【悲報】わい氏、異世界の神から啓示を受ける【助けて】   作:筑摩

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間章 マルト進軍 下

教授は気象庁から送られてきた衛星写真を見せてくれた。

太平洋上に浮かぶ二つの白い渦巻。その規模は五十年に一度あるかどうかという大規模な物らしい。

二つの台風は互いに衝突を繰り返し二重螺旋を描くように日本に向かって進行してきているそうだ。

通常複数の台風が発生した場合、衝突する前に互いの乱気流の影響であらぬ方向へと予測不可能な軌道で飛ばされていく。これを藤原の効果というそうだ。

件の台風はその法則を無視しており、まるで意思を持ち目的地を定めた様な振る舞いに教授はピンときたらしい。

 

「これ例のポケモンとやらじゃないか?」と

 

餅は餅屋ということで俺の元へ駆け込むことにしたらしい。

 

「で、どうかな?! やっぱりポケモンなのかな?!」

 

鼻息荒く詰め寄り、妙に興奮した様子で尋ねる教授。

好奇心を隠せない少年のようなおじさん(孫有り)に困惑していると、若干引き気味の様子を察したのか理由を説明しだした。

 

「いや天候を操る生物なんて生物学者として好奇心を刺激されて当たり前だろう?既存の生物ではあり得ない能力あり得ない生態だ。ポケモンwikiは拝見させてもらったがこれ程大規模な現象を起こすのはポケモンとしても常軌を逸している。いやポケモン自体常軌を逸しているんだけどね?それはともかく、向こうでも強い種属程個体数が少ない傾向に有るらしいね?なら今回の件を引き起こしたポケモンは向こうでも相当なレア物なんじゃないかい?それこそ向こうの神話や伝説に語られても可笑しくないくらいの!いやぁ伝説級の生物を拝めるかもしれない機会があるなんて思わなかったよ!どんな姿をしてどういう原理で気象を操るのか気になるねぇ!で、どうなんだい?!葦原君!思い当たる事あるんじゃないかな?!」

 

「お、おう」

 

めっちゃ早口で喋るやん。

勢いと圧に気圧されてしまう。(台風ギャグ)

妙に確信的に話していたが内容は的を射ている。というか大体合っている。

僅かな情報から理論立てて確信に至ったのだろう。流石はエリート、侮れない。

確かに思い当たる節があった。

件の話を聞かされた時から理屈をすっ飛ばして直感があった。奴らだと。

チラリとラブネキを見やると首肯が返ってくる。ラブネキも同じ結論に至ったらしい。あるいは同族故に感じ取る何かがあったのかもしれない

気象を操り、天地を縦横無尽に駆け、常軌を逸した力を持つポケモン。

 

その名は

 

「トルネロスとボルトロス」

 

旋風ポケモン トルネロス

雷撃ポケモン ボルトロス

風神雷神と称される強大なポケモンである。

世界各地を巡り季節の運行を担う四体のポケモン、その二柱。

特にこの二体は仲が悪く、出会う度に争いその地に被害を齎すという。

そんな経緯から世界規模で厄介扱いされていた暴れん坊だ。

 

「‥‥‥ふむ、ラブトロス君とよく似た名の響きをしているね? 何か関係が?」

 

「季節を司る四対の聖獣、まぁ同類ですかね」

 

春を司るラブトロス

夏を司るボルトロス

秋を司るランドロス

冬を司るトルネロス

伝説と呼ばれるポケモンは何故か地球の神話や伝説を連想させるものが多い。

真の姿たる霊獣フォルムから恐らくこちらで言う四聖獣伝説に相当する存在だろう。

 

余談だが、どういうわけか向こうの世界とこちらの世界は酷似している部分が多い。

例えば向こうのアメリカに相当する土地にはイッシュと呼ばれる国家があり、その文化や気風はアメリカを思わせる所が有る。もちろん完全に同一というわけではない。

地球人としての意見だが、どうもこちらの複数の国や歴史をごちゃ混ぜにした様な印象がある。彼の地に伝わる伝説はローマの建国神話を思わせるし。イッシュは数千年の歴史がある脈々と続く悠久の大国であり、比較的歴史の浅い移民国家であるアメリカとは異なっている。

しかしイッシュ=古代ローマ+現代アメリカと考えると腑に落ちるのだ。

アメリカを現代のローマと揶揄する事もあり、繋がってないけど繋がっている奇妙な感覚を覚える。

向こうが似ているのか、こちらが似ているのか。

如何なる理由で似通ったのかはアルセウス神のみぞ知るところだろう。

 

「え、同類?! つまりラブトロス君も同じ事出来るのかい?!」

 

(がんばれば)

 

「そんな事が出来るなら前の検査の時に言ってくれよー、今から実験しちゃう?」

 

「教授、今はそんなことしてる場合じゃないでしょ」

 

おどけてみせる教授には申し訳ないが早々に話を戻させてもらう。

件の二体は知識以上の力を放ち、こちらに一直線に向かって来ている。

つい数刻前にラブネキから受けた忠告を忘れるはずもない。

あまりにも早すぎる襲来だが、恐らく彼らはプレートを所持している。

知識にある彼らの力と比較してみてもあまりに強すぎる。まず間違いないだろう。

気まぐれでちょっかいを掛けに来たのか、明確な目的があるのかは判然としないがこちらに感づいている以上速やかに打って出なければならない。

異変から未だ半日程度、混乱が収まる気配は当然無い。いや、これからがピークだ。

そんな状態でいわば自由意志を持つ気象兵器の上陸を許せば一体どれ程の被害が出るのか分かったものじゃない。

 

「ラブネキ、力を貸してほしい」

 

(無論、私にも無関係な話ではないからな)

 

「ありがとう」

 

唯一対抗しうる相棒に頭を下げる。

ラブネキはアルセウス神から下賜された俺のパートナーポケモンだが、その関係は対等なものだと思っている。

ポケモンは人の所有物じゃない。心を持つ一つの命だ。

アルセウス神は仰った、人とポケモンの絆を育み共存せよ、と。

ポケモンを自らの力と増長する者に絆を育む事が出来るだろうか? 不可能だろう。

ならば人と人がそうであるように、相手を認め礼儀を以て接するべきだ。

ポケモンと心を通わせ絆を育む。そうすればきっとポケモンも応えてくれる。

ポケモンと、ラブネキとの付き合いはほんの二週間程度だが、それでもそう強く信じている。

 

