ハラルドとロキ、ハイルディン親子を取り巻く環境は既に歯車が狂い始めていた。強国エルバフに対する世界政府の侵略は今に始まった話にあらず‥世界政府はエルバフの兵力を欲していたが果たしてどんな策略があったのか。
| 主な時系列 | |
| 109年前 | 過去編スタート、ハラルドが王座へ |
| 105年前 | ハラルドがイーダを連れてエルバフ帰還 |
| 81年前 | 漁師村にてハイルディン誕生 |
| 70年前 | ハラルドが外交に力を入れる |
| 63年前 | ハラルド不在時にロキ誕生、ロキが冥界に捨てられる |
寿命の長い巨人族達の過去編はあっという間に40年。
しかしここからストーリーは更に濃くなっていく。
112巻
コミックスでも神の騎士団降臨
ここから世界政府の魔の手がエルバフを一気に包んでいく
カバーは新巨兵海賊団にサウロを加えたメンツ
| コミックス112巻 7月4日(金)発売 | |
| 収録話 | |
| 1134 | フクロウの図書館 |
| 1135 | 友の盃 |
| 1136 | 太陽を待つ国 |
| 1137 | シャムロック登場 |
| 1138 | 神典 |
| 1139 | 山喰らい |
| 1140 | スコッパー・ギャバン |
| 1141 | 歳上の女 |
| 1142 | わたしのこわいもの |
| 1143 | 神の騎士団 |
| 1144 | 戦士の時間 |
ここまでの流れ
1152話よりエルバフを取り巻く過去回想編がスタート
14年前のハラルド王殺害より更に109年前まで遡る
現代では世界政府の侵略によって陽界が大惨事に
| 陽界にいるメンバー(敵サイド) | |
| イム(軍子) | |
| キリンガム | |
| ソマーズ | |
| ドリー | |
| ブロギー | |
| 陽界にいる麦わらの一味 |
| ナミ、ウソップ、ブルック、ジンベエ、ロビン ※フランキー |
| フランキー以外は同じ場所で捕らえられている。ロビンは棘にも躊躇わずに逃げ出そうとしたがまだ進展は無い。 |
ルフィ達主戦メンバーは冥界に集まっておりここから反撃フェーズへと突入する
| 冥界にいるメンバー | |
| ギャバン | |
| ロキ | |
| 新巨兵海賊団 | |
| ハイルディン | |
| スタンセン | |
| ゲルズ | |
| ロード | |
| ゴールドバーグ | |
| 麦わらの一味 | |
| ルフィ | |
| ゾロ | |
| サンジ | |
| チョッパー | |
ワンピース1154話 ハイルディンの母『イーダ』
時代が違えばハラルド王の王妃としてアウルスト城に受けいられる世界線もあっただろうか?
前国王のハラルドが惚れ込んだ外海の巨人族。息子ハイルディンは現在、麦わら大船団の傘下としてルフィを支える存在に。
2人の出会いは『新世界 バント王国』
当時国王となって間もないハラルドが遠征で訪れた先で見せ物の様に檻に閉じ込められていたのがイーダだった。
同じ巨人族が人間族に虐げられているのを見ていられなかったのかハラルドは人間族を圧倒的な力でねじ伏せイーダを救った。
当然この流れはお礼を言われる展開‥しかしながらハラルドを襲ったのは強烈なビンタだった。
実はイーダはこの人間族達に助けられておりそのお礼として檻に入り見せ物になっていたという経緯があった。
既にエピソードで触れられているがエルバフ以外にも巨人族は生息している。イーダは訳あって故郷を飛び出して来た様だ。その道中で難破してしまい助けられた。
ちなみにイーダの故郷は
南の海(サウスブルー)
サムワナイ島
赤い土の大陸を超えてこの海にやって来た。(ここで判明するが血の蛇はやはり赤い土の大陸を指しているらしい)
王子として生まれ好き勝手ワガママに生きて来たハラルドにとっては女性から思いっ切りぶたれるなんて経験は無かっただろう。本来ならばブチ切れてもおかしくない事案だが怒りではなくどう反応して良いかわからない不思議な表情をしている。
この出来事からハラルドは心を開き、少しずつ人間性が変化していく。109年前にはおよそ王には相応しくない言動が見られたが『光輝の王』と呼ばれた風格へ近づく。
『デカく生まれただけ』
人間族を見下していたハラルドだがイーダの言葉は刺さった。暴挙を働いた人間族達に詫びてその技術や知識を学ぶ事に。もちろんイーダが架け橋となった。
周りも戸惑う程に変化していったハラルドだった。
『エルバフに来いよ言うほど野蛮じゃねぇぞ』
そしてハラルドはイーダをエルバフへ連れ帰る事を決意。エルバフは野蛮だと誤解していたイーダもこれを承諾。
そして105年前
ハラルドはイーダを連れてエルバフに帰国した。
『今までの数え切れぬ罪を償いたい』
もともとクズと呼ばれていた王はこれまでの行いを恥じて新しくエルバフを立て直す決意をした。
特に力を入れたのが『外交問題』
強国として他国から干渉されず独立国家を貫いて来たが方向転換を目指した。
人と人が結びつかなきゃ
国と国は仲良くなれない
イーダの助言で互いの国に外交官を派遣して異文化交流をする事に。
そして2人に転機が訪れる。
『ハイルディン』の誕生だ。
時系列的には81年前。イーダがエルバフへ移住してから24年が経過している。
そんな順風満帆な2人であったがエルバフ特有の障害が阻む‥
