文化浄化庁がまたなにか言ってる。
~~ということで出来るだけ短く説明したつもりのポストが長くなったのでまとめ。
あとPetalica Paintのサービス終了にも軽く。
著作権とベルヌ条約の基礎知識
これだけまず知って欲しい
1)ベルヌ条約の締結内容に基づいて日本著作権法を作った
2)60万枚盗んでる自動彩色に文化庁が賞を渡す
3)ベルヌ条約にはない30条の4を作る
目的は研究段階から実用段階にする際にデータを売買できるようにするため
注:ベルヌ条約では研究目的だけなので著作物の無断利用は研究機関独自収集しなければいけないが、著作物盗むような悪徳企業が守るはずない。
4)著作物窃盗企業ばかりなのでデータセット売買が上手くいかない
5)レトロゲームの移植の為と称して日本人からのみ著作物強奪法作る(令和5年度法律第33号)
6)総務省の命令により文化庁が企業向け著作物窃盗合法セミナーを全国で開催
その資料の中で学習と利用を分けろと”学習は解析だから合法”という嘘を編み出す
7)文化庁ニコ生で絵描きにデータセット用の金払うからいくらまで登録に金払える?<詐欺の手口?
8)サートラスを作って教育機関向けの著作物窃盗免罪符を編み出す(なお金は子供が支払う)
JASRACも同じ手口を使う
9)令和5年度法律第33号を未管理著作物裁定制度と言い出す
なお告知の為の猶予期間を何もしなかったどころか令和5年度法律第33号という元の法を隠す
こんなことに何の意味があるのかと思うかもしれないですが、とりあえず漫画図書館Zは確実に合法漫画村として誕生します。
漫画村Z(仮称)とその派生サイトについて
漫画村Zと仮に呼称しますが、今現在漫画図書館Zというサイトが漫画村のように無断転載しまくれるようにするために令和5年度法律第33号を作ったのは明白。
これが事実でない(漫画図書館Zは令和5年度法律第33号の裁定制度を使用しない)のであればそう言って欲しいぐらいです。
つまり補償金を払って漫画を載せ放題、見せ放題にします。
古い漫画(作者が死亡したり消息が不明)のものは、ほぼ確実に全部掲載されます。
盗みます連絡から返信があれば広告費の一部というはした金を支払い、連絡がなければ補償金を預けて・・
どちらにしても掲載します。
載せるなと断る作家は全自動剽窃機反対派です。
AIゴブリンに襲われます!
つまり死んだ作家や連絡がつかない作家。同人誌など奥付の連絡が取れないものは漫画図書館Zに全部載せ放題です。
ここで重要なのは同人誌もです。
同人誌も勝手に載せられます。奥付に連絡して連絡がなければ自動的に掲載できますので。
エロ同人誌無断転載サイトが合法化されてしまいます。
ベルヌ条約では加盟国の国民の権利は守られますが日本人に権利はないそうです
拒否の意思表示が出来るからいいという意見も散見されます。若いですね。
でもそもそも拒否の意思表示は必要ないです。
ベルヌ条約では必要ないんですよ。
無方式主義と言って表示しなくても著作物は著作者の物。
万国著作権条約という別の国際条約があって、それはホームページによくある©年号 権利者を書くって意思表示してると守られます。
そして万国著作権条約”のみ”締結してる国はありません。
何もかかなくても著作物は守られるのがあたりまえ。
ベルヌ条約に加盟してない国家が盗む以外はね。
なぜか日本人だけ盗んでいいという事にしてるんです。
許諾を受けたデータセットの販売を諦めた理由
言わなくても分かると思うけど、なぜデータセットの売買を諦めたのか?
