楽観者なんてことも思ったり。
そんなこんなで恋の感覚を思い出しつつ、最近は恋に恋する感覚も思い出しつつ、過ごしてる次第で。自分はどうにも恋人が欲しくないくせして恋愛はしたいようで。
俺に恋愛ができるのか
好いてくれる人がいない。
いやいる。ありがたいことに自分に好きだと言ってくれる人はいる。友愛だの博愛だのの差異はあれど好意的に接してくれる人間はかなりの人数いる。
ただその全員に俺の本性を隠し切っている。慢心、傲慢、欲望、卑下、自傷その他諸々。もちろん他の人が自分の心の中を出しているかどうかなんてのは分からない。出してないとも思う。ただ自分の中で押さえつけているものが多すぎて他の人がこれを全て押さえつけて上辺だけ見せているようには見えないというとても自己中な主観からモノを言っている。
そんな心の中の5割も見せていないような人間から好意を向けられ素直に喜んでいる自分を見た時、「こいつは自分が褒められた気になっているな」と思う時がある。
俺は基本自己肯定感が低い。ので貰った褒め言葉は大抵ずっと頭の中にいていつでもループ再生できるようにしている。
そんな風にしてループ再生する褒め言葉を選んでいるとたまにこう言われる。
ただ外面良く見せているだけだろうに、お前は内面まで認められたいる気でいるな。と。
うーーーーーーーん、その通りではある。
が。
そりゃ人間そんなもんでしょうに。
自分を100%曝け出す人間はいないと思う。
そんなの無理だろってのは俺の驕りから。信じているからこそこれが驕りだと言える。
そんなかで誰しも人が求めそうな自分を演じているとも信じている。どうやろうと人間は人間の目を気にせずには生きられないだろうと。
主題から逸れた。
何が言いたいかって、俺が自分を曝け出して俺と付き合ってくれるような人間はいないだろうなってこと。
そうなると俺は取り繕った自分を演じ続けなければ恋人ができないことになる。
それで付き合えたとして、そこからずっと。下手すれば死ぬまで。上辺の自分を繕い続けられるか?無理だろう?俺に恋愛は向いていない。そもそも「縛られたくない。」「好きな時に好きなことをしたい。」「他人との交流が億劫になる時が多々ある」「自分の容姿がクソのくせして恋人に求める容姿の理想が高い」等々問題点を挙げればキリがないくせに何が恋人だ。
告白された時、誰かと付き合いたいなと思った時に考えること。
たたむ。誰が読むんだよ。カス。
俺は基本告白しない。高校3年生の時は稀なケース。
理由は以下
ひとつめ
自分の自信のなさからくるもの。
失敗して笑い話にされたら、相手との交流が絶たれたら、コミュニティ内で孤立したら。
失敗した時のことしか考えれない。だから告白しない。恋愛に奥手だとかは分からん。なんだよ恋愛に奥手って意味わかんない言葉使うな。俺は結構惚れっぽいからすぐ人を好きになる。でもこれが恋愛的好意なのかもわからないし自分に都合のいい存在を気に入ってるだけかもしれない。どうでもいい文だな。だから基本相手からの告白待ち。告白されなかったら勝手に意識してた自分が悪い。相手が告白するまでもない、そこまでの人間ってことで割り切り。告白された時はふたつめで大体振る。
ふたつめ
俺なんかが人を幸せにできてたまるかよ。
↑こんなことを言ってる時点で覚悟がないのは丸分かり。頑張ってみろよって話なんだけど。
努力しないくせして才能もない。人を幸せにできる人間だとは到底思えない。自分が見せた上辺が人に認められたことを喜ぶので精一杯。そんな人間に告白してくれる人がいるんならその人のことを精一杯思いやるのは当然でしょ、その最適解はどう考えても自分と付き合うことじゃない。
そんな良い人が、俺なんかに時間を使って、自分の人生を消費していいはずがない。遊び半分で告白してきたならそれも人生経験だろうと割り切りはする。ただ本当に自分と相手で幸せになろうと思っている人に「まあ人生経験か」なんて思いながら付き合うのはどうにも失礼な気がしてならない。なればこそ他の素敵な人と付き合ってもらいたいと願うのが常である。
自分が告白されても、告白しようと思っても考えるのは大体この2つ。
俺はダメ人間。他の人といた方が幸せになれる。
おわり
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