誇り高きエルバフは他国の巨人族を完全に下に見ている。我こそが巨人族。他国の巨人族の血など汚らわしいという風潮は現在にも残っている。
『王族は純血しか認められぬ』
エルバフの権力者達は出産こそ祝えど結婚を許す事は無かった。ハラルドは渋々従い、イーダも文化に対して感情的に楯突くものじゃないと受け入れた。
本来ならば王族はアウルスト城に住むが、その血を引くハイルディン、母イーダは国の東『漁師村』で暮らす事になった。幸いにも村人達は2人を歓迎した。
ハイルディン誕生から18年間の間でロキは権力者の娘であるエストリッダと出会い正式に王妃として迎え入れられる。全くハラルドの気持ちが無かったわけでは無さそうだがほとんど政略結婚の様な形。
そして63年前。呪いの王子ロキが誕生した。
複雑な関係ではあるがイーダはロキをハイルディンの弟と認識して会いたがっていた。
ワンピース1154話 63年前〜14年前
元々はロキが14年前の大事件を思い出す回想編としてスタートした。
そこからハラルド主観の過去編へと没入していった。
ロキ生誕を転機としてハラルド王が殺害されるまでの重要事項が1154話以降で描かれる。
14年前
ハラルド王にアウルスト城へ呼ばれたのが息子のロキとヤルル。そこでは兵士達に滅多刺しにされるハラルドの姿があった。
2人が入るや否や部屋は外から施錠されて城中の兵士が閉じ込められた状態
ロキによって113人もの兵士が殺害されヤルルも瀕死の重症を負わせた。そしてハラルドについてもロキの犯行とされている。
全ての元凶はロキとされ歴史的大犯罪者、死刑囚となってしまった。
また同日、王家に伝わるとされる伝説の悪魔の実(禁断の悪魔の実)が何者かに奪われ、これもロキのせいとなった。
この大事件の日が回想編のひとまずのゴールとなる。
そして63年前
ロキの生誕からエルバフを取り巻く環境が大きく変わっていく。
この時点で
| ロキ | 0歳 |
| ハイルディン | 18歳 |
| ハラルド | 91歳 |
ここから王妃エストリッダは1年以内に死亡
ハイルディン方の母イーダも現代では登場しておらず死亡している可能性が高い。
主要人物の多くが63年間で亡くなっている。
少し話は逸れるがこの年の冬至祭においてリンリン(ビッグマム)が暴挙を働き滝ひげのヨルルも死亡している。
ワンピース1154話 『エストリッダ』ロキの母
1153話で登場したロキの生みの親。
エルバフ ウォーランド王国における正統な王妃として迎えられる。
元を辿ると王妃に相応しい血族で権力者達も太鼓判を押す。
エルバフ 北の地『酒村』の生まれで『高潔なる古代の血を宿す女』と称されている。
見た目においてはこれまで登場した女巨人族でも一二を争う美形だ。対抗馬はリプリー、ゲルズと言ったところ。装いも光輝そのものである。
エストリッダ
私は生涯あなたを愛し抜く運命にあります
東の女と子(アイダとハイルディン)の事はお忘れください
いやいや王室に入ったわけではなく、当初はハラルド王を支える良き王妃であろうと気概があった。
問題は『地風術』をかじっている事にあった。途中からは少し悪どい性格に描かれているが趣味が災いしたと言えるかもしれない。
いわゆる『風水』の様なもの。王室に入るや否や気にそぐわぬものを次々とテコ入れした。
気が東に逃げていると運気が逃げぬ様に窓を塞ぐ。
鏡の配置が五星殺なので処分。
幸運の馬を招き入れる。
風と大地の運をハラルドに送るため自身の部屋にありったけの宝石と黄金を運ぶ。
食事は全て銀の皿
ただの贅沢ではと疑いながらも王妃の命とあっては兵士達に抗う術はない。徐々に王室はエストリッダの色に染まっていった。
これにはハラルド王が外交を重んじてエルバフ不在が多かった事も関係するかもしれない。エストリッダのやりたい放題をハラルドは止める事ができなかった。
そしてハラルド不在時に事件は起きる。
63年前。呪われた王子ロキの誕生だ。
エストリッダによればロキが生まれる前から凶事は予言されていた。『ハラルド王はいつか自分の息子に殺される』当時は狂言だったがこれが現実になってしまう。
生まれた瞬間こそ喜んだエストリッダ。事前に名前も考えておりその顔を拝みたいと語った。しかしその顔を見るや豹変。
ロキの不気味な顔を見て恐怖し、自分の子供では無いと言い放った。
認知すらせずにロキを冥界へと捨て去ったエストリッダ。ロキが冥界から這い上がった事を知り更に恐怖し気に病んでしまった。そのまま病床に伏したエストリッダは回復する事なくロキを産んで1年後に死んでしまった。
ワンピース1154話 ロキの眼
エルバフ編での初登場からロキの両眼は一貫して覆われていた。
拘束されていた事もあったのでその視界を封じる為かとも予想されたが僅かに描かれた幼少期のビジュアルでもロキは眼を覆っていた。
眼が合う事で能力が発動するのか?三つ目族のプリンの様に特殊なビジュアルなのか?様々な予想がされたが生誕直後のロキが描かれてその素顔が明らかになった。
母のエストリッダがその目を見るなり気味悪がってしまうのも無理はない。鬼の様な妖怪の様な‥これまでのワンピースではあまりなかったビジュアルだ。父ハラルドにも母エストリッダにも無い特徴。
この眼が原因で母に捨てられたロキ‥その後もコンプレックスになってしまったか。
ちなみにロキは眼を隠しながらでもまるで見えているかの様に振る舞っている。見聞色も突出しているのだろうか?
