LPガスのボンベ耐圧検査不正 県内でも約1万5000本使用

福岡県に本社があるLPガスのボンベの耐圧検査を行う業者が、法律で定められたガス容器の耐圧検査を行わないまま納品する不正を行っていたことが分かりました。
佐賀県内でも検査を受けずに出荷された容器がおよそ1万5000本使用されていて、県は販売店やLPガス協会などと連携して緊急点検を実施するとしています。

佐賀県によりますと、不正があったのは福岡県飯塚市に本社がある「大内田産業」の容器検査所で、法律で定められた耐圧検査を行わずにLPガスのボンベを合格品として納品していたということです。

検査を受けずに出荷されたLPガスのボンベは佐賀や福岡、長崎など九州の5つの県であわせておよそ8万5000本にのぼり、このうちおよそ1万5000本が佐賀県内で使用されているということです。

これを受けて佐賀県は、県内や福岡県のLPガス協会などと連携し、この業者と取り引きのあった県内の販売店が容器の目視での検査やガス検知器を用いた漏えい検査など緊急点検を実施するとともに、ことし11月末までに検査が行われていない容器をすべて回収するということです。

また県は、今回の業者とは別の県内に6か所ある容器検査所についても立ち入り検査を始めたということです。

一方、LPガス協会によりますと、耐圧検査を受けていない容器について、直ちに危険な状態になることはないということです。

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