内在人格-サバイバー

Last-modified: 2025-07-03 (木) 15:02:06
フライホイール効果
癒合防衛反応ウェーバーの法則共生効果雲の中で散歩
感覚順応生存者の本能転禍偽福一蓮托生うたた寝
羽化効果起死回生群集心理気が散る接触効果
膝蓋腱反射マッスルメモリー尻に火火中の栗好奇心不撓不屈逃避中治り
生存の意思囚人ジレンマ鳥籠効果テレパシーピア効果
怪力カタルシス効果救世主妄想かすかな音観客効果
共感寒気集団心理避難所意思
危機一髪

基本中治りなし(3無し)は論外 大会でもない限り絶対つけよう ついてないだけで利敵認定されてもおかしくない
(戦略的に中治りを外す上位プレイヤーもいるが、あくまで最高峰七段の実力者や4vcをつないでいないと通用しないので影響を受けないようにしよう)*1

「フライホイール効果」・「中治り」・「危機一髪」・「膝蓋腱反射」は究極天賦と呼ばれ、数値上は3つ以上取ることができるが、実際はこのうちのどれか2つまでしか取れないという制限がかかっている。
これら究極天賦は時計の針の向きを人格表のアイコンの位置に見立ててそれぞれ0/3/6/9*2とも呼ばれる。本ページもこれを基準に内在人格を4つに分けて記載しており、サバイバーの個別ページその他各所においても数字で人格を表現することが通例となっている。
サバイバー側は「中治り」を外すことはありえないので、もう1つは「危機一髪」・「膝蓋腱反射」・「フライホイール効果」のどれかを採用するのが基本となる。
サバイバーはお互いの人格がマッチングホールで確認可能な他、取得している究極天賦を定型文チャットでマッチ中にも報告できるようになっている。

 

2025年7月3日に大規模な人格の追加や調整が行われたので評価や情報に相違や矛盾が発生する可能性があることに留意してください。

01フライホイール効果クールタイム:135秒
試合開始時のクールタイム:50秒
アクティブスキルとして使用できる。発動すると正面方向に3.5メートルダッシュし、0.4秒間ダメージと制御効果を受け付けない。
通称フラホ。対戦開始時にはCTが発生するのでファスチェを引いた場合すぐに使えない点に注意が必要。無敵になる点を利用し、安全に粘着を行うのに使われる。
通常攻撃に限らずスタンや断罪狩人のトラバサミや破輪の寡黙などの設置系の罠に対しても有効で利用幅が非常に広い。
無敵時間は0.4秒と比較的長いものの、攻撃読みで使用すると実際の攻撃判定時には既に無敵時間が終わっていて攻撃が当たってしまうことがあるため、回避目的ならしっかり攻撃を見てから使用する必要がある。
発動時には右上の状態アイコンに波紋のようなエフェクトが発生する。
発動時の進行方向はサバイバーの向きではなくカメラの向きに対して正面方向。
フラホの発動タイミングはボタンをタップして指を離したタイミングで発動する。そのため、振りを見てから単押しで回避しようとしても攻撃が入ってしまうことが多い。なので有効に使うには殴られそうな数秒前に長押しをしておいて振りを見て離すと良い。

断罪狩人のチェーンによる減速やリッパーの霧の刃による霧生成等、一部のスキルは攻撃自体は回避できてもスキルで付加される効果まで無効化することはできない。
オフェンスはフライホイールのダッシュがダッシュ時間に換算され、粘着回数の増加につながるため相性がいい。
発動するべきタイミングを見極めるPSが要求されるが、使いこなせれば、ハンター側の確実にダウンを取れるスキルコンボを無効化出来るため試合を動かせるレベルの強さを発揮する。
フラホで防がれてもサバイバーに接近できる攻撃スキルを持っている断罪狩人悪夢アンデッドに対しては効果が薄い点に注意。
02ウェーバーの法則この人格の効果は試合中一度しか発動しない。
ハンターに18m以内の距離で3秒間持続的に追撃されると3.5秒間移動速度が10/15/20%上昇。
加速量が大きいのでチェイス面の補助として役立つが、自動発動なので使いたい場面は選べず不自然な加速によってフライホイール効果を持っていることがバレてしまう欠点もある。
03転禍偽福暗号機の解読調整に失敗した時、ハンターの位置を3/5/7秒間強調表示する。
04群集心理クールタイム:80秒
ハンターに5秒以上持続的に追撃された状態で警戒範囲外に出て追撃状態が解除されると、全てのサバイバーにハンターを3秒間強調表示させる。
この効果を受けたハンターは40秒以内に再び効果を受けることはない。
チェイスが強いサバイバーやPSのあるプレイヤーが扱えばタゲチェン後の味方の事故を防止できるかもしれない人格ではあるが、発動中はハンターにデバフアイコンが表示されて発動していることがバレる=フライホイール効果の所持を疑われるので要注意。傭兵一等航海士のような追いたくない、あるいは少し追う程度に留めたくなるサバイバーは群集心理を発動させやすく、救援型のサバイバーであれば共生効果のついでに持つことも多いため、救助の際に他の味方がフライホイール効果を持っているか撹乱させやすい。
05一蓮托生18メートル以内にいるサバイバーと、ハンターに追撃されていない負傷中のサバイバーを互いに強調表示する。
ゲーム内の説明文には「互いに」とあるが実際は自身が負傷していなくても効果を発揮する。野良における立て直しが非常に行いやすくなるため、完全野良のプレイヤーだけで試合に臨むなら持っていて損は無い。一方で、チャットをきちんと出せるプレイヤー同士であれば無用の長物になる。
05共生効果ロケットチェアに拘束されたサバイバーに向かって移動する時、移動速度が6%~10%上昇する。ロケットチェアに拘束されたサバイバーから遠いほど、移動速度の上昇量が大きくなる。
発動条件が厳しく、ほぼまっすぐチェアに向かって移動している間だけ発動し遠回りなどの局面では発動しない。
とはいえ救助に行くなら必ず役に立つのでポイントに余裕があれば持っておきたい。数値は地味だが湖景村などの広いマップで、5割超えや救助に間に合わず飛んでしまう事故を防げるので地味に強い。「危機一髪」を採用しない=「集団心理」が無いサバイバーが保険として付けるのに適している。
06生存者の本能1/2/3名のサバイバーが脱落した時、自身の解読速度が6%/18%/36%アップ。
協力狩りなら有効。それ以外では次の人格のおまけ。傭兵は大抵持つことになるので引き分けを狙う展開では有用になる。通常の試合では2人以上脱落している時点でサバイバーの勝利が不可能になっているので、まともに恩恵があるのは最初の5%程度のバフしかない。
07雲の中で散歩足跡の持続時間が1秒減少し、負傷状態で破片痕跡が表示されなくなる。
通常の足跡の持続時間は4秒なので、3振りすると2秒で消える計算。隠密向けの人格だがそもそも隠密そのものが通用しないハンターが多く、更に直接発見された場合は2秒持続での足跡でも十分追えるので非常に腐りやすい人格。湖景村のとうもろこし畑や元々足跡が消えやすい冒険家骨董商が持った場合など局所的に刺さる場面はあるが、それ以外のポジションやサバイバーでは活かしがたい効果。ただし弁護士のみ荘園旧友+要点記録による加速でハンターを撒く効果が期待できる。
08癒合治療を受ける時に必要とする時間が15%減少する。負傷状態での治療進捗は自動的に1秒ごとに0.3%/0.45%/0.6%増加していき、最大30%/45%/60%まで増加する。
2.25秒/3秒/3.75秒短縮できる。時間にかかる効果のため似た効果の医師よりも費用対効果が良い。医師にも言えることだが、治療者と合わせて二人分の時間を3.75秒短縮できるというのはわりと大きな効果。被弾は多いが追われにくい救助キャラに付けておきたい。他のサバイバーも協力狩りなどであれば有効。癒合に3振りする余裕が無ければ1振りにして不撓不屈にポイントを分けても良い。なお、自己治療には効果が無い。鎮静剤を使いたい場合は医師に振ること。
09防衛反応負傷状態の間、板・窓の操作速度が6%/9%/12%上昇する。
11中治り脱出ゲートが開ける状態になると同時にロケットチェアに拘束されているサバイバー以外は体力が1回復し、5秒間移動速度が50%上昇する。
