東大医学部「高額接待」で訴訟の赤っ恥
皮膚科教授は「リツキシマブ」研究者、製薬企業も巻き込まれる?
2025年6月15日号
あまりにお粗末で赤門が泣いている 東京大学の不祥事で製薬企業がとばっちりを受けそうだ。日本化粧品協会(東京都)などは5月16日、東京大学院医学系研究科の教授(皮膚科学)と特任准教授に、共同研究を盾に高額接待をさせられたうえ、研究の契約を一方的に解除されたとし、計4200万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。教授らから高額接待の要求のほか、「金持ってこい」「殺すぞ」の脅迫を受けたとしている。 訴状によると、共同研究は皮膚疾患に対する植物性カンナビノイドに関するもので、23年度から3年間の契約だった。要求は契約前から始まり、当初は1人5万円程度の高級フレンチレストランだったが、次第にエスカレート。銀座のクラブで一晩100万円以上使わせたかと思うと、昼間から1人あたり約8万円の高級ソープランドを手配するよう求めるなど度が過ぎるようになった。 国立大学の職員...
あまりにお粗末で赤門が泣いている 東京大学の不祥事で製薬企業がとばっちりを受けそうだ。日本化粧品協会(東京都)などは5月16日、東京大学院医学系研究科の教授(皮膚科学)と特任准教授に、共同研究を盾に高額接待をさせられたうえ、研究の契約を一方的に解除されたとし、計4200万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。教授らから高額接待の要求のほか、「金持ってこい」「殺すぞ」の脅迫を受けたとしている。 訴状によると、共同研究は皮膚疾患に対する植物性カンナビノイドに関するもので、23年度から3年間の契約だった。要求は契約前から始まり、当初は1人5万円程度の高級フレンチレストランだったが、次第にエスカレート。銀座のクラブで一晩100万円以上使わせたかと思うと、昼間から1人あたり約8万円の高級ソープランドを手配するよう求めるなど度が過ぎるようになった。 国立大学の職員は
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録