https://note.com/nakamuraclinic/n/n198ca35c3ffd
<転載開始>
2025年4月11日に来院した72歳の女性がこんなことを言う。
「少し前、4月2日に抗癌剤をしました。主治医がいうには、私のタイプの乳癌はルミナルHER2タイプといって、化学療法が効きやすい癌だというんですね。
もちろん、抗癌剤なんてしたくなかった。
家族のなかで、私だけがコロナワクチンを受けてない。家族全員から変人扱いされたけど、私だけがコロナにかからなかった。
抗癌剤についても同じで、ネットを調べればどれだけ強い副作用があるのか分かります。「こんな毒を体に入れたくない」と思ってた。それで、抗癌剤の投与が予定されていた日に、私、自分の独断でキャンセルした。それぐらいに、絶対受けたくないと思っていました。
すると、主治医は、私の抗癌剤拒否の意思が強いとみて、ある日、私以外の家族全員を病院に呼んで、「絶対に抗癌剤するべきだ」と説明しました。「全身に転移している可能性が20%ある。転移していると再発リスクが高いので、まず抗癌剤で全身の転移巣を叩くのが必要です」と。
別の日に私も呼ばれて、主治医と家族から説得されました。私は拒否しました。「たとえ癌だったとしても、それが自分の寿命だと思ってる。先生がおっしゃるように抗癌剤が有効だったとしても、抗癌剤に生かされるのではなく、自分の寿命を生きて死にたい」
すると、主治医は「それは末期の考え方です。ステージ2の考え方ではありません。今抗癌剤をすれば助かります。あなたの意思を尊重して生存の可能性を摘んでしまうことは、医師として私にはできません」
家族も主治医に同調して、涙ながらに、「絶対大丈夫。怖がらないで。私たちがサポートするから」
もういいかな、と思いました。情にほだされたわけではありません。
家族の涙を、どこか冷めた目で見ながら、私が考えていたのは、私の弟と私の主人の弟のことでした。二人とも、去年の暮れごろに立て続けに癌になり、二人とも抗癌剤をして、あっという間になくなりました。どちらもコロナワクチンを複数回打っていました。
もういいかなって。死んだ二人のことを思うと、なんだか、いろんなことが、「もういいかな」って。それで、抗癌剤を受けることにしました。
ドキソルビシンとエンドキサン。
副作用で吐き気がひどくて、食事がとれなくなりました。手がしびれて、ピアノの講師をしているのですが、弾けなくなりました。仕事が終わったときの倦怠感も強烈で、何もする気力が起きません。
ああ、これが副作用かと思いました。
家族は毛が抜けることを想定していて、ウィッグとかスカーフとかいろいろ用意してる。「脱毛しても大丈夫だからね」と言ってくれるんだけど。
主治医は、「1回抗癌剤をしたぐらいでは、まだまだ全然効きません。次、23日には2回目をしましょう」
主治医や家族の説得を受け入れて弱気になったことを、今さらになって後悔し始めました。「もういいか」なんて、思わない。やっぱり生きたい。抗癌剤はしたくない。家族と絶縁してでも、自分の体は自分で守らないといけない。そう思って、ここに来ました。抗癌剤を断って、別の治療がしたいと思っています。
2年前、婦人科で「女性ホルモンが欠乏している」とのことで、エストリール膣錠を処方されて1年ほど続けました。今思うと、エストロゲンは乳癌リスクを高めるのだから、このせいで癌になったのではないかと思います。
ゲルマニウムがいいと聞いています。4月13日、あさってに先生、講演会をするとのことで、私も参加します。家族も一緒に聞きに行くので、ゲルマの抗癌作用について教えていただけると幸いです」
本人は抗癌剤のリスクについて、十分に分かっている。しかし家族が全く分かっていない。それで、本人のためを思って、抗癌剤を熱心に勧めている。家族からすれば、コロナワクチンや抗癌剤をかたくなに拒否する本人は、まったく理解不能の変人でしかない。
ちょうど2日後、4月13日に三宮で行われるゲルマニウム講演会に、本人が家族を連れて参加するという。
僕は、講演内容を作り直すことにした。
