学力中心の年内入試、高校団体が大学側に抗議 「抜け道探る動き」
総合型選抜など大学の「年内入試」について、主に学力試験で合否判定しようとする動きがあるとして、全国高等学校長協会は2日までに各大学団体に是正を求める文書を送った。「教育活動を阻害する早期選抜が安易に実施されることにつながる」として抗議した。
年内入試を巡っては、一部の私立大学が2024年度、学力試験と校長の推薦書で評価する形式を採用。高校側が「実質的な一般選抜の前倒し」などとして抗議し、文部科学省が6月、小論文や面接などと組み合わせることを条件に学力試験を認める新ルールを公表していた。
同協会は今年度の年内入試で、学力試験が配点の9割を占める大学があるなどと指摘し「(ルールの)抜け道を探るような高等教育機関としてあるまじき状況が見受けられる」と批判した。