つけていないと地雷と認定されることもある必須人格。回復により延命&加速によりラストチェイスの時間を大きく伸ばし通電後即死を防げるだけでも十分な強さがある。更に、全員が中治りを持っておくことで寸止め時に全体負荷がかかっていても死に救助に行けるなど通電前の選択肢を増やせる。中治りなしでもいいという意見もある*3が、それは綿密な連携が可能な4vcに限った話たとえ自分自身に3なしをカバーできるPSがあったとしても、野良では味方を混乱させてしまい通電前後でのミスを誘発させる原因となる*4。勝ちを狙うならば、野良でのプレイ時には必ずつけておくこと。特別な理由でつけないのならば、中治りがないことを把握されていなくても大丈夫なように、自分から立ち回りや通電タイミングの指示に細心の注意を払うこと。
12観客効果他のサバイバーがロケットチェアに拘束された後、自身の解読速度が8%上昇する。2台の暗号機の解読が完了すると、この効果はその対戦中無効になる。
13逃避脱出ゲートが開ける状態になると、120秒間移動速度が3/4/5%上昇する。
ハンター人格「引き留める」と持続時間も発動するタイミングも同じなので、自分に逃避がかかっているかどうかで「引き留める」の効果時間内か調べるという指標にも利用できる。
14好奇心サバイバーが自由行動できる状態で解読していない時、一番近くの未完了の暗号機のシルエットが表示される。マップ上の暗号機が残り3台になると5秒間残りの暗号機が全て表示される。
地形やスポーンパターンを覚えるために役立つ。ただし、ハンターの内在人格「封鎖」がかかっている暗号機も表示される。その場合は暗号機に鎖が撒かれたシルエットが表示されるのでよく確認しておこう。
また、残り1台になった時に全ての暗号機の場所が分かるので、どの暗号機が解読完了か覚え切れていない場合は再確認できる。ほぼ必ず付いている人格なので5秒間のタイミングを見逃さないように。
15気が散る脱出ゲートが開ける状態になると同時に5秒間ハンターを強調表示する。
無理に付ける必要は無い*5が、あれば中間待機するべきかどうかの指標に使える。悪夢が通電後にカラスをゲート前に飛ばそうとした場合、途中でカラスを回収するのにも利用できる。
16うたた寝自身のロケットチェアの発射速度が3/6/9%低下する。
椅子耐久が等倍のキャラなら3振りで発射までの時間が約5.9秒伸びる。主に一等航海士など発射速度が遅いキャラや拘束されながらでもロボットで解読できる機械技師に採用される。効果時間は素の椅子耐久が高いキャラ程大きく、例えば一等航海士ならば3振りで9秒耐久が伸びる。ハンターをキャンプさせる時間を長引かせ解読時間を稼ぐほか、救助の際の4割9割救助に余裕を持たせることができる。
デメリットとして、他のサバイバーがハッチ逃げを狙う場合だと、脱落するまでの時間が伸びてしまいハッチが開く前にやられてしまうことがある。
17接触効果自身または仲間の治療が成功した時、治療を受けた対象の移動速度が即座に15%/25%/35%上昇する。1.5秒間持続。追撃状態ではない場合、加速時間が3秒延長される。
18テレパシー脱出ゲートが開ける状態になると、40秒経過するごとに他のサバイバーを5秒間強調表示する。
効果自体は初心者向けの人格だが、次のピア効果が重要であるため付ける機会は多い。ただし、時空の影に憑依されている状態だと味方の位置情報を渡してしまうことになるので注意。
19ピア効果味方のサバイバーにロケットチェアから救助されると、自分の移動速度が2秒間28%上昇する。
DDの回避やセカチェの為に重要な人格となるため、可能なら取得したい人格。ただし、オフェンスや傭兵や野人など狙われにくいサバイバーは不要。
マジシャンと相性が良いためマジシャンを使う場合なら必須人格と言えるだろう。
20不撓不屈ダウン時の自己治療速度10/15/20%上昇。ダウン時の移動速度30/60/90%上昇。
