社民党の福島瑞穂党首(参院比例、神奈川県連合代表)は1日、神奈川新聞社のインタビューに応じ、参院選の比例に擁立することになったタレントのラサール石井氏(69)について「平和への理念で社民と一致している。知名度と発信力で支持の裾野を広げてくれるはずだ」と語り、石井氏を含め比例で3議席の確保を目指す考えを示した。
公選法によると、国政政党要件の確保には(1)直近の国政選挙(衆院選か参院選)で全国得票2%以上(2)所属国会議員が5人以上-のどちらかをクリアする必要がある。2022年の前回参院選では福島氏の5期目の当選などで得票2・3%を確保。しかし24年衆院選は1・7%に終わり、所属議員も今回改選となる大椿裕子副党首を含め3人にとどまり、参院選に「党の存亡が懸かる」(福島氏)としている。
参院比例の改選定数は50で2%程度の得票が1議席獲得の目安となる。社民は石井氏と大椿氏のほか、元沖縄平和運動センター議長の山城博治氏を比例に擁立。福島氏は「石井氏は女性の大椿氏や平和運動家の山城氏ともすみ分けが可能」などと述べた。(有吉 敏)