異世界オルガ   作:T oga

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デスマーチから始まる異世界オルガ5

頭上を見上げると、まばゆいばかりの輝きに包まれて、一人の老人が降りてきた。

 

「神の爺さんじゃねぇか……」

「やあ、神様じゃよ」

 

軽いな。もうちょっと(おごそ)かな台詞(セリフ)はねぇのかと、心のなかでツッコミを入れていると、ミカが俺の服の袖を引っ張る。

 

「ねぇ、オルガ」

「どうした。ん?」

 

気がつくと、近くに立つゼナやジン・ベルトン、他の兵士たちの動きが止まっていた。変装を解くためにこっそりこの場を立ち去ろうとしていたサトゥーも全く微動だにしていない。止まるんじゃねぇぞ……。

 

止まっていないのは、俺とミカ、そして冬夜たちだけだ。

 

「お祖父(じい)様!お久し振りです」

 

神の爺さんを見て、ユミナがそう挨拶する。お祖父(じい)様って何だよ……。そのツッコミに神の爺さんがこう答える。

 

「ワシは冬夜くんの祖父の望月神之介ってことになっておるんじゃよ」

「ユミナたちには神様だって説明したけどね。それよりまた時間を止めたんですか?神様」

「ああ、ちょっとこの世界の時間を止めたぞ。他の者に見られると面倒じゃしな」

「何しに来たんだよ?爺さん」

「君の質問に答えるためじゃよ。なんで冬夜君たちがこの異世界に来れたのか。という質問にの」

 

そういや、そうだったな……。

 

「で、どういうことなんだよ」

「あー……。君や冬夜君、それにマクギリス君も元の世界で一度死んだ。それをワシが生き返らせたわけだが……」

「ああ」

 

今さら、何言ってやがる。

 

「本来、死んだ肉体を修復させるとき、体の損傷部分や霊体の欠損部分をその世界の構成物質を使って女神に作り直させておるんじゃが、君たちが死んだ日は生憎、女神が皆、休暇を取っておってな……。代わりにワシが君達の体を修復したんじゃが……」

 

ここまででもう何言ってんのか、さっぱりなんだが……。

 

「正直ピンと来ませんね。魂が生まれ変わって云々(うんぬん)とか」

「人間の体の修復が久しぶり過ぎてのう。肉体を神界に呼び寄せてから修復してしまったんじゃ……」

「それが何か不味いのか?」

「つまり、君の身体を形作っている物質は神界の物質なんじゃよ」

「……なんの話をしてるんだ?」

「わかりやすく言うと君の体は神の体に近いということじゃ」

「……俺にはさっぱり……」

「だから!僕とオルガ、それにリオンさんは半神ってこと!」

 

半神……。俺の体の半分は神ってことか?

 

「実際には七分の三くらいじゃがな」

「神に近しい体になると、神力を使えるようになり、その神力を使って【ゲート】を開くことで【異空間転移】が可能になるのだそうだ。私も冬夜君から【ゲート】を教えてもらって【異空間転移】を使えるようになった」

「僕のダインスレイヴも【シャイニングジャベリン】に無意識で神力を流してるから出せるみたい」

 

そうマクギリスと冬夜が説明する。

つまり冬夜とマクギリスはその【異空間転移】を使って、この異世界に来た。ということらしい。

 

 

「じゃあ俺もその神力っつーのと【異空間転移】も使えるのか」

「君は無理じゃよ」

「は?何でだよ?」

「この異世界に来てすぐに、竜神を殺したじゃろ。その時の神殺しの罪で君の神力は使えなくなっておる」

「勘弁してくれよ……」

 

三つ目の神殺しの罪は神力の封印だった。

 

 

「それで、もう一つの質問じゃが……」

「私たちが何でオルガのことを覚えていたか。よね」

「ああ」

 

神の爺さんの言葉を(さえぎ)ってエルゼが確認する。俺が相槌を打つと、リンゼが話し始めた。

 

「オルガさんが私達の世界から旅立った後、私とお姉ちゃんと八重さんもユミナと一緒にお嫁さんにしてもらったんです」

「そっか、よかったね。みんな」

「ありがとうでござる。三日月殿!」

「そのついでに私も婚約者にしてもらったわ。四人も五人も同じでしょ、って言ってね」

 

何やってんだ、リーン……。

 

「お前らのノロケ話を聞きに来た訳じゃねぇんだよ」

「わかってるよ、ここからが本題。……でもやっぱ僕からは言いづらいな……」

 

なんだよ、言いづらい話なのか?

