この商品のドスパラスタッフレビュー
- 【はじめてのゲーミングデスクトップPCにおすすめ!】 今回ご紹介する商品はこちら! 『GALLERIA RM7C-R46』です。 「コスパの良いモデルが欲しい」「まずはエントリークラスのモデルが欲しい」という方に、おすすめのモデルです。 ●スペック まずは簡単にスペックを紹介しますと、以下のような構成となっています。 CPU:Core i7-14700F GPU:GeForce RTX 4060 8GB RAM:16GBメモリ DDR5 SSD:500GB Gen4 SSD このモデルは、GALLERIAの中ではエントリークラスのゲーミングデスクトップPCです。 ミドルクラスのグラフィックボード「GeForce RTX 4060 8GB」と、ミドルハイクラスのCPU「Core i7-14700F」を搭載しています。 ●外観 本体はガンメタリックカラーの金属筐体で、正面にはGALLERIAのロゴが刻まれています。 GALLERIAには、大きく分けて「SKMケース」と「SKケース」という2種類のケースがあることはご存知でしょうか。 それぞれのケースを簡単に説明しますと、「SKMケース」はMicroATXマザーボード用ケース、「SKケース」はATXマザーボード用のケースとなっております。 それぞれのケースのサイズは以下のとおりです。 モデル:SKM / SK 幅 :220 mm / 220 mm 奥行 :440 mm / 440 mm 高さ :425 mm / 480 mm こちらのモデルはSKMケースとなっており、SKケースと幅・奥行は同じですが、高さが55mm低いケースとなっております。 そのため、デスクの上に置いても電源ボタンやUSBポートに手が届きやすく、足元に置く場合でも、比較的高さの低いデスクにも収納しやすいです。 SKケースと比べると、搭載されているマザーボードが小さく拡張性はやや劣ります。 そのため、あとから自分でカスタムする予定がある場合は、ATXマザーボード搭載のモデルを選んだほうが良い場合もあります。 しかし、特にカスタマイズする予定がなく、そのままの構成で使う方には、ケース自体がコンパクトなため扱いやすく、おすすめです。 ●使用感 GALLERIA共通のおすすめポイントとなりますが、パソコン上部の電源スイッチやUSBポートが斜めに設置されているため、パソコンを足元に設置していても、ボタンやUSBポートにアクセスしやすいようになっています。 また、背面のマザーボードのI/Oパネル部分を見ると、映像出力ポート各種に「使用不可」のステッカーが貼られています。 このステッカーは、グラフィックボードを搭載したデスクトップパソコンに貼付けされているものです。 グラフィックボード搭載のデスクトップパソコンでは、グラフィックボードの映像出力端子を使用しないと本来の性能を発揮できなかったり、映像が出力されない場合があります。 そのため、誤ってマザーボード側のポートを使用しないよう、「使用不可」のステッカーが貼られています。 このモデルにも「使用不可」のステッカーが貼られていたため、セットアップの時点で間違えずにHDMIケーブルを接続することができました。 ファンの音については、デスクトップ画面を表示して何もしていない状態では、ほんのりファンの音が聞こえる程度でした。 ベンチマーク中は全力で回転しているため、かなり大きな音がしました。 FPSゲームをプレイしていたときは、「気にすればファンが回っている音がするな」と感じましたが、ゲームに集中しているときに気が散るほどではありませんでした。 体感としては、部屋でエアコンをかけてゲームをしていると、エアコンの動作音の方がファンノイズよりも遥かに大きいため、パソコンのファンの音はほとんど気にならない印象でした。 ●ゲーム・ベンチマークソフトを使った検証 「エントリークラスのモデルだから、最新のゲームはかなり画質を落とさないとカクついたりして、満足にプレイできないのでは?」と不安に思っている方もいるかと思いますが、そんなことはありません! 今回は、最新のハンティングアクションゲームのベンチマークソフトと、3人チームのバトルロイヤルFPSにて検証を行いました。 ベンチマークはそれぞれ3回ずつ測定し、その平均値を掲載しています。 ・ハンティングアクションゲーム 画質:FHD 高 / DLSS フレーム生成あり レイトレーシング:高 スコア:17907 平均FPS:104.85 このベンチマークでは、グラフィックプリセット(画質)を「ウルトラ」に設定すると、VRAM(グラフィックボードに搭載されている映像用メモリ)の使用量が多すぎるというアラートが表示されたため、「高」設定にて測定を行いました。 正直なところ、ウルトラと高設定の間で大きな画質の違いは感じにくいため、高設定でも十分にきれいな映像でプレイが可能です。 ベンチマーク中の映像も美しく、ゲームへの没入感を損なうことはありませんでした。 実際のベンチマーク結果でも「快適にプレイできます」との評価が表示され、平均FPSも100以上出ているため、最新のハンティングアクションゲームでも快適にプレイできる性能を備えています。 ・3人チームのバトルロイヤルFPS 画質:FHD 最高設定 検証環境:射撃訓練場 通常時FPS:約220 空爆時FPS:約155 FHD 最高設定の状態で、射撃訓練場にてフレームレートを計測したところ、通常時は約220fpsでした。 負荷の大きくなる空爆を使用してみたところ、約155fps程度までフレームレートが一時的に低下しました。 一部のシーンではフレームレートが下がることもありますが、現在主流のリフレッシュレート144Hzディスプレイでのプレイには十分な性能です。 今回、実際にゲームプレイやベンチマーク測定を行ってみたところ、このモデルは最新のゲームでも十分にプレイ可能なスペックを備えていることがわかりました。 最近のゲームの中でも、ハンティングアクションゲームはかなり高いスペックを要求するとして話題になりましたが、FHD 高画質設定でもスムーズに動作しており、他のゲームについても、きれいなグラフィックで安定した動作が期待できます。 ●カスタマイズ こちらのモデルは、このままの構成でも一般的な用途には問題ありませんが、メモリとSSDのカスタマイズをおすすめします。 少し前までは「メモリは16GBあれば十分」と言われていましたが、最近のゲームやアプリケーションは、より多くのメモリを消費する傾向にあります。 そのため、ゲームをしながらブラウザやボイスチャットアプリを同時に使用していると、動作が重くなってしまうこともあります。 メモリを32GBにアップグレードすると、複数のゲームやアプリケーションを同時に起動しても快適に動作するため、こうした使い方をされる方には特におすすめのカスタマイズです。 また、このモデルには500GBのSSDが搭載されていますが、最近のゲームは1本あたり50~100GBほどの容量を必要とするタイトルも増えてきています。 そのため、500GBではすぐにストレージがいっぱいになってしまうことがあります。 遊ばなくなったゲームをアンインストールして容量を空けるといった対策も可能ですが、余裕をもって使いたい方は、以下のようなカスタマイズもおすすめです。 ・SSD1のカスタマイズ項目で、容量を1TBに変更する ・SSD2のカスタマイズ項目で、SSDを追加して容量を拡張する 用途に応じてメモリやストレージをカスタマイズしていただくことで、より快適なゲーム環境を構築できます。 ●【番外編】GALLERIA Gaming Keyboard & GALLERIA レーザーマウス 今回は番外編としてGALLERIAをご購入の際に、カスタマイズの周辺機器の項目から同時にご購入できる『GALLERIA Gaming Keyboard』と『GALLERIA レーザーマウス』についても少し紹介させていただきます。 GALLERIAは、基本構成では本体と電源コードのみのお届けとなります。 そのため、キーボードやマウスをお持ちでない場合は、ご購入の際に周辺機器のカスタマイズでキーボードやマウスを追加していただくか、別途のご用意が必要です。 パソコンを初めて購入される方で、どんなキーボードやマウスを準備すればよいかわからない、まずはエントリークラスのデバイスが欲しい方には『GALLERIA Gaming Keyboard』と『GALLERIA レーザーマウス』がおすすめです。 ・GALLERIA Gaming Keyboard(GALLERIA KEYBOARD-3 (GK-6260) Black) 接続 :USB 2.0 Type-A キーレイアウト:日本語配列 109キー キースイッチ :メンブレン(プランジャー搭載) 外形寸法 :442 x 136 x 28 mm 重量 :730g ケーブル長 :1.8m 静音性に優れた軽い打鍵感で、ゲームプレイに適した「ゲーミングモード」への切り替えも可能です。 「Nキーロールオーバー(最大13キー同時押し)」にも対応しており、快適にゲームを楽しめます。 ※対応しているキーについては付属の説明書にてご確認下さい。 ・GALLERIA レーザーマウス(GALLERIA Laser Mouse-R2 GLM-02) 接続 :USB 2.0 Type-A タイプ :レーザー 解像度 :800~3200dpi 外形寸法:123 x 63 x 40 mm 重量 :110g こちらのマウスは左右2つずつ、合計4つのサイドボタンを搭載しています。 さらに、dpi変更ボタンも搭載しており、LEDインジケーターで設定が確認できます。 無発光:800dpi 青色 1つ発光:1600dpi 青色 2つ発光:2400dpi 青色 3つ発光:3200dpi サイドボタンのカスタマイズは専用アプリを使用して行えます。 アプリのダウンロードや設定方法などの詳細は、以下のリンクをご参照ください。 http://faq3.dospara.co.jp/faq/show/798?back=front%2Fcategory%3Ashow&category_id=52&page=1&site_domain=default&sort=sort_access&sort_order=desc ●まとめ 今回は『GALLERIA RM7C-R46』をご紹介させていただきましたが、如何だったでしょうか。 レビュー執筆時点での価格は18万円台となっております。 決して安い価格帯ではありませんが、性能とのバランスを考えるとコスパの良い構成のため、初めてのゲーミングデスクトップPCとしておすすめできるモデルです。 このレビューを通じて、本モデルの魅力が少しでも伝われば幸いです。GALLERIA RM7C-R46
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