これがコンプレックスになっていればイッショウの様に目を自ら閉じる判断をしてもおかしくはない。
ワンピース1154話 冥界のロキ
父ハラルド殺しの罪が決定打となり冥界に幽閉されているロキ
ルフィ達が錠を解いたが宝樹アダムに磔にされていた。
冥界が似合う怪物ぶりが目立っていたが想像を絶する様な体験をしているのかもしれない。
生まれて早々に冥界を経験する巨人族などエルバフを見回してもいないだろう。ましてやロキは正統な王の血筋だ。何よりも大切に扱われるべき王子。
しかしながら本来1番愛情を注いでくれるはずの母エストリッダに冥界へと捨てられてしまった。
エストリッダ
怖い
いやよあんなの私の子じゃない
国王には死産だったと‥
呪われてるのよこの子は
見てよ怪物じゃない
ライオンの親が試練を与えようと可愛い我が子を突き落とすのとはワケが違う。
エストリッダは明らかにロキを殺そうとしており、息子とも認めていない。むしろロキを怖がってすらいる
不幸なロキ
宙をたぐるエルバフ王子の手が
誰かの手で包み込まれる事はなかった
この世で最も不幸な者は生まれた瞬間
母に存在を拒絶された者だ
この世で最も不幸な者として描かれたロキ。
どんな姿でも腹を痛めて産んだ我が子ならば可愛い者だがロキが寵愛を受ける事は無かった。ロキだから助かったものの本来ならばこれで死んでいる。身体はもちろん心を痛める出来事。ロキに罪は無い。特に幼少期における悲惨な過去を持つキャラは珍しく無いが生まれて早々にこの仕打ちはあまりにも酷い。
それでもロキはこの頃から既に才気に溢れていた。
冥界の猛獣達をかわして素手で崖を登って力づくで陽界を目指したのだ。過酷な環境を思えば到底赤ん坊に出来る事ではない。里へ帰る、もう子供など生みたくない。ロキの事をまるで無かった様にしたいエストリッダだがロキは冥界より陽界へと帰還した。
母に褒められたい一心での頑張りだったかもしれない。しかしながらより不気味さを助長させてしまった。エストリッダが震えあがるのも仕方ない事なのか‥
ワンピース1154話 ロキの呪い
生まれながらに呪いの子として祟られてきたロキ
その異形な姿、規格外の体力も相まって母からも気味悪がられた。
しかしながらロキの不幸はまだ始まったばかり‥
ここからエルバフに起きた凶事を一身に背負わされる羽目になった。
当然ながら全てロキが起因しているものではない。それでも巨人族達は凶事をロキへと擦り替える事で安心していたのかもしれない。
よくありがちな話ではあるがロキ生誕後の凶事は『ロキの呪い』としてロキのせいにされてしまった。
制御出来ないほどの力を持っていたこともありロキを取り巻く環境は全て悪い方向へと転んでしまう。
ワンピース1154話 血の蛇=赤い土の大陸
作品ではまだ序盤。リトルガーデンでドリー、ブロギーがルフィ達の船出の為に覇国を放つ際に語ったセリフ。
ドリー『我らに突き通せぬものは血に染まるヘビのみよ』
『血ひ染まるヘビ』は様々な考察、伏線が飛び交うが比較的に古いものである。
大方の予想は『赤い土の大陸(レッドライン)』を指しているという見方だったが本編や各方面でも結局言及されずに回収されなかった。
しかしながらエルバフ編で差し込まれた過去編にて進展があった。
前国王ハラルドとハイルディンの母であるイーダとの会話で『血の蛇』というワードが出て来た。
これは明らかにドリーが語っていた『血に染まるヘビ』と同意だ。
ハラルド『血の蛇を超えたのか?』
イーダ『赤い土の大陸の事?ええまあ‥だからもう
帰れない』
巨人族達にとっても赤い土の大陸は偉大で特別なものなのだろう。超える為には相当の覚悟が必要だと感じる。
海洋ロマンとして描かれるワンピースにおいて唯一最大の大陸でその上には神々とされる世界貴族が住んでいる。
ルフィ達もマリージョアへ乗り込む為には決して避けられない絶壁だ。
話を戻すと、ドリー・ブロギーの覇国は赤い土の大陸以外ならなんでも貫ける自負があるらしい。
ワンピース1154話 ハラルドとリュウグウ王国
現在の魚人島リュウグウ王国の王『ネプチューン』
世界会議(レヴェリー)への参加権も持ち異種族間交流の象徴ともなっている。
巨人族以上に人間族との差別に直面して来たが歴史の中で徐々に解決していった魚人族達。
亡きオトヒメ王妃はもちろんだが現国王ネプチューンも立役者の1人。
ネプチューンが生まれたのは今から70年前。この時以外にもエルバフのハラルド王がリュウグウ王国を訪れていた様だ。
ナレーション
約70年前
海の過酷さによりまだまだ島々の交流が
困難であった時代
エルバフの長けた航海術は他国にとって魅力的であった
この頃は世界中から畏怖された巨人族(巨兵海賊団)ではあるがその航海術についてはかなり評価されていた様だ。
どうしても非加盟国とあって文化の発展は遅れているイメージだが同じ非加盟国のワノ国とは違って外海へ出る手段は持っていた。
ロキ
ああついに会った!!
