「PR・広報の仕事は、自分に光を当てることではない」斎藤元彦知事を支えたキラキラPR女性社長の振る舞いが「プロの仕事ではない」と言える理由
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あふれ出る承認欲求、止まらない自己顕示欲
同時にInstagramなどで、エルメスのバーキン、ホテルのアフタヌーンティー、ハワイ旅行など、キラキラしたセレブ感あふれる投稿を多数していました。SNSからあふれ出る承認欲求、自己顕示欲が暴走し、公開してはいけないことまで公開してしまったと見られているのです。 その結果、斎藤知事は公職選挙法違反で刑事告発されることになりました。斎藤知事は、法律違反の認識はなく、ポスター制作費などでPR会社に71万5000円は支払ったものの、広報の監修依頼は否定しています。 斎藤知事が公職選挙法違反をしたかどうかは現時点で決着がついておらず、これから明らかになるでしょう。しかしいずれにしろ、キラキラ広報女子が、自分の承認欲求、自己顕示欲を暴走させ、斎藤知事を巻き込んだように見えます。 彼女があの時点で公開したのは、斎藤知事が脚光を浴びていた時だったため、その情報が一番注目されると考えたからでしょう。確かに公開は注目を集めましたが、それによってクライアントの知事に大きな迷惑がかかってしまいました。公開時に、知事がそのような情報を公開してほしいか、知事に公開するメリットがあるかは考えられていませんでした。少なくとも、公開する際に、最低限断りは入れるべきだったのです。 SNSには、承認欲求と自己顕示欲はつきものです。これらが悪いわけではありません。ビジネスでSNSを活用するためには、自社やサービス・商品の存在を知ってもらうこと、実績や能力をアピールして自分を知ってもらうことは大切なことです。 しかし、承認欲求や自己顕示欲に振り回されると、むしろ自己中心的に見え、フォロワーの反感を買うなど、企業イメージにとってマイナスになる可能性があります。 本質は、あくまでクライアントや見込み客、消費者などに知ってもらい、好感を抱かせ、販売や発注などにつなげることです。しかしこれでは、本来の目的から逸脱してしまう可能性があるのです。 彼女はこのnote記事で確かに目立ち、存在を広く知らしめることができました。しかし肝心のクライアントに迷惑をかけ、本来の目的を逸脱し、自己中心的に行動したように見えます。これでは、新たな発注などにはつながりようがないでしょう。
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