暇空氏による悪質な印象誘導が認定された判決を獲得しました。
暇空茜氏(以下「暇空氏」といいます。)がモジモジさんに名誉権を侵害されたと主張して提訴していた件につき、モジモジさんの代理人として対応しました。
2025年(令和7年)7月1日に判決があり、原告の請求は全部棄却。
当方が勝訴しました。
本日、判決書を受領しましたので、公表いたします。
なお、原告の氏名については特に隠していないとのことでWikipediaにも本名の記載があり、また判決中に住所として記載されている場所は原告訴訟代理人の法律事務所の所在地であるため、マスキングをしておりません。
暇空氏が敗訴すること自体はすっかり珍しいことではなくなりましたが、
本判決は、
(1)暇空氏が2022年(令和4年)12月29日に住民監査請求の監査結果を受領したあと、その監査結果に関して、警察、東京地検特捜部、国税局、会計検査院等が捜査、調査等の準備をしているのではないか、公表されればコラボは終わりである、コラボの関係者は逮捕され、刑事施設に収容されるべきであるなどと発信していたこと
や、
(2)しかし、実際に監査結果で不適切とされた点の内容は、警察、東京地検特捜部、国税局、会計検査院等が捜査、調査等に動き出すことが予想される程度のものではないこと
などを、暇空氏による実際の投稿の数々を具体的に引用して認定した点に特徴があります(判決書の9ページ以下)。
そして、それにもかかわらず上記のように伝えていた暇空氏の投稿を虚偽のものと評し、その投稿を繰り返した暇空氏の投稿について、監査結果の公表までの時間差を悪用して虚像を流布したものと評するなどしたモジモジさんの投稿は、その内容及び表現において論評としての域を逸脱したものとはいえないと認定されました。
なお、詳細については、判決書を直接ご確認くださいますようお願いいたします。
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