魚人もな
魚の血を引く彼らの国に
ネプチューンという王子が生まれ…
人魚・魚人だけじゃなく海の生物達も海底全体が
お祭り騒ぎになったんだ
人魚族に会ったんですか。と興奮気味の国民達にリュウグウ王国の様子を嬉しそうに話すハラルド。
その後ネプチューンとの交流があったのかはわからないが壁画にもあった様に共闘する世界線もありえたのだろうか。
この役目に関しては息子であるロキに託された形となる。シャンクスがやたらと絡んでくるのもロキの重要性を知っているからに他ならない。
ワンピース1154話 『幸運の馬』アスラ
『生まれて間も無く王家に伝わる幸運の馬を殺害する』
ロキの来歴は既に描かれていたが過去編にて王家にやって来た幸運の馬が改めて登場した。
ハラルドに匹敵する様な巨大な馬。足が8本あるのも特徴だ。幸運を呼び込むとされているが0歳のロキによって殺されてしまう。
ワンピース1154話 モサとロキ
国民から愛されていたハラルド王。そんな父を殺して国民全員から嫌われているはずのロキ王子。圧倒的な力を持ちエルバフそのものを滅ぼすことが出来るロキは恐怖でしかない。
そんなロキの唯一と言ってもいい理解者が『モサ公』だ。横暴な態度や口調に捉われずにロキの本質を見ている様な物言い。
そしてロキもどこかモサに心を許している様に見える。
ロキ
ああ、お前も大分ヒマなんだな
モサ
ご迷惑でしたか?
ロキ
いやぁ、こっちもいいヒマ潰しだ
いくらでも時間があるからよ
前に話してた恐怖体験はまだ引きずってんのか?
モサ
はい今でも思い出すと震えが止まりません
ロキ
おれももどかしかったさ
見た事と会った事もねぇけどよ
何の因果かお前とは長ぇこと友達
おれがその現場にいたらお前に代わって
そこら一帯を廃墟にし皆殺しにしてた
モサ
そこまでは望んでません
ロキ
それが甘いっつってんだよモサ公
いいか一度取り逃したバカは再起不能にしねぇと復讐に来るんだ
モサ
ありがとうございます
そういう乱暴な言葉の裏に優しさがあると最近気づきました
ロキ
おい虫唾が走るぜ
極めて心外だ
調子に乗るなよテメェ
やさしさだ!?二度と口にするな
モサ
大きな声はおやめください
ロキ
黙れモサ公
錠が外れたら覚えてろよ
まだこれはエピソード序盤のやり取り。捕らわれており自由が効かないロキの協力者の様な存在の登場が話題となった。
2人の関係は友人に近い様だ。親友とまではいかないもののモサの身に何かがあれば助けに行く様な間柄だと推測される。
潜ませた電伝虫を使っての密談。そしてここからしばらくして1151話にて進展があった。まるでこれが遺言になるかの様。モサには危機が迫っており死ぬかもしれないと覚悟している様にも感じる。全てを言わずとも深刻さは伝わる。ロキとしもスッキリはしないだろう。
モサ
もしもしロキさん
すぐ終わります
こちらも立て込んでて…
一言だけ
先程…言えなかったのですが
実は当分電伝虫をかける事ができなくなりそうで…
最初は恐かったけど
あなたとのお話の時間が
いつの間にか何ものにも代えがたい
安らぎの時間になっていました
だから一言だけお礼を
大丈夫です
心配しないで…
今まで本当にありがとうございました
騎士団にこっぴどくやられた後で看病の為に周りには新巨兵海賊団の面々も集まっていた。存在がバレては困ると取り繕っていたが皆ある程度知っている様だ。ゲルズはロキの事を茶化していた。
ゲルズ
淋しい冥界で友達がいてよかったわね
安らぎの人
だいぶ小っ恥ずかしそうにしているロキが印象的。この様子だと友人の存在は周知なのだろうか。この状況でも特に咎める様子は無さそう。
電伝虫の範囲を考えればモサ公が外海から連絡している事も考えられる。エルバフ編序盤の盤面図ならば捕らわれのロキを外海からモサが助けにやってくる展開も予想出来たが外敵である世界政府が侵略して来た今はモサがエルバフ内にいる可能性が高いのではないか?