文化庁が表彰した自動彩色は60万枚盗んでいた。
盗んでる奴はあかんなと、ベルヌ条約で本来は自社で集める必要がある機械学習用データセットの売買が出来るようにしたのが30条の4。
60万枚をお金払って許諾するとして仮に1枚100円で機械学習用に買ってれば60万枚でも6000万円で合法的自動彩色が出来た。
そこまでやって日本の機械学習パラダイスはゲームエンドしました。
Laion-5Bが58億5000万枚盗んでいたから。
58億5000万枚に1枚100円払ったら5850億円です。
無理だ!盗もう!・・・となったわけです。
著作物を強奪することに決めた日本政府の末路
ベルヌ条約加盟国で文化庁やデジタル庁といった国家の機関が、”生成AI”を名乗る全自動剽窃機に、”学習”だから著作物や機密情報を無断で使用することを~
”解析だから合法”と吹聴しているのは・・・
なんと日本だけ!
機械学習パラダイス!
全自動剽窃機製造著作物窃盗企業は日本に来てね!
<世界ガン無視>
よ~し!
文化庁「著作物窃盗パラダイス」
デジタル庁「機密情報提供パラダイス」
<世界ガン無視>
経済産業省「日本に全自動剽窃機製造著作物窃盗企業を!8億円あげる!」
その頃・・・
ソフトバンク「3社の共同出資事業が1000億ドルを直ちに投じ~」
OpenAI「昨年7700億円の赤字のopenAIが8000億円の赤字を毎年垂れ流しても19年生きられる金を得たので事業化やめます!フェアユース詐欺の為に公益法人を永久に名乗ります~!日本政府とソフトバンク!お金ありがとう!」
ケタが3つほど違う上に×19年
なぜ8億をやると言い出したかというと、政府の生成AI不敬罪によって政府にOpenAIのChatGPUを導入し、機密情報を渡すことまで決めていたから。(まあ政府特別機密情報漏れない詐欺に騙されてるとは思うけど)
つまり著作物窃盗犯のOpenAIに19年働かずに贅沢できる金をソフトバンクを経由して渡したことで、悪党を19年ものさばらせることになってしまい、日本政府が”機密情報漏れないChatGPT”を要求したが言う事を聞かない可能性が高まった。
そこで急遽8億円あげるから”国産の自称生成AI”を作ったり使ってね!
と言い出したわけだ。
ソフトバンクには421億円補助出したのにね。
・・・・60万枚のイラストを1枚100円で購入して6000万円の予算で作ったクリーンな自動彩色用データセットでも作ったら?
8億円あるならせめてこれぐらい出さない?第21回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門で優秀賞なんでしょ?
・・・え?クリエイターには1円も渡さない?盗むと決めた?
・・・さようですか。
自動彩色の末路
さて。ちょうどPetalica Paintのサービス終了も発表されていたのでこれにも言及しよう。
【重要】サービス終了のお知らせ
平素よりPetalica Paintをご利用いただきありがとうございます。誠に勝手ながら、この度Petalica Paintは、2025年7月31日をもちまして、サービスを終了させていただくこととなりました。これまで長きにわたりご愛顧いただきましたこと、心より感謝申し上げます。
公式アカウントが2017年6月21日のポストなのでそこの頃からか。
この私の動画も7年前になっている。
つまり30条の4は前述したが自動彩色の為に作られたと思っている。時期的に。
だが日本のサービスは終了する。
自動彩色はない。
7年前当時にモノクロ動画を彩色したり高解像度化する自動彩色また少し別系統ではあるのだが原理は同じだ。
ここで少し歴史を振り返ってみる。
Petalica Paintは名称変更してきた。
ChainerからPaintsChainer、そしてPetalica Paintだ。
この最初のChainerから60万枚使用とある。
Chainerの頃はオークのアイコンの誰かが作ったとかいう事になってるが、元ネタは全自動剽窃機界隈では有名な猫のアイコンのチャンリュミン氏のstyle2paintsは明らかだ。論文とかの発表もあったしね。
つまりパクっただけwwww
パクったものに文化庁は第21回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門で優秀賞を受賞させた。
PFNに就職したオークはPaintsChainerにしてさくらインターネットと協業。
Pixivの協力のもとにピクシブペイントもリリース。
何の協力したの?
でもね。Pixivからは盗んでいないと思う。Chainer頃から60万枚盗んでるって言ってるにPetalica Paintのアカウントでも60万枚超盗んでるって言ってるし。
盗んだ枚数はかわってないハズ・・・いや?PFNの信じるのか?
