米政権、ハーバード大に公民権法違反通告 ユダヤ系学生対応巡り=報道

米政権、ハーバード大に公民権法違反通告 ユダヤ系学生対応巡り=報道
トランプ米大統領政権は、ハーバード大学に対し、ユダヤ系およびイスラエル系学生への対応を巡って同大学が連邦公民権法に違反していることが調査で判明したと通告した。4月撮影(2025年 ロイター/Faith Ninivaggi)
[30日 ロイター] - トランプ米大統領政権は、ハーバード大学に対し、ユダヤ系およびイスラエル系学生への対応を巡って同大学が連邦公民権法に違反していることが調査で判明したと通告した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が30日、報じた。
WSJは同大のアラン・ガーバー学長宛てに送られた30日付書簡を引用し、「適切な改善策を直ちに実施しなければ、連邦政府からの全ての財政支援が失われ、ハーバード大学と連邦政府との関係に継続的な影響を与えることになる」 と報じた。
ロイターは同報道をすぐには確認できなかった。
トランプ氏は、ハーバード大学などの米名門大学が左派の「ウォーク(社会正義に目覚めた)」思想にとらわれ、反ユダヤ主義の温床となっているなどと主張。大学に変革を迫っているとしている。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab