秋田県立大学 教員をアカデミックハラスメントで戒告処分

秋田県立大学を運営する公立大学法人秋田県立大学は、４０代の男性教員が学生に対してアカデミックハラスメントを行ったとして戒告の懲戒処分にしたと発表しました。

大学によりますと、４０代の男性教員が昨年度、指導する学生１人に対し、休学を強要する内容のＳＮＳを送信するなどしたことがアカデミックハラスメントにあたるとして３０日付けで戒告の懲戒処分にしたと明らかにしました。

昨年度、この学生から相談があり、調査を行っていたといいます。

また、この調査過程で別の学生に対するセクシャルハラスメントと疑われる行為も確認したとしています。

教員は大学側の調べにいずれの行為も認めていて、反省の態度を示しているとしています。

一方で、大学側は教員の所属などは明らかにしていません。

公立大学法人秋田県立大学の福田裕穂理事長は「ハラスメントのない快適な教育環境づくり、職場環境づくりに向け、今一度指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」などとコメントしています。