陽界にいるモサが窮地に陥ってそれを助ける為にロキが奮い立つ展開も面白いのではないか?既に神の騎士団との間に因縁はあるが新しい動機ともなり得る。
ワンピース1154話 悪神ニカ
太陽の神ニカ、解放の戦士ニカ。ワノ国で突如沸いた様に出てきたキーワード。初登場は本誌で言うと2021年なのでまだ4年ほどしか経っていない。
奴隷達を救う神でもあり、世界政府が恐れる存在でもあった。長い間覚醒者がいなかった能力ヒトヒトの実モデル ニカも遂にルフィが覚醒。以降は惜しみなくその白い姿を披露してきた。手配書の写真にも採用され神秘的なニカのビジュアルは世界中へと発信された。
ひっそりと語り継がれ、知る人ぞ知る伝説だったはずが徐々に広まりつつある。
そんな中でも特にニカを信仰するのがエルバフの巨人族達だ。誰もがニカを知る島はエルバフを除いて他無いだろう。
エルバフ前時点フーズフーやクラップの語っていたニカはサウロ談に近いだろうか。
| エルバフで語られたニカ |
| ニカの伝説は実は世界中にひっそりとあって共通しとる事はこんなリズムで大笑いして登場する事ドンドットット、ドンドットット(サウロ) |
| 誰もが持つ夢でござる太陽の神となり世界を支配する事は(ロード) |
| バカ言え太陽神は支配者じゃねぇ |
| そうだ解放の神だ |
| いや破壊の神だ |
| 違う笑いの神だ |
| エルバフに生まれたらみんなニカに憧れるっていうのはホントでしゅ(ゴールドバーグ) |
| ロキも‥死んだハラルドもある意味ニカになろうともがいた結果かもしれん(ヤルル) |
面白いのはそれぞれが崇めるニカの形が違うところだ。ストレートに救世主と捉える者もいれば少し曲がってる者も。
ニカという伝説自体に求心力があり何処か宗教的な側面もある。皆が一様に憧れを抱き都合の良い解釈をしている。ロードやロキはそれを悪く捉えた結果が出ているだろうか?ともあれエルバフの為という意味では一貫しているだろう。
ニカこそ世界を救う救世主として読者も疑わなかったがどうも雲行きが怪しくなってきている。壁画や神典を紐解くと必ずしもそうとは言い切れない。
ニカは過去に世界を壊した、もしくはこれから壊す破戒神なのかもしれない。
もちろんルフィが世界を意図的に滅ぼそうとする事は無いとは思うがその突発的な行動は時に危うさも付き纏う。ニカという強力な力を手に入れたからこそ少しでもズレてしまえば破滅へと導きかねない。
今回の件もそれが顕著に出ていた。ストーリーのルートとしては正解なのかもしれないがエルバフで誰もが恐れるロキの解放を侵してしまった。シャンクスの情報を得るという目的の為に軽率だったと言える。
エルバフの子供達が感じた『世界を壊すニカ』にもなり得てしまう。
アンジェ『ロキは大きなトンカチを持っていて世界を壊すのよ』
子供『違うよ世界を壊すのはニカなんだぞ』
ワンピース1154話 聖地マリージョアが火の海
イム
聖地は今‥火の海だ
確実に戦力を要するのだ
イムが軍子の体を借りてエルバフに現れたには要因がある。軍子が我に返り記憶を取り戻しかけた事に加えて聖地マリージョアへの対応が急を要する事だ。
少し前に神の騎士団リーダー格であるシャムロックからエルバフへ出戻りしたばかりだがそれでも戦力は足りないらしい。
本来ならば戦力として計算出来る人員は割と多いはずである。天竜人をトップとした世界の縮図ではなんとしても守らなければいけない存在。こういった不足の事態も当然想定しているはずだ。それでも人員不足となっているからには想定を大きく上回ったのだろう。
| 五老星 |
| 神の騎士団 |
| CP0 |
| 海軍 |
エッグヘッドを舞台にその怪物染みた能力を披露した五老星。サターン聖が失脚となり新体制ではあるがここが出動すれば大抵の事件は収束出来るはず。
神の騎士団は人員こそ全容が判らないが最低でもエルバフ参戦メンバー以外に5人はいるのではないか?五芒星による移動術を駆使すれば任務先からも瞬時に戻れる。ここにシャムロックを足せばかなりの戦力として数えられる。
天竜人直属の諜報部員であるCP0(イージスゼロ)は評価もガタ落ちで人員的にも厳しい。先のエッグヘッドではステューシーの裏切りに加えてルッチとカクが重症となった。更に前のワノ国の舞台でも戦力は削がれた。今となってはネームバリューも弱くこの先の見せ場も怪しい。天竜人達からの信頼も失っているだろう。
海軍は動員数を期待出来る。天竜人案件には海軍大将も動くので最前戦で敵と構える役目だろう。とはいえ最近は事件続き。荒れた世界会議に加えてエッグヘッドでは黄猿もメンタルをやられた。くまの襲撃時にはマリージョアに居合わせたサカズキも戻ってしまっただろう。
全体的なここ最近の世界情勢を見ると特にワノ国での四皇世代交代劇から慌ただしくなっている。世界政府としても対応に追われて組織は疲弊している。逆に敵勢力からすれば聖地を襲うなら今がベストなのではないか。
また聖地マリージョアを舞台とする戦いには居住区に住む天竜人達の護衛義務がつきまとう。元々ワガママで常に安全な所に住んでる天竜人達はある意味普通の人間よりも弱い。世界会議でもその一端が見えたが護衛や逃したりするのはかなりの難易度だ。
加えて海軍大将が革命軍の軍隊長とぶつかった時の様に聖地そのものへの危害も考慮する必要がある。強力な能力を持ってしても暴れて聖地を壊してしまってはいけない。アラマキ、イッショウですら苦戦していた。
革命の炎
火の海という表現。聖地マリージョアに火が放たれて相当な範囲に被害を及ぼしていると思われる。
当然、真っ先に思い浮かぶのは『革命軍』の存在だ。
世界政府を直接倒そうとする危険組織というのが元々の触れ込み。
世界各地で暗躍し着々と準備を進めて来た。どこか機を伺っていたドラゴンだが遂にその動きが慌ただしくなってきた。
| 世界会議(レヴェリー) |
| 奴隷となった同志バーソロミュー・くまを奪還する為にNo.2のサボ、軍隊長達が聖地マリージョアへ潜入。海軍大将との激突を経て見事にくまを取り返した。天竜人の居住区である"神々の地"にて世界貴族のシンボル『天駆ける竜の蹄"を破壊し宣戦布告した。パンゲア城ではサボがコブラ王暗殺に遭遇。五老星、イムの姿を見た。 |
| 8カ国革命 |
| 反乱の予兆がある12カ国に対して援助を行い王族を討った革命。内8カ国で成功したがルルシア王国は消滅した。 |
| 兵糧作戦 |
| 8カ国革命と組み合わせた聖地マリージョアへの兵糧攻撃。8カ国が天上金含む物資の上納を経ち、各地に散らばる革命軍も政府の運搬船を襲った。 |
本来であれば聖地マリージョアへ乗り込むだけでも困難だが革命軍は少数精鋭部隊で潜入して見せた。更には物資を断つ事で間接的に聖地を混乱に陥れた。
兵糧作戦の効果はてきめん。普段より裕福な暮らしが当たり前となっている天竜人は少し程度の我慢でも地獄の苦しみだろう。食べたい物を食べれないだけで不満は爆発してその怒りの矛先は海軍にまで向いている。
天竜人は確実に衰弱している。これを守ろうとすれば相当の人員が割かれるだろう。
火を放つとなれば残虐な行為に思える。読者的には比較的ヒーローの立ち位置にある革命軍ではあるが世界会議の舞台で既に予兆はあった。
革命軍からすれば聖地をどれだけ破壊出来るかも任務の成功に関わってくる。より混乱が広がる様に派手に破壊されているのではないか?