ゲルマの癌に対する有効性を伝えるのはもちろん、まず、抗癌剤治療の危険性について伝えようと思った。講演会の参加者全員に伝える格好だが、上記患者の家族こそ、僕の真のターゲットだ。
癌と言われたら、まず、勧められるのは、いわゆる三大療法です。
手術、抗癌剤、放射線。これが標準治療と言われていて、これをするのが
世間の「常識」ということになっています。しかし、たとえば抗癌剤治療を受けた人が、ちゃんと治っているのか。どの程度の治療成績なのか。そのあたりのことを考えてみる必要があります。
ある新聞の投書欄にこんな投稿が載りました。
「抗癌剤での治療、後悔」
夫が末期の肺腺癌の診断で、もはや手術は不能、「助かるには抗癌剤しかない」とのことで、妻と息子が治療に同意した。
5日間の抗癌剤投与により、40度の発熱をきたし、やがて呼吸困難、ついに意識障害を起こし、死亡した。
残された妻は、後悔にさいなまれている。「抗癌剤を使わなければ、今頃夫は趣味の竹細工をしたり、野の花の写真集を作ったり、人生を楽しんでいたに違いない。自分と息子が抗癌剤治療に同意してしまったがために、夫は自分の人生の後始末をつける余裕もなく、亡くなってしまった。夫の無念さを思うと、後悔で胸が張り裂けそうになる」
驚くべきは、この投書を掲載しているのが朝日新聞だということです。この手の投稿は、今なら絶対にあり得ない。コロナ以降、大手新聞社は完全に製薬会社の手中に落ちたから。
昔の朝日新聞は、水俣病の恐ろしさを伝えたり子宮頸癌ワクチンの被害者の声を掲載していた。きちんと社会悪を告発する公器として機能していたわけです。今の朝日は、もはや見る影もありません。
白川太郎先生は、京大医学部を卒業後、呼吸器内科に入局し、医者としての人生をスタートしました。
ちょうど当時、ある抗癌剤が日本でも使われるようになり、「これでいよいよ癌が治る時代になった!」と若い医局員たちは大いに盛り上がりました。
しかし、いざ使ってみると、失敗の連続だった。抗癌剤を投与された患者は、全員が3,4か月のうちに死んだ。例外はない。全員が死亡した。
一方、患者のなかに、抗癌剤治療を拒否する者がいた。すると、そういう患者のほうがむしろ長生きをする。
白川先生は、自分の存在意義が分からなくなった。患者の命を救うために医者になった。しかし、自分が今やっているのは、いったい何だろう?薬を投与して患者を殺しているようなものじゃないか。
抗癌剤は効かない。白川先生のなかで、答えはもはや明らかだった。
精魂尽きた白川先生は、やがて辞表を提出した。「もうやめます。自分の良心に背いてまで、こんなことを続けることはできません」
京大をやめた白川先生は、英国に渡り、30年間の研究生活のうちに、傑作論文を量産した。
その活躍が母校の目に止まり、お声がかかった。「教授のポストを用意するから、京大に戻ってこい」
30年ぶりの日本の臨床現場に戻り、白川先生は愕然とした。「この抗癌剤は効かない」と自分が結論を出した抗癌剤が、いまだにバンバン使われているのだった。
日本では癌による死亡はずっと上昇傾向だが、米国では癌死は減少傾向にある。
アメリカ人が抗癌剤のリスクを認識し始めたことがこの背景にある。彼らは抗癌剤に愛想を尽かし、代替療法主体で癌にアプローチするようになったのだ。
船瀬氏の著書にこのような記述がある。
「抗癌剤を3種類使うと、癌は小さくなるが寿命は7~10倍短くなる」
ここには西洋医学の要素還元主義のデタラメがよく出ています。癌を消すことに躍起になって抗癌剤を使いまくったものの、肝心の患者の健康が損なわれ、死んでしまうという。
患者は、生きるために抗癌剤をしたはずだった。しかし、癌を小さくすること目的とした治療は、寿命の延伸に貢献しなかった。目的と手段がいつのまにか入れ替わってしまった。なんのための治療なんだって話だよね。
「そもそも」を言い出せば、生検自体、やるべきではないという考えもある。
乳癌の確定診断のために、「癌細胞の顔つきを見ましょう」ということで、乳房に太い針を刺し、組織をとり、それを顕微鏡で見る。これを病理検査と言いますが、これ自体が癌の播種を促進するという論文があります。