「もしかして、向かう気かい?」

 

「はい、なんとしても止めなければなりません」

 

「無茶だ! 相手は太平洋上の積乱雲の中なんだぞ! ラブトロス君に乗っていくにしても無理がある!」

 

「俺に考えが有ります」

 

ラブネキを見つめ念話を行う。

こいつマジかよ? みたいな顔をされたが最終的に同意してくれた。

連中の進行速度は尋常ではない。速やかに準備を整え向かわなければ。

ラブネキとの話し合いが終わったのを察したのだろう、教授が心配気に話しかけてきた。

 

「大丈夫、なんだね?」

 

首肯すると、居住まいを正して俺を強く見つめ頭を深々と下げた。

普段の飄々とした教授らしからぬ雰囲気に困惑する。

 

「どうしたんですか? 教授、そんないきなり」

 

「‥‥‥今、日本は大変な混乱にある。国の上も下も大騒ぎだ。もし、あの天災が首都圏に上陸してしまえば途轍もない被害が出るだろう。国が傾く程のね」

 

「君は何の義務も無い一般人だ。巷では預言者と呼ばれているし、実際一連の件に深く関わっているんだろうが、それでも一般人だ。筋違いだと分かっている。でも、頼りに出来るのは君しか居ないんだ」

 

「僕に出来る事があるなら何でも協力する。だからどうかみんなを守ってほしい。あのポケモン達を止めてくれ!」

 

「‥‥‥教授」

 

もう一度深々と頭を下げる教授。

 

俺にみんなを守る義務が無いというのなら、彼が下手に出る義理も義務も無い。

元よりただの胡散臭い外部協力者と一研究所の長。比べるまでもない社会的地位の差がある。

格上が格下に遜るのは生半可な事では出来ない。栄誉が積み重なり形成された誇りと自負が邪魔をするからだ。

それでも彼が低頭し懇願しているのは真に人と国を思いやっているからだ。

自らを省みず誰かの為に行動出来る人間だからだ。

 

純粋な敬意を抱いた。

もっと率直に、目の前の人物の事が好きになってしまったのだ。

ラブネキを見やると満更でもない顔をしていた。彼女も人情家の気があるのだ。

早く返事をしてやれと仕草で促される。

そうだな。礼を尽くして筋を通して信頼まで受けたんだ。

これを無下にしたら男が廃る、神の名が廃る。

だって俺、アルセウス神の神命を受けた預言者なんだぜ!みっともない事なんて出来ねぇよなぁ!

 

「任せてくださいよ!教授!絶対みんなを守りますから!」

「葦原君‥‥‥ありがとう」

 

胸をドンと叩き決意の言葉を吐く。

頭を上げた教授の顔には笑顔と確かな感謝の念が籠っていた。

うんうんと頷き尊いものを見た様な顔をしたラブネキが印象的だった。

 

 

 

 

 

ここは研究施設の中庭。

見上げた空は台風が近づいているせいでどんよりとしており、少し湿った風が吹いていた。

幸いまだ雨は降っていないが、まさに嵐の前の静けさという慣用句そのものな落ち着かない雰囲気を醸し出していた。

決戦に向かうための最終準備を行っていた。

 

目の前には全高二メートル近い大鳥が佇んでいる。

その姿は非常に美しい。光沢を帯びた羽毛が全身隙間なく生え揃い、キラキラと光り輝いて見えた。

特に立派なのが頭頂部から生え伸びる冠羽である。赤と金で彩られた羽は見ていて惚れ惚れする程に美しい。

羽毛越しでも隠せない程発達した胸筋もまた素晴らしい。翼をひとたび羽ばたかせれば凄まじい豪風を巻き起こすだろう。

その巨躯にらしからぬ愛嬌が有り、先程から餌を寄越せと傷つけない程度に突いてきていた。

 

彼はピジョット。日雇い労働ポケモンで便宜上アッシー君と呼んでいる。

太平洋上に出るための足役として、そこら辺を飛んでいた適当なポケモンをラブネキに頼んでスカウトしてもらったのだ。

勿論武力を行使しない穏当な方法であったことを記す。

ちなみに日当は研究所から融通してもらった鳥用の餌一袋。

 

「こ、これがポケモン‥‥‥ふつくしい」

 

そして隣でハァハァ言ってる中年の男性は白戸 幸成(しらと ゆきなり)

言わずと知れた当研究所の所長、通称教授である。

仕事柄生き物の扱いに手慣れているようで、興奮しながらも優しくアッシー君を撫でている。

非常に上手で気持ちが良いのか、アッシー君は小刻みに震えて恍惚の表情を見せていた。

 

アッシー君には足役としての役目を終えた後は教授のポケモン研究に付き合ってもらう手筈になっている。

教授なら決して無体な事はしないだろうから安心して任せられる。

必要経費という事で研究所側で今回の鳥用の餌も提供してくれて非常に助かった。

 

「ところで、本当にこの子に乗って行くのかい?」

 

流石に無茶だろう、と表情に隠せていない。

重々承知だがそれでも断行しなければならない。

今回の表の絶対条件は日本への上陸を阻止、つまり撃退ないし捕獲することだ。

だが神命として授かった、裏の目的たるプレートも回収しなければならない。

 

プレートの存在を上に知られれば厄介な事になるのは目に見えているため、可能な限り人目に付かないように行動せざるを得ない。

国に協力を仰ぎヘリ等の足を用意してもらうのは論外だ。

そもそも仰いだところでいい返事は返ってこないだろう。異変の元凶かもしれないと疑っている相手には。

 

ラブネキに撃退も回収も全て任せるという案もあるが、これは却下だ。

経験豊富なラブネキといえどあの規模の力を振るう二体に抗うことは難しい。

根拠は無い、だが確信に近い予感があるのだ、二人で立ち向かわねば失敗すると。

異変の日を迎えてから妙に感性が鋭い。

言葉にしづらいが五感では体験した事の無い感覚。文字通り、第六番目の感覚器に訴えかける、えもいわれぬ刺激。

既知人類から外れ、新世界の住人になった事の異能による証明だろうか。

 

