――(修繕委員の) 公募があって手を挙げるからには何か目的があるのでしょう。
「僕は大規模修繕工事とかに詳しいんで、自分のマンションで当然力になれることがあるんだったらっていうので手を挙げるのは、ふつうじゃないですか」
――ふつうかどうかは各自の判断。
「まぁ、僕はそう思ったんで、だからと言って、例えば業者さんを紹介したりとか、ここがこうですよとかって言ったこともないですし、これからも言うつもりはないです」
――なんで隠し立てしているように見えることをやったのか。
「なぜか言いましょうか。なんでかっていうと、必ず僕がこういう業者やってわかったら、意図ある人がこうやって排除しようとしにくるからです。だから僕も見てたんです。どうなっていくのかな。こう言ってました。メールがいろいろ回る前に。
同じ棟の人たちには、もう絶対こういうふうになっていきますよ。私が調べた結果こういうところがあってってと、お薦めしてくる人たちが絶対出てきます。僕のことを必ず一生懸命になって、やる(調べる)とかっちゅうのは、何かしらの意図がある人ですよって。言ってる通りになっていきました」
結局、この会合では社長の言い分に納得するような住民もおり、なにか結論が出たわけではなかった。以降も社長は、修繕委員と管理組合の理事に加わり、会合に参加している。