茨城県内の住宅で飼育のネコ マダニ媒介ウイルス感染症確認
先月、茨城県内の住宅で飼われていたネコにマダニが媒介するウイルスの感染症が確認されていたことが分かりました。
ペットの感染確認は関東地方で初めてとみられ、県はネコやイヌからヒトに感染する可能性もあるとして注意を呼びかけています。
茨城県によりますと、県内の住宅で室内飼いをしていた1歳の雌のネコが4月下旬、一時的に外へ逃げ出し、耳のあたりに多くのダニがついていたため、動物病院で取り除いたということです。
その後、先月になってネコには高熱やおう吐、おうだんなどの症状が出て、治療を受けていましたが、死んだということです。
動物病院から連絡を受けた県がネコの血液などを調べた結果、マダニが媒介する感染症のSFTS=「重症熱性血小板減少症候群」に感染していたことが確認されたということです。
県によりますと、ペットの感染確認は関東地方で初めてとみられるということです。
SFTSをめぐっては、三重県内の獣医師が感染したネコの治療にあたったあと、先月、呼吸困難などの症状で搬送されて死亡し、この獣医師も感染した可能性があるとされています。
茨城県はネコやイヌからヒトに感染する可能性もあるとして、先月下旬、県獣医師会を通じて獣医師らに感染対策を徹底するよう求める通知を出すなど、注意を呼びかけています。