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児童文学・ミステリ作家、齊藤飛鳥さんによる
TRPG小説リプレイ
Vol.36
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〜前回までのあらすじ〜
冒険家乙女のクワニャウマとその相棒のエルフの少女イェシカは、超絶危険モンスターの似我蜂(じがばち)の探索を請け負い《太古の森》を冒険中、似我蜂に仲間の樹人アテリツィと命の恩人エルフのファラサールがさらわれてしまった!
救助のため、いくつかの冒険を乗り越えて似我蜂の巣へ向かったクワニャウマは、そこでファラサールの兄・ギルサリオンと組んで似我蜂の群れと戦う。
窮地に陥った彼らだったが、そこへ旧知の仲のまじない師・ヴィドが見参。彼の活躍のおかげで、似我蜂の群れを撃破することに成功。
イェシカのランタンの灯りを頼りに、クワニャウマ一行は似我蜂の巣となっている洞窟へ入り、最終決戦に臨むのであった……。
長らくお付き合いいただきました『名付けられるべきではないもの』リプレイは、今回で最終回です。
前回の『常闇の伴侶』と同じく、重厚かつ骨太なテーマと結末が待ちかまえております。
今回は慟哭せんばかりの展開を迎えてしまったため、こちらの精神の許容量を超えてしまい、それに伴ってクワニャウマのSAN値も危うくなりかけ、エンディングをラブコメに仕上げることで、こちらの精神と物語のバランスを取りました。
ですから、本来の『名付けられるべきではないもの』のエンディングは、もっと端正で情緒的です。
間違っても、本リプレイのような、全国のギルサリオンファンの方々から剃刀を送られかねないシリアスクラッシュなエンディングではありません。
本来のエンディングを見たい方は、ぜひとも『名付けられるべきではないもの』の冒険に挑戦してみて下さいませ^^
ちなみに、今回の冒険をすると、猛烈にヴィドへの株が上がります。冒険の後半の裏主人公は、ヴィドではないかと思うくらい、存在感を発揮してくれるのが最高です^^b
私は『常闇の伴侶』ではゲルダを相棒にプレイしていたのに、二度目の時にはヴィドを選択してしまったほどです。
『常闇の伴侶』の初プレイでヴィドを相棒に冒険した方の場合も、『名付けられるべきではないもの』のヴィドの再登場でテンションが上がり、それに連動して彼の株も上がる様子が目に浮かびます。
最後になりますが、以前紹介した拙作『女人太平記』(PHP研究所)の刊行日が、当初の7月31日(木)から8月1日(金)に変更と言いますか、確定となりました^^
クワニャウマや、これまでのリプレイで書いてきた女主人公キャラ達を見た後だと到底信じていただけないかもしれませんが、シリアス度とIQが高い女主人公の物語です。
「見せてもらおうか、こいつが書いた女主人公の性能とやらを!」と、好奇心や怖いもの見たさでもよいので、興味と機会がありましたら御笑覧下さいませm(__)m
※以下、冒険の核心部分に触れる内容を含みますので、未読の方はご注意下さい。
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ローグライクハーフ
『名付けられるべきではないもの』リプレイ
その4
齊藤(羽生)飛鳥
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9:最終イベント2
「うっ」
わたしは思わず口元に手をやる。イェシカに持たせているランタンの明かりに照らされた洞窟の奥には、囚われた人間やエルフ、また馬や牛などの家畜が並んでいた。