ラブネキに抱えられながら戦闘を行うのは無理があるため他にポケモンが必要だった。

俺自身が海上へ出て直にプレートの回収と指示を出す必要がある以上、長距離飛行が可能なアッシー君の協力が不可欠だ。

無茶に付き合わせるのは心苦しいが、成し遂げなければならない。

 

「‥‥‥決心は固いようだね。」

 

不安がらせない為に少し虚勢を張り余裕気に頷く。

本当は俺も少し怖いが、同時に相棒と一緒なら必ず勝てると妙な確信を抱いていた。

不思議な全能感に少し浮ついている胸中を見透かしたのか、言い含めるように告げる。

 

「葦原君、君たちの命を最優先に考えなさい。無理だと感じたら逃げなさい。無事なら幾らでも挽回の余地はあるんだ。だから無理をしてはいけないよ」

 

もしダメだったならその時は一緒に考えよう、と笑いながら言ってくれた。

いつも飄々とした人柄に隠されていた、年長者として人の厚みを感じさせる振る舞いだった。

純粋にこちらを心配しているのも事実で、それでも万が一の時は必ず力になってくれるというのが分かって、なんだか無性に心強かった。

 

「ありがとうございます。行ってきます!」

 

頭を下げて、アッシー君の背に飛び乗り、出立の準備をする。

ラブネキも準備万端のようで、いつもの腰に手をやり胸を張る空中浮遊スタイルで待っていた。

指示を出すとアッシー君は両翼を大きく広げて羽ばたき、徐々に浮かび上がる。

豪快な羽ばたきは強風を巻き起こし、周囲の草木を大きく揺さぶり、風塵を舞い上がらせた。

瞬く間に遥か上空へと飛翔し、瞬間強烈な破裂音を発し、音の速度を超えて去っていった。

 

教授は風塵で身なりを乱しながらも、彼方へと向かっていく一行が見えなくなるまで見守っていた。

 

「頼んだぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

太平洋上空。

沈黙していた天候は日本本土から離れるにつれて、明確な意思を発露させていた。

バケツをひっくり返したような雨量、押し寄せる暴風、響く雷鳴。

ラブネキの超能力でバリア球を展開していなければ、飛行もままならなかっただろう。

バリア内は思いのほか快適で、少し風は強いが雨に濡れることは無かった。

雨避けに着ていたレインコートで少し蒸れるのが不快なくらいか。

 

飛行するアッシー君の邪魔にならないように、うつ伏せで首元を抱きしめ、ジッと堪える。

地平線の先に坐するであろう暗雲を見逃さぬように、真正面を見つめていた。

静寂が続く中、少し躊躇するようにラブネキの美声が脳裏に響く。

 

(‥‥‥あの子らを嫌わないでやってほしい)

 

トルネロスとボルトロスに近付くにつれて、感じ取るものがあったのか。

溜息混じりに自分の推測を語ってくれた。

 

彼らはこの世界で生まれて間もない個体であること。

知識は有っても記憶は無く、精神も未熟であること。

半ばパニック状態にあった彼らは、遥か遠方の地に強力な同族の存在を感じ取ったこと。

幼子が母を求める様に、ラブネキの庇護を求めて一心不乱にやってきていたこと。

それはそれとして、気に入らない奴が居たので殴り合い争っていること。

結果、プレートの力に呑まれ、暴走状態にあること。

 

妙に解像度が高い推測にラブネキの苦労が垣間見える。

多分、元の世界でもよく面倒を見ていたんだろう。

根っからの世話焼きに見捨てるという選択肢はないのだから。

 

ラブネキの話によれば、彼らは生まれたばかりの言わば子供だ。

子供の癇癪にしては規模が大きすぎるが、憎み怒るには無邪気に過ぎて、憚られる。

目の前の頼れるラブネキ(おかん)に処遇を一任しよう、それがきっと丸い。

 

「ラブネキ、きっついお説教頼むぞ?」

 

ラブネキは心得たと返事と共にはたく仕草をした。

おやじ顔二柱のおしりペンペンの刑が確定した瞬間であった。

 

その時、話ながらも視界の端で捉えていた二つの暗雲から凄まじい圧力が放たれた。

あちらも接近してくるラブネキの波動をより強く感じ取ったのだろう。

発せられた膨大なエネルギーにより積乱雲が内から破裂して四散する。

暴風を超えた衝撃波は熱と雷を身に纏い、俺達に殺到した。

 

瞬時に前方へと躍り出たラブネキはサイキック・バリアを展開する。

飛行時の雨風除けのそれとは数段は質も規模も違う。

背後の主としもべを周囲一帯ごと包み込み、安全を確立させた。

 

積乱雲が消え去り、天地を撹拌せんとばかりの悪天候が嘘の様に澄み切った。

奇妙なほどの無音が訪れ、意図せず唾を飲みこむ音が聞こえた。

武者震いかそれとも圧に呑まれたのか、体の震えが止まらない。

見上げた先には特大の超常現象が噴火寸前とばかりの圧力を放ち、天空に座していた。

 

天から睥睨する一対のポケモン。

その威容は常とは異なっていた。

 

まず目に飛び込んでくるのは、推定数十メートルにも及ぶ巨体である。

プレートから過剰供給される、膨大なタイプエネルギーが肉体から溢れ出し、その巨躯を形成していた。

エネルギーでありながら半ば物質化を果たした肉体は、身動ぎ一つで天変地異を起こす恐るべき暴威の化身である。

 

そしてなにより目につくのはその姿。

ひこうプレートの寒風荒ぶ大鳳、いかずちプレートの雷雲携えし青龍。

れいじゅうのフォルムと称される、獣を象った神聖なはずの姿は、目も当てられない様相を呈していた。

 

「ダイマックス?! いや、しかしこれは‥‥‥」

 

(なんと無様な)

 

その身は不安定に揺らぎ、躰の端から崩壊と再生を繰り返していた。

エネルギーで構成されているが故に、所々歪に形成され、顔に至っては溶けて歪んでいた。

プレートの絶えず供給される力に理性は消し飛び、呑みこまれ、もはや意識は無く。

本能のまま、思うが儘、力を振りまく狂乱の魔獣がそこにはあった。

 

”ォォォォォォン”

 

苦悶に満ちた声が木霊する。

魔獣の肉体、その中核に囚われた悪童達の助けを求める、悲痛な叫び。

無意識の希求に肉体は暴威として露わにした。

藁をも掴まんと母へ手を、翼を伸ばし、天変地異が炸裂する。

 

”ぼうふう”

 

”ほうでん”

 

ポケモンの技として解釈するなら恐らくこうだろう。

その巨体と無尽蔵のエネルギーから繰り出されたそれは、規格外の規模と威力を誇っていた。

 

その風速は観測史上の最高記録を軽々と突破した。

空間ごと押し出される様に迫る、不可視の奔流。

あるいは空を駆ける津波が如き大烈破。

もしも街中で放たれたのなら、あらゆる地上の建造物を薙ぎ飛ばし、更地に変えていただろう。

 

雷が拡散する。拡散する。拡散する。

幾筋もの雷光が宙を駆ける。一面を埋め尽くした雷の鏃は、周囲一帯を真昼に変えるほどだった。

もしも街中であったなら、致命的な被害を齎していただろう。

純粋な雷の威力もさることながら、副次的に発生した電磁波があらゆる電子機器を蹂躙し、社会を混迷の底へ叩き込んでいたに違いない。

 

ただの一挙手一投足が戦略兵器染みた影響を振りまく。

もし並みのポケモンであればどうとでもなった。

プレートが暴走していない状態なら、二対一でも対処出来た。

あるいは守るべき者が居なければ経験の差で優位に立ち回れたかもしれない。

しかし現実は神とも称される強大なポケモンが、真正の神器を手にした結果がこれだ。

 

(ぬぅぅ!!)

 

鉄壁を誇っていたバリアに次々と罅が入る。

直ぐに修復を試みるが焼け石に水。

連携も何もない唯の連続攻撃で、歴戦の猛者が押されていた。

もっとも相手からすれば攻撃という認識すらなかったかもしれない。

ただ助けを求めていただけなのだから。

 

怒涛の範囲攻撃に行動も儘ならず、活路を見出すための防戦一方へと追い込まれていく。

ジリジリと少しずつ劣勢に傾く、じきに均衡が崩れるのは明らかだ。

怯えるアッシー君を宥めながら、必死に思考を巡らせる。

目の前で繰り広げられる絶望的な戦い。これが本物の神器の力。

ラブネキの力から事態を楽観視していた事は否めない。

我が身で以て体験する、プレートの力は想像を超えていた。

かつて、ひのたまプレートの力を暴走させたヒードランが巨大化し、あわやシンオウの地を焼き尽くす寸前までいった事例が記録されている。

アルセウス神より賜った知識から拾い上げたものだが、恐らくその亜種にあたるのがあの二柱の姿だろう。

 

以前の事例の様な、協力者や神々の助力を期待出来ない。

放置して逃げれば甚大な被害が出るし、そもそも無事に逃げ切る事が出来るかも怪しい。

取れる選択肢は一つしかない。

 

せいれいプレートを使う。

 

それも力を限界まで引き出した上で完全に制御する。

 

付け入る先は、力に振り回されるが故の完成度の低さにある。

本来なら、彼我の力量はラブネキの方が上だ。

百戦錬磨のお局と資格欄真っ新の新卒。たとえ、二対一でも優勢は揺るがない。

力を制御して、あちらと同じ領域に至れば、相対的に元の力関係に戻るはずだ。

 

言わば彼らは暗黒進化体スカルグレイモンだ。正統進化体のメタルグレイモンになれば勝機はある。

 

そんな例えを持ち出したからか、子供の頃に見た、国民的シリーズ初代デジモンアニメのワンシーンを思い出した。

それは対グレイモン戦。心理的に追い詰められていた、主人公・太一が歪んだ勇気の心でパートナーデジモン・アグモンを進化させてしまった場面だ。

骨だけの体となり、闘争本能を剥き出しにして、暴れ狂う姿は子供ながらにショッキングだったのをよく覚えている。

 

その時の太一の姿がどうしてか、自分に重なって見えた。

 

「‥‥‥ああ、そうか、俺は焦りすぎていたんだな」

 

気付の意味で両手で顔を叩く。

深呼吸して調子を整えた。

唐突に役割を与えられ、我武者羅に動くしかなかったこの二週間。

やはり唐突に迫りくる脅威に、戦いに、いつしか心が追い詰められていた。

それはある種当然の話であり。しかしそんな不安定な心のままでは、この窮地において致命となりかねない。

 

『心』

 

かつての世界では精神論だのなんだのと軽視される傾向にあったが、新世界では違う。

新世界においては心は、様々に影響を及ぼす明確な力だ。

最も分かりやすい例がメガシンカだろう。トレーナーと固い『絆』を結んだポケモンは、ある種の媒介を必要とするとは言え、物理的に形態を変化させる。

場合によっては、ポケモンとの心的繋がりだけで形態変化させる『キズナ現象』なるものすら確認されている。

ポケモンバトルにおいては、気合と根性で物理法則を無視する事も珍しくない。

極まった精神力は『偶々』『運よく』急所に当たりやすくなるし、本来耐えられない一撃を受けても『なぜか』倒れない、限界を超えて動く。

確たる意志や信念が運命因果にすら作用するのは、トップトレーナー層には常識だ。

 

『心』、多方面に影響を及ぼすようになったこの力は、間違いなくアルセウス神に由来している。

人とポケモンを愛し、共存を願い、心と心が紡ぎあう無限の軌跡を望んでいるからか。

そんなアルセウス神の力の一端を宿すプレートは心の在り様で自由自在に変化する性質があるようだ。

俺が『念じた』だけで質量保存の法則を無視して、物理的に変化して見せたのがその証拠だ。

そして、不安定な心のまま力を望んでしまった結果が目の前の二柱なのだろう。

新世界に生きる生命を愛するが故に、望まれるがまま加護()を与えるのか。

いずれにせよ、地上にとって危険極まりない傍迷惑な代物だ。

ホントになんでこんな物、地上にバラまいたんですか神様。回収する身の事も考えてくださいよ。

 

大分調子が戻ってきた。

今からが本番だ。きっと数分後には決着が着いている。

そしてこれは俺がポケモントレーナーとしての第一歩を踏み出す試練だ。

正しき心でポケモンと向かい合い絆を紡ぐ。それはポケモントレーナーとしての当然の資質。

その合否はプレートさんが判定してくれる。

 

幼き頃憧れたデジモンテイマー。デジモンとポケモン、テイマーとトレーナー、名の違いはあれど、その理想とする関係に差異はない。

歴代テイマー達が教えてくれた、あるべき姿を胸に抱いて叫ぶ。

 

「ラブネキ!! プレートを使うぞ!」

 

猛攻をなんとか凌いでくれているラブネキ。

ようやく覚悟が決まったかと、不敵に笑って見せた。

早々にプレートを用いなければ、太刀打ちできないと理解していたのだろう。

それでも使用に踏み切らず、耐え忍んでいたのは俺の心が揺らいでいると察していたからに違いない。

 

攻撃の間隙を見極め、一転攻勢とばかりに全力の技をお見舞いした。

 

『はるのあらし』

 

度重なる、トルネロスの風撃とボルトロスの雷撃で気象は、はちゃめちゃに乱れていた。

暴風雷鳴豪雨。最悪な天候だが、だからこそ真価を発揮する技だ。

水技を使うなら水辺が望ましいように、環境を利用すればより低燃費で高威力となる。

暴風を利用し、雷鳴を巻き込み、豪雨を味方とする。

瞬く間に巨大な旋風と化した桃色の嵐は、油断していた二柱をあっという間に飲み込んだ。

飲み込まれたとはいえ、大したダメージにもなっていないだろう。

ほんのわずかな時間稼ぎにしかならないが、それで充分。

 

間髪入れずにラブネキの元へと駆け寄る。

アッシー君は震えながら指示に応じてくれた。

本当にすまないと思っている。後で追加のご褒美あげるからね。

アッシー君をモンスターボールに戻して、ラブネキに身を預けた。

 

「ラブネキ、共にあいつらを助けるぞ!」

 

目を見て、力強く宣言する。

俺の目を見て強く頷いた。

ラブネキは下半身の雲海に手を突っ込み、せいれいプレートを天に掲げ、強く強く念じる。

 

『どうかあの子らを救う力を』

 

人とポケモンの思いを受け取ったプレートは光輝く。

正しき思いと正しき願いを無限の力に変え、光は主従を飲み込み、天地を貫く一本の光の柱となり。

この世界、最初のポケモントレーナーの誕生に、いと高き天の主は微笑んだ。

 

時を同じくして、桃色の檻に囚われていた二柱は、力に物を言わせ嵐を霧散せしめた。

抑えの利かぬ癇癪をぶつけるべく、勢いよく飛び出す。

拘束されたのは三十秒にも満たない僅かな時間だが、彼らが目にした光景は一変していた。

 

太平洋上空に存在するはずの無い桜吹雪が舞う。それは花弁にも似た燐光であった。

暗雲は吹き飛び、朗らかな気候に変わる。二柱と異なる浸食固有生態によって空間は容易く塗り替えられ占有された。

光を閉ざしていた雨風は去り、陽気な空模様が心地いい。春の爽やかな風が優しく撫でる。

生命の芽吹きを予感させる、母のテリトリーが広がっていた。

 

悪童達の心胆寒からしめる、未知の感覚が襲う。呼吸が詰まり、敗亡の予知が頭を過る。 為す術もなく敗れる己の姿、訪れる屈辱の仕置き。決して抗う事の出来ない力関係。恐ろしい事が起こるぞと、既知感が激しく訴えかけてくる。

救いの安堵と迫る末路の恐怖が綯い交ぜとなりながら、呆然と見上げる。

 

桃色の絶望(おかん)がいた。

 

二柱に勝るとも劣らぬ巨体は一切の瑕疵なき完全体。無限の力を迸らせて、天空を優雅に舞い踊る。

その姿は審判を下す神獣大霊亀としての姿。溢れんばかりの神威が、万物をひれ伏せさせる圧を放つ。

正真正銘、創世神の力の一端を宿した神罰の代行者は、理性を宿した眼で立ち竦む二柱を捉える。

 

大勢は決した。

 

心身共に圧倒された二柱に為す術などある筈もなく。

大霊亀の頭部に立つ男が高らかに指示を下す。

程なくして「ああ~い」と勝鬨の声が木霊した。

 

 

 

 

 

【お天気】ハメJお天気放送部【お姉さん】

 

1:ピューッと吹くハメJ ID:+K+s8pvAN

世界最大規模を誇る気象情報会社「ウェザーリポート」のキャスター陣について語るスレです。

誹謗中傷は厳禁です。みんなで仲良く語りましょう!

 

200:ピューッと吹くハメJ ID:6IhdInbfj

で、結局シャナはかわいい寄りか、かわいくない寄りかどっちなんだよ

 

201:ピューッと吹くハメJ ID:X0BsiurPc

どう考えてもかわいいだろ

 

202:ピューッと吹くハメJ ID:TMj2zNIzx

かわいくないとか言ってんのアンチだけだろ

 

203:ピューッと吹くハメJ ID:zjrMKed++

節穴かよ

よーく見てみろ大した事ない顔だぞあの女

 

204:ピューッと吹くハメJ ID:DQtWjo4fd

大した事無いとか‥‥‥

さぞ素晴らしいお顔をもってるんやろなぁ

晒してみろや判断したる

 

205:ピューッと吹くハメJ ID:Pcf1sLuWo

雰囲気で惑わされてるだけだろ

 

206:ピューッと吹くハメJ ID:A0tJT2wEq

オタサーの姫界の頂点がよ

 

207:ピューッと吹くハメJ ID:kY06w+SPF

かわいいとかわいくないの境界に位置する愛嬌全振りの女というのがハメJの見解だ

 

208:ピューッと吹くハメJ ID:Lw7ByizfV

弱者男性界のアイドル

 

209:ピューッと吹くハメJ ID:SvudAyXqS

あいつ結婚したら界隈やばそ

 

210:ピューッと吹くハメJ ID:oyzZZ1rKA

弱者男性泣いちゃった!

