【つまらないからじゃない!】あなたの小説や漫画に感想がこない理由
一次創作・二次創作問わず、アマチュアで活動している創作者さんには「相互さんはあんなにたくさん感想をもらっているのに、私には全然届かない…」と悩んでいる方もいらっしゃると思います。
今は創作者兼感想屋である私も、かつてはそんな悩める創作者のうちの一人でした。
自分の作品は、誰かに届けていいレベルに達していない駄作なのだ
閲覧数は伸びるのに感想がこない理由は「読んだけど面白くなかったから」だろう
私のセンスってズレてるんだろうな
もう創作やめようかな
こんな風に考えている方、この記事を読んでみて頂けませんか?
私は「感想がこないのは、それが素敵な作品だからこそ」だと思っています。その理由をお話させてください。
本当に低レベルな作品を書いてる人は悩まない
そもそも、自分の実力に満足していないうちは「感想が届かなくて当たり前」と思っているはずです。
なぜなら自作が「つまらない」「面白くない」「出来が悪い」ということを、自分自身がよくわかっているから。
だから本当に「つまらないから感想がもらえない」というレベルにある人は、感想が来ないことで悩んだりはしません。
悩む暇があったら、より良い作品をつくれるよう研究に励むでしょう。
「感想がこない」と悩んでいる人は、自分の作品は素敵だという自信がある人。
つまり「つまらないから…」というレベルは、とうに抜けた人たちなのです。
自分が良い作品をつくれているという自信を持つまでに、あなたはたくさん努力をしてきたはず。
それは積み重なって、確実にあなたの作品に現れます。
だから大丈夫。自信を持つに至ったあなたの作品は素敵です。
あなたの心に響いているということは、ほかの誰かにも確実に届きます。
でもそう言うと、「じゃあなんで反響がないの!? それが答えでしょ!!」と思いますよね。
では次からは、私の実体験や、読み手の方に聞いたお話をお伝えしていきます。
あなたの作品が「大好き」だからこそ、それを伝えられない人がいる
真面目で努力家の創作者さんは「感想をもらえないのは作品がつまらないからに尽きる」と考えてしまうかもしれませんが、それだけでもありません。
感想をくれる側の人、つまり読者の方には「作品を好きであればあるほど、感想を送るのに躊躇してしまう」という人も多いのです。
私の友人たちの話をします。
読み専の彼らに「同人誌やSNSで読んだ作品の感想は送ってるの?」と聞くと、8割くらいが「NO」と答えました。
彼らは、作品に対する感動や、作者への尊敬の念が強くなるほど、自分の想いを言葉にして伝えることに恐れを抱くのだそうです。
こんなに素晴らしい作品を描く人に、小学生レベルの文章力の私が感想を送ったって…
返信しきれないほど感想が届いているんだろうなあ
感想を伝えることで作者さんの手を煩わせたくない
このように考えてしまい、「いいね」をするだけで終えてしまう……ということなのだそうです。
感想送りつけ魔の私にはあまり理解が及ばなかったのですが、これを実感できたのは、私が初めての感想をいただいた時でした。
私が長く連載していた小説が佳境に入り、そのタイミングで頂いた初めての感想……それがとても嬉しくて、飛び跳ねるような思いで「初めて感想を頂いたので本当に嬉しいです」とお返事したとき、私はその方からこう言って頂いたのです。
私の感想が初めてもらったコメントって、本当ですか!?
本当に素敵な小説だから、みんな感想を送っていると思っていました。遠慮せずもっと前から送っておけばよかったですね……。
この言葉を聞いた時、私はようやく「感想がないからって、好きでいてくれる人がいないわけじゃないんだ」と実感できたのです。
むしろ感想がこないのは、私の作品を好きでいてくれる方々からの、私が創作に集中できるようにと贈られたギフトだったのかもしれない……そんな風にも思えました。
このことを気がつかせてくれて、かつ本当に嬉しい感想を綴ってくださった名前も知らぬその方には、本当に感謝してもしきれません。
あの時の贈り主さん、本当にありがとうございました。
あなたのおかげで今の私がいます。
あなたの作品の素晴らしさは、あなたが一番よく知ってるはず。大丈夫。
感想がないことに悩むのは、あなたが紛れもなく素敵な作品を生み出しているからです。
「うまく書けない…」ではなく「よく書けたはずなのに、なんで?」という悩みを持てるということは、それだけの高みにあなたがいるからなんです。
あなたが緻密に張り巡らせた伏線も、読み手に何かを感じてほしくて描いた些細な描写も、読者にはしっかり伝わっているもの。
作者であるあなたが自信を持って打ち出した作品が、素晴らしくないわけありません。
一度、今までの創作活動を少し振り返ってみましょう。
いつもイベントで新刊を買いにきてくれる方はいませんか?
交流しているわけではないけれど、毎回いいねをしてくれるフォロワーさんはいませんか?
コメントはないけど、絵文字をたくさん送ってくれる人はいませんか?
もし思い当たることがあれば、その方は絶対にあなたのファンです。
ただ、恥ずかしがり屋で、ちょっぴり自信がなくて、素敵な作品の作り手であるあなたに何かを伝えることができないだけで。
いかがでしょう、「感想がこないのは、素敵な作品を書けたからこそかもしれない」と思って頂けましたか?
まだ「そんな風には思えない」「信じたいけど本当かな?」という方は、ぜひ一度私にご依頼ください。
あなたも気がついていない素敵な点を、たくさん見つけます。
「ここが好き」「泣きました」といった感想に留まらず、
「この表現は、〇〇であることの暗喩かもしれないと感じました」
「このシーンさらっと描かれていますが、原作で重要な〇〇ですよね…!」など、ちょっとした考察も交えた深みのある感想が私の売りです!
私のファンレターを読んで頂けたらきっと「私の作品ってちゃんと面白いんだ。今まで読んでくれた人もこう思ってくれていたんだ」と感じて頂けると思います。
直接のお取引が不安な方は、ココナラからご依頼ください。
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コメント
2はじめまして。コメント失礼します。
私は、数字はつくけど言葉をいただくことがあまりなくて、寂しいな〜と思っていました。
実力不足だから仕方ないと言い聞かせていましたが、
「よく書けたはずなのに、なんで?」
は私の本音を代弁してくださった感じで。
毎回いいねをくださる方はたしかにいるんです。いつまでもふてくされてないで、頑張ろうと思えました。
感想屋さんに感想をもらいたいような作品ができたら、依頼させていただきたいです。
ほんとに前向きな気持ちになれたので、noteもまた読ませていただけたら嬉しいです。
ほんとうにありがとうございます!
>mitsu_hanamoriさん
コメントありがとうございます!
数字がつくのも嬉しいけれど、言葉でここが好きと伝えてもらうのは格別の喜びですよね。わかります。
なので私もmitsu_hanamoriさんにコメントを頂けてとても嬉しいです。
読み専は特に、作家さんに感想を送ることを難しく考えてしまう方が多いみたいです。
毎回いいねをくれている方は確実にmitsu_hanamoriさんのファンなので、自信を持って創作を続けて頂けたら嬉しいです〜!
今後も明るく考えられそうなnoteを書いてまいりますね! ありがとうございました!!