「乳癌予防のために年1回マンモグラフィーを受けましょう」とかお役所が言ってるけど、メリットはありません。これは僕の意見というよりは、疫学研究の結論です。
だいたい皆さん、医療被曝のリスクを軽視しすぎです。
小さい頃や思春期に側弯症で、その治療のために、毎月のようにレントゲンを撮った女の子がいます。そういう子が成人すると、一般の人口集団の女性よりも、乳癌のリスクが70%高いことが示されました(『スパイン』2000年)。
レントゲンやCTに限らず、被爆の発癌への作用は累積的です。
医者は「レントゲン1回ぐらいの被爆は大したことない」と言います。そう、1回だけなら大したことないかもしれない。でも、1回で終わらない。会社員なら毎年2回の健康診断でレントゲンを撮るし、何か異常が見つかれば、精密検査に回されて、レントゲン100回分とも言われるCTを撮る羽目になり、「もっと詳しい情報が欲しいですね」とか言われて、造影剤入りの検査を受けて、もっと被曝したりする。
医療被曝由来の発癌は絶対あると思っています。でも多くの医者はこのリスクを言わない。
2025年5月9日再診
「先日のゲルマセミナー、参加しました。妹夫婦や長女も参加したのですが、残念ながら先生のメッセージは伝わらなかったようです。
それで、私も抗癌剤の2回目を受けました。『頼むから抗癌剤をやってくれ』と涙ながらに言われて、私も拒否できませんでした。来週には3回目をする予定です。
今のところ、副作用で困っているのは、倦怠感、吐き気、口内炎です。先週水曜日に抗癌剤をして、歩くのもつらくなった。胸に石が載っているような苦しさです。
でも、私はあきらめていません。
先生の勧めてくれたように、酵素風呂にはもう3回行きましたし、ゲルマニウム、ヨウ素、天然型プロゲステロンを続けています」
2025年6月27日再診
「3回目の抗癌剤の後、動悸、息切れがひどくて、心不全が起こりました。
おかげで、4回目は中止になりました。
助かった、と思いましたが、2週間後に、「今度は分子標的薬とパクリタキセルの併用療法をやりましょう」ということになりました。
今後の方針としては、抗癌剤で小さくして、それから手術です。
現状、癌は小さくはなっていますが、あります。なくなっていません。主治医いわく「抗癌剤を繰り返して、画像所見で癌が消えれば、そこの組織をとって、それで癌が陰性なら、温存でオッケー。でも癌陽性なら、抗癌剤をしましょう。あと10回くらいが目安」とのことです」
僕としては、僕の講演を聞いて、家族が抗癌剤のリスクを認識し、本人にむやみやたらと抗癌剤を勧めることをやめることが内心の密かな目的だった。しかしその目的はかなわなかった。
もちろんガッカリだけれども、この手の失望にはもう慣れっこである。
標準治療は受けるべきではないと思っているけれども、受けたのなら、それはそれでかまわない。主治医との関係性とか家族との関係性とか、それぞれの事情があるだろうから。
僕としては、自分にやれることをやっていくだけのことだ。
以下、【告知】です。
2025年7月13日、品川でゲルマニウムの講演会をやります。
定期的にオンラインで「有機ゲルマニウム研究会」を主催していて、この会は医師、獣医師、歯科医師しか参加できませんが、今回は一般の人たちにも開放しようということで、どなたでも参加できます。
興味のある方はお越しください。
<転載終了>
5. 紋次郎
本題とはズレますが、医者はCTを安易に使いすぎると思うね。
何かと言えばCTを撮ってきて下さいとか何も言わずCTへ回すという状態。
レントゲンとは比較にならないほどの被曝が癌の引き金になりかねませんよ。
部位に依ってはCTのほうがMRIより観察に適する場合も有りますが、出来るなら被曝しないで済むMRIにして下さい。
4. ボッチアングラー
難しくて微妙な話です
でもそんな時ほど自分というものが
試されている時だと思うのです
流されるも心、流されぬもまた心
自身の有り様で自身の心は決まる
昴…会社勤め時代飲み屋に行くと社長がよく唄う曲
我はゆく、ただ心命ずるままに(だったっけか?)