消火は勿論だが革命軍という戦力を抑える為には世界政府としてもそのほとんどを集結させなければいけない。イムが焦るのも納得だ。
聖地マリージョアへの襲撃
800年以上世界の中枢として赤い土の大陸(レッドライン)の上に聳え立って来た神の地『聖地マリージョア』
断崖のレッドラインを越えての上陸は難しく正規ルート以外では侵入すらも難しい。海面から見れば雲で上が見えないほど圧巻の高さ。
しかしながら陥落こそ無かったがこの聖地でも事件は勃発している。
| 聖地マリージョアに激震が走った事件 | |
| 200年前 | 伝説の鉄の巨人『エメト』による襲撃 |
| 15年前 | フィッシャー・タイガーによる奴隷解放 |
| 現代 | 世界会議で革命軍による襲撃 |
| 現代 | バーソロミュー・くまによる襲撃 |
面白いのはいずれの襲撃においても世界政府は捕えられず逃している。
まずは200年前
伝説の鉄の巨人エメトによる襲撃
この時エメトはどこからともなく現れてマリージョアで暴れた。結局は動力不足で未遂に終わりその後はスクラップとしてエッグヘッドで眠っていた。
次に15年前
魚人フィッシャー・タイガーは当時奴隷としてマリージョアで飼われていたが脱走。自身が逃げるだけではなく再度聖地に戻り同じく捕えられている奴隷を種族の分け隔てなく解放した。一部からは英雄と讃えられ、解放の戦士ニカにも似たムーブだ。赤い土の大陸を素手でよじ登って侵入した。
続いて現代の世界会議の舞台
革命軍の軍隊長達、サボが潜入し暴れ回った。組織としての襲撃は現状この事件のみである。計画的な犯行であり食糧庫の破壊、シンボルの破壊など後に繋がる様な打撃を与えている。
そして時系列的につい最近の出来事。
エッグヘッド事件にも関与したバーソロミュー・くまによる襲撃。タイガーと同じ様に素手でレッドラインをよじ登り聖地で暴れ回った。サカズキと交戦した後に能力でエッグヘッドへと向かった。おそらくはカマバッカ王国からエッグヘッドの飛行で赤い土の大陸にぶつかってしまう為に一度よじ登ったのではと思われる。
ワンピース1154話 ハラルド王のしくじり
心優しき光輝の王であり新生エルバフの象徴
ロキ(息子)=悪
ハラルド(父)=正義
これがエルバフ編の序盤で読者に印象づけられた2人のイメージ。
しかしながらまるでミスリードであるかの様に世界政府の上層達がハラルドの失態を語る。
ソマーズ『ハラルドの野郎しくじりやがって』
イム『あの時ハラルドがしくじらなければ』
大前提としてエルバフは世界政府非加盟国である。強国故に他者から干渉されない立ち位置であったが戦いに全振りしたスタイル故に教育や文化の発展には弊害が生じていた。
これを方向転換しようとしたのがハラルドだ。亡き今もその教えは根付きエルバフは着実に生まれ変わろうとしていた。
しかしイムとソマーズの発言から連想してしまうのは世界政府とエルバフの癒着。なんらかの取引であったり策略を施行したがハラルドが失敗した様な物言いだ。
・ハラルドが世界政府加盟を望み次世代を担う子供達から戦闘や暴力を排除していわゆる牙抜きを行った。
・今回の侵略の様に人質をとられて仕方なく協力した。
・悪魔契約、黒転支配で強制的に操られた
いくつかパターンは考えられるがハラルドが私利私欲の為にエルバフを売るというのはしっくりこない。やはり世界政府側からの介入でエルバフの国政に影響を及ぼしたのではないか。
『しくじり』と言われる様にハラルドは何やら失態を犯して、世界政府はエルバフを支配し損ねている。
やはり思い浮かぶのは14年前にアウルスト城で起こった惨劇。正統な王子が王を手にかけ国民中が震撼した事件だ。
政府の言うところのしくじりがこの事件を指しているのではないか?
世界政府の言いなりになってエルバフを転覆させようとしたハラルドをロキだけが察知して罪を被った形か。
イムの能力が明らかになった今ではそれこそ黒転支配で悪魔化されたハラルドが操られていたのかもしれない
ワンピース1154話 ルフィの見聞色
あまり目立っていなかったがエルバフ編でのルフィは見聞色が特徴的だ。
最初にロキに会いに行った時もただならぬ気配を感じての事だった。
更に冥界ではチョッパーが陽界から落ちてきたのを察知出来た。大前提ではあるが巨人族の地エルバフはルフィ達人間を基準にするととてつもなく広大である。高さ自体も相当あるので全容を見聞色だけて把握するというのはかなりの離れ技になるだろう。実際に同じ状況下でゾロとサンジは察知出来ていなかった。
ルフィ本人も視界に捉える事なく察知出来た事については不思議がっていた。
ルフィ
おい
今チョッパーが落ちてきた
ゾロ
は?何か音はしたが見えたのか?