それぞれが時折身もだえしながら、白目を剥いてだらしなく涎を垂らしている。
不気味に呻き声を上げる男の皮膚の下をもぞもぞと植え付けられた幼生が蠢くと、男は激しく痙攣しながら口から白濁した粘液を吐き出している。
ここまで深く寄生されてしまえば残念ながらもう助けることはできないだろう。
「イェシカ、ごめんね。恐ろしいものを見せてしまって。でも、絶対にあなたをあんな目に遭わせないし、わたしたちも遭わないから」
恐怖に震えるイェシカを抱きしめて安心させる横で、ヴィドとギルサリオンが話をしている。
「焼き払う……か」
「神聖な森で炎を使うことは許さぬぞ」
焦燥を隠せない呟きに、厳しい口調でギルサリオンが口を挟み、ヴィドも口ごもる。森を敬う思いは同じなのだ。
そう思うと、戦闘でじゃんじゃか炎球を使ってすまん、二人とも。
「何を探してるんだい、兄さん」
巣穴の奥から柔らかい声が響く。
「ファラサール!」
「兄さん……僕は今とてもいい気分なんだ。兄さんも、こっちへ来なよ」
明かりにぼんやりと照らされたファラサールは穏やかな笑みを浮かべながら、ゆらゆらと緩慢な動作で兄を手招きする。
ギルサリオンは傷ついた身体で一歩一歩足を進める。
ファラサールは歪んだ微笑みで抱擁するように両手を広げて兄を迎える。
「ゔゔゔゔゔ」
ファラサールの口から体液とも粘液ともつかぬ吐瀉物がごぼごぼと吐き出される。
その中には、蛆虫のような幼生が蠢いていた。
ああ……わたしの命の恩人は、もう、手遅れ、だった……。
莫大な金を積んでも命を救ってもらえないこの世の中で、ただで命を助けてもらえることが、どんなにありがたいことか、わたしはよく知っている。
だから、こっちもただで命の恩人を助け出そうと決意していたのに、似我蜂め!
その決意を無駄にしやがって!
わたしの怒りをよそに、エルフの兄弟の会話が聞こえてくる。
「兄さん……兄さんは……どうしてあのとき僕を射たなかったんだい」
「それは、お前を……」
ギルサリオンが苦悶の表情で口ごもる。
「いいよ、兄さん。もういいんだ」
「ファラサール」
「許してあげるよ。僕がアンタを喰っちまうからなぁ」
めりめりと音を立てて、弟の身体から蟲が孵化する。
端正な顔を胴体の先にぶら下げながら、忌まわしき似我蜂がゆっくりと羽ばたき始める。
周りの囚われた肉体からも孵化した仔どもが次々と飛び立ってゆく。
「にいさぁぁん」
ギルサリオンを見れば、実の弟の顔をした似我蜂の仔への攻撃を逡巡している。
ここは、わたしがやるしかない。
それが、命の恩人へのせめてもの恩返しだ!
「その顔でこれ以上口をきくのは、我が命の恩人ファラサールへの冒涜と見做す! ギルサリオンへの賠償金と、わたしへの慰謝料を、その命で支払え!」
わたしの剣の一撃が、戦いの幕を切って落とした。
「いつになく熱いね、クワニャウマ。俺も熱くなっちまうよ」
おどけながらも、そこはヴィド。【防衛】のまじないを唱え始める。おかげで、わたしたちの防御力が上がった。
「弟の顔の似我蜂の仔は、私にやらせろ」
「言うと思った! でも、それは後に回して、今は奴らを殲滅させることだけに集中して! てなわけで、炎球!」
弟をあんな形で喪いつつあるギルサリオンに、説得が通じるとは到底思えないので、わたしはさっさと行動で殲滅を促す。
「命の恩人の僕を、君は攻撃するの? ひどくない?」
「ひどくない! 命の恩人だからこそ、死後も似我蜂の尻に顔が張り付けられているっていう尊厳破壊な境遇から救い出したいの」
「何それ? わけがわからないよ。あと、何か勘違いしていないかな?」
「勘違い? 何を言って———」
「———君は、僕が似我蜂に殺されたと認識し、僕を倒そうとしているみたいだけどさ。僕は、君の命を救ったファラサールでもあるんだよ?」
