これからも「そうなるだろう」と言える根拠

歴史はあくまで過去のことで、これからどうなるかは誰にもわからない、と感じる方もいるでしょうが、私は将来も成長していくと確信しています。その根拠をわかりやすく説明しましょう。

世界人口の増加→モノやサービスの需要増→需要に対応して企業の供給量が増加→企業の売上高・利益の増加→企業の稼ぎに連動する株価は上昇する。そういう見立てです。

もしくは、次のように説明することもできます。

人間は常に便利で新しいモノを求める→それを可能とするためのイノベーションが起こる→新しい需要の誕生→供給する企業が儲かる→企業の売上高・利益・規模が大きくなり、株価も上がる。

前述したように、短期的には世界情勢や経済指標に反応して株価は上下動を繰り返すことがあります。ときには「ショック」もあり得ます。しかし、上記の2つの流れを鑑みると、長期的には株価は上昇することでしょう。もちろん、投資時は需要が増える業界、成長するセクター・企業を選ぶことが前提ではあります。

心強いエビデンス

続いて、心強いエビデンスを3つご紹介しましょう。

1つ目は、金融庁のつみたてNISAの解説資料です。国内外の株式に長期・積み立て・分散投資をした場合、20年間継続すると「勝率がほぼ100%になる」というデータが提示されています(2001年1月〜2020年12月のデータ)。

2つ目は、こちらも金融庁でNISA解説資料です。国内外の株式・債券に長期・積み立て・分散投資をした場合、20年間継続すると勝率がほぼ100%になるというデータが提示されています(1989年以降のデータ)。

3つ目は、MSCI社のオール・カントリー・ワールド・インデックスのファクトシート(2025年5月30日付)です。分かりやすく言いますと、人気の投資信託「オルカン」が連動を目指す株価指数の成績を示す資料です。先進国23カ国と新興国24カ国の約2600銘柄によって構成されており、世界中の企業に分散投資するものです。10年のリターンは、なんと年率9.8%もあります。

これらは、長期・分散・積立により勝率が上がることが分かるエビデンスと言えるでしょう。つまり、世界情勢や経済指標に関係なく、「正しい投資先」を選んで、それをずっと「買い続ける」ということです。