ルフィ
いや
ん?何でおれチョッパーってわかったんだ?
もう1人いるな弱ってんの
普段から共に過ごしているとはいえチョッパーだと断定、更には一緒にいるギャバンが弱ってるのも察知していた。もはやドラゴンボールで言うところの『気』に近いのではないか?
また、同じエルバフでこれに近い様なレベルの見聞色をギャバンが見せている。侵入者がアウルスト城に現れた事や世界政府側である事に加えて人数までも察知していた。
見聞色の覇気と言えばホールケーキアイランド編で遭遇した達人、シャーロット・カタクリが思い浮かぶ。ビッグマム海賊団のNo.2格で当時はルフィより明らかに格上であった。
鍛え上げた見聞色は数秒先の未来をも見通す。
バトル系の漫画ではかなりのチート能力だが戦いの中でルフィもカタクリに近いレベルまで昇華している。カタクリの専売特許かと思いきやルフィに続いて続々と判明している。
| 未来視習得キャラ |
| シャンクス |
| カイドウ |
| ギャバン |
現在までに5人。覇王色習得者よりも少ない。
更に鍛えていけばより先の未来を見通せるかもしれないが忘れてはいけないのは未来視は無効化出来てしまう事。この使い手がシャンクスだ。
猛者相手には見聞色による未来視も通用しないのが当たり前になってくるかもしれない。
そんな中で純粋に察知する範囲を広げたり、精度を高めてより正確な情報まで汲み取れる様にする発想は面白い。ルフィも今のところは自覚が無いがこれは『覇王色』を開花したばかりの頃と同じだろう。
海賊王の右腕レイリーと左腕ギャバンに覇気を教わる様なストーリーも面白いのではないか。
不死身攻略のヒントも見聞色にあったり?
そして更にイムが放った爆発的な覇気から全てを察する場面もあった。
必死になって説明するチョッパー。ギャバンが瀕死なので唯一陽界の状況を知るメンバーだ。
チョッパー
とにかく”上”が大変なんだよ
ルフィ、みんな
子供達を人質に取られて
たった数人の敵にみんな手も足も出せない
でっかい怪物も暴れ回って
しかしこれをルフィが遮って、もういいわかったと制した。
敵の力量やそれによってどの様な被害が起きているかも察している様に見えた。
ワンピース1154話 軍子はすでに死んでいる?
イムに精神を乗っ取られた軍子。もともと操られていたのかもしれないが正気を取り戻したのは一瞬だけであった。こうなってしまうと自身で抜け出すのは厳しい。
意外にも表情豊かで様々な顔を見せている軍子。
人格という観点では3パターンと考えられる。
①エルバフに召喚されてからブルックを見て記憶を取り戻すまで。
②ブルックを見て記憶を取り戻した時。
③イムに精神を乗っ取られてから。
元々の人格は②
幼少期時代にブルックの夢を聞かされたシーンがフラッシュバックした事で記憶を取り戻した。自身がブルックを傷つけ拘束した事を即座に理解して解放しようとする軍子。しかしながらここで強制的に軍子を支配したのがイムだった。
③以降の軍子はイムそのもの。ドリーブロギーはじめとする巨人族を蹂躙した技の数々もイムだから使いこなせた特殊なものだろう。
問題は登場初期の軍子①。
能力に関しては悪魔の実の能力『アロアロの実』が明言されていた。謎多き能力ではあるが超人系ならば妥当だろうか。性格に関しては高圧的で世界貴族そのものだ。この時点でコントロールされている可能性もある。
物語的には元の人格を取り戻すハッピーエンドが好ましいだろう。ブルックとの関係性を考えても彼の素状を紐解く上で重要なキャラとなり得る。
しかしながらエッグヘッド編で垣間見れた様に世界政府には非人道的な闇がある。ボニーやジニー、くまを取り巻いた人体実験や難病、手術など命をなんとも思わない様な要素ももはや驚かなくなった。
つまりは今後、軍子が本来の姿を取り戻す事が無い展開も十分にあり得る。
そもそも軍子には見た目に関する大きな謎がある。ブルックとの回想を考えると高齢にも関わらずその容姿は相当若い。『不老手術』という線もあるが既に肉体が死んでいて成長が止まっているという可能性もある。
いざイムの支配から解放したとて肉体は死んでおりブルックの声も届かないなんて悲しい展開もあり得るだろうか。
ワンピース1154話 最後の希望ヤルル
陽界はあっという間に世界政府の手に堕ちようとしている。主戦となるはずの巨兵海賊団のお頭2人が瞬殺され敵の手に他の戦士達も続々とイムの魔の手にかかってしまった。
更には先程退治したMMAよりも遥かに大きな怪物達。もうこの陽界でイムと渡り合える者はいない。
ヤルル
戦士に逃げろなんて言うもんじゃない
そんな中で最後の砦となっているのが世界最高齢を誇るヤルルだ。元は巨兵海賊団を率いていたとはいえ衰えは隠せない。希望の光と呼ぶにはあまりにも心許ない。
とはいえ己の身体と命と引き換えに一矢報いてくれるのではないかという期待感はある。ハラルド王亡きエルバフの代表者として最後に一花咲かしてほしい。
ワンピース1154話 実は逆オマージュ
多くのエピソードが描かれてきたワンピースだが以前のエピソードと状況が似ている様な『オマージュ』も良く囁かれている。今回はエルバフ単体ではなく連番単位でオマージュ説を紹介。