 

「じゃあ、私が説明します!」

 

冬夜の代わりにユミナが説明を始める。いや、お前らが説明しちまったら、わざわざ降りてきた神の爺さんの立場がねぇんだが……。

 

「私たちは半神である冬夜さんのお嫁さんなので、神の愛を受ける事が出来るんです!」

「は?」

 

神の愛?なんだそりゃ。

 

「ようは神の加護を受けておるんじゃな。『眷属化』と言ってもよいじゃろう」

「僕は無意識なんだけどね」

 

ようはリーンたちは半神である冬夜の加護を受けて、神の眷属になったから、神や転生者しか記憶に(とど)めることの出来ない俺たちのことも思い出すことが出来た。ということらしい。

 

とりあえず、聞きたいことはこれで全部聞けたか。

 

 

神の爺さんが帰った後(ゼナやサトゥーたちも元に戻った)デーモン・ロードの持っていたアーティファクト『不死の宝玉』をどうするか。という話になった。

 

「アーティファクトはとても貴重な物だけど、これは破壊した方が良いわね」

 

そのリーンの台詞(セリフ)に俺は既視感(デジャヴ)を覚える。

 

「待っ、待ってくれ……」

 

俺の制止を待たずにリーンは『不死の宝玉』を空へと投げ捨てる。

 

「サトゥーさん!」

 

冬夜はブリュンヒルドを構えながら、サトゥーにも魔法銃を撃つように促す。

 

「待てって言ってんだろ……!」

 

やはり、俺の制止を待たずに冬夜とサトゥーが引き金を弾く。

そして、その銃弾は想像通りの軌道(ロフテッド軌道)を描き、俺に着弾した。

 

「う"う"っ!」

 

ヴァアアアアアア!!パン!パン!パン!

 

「なんだよ……結構当たんじゃねぇか……」

 

俺が『不死の宝玉』を撃ち抜いたその時、希望の花が咲いた。

 

「【俺は止まらねぇからよ……。お前らが止まらねぇかぎり、その先に俺はいるぞ!……だからよ、止まるんじゃねぇぞ……】」

 

 

「じゃあ、しばしのお別れだな。冬夜」

「冬夜君、今回は助けてくれてありがとう」

「いえいえ、会えてよかったです」

「これからもちょくちょく遊びに来るからよろしくね」

「勘弁してくれよ……」

「冗談よ」

「それじゃ!」

「じゃあな!」

「【ゲート】!」

 

そして、冬夜たちは帰っていった。

 

「……さてと、帰るか」

 

 

────────────────────────────────────────────

 

 

冬夜君達と別れた後、オレはポチとタマの二人と手を繋ぎながら、出口へと繋がる螺旋階段を上っていた。民間人の中では一番最後だ。

 

地上に出ると、奴隷商人のニドーレンが迷宮内で助けたお礼代わりにポチ、タマ、リザの契約手続きを無料でしてくれると言うので、彼の奴隷市場へと向かうことになった。

 

ニドーレンと一緒に行きたかったのだが、辻馬車の御者が獣人の乗車を拒否したので、オレ達は歩きで向かうことにした。オルガが怒っていたが、トラブルは避けたいので致し方ない。

 

 

「おい、そこの犬耳族」

 

その途中、ベルトン子爵やニドーレンと一緒に助けた金髪の若者がポチに声をかけた。

 

「ポチに何か用か?」

「アンタじゃない。そっちのガキに用があるんだ」

「……また罵声でも浴びせるつもりか!?」

「あの様子は……多分、違ぇな」

「えっ?」

「その……助けてくれてありがとう。蹴って悪かった……」

 

金髪の若者はそう言い、去って行った。

 

「良かったな、ポチ」

「はい、なのです」

 

 

そして、ニドーレンのところでポチ、タマ、リザの主人として正式な契約を結んだ。

 

すぐにお(いとま)するつもりだったのだが、奴隷オークションで売れ残った者達を見て欲しいと懇願されたので仕方なく付き合うことにした。

 

 

「はじめまして、()()様。わたしはアリサと申します」

「……ルル、です」

「俺は……鉄華団団長、オルガ・イツカだぞ……」

「いや、オルガには聞いてない」

「なんだよ……」

 

奴隷オークションで売れ残った二人の少女の内、一人がオレを()()と呼んだ。

 

もしかしたら、と思ったオレは二人の耳元でとある言葉を(ささや)く。

 

ルルと名乗った黒髪の少女は知らない言葉を聞いたように困惑していたが、アリサと名乗った紫髪の少女は……。

 

「ぎゃー!取って~!蜘蛛はダメなの!!もう最悪~!!」

 

と慌て叫んだ。

 

そう、オレは彼女達の耳元で「蜘蛛が髪についてるよ」と()()()(ささや)いたのだ。

 

ルルは違ったが、アリサはオレやオルガと同類と見ていいだろう。

 

 

 

────────────────────────────────────────────

 

 

 

