VTuber月ノ美兎が取材した秘宝館館主、にじさんじにブチギレ 「胸クソ悪いから、お前ら消えろ」

にじさんじ所属のVTuber「月ノ美兎」(登録者数141万人)から取材を受けた八潮秘宝館の館長が、公式ブログにて怒りの声明を公開しました。

月ノ美兎の秘宝館巡り

6月17日、月ノは関東の秘宝館を巡る動画を公開しました。秘宝館とは、性風俗や人間の性に関する古今東西の文物を展示する施設のことで、1970年~1980年ごろにかけて各地に建てられましたが、現在は大半が閉館してしまっているようです。月ノは、群馬県にある「命と性ミュージアム」と「珍宝館」、埼玉県にある「八潮秘宝館」を訪れ、性に関する生々しい展示品が醸し出す奇怪な雰囲気を味わっていました。視聴者には見せられないものも多く、動画の至る所にモザイク処理がなされています。

月ノが最後に訪れた八潮秘宝館はラブドールの展示が中心の秘宝館。館主は「大日本ラブドール党総裁」を名乗る男性です。住宅を改装した館内には、「不思議の国のアリス」や怪しげな研究所といったコンセプトで人形が並べられ、異様な空間を形作っています。月ノは、「今まで行った秘宝感と比べたら、当然スペースは狭いんですけど、その分密度であったり空間作りがめちゃくちゃ良くて、怪しげな照明もマッチしてる」と絶賛。「かなり見応えがありましたね」と感想を述べました。

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館内を見て回った月ノは館主にインタビューをして、人形にまつわるエピソードを聞かせてもらっていました。

月ノの取材には好印象

YouTubeやVTuberの事情に疎いという館主は、取材後に月ノの動画を視聴し「そうか。当館に来るべくして来られた方だったのですね。動画のコメント欄が凄くまともなことにも驚きました。きっと委員長の人柄なんでしょう」と6月18日のブログに綴りました。

また、館主は、

昔だったら深夜枠でこういう放送番組が流れてたはずですけど、今は無理ですね。まともな放送局はうちに来ないし、来ても「公序良俗に反します」と言われるし、寄って来るのはフジとかTBSといった殺人組織の連中ですので、こちらが全力で踏み潰します。全力で踏み潰すってのは、番組自体を消すって意味ですからね。(中略)どうでもいいことを書いちゃいましたけど、要は委員長は、今の放送業界の連中より、優秀でまともってことを伝えたかったんです。撮ってた時間って、本当に最小ですよ。仕事の効率の高さも高評価です。

と綴っており、テレビ局を口汚く罵る一方で、月ノの取材には好印象を抱いていたようです。

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