| 2年前のオマージュ |
| スリラーバーク→シャボンディ諸島 |
| エルバフ→エッグヘッド |
| 対となるエピソードが逆順になっている |
| スリラーバークがエルバフ |
| シャボンディ諸島がエッグヘッド |
| 勝敗も逆になる |
| スリラーバーク(勝)がエルバフ(負) |
| シャボンディ諸島(負)がエッグヘッド(勝) |
| 共通点 天竜人に手を出す |
| チャルロス聖を殴る |
| サターン聖を殴る |
| 共通点 強力なボスキャラの支配 |
| モリア(カゲカゲの実) |
| イム(?) |
| 共通点 くまのムーブが対 |
| くまが一味を飛ばす |
| くまがやって来る |
ワンピース1154話 フランキーの進化
サンジと並んで麦わらの一味の科学と言えばサイボーグ『フランキー』
最近では百獣海賊団の幹部であるクイーンとの血縁関係も浮上した。前エピソードでは未来島エッグヘッドという事でフランキーの強化イベントが期待されたが目立った動きは無く騒動に紛れてしまった。
2年間の修行期間でもベガパンクの故郷バルジモアを訪れて天才の研究成果にも触れている。
結局は大爆発させてしまったが1番縁があると言っても過言では無い。
少し期待外れだった中で面白い事に天才科学者ベガパンクがエルバフまで同行した。
そしてまるで導かれるかの様に辿り着いたのが3000年経過しているであろう科学研究施設。
ベガパンクはもちろんだかフランキーも興味津々。戦士達の島という事もあり現在の巨人族達に科学的知識は乏しい。やはり解決していくにはフランキーとベガパンクが重要になる。
大混乱のエルバフで一味から別行動しているフランキーが強化出来る様なイベントも来るかもしれない。
自身を改造してここまで強くなってきたフランキーだが天才の科学が加われば大幅な強化も期待出来る。
ワンピース1154話 ロキの狙い
囚われの王子。視力を奪われて海楼石でガチガチに固められている状態。本来ならば力も入らずここで心が折れてしまっても不思議ではない。
しかしながら屈する様子は無く自分を貫き通す態度はやはり大物感漂う。
一応はルフィに鍵の解放を頼んでいたが取引するまでもなくその気になればいつでも逃げ出せるのではないか?余裕にも似た強気な態度だ。
一貫したロキの言動ではあるが本当の狙いはどこにあるのだろうか?
・この怒りを食らっておれは世界を滅ぼしてやる
・おれは世界を終わらせる太陽の神ロキ
向けられた怒りはエルバフは愚か世界全体に対するものだ。このスケールはジョーカー(ドフラミンゴ)と共に世界へ戦いを仕掛けようとしたカイドウをも思わせる。
カイドウも圧倒的な個の力でのし上がったが最後は若き力に負けてしまった。
ロキに至ってはその実力を疑う余地はないが既に6年前にシャンクスに敗北している点は気になるところだ。捕えられていた期間に成長するかと言えば微妙だ。
シャンクスに負けたままの状態で海に出たところで勝ち目は薄くそれどころかルフィやティーチにも屈してしまうだろう。6年前に出会した際にも既に伝説の悪魔の実は食べていたであろうし伸び代は少ない。
太陽の神ニカに倣って世界を破壊して再生しようとする指針はわかるが実際のところどこまで強いのか?
ワンピース1154話 解放の戦士の出番
イムの能力を悪魔の実だと仮定した場合、これまでのエピソードを振り返ってみても類を見ないほど強力な能力だ。
自然系や超人系で到達し得ないほどの能力。ルフィが食べた幻獣種モデルニカの様なオリジナル性の高い能力ではないか?
屈強な巨人族の戦士達が最も簡単に操られて支配されてしまった。拘束力も強く操られている本人はもちろん例え他者でも解除は難しいだろう。
本来ならば能力者本人を叩くのが有効だろうが本人はエルバフにいないと来ている。マリージョアにいながら遠隔でここまで支配してしまうのは恐ろしい。きっと正攻法での攻略も難しいだろう。
そうなると期待出来るのはこの能力の対抗馬となりそうなルフィ(ニカ)ぐらいではないか。正直、イムだけでここまで出来るならば世界政府はあれほどニカの能力覚醒を危惧する必要は無かった。それでも恐れる存在になり得るならばニカなら何とか出来るのではと期待してしまう。
支配的なイムに対して、ルフィのニカは自由がモットー。あらゆる想像を体現する。
そしてもともとの触れ込みも『解放の戦士ニカ』
人々を苦悩から救った伝説の戦士ならばあるいは悪魔との契約をも破棄できるのかもしれない。
ニカ
覚麗はゴムの体に
更なる腕力と“自由”を与える
イム
一定の寿命と引き換えに不死の体と
常ならざる腕力を与える
非なる能力ではあるが腕力という点においては一致している。基本的な出力が上がる事は動物系の恩恵にも似ているだろうか。ルフィはこれで現実離れした空想を実現して見せた。イムも巨人族に力負けしないほどの闘いぶりであった。
ジャンプ巻末煽りでもそれらしきムードが
『ニカの力でイムをぶっ叩け』
これがイム本来の姿かは置いといてニカvsルフィの並びが本誌で見れる日も近いか。今や作品のラスボス候補のイムに届きそうなところまでやってきた。ルフィの力で白色にリバーシ