ポチ、タマ、リザ、そしてアリサとルルも連れて門前宿に帰る途中、ミカが俺の胸ぐらを掴み、こう言った。

 

ピギュ

 

「腹減った。ねぇ、オルガ。仕事の後は腹減るんだよ」

「放しやがれ!」

 

俺はミカを払いのけてこう言った。

 

「ああ、わかったよ!連れてってやるよ!(めし)、連れてきゃいいんだろ!」

 

その時、ルルの腹の音が鳴った。

ルルは恥ずかしそうに赤面している。

 

それを見たサトゥーが「何か食べさせてあげようよ」と小声で(ささや)き、目で訴えてくる。

 

「連れてきゃいいんだろ!」

 

その俺の台詞(セリフ)を待っていたかのようにポチとタマが手を上げた。

 

「にく~!」

「肉がいいのです!」

「ああ、わかったよ」

 

そのポチとタマを抱えていたリザは……。

 

「何でも構いませんが」

「なんだよ……」

()えて選べと(おっしゃ)るなら鳥肉が至高だと思います」

「まぁ、予想通りだ」

「ああ、わかってる」

 

ポチ、タマ、リザはやはり、肉……か。

 

何故かラスタル・エリオンの顔が思い浮かんだ。

 

 

そんな俺たちのやりとりを不思議そうに見つめながら、アリサがこう尋ねる。

 

「奴隷の食事など、与えてもらえるだけで上等だと思うのですが……?」

 

その時、再びルルの腹の音が鳴った。

ルルはやはり恥ずかしそうに赤面する。

 

「いいから行くぞ!」

 

 

サトゥーのマップで確認すると近くにモツ料理の店があるようなので、そこで夕食を取ることにした。

 

その道すがら、サトゥーがアリサたちにこう質問する。

 

「今までだと、どんなものを食べてたんだい?」

「奴隷の間で覚えているのは主に黒パンでしょうか」

「温かいスープが一番のご馳走(ちそう)でした」

「日に一度食べられればいい方で、空腹を紛らわす為に公園の木の実や草花、それこそ食べられるものならなんでも口にしました」

「どんぐり~!」

「ざっそ~!」

「そ、そうなんだ……」

 

なんだよ……、ヒューマンデブリじゃねぇか……。

 

「お前らを、俺が連れてってやるよ!」

「ああ、そうだよ。連れてってくれ」

 

 

そして、モツ料理の店にやって来た。

 

羊のモツ煮を全員分とカルトッフェルを大皿で注文すると、数分も待たない内に料理が運ばれてきた。

 

その料理を見たアリサたちは目が輝いている。

 

リザに至っては尻尾をピタピタと地面に叩きつけていた。尻尾は正直なようだ。

 

「アチチ、なのです」

「フゥー、フゥー、フゥー。ぐにゅぐにゅ~!」

「実に美味(びみ)です!」

「こっちはコリコリしているのです!」

「うん!少し塩味がキツめだが、なかなかうまい!」

 

皆、楽しそうに食事をしている。その食事中、ミカがずっと俺を見ているのに気が付いた。

 

「ん?なんだよ、そんなに見られてたら食えねぇだろ」

「……痩せた?」

「そうか?」

 

俺を見て、痩せたかと聞いてきたミカは次に自分のポケットから火星ヤシの実を取り出して、俺のモツ煮の中に入れる。

 

「おい、ミカ。お前……」

「どんぐり~!」

「ざっそ~!」

 

そこにタマとポチもどんぐりと雑草を入れてきて、俺のモツ煮はもはやモツ煮ではなくなった……。

 

「勘弁してくれよ……」

 

だが、店の料理を残すのももったいねぇ。

 

俺はその火星ヤシの実とどんぐり、雑草が入った羊のモツ煮を一口食べる。

 

その時、希望の花が咲いた。

 

「【俺は止まらねぇからよ……。お前らが止まらねぇかぎり、その先に俺はいるぞ!……だからよ、止まるんじゃねぇぞ……】」

 

「あれ?ハズレ?」

 

食あたりだよ……。

 

夕食を食べ終えた俺たちは、門前宿へと帰った。

 

 

 

────────────────────────────────────────────

 

 

 

寝苦しさに目を覚ますと、裸の幼女が腰の上に(また)がっていた。

 

「あら?起こしちゃった?」

 

オレが起きた事に気が付いた紫髪の幼女────アリサが(ついば)むようにキスをする。

 

「うふふ、キスしちゃった」

 

悪戯(いたずら)っぽく(ささや)き、オレの胸に手をついて体を起こし、少し恥ずかしそうに微笑(ほほえ)む。

 

……おかしい。アリサと一緒に寝た記憶がない。

 

アリサの幸せそうな顔が(いと)おしくなって、優しくアリサを撫でる。

 

……(いと)おしくなって?