2.73秒/3.91秒/5秒短縮できる。主に自己治療時のデバフを打ち消す目的で使う。治療デバフが重い傭兵、納棺によりハッチまで這いやすい納棺師が付けると特に有効。また、アンデッドなどの全体圧が強いハンターへの対策にも繋がるためフライホイール効果を使用するサバイバーは有効に使用することができる。それ以外の6か9を持ちたいサバイバーはつける余裕が無い。
20危機一髪この効果は試合中1度だけ自動で発動する。
サバイバーの救助に成功すると自身と救助されたサバイバーは、20秒間はダウンに値するダメージを受けてもダウン状態にならない。危機一髪中に受けたすべてのダメージは効果終了時にまとめて適用される。
効果時間中は治療を受けられず、ジェットコースター、電車などマップ固有のオブジェクトが利用不可になる。
危機一髪発動中に再度危機一髪が発動した場合、効果時間が上書きされる。採用しやすい一等航海士は注意すること。
空軍・「騎士」以外の救助キャラは必須人格。最低限この人格を採用したサバイバーがパーティに1~2人いると安心。救助さえできれば確定で20秒チェイスが稼げる上に二人で反対方向に逃げればDDも確実に防げる。即トンでも暗号機から離れて暗号機圧をかけれなくすることができる。危機一髪持ちが2人いれば救助後確実に40秒稼げるため分けが安定しやすい。
21集団心理サバイバーが拘束されているロケットチェアの半径12/18/24メートル以内では自身の移動速度が4/6/8%上昇。
6持ちサバイバーにはそこそこ強い人格。救助役にはうってつけであり、マジシャンのマジックステッキなど更に加速手段があると効果的。プレイ中は体感しにくいが、これが有るか無いかで遠距離からの救助に間に合うかどうかが大きく左右される。湖景村月の河公園では特に有効。
22救世主妄想仲間をロケットチェアから救助すると、自身の移動速度が3秒間5/10/15%上昇。
その場からの素早い離脱が可能になるのでダブルダウンを回避しやすくなる。救援型が強い編成にはダブルダウンを決めやすいハンターで対抗されるケースも多いため重要性が高い。
23鳥籠効果他のサバイバーと自身が地下室にいる時、自身の移動速度が10%上昇、被攻撃加速効果が20%上昇する。
24寒気36メートル以内のハンターが背後から見ている時、ハンターの方向を継続表示する。
厳密には背後に限らず、サバイバーのカメラの死角にハンターが存在し、かつハンターのカメラがサバイバーを捉えていれば発動する*6
初心者向けの人格で、慣れないうちは持っておくと安心。早めにハンターの接敵に気付けるので、タゲチェンなどの不意打ちに強くなる。基本的に後ろ向きチェイスが出来るなら取らなくても良い。なるべく寒気に頼るよりも、占い師を扱えるようにしたり、ハンターの予備動作を見れるよう後ろ向きチェイスを練習しよう。心音範囲が狭い囚人弓使いは採用も選択肢に入る。機械技師はロボットの操作中にハンターの接近に気付けるので、事故防止として有効。昆虫学者も完全ではないが外在特質「香り」による強調表示が発動しているかどうかの目安にできる。
25観客効果他のサバイバーがロケットチェアに拘束された後、自身の解読速度が8%上昇する。2台の暗号機の解読が完了すると、この効果はその対戦中無効になる。
26かすかな音サバイバーが拘束されているロケットチェアの半径22メートル以内では自身の足跡が残らない。
救助役であれば付けておきたい人格。ハンターから見て見捨てか救助か分からなくすることは非常に重要。特に一等航海士マジシャンなら完全に本体の動きが分からなくなるため必須。
27医師自己治癒または仲間を治療する速度が15/20/25%上昇。
1.96秒/2.5秒/3秒短縮できる。全体負荷型ハンターに対しても立て直しを素早く済ませられるので、最近では通常の対戦でも採用される事がある。協力狩りでも有効。この人格を最も生かせるのは長距離ワープで味方を救出した後に治療を行える祭司。祭司の全体治療バフは時間にかかるためさらに相性が良い。この天賦はダウン自己治療に対しては効果を発揮しない。医師自身がチェイスの補助をする上で取ることが多い。それ以外のサバイバーの場合、1振りしておけば鎮静剤による自己治療が2回行える*7ようになる。