ファラサールは、親切そのものと言わんばかりに語り出す。
「僕ら似我蜂は、卵を植え付けた宿主とした生物と、蛹の時に同化して人格を得るんだ。そして、宿主にされた生物は、似我蜂の体を得て生命を継続する。そうした共生関係の結果、僕は新しい僕になったんだ。だから、僕は殺されていない。だから、今の君は、命の恩人である僕が殺されたことへの敵討ちとして、僕を殺そうとしているんだ」
「尻に顔が張り付いたり、お兄さんを喰っちまいたくなるという、巨大な欠点を抱えさせられたのに共生関係って言える? そうやってうまいことを言って、わたし達を喰っちまおうと企んでいるだけでしょ? あんたがファラサールのふりをした似我蜂ではないって証拠、ある?」
「『兄さんはああ言っているが、この広い森を我らだけで探索するなど無理なこと。君が手を貸してくれると助かるよ』」
ファラサールの言葉に、剣を握るわたしの手に冷たい汗がにじむ。
「『僕はファラサール。なにか見つけたら、教えてくれ。頼んだよ』」
間違いない。
ファラサールが、初めてわたしと会った時にかけた言葉だ。
その時、彼はまだ似我蜂の卵を植え付けられていなかった。
つまり、わたしをただで助けてくれた命の恩人は、似我蜂に殺されたのではない。
本人が主張している通り、似我蜂と同化した新しいファラサールになっている。
「わかってくれた? さあ、どうする? 命の恩人への恩返しとして、その恩人である僕を殺すこの矛盾を、君はどう解消する?」
念を押すように、ファラサールは訊く。
……ひどい悪夢だ。
いっそ、一思いにファラサールが死んでくれていた方が、わたしは恩人殺しをしないですんで、お得だった。
ん? お得?
恩人が尻に顔を張り付けた転落人生を送らせないようにする方が、よっぽどファラサールへの恩返しになるし、わたしにとってもお得じゃない?
わたしの肚は、決まった。
「よくわかった。そういうわけで、その顔でこれ以上口をきくのは、我が命の恩人ファラサールへの冒涜と見做す! ギルサリオンへの賠償金と、わたしへの慰謝料を、その命で支払え!」
「どうして最初に戻るわけ? 矛盾を解消するんじゃなくて貫き通すだなんて、わからないなぁ」
ファラサールは、呆れ顔で言う。
「あなたがあなたであることはわかった。でも、それはそれ! これはこれ! わたしは、命の恩人がこれから尻に顔を張り付けたまま、世界中に害悪をまき散らして生きていく姿を見たくはない。きれいな思い出のままでいてくれた方が、圧倒的お得! だから、自分はファラサールと主張し続けるなら、わたしのために死ね!」
「本当に、君はわけがわからないよ」
「わたしは、最初から理解なんて求めていない。求めているのはただ一つ。貴様の命だーっ!!」
「似我蜂よりも闇が深いぞ、クワニャウマ!」
ヴィドのツッコミが冴え渡る中、わたしとの会話で隙ができていた似我蜂の仔へ、ギルサリオンが矢を連射する。
矢はすべて、わたしの炎球で焼き損ねた似我蜂の仔を貫いていった。
10:冒険の達成
奇妙に歪んだ笑みを貼り付けたままファラサールの目から命の灯火が消えて行く。
「にいさん……酷いじゃないか」
全身を痙攣させながら、ファラサールの顔のままで忌まわしき怪物が呟く。
わたしの暴論には言わなかった恨み言を、ギルサリオンには漏らすということは、ギルサリオンへの深い思いがあるから。
すると、やっぱり、尻にファラサールの顔が張り付いた似我蜂の人格は……。
「どうせ殺すなら、どうしてあのとき殺さなかったの」
「……お前はもう……俺の弟じゃない」
そう言いながらも、ギルサリオンは右手に握った長剣を振り上げることができずにいる。