途中振り返りそれまで来た道戻るのもまた心です
でも一番いけないのは
どうにでもなれ、そんな心です
これやると後悔しか残りませんから
(潮見てアッチうろうろ~コッチうろうろのアングラーですが…)
3. 暁
1コメの方の意見に同調❗家は自分と家内と子供孫入れたら10人以上だが
情報は殺人ワクチン💉💀打つな、5年前の厚労省のコロナワクチンの
成分明示が殆ど黒塗り、尚且つ治験の短さ内容が不明、
そういう中でファイザーの元副社長がビデオで本当に危険なワクチン故に
絶対に打つなと明言してた。其れ等の個人収集の情報を子供孫に報告。
後は個人の判断意思を自己責任で生きる以外無し、あくまでも個人意思だね。
もし癌ならイベルメクチン💊ヒドロキシクロロキン、フェンベンダゾール
アルテミシニン(クソ人参ヨモギ)、ビワの種粉末、フキ粉末、ニガウリ、
酒の肴に自分で料理したナマコ、そしてビタミンC、ビタミンB群、マルチミネラル
あとは昆布出汁、海苔はじめ海藻類、港町生まれ故に魚そして海の全て天然者以外
個人的に食べない、何れ死は訪れるがその日迄自然🌊のままに生きよう🗾
2. PVT
新型コロナワクチン後、打ってワクチン接種後症候群を抱えた人に対するE療体系の再構築が出来ていません
E者は頭にマニュアルという大量の〇〇を突っ込む事の出来た肉体労働者です、しかしDr.級の人はちゃんと考える頭を持っていると思います
肉体労働者としてマニュアルに無い事は出来ません、よってE者はワクチン接種後症候群に対応する事はできません
本来ならワクチン接種後症候群+従来の治療法を一つ一つ検証しなければならないはずですが、儲からないし認められる事も無いので誰もしません
つまり現代E療はワクチン接種後症候群により積み上げられたノウハウや蓄積情報からの信頼性を失っています
1. miyako
家族が「こうしてくれ」と涙ながらに(医師とともに)勧めるので、しかたなくそうした、とのお話ですね。
私はまったく共感できませんでした。
話は元記事の内容から少しそれますが、いわゆる「家族」は、 他人 です。
『毒になる親』という著書があることをご存知だろうか。 実の「親」であってもその子供に対して凶悪の限
りを尽くす者がいる。そういうことをつまびらかにした書物です。
同様に、「毒になる家族」もいる。
「家族」というものは、ひとの人生の助けになると同時に、決定的にその人生を破壊する事もある。
家族だからこそ、だ。
家族仲が良いほど対抗することは難しい。 有形無形の圧力、社会的な常識を要求する家族からの圧
力、逸脱を認めない圧力。それらが「家族」にはある。
「家族病理」というものは、非常に根源的な問題をはらんでいるのですが、それを真正面から検討した学
者は殆どいません。 なぜなら、アカデミズムは「世間常識」を優先するからです。
コロナワクチン接種について家族間でもめ、癌の治療方法により家族間でもめ、...数の多さによって
「家族」の意見が決まり、結果として病者がそれに従う。
従うほうも従うほうだ、と私は思うが、「家族」が集団であるかぎり多数の意向に反対出来合いのは、これ
はコロナワクチン社会情勢がはっきりと示してくれた。 多数にあらがう者は、本当に少なかった。
自分を信じる者にしか真の「独立」というものはない。
家族であろうと会社・友人であろうと、自分の意思を彼ら「他者」に、一時でも、ゆだねる事をしたひとに、
私は同情しない。
そのような人は、本当には、真の自分を持っていないからだ。