28避難所ロケットチェアからサバイバーを救出するたびに、ダウン時の自己治癒速度と治療を受ける速度が10%/20%/30%上昇する。この効果は2回まで重ねがけ可能。
28共感クールタイム:30秒
いずれかのサバイバーがダウンした時、6秒間移動速度が20%上昇する。自身の付近16m以内にハンターがいる、または仲間がダウン状態ではなくなると、効果は即座に終了する。
31膝蓋腱反射1.窓を乗り越えたあと、移動速度が50%上昇。持続時間3秒。クールタイム40秒。
2.板を乗り越えたあと、移動速度が50%上昇。持続時間3秒。クールタイム40秒。
上記効果のクールタイムは別々に管理される。
ハンターが警戒範囲内に居ない状態で効果が発動すると加速効果が25%に減少する。
非常に重要な強人格で純粋にチェイス能力が伸びるだけでなく、暗号機や救助までの移動を早めたり様々な応用が可能、前提人格も腐らないものばかり。アプデで割れ窓理論と効果が統合された。生かせるチェイスルートを予め把握しておこう。歩行中に操作することで板窓操作の通知がハンターに行かないことは覚えておくといい。マッスルメモリーで板窓デバフを打ち消せるので、現在は心眼機械技師と膝蓋腱反射の相性はそこまで悪くない*8。追われやすい解読キャラは即死回避のため確実に付けておきたい。これまでとは違い危機一髪やフライホイール効果を取得してしまうと膝蓋腱反射は実質取れなくなるため要注意。落下窓で発動させると、落下中に加速時間が消費されてしまい、効果的に使えなくなる点に注意*9
35起死回生この効果はゲーム中1度だけ発動できる。
ダウン中の自己治療による上限の制限が無くなる。
必須人格。他者の手を借りずに自力でダウン状態から復帰できる。一度しか発動できないが非常に強力な人格、火中の栗共々持っておくべき。消費するまでハンターの内在人格「後遺症」を無効化できる点も地味ながら重要。
36孵化効果解読加速段階開始後、非解読状態のサバイバーの解読速度が1秒ごとに1%増加する。最大12%まで増加可能。解読開始10秒後、または解読状態から離脱した時、この効果は解除される。
32マッスルメモリー木の板と窓を乗り越える速度が5/10/15%上昇。クールタイム25秒。
乗り越えが早くなることで恐怖の一撃を食らいにくくなる効果ではあるので、取得した場合はクールタイムをうまく調整してチェイスを行うのが良い。また、板窓デバフ持ちのサバイバーがデバフをカバーしながら膝蓋腱反射を発動する為に重要な人格でもある。一方で、以前同じ位置だった膝蓋腱反射のように36のサバイバーがチェイスに役立てられるほど強い効果ではない点に注意。同時に取得することになる尻に火で板を速攻で倒してマッスルメモリーで板を速攻で乗り越えるというシナジー効果こそあるが、膝蓋腱反射も同時に取得しなければ加速が伴わないので結局ハンターに追いつかれやすい。
33尻に火12メートル以内にハンターが連続して8秒間存在すると、板を倒す速度が8/14/20%上昇。
そこそこ強い人格。板周りの理不尽な判定を回避する機会が得られる。6のサバイバーが取得しても十分使える性能。
34火中の栗ロケットチェアから救出する速度40%上昇。
必須人格の起死回生のおまけで付いてくるのであまり意識されないが、機械技師のロボットはこれが反映されないので救助がかなり遅い。
36囚人ジレンマ他のプレイヤーが風船に縛られている時、ハンターとそのプレイヤーの位置を5秒間表示。チェア拘束後は表示効果が消える。
オフェンスなど風船救助ができるキャラに有効。それ以外でも救助役であれば持っておいて損は無い。固定パなどで味方が風船状態でもチャットを出してくれると把握しているのであれば必要ない。
37生存の意志風船状態時の抵抗速度が10/15/20%上昇。
