痴漢を疑われた男性が線路に逃走しているケースが相次いでいる。
今日にも大阪府貝塚市の無職の男性(32)が南海本線の電車内で女性を眺めていると痴漢を疑われ、二色浜駅のホームで下車してから和歌山方面へと線路を走って逃走。
男は痴漢ではなく、遅延の原因になった事による業務妨害の罪で逮捕された。
なお、痴漢については否認している。
昨今相次いでいる痴漢冤罪。
これについて、人間関係のトラブルに強い事で知られる神奈川県座間市の森園祐一弁護士(51・すずね法律事務所)に取材を行った。
(痴漢冤罪は現行の法律で防ぐ事はできますか?)
「できないでしょう。 私の所にも何回か相談の電話はありますが、今の法ではどうにもならない案件なので諦めています」
(では、私達はどう向き合っていけばいいのですか?)
「その方法すらもはっきりとしていません。痴漢を疑われて冤罪で逮捕となっても、自分の不運として受け入れるしかないのです」
森園弁護士もお手上げの痴漢冤罪。
トラブルの解決には、法律の改正以外に無いかもしれない。
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