なぜO社社長が住戸を買ったのか、きちんと意図を説明してほしいと迫る委員に、社長はこう答えている。
「みなさん不安だと言う話ですが、逆に不安材料をつくっているのは誰なのか。僕も逆に不安になりました。私は、こういう工事の業界にいてるんですけども、不動産の購入もして、一室をきっちりリノベーションして販売していくこともやっているんで、取引銀行の担当者がもともと千葉の支店だった。
それで、関東方面に何か物件を購入しませんかという話があったときに(Nマンションの)物件を紹介されました。お金を出してくれるんだったら、じぁ、買いますよ、ということで購入しました。私が何か働きかけて(修繕委員会に)入ったのではなく、たまたま(修繕委員の)公募があったから、立候補させてもらった。経緯はちゃんと踏んでいる」
――(O社社長が、購入した住戸の所有者がO社であることを、管理組合にきちんと届け出ていなかったことについて)なんで正直に所有権の変更届でO社が所有者であると組合に届け出なかったんですか。
「いや正直言って別に嘘ついてるつもりもないんですよ。別に区分所有者は僕が使用しているんで、僕の名前を出しただけで、別に社名でやってもいいんですよ」
――ちゃんと身分を明らかにした上で活動してください。
「別に偽ってないです」