不信任案可決の斎藤知事がテレビ番組に続々登場…それでも「コメンテーター転職」は厳しいワケ

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『よんちゃんTV』についても

《失礼すぎる》

《メディアリンチだ》

《大吉アナが話を遮った!》

などと反発の声も上がっている。

「実際県庁の周辺にも支援者がやってきて“絶対あきらめないで!”“辞めないでね”とラブコールを送る人がいます。公平性を保つためにそういうシーンも放送していますし、Xでも《#がんばれ斎藤知事》というハッシュタグがトレンド入りしています。

ただ街頭インタビューをしても、やはり90%以上は“今すぐ辞めろ”という人たち。県庁には5600件以上のクレーム電話が殺到し、担当部署だけでは追いつかないので、他の部署の人にも手伝ってもらって電話対応している。斉藤知事が辞めないと県政が進まないとよく言われますが、実務的にも職員が自分の仕事をできずクレーム処理している」(在阪テレビ局関係者)

あのパワハラ議員も今は“仏の顔”でテレビに

そんな中、不信任決議案が可決したとたんに、テレビ番組に出演しはじめた斎藤知事。一部では“失職したらワイドショーのコメンテーターになるのでは?”という憶測が出始めている。たしかに

「このハゲー!!違うだろ~!!」

のパワハラで話題になった元衆議院議員・豊田真由子氏も今では“仏のような顔”で、情報番組などでコメンテーターをしている。

“知名度抜群”の斎藤知事にも“コメンテーターに”と考える番組が出てくるのか。ワイドショー関係者に可能性を聞いた。

「これまでのスキャンダル議員などとはワケが違う。自殺者が2人出ているわけですから……。しかも一人は公益通報者保護を無視して、元副知事に命令して犯人捜しをしたといわれています。その威圧的なやりとりの録音も百条委員会で公開されました。さらに元県民局長のパソコンに入っていた極めて私的な情報を暴露しようとしたことで“死をもって抗議する”と遺言を残して亡くなった。

もう一人も阪神・オリックスの優勝パレードの不適切なお金の流れを担当していた職員が自殺しています。2人とも斎藤知事が適切に対応していれば守れた可能性は高い。斎藤知事をコメンテーターにする番組が出てきたら相当な数のクレームが殺到すると思いますし、スポンサーも降りるのでは。真相を確かめるためのインタビューと、ギャラを払ってコメンテーターに来てもらうことを混同してはいけない」

とはいえ世間から見識を疑われようが、炎上上等でキワモノばかりをコメンテーターに据える番組は存在する。だが斎藤知事の“売れっ子”コメンテーターへの道は、かなりハードルが高そうだ――。

  • PHOTOアフロ

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