【習志野市】「自分の当たり前を疑え」とは?! 7/2プラッツ習志野にて「社会を明るくする運動 」開催
令和7年7月2日(水)、プラッツ習志野市民ホールにて「第75回“社会を明るくする運動”習志野地区大会」が開催されます。「犯罪や非行のない明るい社会」と聞くと、どこか遠い世界の理想のように感じませんか? しかし、地域社会で安心して暮らすためには、私たち一人ひとりの理解と行動が不可欠です。「社会を明るくする運動」は、まさにそのきっかけとなる全国的な取り組みです。今回の大会で、あなたの「当たり前」が揺さぶられるかもしれません。
その「常識」、本当に合ってる? 加害者を一方的に責めていいの?
今回の大会で最も注目すべきは、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の服部孝さんによる講演会です。テーマはなんと、「自分の当たり前を疑え!〜加害者は責められるだけの存在なのか〜」。犯罪や非行に対し、加害者を一方的に非難しがちな風潮がある中で、本当にそれだけで良いのでしょうか? 服部さんは、埼玉県職員として子どもの貧困対策や社会的養護出身者への支援に尽力されてきた経験をお持ちです。社会保険制度、生活困窮者自立支援制度、生活保護制度といったセーフティネット、そして子どもの貧困や児童虐待にも精通されています。服部さんの話から、犯罪や非行の背景にある、普段見過ごされがちな社会の課題が見えてくるはず。もしかしたら、これまであなたが抱いていた「当たり前」の認識が大きく変わるきっかけになるかもしれません。ぜひ会場で、その「常識」を問い直す貴重な機会に触れてみませんか?
中学生のまっすぐな声が心を揺さぶる!
昨年の第74回大会では、谷津南小学校3年生による、千葉県教育委員会教育長賞受賞作品の朗読が披露され、会場は感動に包まれました。今年は、習志野市立第五中学校2年生の村上遼馬さんが、最優秀賞受賞作品「言葉で社会を変えよう」を朗読します 。中学生のまっすぐな言葉が、私たちに何を語りかけ、私たちは何を感じるのか。ぜひ会場で耳を傾けてみてください 。
7月は「黄色」を身につけて、明るい社会を願おう!
「社会を明るくする運動」は、法務省が主唱し、毎年7月が強調月間とされています。習志野市では、今年も7月2日(水)に市内全域で「黄色いものを身に付ける」啓発活動を実施。黄色は、明るい社会を願うシンボルカラー。アクセサリーでも洋服でも、何か黄色いものを身に付けて、社会を明るくする意思表示をしてみませんか? 街が黄色に染まることで、私たち一人ひとりの願いが可視化されるはずです。
知ることから始まる「明るい社会」への一歩
この運動は、全ての国民が犯罪や非行の防止、そして罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場で協力し、安全で安心な明るい社会を築くためのものです。入場は先着290名で、事前申し込みが必要です。手話通訳も用意されています。「犯罪のない明るい社会」は、様々な事象の背景を知ることが、その実現に向けた大きな一歩になるかもしれません。ぜひプラッツ習志野へ足を運び、知ること、感じること、そしてあなたの「当たり前」を問い直すことから始めてみませんか?
◆第75回「社会を明るくする運動」習志野地区大会◆
日時: 令和7年7月2日(水)
会場: プラッツ習志野市民ホール
住所:習志野市本大久保3丁目8−19