今回みなさんにチャレンジしてもらうのは、一桁のみの計算問題です。
簡単簡単、と侮るなかれ。実は、大人になると忘れがちな「ある計算のルール」を守らないと、落とし穴にはまってしまう問題でもあります。
さて、あなたは正しく計算できるでしょうか。
問題
次の計算をしなさい。
2−0÷2+2
解答
正解は、「4」です。
「あれ、3じゃなかったの?」と思った人は、自分が計算した順番を振り返ってみてください。
何かおかしな点はありませんでしたか?
間違えた部分が分からないという人は、ぜひ次の「ポイント」で正しい計算過程を確認してください。
ポイント
この問題のポイントは、「割り算を先にすること」です。
3と答えてしまった人は、式を左から順番に計算していったのではないでしょうか。しかし、これは間違いです。
<間違った計算過程>
2−0÷2+2 ←引き算からスタート
=2÷2+2 ←次に割り算
=1+2 ←最後に足し算
=3
なぜなら、計算順序のルールでは「掛け算や割り算は、足し算や引き算よりも先に計算しなければならない」からです。
今回の問題のように複数の演算が一つの式に登場するときは、左から順に計算する前に掛け算や割り算がどこにあるかを確認しましょう。もし見つけたら、そこから先に計算をします(※)。
※ただし式の中に括弧があれば、括弧の中が優先です。括弧の中→掛け算・割り算→足し算・引き算の順番に計算します。
今回でいえば、最初に計算しなくてはならないのは「0÷2」の部分です。
2−0÷2+2
=2−0+2
残りは、引き算と足し算です。
この二つの演算は、ルール上優先順序に差はありません。そういうときは式に登場した順に計算すればよいので、計算結果は次のようになります。
2−0+2 ←引き算からする
=2+2 ←最後に足し算
=4
これで答えの「4」にたどり着きましたね。
まとめ
今回の問題、正しく計算できたでしょうか?
一桁の数字しか出てこないため、計算自体は簡単だったかもしれません。しかし、割り算を先にするという計算ルールを忘れていると、間違ってしまいやすい問題でもあります。
日常では、計算順序のルールを意識する機会はあまりないでしょう。それだけ掛け算や割り算を先にすることは忘れがちになってしまいますが、今回のような問題ではこのルールを覚えているかどうかが正解への重要なカギになります。
ぜひこの機会に、計算順序のルールを見直してみてくださいね。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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