60万枚”超”だぞそれは60万枚+58億枚かもしれない。
でも公式には盗んでいないと否定している。
とはいえ俺が結構育てた気がするんだよね。なんかよくなってる気がする。(´・ω・`)
使用者のデータは盗んでるんじゃね?
ベルヌ条約的にも30条の4的にもこっそりPixivから盗んできたはまずいだろう。Pixiv高坂。
その後一つの研究機関が~に合うようにPetalica Paintはピクシブの運営になった。で、気が付くといつのまにかPFNの運営になってた。あれ?
まあどうでもいい感じになってしまったがこれが自動彩色の末路だ。
ちなみにクリスタの自動彩色も230万枚盗んでる。
どうも同時期にあったパブリックドメインの昔の名画とかを盗んでる系でモノクロ動画をカラーにする技術の派生かな?結果的にイラストの自動彩色は弱すぎる。
そういやその自動彩色の石川研究所も公金貰って研究してたんだったか。
画像空間と画像変換学習システムの構造研究期間:2020年04月-2025年03月
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20H00615/
>イラストレーションの美的評価のためのデータセットをウェブサイトの評価データから作成し、その手法についてまとめた~
・・・・まあどんなもの作ったのか知らんけどなんかヤバそうではある。
そもそもstyle2paintsのチャン・リュミン氏も話題になった頃にサービスの出資を募っていた。
でも結果的に集まらなかったのかクリエイターの敵となった。
でもね。数少ないクリエイターを相手に商売しても意味ないんだよね。
こうしてパクって作った国産サービスも消えていくわけだ。
まあ別のカモみつけたのでそっちに集る為にサーバーが必要になっただけだと思うけどね。
ちなみに盗んでることに気が付いてオリジナル作品に自動彩色は使わないようにしていた。
まあNFTで実験的に自動彩色を使って時短した作品を1点物としてタイムラプスを公開&販売してたことはあるけど。
でもまあ二次創作ではちょこちょこ使っていた。
自動彩色を使いこなすことでは俺は第一人者じゃないかという自負はあるんだが、そういう意味では残念だよ。
盗んだ画像で作った方が悪い!・・・とは今でも思ってるけどね。
30条の4の改正と嘘としか言えない解釈を吹聴した責任を!
最後に。
もう一度言いましょう。
ベルヌ条約加盟国で著作物の無断利用を学習までは解析だから合法と吹聴している国は日本だけです。
ベルヌ条約上のフェアユースは日本の著作権法では”私的利用の範囲内”と訳されている。一般的には。
それが30条の4に限っては”非享受利用”という表現になっている。
最初から”研究目的に限り私的利用の範囲内でのみ著作物を無断利用できる”と書いてあれば話が早かった。
30条の4の目的は研究段階から実用段階に移る際に絶対に必要になるデータセットの売買の為だった。
だから私的利用の範囲内と書いてしまうと、許諾を受けたデータセットの売買がされなくなるのでその表現を避けた。
結果としてはTwitterからデータを金銭で受け取るということをOpenAIはやっていた。
これはベルヌ条約的には違反行為だ。研究目的で著作物を無断利用するとしても自身で集めなければいけない。この場合OpenAIが全部のデータをスクレイピングで集めなければいけない。もちろん研究目的だけだ。
平然とベルヌ条約を破る悪党が蔓延っている。
その悪党の味方をしたのが日本政府だ。
恥を知れ。
それどころかベルヌ条約に従った”フェアユースに限る”に準じた”私的利用の範囲内に限る”~~ではなく、非享受利用という”卑怯な理論”で学習部分だけ解析だから盗んでもいいよ!と言っている。
それどころかAI不敬罪まで作る。
https://animex.jp/archives/6084
狂ったのか?
そうやって世界で唯一の著作物窃盗合法解釈を文化庁が流布するというとんでもない国家になっているわけだ。
開いた口がふさがらないまま3年経過して口の中が乾ききったよ。