「テレビ局にも怒りの声が…」兵庫県・斎藤知事の“おねだり疑惑”続々でワイドショーは視聴率アップ!

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8月30日に百条委員会の証人尋問が行われる予定の斎藤元彦・兵庫県知事
8月30日に百条委員会の証人尋問が行われる予定の斎藤元彦・兵庫県知事

《カニなどを目当てに来るので、もう来ないでほしい》

《40万円の革ジャン、無償提供はできない》

“おねだり疑惑”が連日報道される中、平然とトップの椅子に座り続ける斎藤元彦・兵庫県知事(46)。どれだけ周囲や世間に辞任を求められても“のれんに腕押し”といったところだ。

県議会の調査委員会が県職員に行ったアンケートの中間報告には“公職のおねだり”のレベルではないような“実例”がズラリと並んでいた。

「カニ関連の現場視察に行った際、知事職員一同にカニのお土産が提供されようとした。職員は『もらえない』と固辞した。それに対して知事は『要らないのなら私がいただく』と、職員の分まで持って帰った」

「知事が何回も来て、その都度、カニなどを持って帰ってもらっているが、それを目当てに来るので、『もう来ないでほしい』と言っているとのこと」

「カキの養殖業者からカキをもらった際も、“独り占め”して全部、自宅に運ばせる」

「ほしい贈答品がもらえるところを、視察先に選んでいる」

「皮革製品の生産現場を視察した際、40万円相当の革ジャンを試着して…『これはいい、もらえないか』と知事が“おねだり”。あまりにも高額な品のため、無償提供はできないと結論づけられた」

伝聞も含まれるが、“実例”がこれだけあることを考えれば、斎藤知事が立場を利用して、視察に行っては“タダでは帰らない”という厚顔無恥な振舞いをしていた可能性は高い。

知事ともあろうものが、なぜこんなセコいのか。

「斎藤知事はお金持ちの坊ちゃんです。祖父は戦後、兵庫県長田でケミカルシューズ製造業を創業しています。お金持ちのおじいさんに、何かをおねだりすれば何でも買ってもらえたといいます。知事になったのも偶然ではない。祖父は元兵庫県知事の金井元彦さんから『元彦』という名前を孫に付けており、本人も東大在学中に“兵庫県知事になりたい”と祖父に伝えていたようです。何でも思い通りになるエリートだからこそ、“欲しいものはもらえて当たり前、職員や一般人が俺の言う事を聞いて当たり前”と思い込み、横柄な態度になっているのではないか」(在阪スポーツ紙記者)