最速もがきで1.5/2.25/3秒短縮。ハンターが風船を持てる時間を短くすることで粘着を行う味方の負担を減らす他、マップの構造上聖心病院でも猛威を振るう。地味なところでは湖景村軍需工場の某所でも効果を発揮することがある。ただし夢の魔女断罪狩人は風船もがきから脱出した直後に攻撃を加えたり硬直させることができるため、生存の意志が通用しないことも多い。ハンター側は「巨大ペンチ」の人格で効果を弱化、もしくは相殺させられる。
38怪力ハンターを板倒しによって気絶させた時のスタン時間が10/15/20%上昇。
ハンターによって気絶時間に差異があるが3振りでスタン時間が約1秒伸びる。これを付けたカウボーイや、条件を満たした骨董商航空エンジニアがハンターに板を当てると通常の板よりも約2秒長い凄まじいスタン効果を発揮する。ハンターを板間にとどまらせることが出来る小説家画家が持っても強い。環境に多くグルチェを苦手とする芸者オペラ歌手に刺さるが、血の女王隠者などグルチェの得意なハンターが来ると腐りやすい。
39感覚順応クールタイム:16秒
16m範囲内でハンターが操作行為(木の板の破壊、窓の乗り越え)を行った場合、ハンターを5秒間強調表示する。
 

試合に参加しているハンターが「アンデッド」(椅子への拘束を行わない)の場合、椅子に関連する人格が専用のものに自動で置き換えられる。基本的には「椅子に拘束される」を「ダウンする」に読み替えればOK。

02共生効果ダウンしたサバイバーに向かっていくと、移動速度が6%上昇する。
17うたた寝ダウン状態の脱落速度が3%/6%/9%低下する。
19ピア効果味方にダウン状態から治療してもらうと、自分の移動速度が2秒間28%上昇する。(起死回生で自己治療した場合は不明)
21危機一髪ダウンしたサバイバーを治療したあと、自身とそのサバイバーが20秒間の無敵時間に入る。この効果は1回のみ発動する。
22集団心理ダウンしたサバイバーの半径12/18/24メートル以内にいると、自身の移動速度が4%/6%/8%上昇する。
23救世主妄想ダウンしたサバイバーを治療すると、自身の移動速度が5%/10%/15%上昇する。3秒間持続。
26かすかな音ダウンしたサバイバーの半径18メートル以内では走っても足跡が残らない。

受難サバイバーがロケットチェアに拘束されている間、全てのサバイバーが他のサバイバーの位置が表示されるようになる。
誰かが吊られている時に味方の動向が確認できるようになる効果。特に野良ではこの効果で味方と連携を取ることが求められる。かつては現在の群衆心理の位置に置いてあり、人格ポイントを5つ割り振る必要があった。しかし先述の通り効果そのものはVCを接続していなければ必須級のものであり、野良では付けていない時点で周りから利敵と見なされるほどの必須人格だった*10。人格の選択肢を狭めているが今更消すことも難しかったのか、サバイバーの常備人格となることで内在人格の網からは削除された。つけていないなんてあり得ないという意味を込めてパンツと呼ばれることもあった。強制取得故にサバイバー視点の情報を見ることが出来る時空の影にサバイバーの位置を把握されてしまう悪影響がある。
 

ナマズ効果自身がロケットチェアに拘束されている時、自身の半径12/18/24メートル以内で、他のサバイバーの移動速度が4%/6%/8%上昇する。
現在の救世主妄想の位置に相当。6持ちのサバイバーが吊られた際の保険に近い、強すぎず弱すぎずの人格であったが、効果が受け身すぎた為か削除される。
羊の群れ他のサバイバーが5メートル以内にいる時、範囲内の仲間の解読・治療・破壊行動の速度が3%/5%/7%上昇する。
現在の集団心理(位置変更前:尻に火)の位置に相当。そもそも常に複数で群れて行動するゲーム性ではないので協力狩りでしか役に立たなかった。弁護士の蠱惑共々削除されるのは必然だったと言える。
不安しゃがんで移動するときの速度が40%上昇する。
現在の生存者の本能の位置に相当。屈み状態でも歩いて移動するのとあまり変わらないスピードで動けるようになり、隠密しながら移動する分には間違いなく強かったと思うが、位置が位置なので採用率が少なかったのと効果が地味過ぎた為か削除される。