 

確かに愛らしい顔立ちだが、こんな幼い子に抱く感情ではない気がする。

 

しかし、アリサが(いと)おしい。(いと)おしくて堪らない。……欲しい。アリサが欲しい……。

 

…………って、待て!オレはいつから幼女趣味(ロリコン)になった!?

 

 

幼女相手にこの思考はおかしい。幾らなんでも違う。

 

ぼやけていた思考が少しクリアになる。オレは思考操作でメニューを開き、ログの表示をオンにする。

 

……あった。ログの中に

 

>精神魔法【魅了(チャーム・パーソン)】を掛けられました。

>精神魔法【誘惑空間(テンプテーション・フィールド)】を掛けられました。

>精神魔法【発情空間(ヒート・アート・フィールド)】を掛けられました。

 

という三つの項目を見つけた。

 

オレはゆっくりと体を起こし、こちらを見上げてきたアリサの両脇に手を差し入れて持ち上げ、首筋に顔が来るように抱きしめる。

 

少し慌てつつも、(いと)おしそうにオレの頭を抱きしめるアリサ。

 

オレはその耳元でアリサに()()する!

 

「アリサ!魔法とスキルの使用を禁止する!これは命令だ!」

 

そのオレの声は隣の部屋まで届いていたようで、オルガと三日月が部屋に飛び込んできた。

 

「何があった!」

 

そして、上半身裸のオレの腰の上に(また)がる全裸のアリサを見て、オルガはこう叫んだ。

 

「何やってんだぁぁっ!」

 

 

「じゃあ、お前は劣情に負けて、オレを襲っただけなのか?」

「そうよ」

「オレを操って惚れさせた後に洗脳しようとしたとかじゃないんだな?」

「だから、違うってさっきから言ってるじゃない!」

 

オルガと三日月が部屋に飛び込んできた後、アリサに精神魔法を解いてもらって、今に至る。

 

アリサはオレに一目惚れして、誘惑しようとしただけらしい。

 

「全く……なんなんだ、お前は……」

 

オレがそう呟くと、アリサは悪戯(いたずら)っぽくこう答えた。

 

「わたしは(たちばな)亜里沙(ありさ)。あなたと同じ日本人よ」

 

やっぱり……。

 

 

「俺は……鉄華団団長、オルガ・イツカだぞ……」

「あなたたちも転生?いいえ、ご主人様のその黒髪からしたら勇者として召喚されたのかしら?」

「ああ、そうだよ」

「は?」

 

アリサ曰く、この異世界に来た日本人は『転生者』か『転移者』しかいないらしい。

 

アリサは『転生者』らしいのだが……。

 

「それはどう区別するんだ?」

「待ってくれ」

「転生者は元の世界で事故とか寿命で死んで、この世界に生まれ変わった人」

「なんの話をしてるんだ?」

「この世界の転生者は赤ん坊からしかないらしいわ。神様が言ってたもの」

「正直ピンと来ませんね。魂が生まれ変わって云々とか」

「転移者は召喚魔法で無理矢理この世界に連れて来られた人。勇者とかは転移者ね」

「先に逝った仲間はどうせ死んだら会えるんだ」

 

オルガが話についていけていないようだが、説明はとりあえず後だ。

 

「オレは……どちらでもない、と思う」

「えっ?」

「ああ、そうだ」

 

オレの場合は仕事場で仮眠を取って、気が付いたら荒野に立っていた。(過労で死んだのかも知れないが……)赤ん坊からやり直した訳じゃないので、『転生者』ではない。荒野に召喚陣らしきものもなかったので、召喚された『転移者』でもない。

 

「神様には会わなかった?」

「神様?会ってないな」

「神様か……。俺たちがひでぇやり方で一人残らずぶっ殺した。と思ったんだけどな……」

 

アリサは腕を組んで(うな)っている。そろそろ服着せないとな。

 

「じゃあ、この世界に来た時に、召喚陣の中にいた?」

「いや、荒野に一人だけだ」

「待ってくれ!俺もいたぞ!」

 

オルガは途中から、荒野に来たのかと思っていたのだが、違ったらしい。俺と一緒に荒野で目覚めたようだ。

 

「なら、最初から高レベルとか?魔力が無限にあるとか?スキルがたくさんあるとか?」

「最初はレベル1だったし、魔力も10だった。スキルも無かったな……」

「鉄華団団長、だぞ……」

「何ソレ?」

 

アリサと出会って何か手掛かりが掴めるかと思ったが、謎が深まっただけであった。

 

 

 




一応、これで冬夜達の説明は出来たとは思いますが、わからない点がありましたら、感想やメッセージで聞いて下さい
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