中学生3人が体調不良“渡された飲み物”直前購入で事件性低い
6月、東京・葛飾区にある交番に来た女子中学生3人が「知らない人から渡された飲み物を飲んだら具合が悪くなった」と訴え救急搬送されましたが、警視庁が捜査したところ、飲み物は直前に購入されていて異物の混入なども確認されず、事件性は低いとみられるということです。
今月20日、東京・葛飾区の交番に女子中学生3人がやってきて、「飲み物を飲んだら具合が悪くなった」と訴えました。
中学生は「商業施設の駐輪場で知らない人から炭酸飲料を渡され、飲んだら変な味がした」などと話し、病院に救急搬送されて手当てを受けました。
警視庁が周辺の防犯カメラの映像などを調べたところ、中学生に炭酸飲料を渡したのは年配の男性で、渡す直前に購入したものだったということです。
警視庁の聞き取りに対し男性は「自分が炭酸飲料が好きで、よく購入するので渡した」と話したということです。
東京消防庁が行った瓶の液体の簡易的な検査では異物の混入は確認できなかったほか、中学生の血液検査でも異常は確認されていないということで、警視庁は事件性は低いとみています。