韓国のゲーム大手クラフトン、広告ADKを買収 「ドラえもん」など人気アニメ

韓国のゲーム大手クラフトンは26日までに、広告大手のADKホールディングス(HD)を750億円で買収すると発表した。ADKは「クレヨンしんちゃん」や「ドラえもん」など世界で人気のアニメに携わってきた。ゲームとアニメにそれぞれ強みを持つ2社が協業し、海外展開を強化する狙いがある。

ADKを巡っては、1999年に旭通信社と第一企画の合併によりアサツーディ・ケイとして発足し、その後ADKHDとなった。米投資ファンドのベインキャピタルの傘下となり、2018年に上場廃止となった。

クラフトンのキム・チャンハン代表は発表文で「ゲームとアニメの多様な接点を発掘する」と説明。ADKの大山俊哉社長は「両社のノウハウを合わせた戦略的パートナーシップにより、創造的な挑戦と成長が期待できる」とのコメントを出した。

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