「米価格ただ下げているだけでは“破壊者”」小泉農水相の改革に青山和弘氏が指摘 小泉氏は“米増産・JA改革”についても生番組で言及
小泉農産相が、6月30日放送の関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演し、5週連続で下がった米の価格について、「政策の効果が発揮されている」と話した。 小泉進次郎農水相:5週連続下げのトレンドが実現できていることはありがたく、政策効果が発揮できているし、結果が出ていると思っています。 関西テレビの番組に出演した小泉農水相は、米のスーパーでの平均価格が3801円(5キロあたり・税込み)となり、統計を取り始めて以降、初めて5週連続で下落したと明らかにした。 小泉進次郎農水相:高止まりをする傾向にもう1回戻らないか。こういったところは、注意深く見なければいけないと思っています。
■価格低下で生活を心配する米農家の声に「作りたいという思いが反映できる方向で増産も検討」
一方、米の価格が下がることで農家の生活を心配する声について、小泉農水相は、「今までみたいに『できる限り作らないでください』ではなく、作りたいという方の思いが反映できるような方向で、増産も含め検討しているところです」と話し、増産も含めて検討する考えを示した。 またJAについては、「私が潰そうとしていることはない。付加価値が付く市場を開拓して、手取りを上げられれば、農家から必要とされるだろう」と、今後果たす役割に期待感を示した。
■「米価格をただ下げているだけでは“破壊者”になってしまう」青山氏が目標設定
小泉農水相と同じく「とれたてっ!」に出演した、ジャーナリストの青山和弘氏は、米価格を下げる改革の「ゴールについて考えなければいけない段階」ではないかと述べた。 青山和弘氏:お米の価格が5週連続で下がったという成果を強調していましたけれども、もうすでに400円以上下がったわけです。あと『どこまで下げるのかという目標』についても聞いたのですが、これについて、はっきり答えなかった。 青山和弘氏:“お米の値段下げる改革”、これも実績としてはいいのですが、ただ下げているだけでは、“破壊者”になってしまう可能性があるわけです。改革というのは、どこかで出口、ゴールを定めなきゃいけないんです。このゴールについて、そろそろ考えなければいけない段階なんじゃないか。 青山和弘氏:そのあたりは小泉さんはっきりしませんでしたが、どこかで備蓄米を買い戻していく、つまり今までのやり方を逆回転させていく可能性もあるということも強調されていて、そういうことも視野に入ってくる時期になったのかなというふうに感じました。 (関西テレビ「newsランナー」 2025年6月30日放送)
関西テレビ
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