【独自】アメリカ館でも判明…パビリオン工事業者間の『未払い問題』根深く ”突然の破産”で2800万円の回収めど立たないとの訴え
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大阪・関西万博で相次ぐ、海外パビリオンの工事費未払い問題。新たにアメリカ館の工事に携わった下請け業者間でも未払いが起きていることがわかりました。 連日、長蛇の列ができる人気パビリオン「アメリカ館」。千葉県の内装業者は3次下請けで建物の壁などの組み立てを請け負い、去年11月からことし3月まで、工事を行いました。 しかし、この内装業者によると2次下請けからの入金が2月末で途絶え、約2800万円が支払われていないということです。 業者は取材に対し、「未払いですね。まさかですよね。こんなことがあっていいのって思っている」と話します。 未払いの工事費について一部だけでも早く支払ってほしいと発注元の2次下請けと交渉していましたが、その最中の5月に突然、その業者が破産。工事費の回収のめどが立たなくなっているということです。 博覧会協会は相次ぐ工事費の未払いについて「私たちができるのは行政の相談窓口などの紹介」だとしています。
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