怪物は身もだえしながらも、巣穴の外をちらりと窺う様子を見せた。
隙あらば、逃げようとしているのは目に見えている。
こんなせこい行動をするなんて、わたしをただで助けてくれたファラサールのすることじゃない。
ファラサールのすることと言えば。
ファラサールが望むことと言えば。
……。
「ひと思いに殺せ、ギルサリオン!」
わたしは、おなかに力を込めて叫んだ。
「……わかっているさ」
「本当に? 今のあなたは、わたしの剣。ファラサールの顔をした似我蜂にとどめを刺すのは、あなたではなく、きれいな思い出のまま彼に死んでもらいたいと強く願っている、このわたし。わかる?」
「クワニャウマ……とか言ったな。思っていたよりも甘い女で呆れたぞ。言っただろう。施しは受けん。私が貴様に命じられたから弟の顔をした似我蜂に手をかけざる得なかった流れにして、罪を肩代わりする魂胆なのだろう。だが、私は王家の血を引く者。貴様ごとき取るに足りない外の者に憐れまれるほど軟弱な性根はしていない」
見抜かれたか。
彼らがどんな兄弟かはほとんど知らない。
けれども、ファラサールは自分ごと似我蜂を射るよう、兄のギルサリオンに頼んでいたことから、深く信頼し合っていた兄弟だったことが見て取れる。
この手の兄弟は、イェシカのお兄さんがそうだったように、自分よりも相手の無事や幸せを願うものだ。
だったら、彼の兄であるギルサリオンの罪の意識をやわらげるために、ファラサールの死は、あくまでもわたしと似我蜂によってもたらされたものと理解してもらうのが、ファラサールへの真の恩返しになってお得だ。
そう思った上での発言だったんだけど、いまいち不発だったか。
ギルサリオンは毅然とした表情を取り戻すと、長剣を振り上げる。
「ファラサール、約束だったな……たとえどちらかが欠けようとも、必ず責任は果たすと」
鋭い切っ先で貫かれ、怪物は奇怪な金切り声をあげて絶命する。
ギルサリオンは全身に返り血を浴びたまま、動かなくなった弟の亡骸を見つめている。
「背負っていくさ……これまでも、これからもな」
疲れきってはいるが、迷いない目で前を向く。そして囚われた生贄たち一人一人に手をかざし、ゆっくりと浄化し始める。
「それが光の役目だ」
今は、どんな言葉をかけても、ギルサリオンを傷つけることになりそうだ。それは、ファラサールが一番望まないことのはず。
わたしは、イェシカとヴィドと一緒に、黙って浄化がすんだ生贄たちの介抱をした。
きっとこれこそ、わたしの命の恩人であるファラサールが本当に望んだことであり、それをかなえることが、わたしができる彼への恩返しだろうから……。
11:エンディング
「……さて、これで忌まわしき似我蜂のお話はおしまいだ。めでたしめでたし、ってな」
ランタンの灯りに照らされる子供部屋を見回すと、えーっと小さな落胆の声が上がる。
「もっと話してよ、ヴィド」
「それからどうなったのさあ」
「気の毒なファラサールとは別に、アテリツィは助かったんで、クワニャウマとイェシカは喜んでいたぜ」
「それから?」
「クワニャウマは、しっかりと似我蜂の仔が残していった〈身代わりの依代〉を懐に詰めこんでいったぜ」
「それから?」
「二人は冒険家だから、また旅立ったよ。はいはい、終わり」
ヴィドは笑いながら、ランタンを吹き消した。
「さぁ、もう寝ろ寝ろ。夜更かしする子供のところにゃ、似我蜂が訪ねてくるぞ」
子供たちを寝かしつけ外へ出ると、俺はふと星明りに照らされる太古の森を見やった。
獣の遠吠え、吹き抜ける風の音、樹人のざわめきすら聞こえるようだ。
俺は奴の顔を思い浮かべながら、言葉にならない思いに開きかけた口を噤んだ。
損得勘定の塊で、どこかずれた感性で生きているクワニャウマだが、ファラサールの惨死は相当こたえたらしい。
