神奈川県内で17日、新型コロナウイルスに感染した35人の死亡と、新たに8025人の感染が判明した。県と6市の保健当局が発表。死者数は1日の発表数として過去最多。
横浜市は60~100歳代の男女24人と年代・性別非公表3人の死亡を発表。クラスター(感染者集団)関連は25人。うち11人は同一の有料老人ホームの入所者で、死因は全員老衰という。有料老人ホームのほか、高齢者施設5カ所、ふれあい東戸塚ホスピタル(戸塚区)、汐田総合病院(鶴見区)、平和病院(同)、横浜総合病院(青葉区)のクラスターで死亡が分かった。80代男性2人は感染経路不明で、咽頭がんと肺がんを患っていた。
新規感染者は2763人。診療所、高齢者施設4カ所、障害者施設2カ所、保護施設、児童福祉施設でクラスターを認定した。
川崎市は市内在住の3人の死亡を発表した。このうち麻生区の80代男性は1月28日に発熱し、2月10日に肺炎で死亡した。肺疾患があり、ワクチンは未接種だった。
中原区の90代女性は1月31日に陽性が判明。在宅医療を受けていたが、2月15日に亡くなった。高血圧だったという。麻生区の80代女性は、入院中の病院で14日に息苦しくなり、陽性と判明。その日のうちに亡くなった。女性2人はワクチンを2回接種していた。
2179人の新規感染を発表。幸区のデイサービス施設の利用者9人、宮前区のグループホームの利用者4人が含まれ、計14人、5人のクラスターと認定した。
クラスターが発生した病院や高齢者施設5カ所でも、新たな陽性者が判明。中原区の特別養護老人ホームで入居者3人と職員1人、市南部の病院で入院患者4人が陽性となり、クラスターはそれぞれ計33人、27人...
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