税金で買った備蓄米、2000円で売るのはおかしい? 「無料ではないか」の一部主張も...農水省に反論を聞いた
コメの価格高騰を受け、小泉進次郎農水相が備蓄米の放出を進めているが、スーパーなどで2000円などとして販売されていることに対し、違和感があるとの声が一部で出て、議論になっている。 【画像】そもそも備蓄米は何のため? そもそも国民の税金で購入しており、災害などのときに無料で配るものではないか、との疑問も投げかけられた。こうした点についてどう考えるのか、農林水産省の備蓄米担当課に見解を求めた。 ■「元々無償はありませんので、それでお渡しするのは無理」 「災害時無料で配る備蓄米を2000円で買わされて」「税金で買った古古古米を、 さらに金出して買えって話」... 備蓄米について、Xで検索すると、こんな投稿が話題の上位に上がっている。備蓄米に注目が集まった2025年6月上旬からのことだ。中には、政府にだまされているとして、外圧に結び付けた陰謀論めいた主張も出ていた。 こうしたネット議論を受けてか、著名人らの間でも、備蓄米販売を疑問視する声が漏れている。 日本テレビ系情報番組「DayDay.」では、6日の放送でコメ高騰に伴う「令和の米騒動」を特集し、お笑いタレントの小木博明さん(53)が「税金で買ったコメをまた僕らが買うって、なんか、二重で買ってるような気がして...」と話し、備蓄米とは災害時などに配るものではないのかと疑問をぶつけた。出演した農水省出身の鈴木宣弘東大大学院特任教授も、小木さんが口にした違和感について、「私も同意見」などとして今後の議論が必要だと指摘していた。 農水省のサイトによると、1993年の大凶作で消費者がスーパーに殺到した「平成の米騒動」の経験を踏まえ、いつでも米を供給できるように95年に備蓄米が制度化された。10年に一度の不作にも対応できる100万トンを備蓄している。 それでは、不作などのときは、備蓄米を国民に無償で配ることも想定されているのだろうか。 この点について農水省にJ-CASTニュースが取材すると、備蓄米を担当する貿易業務課では、「元々無償はありませんので、それでお渡しするのは無理です」と明確に答えた。
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