ホーソン効果他のサバイバー仲間が5メートル以内にいる時、仲間1人につき、プレイヤー自身の解読・治療・破壊行動の速度が3%/3.5%/4%上昇する。
現在の共生効果の位置に相当。羊の群れに同じ。
傍観者30メートル以内の負傷またはダウンしたサバイバーに向かっていくと、移動速度10%上昇、治療速度20%上昇、負傷したサバイバー表示。風船状態のサバイバーは表示されない。
現在のフライホイール効果の位置に相当。使い所が協力狩りくらいしかなかった。負傷サバイバー表示効果のみ一蓮托生として引き継がれている。
割れ窓理論窓を乗り越えたあと、移動速度が50%上昇。持続時間3秒。クールタイム40秒。
現在の膝蓋腱反射の位置に相当。というより、かつてマッスルメモリーの位置にあった膝蓋腱反射と統合される形で削除された。割れ窓理論と膝蓋腱反射が分離されていたことで36人格でも膝蓋腱反射が取れていたのだが、この調整により36人格のサバイバーのチェイス能力が大幅に弱体化している。
強迫神経症16m以内の箱の位置を強調表示する
現在の共生効果の位置に相当。初心者が箱の位置を暗記する際に便利だったが箱の位置は固定化されており、そもそも箱を何度も漁る展開になる機会が稀だった為か削除される。幸運児が類似した外在特質を持つ。
自らを欺く第1段階-解読調整に失敗してもハンターヘ通知が発生しない。
第2段階-解読調整に失敗しても解読進度が減少しない。
第3段階-解読調整失敗時のモーション時間が半減。
現在の接触効果の位置に相当。後ろ向きすぎる効果のため削除された。
機械精通解読時の調整判定範囲が10%増加。
現在の寒気の位置に相当。元々の調整難易度がかなりゆるく、この人格を習得するメリットは全く無かったため削除された。
吊り橋効果18メートル以内のサバイバーを表示
現在の鳥籠効果の位置に相当。効果が地味過ぎたため削除された。玩具職人が類似した外在特質を持つ。
 


*1 1人でも逃げることが出来れば上々の結果の大会と、勝利のために3人以上は逃げなければならない通常の試合では事情が全く違う。
*2 上側にあるフライホイール効果が0時の方向で「0」、右側にある中治りが3時の方向で「3」、下側にある危機一髪が6時の方向で「6」、左側にある膝蓋腱反射が9時の方向で「9」と定義する。
*3 理由としては、このゲームはファーストチェイスが持たないと多くの試合において引き分けを取ることすら困難になり得るため。一見筋は通っているが、中治り無し勝ちを狙うのならば5台分のチェイスが出来るか、1度でも捕まった後のセカンドチェイスを安定して繰り出せる状況下を作り出す必要がある。通電後のアドバンテージが取れなければ、そこから逆転負けに繋がる可能性もある。
*4 味方が負傷・ダウン直後に通電させるという動きが定着し切っているので、事前に人格が分かっていてもダウン直後に通電させてしまう事態が起きやすい。
*5 大体の場合がサバイバーがダウンした直後に通電されるので、ハンターの位置が強調表示される。
*6 ただし一見カメラに捉えているように見えてもゲームシステム上障害物と判定されているオブジェクト越しには発動しない。赤の教会のレカペを囲む鉄柵が一例。
*7 鎮静剤そのものが丁度回復2回分の耐久があるものの、ハンターは「悪化」や「パニック」の内在人格を備えているケースが多く、治療デバフがかかってギリギリ2回分は使えない。
*8 マッスルメモリー無しで板を乗り越えて膝蓋腱反射を発動させながら走った時と、板を倒さず普通に走るのとでは、ある程度の距離を移動するまでの時間がほぼ変わらないという有志の検証結果が出ている。そして以前はマッスルメモリーが存在しなかったので39と心眼や機械技師との相性は悪いとされていた。
*9 加速発動タイミングが着地してからではなく窓を越えた時点のため
*10 特に傭兵は受難を持っていない=不撓不屈や癒合を持っていないということになり、オフェンスは当時究極天賦ではなかった膝蓋腱反射に多く振りたいが為に受難を切ることが常態化しており、戦犯になることが多かった。