 

211:ピューッと吹くハメJ ID:/elxbACk4

泣くだけで済むんですかね?

 

212:ピューッと吹くハメJ ID:+vmGL2LpR

世界がヤバいせいかここも荒れとんな

 

213:ピューッと吹くハメJ ID:M2v6l7Gl8

ここはいつもこうだぞ

 

214:ピューッと吹くハメJ ID:sSVB9MPtc

これが平常運転とかそれはそれで終わっとるわ

 

215:ピューッと吹くハメJ ID:UlIrC336X

変わらない事があるって素敵やん

 

216:ピューッと吹くハメJ ID:Z+8rF2w3d

元から終わってる奴らやぞ?

世界の終わりくらいで揺らぐものかよ!

 

217:ピューッと吹くハメJ ID:OBpdigyxH

暗黒の領域で精神が完成してやがる

 

218:ピューッと吹くハメJ ID:q+q8+ekTe

人間関係希薄だから社会への関心も薄いんだよねおじさん

 

219:ピューッと吹くハメJ ID:idh9DJ1mz

おじさんがおじさんを煽る地獄

 

220:ピューッと吹くハメJ ID:fU6P+iseO

今日の配信はシャナとかでるんか?

外出るのも危険だろ?

 

221:ピューッと吹くハメJ ID:3GGNPmoLI

出るんじゃね?おっさん予報士は出てたぞ

 

222:ピューッと吹くハメJ ID:BjNjZnfuf

こんな時でも配信やっててえらい

 

223:ピューッと吹くハメJ ID:OXPuk4lBB

街角映像にクソでけぇ鳥映ってて草

 

224:ピューッと吹くハメJ ID:hVZPATd9b

今の東京こんなん跋扈してんの?マジ?

 

225:ピューッと吹くハメJ ID:mrdr4CV1W

もう(世界の)終わりだね

 

226:ピューッと吹くハメJ ID:mWsTrkTX6

デカいってどれくらいよ

 

227:ピューッと吹くハメJ ID:ImrZa47aZ

背景と比較すると推定二メートルくらいか?

 

228:ピューッと吹くハメJ ID:+ArXrbPua

翼込みならそういう種もいるでしょ

人里に居る種では知らんけど

 

229:ピューッと吹くハメJ ID:dRwiD4/L9

注:翼含まず

 

230:ピューッと吹くハメJ ID:3HoKtUurD

(あかん)

 

231:ピューッと吹くハメJ ID:/rxNLu8Bc

人間鷲掴みにして連れ去れそうなサイズで草

 

232:ピューッと吹くハメJ ID:u0pvitW4z

成人は流石に無理やろうけど子供ならいけそうやな

 

233:ピューッと吹くハメJ ID:Pc+rqelVL

巨大生物がいたるところで大量発生してて怖すんぎ

 

234:ピューッと吹くハメJ ID:PUblZexVF

わい田舎民実家の庭の木に人間大のカブト虫止まってて震える

 

235:ピューッと吹くハメJ ID:iwT4cSyg+

こどおじやん

 

236:ピューッと吹くハメJ ID:mb0UugHn9

やっぱここそういう層多いんすねー

 

237:ピューッと吹くハメJ ID:rXimXkGSJ

一時的に帰郷してるだけかもしれないから‥‥‥

 

238:ピューッと吹くハメJ ID:Z1TMU0VQj

何時いかなる時でもマウント取ろうとする心はすごいと思う

 

239:ピューッと吹くハメJ ID:lJUZCLHpf

例の預言者が言ってた内容そのまんまになってもうたな

 

240:ピューッと吹くハメJ ID:AX3NN7OpU

最近あいつ関連のスレ乱立しててうっとおしいわ

 

241:ピューッと吹くハメJ ID:NKvIVLr7L

アンチ君たち今頃どうしてんやろな

本物に喧嘩売ってしまって震えながら後悔しとるんかな

 

242:ピューッと吹くハメJ ID:HBRUWzylU

今日も元気に責任転嫁しとるやろ

もしくは盛大に掌返しして媚び売り

 

243:ピューッと吹くハメJ ID:KhcP7llxD

あまいな

そ知らぬ顔して預言者の味方面や

 

244:ピューッと吹くハメJ ID:LlxRPpNQz

話題がスレチすぎる他スレでやれや

 

245:ピューッと吹くハメJ ID:UneylpNvT

じゃあなんか話題だせ

 

246:ピューッと吹くハメJ ID:LlxRPpNQz

え?えー今日はいい天気ですね

 

247:ピューッと吹くハメJ ID:7LSUmgZCJ

暗雲立ち込めてますけど?

 

248:ピューッと吹くハメJ ID:ydpFN/BoR

引き出し雑魚過ぎんか?

そんなんだから童貞なんだよおっさん

 

249:ピューッと吹くハメJ ID:Q4M1jfj93

さっき天気予報士のおっさんがいってたけどやべぇ台風が接近してるらしいぞ

 

250:ピューッと吹くハメJ ID:qhXb97vHL

天気悪いなとは思ってたけどやっぱりか

 

251:ピューッと吹くハメJ ID:pqxQNi8I4

台風ってそんな急に出るもんなん?昨日までなんもいっとらんかったやん

 

252:ピューッと吹くハメJ ID:/CznsFe25

この時期に来るのは珍しいな

 

253:ピューッと吹くハメJ ID:ch5o2Otor

おっさん曰く観測史上最大規模らしいで

 

254:ピューッと吹くハメJ ID:jDYNj7LMu

首都直撃コースとか言ってたな

 

255:ピューッと吹くハメJ ID:4U8AqNuKN

もう終わりだよこの国

 

256:ピューッと吹くハメJ ID:mDA8PxNpG

中心気圧905hPaとかいうバグ

 

257:ピューッと吹くハメJ ID:R5pkgKdC8

それすごいん?

