愛媛 市立大洲病院 医療ミス認め1500万円余支払いで和解

4年前、大洲市の市立大洲病院で手術を受けた当時70代の男性が「病院が適切な処置を怠り左腕を切除することになった」などとして、損害賠償を求めた裁判で、病院側が術後の対応に医療ミスがあったことを認め、男性側に1500万円あまりを支払うことで和解が成立したことが分かりました。

男性の弁護士によりますと、4年前、当時70代の男性が市立大洲病院で人工透析のために必要な血管の拡張などの手術を受けたあと、左指の一部がえ死し、転院先の病院で左腕を切除しました。

男性は、「大洲病院が適切な処置を怠り左腕を切除することになった」などとして、市に対して損害賠償を求めていました。

これについて病院側が術後の対応に医療ミスがあったことを認め、男性側に1500万円あまりを支払うことで和解が成立したということです。

市立大洲病院は「今後より一層、安全な医療の提供に努めてまいります」とコメントしています。

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