【7月3日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区北部の重要な診療所であるインドネシア病院の院長が、イスラエル軍の空爆により死亡したと、2日にパレスチナ当局者と目撃者が話した。

遺体を発見した親族がAFPに語ったところによると、マルワン・アル・スルタン院長は、自宅で妻や娘たち、義理の息子とともに亡くなったという。ガザ市内の病院に運ばれたアル・スルタン医師の遺体は、顔がほとんど判別不能だったと、同病院の関係者は話している。

イスラエル軍はこの日、「ガザ市地域でハマスのテロ組織の重要なテロリストを攻撃した」としており、AFPに対しては、「攻撃により関係のない民間人が被害を受けたという主張は調査中である」と述べた。(c)AFP