『ファラサールみたいな、ただで他人の命を助けてくれる偉大な男が、このまま忘れ去られてしまうのは、世の中にとって大損失! 大枚積んで、ファラサールの勇敢な人生を吟遊詩人を雇って詩を作ってもらって千年先まで歌い継がれるほど大流行させたいから、荒稼ぎしたいの。いい仕事があったら、紹介してくれる?』
……奴に人間らしい心があって驚く瞬間でもあり、そういや訳ありのイェシカを曲がりなりにもかわいがって育てている時点で人間味はあったかと、納得する瞬間でもあった。
そこで、ゲルダが危険だが高額報酬の出る依頼を紹介したので、成功報酬の金貨8枚と金貨55枚相当の価値を持つ大きな宝石を受け取るや否や、こちらの依頼達成の感謝の宴会を蹴って、素早くごちそうだけ箱詰めにして弁当にすると、イェシカを連れてさっさと旅立ってしまったのだ。
つくづく、変わり者の強欲ちゃんだ。
そうして肩をすくめると、俺は一人暮らしの粗末な小屋へと歩き出した。
「帰りが遅いぞ」
我が家に入った途端の珍客に、俺は目を疑った。
「なんでお前がいるんだよ、ギルサリオン!?」
「あれから半年。癪に障るあの強欲女の消息が、どうにもつかめなくてな。まだ私が弟の死を気にかけて落ち込んでいると思われているのは、屈辱だ。奴に、私が元の生活を取り戻し、立派に光の役目を果たしているところを見せつけたい。そういうわけで、次にクワニャウマがここへ訪れたら、私の許へ知らせをよこすように」
「……ギルサリオン。ひょっとしてだが、クワニャウマに惚れ———」
「———おぞましいことを抜かすな。私はただ、いつまでも取るに足りない外の者に、王家の血筋に連なる者として、憐れみ続けられることを潔しとしていないだけだ。話は、これで終わりだ。邪魔したな。いいか。絶対に知らせをよこすんだぞ?」
ギルサリオンは、言いたい放題しゃべってから、威厳たっぷりに俺の小屋から出て行った。
……俺、何を見せつけられたんだろう。
いや、わかっちゃいるけどさ。
忌まわしき似我蜂のお話の本当の結末が、こんな安っぽい恋愛小説じみた結末なんて、誰が喜ぶんだよ?
少なくとも、集落の子供たちは喜ばないぞ。
「頼むから、今度は俺が語り継ぐにふさわしいかっこいい冒険をしてくれよな、クワニャウマ」
俺は、一人きりになった小屋の中で、この大地のどこかで冒険をしているであろう、クワニャウマへ語りかけた。
(完)
∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴
齊藤飛鳥:
児童文学作家。推理作家。TRPG初心者。ゲームブックは児童向けの読書経験しかなかったところへ、『ブラマタリの供物』『傭兵剣士』などの大人向けのゲームブックと出会い、啓蒙され、その奥深さに絶賛ハマり中。
現在『シニカル探偵安土真』シリーズ(国土社)を刊行中。2024年末に5巻が刊行。
大人向けの作品の際には、ペンネームの羽生(はにゅう)飛鳥名義で発表し、2024年6月に『歌人探偵定家』(東京創元社)を、同年11月29日に『賊徒、暁に千里を奔る』(KADOKAWA)を刊行。2025年5月16日刊行の「小説すばる」6月号(集英社)に、読切『白拍子微妙 鎌倉にて曲水の宴に立ち会うこと』が掲載。同年7月30日に『シニカル探偵安土真』6巻が、8月1日に『女人太平記』(PHP研究所)が、それぞれ刊行予定。
初出:
本リプレイはFT新聞が初出の書き下ろしです。
■書誌情報
ローグライクハーフd33シナリオ
『名付けられるべきではないもの』
著 水波流
2024年12月1日FT新聞配信
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