 

258:ピューッと吹くハメJ ID:jT9LiVV5r

ザッコ1000超えてから言え

 

259:ピューッと吹くハメJ ID:UUX6S72n2

台風にすら牙剥く狂犬おって草

 

260:ピューッと吹くハメJ ID:60DYd5yyJ

何が彼をそこまで駆り立てるのか

 

261:ピューッと吹くハメJ ID:90XP/7SWg

>>257

やばい

日本史上最強の勢い

家もトラックも吹き飛ぶレベル

 

262:ピューッと吹くハメJ ID:rBpCBxRIm

>>258

低学歴に教えといてやるが気圧は低いほど強い

特別警報出るのが930hPaぐらいで日本歴代一位の強さだったのが907.3hPa

 

263:ピューッと吹くハメJ ID:G+uBWEmk9

はえーやばそう

 

264:ピューッと吹くハメJ ID:8QcLtP//W

九州民で良かった

 

265:ピューッと吹くハメJ ID:G5a5OQd9m

来ないでクレメンス

 

266:ピューッと吹くハメJ ID:Xa6VuVxR6

おいおまえらシャナっち出てるぞ配信見ろ

 

267:ピューッと吹くハメJ ID:IAfUFdKa0

助かる

 

268:ピューッと吹くハメJ ID:d3ALI5mUj

こんな時でもシャナちゃんお仕事してえらい!

 

269:ピューッと吹くハメJ ID:Fk++iHGJd

いつも思うけど

チャット欄で○○さんこんにちはって他リスナーに語り掛けてくる奴なんなん?

初見時複数人に言われてちょっとビビったんやが

 

270:ピューッと吹くハメJ ID:O2CZ/LW/J

常駐しとるおっさん共の仕業やろ

 

271:ピューッと吹くハメJ ID:9PHthltXQ

謎の文化のせいで異様な雰囲気醸しとるよなチャット欄

 

272:ピューッと吹くハメJ ID:y6sCBhVFt

この前シャナがやんわり苦言呈してて草生えた

やっぱり異常に感じてたんだなアレ

 

273:ピューッと吹くハメJ ID:Z13ZT9mP/

それでも収まらないあたりがね‥‥‥

 

274:ピューッと吹くハメJ ID:eJsJf4vT4

話通じてるようで通じてないのがもうほんとおじさんて感じする

あの年代って無条件に自分が正しいと思ってる節あるよな

 

275:ピューッと吹くハメJ ID:/HyGGnLwS

老化で脳も劣化して人格に影響出とるんよ

ソースはネット記事

 

276:ピューッと吹くハメJ ID:k1XDOLX6H

いやチャット欄の連中に限ればあいつらがズレとるだけやろ

 

277:ピューッと吹くハメJ ID:SkMGykzY6

なんやあれ

 

278:ピューッと吹くハメJ ID:j1uk/OV1s

なんか青と緑に光ってるのが動いてる

 

279:ピューッと吹くハメJ ID:s7RX5AZRx

UFO?

 

280:ピューッと吹くハメJ ID:0MjMdqMjL

何の話?

 

281:ピューッと吹くハメJ ID:IX84Bwb+3

今すぐ配信画面見てみろって

 

282:ピューッと吹くハメJ ID:zQ0gkthQ6

街角観察するみたいなやついつもやってるやろ?

今日は台風の侵入経路の海沿いを映しとったんやが

海側のかなり遠くに光る飛行物体が浮いとってザワついてる

 

283:ピューッと吹くハメJ ID:CSkHNnLx6

シャナ「え?なんですあれ?え?UFO?!違いますか?」

 

284:ピューッと吹くハメJ ID:0AN7Fhg/Q

ただの飛行機ちゃうの

 

285:ピューッと吹くハメJ ID:T2+Jt1euQ

現地スタッフが望遠カメラで映してみるってよ有能

 

286:ピューッと吹くハメJ ID:Q5Gd6cE/8

定点カメラじゃなくてスタッフが映しとったんかい

 

287:ピューッと吹くハメJ ID:rasJwavnZ

>>284

飛行機が発光するのは両翼の一部だけあんな全体は光らない

そもそも台風の進行上は基本的には避けて飛ぶから飛行機の可能性は低いと思う

 

288:ピューッと吹くハメJ ID:Whc56Qzxv

じゃあガチのUFO?切り抜き確定じゃん

 

289:ピューッと吹くハメJ ID:DFviY83yq

うわすげぇ

 

290:ピューッと吹くハメJ ID:Srzjur9Jh

えげつない雷

 

291:ピューッと吹くハメJ ID:u8RK5YOaV

うおっまぶしっ

 

292:ピューッと吹くハメJ ID:NtrlEObtQ

雷って横方向に出るもんなのか

 

293:ピューッと吹くハメJ ID:BdmgOS5dE

>>292

雲と雲の間になら出る事もあるよ

もしくは雲の中でなら走る事もある

 

何もない所に走るのは謎現象だわなんなんあれ

 

294:ピューッと吹くハメJ ID:OFe80C/88

謎現象を起こす理解し難い物体

 

現実的に考えてポケモンの可能性が高いのでは?

 

295:ピューッと吹くハメJ ID:oQFCng30A

現実的に考えてポケモンだろとかいうパワーワード

 

296:ピューッと吹くハメJ ID:QdjQDWc6t

UFOよりポケモンのがリアル寄りなの草生える

 

297:ピューッと吹くハメJ ID:mzVrHbXMb

もう世界は変わったんだ

考え方”アップデート”しようよ?

 

298:ピューッと吹くハメJ ID:/OLZnlRwj

でもよあの距離であの光は相当でかくね?

それこそ怪獣サイズだろ

ポケモンってそんなでかいのおるんか?

 

299:ピューッと吹くハメJ ID:FJIpqHL8P

知るかよ預言者に聞け

 

300:ピューっと吹くハメJ ID:yZsspVJ6n

望遠カメラまだー?はよせいや無能

 

301:ピューっと吹くハメJ ID:LtL3EUCFp

正体判別出来るほどの拡大性能あるんか?

 

302:ピューっと吹くハメJ ID:QuMU/QHiH

光とかどうでもいいからシャナちゃん映してくれ

ドアップで頼む

 

303:ピューっと吹くハメJ ID:w43xLLu/s

ピンクの靄?雲?に覆われて光消えちゃった

 

304:ピューっと吹くハメJ ID:T0RUGLKcx

竜巻っぽく見えたが

 

305:ピューっと吹くハメJ ID:Hb7Sb7SQE

結局ようわからんかったな

 

306:ピューっと吹くハメJ ID:II9dht0Lv

なんか光の柱出たー!!

 

307:ピューっと吹くハメJ ID:Dts7OX/bQ

すげー綺麗

 

308:ピューっと吹くハメJ ID:+KqDglkzO

エヴァの使徒倒した時みたいなん出とる

 

309:ピューっと吹くハメJ ID:ftwjOeffM

なんかヤバい事なってる?

 

310:ピューっと吹くハメJ ID:2/dzOysUc

ポケモンなんか使徒なんかはっきりせいや

 

311:ピューっと吹くハメJ ID:mzFvON/oT

光柱見てテンション上がるオタク女草

 

312:ピューっと吹くハメJ ID:ASe4OOOrC

(光の護封剣派はいないんですか?)

 

313:ピューっと吹くハメJ ID:wgjE+hlLs

望遠カメラきちゃー!

 

314:ピューっと吹くハメJ ID:UOyF+HD96

間に合ったな

 

315:ピューっと吹くハメJ ID:haybMpF9s

雨雲どこ行った?

 

316:ピューっと吹くハメJ ID:sm7TfNJYf

いきなり晴れたぞどうなってんの

 

317:ピューっと吹くハメJ ID:/C+bNDjLi

青と緑の光が戻ってピンク色の光が増えとる

 

318:ピューっと吹くハメJ ID:VUkXG58ab

光の柱が消えると同時に気候が穏やかに

あれの正体がポケモンなら台風を起こしたのもポケモン?

 

319:ピューっと吹くハメJ ID:Jg5NYdf82

拡大してもようわからんやんけカス

 

320:ピューっと吹くハメJ ID:CzkbN1uNW

はーつっかえ

 

321:ピューっと吹くハメJ ID:aAYGytuNs

流石に距離が遠すぎたか

 

322:ピューっと吹くハメJ ID:x6tm3Xkxs

>>318

ありそう

不思議な事は大体ポケモン絡みと思えって預言者がいうとった気がする

 

323:ピューっと吹くハメJ ID:cCY4DTjnJ

不思議な事の規模がでかすぎる

 

324:ピューっと吹くハメJ ID:gJbNsXlZ6

ピンク色が近づく度青と緑の光が薄れていってる

攻撃しとるんか?

 

325:ピューっと吹くハメJ ID:+tkg2Vl64

あ、消えた

 

326:ピューっと吹くハメJ ID:5Ue5bnHJ+

なんだったんだ一体

 

327:ピューっと吹くハメJ ID:UTbQ01WoB

シャナも???って顔しとる

 

328:ピューっと吹くハメJ ID:oE75Tnmse

ようわからんけど台風消えたっぽい?

気候が穏やかになってるし、やっぱポケモン絡みか?

 

329:ピューっと吹くハメJ ID:y5aU0CewR

台風(青緑ポケモン)日本に襲来(理由不明)

別のポケモン(桃色)が阻止(防衛?)

台風消滅で日本にっこり

 

こんな感じか?

 

330:ピューっと吹くハメJ ID:kp6A6wDlS

ピンクは人類の味方だった?

 

331:ピューっと吹くハメJ ID:r5eJwiUj6

あのーみんなを守る為に戦ってくれそうなピンクのポケモン知ってるんですけど

 

332:ピューっと吹くハメJ ID:0HnEcrJtl

そういやあいつ空飛べて長距離移動も出来たな

 

333:ピューっと吹くハメJ ID:0kQCFRrjP

ラブネキ‥‥‥

 

334:ピューっと吹くハメJ ID:dVGswb6XZ

画像拡大して色々補正掛けてみました

少なくとも飛行機では無いですねこのフォルムは

 

http:gazo

 

335:ピューっと吹くハメJ ID:/R5YEnOf6

有能

UFOのアダムスキー型っぽいか?

 

336:ピューっと吹くハメJ ID:Atxuf8fMa

円盤状やけどよく見たら突起(手足?)が幾つかある!

つまり正体は亀や!ピンクガメラや!

 

337:ピューっと吹くハメJ ID:9nk46vB+w

カラーリングがダサすぎる

センス無いよ君

 

338:ピューっと吹くハメJ ID:Np+ycUd5m

少なくともラブネキじゃあねぇなこれ造形が違い過ぎる

 

339:ピューっと吹くハメJ ID:vlDgMx8s1

じゃああのおばはん今何やっとんねん

日本の一大事によ働けや役目やろうが

 

340:ピューっと吹くハメJ ID:J3lgSoxX7

無職に言われたくない定期

 

341:ピューっと吹くハメJ ID:BZjkIeDcS

おい速報で台風が突如消失とか言っとる

やっぱりピンクが守ってくれたんかな

 

342:ピューっと吹くハメJ ID:g9RzHM3Ez

わからん過ぎてわからん

 

343:ピューっと吹くハメJ ID:pQnXk3yrl

預言者は何やっとんねん

事情説明するべきやろ

 

344:ピューっと吹くハメJ ID:21dWmlrcC

これ以上は預言者スレでやれ

ここはお天気お姉さんスコスコスレや

キャスター陣で一番かわいい、りののんについて語ろうや!

 

345:ピューっと吹くハメJ ID:R29dcGGzU

(お、戦争か?)

 

346:ピューっと吹くハメJ ID:s36GX73n9

そんな二軍選手とかどうでもええわ

大正義かりんかわいい

 

347:ピューっと吹くハメJ ID:fqu/tcnBL

フレッシュさが足りてなくない?

みーたんこそNo.1やろ

 

348:ピューっと吹くハメJ ID:RJGeHRSe9

は?

 

349:ピューっと吹くハメJ ID:MW6e+C52B

あ?

 

350:ピューっと吹くハメJ ID:aMYE58fX8

シャナちゃんのあんぐり顔かわいかったです(小並感)

 

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